JP3107107B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP3107107B2
JP3107107B2 JP03358704A JP35870491A JP3107107B2 JP 3107107 B2 JP3107107 B2 JP 3107107B2 JP 03358704 A JP03358704 A JP 03358704A JP 35870491 A JP35870491 A JP 35870491A JP 3107107 B2 JP3107107 B2 JP 3107107B2
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吉平 新山
広司 伊東
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株式会社ソフィア
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技の進行に伴い所要
の情報音が出力可能に構成された遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技機、アレンジボール、スロ
ットマシンなどの遊技機では、遊技者は遊技領域の玉
(球)の動きや、ドラムの回転などに視線を集中させる
ため、遊技の進行に関する種々の情報を遊技者の耳を通
じて遊技者に知らせる方法が有効である。この場合、1
つのスピーカーにより複数の情報を同時に伝達する必要
が生じたときに、情報音の優先順位を決定して発生させ
る制御を行う音発生優先制御手段を備えた遊技機が知ら
れている(特開平3−37088号)。この音発生優先
制御手段が行う具体的な制御としては、例えば、遊技の
進行状況を知らせる所定の情報音(遊技情報音)と遊技
者に得点の付与を知らせる別の情報音(補助機能情報
音)との発生時期が重なったときに、所定の情報音の方
を優先させて通常の大きさで発生させて、別の情報音
方を通常より小さくなるように発生させたり、或いは、
該別の情報音自体を発生させないように制御したり、或
いは、所定の情報音の出力中は別の情報音の出力を中断
するようにしたりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の遊技機では、所定の情報音(遊技情報音)別の情
報音(補助機能情報音)のいずれか一方の情報音出力を
小さくするような制御が行われる場合には、遊技者にと
って、いずれの音も聞き難くなり、また、いずれか一方
情報音が出力されなければ、遊技者は遊技の状態や得
点の有無などを知ることができなくなる。また、一方の
情報音の出力が中断されて、その中断後にその中断され
た情報音が出力されるような場合においては、タイミン
グがずれて意味のない情報音の出力となる。本発明は遊
技に必要な情報音を漏れなく且つタイミングよく出力で
きて、遊技者が遊技に集中できるような制御手段を備え
た遊技機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、遊技進行中に情報音を出力可能
な音出力手段と、該音出力手段から情報音を出力させる
ための制御を行う音出力制御手段とを備え、遊技の進行
に伴い、前記音出力制御手段の制御により、前記音出力
手段から情報音を発生可能に構成された遊技機(例え
ば、パチンコ遊技機100)において、上記音出力手段
(スピーカー102A、スピーカー102B)は、上記
遊技機前面側の複数箇所に各々相互に隔離させた状態で
設け、上記音出力制御手段(例えば、音出力選択制御手
段802,音制御手段1(803),音声制御手段2
(804)等)は、上記遊技の進行中に発生する所要の
条件(例えば、特別遊技が発生して変動入賞装置950
が第2状態に変換したこと)に基づいて、上記複数箇所
の音出力手段から所定の情報音を同時に出力させる一
方、該所定の情報音以外に別の情報音(例えば、変動入
賞装置950に遊技球が入賞するときに出力される入賞
音)の出力が必要となった際には、上記複数箇所の音出
力手段のうちの一つの音出力手段(例えば、スピーカ
B)から当該別の情報音を出力させるとともに、引き続
き残りの音出力手段(例えば、スピーカA)により上記
所定の情報音を出力可能に制御するようにした。請求項
2の発明は、請求項1の遊技機において、上記音出力手
段は、上記遊技機前面側上部の左右方向の2カ所に分け
相互に隔離させた状態で設けられた構成とした。
【0005】
【作用】請求項1の発明によれば、音出力制御手段によ
り、遊技の進行中に発生する所要の条件に基づき、遊技
機の複数箇所に設けられた音出力手段から所定の情報音
が同時に出力される。一方、この所定の情報音以外に別
の情報音の出力が必要となった際には、上記複数箇所の
音出力手段のうちの一つの音出力手段から当該別の情報
音が出力されるとともに、引き続き、残りの音出力手段
により、上記所定の情報音が出力されることとなる。
【0006】
【実施例】図1には、本発明に係る遊技機の一実施例が
示されている。本発明に係る遊技機は、例えばカード式
遊技機であってパチンコ遊技機100と玉貸機200と
により構成されている。このパチンコ遊技機100の基
枠101には開閉手段101aを介してパチンコ遊技機
100の前面部を形成する前面枠102が取り付けられ
ている。該前面枠102の上部枠の左右両サイドには音
出力手段としてのスピーカー102Aとスピーカー10
2Bとが取り付けられている。この実施例に係るパチン
コ遊技機100において、スピーカーを2台としたのは
パチンコ遊技の進行状況を遊技者に知らせる情報音(遊
技情報音)と、パチンコ遊技の進行状況以外の情報を遊
技者に知らせる情報音(補助機能情報音)とを漏れなく
かつタイミングよく遊技者に伝達できるようにするため
である。即ち、遊技情報音の出力タイミングと補助機能
情報音の出力タイミングとが重なっても遊技情報音は、
例えば前記スピーカー102Aで発声させ、補助機能情
報音は前記スピーカー102Bで発声させるように制御
できるし、出力タイミングが重ならないときには遊技情
報音または補助機能情報音を2台のスピーカーでステレ
オ的に発声させるように制御することができる。ここに
遊技情報音の具体的内容はこの実施例では遊技球が始動
入賞口に入賞することを条件に開始され、大当りが発生
した場合に特別遊技が行われる可変表示ゲームの遊技状
態等に関する情報であり、また補助機能情報音はこの実
施例の場合はプリペイドカードによる遊技球の貸出要求
等に関する情報である。
【0007】前記前面枠102の内側にはガラス板で覆
われた遊技領域103を囲む金枠104が取り付けられ
ており、該金枠104の下方にはパネル105が取り付
けられている。
【0008】該パネル105に設けられている供給皿1
20の上面には、操作パネル121が形成されている。
この操作パネル121上には図2に示すように、遊技媒
体の貸出を要求する場合に遊技者によって操作される玉
貸ボタン123と、該玉貸ボタン123の1回の操作に
よって貸出される遊技媒体の数を予め表示する玉貸数表
示器122Aとが設けられており、遊技を開始しようと
する遊技者が予め貸出遊技球数を視認できるようにされ
ている。該玉貸数表示器122Aは、例えば液晶表示器
などで作られており、後述する玉貸数設定部321によ
って設定された数字が表示されるようになっている。そ
の他、前記操作パネル121上には後述するカード挿排
口211に挿入されたプリペイドカード210Aの残高
を表示する残高表示器122と、遊技媒体排出装置(後
述)を作動させる状態と作動させない状態とに選択する
ことができる選択操作スイッチ124と、プリペイドカ
ード210の排出(返却)を指令するカード返却ボタン
210Bと、前記供給皿120にプールされた遊技球を
抜き取る場合に操作される供給皿玉抜き操作部120A
がそれぞれ設けられている。
【0009】なお、前記前面枠102は前記開閉手段1
01aにより開閉自在に構成されており、前記金枠10
4と前記パネル105もそれぞれ所定の開閉手段により
開閉自在に取り付けられていて、パチンコ遊技機100
の不調、故障等のトラブルに対して迅速に対応できるよ
うにされている。前記前面枠102の内側であって前記
遊技領域103の右サイドには、前記金枠104が開状
態にあるのかまたは閉状態にあるのかを検出する金枠開
放検出器106と、前記パネル105が開状態にあるの
かまたは閉状態にあるのかを検出するパネル開放検出器
107とがそれぞれ設けられている。また前記前面枠1
02の内側下方には前記前面枠102が開状態にあるの
かまたは閉状態にあるのかを検出する前面枠開放検出器
108が設けられている。
【0010】前記前面枠102の上部枠には前記スピー
カー102A,102Bの他に、遊技球の入賞による賞
品球の排出時に点灯される賞球排出表示ランプ125と
貸玉排出時に点灯される貸球排出表示ランプ126とパ
チンコ遊技機において打止状態が発生したときに点灯さ
れる完了ランプ127がそれぞれ設けられている。な
お、140は上記供給皿120が満杯になったときに内
部でオーバーフローした賞品球を貯留する受け皿、14
2は供給皿120から流下される球を一個ずつ遊技領域
103内に発射する打球発射装置の操作ダイヤルであ
る。そして前記受け皿140の前面側部には前記受け皿
140にプールされた遊技球を抜き取る場合に操作され
る受け皿玉抜き操作部140Aが設けられている。
【0011】前記玉貸機200は、パチンコ遊技機10
0の基枠101に隣接して設けられている。該玉貸機2
00にはカードリーダ210(後述)が内蔵され、該カ
ードリーダ210に対応してカード挿排口211と、カ
ードリーダ210が稼動中すなわちカード挿入可能状態
にあることを表示する有効表示ランプ212とが設けら
れている。
【0012】本発明に係る実施例であって別の実施例を
示す図3のように、パチンコ遊技機に玉貸機を内蔵した
構成にしてもよく、この場合にはパチンコ遊技機100
Aにカードリーダ210が内蔵され、パチンコ遊技機1
00Aの前面枠102の下部に設けられた受け皿140
Cの前面左側には上記カードリーダ210に対応してカ
ード挿排口211Aと、カードリーダ210が稼動中す
なわちカード挿入可能状態にあることを表示する有効表
示ランプ212Aが設けられている。なお、このパチン
コ遊技機100Aのその他の構成は前記パチンコ遊技機
100と同一である。
【0013】前記パチンコ遊技機100前面の遊技領域
103の構成は従来のものと同様で、任意の構成をとり
得る。図示は省略するが、この実施例の場合、例えば所
定の位置に取り付けられた始動入賞口902,903,
904に遊技球が入賞することを条件に、可変表示ゲー
ムを行う可変表示装置900が前記遊技領域103の中
央に設けられている。該可変表示装置900の下方には
可変表示ゲームにおいて大当りが発生した場合に通常の
遊技時に比べ、遊技者に多くの賞球獲得のチャンスを与
える遊技態様である特別遊技を遊技者に行わせる変動入
賞装置950が設けられている。また遊技領域103の
所定の位置には普通電動役物としての補助変動入賞装置
970が取り付けられている。該補助変動入賞装置97
0は、特定入賞口に遊技球が入球した場合に、補助表示
器971によって行われる普通図柄可変表示ゲームの特
定の結果の発生を条件に、遊技球を入賞させ易い状態に
電動式に変換されるものである。
【0014】図4には上記パチンコ遊技機100の裏機
構の構成例が示されている。図4において、170は上
記玉貸機200からの信号に基づいて所定数の貸玉を排
出したりパチンコ遊技機100からの信号により賞球を
