JP3107998B2 - 熱転写出力画像用被覆フィルム - Google Patents

熱転写出力画像用被覆フィルム

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JP3107998B2 JP07258813A JP25881395A JP3107998B2 JP 3107998 B2 JP3107998 B2 JP 3107998B2 JP 07258813 A JP07258813 A JP 07258813A JP 25881395 A JP25881395 A JP 25881395A JP 3107998 B2 JP3107998 B2 JP 3107998B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇華型熱転写方式
のプリンタ(サーマルプリンタ)に用いられる熱転写基
材のプリンター出力画像面に耐候性、耐磨耗性、耐汚染
性のために溶融接着する熱転写出力画像用被覆フィルム
に関する。
【0002】
【従来の技術】熱転写方式のプリンタ(サーマルプリン
タ)においては、図2に示したように、基紙又は基紙フ
ィルム22の表面に塗設されたパラフィン系ワックスから
なる出力画像を形成する出力画像形成層24が設けられた
熱転写紙又は熱転写フィルム20(以下、これらを総称し
て「熱転写基材」と言う)の出力画像形成層24側表面
に、インク、染料などの色剤を含有した熱転写用リボン
又は熱転写シートに発熱体であるサーマルヘッドを介し
て熱を加えて、出力画像を転写するようになっている。
すなわち、この熱転写方式には、溶融型と昇華型とに分
けられ、発熱体であるサーマルヘッドへ印加した電圧に
よって加熱され、熱転写用リボン又は熱転写シートのサ
ーマルヘッドに接触した部分のインクが相変化して、そ
の部分のインクが記録紙である熱転写基材20の出力画像
形成層24に転写され出力画像が形成されるようになって
いる。
【0003】ところで、この出力画像のインクは、通
常、昇華染料を分散したインクを塗布したインクシート
などが用いられており、耐候性に劣るものが多く、耐磨
耗性、耐汚染性にも弱いものであるので、従来より出力
画像形成層24側表面に、ポリエステル(PET)、二軸延伸
ポリプロピレン(OPP)などの被覆フィルム30をエチレン
−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−エチルアクリ
レート共重合体(EEA)、エチレン−アクリル酸共重合体
(EAA)などのホットメルト系の接着剤層32を介して、ラ
ミネート機を用いて熱溶着してラミネートしたり、ヒー
トシールすることが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
被覆フィルム30では、そのホットメルト系の接着剤層32
が、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−
エチルアクリレート共重合体(EEA)、エチレン−アクリ
ル酸共重合体(EAA)などの樹脂を用いており、通常その
ラミネート温度が約120℃と高温であるために、ラミネ
ートの際にパラフィン系ワックスからなる出力画像形成
層24が部分的に溶融して、転写されたインキが滲んだ
り、インキが基紙又は基紙フィルム22内に浸透すること
があるため、出力画像が鮮明でなくなってしまうことが
あり、重要な情報である場合には読み取り不可能となっ
て好ましくなかった。
【0005】また、ホットメルト系の接着剤層32には、
出力画像形成層24との接着力を強化するために、クマロ
ン樹脂、テルペン樹脂やロジンなどの接着付与剤を添加
することが行われているために、前述したようなラミネ
ート温度が高温であれば、この接着付与剤にインキが拡
散していき、画像が不鮮明となる一因ともなっていた。
【0006】本発明は、このような実状を考慮して、熱
転写基材の出力画像形成層表面に出力画像を転写した後
に、耐候性、耐磨耗性、耐汚染性の被覆フィルムをラミ
ネートする場合に、出力画像形成層表面の画像、すなわ
ち、インキが滲むことなく、出力画像が鮮明で重要な情
報が常に読み取り可能である熱転写出力画像用被覆フィ
ルムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述したよう
な従来技術における課題及び目的を達成するためになさ
れたものであって、その構成要旨とするところは、下記
の(1)〜(3)である。
【0008】(1)熱転写基材のプリンター出力画像面
