JP3107656U - 帽子の構造 - Google Patents

Abstract

【課題】
被った時に伸縮性があり、通気性がよく汗の吸収率も高い帽子の構造を提供する。【解決手段】
帽子体の後下縁部に適する長さの折畳部が伸び、その折畳部両側とひさし縁布の間に縫取孔を開け、またゴムの両側はひさし縁布内に縫い付け、中段部は折畳部で覆って内側に縫い付けた帽子の構造であり、また、中段部は折畳部によって被せられ、そのため、通気性及びかぶった時にゴムが直接頭部に当たらず、快適で、且つ両側の縫取孔によって通気性にも優れた帽子の構造である。
【選択図】図６

Description

本考案は、通気性に優れ、且つ使用時の快適に優れた帽子の構造に関する。

従来の一般的な帽子は、図１に示すとおり、帽子体１０内の下周辺縁に設置されたゴム１１は、その全体が同質材のゴムで、それを直接帽子体１０の下周辺縁に縫い付ける。この種のデザインは、被る位置にゴムが当たって伸縮効果を具えるが、通気性及び汗の吸収性に劣る。更にゴム１０が直接頭部に接触するため、かぶった時に快適でない。

図２に示すのは、別の従来品で、帽子体１０内側の下周辺縁にゴム１２を縫い付ける。上方の本布上には孔１３が開き、これによって伸縮効果を具える。
図３に示すのは、更に別の従来品で、一部にゴム１４を設置する。これらは、伸縮効果に劣る欠点がある。
特開平０９−１３７３１５号公報

解決しようとする問題点は、伸縮性に優れるものは通気性や汗の吸収率が劣り、通気効果を高めると、被った時に伸縮性が悪いため、快適でない点である。
本考案は、上述した問題点に鑑みてなされたもので、被った時に伸縮性があり、通気性がよく汗の吸収率も高い帽子の構造を提供するものである。

本考案は、上記の課題を解決するために、帽子の構造は、帽子体の後下縁部に適する長さの折畳部が伸び、その折畳部両側とひさし縁布の間に縫取孔を開け、またゴムの両側はひさし縁布内に縫い付け、中段部は折畳部で覆って内側に縫い付けることを特徴とする帽子の構造である。
すなわち、帽子体の後下縁部に適する長さの折畳部が伸び、その折畳部両側とひさし縁布の間に縫取孔を開ける。また、ゴムは折畳部内に縫い付けることを最も主要な特徴とする。

本考案の帽子の構造は、被った時に伸縮性があり、かつ、通気性に優れ、且つ使用時の快適性に優れるという利点がある。

図４，５，６に示すとおり、本考案の実施例は、主に帽子体２０の後下縁部に適する長さの折畳部２１が伸び、その折畳部２１両側とひさし縁布２２の間に細長い二等辺三角形状の縫取孔２３，２４が左右に開く構造である。
また、図６に示すとおり、本考案の実施例のゴム２５の両側は、ひさし縁布２２内に縫い付けられ、中段部は折畳部２１によって被せられる。そのため、通気性及びかぶった時にゴム２５が直接頭部に当たらず、快適で、且つ両側の縫取孔２３,２４によって通気性にも優れる。

図７に示すとおり、本考案は折畳部２１の内側に位置する箇所にゴム２６を設置し、その両側を本布で縫い付ける形式でもよく、更に、図８に示すとおり、折畳部２１の内側すべてをゴム２７で縫い付けてもよい。

従来公知の製品立体図である。 従来公知の製品立体図である。 従来公知の製品立体図である。 本考案の実施例の立体図である。 本考案の実施例の側面図である。 本考案の実施例の開示図である。 本考案の別の実施例の斜視図である。 本考案の更に別の実施例の斜視図である。

符号の説明

１０ 帽子体
１１ ゴム
１２ 伸縮紐
１３ 孔
１４ 伸縮紐
２０ 帽子体
２１ 折畳部
２２ ひさし縁布
２３ 縫取孔
２４ 縫取孔
２５ ゴム
２６ ゴム
２７ ゴム

Claims (1)

1. 帽子の構造は、帽子体の後下縁部に適する長さの折畳部が伸び、その折畳部両側とひさし縁布の間に縫取孔を開け、またゴムの両側はひさし縁布内に縫い付け、中段部は折畳部で覆って内側に縫い付けることを特徴とする帽子の構造。
   

Images