排出する遊技媒体排出装置、151は排出される前の球
を貯留しておく貯留タンク、152は貯留タンク151
内の球を一列に整列させて前記遊技媒体排出装置170
まで誘導する誘導路で、この誘導路152は特に限定さ
れないが、短時間に多量の玉を供給できるように2条に
形成されており、その途中には球の重なりを防止する玉
ならし153および玉不足検出器160が設けられてい
る。
【0015】また、遊技媒体排出装置170の下方に
は、排出された玉を遊技機前面の上記供給皿120の流
出口129へ誘導する排出樋155と供給皿120から
オーバフローした玉を下方の受け皿140へ誘導するオ
ーバーフロー樋156が連続して設けられているととも
に、上記排出樋155の途中から分岐された玉抜き樋1
57が上記オーバーフロー樋156と平行して配設さ
れ、この玉抜き樋157と排出樋155との分岐部には
流路切換え弁158が設けられている。159は遊技領
域103に設けられた入賞口に流入した入賞球を一箇所
に集合させる集合樋、180は集合樋159の下端に設
けられた入賞球分離検出装置である。
【0016】図5には上記遊技媒体排出装置170の一
実施例を示す。この遊技媒体排出装置170は、貯留タ
ンク151に貯留された予備球を誘導する上記誘導樋1
52に連続するように構成された案内樋710を備えて
いる。この案内樋710は上記誘導樋152に対応して
2条に形成されており、各条の通路に対応して流下阻止
手段としてのストッパ745A,745B(図示せず)
とその駆動用排出ソレノイド741A,741B(図示
せず)とからなる2組の排出手段740A,740Bが
それぞれ設けられている。以下では1組の排出手段74
0Aを中心に説明する。
【0017】上記案内樋710は、その機能から3つの
部分からなり、上から順にそれぞれ減圧部711、縁切
り部712、排出部713とされている。上記減圧部7
11は、貯留タンク151から誘導樋152を介して送
られてくる予備球の圧力を減らすもので、同図に示すよ
うに、緩傾斜状態にUターンされた構造にされている。
上記縁切り部712は、その下の排出部713を通る玉
同士に間隔を開けさせて、下方の排出手段740Aによ
る玉の流出を止め易くするためのもので、前記減圧部7
11に連続する垂直通路部分721と後述の排出部71
3に通じる方向変換通路部分722とから構成されてい
る。
【0018】そして、垂直通路部分721の下端部に
は、球詰まり防止突部723が前方に突出して設けられ
ている。この球詰まり防止突部723によって、垂直通
路部分721に縦に並んで停止した球のうちの最も下の
球の中心位置がその上方の球の中心位置より常に前方に
位置せしめられるようになる。それによって、上方の球
の流下移動圧が最も下の球を常に前方に押圧するように
作用し、球詰まりが防止される。
【0019】各案内樋710の排出部713の途中に
は、流下する球を検出する非接触型の排出球検出センサ
730A,730B(図示せず)がそれぞれ設置されて
いる。また、排出部713の途中、上記排出球検出セン
サ730A直後には上記排出手段740Aを構成するス
トッパ745Aが出没可能な切欠き703Aが設けられ
ている。上記ストッパ745Aは、支軸705によって
回動自在に支持されているとともに、ストッパ745の
一側部には、それぞれ連結ピン746が突設され、これ
ら連結ピン746と排出ソレノイド741Aの作動ロッ
ド742の下端部とが連結板747によりそれぞれ連結
されている。
【0020】そして、駆動用排出ソレノイド741Aが
消磁(オフ)状態にあるときには、作動ロッド742が
下降してストッパ745Aの先端部が切欠き部703A
より案内樋710の排出部713中にそれぞれ入り込ん
で、排出部713中の遊技球の流下を阻止するようにな
っている。一方、駆動用排出ソレノイド741Aが励磁
(オン)されると、作動ロッド742が上昇してストッ
パ745Aが上昇する方向に回動されて排出部713の
切欠き703A中から脱して、排出部713中の球の流
下阻止状態を解除させ、案内樋710内の予備球を下方
の排出樋155へ排出させるようになっている。
【0021】このように上記実施例の遊技媒体排出装置
170は、排出センサ730A,730Bでそれぞれ流
下する玉を一個ずつ検出しながら所定数に達した時点で
ストッパ745A,745Bを作動させて排出を停止さ
せることができるため、上述したごとく排出球数の異な
る賞品球と貸玉とを同一の球排出装置によって排出させ
ることが可能となる。なお、図5において、750はパ
チンコ遊技機100の前面枠102に設けられた操作孔
(図示省略)から球抜き棒が差し込まれたことを検出す
る球抜きセンサ750である。球抜きセンサ750がオ
ンされると、上記排出ソレノイド741A,741Bが
連続して励磁されて案内樋710内の予備球を排出させ
るとともに、排出樋155内の切換え弁158の駆動手
段(ソレノイド)を作動させ、排出された玉を球抜き樋
157を通して機外へ排出させるようになっている。
【0022】図6には、本発明に係るパチンコ遊技機1
00の玉貸ボタン123の操作または遊技球の入賞に基
づく遊技球の排出動作を制御する遊技球排出制御系の一
実施例がブロック図として示されている。この遊技球排
出制御系は、前記遊技領域103に設けられた始動入賞
口を始めとする入賞口、あるいは変動入賞装置950の
大入賞口に遊技球が入賞した場合に行われる賞球の排出
動作を制御する賞球排出動作制御部と、玉貸ボタン12
3が操作された場合に行われる玉貸の排出動作を制御す
る玉貸動作制御部と、賞球排出動作制御部の遊技球排出
の要求と玉貸動作制御部の遊技球排出の要求に対して、
排出順位を制御する排出順位制御部と、該排出順位制御
部が出力する信号に基づいて、遊技球の排出動作を制御
する排出動作制御部と、プリペイドカードの利用に伴い
出力される複数の補助機能情報音の音出力要求に対して
音出力の優先順位を設定する補助機能情報音発生順位設
定手段800とに分けることができる。
【0023】ここで前記玉貸動作制御部はプリペイドカ
ード210Aに書き込まれたデータを読み取るととも
に、該プリペイドカード210Aにデータを書き込むカ
ードリーダ210と、前記パネル開放検出器107、前
記選択操作スイッチ124、前記前面枠開放検出器10
8、前記金枠開放検出器106がそれぞれ出力する信号
に基づいて前記遊技媒体排出装置170が遊技球の排出
動作を行うことができる状態にあることを検出する遊技
媒体排出装置能動化検出手段300と、前記パネル開放
検出器107、前記選択操作スイッチ124、前記前面
枠開放検出器108、前記金枠開放検出器106がそれ
ぞれ出力する信号に基づいて前記遊技媒体排出装置17
0が遊技球の排出動作を行うことができない状態にある
ことを検出する遊技媒体排出装置不能動化検出手段31
0と、玉貸ボタン123の1回の操作により貸出す遊技
球数を設定する玉貸数設定SW320Aの出力に基づい
て、貸出される遊技球数を示す信号を前記玉貸数表示器
122Aに出力し、また前記玉貸ボタン123が出力す
る信号を入力したときに、前記遊技媒体排出装置能動化
検出手段300、前記遊技媒体排出装置不能動化検出手
段310、或は前記賞球排出動作制御部を構成する特別
遊技状態検出信号遅延手段450がそれぞれ出力する信
号に基づいて、玉貸を行う状態にあるかどうかを検出す
るとともに、玉貸しを行う状態にあることを検出したと
きには前記カードリーダ210が出力する信号に基づい
て玉貸を要求する信号を生成して後述する優先排出制御
手段500にその玉貸要求信号を出力し、さらに後述す
る遊技媒体排出装置駆動制御手段620からの信号と前
記優先排出制御手段500からの信号に基づいて、排出
された遊技球を計数してその結果に従い玉貸による遊技
球の排出動作が終了したことを示す貸玉排出終了信号を
生成するとともに、該信号を前記優先排出制御手段50
0と後述する遊技媒体排出制御手段650にそれぞれ出
力する玉貸制御手段320とから構成されている。な
お、前記カードリーダ210にはカード返却ボタン21
0Bが接続されており、前記玉貸制御手段320には前
記玉貸数表示器122Aと前記残金表示器122がそれ
ぞれ接続されている。前記玉貸制御手段320が前記優
先排出制御手段500に前記玉貸要求排出信号を出力す
るのは、該玉貸要求排出信号に基づいて前記優先排出制
御手段500が排出順序を制御できるようにするためで
ある。
【0024】また前記賞球排出動作制御部は入賞口に遊
技球が入賞したことを検出する入賞球検出手段400
と、該入賞球検出手段400が出力する信号に基づき前
記優先排出制御手段500にその入賞による賞球の排出
を要求することを示す賞球排出要求信号を出力するとと
にも、前記優先排出制御手段500からの信号と前記遊
技媒体排出装置駆動制御手段620からの信号とに基づ
き排出された遊技球を計数してその結果に基づき前記優
先排出制御手段500と前記遊技媒体排出制御手段65
0にそれぞれ賞球による排出が終了したことを示す賞球
排出終了信号を出力する賞球排出制御手段420と、パ
チンコ遊技が特別遊技状態にあることを検出する特別遊
技状態検出手段410と、該特別遊技状態検出手段41
0が出力する信号に基づいて、特別遊技状態が発生して
所定時間が経過した場合には玉貸による排出を規制する
ように制御する特別遊技状態検出信号遅延手段450と
を備えている。
【0025】前記排出順位制御部は、前記遊技媒体排出
制御手段650が出力する信号で、遊技球を排出する作
動が行われていないことを示す信号(L信号)が入力さ
れている時点で、前記玉貸制御手段320が出力する前
記玉貸要求信号に基づいて前記遊技媒体排出制御手段6
50に遊技球の排出の要求を示す排出要求信号を出力
し、一方前記L信号が入力されている時点で前記賞球排
出制御手段420が出力する前記賞球排出要求信号に基
づいて前記遊技媒体排出制御手段650に前記排出要求
信号を出力することによって賞球排出動作制御部と玉貸
動作制御部との間の排出関係を制御するとともに、前記
特別遊技状態検出信号遅延手段450からの信号に基づ
き玉貸による遊技球の排出を規制する優先排出制御手段
500と、賞球排出中に該優先排出制御手段500が出
力する信号に基づき点灯表示される賞球排出表示ランプ
125と、玉貸排出中に該優先排出制御手段500が出
力する信号に基づき点灯表示される貸球排出表示ランプ
126とを備えている。
【0026】前記排出動作制御部は前記排出ソレノイド
741A,741Bと、前記排出球検出センサ730
A,730Bとを含んで構成されている遊技媒体排出装
置170と、該遊技媒体排出装置170を駆動制御する
遊技媒体排出装置駆動制御手段620と、前記特別遊技
状態検出信号遅延手段450が出力する信号と、前記玉
不足検出器160が出力する信号と、オーバーフロー検
出器160A(図示せず)が出力する信号と、前記パネ
ル開放検出器107がそれぞれ出力する信号に基づい
て、遊技球の排出動作を禁止させる排出禁止信号を生成
する排出禁止手段670と、前記遊技媒体排出制御手段
650が出力する信号と、前記パネル開放検出器107
が出力する信号とに基づいて、遊技球の排出動作を中断
させる排出中断信号を生成する排出中断手段680と、
前記優先排出制御手段500が出力する前記排出要求信
号、前記排出禁止手段670が出力する排出禁止信号、
前記排出中断手段680が出力する排出中断信号、前記
玉貸制御手段320が出力する前記貸玉排出終了信号、
あるいは前記賞球排出制御手段420が出力する賞球排
出終了信号に基づいて前記遊技媒体排出装置駆動制御手
段620を制御するとともに、前記優先排出制御手段5
