JP3107721B2 - ウェーハスライスベース剥離装置 - Google Patents

ウェーハスライスベース剥離装置

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JP3107721B2
JP3107721B2 JP07028858A JP2885895A JP3107721B2 JP 3107721 B2 JP3107721 B2 JP 3107721B2 JP 07028858 A JP07028858 A JP 07028858A JP 2885895 A JP2885895 A JP 2885895A JP 3107721 B2 JP3107721 B2 JP 3107721B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は半導体素子の素材となる
シリコン等のウェーハの基材部分に接着されたスライス
ベースを、洗浄後にその基材部分から剥離するウェーハ
スライスベース剥離装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子の素材となるシリコン等のウ
ェーハは、インゴットの状態からスライシングマシン等
にて切断されて製造されるが、切断時に切り終わり部分
が欠けないようにインゴットにはスライスベースを接着
し、スライスベースも含めて切断する。したがって、切
断後のウェーハ10は図13に示す形状になっており、
スライスベース10bは切断後にシリコン等の基材部分
10aから剥離される。
【0003】図14・図15・図16に従来のウェーハ
スライスベース剥離装置の1例の要部を示す。この例
は、本出願人が「特開平6−208978」として開示
しているものと同様である。
【0004】図14はウェーハ搬送方向の中央断面図
(立面図)、図15は図14のI−I断面図(平面
図)、図16は図14のJ−J断面図(立面図)で、ウ
ェーハ10は図14の左側から搬入され右側へ搬出され
る。ただし、図14はウェーハ10が熱水槽71内にあ
る状態を、図16はウェーハ10が剥離部80でクラン
プ台81に固定されている状態を表している。この例の
ウェーハスライスベース剥離装置は、大きく分けて熱水
槽71、剥離部80、リフター部90、搬送部100か
ら構成されている。
【0005】熱水槽71には熱水72が貯えられ、熱水
72は図示しないヒータによって所定の温度に保たれて
いる。72aは熱水72の水面である。熱水槽71はス
ライスベース10bを接着した接着剤が剥がれやすいよ
うにウェーハ10を温めるものである。
【0006】剥離部80は、熱水槽71の搬出側にあ
り、ウェーハ10の基材部分10aを受けるクランプ台
81、ウェーハ10の基材部分10aをクランプ台81
に押圧して固定するクランパー85、クランパー85を
上下に案内するガイド83(図16でガイド86の後方
にあるが、ガイド86と同様の形状であるので図16に
は表示されていない。)、クランパー85を駆動するエ
アシリンダ84、スライスベース10bを押圧して剥離
するプッシャー88、プッシャー88を上下に案内する
ガイド86、プッシャー88を駆動するエアシリンダ8
7、ガイド83・エアシリンダ84・ガイド86・エア
シリンダ87を支持する台82、剥離されたスライスベ
ース10bを格納するバスケット89等から構成されて
いる。
【0007】クランプ台81はスライスベース10b側
の形状が基材部分10aと同様の形状(円弧)になって
おり、熱水槽71の上方で熱水72の水面72aから離
れた位置に設けられているとともに、クランパー85は
クランプ台81の真上に位置し、プッシャー88はクラ
ンプ台81と干渉しない位置でスライスベース10bの
みを押圧する形状になっている。
【0008】リフタ部90は、熱水槽71の外側(図1
5で左側)に固着されたガイド91、ガイド91に沿っ
て上下自在に設けられたスライダ92、スライダ92を
上下に駆動するエアシリンダ93、スライダ92に固着
されたアーム94、アーム94の2箇所に固着されたリ
フタ95等から構成されている。リフタ95はウェーハ
10の搬送方向に略コの字形をしていて2個でウェーハ
10を抱き込む形になっている。これによって、リフタ
95はウェーハ10を熱水槽71の上方から熱水72内
に移動させるとともに、熱水槽71の上方ではウェーハ
10の搬送ガイドとなる。
【0009】搬送部100は、熱水槽71の外側(図1
5で右側)に固着された水平ガイド101、水平ガイド
101に沿って水平自在に設けられた水平スライダ10
