JP3107834B2 - 1−アリール−4−オキソピロロ[3,2−c]キノリン誘導体の製造方法 - Google Patents
1−アリール−4−オキソピロロ[3,2−c]キノリン誘導体の製造方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は1−アリール−4−オキソピロロ[3,2−
c]キノリン誘導体の製造方法に関するものとして、更
に詳しくは次の構造式(II)で表示される4−オキソフ
ロ[3,2−c]キノリン化合物を出発物質として用いて
次の構造式(III)で表示されるアニリン化合物と一段
階で反応させてなった次の構造式(I)で表示される1
−アリール−4−オキソピロロ[3,2−c]キノリン誘
導体の製造方法に関するものである。
c]キノリン誘導体の製造方法に関するものとして、更
に詳しくは次の構造式(II)で表示される4−オキソフ
ロ[3,2−c]キノリン化合物を出発物質として用いて
次の構造式(III)で表示されるアニリン化合物と一段
階で反応させてなった次の構造式(I)で表示される1
−アリール−4−オキソピロロ[3,2−c]キノリン誘
導体の製造方法に関するものである。
上記式で、R1とR2は互いに同一または異なるものとし
て、それぞれ水素、C1〜C4の低級アルキル基、C1〜C4の
低級アルコキシ基、C1〜C4の低級アルキルチオ基、C1〜
C4の低級ハロゲンアルコキシ基、トリフルオルメチル
基、C1〜C4のヒドロキシアルコキシ基、ハロゲンまたは
ヒドロキシ基であり、 R3とR4は互いに同一または異なるものとして、それぞ
れ水素、C1〜C4の低級アルキル基、C1〜C4の低級アルコ
キシ基、C1〜C4の低級アルキルチオ基、C1〜C4の低級ハ
ロアルキル基、トリフルオルメチル基、ヒドロキシ基、
アミノ基、またはハロゲンである。
て、それぞれ水素、C1〜C4の低級アルキル基、C1〜C4の
低級アルコキシ基、C1〜C4の低級アルキルチオ基、C1〜
C4の低級ハロゲンアルコキシ基、トリフルオルメチル
基、C1〜C4のヒドロキシアルコキシ基、ハロゲンまたは
ヒドロキシ基であり、 R3とR4は互いに同一または異なるものとして、それぞ
れ水素、C1〜C4の低級アルキル基、C1〜C4の低級アルコ
キシ基、C1〜C4の低級アルキルチオ基、C1〜C4の低級ハ
ロアルキル基、トリフルオルメチル基、ヒドロキシ基、
アミノ基、またはハロゲンである。
本発明の製造方法により得られる1−アリール−4−
オキソピロロ[3,2−c]キノリン誘導体は次の構造式
(IV)の化合物を生産する中間体として用いられるし、
構造式(IV)の化合物は哺乳動物の胃酸分泌の抑制能力
を保有しているので、現在可逆的胃酸分泌の抑制剤とし
て開発されている。[ヨーロッパ特許出願第90−31339
8.1号;ヨーロッパ特許出願第88−306583.1号;J.Med.Ch
em.、1990、33、527;J.Med.Chem.、1992、35、1845]。
オキソピロロ[3,2−c]キノリン誘導体は次の構造式
(IV)の化合物を生産する中間体として用いられるし、
構造式(IV)の化合物は哺乳動物の胃酸分泌の抑制能力
を保有しているので、現在可逆的胃酸分泌の抑制剤とし
て開発されている。[ヨーロッパ特許出願第90−31339
8.1号;ヨーロッパ特許出願第88−306583.1号;J.Med.Ch
em.、1990、33、527;J.Med.Chem.、1992、35、1845]。
本発明は胃酸分泌抑制剤として有用な上記構造式(I
V)の化合物を製造することができる中間体である上記
構造式(I)の化合物の製造方法を提供する。
V)の化合物を製造することができる中間体である上記
構造式(I)の化合物の製造方法を提供する。
また、本発明は4−オキソフロ[3,2−c]キノリン
化合物を出発物質で用いてアニリン化合物と一段階で反
応させ製造した1−アニル−4−オキソピロロ[3,2−
c]キノリン誘導体を用いて構造式(IV)で表示される
化合物を製造する方法を提供する。
化合物を出発物質で用いてアニリン化合物と一段階で反
応させ製造した1−アニル−4−オキソピロロ[3,2−
c]キノリン誘導体を用いて構造式(IV)で表示される
化合物を製造する方法を提供する。
従来技術 ヨーロッパ特許出願第88−306583.1号及び論文[J.Me
d.Chem.、1992、35、1845]には上記構造式(I)で表
示される1−アリール−4−オキソピロロ[3,2−c]
キノリン誘導体の一般的な製造方法を開示しているとこ
ろ、これを簡略に要約すると次の通りである。
d.Chem.、1992、35、1845]には上記構造式(I)で表
示される1−アリール−4−オキソピロロ[3,2−c]
キノリン誘導体の一般的な製造方法を開示しているとこ
ろ、これを簡略に要約すると次の通りである。
上記の反応は出発物質であるアニリンより上記構造式
(V)の化合物を経て上記構造式(I)で表示される1
−アリール−4−オキソピロロ[3,2−c]キノリン誘
導体を合成する方法として、構造式(I)の化合物の合
成時の収率が低く、副産物として上記構造式(VI)の化
合物が多量生成されるという短所を有しているし、かつ
構造的にキノリンの6番位置の置換基(R1)と1番位置
のアリール基が置換基(R1)が同一な誘導体のみ合成す
ることができ、その他の異なる置換基を有する誘導体は
合成することができないという根本的な問題点を有して
いる。
(V)の化合物を経て上記構造式(I)で表示される1
−アリール−4−オキソピロロ[3,2−c]キノリン誘
導体を合成する方法として、構造式(I)の化合物の合
成時の収率が低く、副産物として上記構造式(VI)の化
合物が多量生成されるという短所を有しているし、かつ
構造的にキノリンの6番位置の置換基(R1)と1番位置
のアリール基が置換基(R1)が同一な誘導体のみ合成す
ることができ、その他の異なる置換基を有する誘導体は
合成することができないという根本的な問題点を有して
いる。
一方、R1、R2、R3、及びR4置換基を有する上記構造式
(I)の化合物を合成するための製造方法は論文[J.Me
d.Chem.、1992、35、1845]で提示されており、これを
簡単に要約すると次の通りである。
(I)の化合物を合成するための製造方法は論文[J.Me
d.Chem.、1992、35、1845]で提示されており、これを
簡単に要約すると次の通りである。
上記製造方法は構造式(II)で表示される4−オキソ
フロ[3,2−c]キノリン化合物をPOCl3を用いて塩素化
させた後、ヒドロキシ化反応を進行させ構造式(VII)
の化合物を得た後、該化合物を色々のアニリンと反応さ
せR1、R2、R3、及びR4置換基を有する上記構造式(I)
で表示される1−アリール−4−オキソピロロ[3,2−
c]キノリン化合物を得る。該製造方法では反応試薬と
して極めて有毒なPOCl3を多量使用しなければならない
し、各反応段階の収率が50−70%と比較的低く、かつ上
記構造式(II)の化合物から三段階の長い反応段階を経
るため構造式(I)の化合物が約20%の低い収率で生成
される問題点を有している。
フロ[3,2−c]キノリン化合物をPOCl3を用いて塩素化
させた後、ヒドロキシ化反応を進行させ構造式(VII)
の化合物を得た後、該化合物を色々のアニリンと反応さ
せR1、R2、R3、及びR4置換基を有する上記構造式(I)
で表示される1−アリール−4−オキソピロロ[3,2−
c]キノリン化合物を得る。該製造方法では反応試薬と
して極めて有毒なPOCl3を多量使用しなければならない
し、各反応段階の収率が50−70%と比較的低く、かつ上
記構造式(II)の化合物から三段階の長い反応段階を経
るため構造式(I)の化合物が約20%の低い収率で生成
される問題点を有している。