00には遊技球の排出動作中であることを示す排出動作
中信号を出力する遊技媒体排出制御手段650とを備え
ている。
【0027】最後に補助機能情報音発生順位設定手段8
00について説明する。補助機能情報音発生順位設定手
段800は補助機能情報音の優先順位を設定するもので
あるが、この実施例における補助機能情報音は次のよう
なものである。 (a)玉貸排出音 前記遊技媒体排出装置170によって玉貸に基づく遊技
球の排出が開始されてから排出が終了するまでの間に出
力される音である。この玉貸排出音に基づき遊技者は目
で追わずとも玉貸による遊技球の排出を認識することが
できるし、玉貸ボタン123が押下されたことを確認す
ることができる。 (b)賞球排出音 前記遊技媒体排出装置170によって遊技球の賞球排出
が開始されてから賞球排出が終了するまでの間に出力さ
れる音である。遊技者はこの賞球排出音に基づき賞球が
排出されていることを聴覚を通じて確認することがてき
る。 (c)カード挿入音 プリペイドカード210Aが前記カード挿排口211に
挿入されたときに発せられる音である。遊技者はこのカ
ード挿入音により自分のプリペイドカードが前記カード
リーダー210に保持されたことを認識することができ
る。 (d)カード排出音 プリペイドカード210Aが前記カード挿排口211か
ら排出されたときに発せられる音である。このカード排
出音により遊技者が自分のプリペイドカードの持ち帰り
を忘れることがなくなる。 (e)カード返却SW音 前記カード返却ボタン210Bが操作されたときに発せ
られる音である。遊技者はこのカード返却SW音に基づ
きカード返却ボタン210Bがオンとなったことを聴覚
によって認識することができる。 (f)購入音 前記玉貸ボタン123が操作されたときに発せられる音
である。遊技者はこの購入音に基づき玉貸ボタン123
がオンとなったことを聴覚によって認識することができ
る。 (g)カード帰零音 カード残高が「0」になったときに発せられる音であ
る。カード残高が「0」になったときには前記残金表示
器122により「0」の表示がなされるが、このカード
帰零音によっても遊技者はカード残高が「0」となった
ことを認識することができる。 (h)購入要求音 遊技者の持玉数が少なくなった場合に、遊技球の購入を
促すために発せられる音である。そして持玉数が所定の
水準以下であることを検出する購入要求検出器800a
が前記補助機能情報音発生順位設定手段800に接続さ
れている。 (i)不正カード音 不正カードがカードリーダ210で検出されたときに出
力される音である。
【0028】上記各補助機能情報音は次のような優先順
位が設定されており、この順位に従って発せられる。 [ランク1]不正カード音 [ランク2]玉貸排出音、賞球排出音、カード帰零音、
購入要求音 [ランク3]カード挿入音、カード排出音 [ランク4]カード返却SW音、購入音
【0029】上記優先順位は前記補助機能情報音発生順
位設定手段800により次のように制御されるようにな
っている。まず優先順位の低い音が出力されているとき
に(例えばランク4の購入音)、より優先順位が高い
(例えばランク2の賞球排出音)の出力要求信号を前記
補助機能情報音発生順位設定手段800が入力したとき
には、より優先順位の高い賞球排出音が優先され、優先
順位が低い補助機能情報音の発声は停止されることにな
る。逆にランク2の賞球排出音が出力されているときに
それより優先順位の低いランク4の購入音の出力要求が
あってもその要求は無視され、購入音は発せられること
はなく、継続してランク2の賞球排出音が出力されるこ
とになる。また同一ランクの音出力要求があったときは
これらの補助機能情報音はいずれも発せられる。
【0030】上記のような制御内容を、補助機能情報音
発生順位設定手段800の詳細な構成ブロック図を参照
しつつ説明する。図7に示すように、補助機能情報音発
生順位設定手段800には上記補助機能情報音の出力を
要求する出力要求手段が接続されている。具体的にはカ
ードリーダー210が接続されており不正なカードが使
用されているか否かを監視し、カードが帰零状態となっ
ているか否かを監視し、カードが挿入されたか否かを監
視し、さらにカードが排出されたか否かを監視してい
る。
【0031】また補助機能情報音発生順位設定手段80
0には遊技媒体排出制御手段650が接続されており、
玉貸に基づく排出が行われているか否かが監視され、賞
球に基づく排出が行われているか否かが監視されてい
る。また前記購入要求検出器800aが接続されてお
り、購入を要求する状態にあるか否かが監視されてい
る。また玉貸ボタン123が接続されており、玉貸ボタ
ン123が操作されたか否かが判断され、さらにカード
返却ボタン210Bが接続されており、カード返却ボタ
ン210Bが操作されたか否かが判断されるようになっ
ている。
【0032】そして、上記した各出力要求手段からそれ
ぞれの補助機能情報音の出力要求信号が送られてくる
と、補助機能情報音発生順位設定手段800のアンドゲ
ートとオアゲートとの組合せにより前記の通りに優先制
御され、後述する音出力要求制御手段801に送られ
る。
【0033】次に遊技情報音の種類及びその制御内容に
ついて説明する。遊技情報音の種類は次の通りである。 (a)不正処理音 不正が行われた場合に出力される音で、次のいずれかの
条件が検出された場合に不正とみなされる。 (イ)カウントスイッチ951(図9参照)が所定時間
(例えば2.898秒間)以上連続してオンの場合。 (ロ)カウントスイッチ951が所定時間以上ショート
状態の場合。 (ハ)特別遊技中にタイマに設定した時間と球を検出可
能な所定時間とを加算した時間(例えば23.55秒+
1.95秒)に一度もカウントスイッチ951がオンし
ない場合。 (ニ)変動入賞装置950が遊技者に有利な第2状態に
変換中、継続スイッチ952がオンした後流下に要する
所定時間(例えば、2.9秒間)以内にカウントスイッ
チ951がオンしない場合。 なお、不正除去監視では変動入賞装置950を遊技者に
不利な第1状態に強制的に復帰させたり、どこか一箇所
のランプ(例えば前面枠のランプ)を点滅させたり、不
正音を発生させたり、その他のランプ、LEDを消すな
どの処理を行った後、不正の原因が全てなくなるまで監
視を行う。不正の原因が残っている場合は、後述する電
気的制御手段(図9)の制御の下で不正音を発生させ、
不正の原因が全て除去された場合は遊技を中断した時点
より復旧し、不正音を停止し遊技を続行する。
【0034】(b)可変表示装置作動中音 可変表示装置900の表示器901…が可変表示を行っ
ている間に発生する遊技情報音である。したがって、遊
技者はこの可変表示装置作動中音を聞くと、可変表示装
置900が可変表示を行っていることを聴覚によって認
識することができる。 (c)始動口入賞音 球が始動入賞口902,903,904(図示せず)に
入って始動入賞検出SW905,906,907が球を
検出したことを条件として発生する遊技情報音であり、
入賞記憶が所定数(例えば4つ)を超えた場合には始動
入賞口902,903,904に入賞しても発生しな
い。したがって、遊技者はこの始動口入賞音を聞くと、
球が始動口に入賞し、次に可変表示装置900が作動す
るであろうことを聴覚を通じて認識する。
【0035】(d)特別遊技状態音(第2の効果音) 特別遊技の権利が発生した後、当該特別遊技が終了する
までの遊技情報音である。この特別遊技状態音は、特別
遊技の進行状態が遊技者に解るように、本実施例では図
8に示すように、5種類の音が用意されている。 (イ)ファンファーレ音 特別遊技の権利が発生したことを遊技者に知らせる遊技
情報音であり、特別遊技の権利が発生した後、変動入賞
装置950が第1状態から第2状態に変換して1サイク
ル目の特別遊技が開始されるまでの間に鳴らされる。し
たがって、遊技者はこのファンファーレ音を聞くと、特
別遊技の権利が発生し、次には変動入賞装置950が第
2状態に変換して球が多数入賞するであろうことを聴覚
を通じて認識する。 (ロ)前半音 各サイクルにおいて、変動入賞装置950が第2状態に
変換してから継続スイッチ952が球を検出するまでの
間に鳴らされる。したがって、遊技者はこの前半音を聞
くと、変動入賞装置950が第2状態に変換したことを
認識するとともに、まだ球が継続入賞口(図示せず)に
入っていないことを聴覚を通じて認識する。 (ハ)後半音 各サイクルにおいて、継続スイッチ952が球を検出し
てから変動入賞装置950が第1状態に復帰するまでの
間に鳴らされる。したがって、遊技者がこの後半音を聞
くと、球が継続入賞口に入って、サイクルの更新が行わ
れて特別遊技の継続が行われる旨を聴覚を通じて認識す
る。 (ニ)インターバル音 変動入賞装置950が第2状態から第1状態に復帰して
当該サイクルを終了した後、次のサイクルが開始されて
変動入賞装置950が第1状態から第2状態に変換する
までの間に鳴らされる。したがって、遊技者はこのイン
ターバル音を聞くと、現在は変動入賞装置950が第1
状態に復帰しており、球を受け入れない状態であること
を聴覚を通じて認識する。 (ホ)最終サイクル音 最終サイクルの特別遊技が行われている間中継続して鳴
らされる。したがって、遊技者はこの最終サイクル音を
聞くと、球が継続入賞口に入ってもサイクルの更新は行
われることがなく、当該サイクルの終了で特別遊技が全
て終了する旨を聴覚を通じて認識する。
【0036】(e)変動入賞装置入賞音 特別遊技中に球が変動入賞装置950に入賞し、カウン
トスイッチ951が当該球を検出したときに鳴らされ
る。したがって、遊技者がこの変動入賞装置音を聞く
と、球が変動入賞装置950に入賞していることを聴覚
を通じて認識する。 (f)ハズレ音 可変表示装置900が可変表示を停止しても、その結果
態様が賞態様を形成することがなく、所謂ハズレであっ
たとき鳴らされる。したがって、遊技者はこのハズレ音
を聞くと、可変表示装置900での賞態様を形成されな
かったことを聴覚を通じて認識する。
【0037】(g)表示停止音 可変表示装置900の各表示器901a,901b,9
01cがそれぞれ停止するときに発せられる遊技情報音
である。したがって、遊技者はこの表示停止音を聞く度
に表示器901a,901b,901cが停止したこと
を聴覚を通じて認識し、視覚を通じて停止表示された数
字等を確認することができる。 (h)リーチ音 可変表示装置900の表示器901aの表示と表示器9
01bの停止表示が同じ数字になったときに発せられる
遊技情報音である。したがって、遊技者がこのリーチ音
を聞くと、2つの停止表示が既に揃い、賞態様の一歩手
前であり、最後の表示器901cの停止表示如何によっ
て賞態様が形成されることを聴覚を通じて認識すること
ができる。
【0038】(i)特定球検出器通過音 球が特定領域である特定入賞口としての通過チャッカ
(図示せず)を通過して、特定球検出器972がこの球
を検出したときに発せられる。したがって、遊技者はこ
の特定球検出器通過音を聞くと、球が通過チャッカを通
過して、次に補助可変表示器(補助表示器ともいう)9
71が可変表示を行うということを聴覚を通じて認識す
る。 (j)補助表示器作動中音 補助表示器971が作動して可変表示を行っている間に
発せられる遊技情報音である。したがって、遊技者はこ
の補助表示器作動中音を聞くと、補助表示器が可変表示
を行っていることを視覚を通じて確認することができ
る。 (k)補助表示器アタリ音 補助表示器971による遊技において賞態様が形成さ
れ、所謂「アタリ」になったときに発せられる遊技情報
音である。したがって、遊技者はこの補助表示器アタリ
音を聞くと、補助表示器による遊技において賞態様が形
