JP3107639U - 外部枠組足場昇降用スライドステップ - Google Patents
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Abstract
【課題】作業効率及び安全性を向上させる外部枠組足場昇降用スライドステップを提供する。
【解決手段】建物Yから一定の高さに設置されるが、屋上部分において、外部足場Xに建物側へ取付けられたスライドステップAが、階段状に設置された状態であり、最上部外部足場及び各層外部足場から施工中の建物に昇降用スライドステップを設置することを可能とする。
【選択図】図1
【解決手段】建物Yから一定の高さに設置されるが、屋上部分において、外部足場Xに建物側へ取付けられたスライドステップAが、階段状に設置された状態であり、最上部外部足場及び各層外部足場から施工中の建物に昇降用スライドステップを設置することを可能とする。
【選択図】図1
Description
本考案は、外部足場等から施工中の建物に渡るために足場枠に附属接続し、折りたたみを可能とする昇降用ステップに関するものである。
従来、鉄筋コンクリート造の建築物を建てる場合、建物外側に外部枠組足場を設置し、各階ごとに施工中のスラブに渡るための手摺を付けた通路を設置しなければならず、屋上部のパラペット部や各層スラブでの型枠配筋作業時及びコンクリート打設時、この昇降用通路が作業の妨げになり、作業に応じ鳶工等専門の作業員が昇降用通路を解体しては再度設置する等、作業効率及び経済効率を著しく低下させてきた。
しかし、建物外壁と外部枠組足場との幅は作業の効率性を求め、一定の幅を取っており、この隙間から作業員が建物に移る際、落下防止等を目的とする昇降用通路は何種類かの仮設資材を組み合わせて設置しなければならず、一時的に解体する場合においても資材を外部足場の上に仮置きすることになり、資材落下の危険を伴うだけでなく、作業通路の確保ができなくなるため安全管理上昇降用通路の運用には問題がある。
また、外部足場から窓等の開口部を利用して建物に渡るために固定して設置された昇降用通路は、作業終了時、窓等の開口部を閉鎖することができず、昇降用通路を設置したままの状態となり降雨時の水の浸入等現場の維持管理にその効果が期待できないなど問題がある。
従来例によると、建物外側の外部枠組足場には、施工中の各層スラブ、屋上部分及び建物開口部から内部へ昇降するための通路を固定設置することにより作業の安全性を確保しており、前述の課題を解決するため、種々の提案がなされているが、いずれも固定設置となっているので、パラペット・スラブの型枠鉄筋作業時及びコンクリート打設時等、著しく作業の妨げになり効果を上げていないなど欠点がある。
前記課題を解決するため、本考案に係る外部枠組足場に接続する昇降用スライドステップは、従来の足場枠に簡便な作業で取付け及び上部へスライド可能とする手摺付昇降用スライドステップであり、外部枠組足場においては、図1、で示すように、建物Yから一定の高さに設置されるが、屋上部分において、足場枠Xに建物側へ取付けられたスライドステップAが、階段状に設置された状態であり、最上部足場枠及び建物途中の足場枠から、建物開口部(例えば窓等)に昇降用スライドステップを設置することを可能とする。
また、図2で示すように、スライドステップAは足場枠側へ作業員の職種を問わず誰もが折りたたむことが出来、作業時における障害となる場合、及び開口部を閉鎖する場合等には、昇降用スライドステップA’の位置に折りたたみ固定することを特徴とする。
本考案によると、特にパラペット・スラブの型枠鉄筋作業時及びコンクリート打設時、外部枠組足場に設置固定された昇降用スライドステップAは作業の妨げになり、作業効率を低力させていたが、必要に応じ設置及び誰もが折りたたみを可能とすることにより、作業効率及び安全性が高まり、現場の保全管理に大きな効果を獲得できた。
以下、本考案の実施形態を図を参照して説明する。図1は、通常の建築物Y屋上付近の外部工事用枠組足場X及び本考案を示す昇降用スライドステップAであり、この考案昇降用スライドステップAが使用時の状態を示すものである。
昇降用スライドステップAは、図4で示すように、足場枠Xに接続クランプ22により、簡便に取付けられ、昇降ステップの手摺パイプ12、鋼製布板敷設踊場14、それらを支える控えパイプ13、中段ステップ10の手摺子兼支持パイプ11により形成する。
昇降用スライドステップA設置の時は、図5で示すように、控えパイプ13の端末が、昇降用スライドステップ使用時固定用フック23を、昇降用スライドステップ使用時固定用リング24に引っ掛け固定することにより、簡便に昇降用スライドスッテプの設置が可能となった。
また、作業障害時における、昇降用スライドステップAは昇降用スライドステップA’の状態に折りたたまれるが、図6で示すように、控えパイプ13は手摺子兼支持パイプ11から一定の長さ部分で折れ曲がり、その先端から固定用フック21が露出し、折りたたみ時固定用リング20に引っ掛けることにより固定される。
従って、昇降用スライドステップ下のパラペット・スラブの型枠鉄筋作業時、コンクリート打設時、及び途中階での外部から内部への作業員通路の確保において、工事現場における昇降用スライドステップの解体及び再組立作業を必要としない等、作業効率の向上、安全環境確保、現場建物の保全を提供することができる。
本考案は、建設工事現場における、外部足場枠に附属接続する、昇降用スライドステップに関する。
A 昇降用スライドステップ使用時
A’ 昇降用スライドステップ折りたたみ時
X 外部枠組足場
Y 建物
10 鋼製布板敷設昇降ステップ
11 昇降ステップの手摺子兼支持パイプ
12 昇降ステップの手摺パイプ
13 昇降用スライドステップ使用時の控えパイプ
14 鋼製布板敷設踊場
20 昇降用スライドステップ折りたたみ時固定用リング
21 昇降用スライドステップ折りたたみ時固定用フック
22 足場枠接続クランプ
23 昇降用スライドステップ使用時固定用フック
24 昇降用スライドステップ使用時固定用リング
A’ 昇降用スライドステップ折りたたみ時
X 外部枠組足場
Y 建物
10 鋼製布板敷設昇降ステップ
11 昇降ステップの手摺子兼支持パイプ
12 昇降ステップの手摺パイプ
13 昇降用スライドステップ使用時の控えパイプ
14 鋼製布板敷設踊場
20 昇降用スライドステップ折りたたみ時固定用リング
21 昇降用スライドステップ折りたたみ時固定用フック
22 足場枠接続クランプ
23 昇降用スライドステップ使用時固定用フック
24 昇降用スライドステップ使用時固定用リング
Claims (2)
- 建造物の外壁面に設置される外部足場枠附属装置であって、施工中の建物への昇降を目的とし上部へスライドを可能とするステップを持つことを特徴とする外部足場附属装置
- 建物屋上部及び建物外部開口部への昇降を目的とする、請求項1記載の外部足場附属装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004004209U JP3107639U (ja) | 2004-06-18 | 2004-06-18 | 外部枠組足場昇降用スライドステップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004004209U JP3107639U (ja) | 2004-06-18 | 2004-06-18 | 外部枠組足場昇降用スライドステップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3107639U true JP3107639U (ja) | 2005-02-03 |
Family
ID=43270339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004004209U Expired - Lifetime JP3107639U (ja) | 2004-06-18 | 2004-06-18 | 外部枠組足場昇降用スライドステップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3107639U (ja) |
-
2004
- 2004-06-18 JP JP2004004209U patent/JP3107639U/ja not_active Expired - Lifetime
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