JP3107708U - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アドレス用電源が立ち上がって後、サステイン用電源を立ち上がらせるときにも、マイクロコンピュータからスイッチング電源の一次側に送出する制御信号の数を2本から1本に減らす。
【解決手段】PDP43の素子の選択に使用されるアドレス用電源P2を生成する第2のスイッチング電源2と、PDP43における選択された素子の発光に使用されるサステイン用電源P3を生成する第3のスイッチング電源3と、フォトカプラ5を介して制御信号47を第2のスイッチング回路12に送出するマイコン4とを備えた構成において、第2のスイッチングトランスT2に巻回された第2の補助コイルL12の出力を整流平滑した第2の補助直流電源P12を、第3のスイッチング回路13に動作電源として供給している。
【選択図】 図1

Description

本考案は、プラズマディスプレイモジュールの駆動回路内の論理回路に供給される論理回路用電源を生成する第1のスイッチング電源と、プラズマディスプレイパネルの素子の選択に使用されるアドレス用電源を生成する第2のスイッチング電源と、プラズマディスプレイパネルにおける選択された素子の発光に使用されるサステイン用電源を生成する第3のスイッチング電源とを備えたプラズマディスプレイ装置に関するものである。
大画面化するのに有利であるプラズマディスプレイ装置においては、プラズマディスプレイパネルを駆動する駆動回路内の論理回路に供給される論理回路用電源と、プラズマディスプレイパネルの素子の選択に使用されるアドレス用電源と、選択された素子の発光に使用されるサステイン用電源との3種の直流電源を必要とする。また、論理回路用電源、アドレス用電源、サステイン用電源のそれぞれは、出力電力が大きくなることから、図3に示したように、それぞれに対応して設けられたスイッチング電源により供給される。すなわち、同図における第1のスイッチング電源1は論理回路用電源P1を生成し、第2のスイッチング電源2aはアドレス用電源P2を生成し、第3のスイッチング電源3はサステイン用電源P3を生成する。
また、電源の立ち上がり順序については、論理回路用電源P1が供給された状態において、アドレス用電源P2を供給した後、サステイン用電源P3を供給する必要がある。また、電源オフとするときには、論理回路用電源P1が供給された状態において、サステイン用電源P3がオフとなるタイミングを、アドレス用電源P2がオフとなるタイミングより遅れないようにする必要がある。このため、マイクロコンピュータ4aからの制御信号を第2のスイッチング電源2aと第3のスイッチング電源3とのそれぞれに導き、スイッチング電源2a,3のそれぞれのスイッチングの開始のタイミングや停止のタイミングを制御することによって、上記した要求を満たすようにしている(第1の従来技術とする)。
また、以下に示す技術が提案されている(第2の従来技術とする)。すなわち、この技術では、プラズマディスプレイパネルと駆動回路とからなるプラズマディスプレイモジュールに動作電源を供給するための第1の電源回路と、アナログ映像信号を所定処理してプラズマディスプレイモジュールに出力するインタフェースボードに動作電源を供給するための第2の電源回路とを、互いに独立した電源回路としている。そして、第1の電源回路において、第2の電源回路の動作電源を生成するようにしている。また、第1の電源回路は、インタフェースボードから第1の制御信号が出力されたとき、第2の電源回路に動作電源の供給を行うようになっている。また、第2の制御信号が出力されたときには、プラズマディスプレイモジュールに3種の動作電源を、所定の順序でもって供給し、第2の制御信号の出力が停止されたときには、所定の順序でもって3種の動作電源の供給を停止している(例えば、特許文献1参照)。
また、以下に示す技術が提案されている(第3の従来技術とする)。すなわち、この技術では、プラズマテレビを、チューナ部とPDP部とに分割するとともに、それぞれに電源回路を設けている。また、それぞれに制御部を設けている。そして、チューナ部とPDP部とのそれぞれに設けられた制御部は、互いに通信を行うことによって、電源オンに移行した後の動作のタイミングを合わせている。また、互いの電源経路を監視する経路を設けることによって、双方が電源オン状態となっていることを検出可能にし、互いが電源オンを検出したとき、所定動作を行うようにしている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−149080号公報 特開2004−45485号公報
