JP3107431B2 - 立体炊飯装置 - Google Patents

立体炊飯装置

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JP3107431B2 JP03294349A JP29434991A JP3107431B2 JP 3107431 B2 JP3107431 B2 JP 3107431B2 JP 03294349 A JP03294349 A JP 03294349A JP 29434991 A JP29434991 A JP 29434991A JP 3107431 B2 JP3107431 B2 JP 3107431B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、立体炊飯装置に
係るものである。
【0002】
【従来技術】玄米あるいは玄米を精白処理した米を洗米
して炊飯するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た米では洗米時に多量の汚濁水がでるので環境上問題と
されつつあり、また、洗米に要する時間が長く手間がか
かる。かかる問題を解消するために、予め工場で糠取り
等を行ったいわゆる無洗米が注目を浴びつつあるが、表
皮質を取り去っている無洗米を炊飯する場合にあたって
炊飯後のご飯の食味をいかに向上されるかが重要であ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、無洗米を食
味のよいご飯に炊きあげる立体炊飯装置を提供するもの
であって、次のような技術的手段を講じた。すなわち、
米を貯留する貯米部1と、米及び給水手段から供給され
た洗浄用の水を貯留可能な洗米部2と、洗浄した米と給
水手段から供給された炊飯用の水を収容する炊飯部3と
を設け、貯米部1に貯留した通常の無洗米を洗米部2で
水洗した後に炊飯用の水とで炊飯部3で炊飯可能に設け
るとともに貯米部1に貯留した無洗米を洗米部2で水洗
した後に炊飯用の水とで炊飯部3で炊飯可能に設け、通
常米の炊飯作業又は無洗米の炊飯作業を選択する作業選
択手段を設け、該作業選択手段により無洗米を選択した
とき、通常米よりも短時間の洗米信号を出力する制御手
段を設けてなる立体炊飯装置とした。
【0005】また、請求項2では、米を貯留する貯米部
1と、米及び給水手段から供給された洗浄用の水を貯留
可能な洗米部2と、洗浄した米と給水手段から供給され
た炊飯用の水を収容する炊飯部3とを炊飯フレ−ム12
の上部から下方に向かってその順に設けてなる請求項1
記載の立体炊飯装置とした。
【0006】
【発明の作用】貯米部1に貯留している米と給水手段か
ら供給された洗浄用の水は貯米部1の下方に位置する洗
米部2に貯留されて洗浄された後、洗浄した米と給水手
段から供給された炊飯用の水は洗米部2の下方に位置す
る炊飯部3に収容されて炊飯される。
【0007】作業者は、例えば、作業選択手段を操作し
て無洗米を選択すると、制御手段から通常米よりも短時
間の洗米信号を出力するので、通常米よりも水中での滞
在時間が短くなって、表皮質の崩れがなく、歯ごたえの
ある食味のよいご飯に炊き上げることができる。
【0008】
【発明の効果】請求項1及び請求項2においては、表皮
質の崩れがなく、歯ごたえのある食味のよいご飯に炊き
上げることができる。また、請求項2においては、合理
的な立体炊飯装置を構成できる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。まず、その構成について説明すると、立体炊飯
装置4は貯米部1と炊飯部3とを上下に配置し、該貯米
部1と炊飯部3の中間部にタンク2を配置して構成して
いる。
【0010】そして、該貯米部1は上下両端を開口し且
つ下端部を細く形成して底部に貯米量検出センサ5を設
けた中空状のタンクである貯米庫6と、該貯米庫6の下
端に外面の一部に受孔7を有し回転可能に設けている中
空の排米ロ−ル8とを備えている。また、貯米庫6は前
壁を矩形状の前板9と一体に取付け、後壁を矩形状の後
板10と一体に構成し、そして、この前板9と後板10