成されたことを聴覚を通じて認識することができる。 (l)補助表示器ハズレ音 補助表示器971による遊技において賞態様が形成され
ず、所謂「ハズレ」になったときに発せられる遊技情報
音である。したがって、遊技者はこの補助表示器ハズレ
音を聞くと、補助表示器971による遊技において賞態
様が形成されなかったことを聴覚を通じて認識すること
ができる。 (m)補助変動入賞装置作動音(第1の効果音) 補助変動入賞装置970が遊技者にとって有利な第2状
態に変換している間継続して発せられる。したがって、
遊技者はこの補助変動入賞装置入賞音を聞くと、補助変
動入賞装置970が打球を受け入れ易い第2状態に変換
していることを聴覚を通じて認識することができる。 (n)補助変動入賞装置入賞音 補助変動入賞装置970に球が入賞して、この球を球検
出器(図示せず)が検出したときに発せられる遊技情報
音である。したがって、遊技者はこの補助変動入賞装置
入賞音を聞くと、補助変動入賞装置970に打球が入賞
したということを聴覚を通じて認識することができる。
なお、本実施例では「ピー、ヒュル〜」などという電子
音による遊技情報音で説明したが、本発明では音声合成
により言葉でや音楽によって報知してもよい。上記した
各遊技情報音は、次のように優先順位(ランク)が設定
されており、この優先順位に従って発せられる。
【0039】[ランク1]不正処理音 [ランク2]始動口入賞音、特別遊技状態音、変動入賞
装置音、特定球検出器通過音、補助変動入賞装置入賞音 [ランク3]補助変動入賞装置作動音 [ランク4]はずれ音、補助表示器当り音、補助表示器
はずれ音 [ランク5]リーチ音 [ランク6]可変表示装置作動中音、表示停止音 [ランク7]補助表示器作動中音
【0040】上記優先順位は遊技情報音発生順位設定手
段990により、前記補助機能情報音発生順位設定手段
800が行う制御と同じように制御されるようになって
いる。
【0041】まず優先順位が低い音が出力されていると
きに(例えばランク4のばすれ音)、より優先順位が高
い(例えばランク2の始動口入賞音)の出力要求信号を
前記遊技情報音発生順位設定手段990が入力したとき
には、より優先順位の高い始動口入賞音が優先され、優
先順位が低いはずれ音の発声は停止されることになる。
逆に、ランク2の特別遊技状態音が発せられている間
(即ち、特別遊技中)に、優先順位の低い(ランク4)
補助表示器アタリ音の出力要求があっても(即ち、補助
表示器によって賞態様が成立)しても、この出力要求は
無視されて補助表示器アタリ音は発せられることはな
く、特別遊技状態音が継続して発せられる。
【0042】また、優先順位(ランク)が同じ遊技情報
音の出力要求が2種類以上揃った場合には、これらの遊
技情報音はいずれも発せられる。例えば、特別遊技状態
音が発せられている途中で球が始動口に入賞すると、始
動スイッチが球を検出して始動口入賞音の条件が成立し
たことになり、特別遊技状態音と共に始動口入賞音(例
えば「ピッ」)が発せられる。
【0043】次にこの様にして遊技情報音の出力要求の
優先順位を制御するとともに、遊技を制御する電気的制
御手段について説明する。電気的制御手段は、例えば図
9に示すように構成されており、遊技情報音発生順位設
定手段990を含んでいる点に大きな特徴がある。該遊
技情報音発生順位設定手段990は、前記各遊技情報音
を出力させるにあたって優先順位を予め設定するもので
ある。したがって遊技情報音発生順位設定手段990に
は、図10に示すように、各遊技情報音の出力要求を検
出するそれぞれの出力要求手段が接続されている。
【0044】例えば、不正検出手段990aに接続して
不正処理音の出力要求を監視し、特別遊技状態検出手段
としての変動入賞装置駆動制御手段953に接続して特
別遊技状態音の出力要求を監視し、判定手段908に接
続して特別遊技状態音中のファンファーレ音の出力要求
を監視するとともに、ハズレ音、リーチ音などの出力要
求を監視し、入賞球計数手段954に接続して変動入賞
装置入賞音の出力要求を監視し、継続制御手段955に
接続して特別遊技状態音中の後半音の出力要求を監視
し、入賞記憶手段909に接続して始動口入賞音の出力
要求を監視し、動作タイミング制御手段910に接続し
て可変表示装置作動中音の出力要求を監視するととも
に、表示停止音の出力要求を監視し、特定遊技状態検出
手段としての補助変動入賞装置駆動制御手段973に接
続して補助変動入賞装置作動音の出力要求を監視し、補
助図柄判定手段974に接続して補助表示器アタリ音と
補助器ハズレ音の出力要求を監視し、補助図柄表示動作
タイミング制御手段975に接続して補助表示器作動中
音の出力要求を監視し、特定入賞記憶手段976に接続
して特定球検出器通過音の出力要求を監視している。そ
して、上記した各出力要求手段からそれぞれの遊技情報
音出力要求信号が送られてくると、遊技情報音発生順位
設定手段990のアンドゲートとオアゲートとの組合せ
により前記の通りに優先制御され、後述する音出力要求
制御手段801に送られる。
【0045】次に図11に基づき、遊技に必要な情報音
を漏れなくかつタイミングよく出力するという本発明の
目的を達成する制御手段である音出力要求制御手段80
1について説明する。該音出力要求制御手段801は前
記遊技情報音発生順位設定手段990が設定した優先順
位に基づき出力される遊技情報音の出力要求信号及び/
または前記補助機能情報音発生順位設定手段800が設
定した優先順位に基づき出力される補助機能情報音の出
力要求信号とをそれぞれ入力して、いずれかの出力要求
信号を選択する音出力選択制御手段802と、該音出力
選択制御手段802の出力に基づいて、予め設定した音
色、周波数、メロディなど音の要素を電気信号として発
生させる音制御手段803及び音制御手段804とから
構成されている。そして該音制御手段803にはスピー
カー102Bが、また該音制御手段804にはスピーカ
ー102Aがそれぞれ接続されている。
【0046】前記遊技情報音発生順位設定手段990ま
たは前記補助機能情報音発生順位設定手段800からい
ずれの出力要求信号を選択するかによって、前記音出力
選択制御手段802は種種の制御を行うことができる。
まず、第1の制御方法は遊技情報音及び補助機能情報音
を含めて1種類のみの出力要求信号が前記音出力選択制
御手段802に出力されている場合に、該音出力選択制
御手段802が前記音声制御手段803と前記音声制御
手段804のそれぞれに制御信号を出力し、該制御信号
に基づき前記音声制御手段803と前記音声制御手段8
04とが前記スピーカー102A,102Bとにそれぞ
れ出力させる(以下ステレオ出力という)ように制御す
る。このような制御中に別の出力要求信号を入力した場
合には、前記音出力選択制御手段802が前記音声制御
手段803または804のいずれか一方に、ステレオ出
力を中止するように制御し、前記別の出力要求信号によ
る音声を出力させる(以下モノ出力という)ように制御
する方法である。例えば遊技情報音のうちの始動口入賞
音の出力要求信号に基づきステレオ出力中に、補助機能
情報音のうちの購入音の出力要求があった場合には前記
始動口入賞音をスピーカー102Aで拡散出力させ、前
記購入音はスピーカー102Bで拡散出力させるように
する。このような制御方法によれば、遊技者がステレオ
による音の立体感を楽しむことができるし、タイミング
よく別の情報音を出力させることができることになる。
【0047】第2の制御方法としては前記音出力選択制
御手段802が前記遊技情報音声発生順位設定手段99
0からのみ、出力要求信号を入力しているときにはステ
レオ出力となるように制御し、一方前記補助機能情報音
発生順位設定手段800からのみ、出力要求信号を入力
しているときにはモノ出力となるように制御する。そし
てステレオ出力中あるいはモノ出力中に別の出力要求信
号を入力した場合には、前記音出力選択制御手段802
が前記音声制御手段803または804のいずれか一方
には前記別の出力要求信号による音声を出力させるよう
に制御する方法である。例えば遊技情報音のうちの始動
口入賞音の出力要求に対してはステレオ出力し、その後
賞球排出音の出力要求があった場合にはモノ出力に変更
して出力するように制御する。そしてその賞球排出音の
出力中に可変表示装置作動中音の出力要求があった場合
には前記賞球排出音をスピーカー102Aで拡散出力さ
せ、前記可変表示装置作動中音はスピーカー102Bで
拡散出力させるようにする。このような制御方法によれ
ば、遊技情報音がステレオ出力されているので、遊技の
状態が明確となるとともにタイミングよく別の情報音を
出力することができることになる。
【0048】第3の制御方法としてはランクが高い遊技
情報音または補助機能情報音の出力要求に対しては、ス
テレオ出力となるように制御し、ランクが低い音声の出
力要求の場合にはモノ出力になるように制御する方法で
ある。例えば遊技情報音ではランク1,2,3までの音
声をステレオ出力させるように制御し、補助機能音では
ランク1,2までの音声をステレオ出力させるように制
御する。そしてステレオ出力中あるいはモノ出力中に別
の出力要求信号を入力した場合には、前記音出力選択制
御手段802が前記音声制御手段803または804の
いずれか一方には前記別の出力要求信号による音を出力
させるように制御する方法である。
【0049】第4の制御方法としては遊技情報音は常に
いずれか一方のスピーカー、例えばスピーカー102A
から出力するように制御し、補助機能音は常に他のスピ
ーカー102Bから出力するように制御する方法であ
る。
【0050】次に第5の制御方法について説明する。上
記第1ないし第4の制御方法は、出力要求が重複する場
合には優先順位の高い情報音を優先させている。従っ
て、例えば遊技情報音の内、優先順位の高い遊技情報音
が出力中にそれより優先順位の低い遊技情報音の出力要
求があっても、その要求は無視されていた。 しかし第
5の制御方法はこのような場合、優先順位の高い遊技情
報音を引続きいずれか一方のスピーカーで出力させるよ
うに制御し、優先順位が低い遊技情報音は他のスピーカ
ーで出力させるように制御するものである。例えばラン
ク3の補助変動入賞装置作動音のステレオ出力中にラン
ク6の可変表示装置作動中音の出力要求があった場合に
は、前記補助変動入賞装置作動音と前記可変表示装置作
動中音とはそれぞれモノ出力となるように制御される。
このような制御方法によれば、遊技者に必要な情報を漏
れなく遊技者に伝達することができる。すなわち、音出
力選択制御手段802,音声制御手段1 803,音声
制御手段2 804等が協働することによって、遊技の
進行中に発生する所要の条件に基づいて、上記複数箇所
の音出力手段から同時に所定の情報音を出力させる一
方、該所定の情報音以外に別の情報音の出力が必要とな
った際には、上記複数箇所の音出力手段のうちの一つの
音出力手段から当該別の情報音を出力させるとともに、
引き続き残りの音出力手段により上記所定の遊技音を出
力可能に制御可能な音出力制御手段として機能してい
る。
【0051】なお、遊技情報音または補助機能情報音に
ついて、ランクが同一の情報音の出力要求があった場合
は、本発明ではそれぞれ別のスピーカーで出力するよう
に制御する。したがって遊技者はそれぞれの情報音を明
瞭な音で聞くことができるようになる。また前記音出力
要求制御手段801は電気的制御手段と一体的にしても
よいし、電気的制御手段とは別に島設備内に設けてもよ
い。さらにスピーカー102A,102Bも島設備の上
部に設けてもよい。このようにすればパチンコ遊技機を
付け代えてもスピーカー等を有効に活用できるようにな