本発明の発明者等は上記従来の製造方法上の問題点を
解決するために、よりたやすく安全な工程により多様な
形態の置換基が導入された生物学的な活性が大きい上記
構造式(IV)の化合物を製造する方法を研究した結果、
出発物質として上記構造式(II)で表示される4−オキ
ソフロ[3,2−c]キノリンを用い、反応物質として多
様なアニリンを用いて一段階で反応させることで、上記
構造式(I)の1−アリール−4−オキソピロロ[3,2
−c]キノリン誘導体を高収率でたやすく安全に製造
し、このような合成方法で製造された1−アリール−4
−オキソピロロ[3,2−c]キノリン誘導体を用いて構
造式(IV)で表示されるキノリン化合物を高収率で合成
する方法を完成した。
解決するために、よりたやすく安全な工程により多様な
形態の置換基が導入された生物学的な活性が大きい上記
構造式(IV)の化合物を製造する方法を研究した結果、
出発物質として上記構造式(II)で表示される4−オキ
ソフロ[3,2−c]キノリンを用い、反応物質として多
様なアニリンを用いて一段階で反応させることで、上記
構造式(I)の1−アリール−4−オキソピロロ[3,2
−c]キノリン誘導体を高収率でたやすく安全に製造
し、このような合成方法で製造された1−アリール−4
−オキソピロロ[3,2−c]キノリン誘導体を用いて構
造式(IV)で表示されるキノリン化合物を高収率で合成
する方法を完成した。
発明の概略 本発明の目的は上記構造式(II)で表示される4−オ
キソフロ[3,2−c]キノリン化合物を出発物質として
用いて上記構造式(III)のアニリン化合物と一段階で
反応させることからなる構造式(I)の1−アリール−
4−オキソピロロ[3,2−c]キノリン誘導体の製造方
法を提供するものである。
キソフロ[3,2−c]キノリン化合物を出発物質として
用いて上記構造式(III)のアニリン化合物と一段階で
反応させることからなる構造式(I)の1−アリール−
4−オキソピロロ[3,2−c]キノリン誘導体の製造方
法を提供するものである。
また、本発明の目的は上記方法で製造された1−アリ
ール−4−オキソピロロ[3,2−c]キノリン誘導体を
用いて構造式(IV)で表示されるキノリン化合物を高収
率で合成する製造方法を提供するものである。
ール−4−オキソピロロ[3,2−c]キノリン誘導体を
用いて構造式(IV)で表示されるキノリン化合物を高収
率で合成する製造方法を提供するものである。
発明の詳細な説明 以下、本発明を詳細に説明すると次の通りである。
本発明は生物学的活性が大きい構造式(IV)化合物の
中間体として有用な構造式(I)で表示される1−アリ
ール−4−オキソピロロ[3,2−c]キノリン誘導体の
製造方法に関するものとして、出発物質として構造式
(II)の4−オキソフロ[3,2−c]キノリン化合物を
用い、構造式(III)のアニリン化合物と一段階で反応
させ1−アリール−4−オキソピロロ[3,2−c]キノ
リン誘導体を製造するのを特徴とする。本発明の製造方
法によると、置換基R1、R2、R3、及びR4が多様に導入さ
れる構造式(I)の1−アリール−4−オキソピロロ
[3,2−c]キノリン化合物を高収率(70%以上)で得
ることができる。
中間体として有用な構造式(I)で表示される1−アリ
ール−4−オキソピロロ[3,2−c]キノリン誘導体の
製造方法に関するものとして、出発物質として構造式
(II)の4−オキソフロ[3,2−c]キノリン化合物を
用い、構造式(III)のアニリン化合物と一段階で反応
させ1−アリール−4−オキソピロロ[3,2−c]キノ
リン誘導体を製造するのを特徴とする。本発明の製造方
法によると、置換基R1、R2、R3、及びR4が多様に導入さ
れる構造式(I)の1−アリール−4−オキソピロロ
[3,2−c]キノリン化合物を高収率(70%以上)で得
ることができる。
本発明の製造方法を簡略に示すと次の通りである。
上記式で、R1、R2、R3、及びR4はそれぞれ上記に定義
した通りである。
した通りである。
本発明の製造方法で出発物質として用いられた上記構
造式(II)の置換された4−オキソフロ[3,2−c]キ
ノリン化合物は置換されたアニリンからよく知られてい
る公知の方法により合成することができる。[1.J.Che
m.、Soc.、1955、4284;2.J.Med.Chem.、1992、35、184
5]。
造式(II)の置換された4−オキソフロ[3,2−c]キ
ノリン化合物は置換されたアニリンからよく知られてい
る公知の方法により合成することができる。[1.J.Che
m.、Soc.、1955、4284;2.J.Med.Chem.、1992、35、184
5]。
本発明の製造方法で用いられた溶媒はジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシド、ジフェニルエーテル、
キシレンなどの一般溶媒が挙げられるし、またブチルア
ルコール、フェノール、エチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレン
グリコールまたはエチレングリコールモノメチルエーテ
ルなどのアルコール性溶媒が用いられうる。好ましい溶
媒は沸騰点が150−280℃であるアルコール性溶媒、即ち
フェノール、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ルまたはポリエチレングリコールである。
アミド、ジメチルスルホキシド、ジフェニルエーテル、
キシレンなどの一般溶媒が挙げられるし、またブチルア
ルコール、フェノール、エチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレン
グリコールまたはエチレングリコールモノメチルエーテ
ルなどのアルコール性溶媒が用いられうる。好ましい溶
媒は沸騰点が150−280℃であるアルコール性溶媒、即ち
フェノール、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ルまたはポリエチレングリコールである。
本発明の製造方法は窒素雰囲気下で遂行するのが好ま
しい。
しい。
なお、本発明の製造方法は大気圧下で反応させた場
合、副産物として酸化された形態の化合物が生成される
ことがあるので、加圧下で反応させるのが好ましい。加
圧下で反応させると副産物も少なく発生するばかりでな
く反応も促進される。
合、副産物として酸化された形態の化合物が生成される
ことがあるので、加圧下で反応させるのが好ましい。加
圧下で反応させると副産物も少なく発生するばかりでな
く反応も促進される。
反応触媒としてp−トルエンスルホン酸及びp−トル
エンスルホン酸ピリジン塩(PPTS)などが用いられう
る。
エンスルホン酸ピリジン塩(PPTS)などが用いられう
る。
本発明の製造方法では、反応温度は70−300℃、より
好ましくは150−280℃であり、反応時間は7−20時間が
好ましい。
好ましくは150−280℃であり、反応時間は7−20時間が
好ましい。
本発明の製造方法では、上記構造式(III)のアニリ
ンは上記構造式(II)の4−オキソピロロ[3,2−c]
キノリン化合物に対して1−3当量使用するのが効果的
である。
ンは上記構造式(II)の4−オキソピロロ[3,2−c]
キノリン化合物に対して1−3当量使用するのが効果的
である。
このように本発明の製造方法に従い合成できる上記構
造式(I)の1−アリール−4−オキソピロロ[3,2−
c]キノリン誘導体の代表的な例を挙げると次の表1の
通りである。
造式(I)の1−アリール−4−オキソピロロ[3,2−
c]キノリン誘導体の代表的な例を挙げると次の表1の
通りである。
上記した合成方法により製造された上記構造式(I)
で表示される1−アリール−4−オキソピロロ[3,2−