しかしながら、第1の従来技術を用いる場合には、以下に示す問題を生じていた。すなわち、マイクロコンピュータ4aは、スイッチング電源2a,3から見たときには、二次側の負荷に属するブロックとなっている。一方、第2のスイッチング電源2aのスイッチングの開始や停止を制御するには、一次側に属する第2のスイッチング回路12の動作を制御する必要がある。また、同様に、第3のスイッチング電源3のスイッチングの開始や停止を制御するには、一次側に属する第3のスイッチング回路13の動作を制御する必要がある。このため、第2のスイッチング回路12に制御信号を出力する経路と、第3のスイッチング回路13に制御信号を出力する経路とのそれぞれには、フォトカプラ5,6を設ける必要がある。一方、フォトカプラは高価な素子であるため、部品原価の低減が困難になるという事態を招いていた。また、マイクロコンピュータ4aの出力端子を2つも占有するという問題も生じていた。
第2の従来技術においては、論理回路用電源、アドレス用電源、サステイン用電源のそれぞれの立ち上がりの順序や下降の順序を決定するための構成については、具体的な記載がないので、第1の従来技術を解決しようとする観点からは、第2の従来技術は適用することが困難となっている。
また、第3の従来技術においても、同様に、論理回路用電源、アドレス用電源、サステイン用電源のそれぞれの立ち上がりの順序や下降の順序を決定するための構成については、具体的な記載がないので、第1の従来技術を解決しようとする観点からは、第3の従来技術は適用することが困難となっている。
本考案は、上記の問題点を解決するため創案されたものであり、その目的は、アドレス用電源が立ち上がって後、サステイン用電源を立ち上がらせるときにも、マイクロコンピュータからスイッチング電源の一次側に送出する制御信号の数を2本から1本に減らすことのでき、且つ、サステイン用電源の電圧を、アドレス用電源の電圧の下降に対して遅れることなく下降させることのでき、且つ、スイッチング電源がスイッチングを停止した状態にあるときに、アドレス用電源とサステイン用電源とに電圧が残留することを防止することのできるプラズマディスプレイ装置を提供することにある。
また、本考案の目的は、プラズマディスプレイモジュールの駆動回路内の論理回路に供給される論理回路用電源を生成する第1のスイッチング電源と、プラズマディスプレイパネルの素子の選択に使用されるアドレス用電源を生成する第2のスイッチング電源と、プラズマディスプレイパネルにおける選択された素子の発光に使用されるサステイン用電源を生成する第3のスイッチング電源とを備えた構成において、第2のスイッチング電源のトランスに第2の補助コイルを巻回し、第2の補助コイルの出力を整流平滑した第2の補助直流電源を、第3のスイッチング電源のスイッチング回路の動作電源とすることにより、アドレス用電源が立ち上がって後、サステイン用電源を立ち上がらせるときにも、マイクロコンピュータからスイッチング電源の一次側に送出する制御信号の数を2本から1本に減らすことのできるプラズマディスプレイ装置を提供することにある。
また、上記目的に加え、第2のスイッチング電源のスイッチング回路に導かれた制御信号を、第3のスイッチング電源のスイッチング回路にも導き、制御信号のレベルが、第2のスイッチング電源のスイッチング回路のスイッチングを停止させるレベルとなるときには、第3のスイッチング電源のスイッチング回路のスイッチングを停止させることにより、サステイン用電源の電圧を、アドレス用電源の電圧の下降に対して遅れることなく下降させることのできるプラズマディスプレイ装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本考案に係るプラズマディスプレイ装置は、プラズマディスプレイパネルとプラズマディスプレイパネルを駆動する駆動回路とからなるプラズマディスプレイモジュールと、第1のスイッチングトランスと第1のスイッチングトランスの一次コイルに流れる電流をスイッチングする第1のスイッチング回路とを有するとともに第1のスイッチング回路には第1のスイッチングトランスに巻回された第1の補助コイルの出力を整流平滑した第1の補助直流電源が動作電源として供給され、前記駆動回路内の論理回路に供給される論理回路用電源を生成する第1のスイッチング電源と、第2のスイッチングトランスと第2のスイッチングトランスの一次コイルに流れる電流をスイッチングする第2のスイッチング回路とを有するとともに第2のスイッチング回路には第1の補助直流電源が動作電源として供給され、前記プラズマディスプレイパネルの素子の選択に使用されるアドレス用電源を生成する第2のスイッチング電源と、第3のスイッチングトランスと第3のスイッチングトランスの一次コイルに流れる電流をスイッチングする第3のスイッチング回路とを有し、前記プラズマディスプレイパネルにおける選択された素子の発光に使用されるサステイン用電源を生成する第3のスイッチング電源と、フォトカプラを介して制御信号を第2のスイッチング回路に送出することでもって、第2のスイッチング電源がアドレス用電源の送出を開始するタイミングとアドレス用電源の送出を停止するタイミングとを制御するマイクロコンピュータとを備えたプラズマディスプレイ装置に適用している。