JP2001303776A - 住宅の浴室 - Google Patents

住宅の浴室

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JP2001303776A
JP2001303776A JP2000117430A JP2000117430A JP2001303776A JP 2001303776 A JP2001303776 A JP 2001303776A JP 2000117430 A JP2000117430 A JP 2000117430A JP 2000117430 A JP2000117430 A JP 2000117430A JP 2001303776 A JP2001303776 A JP 2001303776A
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JP
Japan
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bathroom
bathtub
floor
room
house
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Application number
JP2000117430A
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English (en)
Inventor
Yasuhira Endo
保衡 遠藤
Kimietsu Sakurai
仁悦 櫻井
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 面白味があって、疲れを十分に癒すことがで
きる満足度の高い住宅の浴室を提供する。 【解決手段】 住宅の屋上部分に設けたスカイバルコニ
ーを利用した浴室であって、その床面にウッドデッキ
(6)や自然石(5)等を敷設してバスタブ(7)を設置し、
上方を開放するか、或いは、トップライト付の屋根で覆
うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、住宅の浴室に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、住宅の浴室は、箱形の室内に浴
槽を設置した構造となっており、内装としては、床面や
壁面をタイル貼りとしたり、壁面に換気用の小窓等を設
ける程度であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の浴
室は、画一的で面白味がなく、一日の疲れを癒すリラッ
クス空間としては必ずしも満足のいくものではなかっ
た。
【0004】この発明は、上記の不具合を解消して、面
白味があって、疲れを十分に癒すことができる満足度の
高い住宅の浴室の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に係る発明の浴室は、住宅の屋上部分に設
けたスカイバルコニーを利用した浴室であって、その床
面にウッドデッキや自然石等を敷設してバスタブを設置
し、上方を開放するか、或いは、トップライト付の屋根
で覆うようにしたことを特徴とする。この浴室において
は、床面に形成した段差を境にして、バスタブを設置し
た入浴空間と、入浴後の休息や軽い運動等を行うことが
できる多目的空間とを設けるようにしている。
【0006】また、請求項3に係る発明の浴室は、住宅
の屋根部分に設けたインナーバルコニーを利用した浴室
であって、その床面に自然石等を敷設して岩風呂風に仕
上げるとともに、移動式のバスタブを設けるようにした
ことを特徴とする。この浴室においては、屋内の浴室又
は軽い運動を行うためのアスレチック室のうちのいずれ
か一方或いは両方を連通させるようにしている。
【0007】さらに、請求項5に係る発明の浴室は、室
内の床面に岩や小石等を敷設して、坪庭風に仕上げると
ともに、室内の壁面に外部の庭が見える窓を設けるか、
或いは、天井面にトップライトを設けるようにしたこと
を特徴とする。この浴室においては、室内を開閉する扉
及び浴槽を檜素材により構成してある。
【0008】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)この発明の第1
実施形態に係る浴室(1)は、屋内の浴室とは別に設けら
れたものであって、図1に示すように、住宅の屋上部分
に設けたスカイバルコニーを利用して構成されている。
【0009】この浴室(1)は、住宅の外壁(2)や腰壁
(3)によって囲まれており、その上方は開放されてい
る。また、床面には、その床面をほぼ2分するような段
差(4)が形成されている。そして、その低い方の面に
は、平面上にカットした自然石(5)が敷き詰められ、高
い方の面には、ウッドデッキ(6)が敷設されている。
【0010】そして、自然石(5)側には、防水処理が施
され、給排水設備及びバスタブ(7)が備え付けられてい
る。一方、ウッドデッキ(6)側には、ベンチ(8)、リク
ライニングチェア(9)やプランタ(10)が設置されてい
る。
【0011】従って、床面に形成した段差(4)を境にし
て、自然石(5)側の空間が、入浴のための空間として使
用され、ウッドデッキ(6)側の空間が、入浴後の休息や
軽い運動等が行える多目的の空間として使用されるよう
になっている。
【0012】このように、スカイバルコニーを利用して
浴室(1)を構成することによって、朝や昼間は青空の
下、風を感じながら爽快な気分で入浴を楽しむことがで
きる。また、夜は星空の下、ロマンチックな気分で入浴
を楽しむことができる。さらに、多目的空間を利用して
軽い運動や読書等も楽しむことができる。
【0013】なお、浴室(1)の上方は、開放せずにトッ
プライト付きの屋根で覆うようにしても良い。この場
合、風の強い日や少し寒い日でも、浴室(1)で入浴を楽
しむことができる。
【0014】(第2実施形態)第2実施形態に係る住宅
の浴室(20)は、屋内の浴室とは別に設けられたものであ
って、図2に示すように、屋根(21)の凹部(22)に嵌め込
むようにして設けられたインナーバルコニーを利用して
構成されている。
【0015】この浴室(20)は、その前端部から両側部に
かけてが平面視略コ字形の腰壁(24)によって囲まれてお
り、その上方は開放されている。また、床面には、平面
上にカットした自然石(25)や岩等が敷き詰められて防水
処理が施され、全体的に岩風呂風に仕上げられている。
【0016】そして、この浴室(20)は、屋内の浴室(26)
及び軽い運動等を行うアスレチック室(27)が夫々連通さ
れていて、浴室(20)(26)間を移動することができるキャ
スター(28)(28)…付きのバスタブ(29)が設けられてい
る。なお、図2において、(19)は、浴室(20)の前端部付
近に配された木製デッキである。
【0017】このように、インナーバルコニーを利用し
て浴室(20)を構成することによって、スカイバルコニー
を利用したときと同様に採光や通風に満ちたリラックス
空間とすることができ、しかも岩風呂の風情を楽しむこ
とができる。さらに、キャスター(28)(28)…付きの移動
式バスタブ(29)を設けることで、遊び心を持たせたユニ
ークな浴室(20)を提供することができる。しかも、浴室
(20)が屋内の浴室(26)やアスレチック室(27)に連通して
いるので、浴室(20)を多目的に利用することができる。
【0018】(第3実施形態)第3実施形態に係る住宅
の浴室(30)は、住宅の屋内に設けられるものであって、
図3に示すように、箱形の室内に檜素材を使った浴槽(3
1)を設置し、その浴槽(31)に連続するように床面にタイ
ル(32)が敷設されて、洗い場(33)が確保されている。そ
して、浴槽(31)及び洗い場(33)を囲むように室内の隅部
に沿って、略L形に岩や小石等が敷き詰められている。
さらに、檜素材を使った扉(34)と洗い場(33)との間には
タイル(32)で作った通路(35)が形成され、全体的に坪庭
風に仕上げられている。
【0019】また、室内の浴槽(31)側と相対する壁面に
は、外部の庭が見えるガラス窓(36)が略L形に配され、
このガラス窓(36)によって室内の坪庭と外部の庭とが連
続して見えるようになっている。
【0020】このように、浴室(30)を坪庭風にアレンジ
することによって、檜の香りと相俟ってゆったりとした
落ち着いた気分で入浴を楽しむことができる。
【0021】なお、都市部の住宅密集地であって、浴室
(30)にガラス窓(36)を設けた場合、外部からの視線が気
になるようであれば、ガラス窓(36)の代わりに室内の天
井面にトップライトを設けるようにしても良い。
【0022】この発明は、上記実施形態に限定されるも
のではなく、この発明の範囲内で上記実施形態に多くの
修正及び変更を加え得ることは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によると、浴室を、面白味があり、採光や通気に満
ち、さらには風情のあるリラックス空間とすることがで
き、疲れを充分に癒してくれる満足度の高い浴室を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る住宅の浴室の一
部破断斜視図である。
【図2】第2実施形態に係る住宅の浴室の斜視図であ
る。
【図3】第3実施形態に係る住宅の浴室を上方から見た
図である。
【符号の説明】
(1)(20)(30) 浴室 (4) 段差 (5) 自然石 (6) ウッドデッキ (7)(29) バスタブ (26) 屋内の浴室 (27) アスレチック室 (31) 浴槽 (34) 扉 (36) 窓