2、水平スライダ102に内蔵された送りナットを駆動
する送りネジ103、モータ(図示省略)の回転を送り
ネジ103に伝達するプーリ104、水平スライダ10
2に固着された上下ガイド105、上下ガイド105に
沿って上下自在に設けられた上下スライダ106、上下
スライダ106を上下に駆動するエアシリンダ107、
上下スライダ106に固着されたアーム108、アーム
108に固着された搬送ヘッド109等から構成されて
いる。
【0010】これによって、搬送ヘッド109は、ウェ
ーハ10を熱水槽71の位置から剥離部へ、さらに剥離
部から次工程へ搬送する。前述したように、搬送時はリ
フタ95がウェーハ10のガイドとなる。また、搬送ヘ
ッド109は、前工程からウェーハ10が搬入されると
きにはウェーハ10と干渉しないように上方に移動す
る。
【0011】次に、このように構成されたウェーハスラ
イスベース剥離装置で基材部分10aからスライスベー
ス10bを剥離する作用を説明する。
【0012】ウェーハ10は、リフタ95及び搬送ヘッ
ド109が上昇端の状態のときに、前工程の搬送装置に
よって前工程から熱水槽71の上方位置のリフタ95内
に搬入される。ウェーハ10が搬入されるとリフタ95
が下降してウェーハ10を熱水72内に移動する。熱水
72内に一定時間置かれウェーハ10が所定の温度にな
るとリフタ95が上昇してウェーハ10を搬入時の位置
に戻す。次に、搬送ヘッド109が下降し、搬出側に移
動してウェーハ10を剥離部80へ搬送する。
【0013】剥離部80ではクランパー85が基材部分
10aをクランプ台81に押圧固定した後、プッシャー
88がスライスベース10bを押圧してスライスベース
10bを剥離する。剥離が完了すると、クランパー85
及びプッシャー88が上昇した後、搬送ヘッド109は
再度搬出側へ移動してウェーハ10を次工程(洗浄工程
等)へ搬出する。なお、剥離されたスライスベース10
bはバスケット89へ落下し格納される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、ウェーハ10は熱水72で所定の温度に温め
られ、スライスベース10bを接着した接着剤が剥がれ
やすい状態になるが、剥離が熱水72の温度より低い空
気中で行われるため、剥離時には空気やクランプ台81
・クランパー85との接触等によって温度が低下する。
このために、接着剤が再硬化し剥がれにくい状態になっ
て剥離時にウェーハ10の基材部分10aが破損しやす
くなるという問題がある。
【0015】また、熱水は洗浄が必要であるため熱水専
用の洗浄装置が必要になるとともに、熱水の温度は10
0℃前後にする必要があるため安全対策を充分に行う必
要がある等、取扱が面倒で高価になるという問題があ
る。
【0016】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、ウェーハ10からスライスベース10bを剥離
するときに、基材部分10aにスライスベース10bを
接着している接着剤が剥がれやすい状態を保って基材部
分10aを破損するおそれがなく、また、取扱が面倒で
高価になる熱水が不要なウェーハスライスベース剥離装
置を提供することを目的とする。
【0017】なお、本出願人が開示している「特開平6
−208978」では、さらに接着剤をヒータによって
軟化する方法についても示しているが、本発明はこれを
改良したものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、基材部分10aにスライスベース10b
を接着している接着剤が剥がれやすい状態にするための
接着剤加熱手段を、熱水を用いず、ヒータを内蔵したク
ランプ台で基材部分10aを加熱したり、熱風で接着部
分を直接加熱したり、またはヒータを内蔵したスライス
ベース受板でスライスベース10bを加熱する。ウェー
ハ10は切断後剥離前に洗浄しておく。
【0019】本発明の第一の方法は、ウェーハスライス
ベース剥離装置を次のように構成する。 (イ)基材部分10aを受けるクランプ台を設ける。 (ロ)所定の温度の発熱をするヒータをクランプ台に内
蔵する。 (ハ)基材部分10aをクランプ台に押しつけて基材部
分10aを固定するクランパーを設ける。 (ニ)スライスベース10bをウェーハ10の厚さ方向
に押すプッシャーをスライスベース10b側に設ける。
【0020】この場合、クランプ台の基材部分10aの
接触面を立てて構成しウェーハ10の厚さ方向が水平方