そして、アノードがアドレス用電源に接続され、カソードがサステイン用電源に接続された逆流防止用ダイオードと、逆流防止用ダイオードのカソードと接地レベルとの間に接続されたサイリスタと、アドレス用電源からサイリスタまでの電流経路に挿入された第2の抵抗と、一方の端子がサステイン用電源に接続され、他方の端子がサイリスタに接続された第3の抵抗と、第2のスイッチングトランスに巻回された第2の補助コイルとを備えている。また、第2の補助コイルの出力を整流平滑した第2の補助直流電源が第3のスイッチング回路に動作電源として供給され、前記フォトカプラを介した制御信号は第3のスイッチング回路に導かれ、第3のスイッチング回路は前記制御信号のレベルが第2のスイッチング回路のスイッチングを停止させるレベルとなるときにはスイッチングを停止し、マイクロコンピュータは、制御信号を用いて第2のスイッチング回路のスイッチングと第3のスイッチング回路のスイッチングとを停止させた後には、サイリスタをオン状態に移行させるようになっている。
すなわち、第2の補助直流電源の電圧は、アドレス用電源の電圧の上昇にほぼ一致するタイミングで上昇する。一方、第3のスイッチング回路は、第2の補助直流電源の電圧が上昇した後に、スイッチング動作を開始する。従って、サステイン用電源の電圧は、アドレス用電源の電圧が上昇した後に上昇することになる。また、第3のスイッチング回路がスイッチングを停止するタイミングは、第2のスイッチング回路がスイッチングを停止するタイミングと同じになる。従って、サステイン用電源の電圧が下降を始めるタイミングと、アドレス用電源の電圧が下降を始めるタイミングとは同じになる。また、サイリスタがオン状態となると、アドレス用電源は第2の抵抗を介して接地され、サステイン用電源は第3の抵抗を介して接地される。
また、本考案に係るプラズマディスプレイ装置は、プラズマディスプレイパネルとプラズマディスプレイパネルを駆動する駆動回路とからなるプラズマディスプレイモジュールと、第1のスイッチングトランスと第1のスイッチングトランスの一次コイルに流れる電流をスイッチングする第1のスイッチング回路とを有するとともに第1のスイッチング回路には第1のスイッチングトランスに巻回された第1の補助コイルの出力を整流平滑した第1の補助直流電源が動作電源として供給され、前記駆動回路内の論理回路に供給される論理回路用電源を生成する第1のスイッチング電源と、第2のスイッチングトランスと第2のスイッチングトランスの一次コイルに流れる電流をスイッチングする第2のスイッチング回路とを有するとともに第2のスイッチング回路には第1の補助直流電源が動作電源として供給され、前記プラズマディスプレイパネルの素子の選択に使用されるアドレス用電源を生成する第2のスイッチング電源と、第3のスイッチングトランスと第3のスイッチングトランスの一次コイルに流れる電流をスイッチングする第3のスイッチング回路とを有し、前記プラズマディスプレイパネルにおける選択された素子の発光に使用されるサステイン用電源を生成する第3のスイッチング電源と、フォトカプラを介して制御信号を第2のスイッチング回路に送出することでもって、第2のスイッチング電源がアドレス用電源の送出を開始するタイミングとアドレス用電源の送出を停止するタイミングとを制御するマイクロコンピュータとを備えたプラズマディスプレイ装置に適用している。そして、第2のスイッチングトランスに巻回された第2の補助コイルを備えており、第2の補助コイルの出力を整流平滑した第2の補助直流電源が第3のスイッチング回路に動作電源として供給されるようになっている。
すなわち、第2の補助直流電源の電圧は、アドレス用電源の電圧の上昇にほぼ一致するタイミングで上昇する。一方、第3のスイッチング回路は、第2の補助直流電源の電圧が上昇した後に、スイッチング動作を開始する。従って、サステイン用電源の電圧は、アドレス用電源の電圧が上昇した後に上昇することになる。