c]キノリン誘導体は、次の通りの公知の合成経路に従
い(J.Med.Chem.、1992、35、1845)、現在可逆的胃酸
分泌抑制剤として開発中である構造(IV)の化合物を合
成するときに有用に用いられる。
で表示される1−アリール−4−オキソピロロ[3,2−
c]キノリン誘導体は、次の通りの公知の合成経路に従
い(J.Med.Chem.、1992、35、1845)、現在可逆的胃酸
分泌抑制剤として開発中である構造(IV)の化合物を合
成するときに有用に用いられる。
そのひとつの合成経路を下記の反応式に基いて説明す
れば、反応溶媒内で構造式(II)で表示される4−オキ
ソフロ[3,2−c]キノリン化合物と構造式(III)で表
示されるアニリン化合物を一段階で反応させ構造式
(I)の化合物を得て、POCl3を加えて構造式(VIII)
の化合物を得た後、ここにアルキルアミン(R5NH2、す
なわち、R5はアルキル基を表す)を加えて構造式(IV)
の化合物を製造する合成経路である。
れば、反応溶媒内で構造式(II)で表示される4−オキ
ソフロ[3,2−c]キノリン化合物と構造式(III)で表
示されるアニリン化合物を一段階で反応させ構造式
(I)の化合物を得て、POCl3を加えて構造式(VIII)
の化合物を得た後、ここにアルキルアミン(R5NH2、す
なわち、R5はアルキル基を表す)を加えて構造式(IV)
の化合物を製造する合成経路である。
以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明すると次
の通りであるが、本発明がこれら実施例によって限定さ
れるのではない。また、次の実施例では幾つかの特徴的
な化合物の製造方法について記載しているが、その他の
化合物などは該分野に属する通常の技術者によりたやす
く製造することができる。
の通りであるが、本発明がこれら実施例によって限定さ
れるのではない。また、次の実施例では幾つかの特徴的
な化合物の製造方法について記載しているが、その他の
化合物などは該分野に属する通常の技術者によりたやす
く製造することができる。
<実施例1> 1−(2−メチルフェニル)−4−オキソ−6−メチル
−2、3、4、5−テトラヒドロピロロ[3,2−c]キ
ノリンの製造 圧力チューブで4−オキソ−6−メチル2、3−ジヒ
ドロフロ[3,2−c]キノリン(201mg、1.0mmol)をジ
エチレングリコール(10ml)に溶かした後、窒素雰囲気
下で2−メチルアニリン(267μl、2.5mmol)を添加し
た。この反応混合物を250℃で15時間還流させた。反応
混合物を塩水(20ml)で希釈した後、水層を塩化メチレ
ン(15ml×3)で抽出した。有機層を水(15ml×3)で
水洗した後、無水硫黄マグネシウムで乾燥させ濾過後減
圧下で濃縮し、濃縮液を得た。展開溶液としてエチルア
セテートを使用して、濃縮液をシリカゲルクロマトグラ
フィ法で精製して個体状態の目的化合物(237mg、収率:
82%)を得た。
−2、3、4、5−テトラヒドロピロロ[3,2−c]キ
ノリンの製造 圧力チューブで4−オキソ−6−メチル2、3−ジヒ
ドロフロ[3,2−c]キノリン(201mg、1.0mmol)をジ
エチレングリコール(10ml)に溶かした後、窒素雰囲気
下で2−メチルアニリン(267μl、2.5mmol)を添加し
た。この反応混合物を250℃で15時間還流させた。反応
混合物を塩水(20ml)で希釈した後、水層を塩化メチレ
ン(15ml×3)で抽出した。有機層を水(15ml×3)で
水洗した後、無水硫黄マグネシウムで乾燥させ濾過後減
圧下で濃縮し、濃縮液を得た。展開溶液としてエチルア
セテートを使用して、濃縮液をシリカゲルクロマトグラ
フィ法で精製して個体状態の目的化合物(237mg、収率:
82%)を得た。
mp:171−173℃ 1H NMR(CDCl3、ppm):δ2.31(s、3H)、2.44
(s、3H)、3.05−3.38(m、2H)、3.76(q、1H)、
4.05−4.23(m、1H)、6.55−6.75(m、2H)、7.05−
7.39(m、5H)、8.74(brs、1H) m/e:290(M+) <実施例2> 1−(2−メトキシフェニル)−4−オキソ−6−メチ
ル−2、3、4、5−テトラヒドロピロロ[3,2−c]
キノリンの製造 4−オキソ−6−メチル−2、3−ジヒドロフロ[3,
2−c]キノリン(201mg、1.0mmol)をジエチレングリ
コール(10ml)に溶かした後、窒素下で2−メトキシア
ニリン(282μl、2.5mmol)を添加した。該反応混合物
を250℃で15時間還流させた。反応混合物を塩水(20m
l)で希釈させた後、水層を塩化メチル(15ml×3)で
抽出した。有機層を水(15ml×3)で水洗した後、無水
硫黄マグネシウムで乾燥させ濾過後減圧下で濃縮し、濃
縮液を得た。展開溶液としてエチルアセテートを用い
て、濃縮液をシリカゲルクロマトグラフィ法で精製して
個体状態の目的化合物(242mg、収率:79%)を得た。
(s、3H)、3.05−3.38(m、2H)、3.76(q、1H)、
4.05−4.23(m、1H)、6.55−6.75(m、2H)、7.05−
7.39(m、5H)、8.74(brs、1H) m/e:290(M+) <実施例2> 1−(2−メトキシフェニル)−4−オキソ−6−メチ
ル−2、3、4、5−テトラヒドロピロロ[3,2−c]
キノリンの製造 4−オキソ−6−メチル−2、3−ジヒドロフロ[3,
2−c]キノリン(201mg、1.0mmol)をジエチレングリ
コール(10ml)に溶かした後、窒素下で2−メトキシア
ニリン(282μl、2.5mmol)を添加した。該反応混合物
を250℃で15時間還流させた。反応混合物を塩水(20m
l)で希釈させた後、水層を塩化メチル(15ml×3)で
抽出した。有機層を水(15ml×3)で水洗した後、無水
硫黄マグネシウムで乾燥させ濾過後減圧下で濃縮し、濃
縮液を得た。展開溶液としてエチルアセテートを用い
て、濃縮液をシリカゲルクロマトグラフィ法で精製して
個体状態の目的化合物(242mg、収率:79%)を得た。
mp:193−195℃ 1H NMR(CDCl3、ppm):δ2.39(s、3H)、3.15−3.
29(m、2H)、3.74(s、3H)、3.68−3.85(m、1
H)、4.05−4.27(m、1H)、6.05−7.40(m、7H)、
8.41(brs、1H) m/e:306(M+) <実施例3> 1−(2−メチル−4−メトキシフェニル)−4−オキ
ソ−6−メチル−2、3、4、5−テトラヒドロピロロ
[3,2−c]キノリンの製造 圧力チューブで4−オキソ−6−メチル−2、3−ジ
ヒドロフロ[3,2−c]キノリン(201mg、1.0mmol)を
ジエチレングリコール(10ml)に溶かした後、窒素下で
2−メチル−4−メトキシアニリン(322μl、2.5mmo
l)を添加した。この反応混合物を250℃で15時間還流さ
せた。反応混合物を塩水(20ml)で希釈した後水層を塩
化メチレン(15ml×3)で抽出した。有機層を水(15ml
×3)で水洗した後、無水硫黄マグネシウムで乾燥させ
濾過後減圧下で濃縮し、濃縮液を得た。展開溶液として
エチルアセテートを使用して、濃縮液をシリカゲルクロ
マトグラフィ法で精製して個体状態の目的化合物(272m
g、収率:85%)を得た。
29(m、2H)、3.74(s、3H)、3.68−3.85(m、1
H)、4.05−4.27(m、1H)、6.05−7.40(m、7H)、
8.41(brs、1H) m/e:306(M+) <実施例3> 1−(2−メチル−4−メトキシフェニル)−4−オキ
ソ−6−メチル−2、3、4、5−テトラヒドロピロロ
[3,2−c]キノリンの製造 圧力チューブで4−オキソ−6−メチル−2、3−ジ