る。
【0052】次に、本発明に係るパチンコ遊技機100
によって行われる遊技の制御について説明する。なお、
ここでは前記音出力選択制御手段802が行う上記制御
の内、第1の制御方法が行われている。まず遊技者がプ
リペイドカード210Aを前記カード挿排口211に挿
入すると前記カードリーダ210がカード残高の有無等
を判定して、残高があれば前記玉貸制御手段320にそ
の結果を出力する。と同時に前記カードリーダ210か
ら前記補助機能情報音発生順位設定手段800に信号が
出力され、該信号に基づき前記補助機能情報音発生順位
設定手段800がカード挿入音の出力要求信号を生成
し、前記音出力選択制御手段802に出力する。その結
果、該音出力選択制御手段802がカード挿入音をスピ
ーカー102A,102Bによってステレオ出力させる
ように制御する。
【0053】そして遊技者が前記玉貸ボタン123を操
作すると、前記玉貸制御手段320に玉貸ボタン信号が
出力され、玉貸に基づく遊技球が前記供給皿120に供
給される。この玉貸動作中には前記遊技媒体排出制御手
段650が形成する前記排出動作中信号を前記補助機能
情報音発生順位設定手段800に出力している。該補助
機能情報音発生順位設定手段800はその排出動作中信
号に基づき玉貸排出音の出力要求信号を前記音出力選択
制御手段802に出力し、その結果、前記スピーカー1
02A,102Bから玉貸排出音がステレオで出力され
る。
【0054】遊技者が打球発射装置の操作ダイヤル14
2を操作すると、供給皿120から導入された球が1個
宛発射される。打球発射装置により発射された球は、ガ
イドレール(図示せず)を介して遊技領域103内に入
り、障害釘に当たって流下方向を変換しながら流下す
る。遊技領域内を流下する球が通過チャッカの通過孔内
を通過すると、特定球検出器972がこの球を検出して
特定入賞記憶手段976に信号が送出されて補助表示器
971による可変表示ゲーム(以下補助可変表示ゲーム
という)が開始される。
【0055】電気的制御手段は、図9に示すように特定
球検出器972からの信号を受けて特定入賞記憶手段9
76に予め設定した範囲内(例えば4つまで)まで記憶
可能であり、該特定入賞記憶手段976に信号が記憶さ
れていると乱数変更制御手段977が乱数手段である乱
数テーブルから乱数を取り出す。本実施例では賞態様の
確率が低い(例えば、1/10)乱数テーブルAと賞態
様の確率が高い(例えば、1/5)乱数テーブルとを有
しており、乱数変更状態検出手段978からの信号によ
り上記した乱数テーブルを選択して、特定入賞記憶手段
976からの信号に基づいて乱数を取り出す。
【0056】通常の遊技状態では乱数変更状態検出手段
978からの信号が「L」なので、第1アンドゲート9
77aが開き、乱数テーブルAから乱数を取り出して図
柄比較手段979に送出可能な状態にする。なお、後述
するように、特別遊技状態になると乱数変更状態検出手
段978からの信号が「H」に変換するので、第2アン
ドゲート977bが開き、確率の高い乱数テーブルBか
ら乱数を取り出す(抽出する)こととなる。特定入賞記
憶手段976からの信号は補助図柄表示動作タイミング
制御手段975にも送られ、これにより該補助図柄表示
動作タイミング制御手段975は補助図柄表示制御手段
980を作動させて補助可変表示器971の可変表示を
表示変更パルス手段981のパルスに同期して行わせ
る。即ち、補助可変表示器971が視認できない速度で
「0」乃至「9」を変換表示する。そして、停止指令信
号発生手段として設けてある補助図柄表示動作タイミン
グ制御手段975のタイマ975aに予め設定してある
所定時間(例えば5秒間)が経過すると、或は遊技者が
ストップスイッチ(図示せず)を外部操作すると、停止
指令信号が乱数変更制御手段977の抽出乱数記憶部9
77cに送られ、これにより乱数テーブルAからの乱数
に基づいて図柄選択部977dが停止表示すべき図柄を
決定し、この図柄に対応する信号を図柄比較手段979
に送る。
【0057】この図柄比較手段979には補助図柄表示
制御手段980から補助可変表示器971が現に表示し
ている図柄に対する信号が逐次送られているので、図柄
比較手段979は両信号を比較し、一致すると(即ち、
停止表示すべき図柄になると)補助図柄動作タイミング
制御手段975に信号を送る。補助図柄表示動作タイミ
ング制御手段975がこの信号を受けると補助図柄表示
制御手段980への信号が「L」となって補助図柄表示
制御手段980が補助可変表示器971の可変表示を停
止し、停止表示すべき図柄を実際に停止表示させる。
【0058】また、補助図柄表示動作タイミング制御手
段975が図柄比較手段979から信号を受けると、補
助図柄判定手段974はこの信号を受けた時点で補助図
柄表示制御手段980の信号に基づいて賞態様の成立を
判定する。例えば、「7」で停止したときに賞態様が成
立すると予め設定した場合、補助図柄表示制御手段98
0から「7」に対応する信号を受けていれば、即ち、補
助可変表示器971に「7」が停止表示されていれば賞
態様が成立したものと判定し、「7」以外の信号を受け
ていれば、即ち、補助可変表示器971に「7」以外の
「3」などが停止表示されていれば賞態様が成立しなか
ったと判定する。
【0059】補助図柄判定手段974が賞態様の不成立
を判定した場合、補助図柄表示動作タイミング制御手段
975に信号を送り、これにより該補助図柄表示動作タ
イミング制御手段975が特定入賞記憶手段976の記
憶信号数を「1」減算させ、特定入賞記憶手段976に
記憶信号が残っている場合には上記動作を繰り返す。な
お、補助図柄判定手段974が賞態様の不成立を判定し
た場合には補助変動入賞装置駆動制御手段973に信号
を送らないので、補助変動入賞装置970は遊技者に不
利な第1状態のままである。
【0060】一方、補助図柄判定手段974が賞態様の
成立を判定すると、補助図柄表示動作タイミング制御手
段975に信号を送って特定入賞記憶手段976の記憶
信号を「1」減算させるとともに、補助変動入賞装置駆
動制御手段973に信号を送る。補助変動入賞装置駆動
制御手段973はこの信号を受けると、補助変動入賞装
置970のソレノイド970aをタイマ973aに予め
設定した所定時間(例えば6秒間)だけ励磁する。した
がって、補助変動入賞装置970は、補助可変表示器9
71で賞態様が形成すると、所定時間だけ遊技者にとっ
て有利な第2状態に変換する。
【0061】前記特定球検出器972が遊技球を検出し
たことに基づいて開始される補助可変表示ゲームが「は
ずれ」によって終了し、あるいは「当り」によって補助
変動入賞装置970が有利な第2状態に変換し、所定時
間後に遊技者に不利な第1状態に変換して終了するまで
の間、前記補助図柄表示動作タイミング制御手段97
5、前記補助図柄判定手段974あるいは補助変動入賞
装置駆動制御手段973からの音出力要求信号に基づき
前記遊技情報音発生順位設定手段990は前記補助変動
入賞装置入賞音、前記補助変動入賞装置作動音、前記補
助表示器アタリ音、前記補助表示器ハズレ音あるいは前
記補助表示器作動中音の優先順位を制御し、それぞれの
出力要求信号を前記音出力要求制御手段801に出力す
るようになっている。そして該音出力要求制御手段80
1は出力要求信号に基づき前記スピーカー102A,1
02Bをステレオ出力するように制御するようになって
いる。このステレオ出力中に例えば購入音の出力要求が
あった場合には、前記音出力選択制御手段802がスピ
ーカー102A,102Bをモノ出力とするように制御
する。
【0062】次に、可変表示装置900によって行われ
る可変表示ゲーム(以下別遊技ともいう)について説明
する。球が始動入賞口902に入賞すると、第1始動ス
イッチ905がこの球を検出して入賞記憶手段909に
信号を送る。なお、第2始動口903に入賞すると、第
2始動スイッチ906が、第3始動口904に入賞する
と第3始動スイッチ907が夫々入賞した球を検出して
入賞記憶手段909に信号を送る。入賞記憶手段909
は第1乃至第3始動口902,903,904に入賞し
た球の数、即ち入賞信号を予め設定した範囲内で記憶し
ておくもので、設定範囲を超えると入賞信号を受信して
も実質的に無効な信号として処理する。なお、設定を
「1」とすれば、第1始動スイッチ902などから1の
入賞信号を受け入れて記憶するだけで、それ以上の入賞
信号をオーバーフローさせ、後述する別遊技中に第1乃
至第3始動口902,903,904に入賞しても、こ
の入賞では別遊技が開始されないこととなる。この点、
前記した特定入賞記憶手段976も同様である。
【0063】入賞記憶手段909に特定入賞信号が記憶
されると、この信号が動作タイミング制御手段910に
送られ、該動作タイミング制御手段910からの信号に
基づいて停止タイミング可変手段911a,911b,
911c、表示更新パルス手段912a,912b,9
12c、可変表示制御手段913a,913b,913
cが作動し、これらにより可変表示装置900の各可変
表示器901a,901b,901cに「0」から
「9」の数字を視認できない高速で可変表示することを
開始する。そして、動作タイミング制御手段910のタ
イマに予め設定してある所定時間(例えば5秒間)が経
過して停止指令信号が出力されるか、又は遊技者が操作
部を操作してストップスイッチ912から停止指令信号
が送られてくるかすると、可変表示装置900の可変表
示が順次停止して、各可変表示器901a,901b,
901cに数字が停止表示される。可変表示装置900
の可変表示が全て停止すると、特別遊技状態検出手段の
一部として機能する判定手段908が可変表示装置90
0に表示された数字の組合せ態様が予め設定した賞態様
(例えば「7」「7」「7」)に該当するかを判定し、
賞態様に該当して特別遊技の権利が発生したと判定する
と大当り信号を補助変動入賞装置駆動制御手段973に
送る。
【0064】前記可変表示ゲーム中、前記動作タイミン
グ制御手段910、前記判定手段908からの遊技情報
音の音出力要求信号に基づき前記遊技情報音発生順位設
定手段990は前記始動口入賞音、はずれ音、可変表示
装置作動中音、表示停止音あるいはリーチ音の出力要求
に対して優先順位を制御し、それぞれの出力要求信号を
前記音出力選択制御手段802に出力するようになって
いる。そして該音出力選択制御手段802は出力要求信
号に基づき前記スピーカー102A,102Bをステレ
オ出力するように制御し、その出力中に例えば補助機能
情報音の賞球排出音の出力要求があったときには、スピ
ーカー102A,102Bをモノ出力とするように制御
する。
【0065】次に本実施例の特定遊技である特別遊技に
ついて説明する。変動入賞装置駆動制御手段953が大
当り信号を受けると、変動入賞装置950のソレノイド
950a,950aを所定時間(例えば30秒間)励磁
して大入賞口を開いて打球を受け入れ易い第2状態に変
換する。そして、遊技領域103を流下してきた球が大
入賞口に受け入れられて一般入賞口に入賞すると、これ
らの球をカウントスイッチ951が検出して入賞数計数
手段954に信号を送り、入賞数計数手段954が入賞
球数を計数して所定数(例えば予め設定した10個)に
達すると変動入賞装置駆動制御手段953に終了信号を
送り、特別遊技を終了させる。
【0066】上記した所定時間の経過または入賞球数が
所定数に達するまでを1サイクルとし、これらの終了条
件が成立する前(当該サイクル中)に打球が継続入賞口
に入賞すると、継続スイッチ952がこの球を検出して
継続制御手段955に継続信号を送り、これによってサ