また、上記構成に加え、前記フォトカプラを介した制御信号は第3のスイッチング回路に導かれており、第3のスイッチング回路は前記制御信号のレベルが第2のスイッチング回路のスイッチングを停止させるレベルとなるときにはスイッチングを停止するようになっている。
すなわち、第3のスイッチング回路がスイッチングを停止するタイミングは、第2のスイッチング回路がスイッチングを停止するタイミングと同じになる。従って、サステイン用電源の電圧が下降を始めるタイミングと、アドレス用電源の電圧が下降を始めるタイミングとは同じになる。
本考案によれば、第2の補助直流電源の電圧は、アドレス用電源の電圧の上昇にほぼ一致するタイミングで上昇する。一方、第3のスイッチング回路は、第2の補助直流電源の電圧が上昇した後に、スイッチング動作を開始する。従って、サステイン用電源の電圧は、アドレス用電源の電圧が上昇した後に上昇する。また、第3のスイッチング回路がスイッチングを停止するタイミングは、第2のスイッチング回路がスイッチングを停止するタイミングと同じになる。従って、サステイン用電源の電圧が下降を始めるタイミングと、アドレス用電源の電圧が下降を始めるタイミングとは同じになる。また、サイリスタがオン状態となると、アドレス用電源は第2の抵抗を介して接地され、サステイン用電源は第3の抵抗を介して接地される。このため、アドレス用電源が立ち上がって後、サステイン用電源を立ち上がらせるときにも、マイクロコンピュータからスイッチング電源の一次側に送出する制御信号の数を2本から1本に減らすことができ、且つ、サステイン用電源の電圧を、アドレス用電源の電圧の下降に対して遅れることなく下降させることができ、且つ、スイッチング電源がスイッチングを停止した状態にあるときに、アドレス用電源とサステイン用電源とに電圧が残留することを防止することができる。
また、本考案によれば、第2の補助直流電源の電圧は、アドレス用電源の電圧の上昇にほぼ一致するタイミングで上昇する。一方、第3のスイッチング回路は、第2の補助直流電源の電圧が上昇した後に、スイッチング動作を開始する。従って、サステイン用電源の電圧は、アドレス用電源の電圧が上昇した後に上昇する。このため、アドレス用電源が立ち上がって後、サステイン用電源を立ち上がらせるときにも、マイクロコンピュータからスイッチング電源の一次側に送出する制御信号の数を2本から1本に減らすことができる。
また、さらに、第3のスイッチング回路がスイッチングを停止するタイミングは、第2のスイッチング回路がスイッチングを停止するタイミングと同じになる。従って、サステイン用電源の電圧が下降を始めるタイミングと、アドレス用電源の電圧が下降を始めるタイミングとは同じになるので、サステイン用電源の電圧を、アドレス用電源の電圧の下降に対して遅れることなく下降させることができる。
以下、本考案の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本考案に係るプラズマディスプレイ装置の一実施形態の電気的構成を示すブロック線図であり、図3に示す従来技術と同一となるブロックには、図3における符号と同一符号を付与している。
プラズマディスプレイモジュール(以下では、PDモジュールと称する)8は、プラズマディスプレイパネル(以下では、PDPと称する)43と、PDP43を駆動する駆動回路44とを備えている。第1のスイッチング電源1は、駆動回路44内の論理回路に供給される低電圧(例えば、5V)の論理回路用電源P1を生成し、PDモジュール8に出力する。第2のスイッチング電源2は、PDP43の素子の選択に使用されるアドレス用電源P2を生成し、PDモジュール8に出力する。第3のスイッチング電源3は、PDP43における選択された素子の発光に使用されるサステイン用電源P3を生成し、PDモジュール8に出力する(P+は、商用電源を整流平滑して得られた一次側プラス電源を示し、P−は、一次側0Vを示している)。
詳細には、第1のスイッチング電源1は、第1のスイッチングトランス(以下では、単にトランスと称する)T1と、トランスT1の一次コイルL1に流れる電流をスイッチングする第1のスイッチング回路(以下では、単にスイッチング回路と称する)11、等を備えている。また、トランスT1には第1の補助コイルL11が巻回されている。そして、第1の補助コイルL11の出力を、ダイオードD11とコンデンサC11とでもって整流平滑した第1の補助直流電源P11は、抵抗R11を介し、動作電源として、スイッチング回路11に供給されている。