ヒドロフロ[3,2−c]キノリン(201mg、1.0mmol)を
ジエチレングリコール(10ml)に溶かした後、窒素下で
2−メチル−4−メトキシアニリン(322μl、2.5mmo
l)を添加した。この反応混合物を250℃で15時間還流さ
せた。反応混合物を塩水(20ml)で希釈した後水層を塩
化メチレン(15ml×3)で抽出した。有機層を水(15ml
×3)で水洗した後、無水硫黄マグネシウムで乾燥させ
濾過後減圧下で濃縮し、濃縮液を得た。展開溶液として
エチルアセテートを使用して、濃縮液をシリカゲルクロ
マトグラフィ法で精製して個体状態の目的化合物(272m
g、収率:85%)を得た。
mp:210−213℃ 1H NMR(CDCl3、ppm):δ2.38(s、3H)、2.41
(s、3H)、3.07−3.37(m、2H)、3.68−3.92(m、
1H)、3.83(s、3H)、4.01−4.18(m、1H)、6.57−
6.89(m、4H)、7.03−7.29(m、32H)、8.41(brs、
1H) m/e:320(M+) <実施例4> 1−(2−メチル−4−ヒドロキシフェニル)−4−オ
キソ−6−メチル−2、3、4、5−テトラヒドロピロ
ロ[3,2−c]キノリンの製造 圧力チューブで4−オキソ−6−メチル−2、3−ジ
ヒドロフロ[3,2−c]キノリン(201mg、1.0mmol)を
ジエチレングリコール(10ml)に溶かした後、窒素下で
4−アミノ−m−クレゾール(308mg、2.5mmol)を添加
した。この反応混合物を250℃で15時間還流させた。反
応混合物を塩水(20ml)で希釈した後水層を塩化メチレ
ン(15ml×3)で抽出した。有機層を水(15ml×3)で
水洗した後、無水硫黄マグネシウムで乾燥させ濾過後減
圧下で濃縮し、濃縮液を得た。展開溶液としてエチルア
セテートを使用して、濃縮液をシリカゲルクロマトグラ
フィ法で精製して個体状態の目的化合物(210mg、収率:
81%)を得た。
(s、3H)、3.07−3.37(m、2H)、3.68−3.92(m、
1H)、3.83(s、3H)、4.01−4.18(m、1H)、6.57−
6.89(m、4H)、7.03−7.29(m、32H)、8.41(brs、
1H) m/e:320(M+) <実施例4> 1−(2−メチル−4−ヒドロキシフェニル)−4−オ
キソ−6−メチル−2、3、4、5−テトラヒドロピロ
ロ[3,2−c]キノリンの製造 圧力チューブで4−オキソ−6−メチル−2、3−ジ
ヒドロフロ[3,2−c]キノリン(201mg、1.0mmol)を
ジエチレングリコール(10ml)に溶かした後、窒素下で
4−アミノ−m−クレゾール(308mg、2.5mmol)を添加
した。この反応混合物を250℃で15時間還流させた。反
応混合物を塩水(20ml)で希釈した後水層を塩化メチレ
ン(15ml×3)で抽出した。有機層を水(15ml×3)で
水洗した後、無水硫黄マグネシウムで乾燥させ濾過後減
圧下で濃縮し、濃縮液を得た。展開溶液としてエチルア
セテートを使用して、濃縮液をシリカゲルクロマトグラ
フィ法で精製して個体状態の目的化合物(210mg、収率:
81%)を得た。
mp:244−246℃ 1H NMR(CDCl3、ppm):δ2.18(s、3H)、2.39
(s、3H)、3.05−3.39(m、2H)、3.74−3.94(m、
1H)、3.98−4.17(m、1H)、6.63−7.27(m、6H)、
8.55(brs、1H)、9.49(brs、1H) m/e:306(M+) <実施例5> 1−(フェニル)−4−オキソ−6−メトキシ−2、
3、4、5−テトラヒドロピロロ[3,2−c]キノリン
の製造 4−オキソ−6−メトキシ−2、3−ジヒドロフロ
[3,2−c]キノリン(217mg、1.0mmol)をフェノール
(7ml)に溶かした後、窒素下でアニリン(228μl、2.
5mmol)を添加した。該反応混合物を190℃で15時間還流
させた。反応混合物を塩水(20ml)に希釈させた後、水
層を塩化メチル(15ml×3)で抽出した。有機層を水
(15ml×3)で水洗した後、無水硫黄マグネシウムで乾
燥させ濾過後、減圧下で濃縮し、濃縮液を得た。展開溶
液としてエチルアセテートを用いて、濃縮液をシリカゲ
ルクロマトグラフィ法で精製して個体状態の目的化合物
(240mg、収率:83%)を得た。
(s、3H)、3.05−3.39(m、2H)、3.74−3.94(m、
1H)、3.98−4.17(m、1H)、6.63−7.27(m、6H)、
8.55(brs、1H)、9.49(brs、1H) m/e:306(M+) <実施例5> 1−(フェニル)−4−オキソ−6−メトキシ−2、
3、4、5−テトラヒドロピロロ[3,2−c]キノリン
の製造 4−オキソ−6−メトキシ−2、3−ジヒドロフロ
[3,2−c]キノリン(217mg、1.0mmol)をフェノール
(7ml)に溶かした後、窒素下でアニリン(228μl、2.
5mmol)を添加した。該反応混合物を190℃で15時間還流
させた。反応混合物を塩水(20ml)に希釈させた後、水
層を塩化メチル(15ml×3)で抽出した。有機層を水
(15ml×3)で水洗した後、無水硫黄マグネシウムで乾
燥させ濾過後、減圧下で濃縮し、濃縮液を得た。展開溶
液としてエチルアセテートを用いて、濃縮液をシリカゲ
ルクロマトグラフィ法で精製して個体状態の目的化合物
(240mg、収率:83%)を得た。
mp:75−77℃ 1H NMR(CDCl3、ppm):δ3.12(t、J=9.2Hz、2
H)、3.89(s、3H)、4.03(t、J=9.5Hz、2H)、6.
50(d、J=7.8Hz、1H)、6.71−7.33(m、7H)、8.9
1(brs、1H) m/e:292(M+) <実施例6> 1−(2−メチルフェニル)−4−オキソ−6−メトキ
シ−2、3、4、5−テトラヒドロピロロ[3,2−c]
キノリンの製造 圧力チューブで4−オキソ−6−メトキシ−2、3−
ジヒドロフロ[3,2−c]キノリン(217mg、1.0mmol)
をジエチレングリコール(10ml)に溶かした後、窒素下
で2−メチルアニリン(267μl、2.5mmol)を添加し
た。該反応混合物を250℃で15時間還流させた。反応混
合物を塩水(20ml)に希釈させた後、水層を塩化メチレ
ン(15ml×3)で抽出した。有機層を水(15ml×3)で
水洗した後、無水硫黄マグネシウムで乾燥させ濾過後、
減圧下で濃縮し、濃縮液を得た。展開溶液としてエチル
アセテートを用いて、濃縮液をシリカゲルクロマトグラ
フィ法で精製して個体状態の目的化合物(235mg、収率:
77%)を得た。
H)、3.89(s、3H)、4.03(t、J=9.5Hz、2H)、6.
50(d、J=7.8Hz、1H)、6.71−7.33(m、7H)、8.9
1(brs、1H) m/e:292(M+) <実施例6> 1−(2−メチルフェニル)−4−オキソ−6−メトキ
シ−2、3、4、5−テトラヒドロピロロ[3,2−c]
キノリンの製造 圧力チューブで4−オキソ−6−メトキシ−2、3−
ジヒドロフロ[3,2−c]キノリン(217mg、1.0mmol)
をジエチレングリコール(10ml)に溶かした後、窒素下
で2−メチルアニリン(267μl、2.5mmol)を添加し
た。該反応混合物を250℃で15時間還流させた。反応混
合物を塩水(20ml)に希釈させた後、水層を塩化メチレ
ン(15ml×3)で抽出した。有機層を水(15ml×3)で
水洗した後、無水硫黄マグネシウムで乾燥させ濾過後、
減圧下で濃縮し、濃縮液を得た。展開溶液としてエチル
アセテートを用いて、濃縮液をシリカゲルクロマトグラ
フィ法で精製して個体状態の目的化合物(235mg、収率:
77%)を得た。
mp:166−168℃ 1H NMR(CDCl3、ppm):δ2.34(s、3H)、3.11−3.