の下端部を下板11とで連結している。
【0011】炊飯フレ−ム12は左右方向に所定間隔お
いて縦方向に設けた支柱13(重なって見えるので一方
は図示していない)とこの両支柱13を上端部及び中間
部並びに下端部において側断面視矩形状の連結杆14で
連結している。また、該両支柱13の下端部に脚フレ−
ム15を設け、上部には前記貯米部1の後板10を着脱
自在に設けている。
【0012】そして、前記貯米庫6の上側の開口部に覆
板16を設けており、この覆板16の前半部を上下方向
に回動可能に設けて開閉扉17に形成している。炊飯部
2は内釜18と外釜19と内釜18を加熱する加熱手段
(実施例ではガス)20等を備えている。
【0013】タンク2は上端部を前記下板11の下面に
着脱自在に取付け且つ下端部を先細の斜面の延長上に米
が通過しない程度の水抜き孔を多数有する網21を内装
し且つ底部に排米孔22を有する排水ジャケット23を
開閉する円錐状の弁24を着脱自在に取り付け正逆転モ
−タ25で上下方向に移動可能に設けた開閉軸26を内
装している。27はタンク2の上端部に設けたオ−バ−
フロ−口である。
【0014】28は水源と連通する給水管であって、電
磁弁29を介して前記排水ジャケット23を連通可能に
設けるとともに下板11を通ってタンク2にのぞむシャ
ワ−噴出の上部給水具30に電磁弁31を介して連通可
能に設けている。モ−タ32は前記開閉軸26を支える
中空軸33を回転する。
【0015】34は上下両端を開口して漏斗状に形成し
た案内漏斗であって、上側の開口部を排米ロ−ル8にの
ぞませ、下側の開口部をタンク2と連通すべく下板11
に設けた連通孔35に対向して設けて下板11に着脱自
在に取り付けている。図2のブロック回路について説明
すると、36はメモリ37を有するマイクロコンピュ−
タの演算制御部(以下「CPU」と呼ぶ)であって、算
術演算及び比較・論理演算等を行う。そして、該CPU
36に入力インタ−フェイス37を介して入力される情
報としては貯米量検出センサ5からの貯米量情報、作業
切替スイッチ38からの通常米又は無洗米作業情報、操
作スイッチ(例えば、炊飯量・炊飯・硬さ調節等)39
からの各操作情報、洗米スイッチ40からの洗米情報等
がある。
【0016】そして、CPU36から出力インタ−フェ
イス41を介して出力される指令信号としては、排米ロ
−ル8を駆動するモ−タ42の駆動信号、モ−タ25,
32を駆動する駆動信号、電磁弁29,31を開閉する
駆動信号、加熱手段20を作動(例えば点火)する信
号、貯米量が少ないことを報知するブザ−及びランプ等
の表示具43への駆動信号等がある。
【0017】なお、作業切替スイッチ38で無洗米作業
を選択している場合には、通常米作業時の洗米時間(約
4〜5分)よりも短い時間(約2〜3分)ゴミ等の異物
を除去する除去作業の信号を出力する。また、通常米の
洗米作業を行う場合には、開閉軸26に洗米羽根を取り
付けるか又は洗米羽根付きの開閉軸を用いればよい。
【0018】つぎに、その作用について説明する。ま
ず、開閉扉18を用いて所定量(例えば、60kg、3
0kg等)の無洗米を貯米庫6に供給し、その後この開
閉扉を閉じる。つづいて、作業切替スイッチ38で無洗
米作業を選択するとともに操作スイッチ39により炊飯
量(例えば5kg)を選択する。すると、CPU36は
出力インタ−フェイス37を介してモ−タ42を炊飯量
に対応する時間駆動するもので、排米ロ−ル8もそれに
関連して回転し、米を案内漏斗34を経由してタンク2
に供給する。その時間が経過すると、CPU36から駆
動指令の信号を停止するので、排米ロ−ル8も回転を停
止する。
【0019】つぎに、CPU36は電磁弁29,31に
「開」信号を出力する。すると、水源から給水管28を
通って送られてきた水は、排水ジャケット23および網
21を通ってタンク2に、又上部給水具30からタンク
2に給水される。時間の経過に伴いタンク内の水位が上
昇し、そして、所定以上の水位になると水はオ−バ−フ
ロ−口27からタンク外に出て所定の所に排水される。
この間、無洗米の中に混入している軽い異物(例えばぬ