に被覆するための熱転写出力画像用被覆フィルムであっ
て、被覆フィルム本体と、被覆フィルム本体の下面に形
成した熱転写基材のプリンター出力画像面側に熱溶融接
着するポリエステル系のホットメルト接着剤層とから構
成し、前記ポリエステル系のホットメルト接着剤が、1
00℃以下の低温接着性を有し、インキ浸透性のないも
のであることを特徴とする熱転写出力画像用被覆フィル
ム。
【0009】
【0010】(2)前記ポリエステル系のホットメルト
接着剤層の厚さが、2μm〜4μmであることを特徴と
する前述の(1)に記載の熱転写出力画像用被覆フィル
ム。
【0011】(3)前記ポリエステル系のホットメルト
接着剤層の溶着温度が60℃〜100℃であることを特
徴と前述の(1)又は(2)に記載の熱転写出力画像用
被覆フィルム。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、熱転写基材のプリンタ
ー出力画像面に被覆するための熱転写出力画像用被覆フ
ィルムであって、耐候性、耐磨耗性、耐汚染性に優れた
ポリエステル(PET)、二軸延伸ポリプロピレン(OPP)など
被覆フィルム本体と、被覆フィルム本体の下面に形成し
た熱転写基材のプリンター出力画像面側に溶融接着する
溶融温度が90℃以下、好ましくは60℃〜100℃であるポ
リエステル系のホットメルト接着剤層とから構成したも
のである。なお、被覆フィルム本体としては、前述した
ような通常品であるポリエステル(PET)、二軸延伸ポリ
プロピレン(OPP)の他に、高度な耐候性が要求される場
合には、アクリル系フィルム、又は紫外線吸収剤を練り
込んだPETフィルム、紫外線吸収剤でコートしたPETフィ
ルム、OPPフィルム等が使用可能である。また、耐候性
向上のためには、ホットメルト接着剤中に紫外線吸収剤
を添加しても良い。
【0013】そして、ラミネート機を用いて熱溶着して
ラミネートしたり、ヒートシールすることによって、熱
転写基材の出力画像形成層側表面に、被覆フィルムをポ
リエステル系のホットメルト接着剤層を介して、90℃以
下、好ましくは60℃〜100℃の温度でラミネート被覆す
るものである。
【0014】従って、比較的低温でラミネートができる
ため、ラミネートの際にパラフィン系ワックスからなる
熱転写基材の出力画像形成層が部分的に溶融して、転写
されたインキが滲んだり、インキが熱転写基材の基紙又
は基紙フィルム内に浸透することがないので、熱転写基
材の出力画像形成層表面に出力画像を転写した後に、出
力画像形成層表面の画像、すなわち、インキが滲むこと
なく、出力画像が鮮明で重要な情報が常に読み取り可能
であり、かつ耐候性、耐磨耗性、耐汚染性に優れた熱転
写出力画像用被覆フィルムが提供できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいてより
詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の熱転写出力画像用被覆フ
ィルムを熱転写基材にラミネートした状態を示す部分拡
大断面図である。
【0017】図において、1は本発明の熱転写出力画像
用被覆フィルムを示しており、被覆フィルム1は、耐候
性、耐磨耗性、耐汚染性に優れた被覆フィルム本体2
と、その下面に形成されたポリエステル系のホットメル
ト接着剤層3とから構成されるものである。そして、基
紙又は基紙フィルム4の表面に塗設されたパラフィン系
ワックスからなる出力画像形成層5にインキが転写され
出力画像が形成された熱転写基材6の出力画像形成層5
側に、被覆フィルム1のホットメルト系の接着剤層3側
を添接した後に、ラミネート機を用いて熱溶着してラミ
ネートしたり、ヒートシールすることによって、熱転写
基材6の出力画像形成層5側表面に、被覆フィルム1を
ラミネート被覆するように構成されている。
【0018】この場合、被覆フィルム1の被覆フィルム
本体2は、耐候性、耐磨耗性、耐汚染性に優れたもので
あればよく、例えば、ポリエステル(PET)、二軸延伸ポ
リプロピレン(OPP)などが使用可能であり、その厚さ
は、ラミネート時の作業性等を考慮すれば、ポリエステ
ル(PET)が12〜100μm、二軸延伸ポリプロピレン(OPP)が
20〜100μmの範囲であるのが好ましい。
【0019】また、被覆フィルム本体2の下面に形成さ
れたホットメルト系の接着剤層3は、転写紙の出力画像
形成層5に転写されたインキが滲んだり、インキが転写
紙の基紙又は基紙フィルム内に浸透することがないよう
に、その溶着温度が、従来より低温の90℃以下、好まし
くは、60〜90℃とするのが好適である。これは、溶着温