向になる状態(以下「縦姿勢」という)で固定する方法
と、クランプ台の基材部分10aの接触面を水平にしウ
ェーハ10を水平(厚さ方向が鉛直方向)になる状態
(以下「横姿勢」という)固定する方法がある。
【0021】また、基材部分10aをクランプ台に固定
するときは、スライスベース10bがクランプ台に係ら
ないようにすることが必要であり、そのために、ウェー
ハ搬送手段で正確に搬入しその状態を維持したままクラ
ンパーで固定する方法があるが、ウェーハ10を縦姿勢
でクランプ台に固定する場合は、クランプ台の下方に基
材部分10aの半径方向位置を決める位置決めバーを設
けて位置決めしてもよい。
【0022】また、第一の方法でクランプ台は、スライ
スベース10bの近傍のみでもよいが、基材部分10a
全体を包含する(ただし、スライスベース10bがクラ
ンプ台に係らない)形状としてもよい。これはヒータの
発熱量やウェーハ10の大きさ、乾燥条件等によって選
択する。
【0023】本発明の第二の方法は、スライスベース剥
離装置を次のように構成する。 (イ)基材部分10aを受けるクランプ台を設ける。 (ロ)基材部分10aをクランプ台に押しつけて基材部
分10aを固定するクランパーを設ける。 (ハ)スライスベース10bをウェーハ10の厚さ方向
に押すプッシャーをスライスベース10b側に設ける。 (ニ)基材部分10aとスライベース10bの境界形状
(円弧)に近似形状のノズルを基材部分10aとスライ
ベース10bの境界近傍に設ける。 (ホ)所定の温度の熱風を発生する熱風発生手段をノズ
ルに接続する。
【0024】また、本発明の第三の方法は、ウェーハス
ライスベース剥離装置を次のように構成する。 (イ)基材部分10aを受けるクランプ台を設ける。 (ロ)基材部分10aをクランプ台に押しつけて基材部
分10aを固定するクランパーを設ける。 (ハ)スライスベース10bをウェーハ10の厚さ方向
に押すプッシャーをスライスベース10b側に設ける。 (ニ)ウェーハ10の厚さ方向揺動自在なスライスベー
ス受板を、スライスベース10b側でプッシャーと反対
側に設ける。 (ホ)所定の温度の発熱をするヒータをスライスベース
受板に内蔵する。 (ヘ)ウェーハ10の加熱時にはスライスベース受板の
面をクランプ台の面と同一となるようにし、スライスベ
ース10bの剥離時にはスライスベース受板がスライス
ベース10bから離れるようにする。
【0025】さらに、いずれの方法においても、クラン
パーは専用のものを用いてもよいが、ウェーハ搬送手段
のウェーハチャックで兼用することもできる。
【0026】
【作用】本発明の第一の方法によれば、内蔵されたヒー
タによって所定の温度に加熱保持されたクランプ台に、
クランパーが基材部分10aを押圧して固定する。基材
部分10aが加熱保持されたクランプ台に所定の時間接
触すると、基材部分10aとスライスベース10bを結
合している接着剤が柔らかくなるので、プッシャーがス
ライスベース10bをウェーハ10の厚さ方向に押圧し
てスライスベース10bを基材部分10aから剥離す
る。
【0027】この場合、ウェーハ10は予め洗浄される
が、ウェーハ10を縦姿勢にすると、洗浄による水滴等
がとれやすくなる。また、ウェーハ10を縦姿勢にする
場合で、クランプ台の下方に基材部分10aの半径方向
位置を決める位置決めバーを設けると、ウェーハ搬送手
段で正確に搬入しなくてもクランプ台に正確に位置決め
することができる。さらに、クランプ台を基材部分10
a全体を包含する形状とすると、ウェーハ10の温度上
昇が速くなる。
【0028】本発明の第二の方法によれば、クランパー
が基材部分10aをクランプ台に押圧して固定するとと
もに、熱風発生手段が接続されたノズルから所定の温度
の熱風を吐出して基材部分10aとスライスベース10
bの境界部分を加熱する。所定の時間熱風で加熱される
と、基材部分10aとスライスベース10bを結合して
いる接着剤が柔らかくなるので、プッシャーがスライス
ベース10bを押圧してスライスベース10bを基材部
分10aから剥離する。
【0029】本発明の第三の方法によれば、スライスベ
ース受板の面とクランプ台の面が同一面を形成した状態
のときに、クランパーが基材部分10aをクランプ台に
押圧して固定し、次にプッシャーがスライスベース10
bをスライスベース受板に押圧する。スライスベース受
板は内蔵されたヒータによって所定の温度に加熱保持さ
れており、スライスベース10bが加熱保持されたスラ
イスベース受板に所定の時間接触すると、基材部分10
aとスライスベース10bを結合している接着剤が柔ら