41(m、2H)、3.72−3.91(m、1H)、3.97(s、3
H)、4.06−4.28(m、1H)、6.28(d、J=7.9Hz、1
H)、6.73(t、J=8.2Hz、1H)、6.82(d、J=7.9H
z、1H)、7.05−7.42(m、4H)、8.91(brs、1H) m/e:306(M+) <実施例7> 1−(2−メトキシフェニル)−4−オキソ−6−メト
キシ−2、3、4、5−テトラヒドロピロロ[3,2−
c]キノリンの製造 圧力チューブで4−オキソ−6−メトキシ−2、3−
ジヒドロフロ[3,2−c]キノリン(217mg、1.0mmol)
をジエチレングリコール(10ml)に溶かした後、窒素下
で2−メトキシアニリン(282μl、2.5mmol)を添加し
た。該反応混合物を250℃で15時間還流させた。反応混
合物を塩水(20ml)で希釈させた後、水層を塩化メチレ
ン(15ml×3)で抽出した。有機層を水(15ml×3)で
水滌した後、無水硫黄マグネシウムで乾燥させ濾過後減
圧下で濃縮し、濃縮液を得た。展開溶液としてエチルア
セテートを用いて、濃縮液をシリカゲルクロマトグラフ
ィ法で精製して個体状態の目的化合物(260mg、収率:81
%)を得た。
41(m、2H)、3.72−3.91(m、1H)、3.97(s、3
H)、4.06−4.28(m、1H)、6.28(d、J=7.9Hz、1
H)、6.73(t、J=8.2Hz、1H)、6.82(d、J=7.9H
z、1H)、7.05−7.42(m、4H)、8.91(brs、1H) m/e:306(M+) <実施例7> 1−(2−メトキシフェニル)−4−オキソ−6−メト
キシ−2、3、4、5−テトラヒドロピロロ[3,2−
c]キノリンの製造 圧力チューブで4−オキソ−6−メトキシ−2、3−
ジヒドロフロ[3,2−c]キノリン(217mg、1.0mmol)
をジエチレングリコール(10ml)に溶かした後、窒素下
で2−メトキシアニリン(282μl、2.5mmol)を添加し
た。該反応混合物を250℃で15時間還流させた。反応混
合物を塩水(20ml)で希釈させた後、水層を塩化メチレ
ン(15ml×3)で抽出した。有機層を水(15ml×3)で
水滌した後、無水硫黄マグネシウムで乾燥させ濾過後減
圧下で濃縮し、濃縮液を得た。展開溶液としてエチルア
セテートを用いて、濃縮液をシリカゲルクロマトグラフ
ィ法で精製して個体状態の目的化合物(260mg、収率:81
%)を得た。
mp:185−188℃ 1H NMR(CDCl3、ppm):δ3.18(t、J=9.2Hz、2
H)、3.70−4.21(m、2H)、3.73(s、3H)、6.44
(d、J=8.2Hz、1H)、6.67−7.34(m、6H)、8.87
(brs、1H) m/e:322(M+) <実施例8> 1−(2−メチル−4−メトキシフェニル)−4−オキ
ソ−6−メトキシ−2、3、4、5−テトラヒドロピロ
ロ[3,2−c]キノリンの製造 4−オキソ−6−メトキシ−2、3−ジヒドロフロ
[3,2−c]キノリン(217mg、1.0mmol)をエチレング
リコール(10ml)に溶かした後、窒素下で4−メトキシ
−2−メチルアニリン(322μl、2.5mmol)を添加し
た。該反応混合物を210℃で15時間還流させた。反応混
合物を塩水(20ml)で希釈させた後、水層を塩化メチレ
ン(15ml×3)で抽出した。有機層を水(15ml×3)で
水洗した後、無水硫黄マグネシウムで乾燥させ濾過後、
減圧下で濃縮し、濃縮液を得た。エチルアセテートを展
開溶液を用いて濃縮液をシリカゲルクロマトグラフィ法
で精製して個体状態の目的化合物(270mg、収率:81%)
を得た。
H)、3.70−4.21(m、2H)、3.73(s、3H)、6.44
(d、J=8.2Hz、1H)、6.67−7.34(m、6H)、8.87
(brs、1H) m/e:322(M+) <実施例8> 1−(2−メチル−4−メトキシフェニル)−4−オキ
ソ−6−メトキシ−2、3、4、5−テトラヒドロピロ
ロ[3,2−c]キノリンの製造 4−オキソ−6−メトキシ−2、3−ジヒドロフロ
[3,2−c]キノリン(217mg、1.0mmol)をエチレング
リコール(10ml)に溶かした後、窒素下で4−メトキシ
−2−メチルアニリン(322μl、2.5mmol)を添加し
た。該反応混合物を210℃で15時間還流させた。反応混
合物を塩水(20ml)で希釈させた後、水層を塩化メチレ
ン(15ml×3)で抽出した。有機層を水(15ml×3)で
水洗した後、無水硫黄マグネシウムで乾燥させ濾過後、
減圧下で濃縮し、濃縮液を得た。エチルアセテートを展
開溶液を用いて濃縮液をシリカゲルクロマトグラフィ法
で精製して個体状態の目的化合物(270mg、収率:81%)
を得た。
mp:188−191℃ 1H NMR(CDCl3、ppm):δ2.23(s、3H)、3.05−3.
35(m、2H)、3.80(s、3H)、3.88(s、3H)、3.80
−4.11(m、2H)、6.27(dd、J=8.1Hz、J2=1.1Hz、
1H)、6.65−6.85(m、4H)、7.04(d、J=8.6Hz、1
H)、8.83(brs、1H) m/e:336(M+) <実施例9> 1−(2−メチル−4−フルオルフェニル)−4−オキ
ソ−6−メトキシ−2、3、4、5−テトラヒドロピロ
ロ[3,2−c]キノリンの製造 圧力チューブに4−オキソ−6−メトキシ−2、3−
ジヒドロフロ[3,2−c]キノリン(217mg、1.0mmol)
をジエチレングリコール(10ml)に溶かした後、窒素下
で4−フルオル−2−メチルアニリン(278μl、2.5mm
ol)を添加した。該反応混合物を250℃で15時間還流さ
せた。反応混合物を塩水(20ml)に希釈させた後、水層
を塩化メチレン(15ml×3)で抽出した。有機層を水
(15ml×3)で水洗した後、無水硫黄マグネシウムで乾
燥させ濾過後減圧下で濃縮させた。エチルアセテートを
展開溶液を用いて濃縮液をシリカゲルクロマトグラフィ
法で精製して個体状態の目的化合物(256mg、収率:79
%)を得た。
35(m、2H)、3.80(s、3H)、3.88(s、3H)、3.80
−4.11(m、2H)、6.27(dd、J=8.1Hz、J2=1.1Hz、
1H)、6.65−6.85(m、4H)、7.04(d、J=8.6Hz、1
H)、8.83(brs、1H) m/e:336(M+) <実施例9> 1−(2−メチル−4−フルオルフェニル)−4−オキ
ソ−6−メトキシ−2、3、4、5−テトラヒドロピロ
ロ[3,2−c]キノリンの製造 圧力チューブに4−オキソ−6−メトキシ−2、3−
ジヒドロフロ[3,2−c]キノリン(217mg、1.0mmol)
をジエチレングリコール(10ml)に溶かした後、窒素下
で4−フルオル−2−メチルアニリン(278μl、2.5mm
ol)を添加した。該反応混合物を250℃で15時間還流さ
せた。反応混合物を塩水(20ml)に希釈させた後、水層
を塩化メチレン(15ml×3)で抽出した。有機層を水
(15ml×3)で水洗した後、無水硫黄マグネシウムで乾
燥させ濾過後減圧下で濃縮させた。エチルアセテートを
展開溶液を用いて濃縮液をシリカゲルクロマトグラフィ
法で精製して個体状態の目的化合物(256mg、収率:79
%)を得た。
mp:195−198℃ 1H NMR(CDCl3、ppm):δ2.28(s、3H)、3.01−3.