イクルの更新が行われ、特別遊技を所定回数(例えば1
6サイクル目まで)継続することができる。なお、当該
サイクル中に打球が継続入賞口に入賞しなかった場合に
は所定時間の経過、または入賞数が所定数に達した時点
で特別遊技は完全に終了する。また、最終サイクルにお
いて打球が継続入賞口に入賞してもサイクルの更新は行
われずに所定時間の経過または入賞球数が所定数に達し
た時点で特別遊技が全て終了する。また上記特別遊技中
には前記動作タイミング制御手段910、前記変動入賞
装置駆動制御手段953、前記入賞数計数手段954あ
るいは前記継続制御手段955からの遊技情報音の音出
力要求信号に基づき前記遊技情報音発生順位設定手段9
90は前記特別遊技状態音あるいは変動入賞装置入賞音
の出力要求に対して優先順位を制御し、それぞれの出力
要求信号を前記音出力選択制御手段802に出力するよ
うになっている。そして該音出力選択制御手段802は
出力要求信号に基づき前記スピーカー102A,102
Bをステレオ出力するように制御し、その出力中に例え
ば補助機能情報音の賞球排出音の出力要求があったとき
には、スピーカー102A,102Bをモノ出力とする
ように制御する。
【0067】また、判定手段908が可変表示装置90
0での別遊技で特別遊技の権利が発生したと判定する
と、乱数変更状態検出手段978が判定手段908から
の大当り信号を受けて、停止図柄の決定に用いる乱数テ
ーブルを変更することとなる予め設定された遊技状態と
なったことを検出する。そして、この乱数変更状態検出
手段978がこの遊技状態を検出すると、乱数変更制御
手段977に乱数変更信号「H」を送出する。したがっ
て、乱数変更制御手段977の第1アンドゲート977
aの一方の入力が「H」から「L」に変換して、他方の
入力側に「H」が入力しても開かない状態となり、ま
た、第2アンドゲート977bの一方の入力が「L」か
ら「H」に変換して他方の入力側に「H」が入ると開く
状態、即ち、賞態様が成立する確率が高い乱数テーブル
Bから乱数が抽出される状態となる。なお、この状態
は、変動入賞装置駆動制御手段953から特別遊技が終
了した旨の信号が乱数変更状態検出手段978に送られ
るまで継続され、乱数変更状態検出手段978がこの信
号を受けると、乱数変更制御手段977への信号を
「H」から「L」に変換する。したがって、特別遊技が
終了すると、賞態様が成立する確率が低い乱数テーブル
Aから乱数が抽出される状態に復帰する。
【0068】賞態様が成立する確率が高い乱数テーブル
Bから乱数が抽出される状態で、遊技領域内を流下する
球が特定球検出器である球通過検出器972によって検
出されると、特定入賞記憶手段976に信号を送る。そ
して、該特定入賞記憶手段976の記憶に基づいて乱数
変更制御手段977の第2アンドゲート977bの他方
の入力側に「H」が送られ、これにより第2アンドゲー
ト977bが開いて乱数テーブルBから乱数が抽出され
て抽出乱数記憶部977cに送られる。特定入賞記憶手
段976からの信号は補助図柄表示動作タイミング制御
手段975にも送られるので、補助図柄表示動作タイミ
ング制御手段975が補助図柄表示制御手段980を作
動させて補助可変表示器971の可変表示を行わせる。
そして、補助図柄表示動作タイミング制御手段975の
タイマ975aに設定してある所定時間が経過すると、
或は遊技者がストップスイッチ(図示せず)を操作する
と、停止指令信号が乱数変更制御手段977の抽出乱数
記憶部977cに送られ、これにより乱数テーブルBか
ら抽出した乱数に基づいて図柄選択部977dが停止図
柄を決定し、この図柄に対応する信号を図柄比較手段9
79に送る。
【0069】図柄比較手段979には、補助図柄表示制
御手段980から補助可変表示器971が現に表示して
いる図柄に対応する信号が送られているので、図柄比較
手段979は両信号を比較し、両信号が一致して停止表
示すべき図柄になると、補助図柄表示動作タイミング制
御手段975に信号を送る。補助図柄表示動作タイミン
グ制御手段975がこの信号を受けると補助図柄表示制
御手段980への信号が「L」となって補助図柄表示制
御手段980が補助可変表示器971の可変表示を停止
させ、停止表示すべき図柄を停止表示する。また、補助
図柄表示動作タイミング制御手段975が図柄比較手段
979から信号を受けると、補助図柄判定手段974に
も同時に信号を送るので、補助図柄判定手段974はこ
の信号に基づいて賞態様の成立を判定する。補助図柄判
定手段974が賞態様の不成立を判定すると、例えば補
助可変表示器971に「5」が停止表示されると、補助
図柄表示動作タイミング制御手段975に信号を送って
特定入賞記憶手段976の記憶を「1」減算させるだけ
で、補助変動入賞装置970の状態も第1状態のままと
する。一方、補助可変表示器971に賞態様である
「7」が停止表示されて補助図柄判定手段974が賞態
様の成立を判定すると、補助図柄表示動作タイミング制
御手段975に信号を送って特定入賞記憶手段976の
記憶数を「1」減算させるとともに、補助変動入賞装置
駆動制御手段973に信号を送る。補助変動入賞装置駆
動制御手段973は、上記信号を受けると補助変動入賞
装置970のソレノイド970aを所定時間だけ励磁
し、遊技者にとって有利な第2状態に変換する。
【0070】上記した実施例は特別遊技状態として特別
遊技状態を設定したが、特別遊技状態の間は通常の遊技
状態に比較して補助図柄表示手段での遊技における賞態
様成立確率が変更されるものであれば、特別遊技状態を
どのように設定してもよいし、また確率が異なる複数種
類の乱数テーブルを用意しておき、特別遊技状態であっ
ても「7」「7」「7」などの『大当り』の場合には最
も高い確率の乱数テーブルを選択し、「3」「3」
「3」などの『中当り』の場合には次に高い確率の乱数
テーブルを選択し、「1」「1」「1」や「5」「5」
「5」などの『小当り』の場合にはその次に高い確率の
乱数テーブルを選択するように設定してもよい。また、
特定球検出手段は、前記実施例のように、通過チャッカ
という特定通過ゲートを通過した打球を検出する特定球
検出器972に限定されるものではなく、特定領域を流
下した球を検出することができればどのような構成でも
よい。例えば、第1の実施例で第1始動口902として
使用した入賞具と同じ様な構成の入賞具(球を遊技盤6
の裏側に取り込んで入賞球とする入賞具)を特定領域と
して遊技部内に配置し、この入賞具に入賞した球を検出
すべく検出器(特定球検出手段)を設けてもよい。な
お、特定球検出手段からの信号に基づいて作動する補助
図柄表示手段は、前記した可変表示器971に限定され
るものではなく、数字や図柄などの識別標識を可変表示
することができればどのような構成でもよい。
【0071】また、以上に説明した実施例は、球が始動
口として機能する入賞口に入賞することにより別遊技の
権利が発生し、可変表示装置900によって行った別遊
技で賞態様を形成した場合に特別遊技の権利が発生する
という遊技内容を設定したパチンコ機であるが、本発明
は、この遊技内容に限定されるものではない。例えば、
球が始動口に入賞することを条件として変動入賞装置の
可動球受け部材がソレノイドの駆動によって遊技者にと
って不利な第1状態から遊技者にとって有利な第2状態
に所定回数(例えば1回、または2回)変換し、この第
2状態に変換したときに球が特別入賞口(V入賞口また
は継続入賞口51)に入賞すると特別遊技の権利が発生
し、特別遊技では変動入賞装置が所定回数(例えば18
回)第1状態と第2状態とに変換し、球が特別入賞口
(V入賞口または継続入賞口51)に入賞することによ
ってサイクルの更新が行われて特別遊技を継続できると
いう特定遊技状態を設定した所謂第2種のパチンコ機
(所謂ハネモノタイプ)であってもよい。さらに、別遊
技において賞態様が形成されると特別権利が発生し、球
が特定の権利入賞口に入賞することを条件として変動入
賞装置が第1状態から第2状態に変換するような遊技内
容の所謂第3種のパチンコ機であってもよい。これら第
2種、第3種のパチンコ機においても、前記した第1の
パチンコ機と同様に、遊技情報音に優先順位を設定し、
この優先順位の高い遊技情報音を実際にスピーカから発
生させることができる。
【0072】次に図12〜図18に基づいて、本発明に
関連する前記玉貸制御手段320、前記カードリーダ2
10、賞球排出制御手段420、特別遊技状態検出信号
遅延手段450、優先排出制御手段500及び遊技媒体
排出制御手段650のそれぞれの構成を詳細に説明す
る。
【0073】図12は前記玉貸制御手段320の詳細な
構成ブロック図を示す。該玉貸制御手段320は、玉貸
ボタン123の1回の操作により貸出す遊技球数を設定
する玉貸数設定SW320Aの出力に基づいて予め遊技
者に貸出す遊技球の数を設定する玉貸数設定部321
と、カード残高信号(後述)に基づきカード残高と前記
玉貸数設定部321が設定した貸玉数を比較演算して要
求された貸玉数がカード残高の範囲内で貸し出すことが
できるか否かを判定するカード残高比較判定部322
と、玉貸し動作が実行された場合に貸出される遊技球の
数をカウントする貸玉数カウント部323と、前記残高
表示器122の表示を駆動制御する駆動制御手段320
Hと、前記玉貸数表示器122Aの表示を駆動制御する
駆動制御手段320Iとを含んでいる。
【0074】前記玉貸数設定スイッチ320Aの操作に
より前記玉貸数設定部321で設定された遊技球数は前
記駆動制御手段320Iを介して前記玉貸数表示器12
2Aに表示されるようになっており、遊技者は遊技前に
各パチンコ遊技機の貸出遊技球数を知ることができるよ
うになっている。カード残高比較判定部322には前記
カードリーダ210が出力する、カード残高を示すカー
ド残高信号が入力されている。該カード残高信号は前記
駆動制御手段320Hにも入力されていて、該駆動制御
手段320Hは前記カード残高信号に基づき前記残金表
示器122に残金額を表示させるように制御する。そし
て玉貸ボタン123が操作されたときに生成される玉貸
ボタン信号はアンドゲート320Aに出力され、この
時、該アンドゲート320Aにリセット状態にあるフリ
ップフロップ320Bから「H」レベルの信号(リセッ
ト信号)が出力され、また特別遊技状態となっていない
場合に前記特別遊技状態検出信号遅延手段450から通
常遊技状態信号が出力されている場合に、前記アンドゲ
ート320Aが「H」レベルの信号(玉貸可能信号)を
アンドゲート320Cに出力する。即ち、アンドゲート
320Aは、前記玉貸ボタン信号と前記リセット信号と
前記通常遊技状態信号とを入力することによって、玉貸
しを行う状態にあることを検出して前記「H」レベルの
信号をアンドゲート320Cに出力するようになってい
る。前記アンドゲート320Cは前記玉貸数設定部32
1からの信号と前記「H」レベル信号とに基づいて前記
カード残高比較判定部322に貸玉数信号を出力するよ
うにされている。該貸玉数信号と前記カード残高信号と
に基づき、前記カード残高比較判定部322は、カード
残高と貸玉数を比較演算して要求された貸玉数がカード
残高の範囲内で貸し出すことができると判定した場合に
は、フリップフロップ320Dに判定信号を出力する。
該判定信号が入力された前記フリップフロップ320D
はセット状態に変化し、出力端子Qから前記優先排出制
御手段500に前記玉貸要求信号が出力されるようにな
っている。
【0075】しかし前記特別遊技状態検出信号遅延手段
450から前記特別遊技状態信号が出力されている場
合、あるいは前記フリップフロップ320Bの出力端子
Qバーから「L」レベル信号が出力されている場合には