か等)も浮上してオ−バ−フロ−口27から出る水とと
もにタンク外に除去されるので、無洗米は水だけで洗浄
される。
【0020】そして、所定時間後、CPU36は除去信
号の出力を停止すると、電磁弁29,31も閉じる。一
方、CPU36は排水ジャケット23を開閉する開閉弁
(図示せず)に「開」信号を出力する。すると、タンク
内の水は網21を通って排水ジャケット23に入り所定
の場所に排水される。そして、所定時間後、CPU36
は排水ジャケット23の開閉弁に「閉」信号を出力して
排水ジャケット23を閉じる。
【0021】つぎに、CPU36は電磁弁31に「開」
信号を出力して電磁弁31を開けると、水は上部給水具
30からシャワ−噴出される。すると、水はタンク2の
内面上部に飛んでタンク内に貯留する。従って、タンク
内面に付着している無洗米も落下する。
【0022】そして、所定時間経過すると(通常米作業
時よりも短い時間経過後)、CPU36は電磁弁31へ
の「開」信号の出力を停止する。また、CPU36は正
逆転モ−タ25に正転の駆動信号を出力する。すると、
モ−タ25は正転して開閉軸26を下側に移動するの
で、タンク内の炊飯水と無洗米は排米口22を通って下
方の内径18に落下する。その後、操作スイッチ(炊
飯)を「ON」にすると、CPU36は点火手段20の
点火の指令信号を出力して炊飯作業を開始する。
【0023】このように、タンク2で無洗米中の異物を
除去できるとともにタンク内には洗米羽根がないので炊
飯水の加減の精度がよい。また、無洗米時には通常米時
よりも炊飯水量が少ないので、歯ごたえのあるふっくら
としたご飯に炊き上げることができる。
【0024】なお、この装置を利用して洗米作業を行う
場合には、予め洗米スイッチ40を「ON」にすればよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗米炊飯装置の側断面図である。
【図2】ブロック回路図である。
【符号の説明】
1 貯米部 2 タンク 3 炊飯部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−110314(JP,A) 特開 平2−283336(JP,A) 特開 平3−49720(JP,A) 特開 昭62−176423(JP,A) 実開 昭59−93330(JP,U) 実開 昭56−136719(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/00 - 27/13 A47J 27/20 - 29/06 A47J 33/00 - 36/42

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 米を貯留する貯米部1と、米及び給水手
    段から供給された洗浄用の水を貯留可能な洗米部2と、
    洗浄した米と給水手段から供給された炊飯用の水を収容
    する炊飯部3とを設け、貯米部1に貯留した通常の無洗
    米を洗米部2で水洗した後に炊飯用の水とで炊飯部3で
    炊飯可能に設けるとともに貯米部1に貯留した無洗米を
    洗米部2で水洗した後に炊飯用の水とで炊飯部3で炊飯
    可能に設け、通常米の炊飯作業又は無洗米の炊飯作業を
    選択する作業選択手段を設け、該作業選択手段により無
    洗米を選択したとき、通常米よりも短時間の洗米信号を
    出力する制御手段を設けてなる立体炊飯装置。
  2. 【請求項2】 米を貯留する貯米部1と、米及び給水手
    段から供給された洗浄用の水を貯留可能な洗米部2と、
    洗浄した米と給水手段から供給された炊飯用の水を収容
    する炊飯部3とを炊飯フレ−ム12の上部から下方に向
    かってその順に設けてなる請求項1記載の立体炊飯装
    置。
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JPH0695984B2 (ja) * 1989-04-25 1994-11-30 株式会社クボタ 炊飯装置
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