35(m、2H)、3.51−3.82(m、1H)、3.89(s、3
H)、3.88−4.15(m、1H)、6.21(d、J=8.1Hz、1
H)、6.65−7.14(m、5H)、8.89(brs、1H) m/e:324(M+) <実施例10> 1−(3−メチルフェニル)−4−オキソ−6−メトキ
シ−2、3、4、5−テトラヒドロピロロ[3,2−c]
キノリンの製造 圧力チューブに4−オキソ−6−メトキシ−2、3−
ジヒドロフロ[3,2−c]キノリン(217mg、1.0mmol)
をフェノール(7ml)に溶かした後、窒素下で3−メチ
ルアニリン(268μl、2.5mmol)を添加した。該反応混
合物を190℃で15時間還流させた。反応混合物を塩水(2
0ml)に希釈させた後、水層を塩化メチレン(15ml×
3)で抽出した。有機層を水(15ml×3)で水洗した
後、無水硫黄マグネシウムで乾燥させ濾過後減圧下で濃
縮し、濃縮液を得た。展開溶液としてエチルアセテート
を用いて、濃縮液をシリカゲルクロマトグラフィ法で精
製して個体状態の目的化合物(230mg、収率:76%)を得
た。
35(m、2H)、3.51−3.82(m、1H)、3.89(s、3
H)、3.88−4.15(m、1H)、6.21(d、J=8.1Hz、1
H)、6.65−7.14(m、5H)、8.89(brs、1H) m/e:324(M+) <実施例10> 1−(3−メチルフェニル)−4−オキソ−6−メトキ
シ−2、3、4、5−テトラヒドロピロロ[3,2−c]
キノリンの製造 圧力チューブに4−オキソ−6−メトキシ−2、3−
ジヒドロフロ[3,2−c]キノリン(217mg、1.0mmol)
をフェノール(7ml)に溶かした後、窒素下で3−メチ
ルアニリン(268μl、2.5mmol)を添加した。該反応混
合物を190℃で15時間還流させた。反応混合物を塩水(2
0ml)に希釈させた後、水層を塩化メチレン(15ml×
3)で抽出した。有機層を水(15ml×3)で水洗した
後、無水硫黄マグネシウムで乾燥させ濾過後減圧下で濃
縮し、濃縮液を得た。展開溶液としてエチルアセテート
を用いて、濃縮液をシリカゲルクロマトグラフィ法で精
製して個体状態の目的化合物(230mg、収率:76%)を得
た。
mp:155−157℃ 1H NMR(CDCl3、ppm):δ2.32(s、3H)、3.16
(t、J=9.2Hz、2H)、3.92(s、3H)、4.06(t、
J=9.5Hz、2H)、6.56−7.18(m、6H)、7.24(t、
J=6.4Hz、1H)、8.91(brs、1H) m/e:306(M+) <実施例11> 1−(2−メチルフェニル−4−オキソ−6−トリフル
オルメトキシ−2、3、4、5−テトラヒドロピロロ
[3,2−c]キノリンの製造 4−オキソ−6−トリフルオルメトキシ−2、3−ジ
ヒドロフロ[3,2−c]キノリン(272mg、1.0mmol)を
ジエチレングリコール(10ml)に溶かした後、窒素下で
2−メチルアニリン(267μl、2.5mmol)を添加した。
該反応混合物を250℃で15時間還流させた。反応混合物
を塩水(20ml)に希釈させた後、水層を塩化メチレン
(15ml×3)で抽出した。有機層を水(15ml×3)で洗
滌した後、無水硫黄マグネシウムで乾燥させ濾過後減圧
下で濃縮し、濃縮液を得た。展開溶液としてエチルアセ
テートを用いて、濃縮液をシリカゲルクロマトグラフィ
法で精製して個体状態の目的化合物(298mg、収率:83
%)を得た。
(t、J=9.2Hz、2H)、3.92(s、3H)、4.06(t、
J=9.5Hz、2H)、6.56−7.18(m、6H)、7.24(t、
J=6.4Hz、1H)、8.91(brs、1H) m/e:306(M+) <実施例11> 1−(2−メチルフェニル−4−オキソ−6−トリフル
オルメトキシ−2、3、4、5−テトラヒドロピロロ
[3,2−c]キノリンの製造 4−オキソ−6−トリフルオルメトキシ−2、3−ジ
ヒドロフロ[3,2−c]キノリン(272mg、1.0mmol)を
ジエチレングリコール(10ml)に溶かした後、窒素下で
2−メチルアニリン(267μl、2.5mmol)を添加した。
該反応混合物を250℃で15時間還流させた。反応混合物
を塩水(20ml)に希釈させた後、水層を塩化メチレン
(15ml×3)で抽出した。有機層を水(15ml×3)で洗
滌した後、無水硫黄マグネシウムで乾燥させ濾過後減圧
下で濃縮し、濃縮液を得た。展開溶液としてエチルアセ
テートを用いて、濃縮液をシリカゲルクロマトグラフィ
法で精製して個体状態の目的化合物(298mg、収率:83
%)を得た。
mp:153−156℃ 1H NMR(CDCl3、ppm):δ2.31(s、3H)、3.10−3.
37(m、2H)、3.79(q、J=10.2Hz、1H)、4.07−4.
21(m、1H)、6.58(d、J=8.1Hz、1H)、6.73
(t、J=8.3Hz、1H)、7.09−7.36(m、5H)、8.71
(brs、1H) m/e:361(M+) <実施例12> 1−(2−メトキシフェニル)−4−オキソ−6−トリ
フルオルメトキシ−2、3、4、5−テトラヒドロピロ
ロ[3,2−c]キノリンの製造 圧力チューブで4−オキソ−6−トリフルオルメトキ
シ−2、3−ジヒドロフロ[3,2−c]キノリン(272m
g、1.0mmol)をエチレングリコール(10ml)に溶かした
後、窒素下で2−メトキシアニリン(282μl、2.5mmo
l)を添加した。該反応混合物を210℃で15時間還流させ
た。反応混合物を塩水(20ml)に希釈させた後、水層を
塩化メチレン(15ml×3)で抽出した。有機層を水(15
ml×3)で洗滌した後、無水硫黄マグネシウムで乾燥さ
せ濾過後減圧下で濃縮し、濃縮液を得た。展開溶液とし
てエチルアセテートを用いて、濃縮液をシリカゲルクロ
マトグラフィ法で精製して個体状態の目的化合物(286m
g、収率:76%)を得た。
37(m、2H)、3.79(q、J=10.2Hz、1H)、4.07−4.
21(m、1H)、6.58(d、J=8.1Hz、1H)、6.73
(t、J=8.3Hz、1H)、7.09−7.36(m、5H)、8.71
(brs、1H) m/e:361(M+) <実施例12> 1−(2−メトキシフェニル)−4−オキソ−6−トリ
フルオルメトキシ−2、3、4、5−テトラヒドロピロ
ロ[3,2−c]キノリンの製造 圧力チューブで4−オキソ−6−トリフルオルメトキ
シ−2、3−ジヒドロフロ[3,2−c]キノリン(272m
g、1.0mmol)をエチレングリコール(10ml)に溶かした
後、窒素下で2−メトキシアニリン(282μl、2.5mmo
l)を添加した。該反応混合物を210℃で15時間還流させ
た。反応混合物を塩水(20ml)に希釈させた後、水層を
塩化メチレン(15ml×3)で抽出した。有機層を水(15
ml×3)で洗滌した後、無水硫黄マグネシウムで乾燥さ
せ濾過後減圧下で濃縮し、濃縮液を得た。展開溶液とし
てエチルアセテートを用いて、濃縮液をシリカゲルクロ
マトグラフィ法で精製して個体状態の目的化合物(286m
g、収率:76%)を得た。
mp:171−173℃ 1H NMR(CDCl3、ppm):δ3.18−3.31(m、2H)、3.