かくなる。スライスベース受板がスライスベース10b
に所定の時間接触した後、スライスベース受板がスライ
スベース10bから離れると、プッシャーがスライスベ
ース10bを押圧してスライスベース10bを基材部分
10aから剥離する。
【0030】いずれの方法においても、剥離がウェーハ
10を加熱した状態で行われるため、剥離時にウェーハ
10の温度は低下せず、基材部分10aとスライスベー
ス10bを結合している接着剤が剥がれやすい状態を保
つ。
【0031】
【実施例】
実施例1 図1及び図2に本発明に係るウェーハスライスベース剥
離装置の実施例1の要部を示す。実施例1の基本構成は
請求項1に該当するものである。図1は正面図(クラン
プ台12の一部は断面)、図2は図1のA−A断面図
(平面図)で、ウェーハ10はスライスベース10bが
図1の右側になるように設定されており、図1の上方か
ら搬入され、上方へ搬出される。いずれもウェーハ10
の基材部分10aが固定されスライスベース10bが剥
離される前の状態を示しているが、ウェーハ10は図1
では想像線で、図2では実線で表している。
【0032】図1及び図2において、立設されたコラム
11の2箇所に固着されたL字形のフランジ11aに断
熱板11bを介し、クランプ台12が基材部分10aの
接触面12aを立てた状態で取り付けられている。クラ
ンプ台12には所定の温度の発熱をするヒータ14とク
ランプ台12の温度を検出する温度センサー15が内蔵
され、所定の温度(100℃前後)に加熱保持されてい
る。
【0033】クランプ台12の接触面12aの全体形状
は基材部分10aと同様の形状(円)で、直径は基材部
分10aの直径より僅かに小さくなっている。また、下
方には2本の位置決めバー13が設けられ、基材部分1
0aの外周を2本の位置決めバー13に当接すると、基
材部分10aの中心が接触面12a全体(円)の中心と
ほぼ一致するようになっている。さらに、クランプ台1
2の接触面12aには格子状の溝12bが形成されてい
る。
【0034】クランプ台12の側方でほぼ中央にはクラ
ンパー16が位置している。クランパー16はウェーハ
搬送手段(図示省略)のウェーハチャックで、ウェーハ
10を真空吸着等により保持し、ウェーハ搬送手段によ
って上下及びクランプ台12方向に移動自在である。
【0035】また、コラム11にはスライドガイド内蔵
のエアシリンダ17が固着され、エアシリンダ17のス
ライダー17aにはプッシャー18が取り付けられてい
る。さらに、クランプ台12、エアシリンダ17、プッ
シャー18等の下方にはバスケット19が設けられてい
る。
【0036】次に、このように構成されたウェーハスラ
イスベース剥離装置で、基材部分10aからスライスベ
ース10bを剥離する作用を説明する。
【0037】切断後洗浄されたウェーハ10は、ウェー
ハ搬送手段(図示省略)のウェーハチャックであるクラ
ンパー16によって基材部分10aのほぼ中央を保持さ
れて図1の上方から、基材部分10aの中心がクランプ
台12の接触面12a全体(円)の中心より僅かに上方
の位置まで(基材部分10aの外周が位置決めバー13
に当接する手前)クランプ台12に沿うように搬入され
る。
【0038】次に、クランパー16の保持力が解放さ
れ、ウェーハ10の基材部分10aの外周が位置決めバ
ー13に当接する(基材部分10aの中心が接触面12
a全体(円)の中心がほぼ一致する)。この状態からク
ランパー16がクランプ台12方向に移動して基材部分
10aがクランプ台12に固定される。
【0039】クランパー16が基材部分10aをクラン
プ台12に固定して所定の時間経過すると、基材部分1
0aとスライスベース10bを結合している接着剤が高
温になって柔らかくなるので、プッシャー18がスライ
スベース10bをウェーハ10の厚さ方向に押圧して基
材部分10aから剥離する。剥離されたスライスベース
10bは落下してバスケット19に格納される。
【0040】なお、この場合、クランプ台12の加熱は
スライスベース10bの近傍のみとすることもできる。
そのときはクランパー16の位置を基材部分10aの中
央よりスライスベース10b側にした方がウェーハ10
が加熱されやすくなる。また、ウェーハ搬送手段による
正確な位置決めが可能であれば、位置決めバー13を用
いず、ウェーハ10を搬入した状態でクランプ台12に
固定してもよいし、その場合は、ウェーハ10を図1の
左側から搬入してもよい。
【0041】実施例2 図3・図4・図5に本発明に係るウェーハスライスベー