スイッチング回路11は、誤差検出回路31によって検出され、フォトカプラ21を介して帰還された電圧誤差に基づくスイッチングを行うことにより、論理回路用電源P1を所定電圧(例えば、5V)に安定化する。なお、ダイオードD21とコンデンサC21とは、トランスT1に巻回された二次コイルの出力を整流平滑する。
第2のスイッチング電源2は、第2のスイッチングトランス(以下では、単にトランスと称する)T2と、トランスT2の一次コイルL2に流れる電流をスイッチングする第2のスイッチング回路(以下では、単にスイッチング回路と称する)12とを備えている。また、スイッチング回路12には、第1の補助直流電源P11が、動作電源として供給されている。また、トランスT2には第2の補助コイルL12が巻回されている。そして、第2の補助コイルL12の出力を、ダイオードD12とコンデンサC12とでもって整流平滑することにより、第2の補助直流電源P12を生成している。
スイッチング回路12は、第1の補助直流電源P11が出力され、且つ、制御信号47がスイッチングを指示するレベル(Hレベル)となるとき、スイッチングを行う。また、このときでは、誤差検出回路32によって検出され、フォトカプラ22を介して帰還された電圧誤差に基づくスイッチングを行うことによって、アドレス用電源P2を所定電圧(例えば、60V)に安定化する(ダイオードD22とコンデンサC22とは、トランスT2に巻回された二次コイルの出力を整流平滑する)。
第3のスイッチング電源3は、第3のスイッチングトランス(以下では、単にトランスと称する)T3と、トランスT3の一次コイルL3に流れる電流をスイッチングする第3のスイッチング回路(以下では、単にスイッチング回路と称する)13とを備えている。また、スイッチング回路13には、第2の補助直流電源P12が、動作電源として、抵抗R13を介して供給されている。
スイッチング回路13は、第2のスイッチング電源2から第2の補助直流電源P12が出力され、且つ、制御信号47がスイッチングを指示するレベル(Hレベル)となるとき、スイッチングを行う。また、第2の補助直流電源P12が出力されているときであっても、制御信号47のレベルが、スイッチング回路12のスイッチングを停止させるレベル(Lレベル)となるときには、スイッチングを停止する。そして、スイッチングを行うときでは、誤差検出回路33によって検出され、フォトカプラ23を介して帰還された電圧誤差に基づくスイッチングを行うことによって、サステイン用電源P3を所定電圧(例えば、180V)に安定化する(ダイオードD23とコンデンサC23とは、トランスT3に巻回された二次コイルの出力を整流平滑する)。
アドレス用電源P2は、PDモジュール8に導かれるとともに、逆流防止用ダイオードD1のアノードに接続されている。また、逆流防止用ダイオードD1のカソードは、第2の抵抗R2を介して、サイリスタ9のアノードに接続されている。また、サステイン用電源P3は、PDモジュール8に導かれるとともに、第3の抵抗R3を介して、サイリスタ9のアノードに接続されている。そして、サイリスタ9のカソードは接地されており、サイリスタ9のゲートには、抵抗R4を介して、マイクロコンピュータ4からの出力48が導かれている。
マイクロコンピュータ4は、プラズマディスプレイ装置としての主要動作を実行する。すなわち、入力信号41が電源オフを指示するときには、第2のスイッチング電源2(スイッチング回路12)の動作と、第3のスイッチング電源3(スイッチング回路13)の動作とを停止状態に設定する。また、PDモジュール8を、電源オフに対応する待機状態に設定する。また、出力48をHレベルにして、サイリスタ9をオン状態とする。すなわち、アドレス用電源P2を第2の抵抗R2を介して接地するとともに、サステイン用電源P3を第3の抵抗R3を介して接地する。このため、アドレス用電源P2とサステイン用電源P3とのそれぞれに残存する電荷は放電される。
また、電源オフ状態において、入力信号が電源オンを指示するときには、PDモジュール8を、電源オンに対応する状態に移行させる。そして後、制御信号47のレベルを、スイッチングを指示するレベルとすることによって、アドレス用電源P2の電圧を立ち上げた後に、サステイン用電源P3の電圧を立ち上げる(この動作については、後に詳述する)。
図2(A)は、電源がオフ状態からオン状態に移行するときの動作の遷移を示す説明図、同図(B)は、電源がオン状態からオフ状態に移行するときの動作の遷移を示す説明図である。必要に応じて同図を参照しつつ、実施形態の動作を説明する。