76(s、3H)、3.75−3.95(m、1H)、4.05−4.27
(m、1H)、6.75−7.48(m、7H)、8.83(brs、1H) m/e:377(M+) <実施例13> 1)1−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)−4−
クロロ−6−メチル−2、3−ジヒドロピロロ[3,2−
c]キノリン(VIII)の製造 1−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)−4−オ
キソ−6−メチル−2、3、4、5−テトラヒドロピロ
ロ[3,2−c]キノリン(1.0g、3.1mmol)を塩化ホスホ
リル(POCl3、10ml)に溶かした後、2時間の間還流さ
せた。反応混合物を冷ました後、氷水を加えて常温で30
分の間攪拌させる。反応混合物をメチレンコロライド
(20ml×3)で抽出した後有機層を水で洗い(15ml×
3)、無水硫黄マグネシウムで乾燥させ、濾過後減圧下
で濃縮させた。濃縮液をシリカゲルクロマトグラフィ法
で精製してオイル状態の目的化合物(786mg、収率:75
%)を得た。
76(s、3H)、3.75−3.95(m、1H)、4.05−4.27
(m、1H)、6.75−7.48(m、7H)、8.83(brs、1H) m/e:377(M+) <実施例13> 1)1−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)−4−
クロロ−6−メチル−2、3−ジヒドロピロロ[3,2−
c]キノリン(VIII)の製造 1−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)−4−オ
キソ−6−メチル−2、3、4、5−テトラヒドロピロ
ロ[3,2−c]キノリン(1.0g、3.1mmol)を塩化ホスホ
リル(POCl3、10ml)に溶かした後、2時間の間還流さ
せた。反応混合物を冷ました後、氷水を加えて常温で30
分の間攪拌させる。反応混合物をメチレンコロライド
(20ml×3)で抽出した後有機層を水で洗い(15ml×
3)、無水硫黄マグネシウムで乾燥させ、濾過後減圧下
で濃縮させた。濃縮液をシリカゲルクロマトグラフィ法
で精製してオイル状態の目的化合物(786mg、収率:75
%)を得た。
1H NMR(CDCl3、ppm):δ2.24(s、3H)、2.65
(s、3H)、3.05−3.35(m、2H)、3.85(s、3H)、
3.80−4.11(m、2H)、6.27(dd、J1=8.1Hz、J2=11H
z、1H)、6.65−6.89(m、4H)、7.05(d、J=8.4H
z、1H). m/e:388(M+) 2)1−(4−メトキシ−2−メチルアミノ)−6−メ
チル−2、3−ジヒドロピロロ[3,2−c]キノリン
(X)の製造 1−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)−4−ク
ロロ−6−メチル−2、3、−ジヒドロピロロ[3,2−
c]キノリン(496mg、1.2mmol)をエタノール(10ml)
で溶かした後、メチルアミン(40%水溶液相、5ml)を
加えた。圧力チューブ内で反応混合物を170℃で20時間
還流させた後、制圧で溶媒を蒸留させた。反応物を塩化
メチレン(20ml)で希釈させた後、水(15ml×3)で洗
い無水硫黄マグネシウムで乾燥させ、濾過後減圧下で濃
縮させた。濃縮液をシリカゲルクロマトグラフィ法で精
製して目的化合物(324mg、収率:81%)を得た。
(s、3H)、3.05−3.35(m、2H)、3.85(s、3H)、
3.80−4.11(m、2H)、6.27(dd、J1=8.1Hz、J2=11H
z、1H)、6.65−6.89(m、4H)、7.05(d、J=8.4H
z、1H). m/e:388(M+) 2)1−(4−メトキシ−2−メチルアミノ)−6−メ
チル−2、3−ジヒドロピロロ[3,2−c]キノリン
(X)の製造 1−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)−4−ク
ロロ−6−メチル−2、3、−ジヒドロピロロ[3,2−
c]キノリン(496mg、1.2mmol)をエタノール(10ml)
で溶かした後、メチルアミン(40%水溶液相、5ml)を
加えた。圧力チューブ内で反応混合物を170℃で20時間
還流させた後、制圧で溶媒を蒸留させた。反応物を塩化
メチレン(20ml)で希釈させた後、水(15ml×3)で洗
い無水硫黄マグネシウムで乾燥させ、濾過後減圧下で濃
縮させた。濃縮液をシリカゲルクロマトグラフィ法で精
製して目的化合物(324mg、収率:81%)を得た。
1H NMR(CDCl3、ppm):δ2.27(s、3H)、2.64
(s、3H)、2.91−3.20(m、2H)、3.11(d、3H)、
3.65−3.82(m、1H)、3.81(s、3H)、4.03−4.21
(m、2H)、6.68−6.81(m、3H)、6.83−6.90(m、
2H)、7.20−7.31(m、1H). m/e:333(M+) <実施例14> 1)1−(2−メチルフェニル)−4−オキソ−6−メ
チル−4、5−ジヒドロピロロ[3,2−c]キノリン(I
X)の製造 1−(2−メチルフェニル)−4−オキソ−6−メチ
ル−2、3、4、5−テトラヒドロピロロ[3,2−c]
キノリン(290mg、1.0mmol)をジフェニルエーテル(20
ml)で溶かした後、5%−パラジウム/カーボン(40m
l)を加え、4時間還流させた。反応混合物を常温で冷
却させた後、直ちにシリカゲルクロマトグラフィ法で精
製して個体状態の目的化合物(245mg、収率:85%)を得
た。
(s、3H)、2.91−3.20(m、2H)、3.11(d、3H)、
3.65−3.82(m、1H)、3.81(s、3H)、4.03−4.21
(m、2H)、6.68−6.81(m、3H)、6.83−6.90(m、
2H)、7.20−7.31(m、1H). m/e:333(M+) <実施例14> 1)1−(2−メチルフェニル)−4−オキソ−6−メ
チル−4、5−ジヒドロピロロ[3,2−c]キノリン(I
X)の製造 1−(2−メチルフェニル)−4−オキソ−6−メチ
ル−2、3、4、5−テトラヒドロピロロ[3,2−c]
キノリン(290mg、1.0mmol)をジフェニルエーテル(20
ml)で溶かした後、5%−パラジウム/カーボン(40m
l)を加え、4時間還流させた。反応混合物を常温で冷
却させた後、直ちにシリカゲルクロマトグラフィ法で精
製して個体状態の目的化合物(245mg、収率:85%)を得
た。
mp:224−227℃ 1H NMR(CDCl3、ppm):δ1.93(s、3H)、2.81
(s、3H)、6.93−7.02(m、2H)、7.15−7.63(m、
7H)、8.56(brs、1H) m/e:288(M+) 2)1−(2−メチルフェニル)−4−クロロ−6−メ
チルピロロ[3,2−c]キノリン(X)の製造 1−(2−メチルフェニル)−4−オキソ−6−メチ
ル−4、5−ジヒドロピロロ[3,2−c]キノリン(1.1
6g、4.0mmol)を塩化ホスホリル(POCl3、10ml)に溶か
した後、2時間還流させた。反応混合物を冷ました後、
氷水を加えて常温で30分の間攪拌させた。反応混合物を
塩化メチレン(20ml×3)で抽出した後有機層を水で洗
い(15ml×3)無水硫黄マグネシウムで乾燥させ、濾過
後減圧下で濃縮させた。濃縮液をシリカゲルクロマトグ
ラフィ法で精製して個体状態の目的化合物(1.12g、収
率:91%)を得た。
(s、3H)、6.93−7.02(m、2H)、7.15−7.63(m、
7H)、8.56(brs、1H) m/e:288(M+) 2)1−(2−メチルフェニル)−4−クロロ−6−メ
チルピロロ[3,2−c]キノリン(X)の製造 1−(2−メチルフェニル)−4−オキソ−6−メチ
ル−4、5−ジヒドロピロロ[3,2−c]キノリン(1.1
6g、4.0mmol)を塩化ホスホリル(POCl3、10ml)に溶か
した後、2時間還流させた。反応混合物を冷ました後、
氷水を加えて常温で30分の間攪拌させた。反応混合物を
塩化メチレン(20ml×3)で抽出した後有機層を水で洗
い(15ml×3)無水硫黄マグネシウムで乾燥させ、濾過
後減圧下で濃縮させた。濃縮液をシリカゲルクロマトグ
ラフィ法で精製して個体状態の目的化合物(1.12g、収
率:91%)を得た。
mp:139−142℃ 1H NMR(CDCl3、ppm):δ1.92(s、3H)、2.32
(s、3H)、6.91(d、J=3.1Hz、1H)、6.94(d、
J=3.1Hz、1H)、7.07(d、J=2.7Hz、1H)、7.14
(d、J=3.0Hz、1H)、7.31−7.60(m、5H)、 m/e:306(M+) 3)1−(2−メチルフェニル)−4−[(2−ヒドロ
キシエチル)アミノ]−6−メチルピロロ[3,2−c]
キノリン(III)の製造 1−(2−メチルフェニル)−4−クロロ−6−メチ
ルピロロ[3,2−c]キノリン(306mg、1.0mmol)を圧
力チューブでエタノールアミン(10ml)に溶かした後、
150℃で3時間還流させた。反応溶媒を減圧下で蒸留さ
せた後、濃縮液を塩化メチレン(20ml)で希釈した後、
水(15ml×3)で洗った。有機層を無水硫黄マグネシウ
ムで乾燥させ、濾過後減圧下で濃縮させた。濃縮液をシ
リカゲルクロマトグラフィ法で精製して個体状態の目的
化合物(236mg、収率:72%)を得た。
(s、3H)、6.91(d、J=3.1Hz、1H)、6.94(d、
J=3.1Hz、1H)、7.07(d、J=2.7Hz、1H)、7.14