度が、100℃以上であれば、熱転写基材6のパラフィン
系ワックスからなる出力画像形成層5が部分的に溶融し
て、転写されたインキが滲むから出力画像が不鮮明とな
り、低温接着性の悪い接着剤は、熱転写基材6の出力画
像形成層5との接着強度が弱くなり剥離してしまうおそ
れがあるからである。このようなホットメルト系の接着
剤層3としては、低温で強度(接着)の大きいホットメ
ルト接着剤が望ましい。このようなホットメルト接着剤
としては、例えば、ソルベント、エマルジョンタイプの
アクリル系、ウレタン系、ポリアミド系、ポリエステル
系のものが使用可能であるが、樹脂の軟化点、低温接着
性、塗布量が少なくて接着強度の大きいものなどの条件
を考慮すれば、高分子量の線状飽和共重合ポリエステル
樹脂である「アロンメルトPES300シリーズ」(商
品名)東亜合成化学社製が好適である。さらに、被覆フ
ィルム本体2の下面にホットメルト系の接着剤層3を形
成する方法としては、ソルベントタイプ(溶液)でポリ
エステルフィルムにグラビアコート、リバースコート、
バーコート等のコータで塗工し、乾燥すればよい。
【0020】実施例1 塗工液(A)(「アロンメルトPES390」東亜合成化学社製1
0kg、トルエン2.4kg、メチルエチルケトン0.6kgの配
合、固形分22%、粘度ザンカップNo.4、 17〜18秒に調
整)13kg、塗工液(B)(「アロンメルトPES360」東亜合
成化学社製10kg、トルエン2.4kg、メチルエチルケトン
0.6kgの配合、固形分22%、粘度ザンカップNo.4、 17〜1
8秒に調整)13kgを準備した。これらの塗工液を、片面
にコロナ放電処理を行ったポリエステルフィルム(「品
番5100」東洋紡績株式会社製)(フィルム厚さ、12μ
m、16μm、38μm、75μm)にそれぞれ、グラビアロール
コーター(格子型グラビアロール、140メッシュ、深さ7
0μm)を用いて、溶液(wet)13g/m2、固形分(dry)2.8〜
3.0g/m2の塗布量、加工温度70〜80℃(4ゾーン)、加
工速度80m/分でコロナ放電処理面に塗布して本発明品
A,Bを得た。
【0021】実施例2 塗工液(C)(「アロンメルトPES390」東亜合成化学社製7
kg、「アロンメルトPES360」東亜合成化学社製3kg、ト
ルエン2.4kg、メチルエチルケトン 0.6kgの配合、固形
分22%、粘度ザンカップNo.4、 17〜18秒に調整)13k
g、塗工液(D)(「アロンメルトPES360」東亜合成化学社
製5kg、「アロンメルトPES360」東亜合成化学社製3kg、
トルエン2.4kg、メチルエチルケトン 0.6kgの配合、固
形分22%、粘度ザンカップNo.4、 17〜18秒に調整)13kg
を準備した。これらの塗工液を、実施例1と同様にし
て、コロナ放電処理をしたポリエステルフィルムのコロ
ナ放電処理面に塗布して本発明品C,Dを得た。
【0022】品質試験1 上記実施例1と実施例2の被覆フィルムを実際に熱転写
基材にラミネートした場合について、軟化温度、接着
性、作業性、出力画像の滲みについて品質試験を実施し
た。その結果を下記の表1に示した。なお、「熱転写
(昇華型)プリンター2200型」日本ビクター(株)を用
いて画像を出力し、熱前処理135℃、ラミネートロール
温度85℃、ラミネートスピード1m/分、ニップ圧力(偏
心カムによるスプリング方式)自動一定でラミネートし
た。
【0023】
【表1】
【0024】コート樹脂である「アロンメルトPES30」
シリーズ(東亜合成化学社製)は、品番が多く、樹脂の
軟化点及びMI(メルトインデックス)により、PES-360
(軟化点150℃、MI35(190℃-g/分))とPES-390(軟化
点130℃、MI60(190℃-g/分))とを選定し、低温度によ
る接着強度と耐ブロッキング性に重点をおき、2種類の
ブレンド比によって品質向上を図った。また、通常グラ
ビアコーティングにおいては、コート直後にスムージン
グロールによりグラビアメッシュパターンを消して平滑
面にしているが、反対にグラビアメッシュパターンをそ
のままにして、コート面を粗面(マット状)にして耐ブ
ロッキング性を向上させた。全体的な評価として本発明
品Dタイプが最良であった。
【0025】比較例1 片面にコロナ放電処理を行ったポリエステルフィルム
(「品番5100」東洋紡績株式会社製)(フィルム厚さ、
38μm)に、EVA樹脂(「EVA、UE633」東ソー(株)、MF
R=20.0、比重0.939)にホットメルト型接着剤樹脂
(「ヒロダイン7540」、ヒロダイン工業(株))を7:
3の割合でブレンドしたもの30μmを押し出しラミネー
ト法により押し出しラミネートして従来品Eを得た。
【0026】本発明品Dと従来品Eの被覆フィルムを実
際に熱転写基材にラミネートした場合について、軟化温
度、接着性、作業性、出力画像の滲みについて品質試験
を実施した。その結果を下記の表2に示した。なお、
「熱転写(昇華型)プリンター2200型」日本ビクター
(株)を用いて画像を出力し、熱前処理150℃、ラミネ
ートロール温度90℃、ラミネートスピード1m/分、ニッ
プ圧力(偏心カムによるスプリング方式)自動一定でラ
ミネートした。
【0027】
【表2】
【0028】この結果、本発明品Dは、全ての品質にお
いて高水準であるのに対して、押し出しラミネーション
した従来品Dでは、ラミネート後、数時間の経時で画像
中の字体部分に滲みが発生した。また、接着強度(試験
片15mm巾×200mm、180°剥離、剥離スピード300mm
/分)で、従来品Dは80〜130g/15mmの接着強度で軽く
剥がれ、完全接着するには、120〜140℃程度のラミネー
トロール温度が必要であった。従って、同一ラミネート
温度条件では、従来品Dの品質は良くなく、特に滲みに
ついては使用上大きな問題である。
【0029】
【発明の効果】本発明の熱転写出力画像用被覆フィルム
は、耐候性、耐磨耗性、耐汚染性に優れた被覆フィルム
本体と、被覆フィルム本体の下面に形成した熱転写基材
のプリンター出力画像面側に溶融接着する溶融温度が90
℃以下、好ましくは60℃〜100℃であるポリエステル系
のホットメルト接着剤層とから構成して、熱転写基材の
インキが転写された出力画像形成層側に、被覆フィルム
のホットメルト系の接着剤層側を添接した後に、ラミネ
ート機を用いて熱溶着してラミネートしたり、ヒートシ
ールすることによって、熱転写基材の出力画像形成層側
表面に、被覆フィルムをラミネート被覆するように構成
されているので、比較的低温でラミネートができるた
め、ラミネートの際にパラフィン系ワックスからなる熱
転写基材の出力画像形成層が部分的に溶融して、転写さ
れたインキが滲んだり、インキが熱転写基材の基紙又は
基紙フィルム内に浸透することがないので、熱転写基材
の出力画像形成層表面に出力画像を転写した後に、出力
画像形成層表面の画像、すなわち、インキが滲むことな
く、出力画像が鮮明で重要な情報が常に読み取り可能で
あり、かつ耐候性、耐磨耗性、耐汚染性に優れた熱転写
出力画像用被覆フィルムが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の熱転写出力画像用被覆フィル
ムを熱転写基材にラミネートした状態を示す部分拡大断
面図である。
【図2】図2は、従来の熱転写出力画像用被覆フィルム
を熱転写基材にラミネートした状態を示す部分拡大断面
図である。
【符号の説明】
1・・・熱転写出力画像用被覆フィルム 2・・・被覆フィルム本体 3・・・ポリエステル系ホットメルト接着剤層 4・・・基紙(基紙フィルム) 5・・・出力画像形成層 6・・・熱転写基材 20・・・熱転写基材 22・・・基紙(基紙フィルム) 24・・・出力画像形成層 30・・・被覆フィルム 32・・・ホットメルト系の接着剤層
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 7/00 B32B 27/00 B41M 5/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱転写基材のプリンター出力画像面に被
    覆するための熱転写出力画像用被覆フィルムであって、 被覆フィルム本体と、被覆フィルム本体の下面に形成し
    た熱転写基材のプリンター出力画像面側に熱溶融接着す
    るポリエステル系のホットメルト接着剤層とから構成
    し、前記ポリエステル系のホットメルト接着剤が、100℃
    以下の低温接着性を有し、インキ浸透性のないものであ
    ことを特徴とする熱転写出力画像用被覆フィルム。
  2. 【請求項2】 前記ポリエステル系のホットメルト接着
    剤層の厚さが、2μm〜4μmであることを特徴とする
    請求項1に記載の熱転写出力画像用被覆フィルム。
  3. 【請求項3】 前記ポリエステル系のホットメルト接着
    剤層の溶着温度が60℃〜100℃であることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の熱転写出力画像用被覆フィ
    ルム。
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