電源オフ状態(時刻T1以前)では、マイクロコンピュータ4は、PDモジュール8を、電源オフに対応する状態に維持する。また、制御信号47を、スイッチングの停止を指示するLレベルとする。また、サイリスタ9への出力48をLレベルとする。この状態において、入力信号41により、電源オンの指示が入力されたことを知らされると(時刻T1)、マイクロコンピュータ4は、PDモジュール8を、電源オフに対応する状態から、電源オンに対応する状態に移行させる。従って、駆動回路44内の論理回路が、論理回路用電源P1を動作電源として、動作を開始する。
次いで、マイクロコンピュータ4は、制御信号47を、LレベルからHレベルに変化させる(時刻T2)。従って、スイッチング回路12がスイッチングを開始し、アドレス用電源P2が所定電圧に向かって上昇する。また、第2の補助直流電源P12の電圧が、アドレス用電源P2の電圧の上昇とほぼ同じタイミングで上昇する。そして、第2の補助直流電源P12の電圧が所定電圧の近傍まで上昇したとき(時刻T3)、スイッチング回路13は、第2の補助直流電源P12を動作電源としてスイッチングを開始する。すなわち、サステイン用電源P3は、アドレス用電源P2の電圧の上昇より遅れて、電圧の上昇を開始する。従って、サステイン用電源P3は、アドレス用電源P2が立ち上がった後に、立ち上がることになる。つまり、PDモジュール8に供給される電源の立ち上がりが、PDモジュール8が要求する順序に従った立ち上がりとなる。
電源オン状態が継続しているとき、入力信号41により、電源オフの指示が入力されたことを知らされると(時刻T5)、マイクロコンピュータ4は、制御信号47のレベルを、HレベルからLレベルに変化させることによって、スイッチングの停止を指示する。このため、スイッチング回路12とスイッチング回路13とは、時刻T5においてスイッチングを停止する。従って、アドレス用電源P2とサステイン用電源P3とは、時刻T5において電圧の下降を開始し、やがて0V近傍の電圧となる(時刻T6)。
次いで、アドレス用電源P2とサステイン用電源P3との双方が0V近傍まで下降したと見なせる時刻T7となったとき、サイリスタ9への出力48をHレベルとすることによって、サイリスタ9をオンする。このため、アドレス用電源P2の経路に残留していた電荷、および、サステイン用電源P3の経路に残留していた電荷が、サイリスタ9を介して放電され、アドレス用電源P2とサステイン用電源P3との双方が0Vとなる。そして、アドレス用電源P2とサステイン用電源P3との経路に残留した電荷の放電が完了したと見なせる時刻T8となったとき、出力48をLレベルに戻す。そして後、PDモジュール8を、電源オンに対応する状態(駆動回路44内の論理回路が動作をする状態)から、電源オフに対応する状態(駆動回路44内の論理回路も動作を停止する状態)に移行させる(時刻T9)。
なお、本考案は上記実施形態に限定されず、論理回路用電源P1、アドレス用電源P2、サステイン用電源P3の電圧が、PDモジュール8の要求に応じて、その他の電圧となる場合にも、同様に適用することができる。
本考案に係るプラズマディスプレイ装置の一実施形態の電気的構成を示すブロック線図である。 電源オフ状態から電源オン状態に移行するとき、および、電源オン状態から電源オフ状態に移行するときの動作の遷移を示す説明図である。 従来技術の電気的構成を示すブロック線図である。
符号の説明
1 第1のスイッチング電源
2 第2のスイッチング電源
3 第3のスイッチング電源
4 マイクロコンピュータ
5 フォトカプラ
8 プラズマディスプレイモジュール
9 サイリスタ
11 第1のスイッチング回路
12 第2のスイッチング回路
13 第3のスイッチング回路
43 プラズマディスプレイパネル
44 駆動回路
47 制御信号
D1 逆流防止用ダイオード
L1〜L3 一次コイル
L11 第1の補助コイル
L12 第2の補助コイル
P1 論理回路用電源
P2 アドレス用電源
P3 サステイン用電源
P11 第1の補助直流電源
P12 第2の補助直流電源
R2 第2の抵抗
R3 第3の抵抗
T1 第1のスイッチングトランス
T2 第2のスイッチングトランス
T3 第3のスイッチングトランス

Claims (3)

  1. プラズマディスプレイパネルとプラズマディスプレイパネルを駆動する駆動回路とからなるプラズマディスプレイモジュールと、
    第1のスイッチングトランスと第1のスイッチングトランスの一次コイルに流れる電流をスイッチングする第1のスイッチング回路とを有するとともに第1のスイッチング回路には第1のスイッチングトランスに巻回された第1の補助コイルの出力を整流平滑した第1の補助直流電源が動作電源として供給され、前記駆動回路内の論理回路に供給される論理回路用電源を生成する第1のスイッチング電源と、