(d、J=3.0Hz、1H)、7.31−7.60(m、5H)、 m/e:306(M+) 3)1−(2−メチルフェニル)−4−[(2−ヒドロ
キシエチル)アミノ]−6−メチルピロロ[3,2−c]
キノリン(III)の製造 1−(2−メチルフェニル)−4−クロロ−6−メチ
ルピロロ[3,2−c]キノリン(306mg、1.0mmol)を圧
力チューブでエタノールアミン(10ml)に溶かした後、
150℃で3時間還流させた。反応溶媒を減圧下で蒸留さ
せた後、濃縮液を塩化メチレン(20ml)で希釈した後、
水(15ml×3)で洗った。有機層を無水硫黄マグネシウ
ムで乾燥させ、濾過後減圧下で濃縮させた。濃縮液をシ
リカゲルクロマトグラフィ法で精製して個体状態の目的
化合物(236mg、収率:72%)を得た。
mp:187−189℃ 1H NMR(CDCl3、ppm):δ1.93(s、3H)、2.69
(s、3H)、3.91−3.99(m、4H)、5.61(brs、1
H)、6.67−7.01(m、5H)、7.25−7.52(m、5H)、 m/e:331(M+) 発明の効果 上記の実施例から明らかなように本発明の1−アリー
ル−4−オキソピロロ[3,2−c]キノリン誘導体の製
造方法は従来の一般的な製造方法に比して極めて穏和な
反応条件下で安価の試薬を用いており、一段階で構造式
(III)の化合物から構造式(I)の化合物を高収率で
合成することができる。特に従来の方法が多様な置換基
R1、R2、R3、及びR4の導入に制限があるのに反して、本
発明の製造方法は多様な種類の置換基を導入することが
できる。従って、本発明の方法に従い製造された1−ア
リール−4−オキソピロロ[3,2−c]キノリン誘導体
を中間体として用いると、多様な種類の置換基を有する
生物学的に有用な可逆的胃酸分泌抑制剤である構造式
(IV)の化合物を高収率で、安全、かつ経済的に製造す
ることができる。
(s、3H)、3.91−3.99(m、4H)、5.61(brs、1
H)、6.67−7.01(m、5H)、7.25−7.52(m、5H)、 m/e:331(M+) 発明の効果 上記の実施例から明らかなように本発明の1−アリー
ル−4−オキソピロロ[3,2−c]キノリン誘導体の製
造方法は従来の一般的な製造方法に比して極めて穏和な
反応条件下で安価の試薬を用いており、一段階で構造式
(III)の化合物から構造式(I)の化合物を高収率で
合成することができる。特に従来の方法が多様な置換基
R1、R2、R3、及びR4の導入に制限があるのに反して、本
発明の製造方法は多様な種類の置換基を導入することが
できる。従って、本発明の方法に従い製造された1−ア
リール−4−オキソピロロ[3,2−c]キノリン誘導体
を中間体として用いると、多様な種類の置換基を有する
生物学的に有用な可逆的胃酸分泌抑制剤である構造式
(IV)の化合物を高収率で、安全、かつ経済的に製造す
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユム,エウル キュン 大韓民国,テジョン−シ 302−181,ス ー−ク,ネ−ドン,22−44 (72)発明者 チョ,スン ユン 大韓民国,テジョン−シ 305−345,ユ ソン−ク,シンスン−ドン,ハンウール エーピーティー.102−803 (72)発明者 カン,セウン キュ 大韓民国,テジョン−シ 302−280,ス ー−ク,ウォルピュン−ドン,ジンダレ エーピーティー.103−1401 (56)参考文献 特開 平1−40482(JP,A) 特開 平7−215973(JP,A) J Med.Chem.,Vol.35 (1992),p.1845−1852 J Med.Chem.,Vol.33 (1990),p.527−533 Chem.Pharm.Bull., Vol.20,No.1(1972),p. 109−116 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 471/04 A61K 31/437 CA(STN) REGISTRY(STN)
Claims (9)
- 【請求項1】反応溶媒内で次の構造式(II)で表示され
る4−オキソフロ[3,2−c]キノリン化合物と次の構
造式(III)で表示されるアニリン化合物を一段階で反
応させるものでなるのを特徴とする次の一般構造式
(I)で表示される1−アリール−4−オキソピロロ
[3,2−c]キノリン誘導体の製造方法: 上記式で、R1とR2は互いに同一または異なるものとし
て、それぞれ水素、C1〜C4の低級アルキル基、C1〜C4の
低級アルコキシ基、C1〜C4の低級アルキルチオ基、C1〜
C4の低級ハロゲンアルコキシ基、トリフルオルメチル
基、C1〜C4のヒドロキシアルコキシ基、ハロゲンまたは
ヒドロキシ基であり、R3とR4は互いに同一または異なる
ものとして、それぞれ水素、C1〜C4の低級アルキル基、
C1〜C4の低級アルコキシ基、C1〜C4の低級アルキルチオ
基、C1〜C4の低級ハロアルキル基、トリフルオルメチル
基、ヒドロキシ基、アミノ基、またはハロゲンである。 - 【請求項2】第1項において、R1、R2、R3、及びR4が互
いに同一または異なるものとして、それぞれ水素、メチ
ルまたはメトキシである1−アリール−4−オキソピロ
ロ[3,2−c]キノリン誘導体の製造方法。 - 【請求項3】第1項において、R1、R2、R3、及びR4が互
いに同一または異なるものとして、それぞれメチル、ヒ
ドロキシまたはフルオルである1−アリール−4−オキ
ソピロロ[3,2−c]キノリン誘導体の製造方法。 - 【請求項4】第1項において、R1とR2がそれぞれ水素ま
たはC1〜C4のヒドロキシアルコキシ基であり、R3とR4が
互いに同一または異なるものとして、それぞれ水素、メ
チルまたはメトキシである1−アリール−4−オキソピ
ロロ[3,2−c]キノリン誘導体の製造方法。 - 【請求項5】第1項において、R1とR2がそれぞれ水素ま
たはC1〜C4のヒドロキシアルコキシ基であり、R3とR4が
互いに同一または異なるものとして、それぞれメチル、
ヒドロキシまたはフルオルである1−アリール−4−オ
キソピロロ[3,2−c]キノリン誘導体の製造方法。 - 【請求項6】第1項において、上記反応溶媒がジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジフェニルエー
テル、キシレン、ブチルアルコール、フェノール、エチ
レングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、ポリエチレングリコール及びエチレングリ
コールモノメチルエーテルの中で選択されるのを特徴と
する1−アリール−4−オキソピロロ[3,2−c]キノ
リン誘導体の製造方法。 - 【請求項7】第1項において、上記反応で反応温度が70
−300℃であることを特徴とする1−アリール−4−オ
キソピロロ[3,2−c]キノリン誘導体の製造方法。 - 【請求項8】第1項において、上記アニリン化合物の使
用量が上記4−オキソフロ[3,2−c]キノリン化合物
に対して1−3当量であることを特徴とする1−アリー
ル−4−オキソピロロ[3,2−c]キノリン誘導体の製
造方法。 - 【請求項9】反応溶媒内で構造式(II)で表示される4
−オキソフロ[3,2−c]キノリン化合物と構造式(II
I)で表示されるアニリン化合物を一段階で反応させ構
造式(I)の化合物を得て、POCl3を加えて構造式(VII
I)の化合物を得た後、ここにアルキルアミンを加えて
構造式(IV)の化合物を製造する方法。 上記式で、R1とR2は互いに同一または異なるものとし
て、それぞれ水素、C1〜C4の低級アルキル基、C1〜C4の
低級アルコキシ基、C1〜C4の低級アルキルチオ基、C1〜
C4の低級ハロゲンアルコキシ基、トリフルオルメチル
基、C1〜C4のヒドロキシアルコキシ基、ハロゲンまたは
ヒドロキシ基であり、R3とR4は互いに同一または異なる
ものとして、それぞれ水素、C1〜C4の低級アルキル基、
C1〜C4の低級アルコキシ基、C1〜C4の低級アルキルチオ
基、C1〜C4の低級ハロアルキル基、トリフルオルメチル
基、ヒドロキシ基、アミノ基、またはハロゲンであり、
R5はアルキル基である。
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KR1996/16624 | 1996-05-17 | ||
PCT/KR1997/000074 WO1997044342A1 (en) | 1996-05-17 | 1997-05-02 | PROCESS FOR PREPARING 1-ARYL-4-OXOPYRROLO[3,2-c]QUINOLINE DERIVATIVES |
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IT1305313B1 (it) * | 1998-07-17 | 2001-05-04 | Colla Paolo | 3,4 - diidro- 6- benzil-4-oxopirimidine sostituite e relativo processodi produzione e impiego nella terapia delle infezioni da hiv-1. |
GB0522715D0 (en) | 2005-11-08 | 2005-12-14 | Helperby Therapeutics Ltd | New use |
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