JP3112452U - 表面凹凸形状付木製板 - Google Patents

Abstract

【課題】冬は冷たさが、夏は暑さが感じにくくなり、壁や天井に使用した場合も大幅に反響を抑えられるので音響効果にも役立つ表面凹凸形状付き木板を提供する。
【解決手段】大小の凹凸や突起を施した板を使用する事によって、足裏を点で支える事になり、接地面積が小さく、点で支えた隙間にも室内の空気が入り込む為に、冬は冷たさが夏は暑さが直に感じにくくなる。また滑りやすい欠点も解決できるので、風呂場の床や階段などに使用すれば転倒事故防止にも役立つ。壁や天井に使用した場合も、大幅に反響を抑えられるので音響効果にも役立つ。更に適当な大きさのブロック形状にし、四方の側面や底の部分に雄雌の溝加工を施す事によって組立て式の施工も可能になり、建築材料の残った端材等も再利用出来るので、資源の有効利用にも大きく役立つ。
【選択図】図１

Description

本考案は、木製の板に彫刻や圧縮等により、大小の凹凸や突起を施した板に関するものである。

従来、床材料として利用されていた材料は、表面が平面に仕上げられていた為に足裏と接地面積が大きく、冬は冷たさが夏は暑さが直に感じられた。また足裏との接地面積が大きかったのに、平面形状だったので滑りやすい欠点もあった。
その他に、壁材料や天井材料として利用されている物も、表面が平面に仕上げられていた為、音が反響しやすかった。

表面が平面に仕上げられた材料は、足裏で冷たさや熱さを直に感じたり、滑りやすいなどの欠点があった。また平面仕上げの材料を、壁や天井などに使用すると音が反響する欠点が有った。従って、板表面に彫刻や圧縮等により大小の凹凸や突起を施す事によって前述の欠点を解決しようとするものである。

本考案は、板表面に彫刻や圧縮等により、大小の凹凸や突起を施す事によって問題を解決している。

上述の様に、本考案の大小の凹凸や突起を施した板を使用する事によって、足裏を点で支える事になり、接地面積が小さく、点で支えた隙間にも室内の空気が入り込む為に、冬は冷たさが、夏は暑さが直に感じにくくなる。また滑りやすい欠点も解決できるので、風呂場の床や階段などに使用すれば転倒事故も軽減出来る。壁や天井に使用した場合も大幅に反響を抑えられるので、音響効果にも役立つ。更に適当な大きさのブロック形状にし、四方の側面や底の部分に雄雌の溝加工を施す事によって組立て式の施工も可能になり、建築材料の残った端材等も再利用出来るようになるので、資源の有効利用にも大きく役立つ。

本考案の加工板を、玄関の上がり框や床、廊下、風呂場の床や階段などに使用すれば、熱さ冷たさの軽減だけでなく滑り止め効果も大きい。壁や天井に使用すれば、室内で音楽を聴く時やカラオケ等で楽しむ時も余分な反響が少なくなる。

以下、添付図面に従って実施例を説明する。１は適宜木製素材、２は表面を彫刻により削られた表面。この形状の板を釘や糊などを使用して施工する。また適当な大きさのブロック形状にし、四方の側面や底の部分に雄雌の溝加工することによって組立て式の施工も可能になる。

本考案の実施例を示す立体透視図である。 本体構造の平面図である。 本体構造の断面図である。

符号の説明

１ 彫刻により削られた凹凸面。
２ 木製素材。

Claims (1)

1. 木製の板に、彫刻や圧縮などにより大小の突起を施した特徴を有する板。

Images