JP3107094U - 畳付フローリング - Google Patents

Abstract

【課題】本考案は１種類の床材で和風から洋風、若しくは洋風から和風への床面模様替えを容易にする。且つ次回からの再模様替えに際して床材の繰り返し使用も可能にする。
【解決手段】本考案はフローリング床材１と畳３を２の部分で接着させ、両面使用を可能にした事で同一床材での室内床面模様替えを可能にし、もって室内模様替え改装工事における床面工事の省力化と低価格化に役立つ。
【選択図】図１

Description

本考案は片面を木製フローリング床材、その反対面に畳を接合した両面使用が可能な床材である。

従来は住宅等の改装において和室から洋室、若しくは洋室から和室に改装する場合、床部分は根太から解体ご再造作が必要な為、費用期間共に施主は重い負担を強いられる事に成っていた。

床面の再造作は費用も高価に成り、工期も長期化する、しかもマンション等の集合住宅においては建物の構造上、最造作自体が不可能な場合も有る。
従って置き式で両面使用が可能な床材を既存の床の上に違和感無く敷詰める事により前述の欠点を解決しようとするものである。

本考案は、畳とフローリング材と言う２種類の床材を裏面同士で接着して、両面使用を可能にし更に個々の改装予定室内床スペースの形状に合わせて加工した床材を敷詰めて使用する事で当該室内の床下地の状態に関係無く将来も和風から洋風、若しくは洋風から和風への床模様替えを容易にしている。

この内装床材を使用する部屋は、床材上面が日常生活に最も適した高さに成る様に調整造作された平滑な床下地を必要とする。
上記床下地の上に使用するスペースの形状に合わせて成形加工した本考案の内装床材を敷き詰めて使用する。
居住者の生活習慣が変わり、使用中の内装材表面の意匠が生活環境に合わなく成った場合は内装床材を裏返して使用する。

従来の室内改装システムに比べて、畳床からフローリング床、若しくはフローリング床から畳床への変更が簡便且つ短時間、低予算で繰り返し実施できる。

室内模様替えの為の改装予定スペースが現況和室の場合のみ本考案の床材の厚さに合わせた高さでの床下地の造作が必要で有る。
完成された平滑な床下地の上に改装予定スペースの形状に合わせて製作された本考案の床材を敷詰めて使用する。
次回、床の模様替えを実施する場合は床下地が完成されているので本考案の床材を裏返して敷詰めるだけで洋風から和風への模様替えが容易に実施できる。

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。１は洋風の内装の際に表側として使用する木製フローリング床材、３は和風の内装の際に表側として使用する薄型畳、３は両面テープと人体の健康に留意した強力接着剤で強力に接着された両床材の接合部。
模様替え改装後の室内を洋室として使用したい場合は１を表側として、和室として使用する場合は３を表側として床下地材の上に敷詰めて使用する。

本考案の内装床材の横断面図である。 本考案の内装床材をフローリング面の側から見た斜視図である。 本考案の内装床材を畳面の側から見た斜視図である。

符号の説明

１ 木製フローリング部
２ 上下接合部
３ 畳部

Claims (1)

1. 木製フローリング床材と畳を下面同士で接着し両面使用を可能にした内装床材。

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