ス剥離装置の実施例2の要部を示す。実施例2は実施例
1と同様に基本構成が請求項1に該当し基材部分10a
を加熱する方法であるが、実施例1に対して、クランプ
台が水平、加熱部分がスライスベース10b側のみにな
っていること、クランパーがウェーハ搬送手段のウェー
ハチャックと兼用でないこと等が異なる。図3は平面図
(上部分は一部断面図)、図4は図3のB−B断面図、
図5は図3のC矢視図で、ウェーハ10は図3の左側か
ら搬入され右側へ搬出される。いずれもウェーハ10の
基材部分10aが固定されスライスベース10bが剥離
される前の状態を表している。
【0042】図3・図4・図5において、門形のベース
21の下板21aの上面に断熱板22を介してクランプ
台23が固着され、クランプ台23には所定の温度の発
熱をするヒータ24及び図示しない温度センサーが内蔵
されている。クランプ台23のスライスベース10b側
の形状は基材部分10aと同様の形状(円弧)で、半径
は基材部分10aの半径より僅かに小さく幅はスライス
ベース10bの幅より多少大きくなっている。
【0043】クランプ台23の上方でベース21の上板
21bの下面には2個のエアシリンダ25が固着され、
エアシリンダ25の各々のピストン25aにはクランパ
ー26が取り付けられている。また、上板21bの下面
にはエアシリンダ25の近傍のスライスベース10b側
に2個のエアシリンダ27が固着され、エアシリンダ2
7の各々のピストン27aにはプッシャー28が取り付
けられている。クランプ台23の下方にはバスケット2
9が設けられている。
【0044】次に、このように構成されたウェーハスラ
イスベース剥離装置で、基材部分10aからスライスベ
ース10bを剥離する作用を説明する。
【0045】切断後洗浄されたウェーハ10は、ウェー
ハ搬送手段(図示省略)によってクランプ台23の所定
の位置(基材部分10aの中心がクランプ台23の円弧
の中心とほぼ一致する位置)にスライスベース10bを
図1の右側にして搬入されると、クランパー26が下降
し基材部分10aをクランプ台23に押圧して固定す
る。
【0046】クランパー26が基材部分10aをクラン
プ台23に固定して所定の時間経過すると、実施例1と
同様に基材部分10aとスライスベース10bを結合し
ている接着剤が高温になって柔らかくなるので、プッシ
ャー28がスライスベース10bを押圧してスライスベ
ース10bを基材部分10aから剥離する。剥離された
スライスベース10bは落下してバスケット29に格納
される。
【0047】なお、この場合、クランプ台23の加熱は
実施例1と同様に基材部分10a全体にしてもよい。ま
た、ウェーハ10をスライスベース10b方向に搬送し
たが ウェーハ10をこれと直角方向に搬送してもよ
い。この場合はウェーハ10が移動時に干渉しないよう
にベース21の縦板21cの形状を変更する。
【0048】実施例3 図6・図7・図8に本発明に係るウェーハスライスベー
ス剥離装置の実施例3の要部を示す。実施例3は請求項
6に該当するものである。図6は平面図(上部分は一部
断面図)、図7は図6のD−D断面図、図8は図6のE
−E断面図(部分詳細図)で、ウェーハ10は図6の左
側から搬入され右側へ搬出される。いずれもウェーハ1
0の基材部分10aが固定されスライスベース10bが
剥離される前の状態を表している。
【0049】図6・図7・図8において、門形のベース
31の下板31aの上面にクランプ台32が固着されて
いる。クランプ台32のスライスベース10b側の形状
は基材部分10aと同様の形状(円弧)で、半径は基材
部分10aの半径より僅かに小さく幅はスライスベース
10bの幅より多少大きくなっている。クランプ台32
の上方でベース31の上板31bの下面には2個のエア
シリンダ33が固着され、エアシリンダ33の各々のピ
ストン33aにはクランパー34が取り付けられてい
る。
【0050】また、上板31bの下面にはエアシリンダ
33の近傍のスライスベース10b側に2個のエアシリ
ンダ35が固着され、エアシリンダ35の各々のピスト
ン35aにはプッシャー36が取り付けられている。さ
らに、クランパー34とプッシャー36との間には、基
材部分10aとスライベース10bの境界形状(円弧)
に近似形状のノズル38が設けられており、ノズル38
には所定の温度の熱風(100℃前後)を発生する熱風
発生手段37が接続されている。クランプ台32の下方
にはバスケット39が設けられている。
【0051】次に、このように構成されたウェーハスラ
イスベース剥離装置で、基材部分10aからスライスベ
