JP3107502U - ガードル - Google Patents

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美喜子 秋岡
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島崎株式会社
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Abstract

【課題】下腹部から恥骨部分への膨出した脂肪の下垂を緩和させながら、腹部の膨出を押さえるガードルを提供する。
【解決手段】ガードルに於いて、ウエスト腹部面から腹部中央、下腹部を被う連続した形状であり、更に連続して股間を通り、股間後部まで到達する平面形状の生地を特徴とし、その部分には210デニールから360デニール程度の伸縮性を有するスパンデックス糸を使用した一方向には伸縮性を持ち、垂直に交わるもう一方向には非伸縮の性質をもった編み生地を2重、或いは2重の内の一枚に前記の生地を使用、もう一枚には両方向に伸縮した生地を、着用時横方向に伸縮性を持った方向に使い、更に前記の形状の布と脇腹部から臀部、太腿を被う生地の縫合部において、下腹部から恥骨部分の縫合寸法に差があり、その寸法差は前記の腹部を被う側の方が大きく、脇腹部から臀部、太腿を被う生地側が小さいガードルを提供する。
【選択図】図1

Description

考案の詳細な説明
産業上の利用分野
本考案は股部を有するガードルの中で下腹部の膨出を抑えつつ、下腹部から恥骨部分の脂肪の下垂を緩和させる事を目的とした体型補正用の衣類に関するものである。
現在、腹部、臀部の体型を補整するために種種のガードルやパンティストッキングが提供されており、腹部に関しては既存のものには腹部中央に図2の様な形状の非伸縮の生地、あるいは伸縮性を持ったパワーネットを重ねる等の裏打ちを施す事で伸縮強度を出し、着用時に、腹部をより平面にする事を目的としたものは多いが、膨出と共に下垂しがちな腹部について、引き上げる事に着眼している製品は少ない。
下垂した状態では、下腹部まで補正する事は難しく、更に腹部中央の膨出した腹部を強く抑えているので、腹部の脂肪は下がり易くなり、それに伴いガードル前面の形状のずれも起き易くなる為、中央に施された裏打ち布の効果が安定して充分に得ることができない。
下腹部から恥骨部分までの膨出した脂肪の下垂を緩和させながら、腹部の膨出を押さえるガードルを提供する。
以下、解決の手段を図3を引用しながら、説明する。着用時、ウエスト腹部面から腹部中央、股間を通り、股間後部に当たる部分、通称マチを1枚の平面状の生地1aと、前記1aと同形状の1bの2重にしたものと脇腹部から臀部、太腿を被う生地2とで構成する。
ウエスト腹部から股間後部までに当たる生地1aについては210デニールから360デニール程度の伸縮性を有するスパンデックス糸を用いた生地において、一方向には伸縮性を有し、垂直に交わるもう一方向は非伸縮の特性を持った素材を用いる。
又、前記腹部から股間後部にあたる生地1aと、1aと重ね合わせて使用する1bは同形状、同素材の2重使いが好ましいが、各々1枚変える場合は、同形状は必須条件とした上、1枚は前記に述べた、一方向には伸縮性を有し、もう一方向は非伸縮の特性を持った素材を用い、他1枚には両方向に伸縮性の有るものを用い、横方向への伸縮は重ね合わせても有さなければならない。
脇腹部から臀部、太腿を被う生地2については、210デニールから360デニール程度の伸縮性を有するスパンデックス糸を用いた編み生地において、両方向に伸縮性の有るものを用いる。
又、脇腹部から臀部、太腿を被う生地2はその被う範囲の中では縫合するなどの切り替えやダーツは幾つあっても構わない。
前記で述べた腹部から股間後部に当たる生地1aと1bを重ね合わせた状態での8aと、脇腹部から臀部、太腿を被う生地2との縫合部8bの箇所において、脇腹部から臀部、太腿を被う生地2側の縫合部8b中の下腹部から恥骨部分の寸法10bの寸法は腹部から股間後部に当たる生地1a、1bの縫合部10aよりも短く設定し、腹部から股間後部に当たる生地1a、1bとの縫合の際に脇腹部から臀部、太腿を被う生地2側を引っ張りながら縫合する。