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住宅の屋上部分に設けたスカイバルコニ
    ーを利用した浴室であって、その床面にウッドデッキや
    自然石等を敷設してバスタブを設置し、上方を開放する
    か、或いは、トップライト付の屋根で覆うようにしたこ
    とを特徴とする住宅の浴室。
  2. 【請求項2】 床面に形成した段差を境にして、バスタ
    ブを設置した入浴空間と、入浴後の休息や軽い運動等を
    行うことができる多目的空間とを設けるようにした請求
    項1記載の住宅の浴室。
  3. 【請求項3】 住宅の屋根部分に設けたインナーバルコ
    ニーを利用した浴室であって、その床面に自然石等を敷
    設して岩風呂風に仕上げるとともに、移動式のバスタブ
    を設けるようにしたことを特徴とする住宅の浴室。
  4. 【請求項4】 屋内の浴室又は軽い運動を行うためのア
    スレチック室のうちのいずれか一方或いは両方を連通さ
    せるようにした請求項3記載の住宅の浴室。
  5. 【請求項5】 室内の床面に岩や小石等を敷設して、坪
    庭風に仕上げるとともに、室内の壁面に外部の庭が見え
    る窓を設けるか、或いは、天井面にトップライトを設け
    るようにしたことを特徴とする住宅の浴室。
  6. 【請求項6】 室内を開閉する扉及び浴槽を檜素材によ
    り構成した請求項5記載の住宅の浴室。
JP2000117430A 2000-04-19 2000-04-19 住宅の浴室 Pending JP2001303776A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008013966A (ja) * 2006-07-04 2008-01-24 Sekisui House Ltd 浴室構造
WO2014204334A1 (ru) * 2013-06-18 2014-12-24 Malyshev Alexander Valerevich Многоквартирное здание
JP2022051093A (ja) * 2020-09-18 2022-03-31 株式会社Pasio 建物
JP7160265B1 (ja) 2022-03-17 2022-10-25 株式会社Pasio 建物

Cited By (5)

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JP2023136479A (ja) * 2022-03-17 2023-09-29 株式会社Pasio 建物

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