ース10bを剥離する作用を説明する。
【0052】切断後洗浄されたウェーハ10は、ウェー
ハ搬送手段(図示省略)によってクランプ台32の所定
の位置(基材部分10aの中心がクランプ台32の円弧
の中心とほぼ一致する位置)に搬入されると、クランパ
ー34が下降し基材部分10aをクランプ台32に押圧
して固定する。次に、熱風発生手段37が接続されたノ
ズル38から所定の温度の熱風が吐出され、基材部分1
0aとスライスベース10bの境界部分が加熱される。
【0053】この状態で所定の時間経過すると、基材部
分10aとスライスベース10bを結合している接着剤
が高温になって柔らかくなるので、プッシャー36がス
ライスベース10bを押圧してスライスベース10bを
基材部分10aから剥離する。剥離されたスライスベー
ス10bは落下してバスケット39に格納される。
【0054】なお、この場合、クランプ台32は実施例
1と同様に基材部分10a全体を包含する形状としても
よい。また、ウェーハ10をスライスベース10b方向
に搬送したが ウェーハ10をこれと直角方向に搬送し
てもよい。この場合はウェーハ10が移動時に干渉しな
いようにベース31の縦板31cの形状を変更する。
【0055】さらに、ウェーハ10は横姿勢で水平方向
に搬送するようにしたが、実施例1のように、装置全体
を横にした状態に構成(バスケット39を除き図6が正
面図、図7が平面図になる構成)し、ウェーハ10を縦
姿勢で鉛直または水平方向に搬送してもよいし、鉛直ま
たは水平方向に搬送する場合にもウェーハ10をスライ
スベース10b方向に搬送しても、これと直角方向に搬
送してもよい。
【0056】実施例4 図9・図10・図11・図12に本発明に係るウェーハ
スライスベース剥離装置の実施例4の要部を示す。実施
例4は請求項7に該当するものである。図9は平面図
(上部分は一部断面図)、図10は図9のF−F断面
図、図11は図9のG矢視図、図12は図9のH矢視図
で、ウェーハ10は図9の左側から搬入され右側へ搬出
される。いずれもウェーハ10の基材部分10aが固定
されスライスベース10bが剥離される前の状態を表し
ている。
【0057】図9・図10・図11・図12において、
門形のベース41の下板41aの上面にクランプ台42
が固着されている。クランプ台42のスライスベース1
0b側の形状は基材部分10aと同様の形状(円弧)
で、半径は基材部分10aの半径より僅かに小さく幅は
スライスベース10bの幅より多少大きくなっている。
クランプ台42の上方でベース41の上板41bの下面
には2個のエアシリンダ43が固着され、エアシリンダ
43の各々のピストン43aにはクランパー44が取り
付けられている。
【0058】また、ベース41の両側の縦板41cには
各々ベアリング46が取り付けられ、ベアリング46に
ブラケット47が揺動自在に支持されている。ブラケッ
ト47の揺動軸にはアーム52が固着され、アーム52
はホルダ53に支持されたエアシリンダ54によって9
0度近く揺動する。ブラケット47には断熱板48を介
してスライスベース受板50が固着されているが、スラ
イスベース受板50の上面(スライスベース10b接触
面)はブラケット47に設けられたストッパ49によっ
てクランプ台42の上面(基材部分10a接触面)と同
一面までしか揺動できないようになっている。
【0059】スライスベース受板50には所定の温度の
発熱(100℃前後)をするヒータ51及び図示しない
温度センサーが内蔵されている。スライスベース受板5
0の基材部分10a側の形状は基材部分10aと同様の
形状(円弧)で、幅は縦横ともスライスベース10bの
より多少大きくなっている。
【0060】さらに、上板41bの下面にはエアシリン
ダ43の近傍のスライスベース10b側に2個のガイド
55が固着され、ガイド55には各々プッシャー56が
上下自在に支持されているとともに圧縮バネ58によっ
て下方に付勢されている。プッシャー56の上側には爪
57が設けられている。クランプ台42の下方にはバス
ケット59が設けられている。
【0061】次に、このように構成されたウェーハスラ
イスベース剥離装置で、基材部分10aからスライスベ
ース10bを剥離する作用を説明する。
【0062】スライスベース受板50の上面とクランプ
台42の上面が同一面を形成した状態(ストッパ49が
クランプ台42の下面に当接した状態)のとき、図示し
ないウェーハ搬送手段によって、切断後洗浄されたウェ
ーハ10がクランプ台42の所定の位置(基材部分10