脇腹部から臀部、太腿を被う生地2の伸縮の方向は強い伸縮性を持つ方向の地ノ目をウエストと平行とし、腹部から股間後部に当たる生地1a、1bとの縫合部8b中の下腹部から恥骨部分10b近辺における地ノ目は、腹部から股間に当たる生地1a、1bとの縫合部10aと縫合する際に下に引きながら縫合する事になる為、着用時の地の目は、腹部から股間後部に当たる生地1a、1bの寸法で腹部に着くことで、臀部、太腿を被う生地2の前記縫合部10b近辺の地ノ目は股間に向かって下がり、つまり脇に向かい上方向となる。
作用
以上、前記で述べた構成のガードルを着用すると、先ず、腹部の生地が恥骨部分まで続いている事で下腹を押さえる事ができ、縦方向が非伸縮の平面となっている事で脂肪の下垂を防ぐ事ができる。
また
で述べた様に脇腹部から臀部、太腿を被う生地2の下腹部から恥骨部分のスパンデックス糸の地ノ目が脇に向かって上方向になっている為、着用時のこの部分の伸縮の方向も脇方向に上がる伸縮となる。その為下腹部から恥骨部分の縫合部も、上斜め方向に引っ張られる形となり、腹部から股間後部に当たる生地1a、1bも引きあがる事となる。
以下、実施の形態の一例を図3を持って説明する。今回の本考案品の実施の対象者はウエスト寸法67〜75cmの女性を対象とした寸法設定とした。
素材は腹部から股間後部に当たる生地1aには280デニールの一方は伸縮性を有し、垂直に交わる一方には融通性はあるが伸縮性のない生地を用い、2重使いの1bにも同素材を使用した。また脇腹部から臀部、太腿を被う生地2には280デニールの両方向ともに伸縮性を持った生地を使用した。
先ずに腹部から股間後部に当たる生地1のウエスト寸法4を21cmとし恥骨部に当たる幅7を7cmとする腹部に於いて、8aの様な斜め切り替え線を作り股間布、通称マチと一体化させた。
この時のウエストから腹部を斜めに通り股間後部に当たる生地1a、1bの前記の股間後部まで続く切り替え線8aの寸法は37.5cm、腹部前中心から股間中央後部までの寸法6を38cmとし、同素材、同形状を2重使いとした。
次に脇腹部から臀部、太腿を被う生地2のウエスト寸法5は、腹部から股間に当たる生地1a,1bとの縫合位置から後中心までで22cmとした。また脇腹部から臀部、太腿を被う生地2における腹部から股間後部に当たる生地1a、1bとの縫合部である8bは、下腹部から恥骨部分に当たる寸法10bの箇所を腹部から股間に当たる生地1a、1bの10aに比べ2.5cm縮めた形状とし、脇腹部から臀部、太腿を被う生地2の8bの35cmに設定した。
前記の腹部から股間に当たる生地1a、1bの8aと、脇腹部から臀部、太腿を被う生地2の縫合線8bを縫合する際にウエストから腹部中央の9a、9bは各各12cmとし同寸で縫合し、以下20cmの10a、10bの間で脇腹部から臀部、太腿を被う生地2の縫合部10bを2.5cm伸ばしながら縫合し、更に以下股間後部11a、11bは5.5cmで同寸の縫合をした。
前記の縫合線8a、8bの縫合法としては伸縮性を損なわない縫い方とし、今回は生地を重ねて千鳥縫いを用いた。
他の箇所の縫合はすべて同寸での縫合となる。臀部中心に当たる後中心15は25cmとし脇腹部から臀部、太腿を被う生地2の各一枚の同位置での縫合となり、マチ後部12と後ろ太腿にあたる13は腹部の切り替え線8a,8bを縫合した時点で一つの線となっており、これを脇腹部から臀部、太腿を被う生地2の後中心線15の下にある14と縫合すると脚付きパンツの形状となる、以上を縫製する際もゴム糸、千鳥縫いとし、伸縮性を保ったままにした。
以上、形成された物のウエスト部と足口の裁ち端をウエストは13mmのゴムをつけ、足口は25mm幅の伸縮性のレースをつけ、裁ち端を見えない様にした。
効果
以下、効果を本考案のポイントである腹部を中心に説明する。
また本考案の効果を比較し易くする為に、比較実験品を持って説明する。図4は比較実験品の展開図である。前腹部の腹部から股間後部に当たる生地16と図3の1aと同形状だが、2重使いとなるもう一枚の17はウエストから臍下10cmの下腹部までの形状とし、上恥骨部分から股間までのマチは1枚のみとする。更に脇腹部から臀部、太腿を被う生地18は腹部から股間に当たる生地16との縫合部分19a、19bの寸法差をなくし同寸の縫合をする寸法設定とした。以上の実験品は前記の2点を除いて、素材、形状の条件は全く同じとした。