前記アンドゲート320Aが前記玉貸可能信号を出力す
ることはない。前記フリップフロップ320Bがセット
状態となり、「L」レベル信号を出力する場合は次の場
合である。即ち、前記パネル105が開放状態になった
ことを前記パネル開放検出器107が検出しその検出に
基づき前記遊技媒体排出装置不能動化検出手段310に
出力される検出信号、前記選択操作スイッチ124が操
作されて記遊技媒体排出装置不能動化検出手段310に
出力されるスイッチオン信号、前記前面枠102が開放
状態になったことを前記前面枠開放検出器108が検出
しその検出に基づき前記遊技媒体排出装置不能動化検出
手段310に出力される検出信号、或は前記金枠104
が開放状態になったことを前記金枠開放検出器106が
検出しその検出に基づき前記遊技媒体排出装置不能動化
検出手段310に出力される検出信号のいずれかの信号
に基づき、前記遊技媒体排出装置不能動化検出手段31
0が前記フリップフロップ320Bに不能動化信号を出
力する場合である。一方、フリップフロップ320Bが
リセット状態に変化する場合は前記パネル開放検出器1
07からパネル閉鎖検出信号が、前記選択操作スイッチ
124からスイッチオン信号が、前記前面枠開放検出器
108から前記前面枠閉鎖検出信号が、また前記金枠開
放検出器106から前記金枠閉鎖検出信号がそれぞれ前
記遊技媒体排出装置能動化検出手段300に出力され
て、これらの信号に基づき前記遊技媒体排出装置能動化
検出手段300が前記フリップフロップ320Bに能動
化信号を出力する場合である。
【0076】前記玉貸要求信号にもとづいて前記遊技媒
体排出装置170により玉貸動作が開始可能な状態にさ
れると、前記優先排出制御手段500から貸玉排出中信
号がアンドゲート320E及びアンドゲート320Fに
出力され、また前記遊技媒体排出装置170の排出玉検
出センサ730A,730Bが排出玉を検出する毎に前
記遊技媒体排出装置駆動制御手段620により出力され
る排出球検出信号も前記アンドゲート320Eに出力さ
れる。その結果、該アンドゲート320Eより減算信号
が前記貸玉数カウント部323に出力される。
【0077】また該貸玉数カウント部323のカウント
の結果、排出球数が前記玉貸数設定部321が設定した
数になったときには前記貸玉数カウント部323がアン
ドゲート320Fに零信号を出力し、その結果該アンド
ゲート320Fが前記優先排出制御手段500及び前記
遊技媒体排出制御手段650にそれぞれ前記貸玉排出終
了信号を出力する。
【0078】なお、前記零信号はアンドゲート320G
にも出力されていて、該零信号と前記アンドゲート32
0Cが出力する貸玉数信号と前記ガード残高比較判定部
322が出力する判定信号とに基づき、該アンドゲート
320Gが前記貸玉数カウント部323に貸玉数セット
信号を出力することにより、前記貸玉数カウント部32
3がリセットされる。
【0079】また前記貸玉排出終了信号は前記フリップ
フロップ320Dのリセット端子にも出力されており、
該貸玉排出終了信号に基づき前記フリップフロップ32
0Dがリセット状態に変化され、前記玉貸要求信号の出
力が停止される。さらに前記貸玉排出終了信号は前記カ
ードリーダ210にも出力されるようになっている。
【0080】図13は前記カードリーダ210の詳細な
構成ブロック図を示す。該カードリーダ210はプリベ
イドカード210Aが挿入された時点で該プリベイドカ
ード210Aに書き込まれているデータから該カード2
10Aの残高を読み取るカード残高読取手段211と、
該カード残高読取手段211が出力する信号に基づきカ
ード残高を記憶するととにもカード残高信号をカード残
高判定手段213と前記玉貸制御手段320のカード残
高比較判定部322とに出力するカード残高記憶手段2
12と、該カード残高記憶手段212からのカード残高
信号に基づきカード残高の有無を判定するカード残高判
定手段213と、前記カード210Aを保持するととも
に前記優先排出制御手段500が出力する前記貸玉排出
中信号を入力していないときには、前記カード返却ボタ
ン210Bが押されたことによって出力されるカード返
却信号あるいはカード残高判定手段213が出力する残
高ゼロ信号に基づき前記カード210Aを返却し、前記
貸玉排出中信号を入力しているときには遊技玉排出後に
前記カード210Aを返却するカード保持制御手段21
4と、該カード保持制御手段214が出力するカード保
持中信号と前記カード残高記憶手段212が出力する前
記カード残高信号とに基づき、カード残高に応じた残高
の目安パンチ孔の穿設を制御するパンチ孔制御手段21
5と、前記玉貸制御手段320が出力する前記貸玉排出
終了信号と前記カード残高記憶手段212が出力するカ
ード残高信号とに基づき、前記カード210Aの残高を
書き換え、その結果を前記カード残高記憶手段212と
前記カード210Aにそれぞれ出力するカード残高書換
手段216とを備えている。そして前記カード残高書換
手段216によって残高が書き換えられた場合にはその
書換え後のカード残高信号が前記玉貸制御手段320の
駆動制御手段320Hに出力され、該駆動制御手段32
0Hが残金表示器122の表示を更新するように制御す
る。
【0081】つぎに図14に基づいて前記賞球排出制御
手段420の構成を詳述する。該賞球排出制御手段42
0は前記入賞球検出手段400が出力する入賞球検出信
号に基づき遊技球の入賞口への入賞を記憶する入賞記憶
部421と、賞球数を予め設定する賞球数設定部422
と、賞球が実行されている際に賞球される遊技球の数を
カウントする賞球数カウント部423とを備えている。
【0082】そして前記入賞記憶部421は入賞の記憶
に基づき賞球排出要求信号を前記優先排出制御手段50
0とアンドゲート420Aにそれぞれ出力する。前記賞
球排出要求信号に基づく賞球排出の要求が前記優先排出
制御手段500により認められると該優先排出制御手段
500からアンドゲート420Aと420Bにそれぞれ
賞球排出中信号が導入される。この賞球排出中信号と前
記賞球排出要求信号及び前記賞球数設定部422が出力
する設定信号に基づき、前記アンドゲート420Aが前
記賞球数カウント部423にHレベル信号(賞球数セッ
ト信号)を出力すると、該賞球数カウント部423は前
回の賞球数の記憶をクリヤするとともに新たな賞球数を
記憶する。そして前記賞球排出中信号と、前記遊技媒体
排出装置駆動制御手段620が出力する排出球検出信号
を入力する前記アンドゲート420Bはその排出球検出
信号を入力する毎に前記賞球数カウント部423にHレ
ベル信号(減算信号)を出力する。該減算信号に基づ
き、前記賞球数カウント部423は賞球数から排出球数
を減算し、減算値が「0」となったときにアンドゲート
420Cに零信号を出力する。 この零信号と前記賞球
排出中信号とに基づき、前記アンドゲート420Cは前
記優先排出制御手段500に前記賞球排出終了信号を出
力する。また前記零信号は前記入賞記憶部421にも出
力されており、該入賞記憶部421は前記零信号に基づ
き入賞の記憶数をマイナスすることになる。
【0083】次に図15に基づいて前記特別遊技状態検
出信号遅延手段450の構成を詳述する。該特別遊技状
態検出信号遅延手段450は前記特別遊技状態検出手段
410が特別遊技の発生を検出したときに出力する特別
遊技状態検出信号に基づき、特別遊技の発生を記憶する
特別遊技発生記憶部451と、特別遊技が発生した時点
から所定時間の経過を計時するタイマ452と、前記所
定の時間が経過した時点で該タイマ452が出力する信
号に基づき前記所定時間後の特別遊技状態の検出を記憶
する特別遊技状態検出記憶部453とを備えている。
【0084】そして前記特別遊技状態検出信号は前記特
別遊技状態検出記憶部453に対してはリセット信号と
して出力され、また前記特別遊技状態検出記憶部453
が出力する特別遊技状態信号は前記特別遊技発生記憶部
451に対してリセット信号として出力されるようにな
っている。このように構成された特別遊技状態検出信号
遅延手段450の特別遊技発生記憶部451からは、特
別遊技が発生したときに前記特別遊技状態信号の出力を
遅らせるための遅延状態信号が前記排出禁止手段670
のアンドゲート670Aに出力される。その結果、Lレ
ベル信号が該アンドゲート670Aから出力されること
になり、該排出禁止手段670の動作を制限する。そし
て前記所定時間後に出力される前記特別状態信号は前記
優先排出制御手段500に出力され、玉貸の動作を制限
するように制御する。
【0085】つぎに図16に基づいて前記優先排出制御
手段500の具体的な構成を詳細に説明する。該優先排
出制御手段500はアンドゲート500Aが出力する信
号に基づいてセット状態になり、玉貸動作が終了するま
でそのセット状態を維持するとともに、前記玉貸制御手
段320が出力する前記貸玉排出終了信号に基づいてリ
セット状態に変化する貸玉排出要求信号保持手段501
と、アンドゲート500Bが出力する信号に基づいてセ
ット状態になり、賞球動作が終了するまでそのセット状
態を維持するとともに、前記賞球排出制御手段420が
出力する賞球排出終了信号に基づいてリセット状態に変
化する賞球排出要求信号保持手段502と、前記貸玉排
出表示ランプ126を制御駆動する駆動手段503と、
前記賞球排出表示ランプ125の表示を制御する駆動手
段504とを備えている。
【0086】そして前記遊技媒体排出制御手段650が
排出動作中信号を出力していない場合に、前記玉貸制御
手段320から玉貸要求信号がアンドゲート500Cに
出力された場合にはHレベル信号は前記アンドゲート5
00Aに出力される。この時点で特別遊技が発生してい
なく、また賞球排出制御手段420から賞球排出要求信
号に基づくHレベル信号が出力されていなければアンド
ゲート500DからHレベル信号が出力されることにな
り、前記アンドゲート500AはHレベル信号(セット
信号)を前記貸玉排出要求信号保持手段501に出力し
該貸玉排出要求信号保持手段501がセット状態にな
る。そして該貸玉排出要求信号保持手段501が出力す
る排出要求信号はオアゲート500Eを介して前記遊技
媒体排出制御手段650に出力されるようになってい
る。
【0087】一方、前記遊技媒体排出制御手段650が
排出動作中信号を出力していない場合に、前記賞球排出
制御手段420から賞球排出要求信号がアンドゲート5
00Fに出力された場合にはHレベル信号が前記アンド
ゲート500Bに導出される。この時点で特別遊技が発
生していなく、また玉貸制御手段320から玉貸要求信
号が出力されていなければアンドゲート500GからH
レベル信号が出力されることになり、前記アンドゲート
500BはHレベル信号(セット信号)を前記賞球排出
要求信号保持手段502に出力する。その結果、該賞球
排出要求信号保持手段502がセット状態になる。そし
て該賞球排出要求信号保持手段502が出力する排出要
求信号はオアゲート500Eを介して前記遊技媒体排出
制御手段650に出力されるようになっている。
【0088】なお、前記遊技媒体排出制御手段650か
ら排出動作中信号が出力されていれば前記アンドゲート
500CからはHレベル信号が、また前記アンドゲート
500FからはHレベル信号がそれぞれ出力されないこ
ととなり玉貸要求信号に原因する排出動作中信号が出力
されれば玉貸要求が優先され、逆に賞球排出要求信号に
原因する排出動作中信号が出力されれば賞球排出要求が
優先されることになる。
【0089】また前記アンドゲート500Dに特別遊技
状態信号が出力され、またアンドゲート500Fを介し
て前記アンドゲート500DにHレベル信号が出力され
た場合には該アンドゲート500Dが前記アンドゲート
500AにLレベル信号を出力することになる。したが
って、このような時点では前記アンドゲート500Aか
らはLレベル信号が出力されることになる。このことは
前記特別遊技状態信号は特別遊技状態が発生した後、所
定時間が経過した時に前記特別遊技状態検出信号遅延手
段450の特別遊技状態検出記憶部453から出力され
るものであり、特別遊技状態の発生から所定時間が経過
した後には玉貸要求が認められないことを意味する。そ
してこのような場合には前記アンドゲート500Gから
はHレベル信号が出力されることになり、変動入賞装置
の大入賞口等への入賞に基づく賞球排出が優先すること
になる。これは変動入賞装置の大入賞口の開放時間が限
られているので、この開放時間内でより多くの賞球を遊
技者に与えるためである。
【0090】なお、前記貸玉排出要求信号保持手段50
1が出力する排出要求信号はアンドゲート500Hを介
して前記駆動手段503に出力され、該駆動手段503
が前記貸玉排出表示ランプ126を点灯制御する。一方
前記賞球排出要求信号保持手段502が出力する排出要
求信号はアンドゲート500Iを介して前記駆動手段5
04に出力され、該駆動手段504が前記賞球排出表示
ランプ125を点灯制御する。
【0091】つぎに図17に基づいて前記遊技媒体排出
制御手段650の詳細な構成を説明する。該遊技媒体排
出制御手段650は、優先排出制御手段500が出力す
る排出要求信号に基づいてセット状態に変換し、そのセ
ット状態を維持する排出動作記憶部651と、該排出動
作記憶部651が出力する信号に基づき、前記遊技媒体
排出装置170の排出ソレノイド741A,741Bの
それぞれの動作を制御する駆動手段652とを備えてい
る。
【0092】そして前記優先排出制御手段500が出力
した前記排出要求信号がアンドゲート650Aに出力さ
れ、この時点で前記排出禁止手段670から排出禁止信
号が出力されていなければ該アンドゲート650AはH
レベル信号を前記排出動作記憶部651に出力すること
になる。その結果該排出動作記憶部651がセット状態
に変化し、出力端子Qからアンドゲート650Bを介し
て前記駆動手段652に駆動指令信号が出力される。該
駆動指令信号に基づき前記駆動手段652が前記遊技媒
体排出装置駆動制御手段620に駆動信号を出力し、該
駆動信号に基づき、前記遊技媒体排出装置170内の2
条の案内樋710の途中に設けられた一対のストッパ7
45A,745Bを作動させる排出ソレノイド741
A,741Bを励磁させる。そして、排出センサ730
A,730Bのそれぞれの検出信号に基づいて各案内樋
710内の予備球を所定数だけ排出させる。なお、図1
7に示すように該検出信号は前記遊技媒体排出装置駆動
制御手段620に出力され、該遊技媒体排出装置駆動制
御手段620に設けられた排出球検出手段620Aは前
記検出信号に基づき排出球検出信号を生成し前記賞球排
出制御手段420または玉貸制御手段320にそれぞれ
出力する。
【0093】前記排出動作記憶部651はまた前記優先
排出制御手段500に排出動作中信号を出力し、又前記
排出中断手段680のアンドゲート680Aにも排出動
作中信号を出力する。そしてパネル開放検出器107が
パネル105の開放状態を検出したときに出力される検
出信号に基づき前記アンドゲート680Aが前記遊技媒
体排出制御手段650の前記アンドゲート650Bに排
出中断信号を出力すると、該アンドゲート650Bから
の駆動指令信号の出力が停止される。そして前記駆動手
段652が排出ソレノイド741A,741Bを消磁さ
せて排出動作を中断させるようになっている。
【0094】そして前記玉貸制御手段320が出力する
貸玉排出終了信号または前記賞球排出制御手段420が
出力する賞球排出終了信号がオアゲート650Cを介し
て前記排出動作記憶部651のリセット端子に出力され
ると、該排出動作記憶部651はリセット状態になる。
その結果、該排出動作記憶部651の出力端子Qが前記
アンドゲート650BにLレベル信号を出力することな
り、排出動作が停止されるように制御される。
【0095】なお、前記排出動作制御部の前記排出禁止
手段670はアンドゲート670Aとオアゲート670
Bとにより構成されている。そして該排出禁止手段67
0が前記遊技媒体排出制御手段650に出力する排出禁
止信号は、前記玉不足検出器160が玉不足を検出した
ときに出力する検出信号、オーバーフロー検出器160
Aがオーバーフローを検出したときに出力する検出信号
あるいはパネル開放検出器107が出力する検出信号に
基づき形成される。なお、特別遊技が発生する前には前
記特別遊技状態検出信号遅延手段450からは前記遅延
状態信号は出力されていないので、前記玉不足検出器1
60の前記検出信号は前記オアゲート670Bに出力さ
れることになる。しかし特別遊技が発生した後、前記特
別遊技状態検出信号遅延手段450のタイマ452が設
定した時間が経過するまでの間に出力される前記遅延状
態信号は前記アンドゲート670Aに出力され、前記玉
不足検出器160の前記検出信号に基づく排出禁止信号
が出力されないように制御されている。これは特別遊技
の発生直後に玉不足が生じて、この玉不足を前記玉不足
検出器160が検出したとしても遊技媒体排出装置17
0内に残っている遊技球だけでも排出させるようにし、
特別遊技を継続させようとするものである。
【0096】前記実施例では情報音として遊技情報音と
補助機能情報音とを挙げたが、このような情報音には限
定されないし、また遊技情報音の内容、補助機能情報音
の内容も上記実施例のようなものに限定されない。例え
ば他の情報音として遊技店の営業内容の案内等がある
し、いわゆる第2種のパチンコ遊技機(所謂ハネモノタ
イプ)で本発明を用いる場合にはその遊技内容に応じた
遊技情報音になり、第3種のパチンコ遊技機でも同様で
ある。
【0097】前記実施例では「ステレオ出力」中である
か否かは遊技者がその耳で判断していたが、遊技者の視
覚を介して認識できるようにすれば、遊技者がより正確
に遊技の状態を認識できるようになる。例えば、各パチ
ンコ遊技機の上方の島設備に遊技の情報を伝達する表示
部、例えば液晶表示装置を取り付けてこの表示部に「ス
テレオ出力」中であることを表示するようにする。
【0098】上記実施例で本発明は、遊技において消費
される遊技球が前記遊技媒体排出装置170によって供
給皿120に排出されるパチンコ遊技機において実施さ
れているが、パチンコ遊技機内に封入された遊技球を循
環使用する密封型の遊技機に本発明を用いることができ
る。例えば、図18に示すように密封型パチンコ遊技機
1000の上部基枠には上記実施例に係るカード式遊技
機100のスピーカー102A,102Bに相当するス
ピーカー102Cと102Dとがそれぞれ取り付けられ
ている。なお、1112は遊技者に貸出される持球数を
表示する玉数表示器であり、遊技者が購入スイッチ11
13を操作して与えられる持ち玉数を表示し、また遊技
球が発射されるこどに減算表示し、入賞球が発生すると
賞球数の分だけ加算表示するものである。また1111
は玉貸数表示器であり、1114は残金表示器である。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、音出力制御手段により、遊技の進行中に発生する
所要の条件に基づいて、複数箇所の音出力手段から所定
の情報音が同時に出力されるので、所定の情報音が複数
の音出力手段から同時に出力されているときには所謂ス
テレオ効果となって、音の立体感(遊技の臨場感)を楽
しむことができる。一方、所定の情報音が複数の音出力
手段から同時に出力されているときに、別の情報音の出
力が必要となったときには、複数箇所の音出力手段のう
ちの一つの音出力手段からこの必要となった情報音を出
力させることができるので、情報音の出力タイミングが
ずれることなく、遊技者に認識させることができる。さ
らに、上記所定の情報音も、引き続き残りの音出力手段
により出力されることとなるので、情報音がとぎれて遊
技者に不快感を与えることなく、臨場感溢れる遊技機を
提供することが可能となる。請求項2の遊技機によれ
ば、左右の音出力手段から所定の情報音が同時に聞こえ
たり、左右の音出力手段から別々に必要な情報音が出力
されたりして、遊技者の左右の耳で効果的に聞き分けら
れるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカード式遊技機の一実施例を示す
斜視図である。
【図2】本発明に係るカード式遊技機のパネル部分の斜
視図である。
【図3】本発明に係るカード式遊技機の他の実施例を示
す斜視図である。
【図4】カード式遊技機の裏機構の構成例を示す背面図
である。
【図5】遊技媒体排出装置の一実施例を示す断面正面図
である。
【図6】本発明に係るカード式遊技機の遊技球排出制御
系の構成例を示すブロック図である。
【図7】補助機能情報音発生順位設定手段の詳細な構成
ブロック図である。
【図8】特別遊技状態音の内容を示す説明図である。
【図9】遊技を制御する電気的制御手段の構成ブロック
図である。
【図10】遊技情報音発生順位設定手段の詳細な構成ブ
ロック図である。
【図11】音出力要求手段の詳細な構成ブロック図であ
る。
【図12】遊技球排出制御系を構成する玉貸制御の構成
ブロック図である。
【図13】遊技球排出制御系を構成するカードリーダの
構成ブロック図である。
【図14】遊技球排出制御系を構成する賞球排出制御手
段の構成ブロック図である。
【図15】遊技球排出制御系を構成する特別遊技状態検
出信号遅延手段の構成ブロック図である。
【図16】遊技球排出制御系を構成する優先排出制御手
段の構成ブロック図である。
【図17】遊技球排出制御系を構成する遊技媒体排出制
御手段の構成ブロック図である。
【図18】本発明が実施された、封入玉を用いる密閉型
遊技機の斜視図である。
【符号の説明】
100 パチンコ遊技機(遊技機) 102A,102B,102C,120D スピーカー
(音出力手段) 802 音出力選択制御手段(音出力制御手段) 803 音声制御手段1(音出力制御手段) 804 音声制御手段2(音出力制御手段)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技進行中に情報音を出力可能な音出力
    手段と、該音出力手段から情報音を出力させるための制
    御を行う音出力制御手段とを備え、遊技の進行に伴い、
    前記音出力制御手段の制御により、前記音出力手段から
    情報音を発生可能に構成された遊技機において、 上記音出力手段は、上記遊技機前面側の複数箇所に各々
    相互に隔離させた状態で設け、 上記音出力制御手段は、上記遊技の進行中に発生する所
    要の条件に基づいて、上記複数箇所の音出力手段から所
    定の情報音を同時に出力させる一方、該所定の情報音以
    外に別の情報音の出力が必要となった際には、上記複数
    箇所の音出力手段のうちの一つの音出力手段から当該別
    の情報音を出力させるとともに、引き続き残りの音出力
    手段により上記所定の情報音を出力可能に制御するよう
    にしたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 上記音出力手段は、上記遊技機前面側上
    部の左右方向の2カ所に分けて相互に隔離させた状態で
    設けられていることを特徴とする請求項1記載の遊技
    機。
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