aの中心がクランプ台23の円弧の中心とほぼ一致する
位置)に搬入されると、クランパー44が下降し基材部
分10aをクランプ台42に押圧して固定する。
【0063】クランパー44が上昇端にあるときは爪5
7によってプッシャー56も上方に引き上げられている
が、クランパー44が下降するとプッシャー56は圧縮
バネ58によって下方に付勢されスライスベース10b
をスライスベース受板50に押圧する。
【0064】クランパー44が基材部分10aをクラン
プ台42に固定し、プッシャー56がスライスベース1
0bをスライスベース受板50に押圧して所定の時間経
過すると、基材部分10aとスライスベース10bを結
合している接着剤が高温になって柔らかくなるので、エ
アシリンダ54によってスライスベース受板50がスラ
イスベース10bから離れる方向に動き、プッシャー5
6は圧縮バネ58によってさらに下方に付勢され、スラ
イスベース10bを押圧してスライスベース10bを基
材部分10aから剥離する。剥離されたスライスベース
10bは落下してバスケット59に格納される。
【0065】なお、この場合、クランプ台42は実施例
1と同様に基材部分10a全体を包含する形状としても
よい。また、ウェーハ10をスライスベース10b方向
に搬送したが ウェーハ10をこれと直角方向に搬送し
てもよい。この場合はウェーハ10が移動時に干渉しな
いようにベース41の縦板41cの形状を変更する。
【0066】さらに、ウェーハ10は横姿勢で水平方向
に搬送するようにしたが、実施例1のように、装置全体
を横にした状態に構成(バスケット59を除き図9が正
面図、図10または図11が平面図になる構成)し、ウ
ェーハ10を縦姿勢で鉛直または水平方向に搬送しても
よいし、鉛直または水平方向に搬送する場合にもウェー
ハ10をスライスベース10b方向に搬送しても、これ
と直角方向に搬送してもよい。
【0067】なお、実施例2・実施例3・実施例4で
は、クランパー26・34・44は2個で専用とした
が、実施例1のように1個としてもよいし、搬送手段の
ウェーハチャックと兼用としてもよい。反対に、実施例
1ではクランパー16は1個で搬送手段のウェーハチャ
ックと兼用としたが、実施例2・実施例3・実施例4の
ように2個としてもよいし、専用としてもよい。
【0068】同様に、実施例2・実施例3・実施例4で
は、プッシャー28・36・56は2個としたが、実施
例1のようにスライスベース10b全体を包含する形状
1個としてもよい。反対に、実施例1ではプッシャー1
8はスライスベース10b全体を包含する形状1個とし
たが、実施例2・実施例3・実施例4のように2個とし
てもよい。
【0069】また、クランパー26・34・44及びプ
ッシャー18・28・36・56の駆動についてはエア
シリンダの場合について説明したが、他の駆動手段でも
よい。実施例4のスライスベース受板50の駆動につい
ても同様である。
【0070】なお、実施例1ではクランプ台12の接触
面12aに格子状の溝12bを形成したが、これは洗浄
によって水滴等が残っていてもとれやすくすることや、
クランプ台12の平面度精度を向上させるため等による
もので、省略しても本発明は実施できるし、また、他の
実施例に適用してもよい。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るウェー
ハスライスベース剥離装置によれば、基材部分10aに
スライスベース10bを接着した接着剤が剥がれやすい
状態にするための接着剤加熱手段を、熱水を用いず、ヒ
ータを内蔵したクランプ台やスライスベース受板からウ
ェーハ10に伝熱して、または熱風発生手段で接着部分
を直接加熱して行う。これによって、剥離時にウェーハ
10の温度は低下せず、基材部分10aとスライスベー
ス10bを結合している接着剤が剥がれやすい状態を保
つ。
【0072】したがって、剥離時に基材部分10aを破
損するおそれがなく、また、取扱が面倒で高価になる熱
水が不要なウェーハスライスベース剥離装置を提供する
ことができる。また、ウェーハ10をウェーハの厚さ方
向に搬送する必要がないので、ウェーハ搬送手段を安価
に製作することができる。さらに、ウェーハ10を縦姿
勢にすると、洗浄による水滴等がとれやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウェーハスライスベース剥離装置
の実施例1の要部を示す正面図
【図2】図1のA−A断面図(平面図)
【図3】本発明に係るウェーハスライスベース剥離装置
の実施例2の要部を示す平面図(上部分は一部断面図)
