JP3107434B2 - 信号発生装置 - Google Patents

信号発生装置

Info

Publication number
JP3107434B2
JP3107434B2 JP03325146A JP32514691A JP3107434B2 JP 3107434 B2 JP3107434 B2 JP 3107434B2 JP 03325146 A JP03325146 A JP 03325146A JP 32514691 A JP32514691 A JP 32514691A JP 3107434 B2 JP3107434 B2 JP 3107434B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
output
light
shielded
err
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03325146A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05133728A (ja
Inventor
坂井  正善
雅一 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP03325146A priority Critical patent/JP3107434B2/ja
Publication of JPH05133728A publication Critical patent/JPH05133728A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3107434B2 publication Critical patent/JP3107434B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセンサを用いた信号発生
装置に係り、特にフェイルセ−フな検出信号を得ること
のできるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、機械プレスのストロ−ク
制御用信号としては、図5に示されるように、機械プレ
スのクランクシャフト又はそのクランクシャフトの回転
と連動する回転軸1に複数(図5の例では2個)のロ−
タリカムスイッチ10a,10bを設けて構成されてい
る。すなわち、ロ−タリスイッチ10a,10bは、同
一形状のカム11,11を回転軸1に対して取付角度を
異ならせて固定されていると共に、そのカム11,11
にレバ−12の先端にロ−ラ13を備えたマイクロスイ
ッチ(図示せず)をそれぞれ対設させて構成されてい
る。
【0003】したがって、回転軸1が回転するとそれに
伴って各カム11,11も回転し、その回転角度に応じ
てレバ−12が上下動してマイクロスイッチをON・O
FFすることができる。そして、どのマイクロスイッチ
がON又はOFFしたかによって、回転軸1の回転角度
を検出することができる。
【0004】なお、ロ−タリスイッチ10a,10b
は、図5に示される2個以外に、さらに増加すれば、そ
の分だけ検出する回転角度の巾を小さくすることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のマイクロスイッチを用いた信号発生装置は、マイク
ロスイッチの接点溶着等により故障したときには、正確
な検出信号が得られなくなって、機械プレス等の機器本
体の制御に不都合が生じることがあった。
【0006】さらに、近年、機械プレスや工業用ロボッ
ト等の産業用機械においても、フェイルセ−フな検出信
号により、機器本体を安全側に導くようにすることが要
望されるようになってきている。
【0007】このような要望に応えるために、上述のロ
−タリマイクロスイッチの検出信号を基に、図6に示す
ような否定演算回路を用いてもフェイルセ−フな検出信
号とすることはできない。
【0008】図6を用いてさらに説明すると、A1 は非
反転増幅器、A2 は反転増幅器及びVccは電源であっ
て、x1,y1,y2 は2値化信号でHレベルを論理値
「1」,Lレベルを論理値「0」とする。
【0009】この場合、出力信号y1 及びy2 がフェイ
ルセ−フであるためには、回路が故障したときに出力y
1 =1、あるいはy2 =1に誤らないということであ
る。
【0010】ここで、入力信号xがx=1には誤らない
信号であるとすれば、非反転増幅器A1 が故障で出力y
1 =1の誤り出力を生じなければ、すなわち、非反転増
幅器A1 がフェイルセ−フ構成であれば、y1 =1の誤
りは生じない。
【0011】しかし、反転増幅器A2 の出力信号y2
は、たとえ増幅器A2 をフェイルセ−フに構成したとし
ても、すなわち出力y2 =1に誤らない構成としたとし
ても、非反転増幅器A1 が故障してy1=0を生じたと
き、出力y2 はy2 =1に誤ってしまう。このため、フ
ェイルセ−フな信号処理には本質的に否定演算を含める
ことができない。
【0012】出力信号y2 に相当する信号、すなわち入
力信号xの否定信号を得るには、直接x=0の信号をx
=0には誤らない信号の抽出手段を用いて抽出するより
外にない。図7はこのような抽出手段を実現するための
回路図である。
【0013】すなわち、図7は、入力信号xを否定を含
まない抽出手段(非反転増幅器)A1 を用いて抽出する
と同時に、別の否定を含まない抽出手段A′1 を用いて
入力信号xの否定信号y2 =バ−x(記号バ−は否定演
算を表す。)を抽出し、出力信号y1 =xとy1 の否定
信号y2 =バ−xを抽出する2線系手段を意味し、y1
,y2 は双対信号である。
【0014】そこで、本発明は、上述の図7に示す抽出
手段に好適な信号発生装置を提供することを目的として
いる。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る信号発生
置は、上記目的を達成するために、被検出体の駆動位置
に対応して移動する遮蔽手段と、発射された信号が前記
遮蔽手段で遮蔽されないときに2値化信号の「1」の出
力ありを出力し、その発射された信号がその遮蔽手段で
遮蔽されたときに2値化信号の「0」の出力なしを出力
する、「1」から「0」に誤るが「0」から「1」に誤
らない透過型検出手段と、発射された信号が前記遮蔽手
段で遮蔽されないときに2値化信号の「0」の出力なし
を出力し、その発射された信号がその遮蔽手段で遮蔽さ
れたときに2値化信号の「1」の出力ありを出力する
1」から「0」に誤るが「0」から「1」に誤らない
反射型検出手段と、を有することを特徴としている。ま
た、前記発射される信号は光線であって、前記透過型検
出手段及び前記反射型検出手段は、その発射された光線
を受光したときに出力を生成する光電素子をそれぞれ含
んで構成されていることを特徴としている。
【0016】
【作用】上記構成において、透過型検出手段は、信号の
透過時には2値化信号に「1」の出力ありを出力し、そ
の信号の遮蔽時には2値化信号の「0」の出力なしを出
力する。そして、透過時には、「0」に誤ることがあっ
ても「1」に誤ることはない。また、反射型検出手段
は、信号の透過時には2値化信号の「0」の出力なしを
出力し、その信号の遮蔽時には2値化信号の「1」の出
力ありを出力する。そして、遮蔽時には、「0」に誤る
とことがあっても「1」に誤ることはない。したがっ
て、検出手段は、フェールセーフな検出出力を行うこと
ができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は第1の実施例装置の斜視図であって、回転
軸1は上記図4と同様に、機械プレス等の被検出体(図
示せず)の駆動に対応して時計方向に回転するように構
成されている。
【0018】回転軸1には、円周の一部に切欠部2aを
有する円板からなる光線を透過させないが、照射された
光線を反射させることのできる遮光板(本発明の遮蔽手
段に該当する)2が固定されている。したがって、回転
軸1が回転されるとそれに伴って遮光板2も回転するこ
とができる。
【0019】遮光板2を中間に位置させ、かつ、切欠部
2aに対向する位置には、発光素子3a及び受光素子3
bからなる透過型光電素子(本発明の透過型検出手段に
該当する)3が図示しないフレ−ムに設けられていると
ともに、受光素子3bの上方で、かつ切欠部2aに対向
する位置には、発光素子4aとその発光素子4aから発
射された光線が遮光板2に反射したときの光を受光する
位置に設けられた受光素子4bからなる反射型光電素子
(本発明の反射型検出手段に該当する)4が設けられて
いる。
【0020】上述の実施例装置においての検出動作を図
2のタイムチャ−トを参照しながら説明する。回転軸1
が回転して遮光板2の切欠部2aが透過型光電素子3に
位置すると、発光素子3aからの光線は受光素子3bに
受光される。そして、受光素子3bの出力は、それまで
の出力「0」から「1」に変化する。
【0021】他方、反射型光電素子4において、発光素
子4aからの光線を遮光板2に反射させて受光していた
受光素子4bの出力は、それまでの「1」から「0」に
変化する。したがって、透過型光電素子3と反射型光電
素子4の出力は、上述の図7の入力信号のxとバ−xの
関係となり、出力信号y1 とその否定信号y2 を抽出す
ることのできる2光線系抽出手段を実現することがで
き、フェイルセ−フな信号発生装置になる。
【0022】次に、両光電素子3,4の誤り状態につい
ての具体例に就いて考察すると、先ず、透過型光電素子
3が切欠部2aに位置して透過状態にあるときは、発光
素子3aが消灯の故障か遮光板2以外の障害物により受
光素子3bの出力信号が「1」から「0」に誤るが、
「1」に誤るという事態はない。
【0023】他方、反射型光電素子4の遮光状態におい
ては、発光素子4aが消灯の故障又は遮光板2と受光素
子4b間に障害物が存在して、受光素子4bの出力が
「1」から「0」に誤るが「1」に誤るという事態はな
い。したがって、両光電素子3,4の出力の双対信号か
らフェイルセ−フな検出信号を得ることが可能となる。
【0024】図3は、反射型光電素子4の発光素子4a
を透過型光電素子3の発光素子3aと兼用させて、装置
をより簡単にした例である。
【0025】図4は、被検出体の駆動が左右方向に移動
される場合であって、シャフト1′は被検出体の駆動に
対応して左右方向に移動し、そのシャフト1′の先端に
設けられた遮光板2′がそのシャフト1′に伴って移動
する。このように、本発明装置は、被検出体は回転する
場合だけでなく、左右方向に移動する場合の位置検出に
も応用することができる。
【0026】なお、上述の実施例では、透過型光電素子
3と反射型光電素子4とをそれぞれ1個ずつ設けた例を
示したが、遮光板2,2′に沿って複数設けることによ
って、検出巾を小さくすることができる。
【0027】また、透過型検出手段及び反射型検出手段
は、光電素子の代わりに超音波素子を用いるようにして
もよい。この場合、遮蔽手段は光線の反射を考慮する必
要がない。しかし、上述の実施例のように光電素子で実
施したときは構造が簡単になる利益がある。
【0028】
【発明の効果】本発明に係る信号発生装置は、被検出体
の駆動位置に対応して移動する遮蔽手段と、発射された
信号が前記遮蔽手段で遮蔽されないときに2値化信号の
「1」の出力ありを出力し、その発射された信号がその
遮蔽手段で遮蔽されたときに2値化信号の「0」の出力
なしを出力する、「1」から「0」に誤るが「0」から
「1」に誤らない透過型検出手段と、発射された信号が
前記遮蔽手段で遮蔽されないときに2値化信号の「0」
の出力なしを出力し、その発射された信号がその遮蔽手
段で遮蔽されたときに2値化信号の「1」の出力ありを
出力する、「1」から「0」に誤るが「0」から「1」
に誤らない反射型検出手段とからなるので、機械プレス
や工業用ロボット等の産業用機械に好適なフェールセー
フな信号発生装置とすることができる。また、前記発射
される信号は光線であって、前記透過型検出手段及び
反射型検出手段は、その発射された光線を受光したと
きに出力を生成する光電素子をそれぞれ含んで構成した
ときは、信号発生装置を簡単な構成で実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例装置の斜視図である。
【図2】検出動作を示すタイムチャ−トである。
【図3】本発明の第2の実施例装置の斜視図である。
【図4】本発明の第3の実施例装置の斜視図である。
【図5】従来装置の斜視図である。
【図6】フェイルセ−フ回路の説明図である。
【図7】フェイルセ−フ回路の説明図である。
【符号の説明】
2,2′ 遮光板(遮蔽手段) 3 透過型光電素子(透過型検出手段) 4 反射型光電素子(反射型検出手段)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検出体の駆動位置に対応して移動する
    遮蔽手段と、発射された信号が 前記遮蔽手段で遮蔽されないときに
    値化信号の「1」の出力ありを出力し、その発射された
    信号がその遮蔽手段で遮蔽されたときに2値化信号の
    「0」の出力なしを出力する、「1」から「0」に誤る
    「0」から「1」に誤らない透過型検出手段と、発射された信号が前記遮蔽手段で遮蔽されないときに
    値化信号の「0」の出力なしを出力し、その発射された
    信号がその遮蔽手段で遮蔽されたときに2値化信号の
    「1」の出力ありを出力する、「1」から「0」に誤る
    「0」から「1」に誤らない反射型検出手段と、を有する ことを特徴とする信号発生装置。
  2. 【請求項2】 前記発射される信号は光線であって、
    透過型検出手段及び前記反射型検出手段は、その発射
    された光線を受光したときに出力を生成する光電素子
    それぞれ含んで構成されていることを特徴とする請求項
    1記載の信号発生装置。
JP03325146A 1991-11-13 1991-11-13 信号発生装置 Expired - Fee Related JP3107434B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03325146A JP3107434B2 (ja) 1991-11-13 1991-11-13 信号発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03325146A JP3107434B2 (ja) 1991-11-13 1991-11-13 信号発生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05133728A JPH05133728A (ja) 1993-05-28
JP3107434B2 true JP3107434B2 (ja) 2000-11-06

