JP3107085B2 - ２つの流体導管路を結合する差込み継手 - Google Patents
２つの流体導管路を結合する差込み継手Info
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L37/00—Couplings of the quick-acting type
- F16L37/08—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
- F16L37/12—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members using hooks, pawls or other movable or insertable locking members
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、２つの流体導管路
であって、そのうち１つの流体導管路が、少なくとも１
つの押えリブを有する流体導管路を結合する差込み継手
に関する。継手は、半径方向の孔を有するスリーブと、
スリーブ内に軸方向へ移動する方法で案内され、リング
上に、阻止装置に軸方向に挿入される流体導管路の押え
リブ後方で嵌合するため自由端上に形成されるフックを
有する、軸方向に延び、弾力的に撓む保持アームを有す
る阻止装置を有する。フックは、自由端に半径方向外側
の傾斜面を有し、それはスリーブと阻止装置が移動して
離れると、スリーブ内の孔の正面縁に対して押圧され、
孔がフックの半径方向外側の部分を軸方向に移動する方
法で受取り、当該フックが押えリブと相対的に堅固な係
合状態を維持し、半径方向内側の傾斜面は、阻止装置及
び挿入された流体導管路が引き離されると、押えリブに
対して耐え、阻止装置が軸方向にスリーブ内に後退し、
フックの半径方向外側の傾斜面がそれぞれの孔の正面縁
に対して押圧されない解除状態の時、保持アームは広が
り、結合解除される。阻止装置は、保持アーム間にそれ
ぞれ弾力的な解除アームを有し、解除アームが半径方向
外側の部分を介して、軸方向に移動する方法で、孔の１
つを通って外側に突出し、スリーブ内側の肩と阻止装置
の間に少なくとも１つの密封リングを有する。
であって、そのうち１つの流体導管路が、少なくとも１
つの押えリブを有する流体導管路を結合する差込み継手
に関する。継手は、半径方向の孔を有するスリーブと、
スリーブ内に軸方向へ移動する方法で案内され、リング
上に、阻止装置に軸方向に挿入される流体導管路の押え
リブ後方で嵌合するため自由端上に形成されるフックを
有する、軸方向に延び、弾力的に撓む保持アームを有す
る阻止装置を有する。フックは、自由端に半径方向外側
の傾斜面を有し、それはスリーブと阻止装置が移動して
離れると、スリーブ内の孔の正面縁に対して押圧され、
孔がフックの半径方向外側の部分を軸方向に移動する方
法で受取り、当該フックが押えリブと相対的に堅固な係
合状態を維持し、半径方向内側の傾斜面は、阻止装置及
び挿入された流体導管路が引き離されると、押えリブに
対して耐え、阻止装置が軸方向にスリーブ内に後退し、
フックの半径方向外側の傾斜面がそれぞれの孔の正面縁
に対して押圧されない解除状態の時、保持アームは広が
り、結合解除される。阻止装置は、保持アーム間にそれ
ぞれ弾力的な解除アームを有し、解除アームが半径方向
外側の部分を介して、軸方向に移動する方法で、孔の１
つを通って外側に突出し、スリーブ内側の肩と阻止装置
の間に少なくとも１つの密封リングを有する。
【０００２】
【従来の技術】この種類のよく知られた差込み継手では
（ＤＥ４４ １３ ３４６Ｃ１）、スリーブ及び阻止あ
るいはスナップ嵌合装置は、互いに対して手を使って軸
方向に移動し、解除アームの後方接触面が、それぞれの
孔の後方縁に対して置かれ、その孔を通って、それぞれ
の解除アームの半径方向外側の部分が外側に突出しなけ
ればならない。さらに詳細な説明がないので、解除状態
にもっていくための解除アームの作動方法は明確でな
い。解除アームについてよく知らないが、例えば、流体
導管路に結合されている装置を修理する目的で継手を外
さなければならない人は、従ってしばしば解除アームの
半径方向外側に突出する部分を半径方向内側に押圧する
ことしかできず、継手を外すことができない。
（ＤＥ４４ １３ ３４６Ｃ１）、スリーブ及び阻止あ
るいはスナップ嵌合装置は、互いに対して手を使って軸
方向に移動し、解除アームの後方接触面が、それぞれの
孔の後方縁に対して置かれ、その孔を通って、それぞれ
の解除アームの半径方向外側の部分が外側に突出しなけ
ればならない。さらに詳細な説明がないので、解除状態
にもっていくための解除アームの作動方法は明確でな
い。解除アームについてよく知らないが、例えば、流体
導管路に結合されている装置を修理する目的で継手を外
さなければならない人は、従ってしばしば解除アームの
半径方向外側に突出する部分を半径方向内側に押圧する
ことしかできず、継手を外すことができない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、導入
部で述べた意図的な結合解除が容易にできる差込み継手
を発表することにある。
部で述べた意図的な結合解除が容易にできる差込み継手
を発表することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、本課題
は解除アームの半径方向外側の部分が一緒に傾斜面を介
して半径方向に押圧される時、阻止装置が軸方向に移動
し、解除状態をもたらすことによって解決される。
は解除アームの半径方向外側の部分が一緒に傾斜面を介
して半径方向に押圧される時、阻止装置が軸方向に移動
し、解除状態をもたらすことによって解決される。
【０００５】本解決策では、押えリブを有する流体導管
路及び差込み継手を軸方向に引き離すことで結合解除す
るために、解除アームの外側の部分が半径方向内側に押
圧されるだけでよい。結合解除を目的とする差込み継手
のこの種の動作はまた、解除アームの機能について前も
って知らない人に対しても明らかなものである。
路及び差込み継手を軸方向に引き離すことで結合解除す
るために、解除アームの外側の部分が半径方向内側に押
圧されるだけでよい。結合解除を目的とする差込み継手
のこの種の動作はまた、解除アームの機能について前も
って知らない人に対しても明らかなものである。
【０００６】好ましくは、解除アームには保持アームと
同じフックが同じ方法で提供される。このことにより、
より堅固に結合が保持され、偶然の結合解除を防ぐ。
同じフックが同じ方法で提供される。このことにより、
より堅固に結合が保持され、偶然の結合解除を防ぐ。
【０００７】本発明による解決策の１つの実施形態は、
スリーブ内の挿入開口部から後方及び軸方向に向くばね
アームをそれぞれ有する解除アームの外側の部分にあ
り、本ばねアームは半径方向内側を向いた第１の突起物
を有し、それは、保持及び解除アームが孔の正面縁に向
って引っ張られると、スリーブの外側に形成される突起
物の後方側面の傾斜面上に置かれる。
スリーブ内の挿入開口部から後方及び軸方向に向くばね
アームをそれぞれ有する解除アームの外側の部分にあ
り、本ばねアームは半径方向内側を向いた第１の突起物
を有し、それは、保持及び解除アームが孔の正面縁に向
って引っ張られると、スリーブの外側に形成される突起
物の後方側面の傾斜面上に置かれる。
【０００８】本実施形態において、もし解除アームの外
側の部分が半径方向内側に押圧された場合、ばねアーム
の半径方向内側に突出する突起物が、スリーブの外側が
半径方向内側を向くまで、スリーブの外側に形成される
第２の突起物の傾斜面に沿って滑動する。その際、ばね
アーム及び阻止装置は全体としてスリーブに対して軸方
向に移動するか、あるいは逆に、スリーブが阻止装置に
対して軸方向に移動し、解除状態となる。解除状態で押
えリブを有する流体導管路及び差込み継手は、保持アー
ムが広がることによって軸方向に引き離され、２つの流
体導管路を分離する。
側の部分が半径方向内側に押圧された場合、ばねアーム
の半径方向内側に突出する突起物が、スリーブの外側が
半径方向内側を向くまで、スリーブの外側に形成される
第２の突起物の傾斜面に沿って滑動する。その際、ばね
アーム及び阻止装置は全体としてスリーブに対して軸方
向に移動するか、あるいは逆に、スリーブが阻止装置に
対して軸方向に移動し、解除状態となる。解除状態で押
えリブを有する流体導管路及び差込み継手は、保持アー
ムが広がることによって軸方向に引き離され、２つの流
体導管路を分離する。
【０００９】本発明による解決策のさらに有利な実施形
態は、各解除アームの半径方向外側に突出する部分が軸
方向に延び、その正面縁に半径方向内側の傾斜面を有す
ることにあり、その面は、保持アームのフックが当該孔
の正面縁に対して各々押圧される固締状態で、スリーブ
の半径方向外側の傾斜面に対して置かれ、その傾斜面
は、解除アームの外側に突出する部分を受取る孔の正面
縁を界接する。
態は、各解除アームの半径方向外側に突出する部分が軸
方向に延び、その正面縁に半径方向内側の傾斜面を有す
ることにあり、その面は、保持アームのフックが当該孔
の正面縁に対して各々押圧される固締状態で、スリーブ
の半径方向外側の傾斜面に対して置かれ、その傾斜面
は、解除アームの外側に突出する部分を受取る孔の正面
縁を界接する。
【００１０】本解決策においても、解除アームの部分
は、孔を通って外側に突出し、スリーブに対して、保持
アームあるいは阻止装置が軸方向に移動し解除状態とな
るには、半径方向内側に押圧されるだけでよい。もし、
手で半径方向内側の方向に解除アームの半径方向外側に
突出する部分が押圧された場合、解除アームの半径方向
内側の傾斜面は、スリーブの半径方向外側の傾斜面に沿
って滑動するが、この場合、あまりにも大きい解除状態
への軸方向移動が阻止装置及びスリーブ間に生じる。
は、孔を通って外側に突出し、スリーブに対して、保持
アームあるいは阻止装置が軸方向に移動し解除状態とな
るには、半径方向内側に押圧されるだけでよい。もし、
手で半径方向内側の方向に解除アームの半径方向外側に
突出する部分が押圧された場合、解除アームの半径方向
内側の傾斜面は、スリーブの半径方向外側の傾斜面に沿
って滑動するが、この場合、あまりにも大きい解除状態
への軸方向移動が阻止装置及びスリーブ間に生じる。
【００１１】以下は、本発明及びそのさらなる展開を、
好適な実施形態の添付図面を使って詳細に記述してい
る。
好適な実施形態の添付図面を使って詳細に記述してい
る。
【００１２】
【発明の実施の形態】図１から図７に示される差込み継
手は、結合スリーブあるいは管ソケット形状で、外側周
縁に押えリブ２を有し、自動車のラジエータのハウジン
グ３上に形成される流体導管路１とプラスチックホース
形状の流体導管路４を結合するために使用される。差込
み継手は、円筒スリーブ５、阻止装置６（arresting de
vice）、Ｏリング形状である２つの密封リング７及び
８、その間に配置される固定リング９、及び、可能であ
れば、締め付けに適するホースクリップ１０か、締め付
けスリーブあるいは同様のクランプより成り、ホースク
リップは流体導管路４の周りに配置され、流体導管路４
をスリーブ５のリブ状の端部分１１に固く締めつける。
Ｏリングはまた、リブ状の端部分１０及び流体導管路４
の間に提供される。しかし、このＯリングはやめてもよ
い。
手は、結合スリーブあるいは管ソケット形状で、外側周
縁に押えリブ２を有し、自動車のラジエータのハウジン
グ３上に形成される流体導管路１とプラスチックホース
形状の流体導管路４を結合するために使用される。差込
み継手は、円筒スリーブ５、阻止装置６（arresting de
vice）、Ｏリング形状である２つの密封リング７及び
８、その間に配置される固定リング９、及び、可能であ
れば、締め付けに適するホースクリップ１０か、締め付
けスリーブあるいは同様のクランプより成り、ホースク
リップは流体導管路４の周りに配置され、流体導管路４
をスリーブ５のリブ状の端部分１１に固く締めつける。
Ｏリングはまた、リブ状の端部分１０及び流体導管路４
の間に提供される。しかし、このＯリングはやめてもよ
い。
【００１３】スリーブ５の他の端部分は、その周縁に均
等に配置される４つの半径方向の孔１２及び１３を有
し、その孔は矩形で、スリーブ５の長手方向に延びる。
孔１２、１３を有するスリーブ５の端部分は、径がリン
グ７、８及び９を受取るスリーブ５の隣接する部分より
大きい。ところが、端部分１１に隣接するスリーブ５の
部分の内径は流体導管路１の外径とほぼ等しく、端部分
１１の内径は流体導管路１の内径に等しい。図９でさら
にはっきりと示されるように、各孔１３のどちら側にも
スリーブ５の外側でスリーブ５の長手軸に対して横方向
に伸びる平らな領域１４を有する。孔１２、１３の軸方
向のどちら側にも、スリーブ５は異なる径の円筒表面１
５及び１６を有し、スリーブ５の端部に隣接する表面１
６は径が表面１５より大きい。
等に配置される４つの半径方向の孔１２及び１３を有
し、その孔は矩形で、スリーブ５の長手方向に延びる。
孔１２、１３を有するスリーブ５の端部分は、径がリン
グ７、８及び９を受取るスリーブ５の隣接する部分より
大きい。ところが、端部分１１に隣接するスリーブ５の
部分の内径は流体導管路１の外径とほぼ等しく、端部分
１１の内径は流体導管路１の内径に等しい。図９でさら
にはっきりと示されるように、各孔１３のどちら側にも
スリーブ５の外側でスリーブ５の長手軸に対して横方向
に伸びる平らな領域１４を有する。孔１２、１３の軸方
向のどちら側にも、スリーブ５は異なる径の円筒表面１
５及び１６を有し、スリーブ５の端部に隣接する表面１
６は径が表面１５より大きい。
【００１４】図３、図６及び図７に示されるように、特
に、阻止装置６は閉リング１７と、閉リング１７の軸方
向上に形成される２つの弾力的に撓む保持アーム１８と
さらに閉リング１７上に形成される２つの弾力的に撓む
解除アーム１９より成る。保持アーム１８各々の自由端
にはそれぞれフック２０があり、流体導管路１が阻止装
置６に軸方向に挿入される時、押えリブ２の後方で嵌合
する。その自由端でフック２０は、半径方向外側の傾斜
面２１とその半径方向内側側面にくぼみ２２を有し、く
ぼみ２２は、半径方向内側の凸状の傾斜面２３によっ
て、軸方向外側の内側側面が画定され、半径方向の面２
４によって軸方向内側の内側側面が画定される。この寸
法で押えリブ２を受取ることができ、軸方向の押えリブ
の幅の公差に独立した隙間を生じない。さらに各フック
２０は、自由端に隣接する半径方向内側の傾斜面２５と
軸方向の正面端部から遠い接触面２６を有し、接触面２
６は、阻止装置６の押込み移動を限定するための、当該
孔１２あるいは１３の後方縁に据わる。最終的に、保持
アーム１８と解除アーム１９には、フック２０の正面端
部に各々スリーブ５の内側に据わる側方突起物２７が提
供される。保持アーム１８及び解除アーム１９の半径方
向内側の表面２８は、それぞれ部分的に円筒形で、径が
流体導管路１の径に対応する。
に、阻止装置６は閉リング１７と、閉リング１７の軸方
向上に形成される２つの弾力的に撓む保持アーム１８と
さらに閉リング１７上に形成される２つの弾力的に撓む
解除アーム１９より成る。保持アーム１８各々の自由端
にはそれぞれフック２０があり、流体導管路１が阻止装
置６に軸方向に挿入される時、押えリブ２の後方で嵌合
する。その自由端でフック２０は、半径方向外側の傾斜
面２１とその半径方向内側側面にくぼみ２２を有し、く
ぼみ２２は、半径方向内側の凸状の傾斜面２３によっ
て、軸方向外側の内側側面が画定され、半径方向の面２
４によって軸方向内側の内側側面が画定される。この寸
法で押えリブ２を受取ることができ、軸方向の押えリブ
の幅の公差に独立した隙間を生じない。さらに各フック
２０は、自由端に隣接する半径方向内側の傾斜面２５と
軸方向の正面端部から遠い接触面２６を有し、接触面２
６は、阻止装置６の押込み移動を限定するための、当該
孔１２あるいは１３の後方縁に据わる。最終的に、保持
アーム１８と解除アーム１９には、フック２０の正面端
部に各々スリーブ５の内側に据わる側方突起物２７が提
供される。保持アーム１８及び解除アーム１９の半径方
向内側の表面２８は、それぞれ部分的に円筒形で、径が
流体導管路１の径に対応する。
【００１５】解除アーム１９は、保持アーム１８の間に
配置される。保持アーム１８及び解除アーム１９は、実
質上円筒形の阻止装置６の周縁に沿って等角間隔に配置
される。そのため、２つの保持アーム１８のフック２０
及び解除アーム１９のフック２０は、スリーブ５あるい
は阻止装置６の長手軸に対して直径上に向い合わせに配
置される。保持アーム１８のフック２０の半径方向外側
の部分２９（図１０）だけが、スリーブ５の孔１２に突
出し、孔１２の中に軸方向に押されうる一方で、解除ア
ーム１９のフック２０の半径方向外側の部分２９は、開
口部１３を通って外側に突出する。解除アーム１９のフ
ック２０の後方側面に形成されるのがばねアーム３０で
あり、それはスリーブ５の外側を横切って軸方向に大き
く延び、円筒表面１５以上に半径方向に突出する。逆
に、解除アーム１９の半径方向外側の部分２９の外側
は、径が表面１６よりも小さい円周上に配置される。半
径方向外側の部分２９及びフック２０は、それらを受取
る孔１３内で軸方向に移動する。
配置される。保持アーム１８及び解除アーム１９は、実
質上円筒形の阻止装置６の周縁に沿って等角間隔に配置
される。そのため、２つの保持アーム１８のフック２０
及び解除アーム１９のフック２０は、スリーブ５あるい
は阻止装置６の長手軸に対して直径上に向い合わせに配
置される。保持アーム１８のフック２０の半径方向外側
の部分２９（図１０）だけが、スリーブ５の孔１２に突
出し、孔１２の中に軸方向に押されうる一方で、解除ア
ーム１９のフック２０の半径方向外側の部分２９は、開
口部１３を通って外側に突出する。解除アーム１９のフ
ック２０の後方側面に形成されるのがばねアーム３０で
あり、それはスリーブ５の外側を横切って軸方向に大き
く延び、円筒表面１５以上に半径方向に突出する。逆
に、解除アーム１９の半径方向外側の部分２９の外側
は、径が表面１６よりも小さい円周上に配置される。半
径方向外側の部分２９及びフック２０は、それらを受取
る孔１３内で軸方向に移動する。
【００１６】スリーブ５内の挿入開口部３１から離れて
軸方向後方に向けられたばねアーム３０のそれぞれは、
半径方向内側を向いた第１の突起物３２を有する。これ
は、保持及び解除アーム１８、１９が図１に示されるよ
うに孔１２、１３の正面縁に向って引っ張られる固締状
態に配置される時、スリーブ５の外側の第２の突起物３
４の傾斜面３３上、つまりこの場合傾斜した後方側面に
配置される。
軸方向後方に向けられたばねアーム３０のそれぞれは、
半径方向内側を向いた第１の突起物３２を有する。これ
は、保持及び解除アーム１８、１９が図１に示されるよ
うに孔１２、１３の正面縁に向って引っ張られる固締状
態に配置される時、スリーブ５の外側の第２の突起物３
４の傾斜面３３上、つまりこの場合傾斜した後方側面に
配置される。
【００１７】ばねアーム３０はまた、半径方向外側面上
にもアームに優れた握りを与える特殊輪郭形状のリブが
提供される。
にもアームに優れた握りを与える特殊輪郭形状のリブが
提供される。
【００１８】さらに、スリーブ５の内側、阻止装置６の
保持アーム１８及び解除アーム１９の間には軸方向に延
びるリブ３５があり、それはスリーブ５内の挿入開口部
３１を通って阻止装置６に挿入される流体導管路１の押
えリブ２に載る。リブ３５は、差込み継手１に挿入され
る流体導管路１の横方向の逸れを大いに防ぐ。流体導管
路１が軸方向のリブ３５に対して載っている押さえリブ
２によって、第１にスリーブ５内の挿入開口部３１付近
で、そして第２に外力に撓みにくい方法で支持されるか
らである。密封リング７、８上の負荷は相当軽減され
る。従って、それらはかなり長い用役寿命を有する。密
封は、横方向の高い力が存在する状態で、特にマイナス
４０度までの低い温度でも保持される。軸方向のリブ３
５はまた、流体導管路１が差込み継手に挿入される時、
改良された案内を提供する。すなわち、挿入中、スリー
ブ５に対して傾斜した（非同軸の）状態で挿入がおきる
場合、流体導管路１は保持アーム１８あるいは解除アー
ム１９の端面に対して突き当たることができない。その
ため固締が起こらないけれども、継手操作が完了した、
という印象は与えない。軸方向のリブ３５によってスリ
ーブ５はさらに補強される。結果的に切り離す力が増加
し、結合は大きい軸荷重に耐える。軸方向のリブ３５上
の押えリブ２の当接位置は、接触表面が大きくなり、従
って境界抵抗が小さくなる。そのため静電荷がより効果
的に取り除かれる。
保持アーム１８及び解除アーム１９の間には軸方向に延
びるリブ３５があり、それはスリーブ５内の挿入開口部
３１を通って阻止装置６に挿入される流体導管路１の押
えリブ２に載る。リブ３５は、差込み継手１に挿入され
る流体導管路１の横方向の逸れを大いに防ぐ。流体導管
路１が軸方向のリブ３５に対して載っている押さえリブ
２によって、第１にスリーブ５内の挿入開口部３１付近
で、そして第２に外力に撓みにくい方法で支持されるか
らである。密封リング７、８上の負荷は相当軽減され
る。従って、それらはかなり長い用役寿命を有する。密
封は、横方向の高い力が存在する状態で、特にマイナス
４０度までの低い温度でも保持される。軸方向のリブ３
５はまた、流体導管路１が差込み継手に挿入される時、
改良された案内を提供する。すなわち、挿入中、スリー
ブ５に対して傾斜した（非同軸の）状態で挿入がおきる
場合、流体導管路１は保持アーム１８あるいは解除アー
ム１９の端面に対して突き当たることができない。その
ため固締が起こらないけれども、継手操作が完了した、
という印象は与えない。軸方向のリブ３５によってスリ
ーブ５はさらに補強される。結果的に切り離す力が増加
し、結合は大きい軸荷重に耐える。軸方向のリブ３５上
の押えリブ２の当接位置は、接触表面が大きくなり、従
って境界抵抗が小さくなる。そのため静電荷がより効果
的に取り除かれる。
【００１９】以下は、図１から図７に示す差込み継手の
操作様式のさらに詳細な説明である。
操作様式のさらに詳細な説明である。
【００２０】流体導管路１及び４を結合するために、図
１において流体導管路４を取り付けた差込み継手は、流
体導管路１に挿入される。これが行われる時、押えリブ
２はフック２０の傾斜面２５に対して押圧され、それに
よって第１に保持アーム１８及び解除アーム１９が半径
方向外側に広がり、第２に阻止装置６が全体としてスリ
ーブ５内へ押圧され、保持アーム１８及び解除アーム１
９の接触面２６が孔１２及び１３の後方縁に対してそれ
ぞれ十分に載る。
１において流体導管路４を取り付けた差込み継手は、流
体導管路１に挿入される。これが行われる時、押えリブ
２はフック２０の傾斜面２５に対して押圧され、それに
よって第１に保持アーム１８及び解除アーム１９が半径
方向外側に広がり、第２に阻止装置６が全体としてスリ
ーブ５内へ押圧され、保持アーム１８及び解除アーム１
９の接触面２６が孔１２及び１３の後方縁に対してそれ
ぞれ十分に載る。
【００２１】差込み継手及び流体導管路１がさらに一緒
に押される場合、保持アーム１８及び解除アーム１９が
最終的にフック２０によって押えリブ２に嵌合する。ア
ームが、広がることによって、前もって応力が加えら
れ、図１に示される状態へ跳ね返るからである。
に押される場合、保持アーム１８及び解除アーム１９が
最終的にフック２０によって押えリブ２に嵌合する。ア
ームが、広がることによって、前もって応力が加えら
れ、図１に示される状態へ跳ね返るからである。
【００２２】流体導管路１及び４に高い圧力がかけられ
ると、圧力の軸方向の分力がスリーブ５及び流体導管路
１を軸方向に引き離す原因となる。しかしこれが起きる
時、保持アーム１８及び解除アーム１９の傾斜面２１
は、孔１２及び１３の正面内側の縁にそれぞれ接し、図
１に示すようにフック２０が押えリブ２に対してさらに
堅固に押圧される。
ると、圧力の軸方向の分力がスリーブ５及び流体導管路
１を軸方向に引き離す原因となる。しかしこれが起きる
時、保持アーム１８及び解除アーム１９の傾斜面２１
は、孔１２及び１３の正面内側の縁にそれぞれ接し、図
１に示すようにフック２０が押えリブ２に対してさらに
堅固に押圧される。
【００２３】流体導管路１及び４の結合を切り離すため
に、ばねアーム３０が図１のような通常の結合状態で、
親指と人差し指を使って半径方向内側に押圧されうる。
これが行われる時、ばねアーム３０の突起物３２が、突
起物３４の傾斜面３３に沿って、半径方向及び軸方向の
移動分力とともに滑動する。軸方向の移動分力はスリー
ブ５と阻止装置６との間に相対的な移動を生み、保持ア
ーム１８及び解除アーム１９が押えリブ２によって半径
方向に広がり、離される図２の解除状態となり、流体導
管路１及び差込み継手が図２に示すように軸方向に引き
離される。流体導管路１及び差込み継手がさらに軸方向
に引き離されることで、流体導管路１及び４が離れるこ
とができる。
に、ばねアーム３０が図１のような通常の結合状態で、
親指と人差し指を使って半径方向内側に押圧されうる。
これが行われる時、ばねアーム３０の突起物３２が、突
起物３４の傾斜面３３に沿って、半径方向及び軸方向の
移動分力とともに滑動する。軸方向の移動分力はスリー
ブ５と阻止装置６との間に相対的な移動を生み、保持ア
ーム１８及び解除アーム１９が押えリブ２によって半径
方向に広がり、離される図２の解除状態となり、流体導
管路１及び差込み継手が図２に示すように軸方向に引き
離される。流体導管路１及び差込み継手がさらに軸方向
に引き離されることで、流体導管路１及び４が離れるこ
とができる。
【００２４】図２の解除状態で、突起物３２及び３４は
互いに背面で嵌合し、手で図２の状態を保持し続け、ス
リーブ５及び阻止装置６が、結合解除中に軸方向に引き
離されないことを確実にする。
互いに背面で嵌合し、手で図２の状態を保持し続け、ス
リーブ５及び阻止装置６が、結合解除中に軸方向に引き
離されないことを確実にする。
【００２５】差込み継手の操作方法は、特に流体導管路
１及び４を結合解除及び分離することに関しては、従っ
て熟練者でないものにさえ明らかで、詳細な説明を必要
としない。その結果、全体として差込み継手は、流体導
管路１及び４を結合する目的にも、分離する目的にも扱
いやすい。
１及び４を結合解除及び分離することに関しては、従っ
て熟練者でないものにさえ明らかで、詳細な説明を必要
としない。その結果、全体として差込み継手は、流体導
管路１及び４を結合する目的にも、分離する目的にも扱
いやすい。
【００２６】図８から図１０における本発明による差込
み継手の実施形態は、第１の実施形態とだいたい同一で
ある。従って、同じ参照符号が、第１の実施形態と同
じ、あるいは同方法で作動する部分に使用される。第２
の実施形態が、第１のそれと基本的に異なるのは、解除
アーム１９がフック２０を有しないことと、第１の実施
形態の突起物３２のような、半径方向内側に突出する突
起物を有しないことである。一方、突起物３２の機能
は、孔１３から突出する解除アーム１９の部分２９の正
面自由端で、半径方向内側の傾斜面２５が代わりに受け
持つ。同様に、スリーブ５の自由端に形成される周縁の
突起物３４ａの傾斜面、すなわち傾斜した後方側面３３
が、第１の実施形態の突起物３４の傾斜面３３の機能を
引き受ける。
み継手の実施形態は、第１の実施形態とだいたい同一で
ある。従って、同じ参照符号が、第１の実施形態と同
じ、あるいは同方法で作動する部分に使用される。第２
の実施形態が、第１のそれと基本的に異なるのは、解除
アーム１９がフック２０を有しないことと、第１の実施
形態の突起物３２のような、半径方向内側に突出する突
起物を有しないことである。一方、突起物３２の機能
は、孔１３から突出する解除アーム１９の部分２９の正
面自由端で、半径方向内側の傾斜面２５が代わりに受け
持つ。同様に、スリーブ５の自由端に形成される周縁の
突起物３４ａの傾斜面、すなわち傾斜した後方側面３３
が、第１の実施形態の突起物３４の傾斜面３３の機能を
引き受ける。
【００２７】流体導管路１及び４は、第１の実施形態及
びドイツのＤＥ４４ １３ ３４６Ｃ１による差込み継
手と同じ方法で結合される。
びドイツのＤＥ４４ １３ ３４６Ｃ１による差込み継
手と同じ方法で結合される。
【００２８】第１の実施形態に関して、流体導管路１及
び４を分離するために、スリーブ５及び阻止装置６は互
いに対して軸方向に移動し、保持アーム１８の傾斜面２
１が、開口部１２の半径方向外側の縁に対してもはや置
かれない解除状態にしなければならず、流体導管路１及
び差込み継手を軸方向に引き離すことにより保持アーム
１８が押えリブ２によって半径方向外側に広がりうる。
び４を分離するために、スリーブ５及び阻止装置６は互
いに対して軸方向に移動し、保持アーム１８の傾斜面２
１が、開口部１２の半径方向外側の縁に対してもはや置
かれない解除状態にしなければならず、流体導管路１及
び差込み継手を軸方向に引き離すことにより保持アーム
１８が押えリブ２によって半径方向外側に広がりうる。
【００２９】スリーブ５及び阻止装置６を相対的に軸方
向に移動させるため、差込み継手の本実施形態でも、解
除アーム１９の部分２９が、片手の親指と人差し指で半
径方向内側に押圧されるだけでよい。これが行われる
時、傾斜面２５が、傾斜面３３に沿って滑動し、スリー
ブ５に対して阻止装置が、同時に軸方向に移動し、解除
状態となる。流体導管路１及び端部分１１に固定された
流体導管路４を有する差込み継手は、その後軸方向に引
き離される。その際、保持アーム１８が押えリブ２によ
って広がるので、流体導管路１及び４が分離される。
向に移動させるため、差込み継手の本実施形態でも、解
除アーム１９の部分２９が、片手の親指と人差し指で半
径方向内側に押圧されるだけでよい。これが行われる
時、傾斜面２５が、傾斜面３３に沿って滑動し、スリー
ブ５に対して阻止装置が、同時に軸方向に移動し、解除
状態となる。流体導管路１及び端部分１１に固定された
流体導管路４を有する差込み継手は、その後軸方向に引
き離される。その際、保持アーム１８が押えリブ２によ
って広がるので、流体導管路１及び４が分離される。
【００３０】従って、本実施形態でも同様に、差込み継
手が流体導管路を結合及び離すための作動方法を容易に
見ることができる。
手が流体導管路を結合及び離すための作動方法を容易に
見ることができる。
【００３１】図１から図７による第１の実施形態のさら
なる変形が存在しうる。例えば、スリーブ５内に突起物
３４の代わりにほぼＶ字型の断面を有する環状溝が設け
られる。その溝の１つの傾斜側面が傾斜面３３に対応
し、突起物３２が傾斜側面に沿って滑動するスリーブ５
に対して、ばねアーム３０が、阻止装置６を軸方向に移
動させる目的で一緒に押圧される時、溝の中に突起物３
２が嵌合することができる。逆に、ばねアーム３０の半
径方向内側面に実質上Ｖ字型の断面で横方向に延びる溝
を形成することも可能である。その溝は、ばねアーム３
０が一緒に押圧されると、突起物３４に嵌合し、同時に
溝の１つの傾斜面を介して突起物３４の傾斜面３３に沿
って滑動する。
なる変形が存在しうる。例えば、スリーブ５内に突起物
３４の代わりにほぼＶ字型の断面を有する環状溝が設け
られる。その溝の１つの傾斜側面が傾斜面３３に対応
し、突起物３２が傾斜側面に沿って滑動するスリーブ５
に対して、ばねアーム３０が、阻止装置６を軸方向に移
動させる目的で一緒に押圧される時、溝の中に突起物３
２が嵌合することができる。逆に、ばねアーム３０の半
径方向内側面に実質上Ｖ字型の断面で横方向に延びる溝
を形成することも可能である。その溝は、ばねアーム３
０が一緒に押圧されると、突起物３４に嵌合し、同時に
溝の１つの傾斜面を介して突起物３４の傾斜面３３に沿
って滑動する。
【図１】差込み継手に挿入され、押えリブを有する管ソ
ケットの形状をなす流体導管路と、差込み継手の反対側
に配置された端部にしっかりと押される流体導管路を有
し、その流体導管路が差込み継手を介して一緒に固く結
合している状態の、本発明による差込み継手を通して切
断した軸断面図である。
ケットの形状をなす流体導管路と、差込み継手の反対側
に配置された端部にしっかりと押される流体導管路を有
し、その流体導管路が差込み継手を介して一緒に固く結
合している状態の、本発明による差込み継手を通して切
断した軸断面図である。
【図２】流体導管路が分離しうる解除状態での、図１の
差込み継手を通して切断した同じ軸断面図である。
差込み継手を通して切断した同じ軸断面図である。
【図３】流体導管路がない解除状態での、図１の差込み
継手を通して切断した同じ軸断面図である。
継手を通して切断した同じ軸断面図である。
【図４】図３の状態における差込み継手の側面図であ
る。
る。
【図５】図１から図４に示される差込み継手のスリーブ
を通して切断した軸断面図である。
を通して切断した軸断面図である。
【図６】図１から図４に示される差込み継手の阻止装置
を通して切断した軸断面図である。
を通して切断した軸断面図である。
【図７】図６の阻止装置を通って切断した軸断面図であ
って、図６に関して９０度回転させた軸断面図である。
って、図６に関して９０度回転させた軸断面図である。
【図８】軸断面における解除状態の、本発明による差込
み継手の第２の実施形態を通して切断した軸断面図であ
る。
み継手の第２の実施形態を通して切断した軸断面図であ
る。
【図９】図８の差込み継手の斜視図である。
【図１０】図８及び図９の差込み継手に含まれる阻止装
置の斜視図である。
置の斜視図である。
１ 流体導管路 ２ 押えリブ ３ ハウジング ４ 流体導管路 ５ 円筒スリーブ ６ 阻止装置 ７、８ 密封リング ９ 固定リング １０ ホースクリップ １１ リブ状の端部分 １２、１３ 孔 １４ 平らな領域 １５、１６ 円筒表面 １７ 閉リング １８ 保持アーム １９ 解除アーム ２０ フック ２１ 傾斜面 ２２ くぼみ ２３ 凸状の傾斜面 ２４ 半径方向の面 ２５ 傾斜面 ２６ 接触面 ２７ 側方突起 ２８ 半径方向の内側表面 ２９ 解除アーム１９の半径方向外側の部分 ３０ ばねアーム ３１ 挿入開口部 ３２ 第１の突起物 ３３ 傾斜面 ３４ 第２の突起物 ３４ａ 突起物 ３５ 軸方向のリブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−230455（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−208672（ＪＰ，Ａ) 特開 平９−329284（ＪＰ，Ａ) 米国特許2318965（ＵＳ，Ａ) 独国特許発明19735491（ＤＥ，Ｃ２) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F16L 37/00 - 37/62
Claims (4)
- 【請求項１】 一方の流体導管路（１）が少なくとも１
つの押えリブ（２）を有する２つの流体導管路（１、
４）を結合するため、 半径方向の孔（１２、１３）を有するスリーブ（５）
と、軸方向に移動して該スリーブ（５）内に案内され、
リング（１７）の上に、自由端にフック（２０）の付い
た軸方向に延び弾力的に撓み、前記流体導管路（１）が
該阻止装置（６）の中に軸方向に挿入されたとき前記押
えリブ（２）の後方で係合する保持アーム（１８）とを
有する阻止装置（６）とを有し、 フック（２０）はその自由端に半径方向外側の傾斜面
（２１）を有し、スリーブ（５）及び阻止装置（６）が
移動して離れると、該傾斜面（２１）がスリーブ（５）
内の孔（１２）の正面縁に対して押圧され、その孔はフ
ック（２０）の半径方向外側の部分を軸方向に移動する
方法で受取ることで、当該フック（２０）が押えリブ
（２）と相対的に堅固な係合状態を維持し、 前記フック（２０）は前記自由端に半径方向内側の傾斜
面（２３）を有し、該傾斜面（２３）は阻止装置（６）
及び流体導管路（１）が引き離されると押えリブ（２）
と係合し、それにより阻止装置（６）が解除状態、つま
りスリーブ（５）内に軸方向に引っ込み、フック（２
０）の半径方向外側の傾斜面（２１）が孔（１２）の正
面縁に対して押圧されない時、保持アーム（１８）が広
がって結合解除され、 前記阻止装置（６）は、保持アーム（１８）の間に弾力
的な解除アーム（１９）を有し、半径方向外側の部分
（２９）により軸方向に移動したとき、孔（１３）の１
つを通って外側に突出し、 さらにスリーブ（５）の内側の肩部と阻止装置（６）の
間に少なくとも１つの密封リング（７；８）を有する差
込み継手において、 解除アーム（１９）の半径方向外側の部分（２９）が半
径方向に一緒に押圧される時、傾斜面（３３；２５；３
３）により阻止装置（６）が軸方向へ移動し、解除状態
が生じることを特徴とする差込み継手。 - 【請求項２】 解除アーム（１９）は、保持アーム（１
８）と同様のフック（２０）を有することを特徴とす
る、請求項１に記載の差込み継手。 - 【請求項３】 解除アーム（１９）の外側の部分（２
９）が、それぞれスリーブ（５）の挿入開口部（３１）
から後方及び軸方向に向くばねアーム（３０）を有し、 該ばねアームが半径方向内側を向いた第１の突起物（３
２）を有し、保持及び解除アーム（１８、１９）が孔
（１２、１３）の正面の縁に向かって引っ張られると、
該ばねアームが、スリーブ（５）の外側に形成される突
起物（３４）の後方側面上の傾斜面（３３）を係合する
ことを特徴とする、請求項１又は２のいずれかに記載の
差込み継手。 - 【請求項４】 各解除アーム（１９）の半径方向外側に
突出する部分（２９）が軸方向に延び、その正面端に半
径方向内側の傾斜面（２５）を有し、 該傾斜面（２５）が、保持アーム（１８）のフック（２
０）が孔（１２）の正面縁に対して押圧される固締状態
の時、解除アーム（１９）の外側に突出する部分（２
９）を受取る孔（１３）の正面縁に隣接するスリーブ
（５）の半径方向外側の傾斜面（３３）に係合すること
を特徴とする、請求項１に記載の差込み継手。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19831897.9 | 1998-07-16 | ||
| DE19831897A DE19831897C2 (de) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | Steckkupplung zum Verbinden zweier Fluidleitungen |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000065273A JP2000065273A (ja) | 2000-03-03 |
| JP3107085B2 true JP3107085B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=7874209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11200637A Expired - Fee Related JP3107085B2 (ja) | 1998-07-16 | 1999-07-14 | ２つの流体導管路を結合する差込み継手 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6173998B1 (ja) |
| JP (1) | JP3107085B2 (ja) |
| KR (1) | KR100314314B1 (ja) |
| DE (1) | DE19831897C2 (ja) |
| FR (1) | FR2781275B1 (ja) |
| GB (1) | GB2339873B (ja) |
| IT (1) | IT1310114B1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US9822914B2 (en) | 2010-06-28 | 2017-11-21 | Nifco Inc. | Pipe connecting connector |
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