【図4】図3のB−B断面図
【図5】図3のC矢視図
【図6】本発明に係る実施例3の要部を示す平面図(上
部分は一部断面図)
【図7】図6のD−D断面図
【図8】図6のE−E断面図(部分詳細図)
【図9】本発明に係る実施例4の要部を示す平面図(上
部分は一部断面図)
【図10】図9のF−F断面図
【図11】図9のG矢視図
【図12】図9のH矢視図
【図13】ウェーハの外形を示す図
【図14】従来のウェーハスライスベース剥離装置の要
部を示すウェーハ搬送方向の中央断面図(立面図)
【図15】図14のI−I断面図(平面図)
【図16】図14のJ−J断面図(側面図)
【符号の説明】
10……ウェーハ 11……コラム 11b…断熱板 12……クランプ台 13……位置決めバー 14……ヒータ 15……温度センサー 16……クランパー 17……エアシリンダー 18……プッシャー 19……バスケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/304 611 B28D 5/04

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェーハの基材部分に接着されたスライ
    スベースを、洗浄後にその基材部分から剥離するウェー
    ハスライスベース剥離装置であって、 前記基材部分を受けるクランプ台と、 前記クランプ台に内蔵され、所定の温度の発熱をするヒ
    ータと、 前記基材部分を前記クランプ台に固定するクランパー
    と、 前記スライスベース側に設けられ、前記スライスベース
    をウェーハの厚さ方向に押すプッシャーと、 から構成されたことを特徴とするウェーハスライスベー
    ス剥離装置。
  2. 【請求項2】 前記クランプ台の前記基材部分の接触面
    を立てて構成し、ウェーハの厚さ方向を水平方向にした
    状態で前記クランプ台に固定することを特徴とする請求
    項1に記載のウェーハスライスベース剥離装置。
  3. 【請求項3】 前記クランプ台の下方に前記基材部分の
    半径方向位置を決める位置決めバーが設けられたことを
    特徴とする請求項2に記載のウェーハスライスベース剥
    離装置。
  4. 【請求項4】 前記クランプ台が前記基材部分のほぼ全
    面を包含する形状であることを特徴とする請求項1、請
    求項2または請求項3に記載のウェーハスライスベース
    剥離装置。
  5. 【請求項5】 前記クランパーがウェーハ搬送手段のウ
    ェーハチャックであることを特徴とする請求項1から請
    求項4までのいずれか1に記載のウェーハスライスベー
    ス剥離装置。
  6. 【請求項6】 ウェーハの基材部分に接着されたスライ
    スベースを、洗浄後にその基材部分から剥離するウェー
    ハスライスベース剥離装置であって、 前記基材部分を受けるクランプ台と、 前記基材部分を前記クランプ台に固定するクランパー
    と、 前記スライスベース側に設けられ、前記スライスベース
    をウェーハの厚さ方向に押すプッシャーと、 前記基材部分と前記スライスベースの境界近傍に設けら
    れ、前記基材部分と前記スライスベースの境界形状に近
    似形状のノズルと、 前記ノズルに接続され、所定の温度の熱風を発生する熱
    風発生手段と、 から構成されたことを特徴とするウェーハスライスベー
    ス剥離装置。
  7. 【請求項7】ウェーハの基材部分に接着されたスライス
    ベースを、洗浄後にその基材部分から剥離するウェーハ
    スライスベース剥離装置であって、 前記基材部分を受けるクランプ台と、 前記基材部分を前記クランプ台に固定するクランパー
    と、 前記スライスベース側に設けられ、前記スライスベース
    をウェーハの厚さ方向に押すプッシャーと、 前記スライスベース側で前記プッシャーと反対側に、ウ
    ェーハの厚さ方向揺動自在に設けられたスライスベース
    受板と、 前記スライスベース受板に内蔵され、所定の温度の発熱
    をするヒータと、 から構成され、 ウェーハ加熱時には前記スライスベース受板の面が前記
    クランプ台の面と同一となり、スライスベース剥離時に
    は前記スライスベース受板が前記スライスベースから離
    れることを特徴とするウェーハスライスベース剥離装
    置。 【0001】
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