    第2のスイッチングトランスと第2のスイッチングトランスの一次コイルに流れる電流をスイッチングする第2のスイッチング回路とを有するとともに第2のスイッチング回路には第1の補助直流電源が動作電源として供給され、前記プラズマディスプレイパネルの素子の選択に使用されるアドレス用電源を生成する第2のスイッチング電源と、
    第3のスイッチングトランスと第3のスイッチングトランスの一次コイルに流れる電流をスイッチングする第3のスイッチング回路とを有し、前記プラズマディスプレイパネルにおける選択された素子の発光に使用されるサステイン用電源を生成する第3のスイッチング電源と、
    フォトカプラを介して制御信号を第2のスイッチング回路に送出することでもって、第2のスイッチング電源がアドレス用電源の送出を開始するタイミングとアドレス用電源の送出を停止するタイミングとを制御するマイクロコンピュータとを備えたプラズマディスプレイ装置において、
    アノードがアドレス用電源に接続され、カソードがサステイン用電源に接続された逆流防止用ダイオードと、
    逆流防止用ダイオードのカソードと接地レベルとの間に接続されたサイリスタと、
    アドレス用電源からサイリスタまでの電流経路に挿入された第2の抵抗と、
    一方の端子がサステイン用電源に接続され、他方の端子がサイリスタに接続された第3の抵抗と、
    第2のスイッチングトランスに巻回された第2の補助コイルとを備え、
    第2の補助コイルの出力を整流平滑した第2の補助直流電源が第3のスイッチング回路に動作電源として供給され、
    前記フォトカプラを介した制御信号は第3のスイッチング回路に導かれ、
    第3のスイッチング回路は前記制御信号のレベルが第2のスイッチング回路のスイッチングを停止させるレベルとなるときにはスイッチングを停止し、
    マイクロコンピュータは、制御信号を用いて第2のスイッチング回路のスイッチングと第3のスイッチング回路のスイッチングとを停止させた後には、サイリスタをオン状態に移行させることを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  2. プラズマディスプレイパネルとプラズマディスプレイパネルを駆動する駆動回路とからなるプラズマディスプレイモジュールと、
    第1のスイッチングトランスと第1のスイッチングトランスの一次コイルに流れる電流をスイッチングする第1のスイッチング回路とを有するとともに第1のスイッチング回路には第1のスイッチングトランスに巻回された第1の補助コイルの出力を整流平滑した第1の補助直流電源が動作電源として供給され、前記駆動回路内の論理回路に供給される論理回路用電源を生成する第1のスイッチング電源と、
    第2のスイッチングトランスと第2のスイッチングトランスの一次コイルに流れる電流をスイッチングする第2のスイッチング回路とを有するとともに第2のスイッチング回路には第1の補助直流電源が動作電源として供給され、前記プラズマディスプレイパネルの素子の選択に使用されるアドレス用電源を生成する第2のスイッチング電源と、
    第3のスイッチングトランスと第3のスイッチングトランスの一次コイルに流れる電流をスイッチングする第3のスイッチング回路とを有し、前記プラズマディスプレイパネルにおける選択された素子の発光に使用されるサステイン用電源を生成する第3のスイッチング電源と、
    フォトカプラを介して制御信号を第2のスイッチング回路に送出することでもって、第2のスイッチング電源がアドレス用電源の送出を開始するタイミングとアドレス用電源の送出を停止するタイミングとを制御するマイクロコンピュータとを備えたプラズマディスプレイ装置において、
    第2のスイッチングトランスに巻回された第2の補助コイルを備え、
    第2の補助コイルの出力を整流平滑した第2の補助直流電源が第3のスイッチング回路に動作電源として供給されていることを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  3. 前記フォトカプラを介した制御信号は第3のスイッチング回路に導かれ、
    第3のスイッチング回路は前記制御信号のレベルが第2のスイッチング回路のスイッチングを停止させるレベルとなるときにはスイッチングを停止することを特徴とする請求項2に記載のプラズマディスプレイ装置。
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