今回着用者のヌード寸法はウエスト寸法74cm、臍下6cm位置の下腹部回り90cm、ヒップ寸法87cm、腹部ウエスト中央から恥骨までの前中心寸法は25cmであった。先ず、本考案品と前記の実験品を着用した直後の状態では、本考案品、実験品供にウエスト着用位置は着用者のウエスト位置より2cmほど上の位置で着いた。この時の着用者の寸法は本考案品の場合、ウエスト72,5cm、下腹部回り87cm、ヒップ85cm、腹部ウエスト中央から恥骨までの前中心寸法は23cmであり、実験品の寸法はウエスト72.5cm、下腹部回り88cm、ヒップ85cm、腹部ウエスト中央から恥骨までの前中心寸法は23,5cmとこの時点での差は少ない。
その後、着用者には前記の2点を各々着用したまま日常動作をして貰い、2時間後再び計測を行った。先ず、着用ウエスト位置であるが本考案品は着用時より1cm内ほど下がっていたが、実験品は2cm下がっていた。
更に前記の計測箇所4点を測った所、本考案品ではウエスト73cm、下腹部88cm、ヒップ85cm、前中心は23cmとなっており、実験品においてはウエスト73cm、下腹部89.5cm、ヒップ85cm、前中心は24.5cmとなっていた。
以上の結果から時間経過後の下腹部においては如実な差が見られ、前中心の伸びと共に腹部のずり下がりが見られ、下腹部の寸法の広がりも確認できた。
他、設定寸法内の女性数人に同じ計測を行った所、時間経過後の寸法の動きは、ウエスト部分の下がり方と下腹部の寸法の増え方は差の大小はあるものの、同じ傾向が見られた。
結果、本考案品は下腹部の膨出や下垂において、より防止する効果がある事がわかった。
本考案品の実施の一例の斜視図である 既存の商品の一例の斜視図である 本考案品の実施の一例の解体図である 比較実験品の解体図である
符号の説明
1a
図1
図3
における腹部から股間に当たる生地
1b 1と同形状の生地
図1
図3
における脇腹部から臀部、太腿を被う生地
図3
におけるウエスト寸法
4 1のウエスト寸法
5 2のウエスト寸法
6 1における腹部前中心のウエストから股間中央後部までの寸法
7 1a、1bにおける恥骨部の幅寸法
8a 1a、1bにおける2との縫合部
8b 2における1a、1bとの縫合部
9a 8aにおけるウエストから腹部中央までの寸法
9b 8bにおけるウエストから腹部中央までの寸法
10a 8aにおける下腹部から恥骨後部までの寸法
10b 8bにおける下腹部から恥骨後部までの寸法
11a 8aにおける恥骨後部から股間後部までの寸法
11b 8bにおける恥骨後部から股間後部までの寸法
12 1におけるマチ後部の寸法
13 後ろ太腿にあたる縫合線
14 後ろ太腿にあたる縫合線
15 2における後ろ中心寸法
16
図4
における腹部から股間に当たる生地
17
図4
における16と2重にする生地
18
図4
における脇腹部から臀部、太腿を被う生地
19a 16における18との縫合線
19b 18における16との縫合線

Claims (2)

  1. 足付ガードルに於いて、ウエスト腹部面から腹部中央を被い、連続して下腹部から股間を通り、股間後部まで当たる部分が連続した平面形状となっており、その形状部分には素材特性として210デニールから360デニール程度の伸縮性を有するスパンデックス糸で編まれた、一方向には伸縮性を持ち、垂直に交わるもう一方向には非伸縮の性質をもった生地を用いて、同形状、同素材で2重、或いは一枚には前記で述べた生地と他一枚は両方向に伸縮性を持った同形状の生地を2重にして使用した事を特徴とするガードル。
  2. 請求項1で述べたガードルの、ウエスト腹部面から腹部中央を被い連続して下腹部から股間を通り、股間後部に当たる部分が連続した平面形状と、脇腹部から臀部、太腿を被う生地との縫合部分の中の下腹部から恥骨部分に寸法差があり、その寸法差は請求項1で述べた腹部中央から股間を被う生地側の寸法が大きく、脇腹部から臀部、太腿を被う生地側の寸法が小さい特徴を持った足付きガードル。
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