Family

ID=18173560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03325146A Expired - Fee Related JP3107434B2 (ja) 1991-11-13 1991-11-13 信号発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3107434B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112919923B (zh) * 2021-01-21 2022-07-12 周煜 金属基复合材料及其制备方法和应用

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112919923B (zh) * 2021-01-21 2022-07-12 周煜 金属基复合材料及其制备方法和应用

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05133728A (ja) 1993-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105652563B (zh) 可转动操作构件和具有该可转动操作构件的电子装置
JPS6258865B2 (ja)
JP3107434B2 (ja) 信号発生装置
KR960000556Y1 (ko) 구동링의 위치감지장치
US3217170A (en) Rotary optical servomechanism
GB2224581A (en) Apparatus for detecting open f number in zoom lens camera
JP2000046536A (ja) 車両用操舵角検出装置
US4963733A (en) Incremental encoder
JP2007114032A (ja) エンコーダ
JP7120200B2 (ja) 回転角検出装置
JP2019215306A (ja) 光学式ロータリーエンコーダ
JP2007107981A (ja) ロータリーエンコーダ
JP2006038768A (ja) トルク検出装置
JP4378750B2 (ja) トラックボール
JPH0783701A (ja) ロータリエンコーダ
JP2856026B2 (ja) 光学型移動検出装置
JPH11344360A (ja) 回転位置検出装置及び回転位置検出センサ
KR940001529Y1 (ko) 변배기어 장치
JPH08128857A (ja) ロータリーエンコーダー
JPH0523035U (ja) 多回転アブソリユート・エンコーダ
JP4909023B2 (ja) 変位検出装置
JPH09134561A (ja) 磁気記録/再生装置のモードスイッチ
JPS6355416A (ja) 光学式ロ−タリエンコ−ダ
JPH0523037U (ja) 回転センサ
JP2018141951A (ja) ヘッドアップディスプレイ装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070908

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080908

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees