JP3107040B2 - 節電制御装置およびその方法 - Google Patents

節電制御装置およびその方法

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JP3107040B2
JP3107040B2 JP10116913A JP11691398A JP3107040B2 JP 3107040 B2 JP3107040 B2 JP 3107040B2 JP 10116913 A JP10116913 A JP 10116913A JP 11691398 A JP11691398 A JP 11691398A JP 3107040 B2 JP3107040 B2 JP 3107040B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動/手動混成型節
電制御装置およびその方法および複数ユーザ対応節電制
御装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の節電制御方法は、たとえ
ば特開平7−141075号公報に記載されているよう
に、ある装置が一定以上の時間用いられない場合に、そ
の装置の消費電力を低減するために用いられている。
【0003】この公報に記載されている節電制御方法
は、携帯型コンピュータにおけるLCD表示のバックラ
イトの輝度を、外部電源使用か内部バッテリ使用かによ
って自動的に変更する。構成として、バックライト輝度
制御機能と、電源制御部と、LCD表示装置とがある。
電源投入または電源の切替え時に、バックライト輝度制
御機能が電源制御部により、外部電源使用か内部バッテ
リ使用かのどちらを使用しているかを調べ、外部電源使
用の場合にはLCD表示装置のバックライトの輝度を最
大にし、内部バッテリ使用の場合にはバックライトの輝
度を低いレベルに制御する。バックライトの輝度を低い
レベルにする場合、バックライト輝度情報設定機能によ
り、そのレベルを任意に設定することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の節電制御方
法における第1の問題点は、節電制御による節電の実行
がハードウェアによる自動動作しかできないことであ
る。その理由は、制御をハードウェアのみで実現してい
るためである。
【0005】第2の問題点は、使用状況を最も把握して
いるユーザ自身によって、直ちに節電機能を執行するこ
とができないことである。その理由は、ユーザに負担を
かけないように自動で実行するよう考慮してあるため
に、手動による操作を可能にする手段を用意していない
ことにある。
【0006】第3の問題点は、節電制御を有する装置の
ユーザが複数であった場合の、複数条件による動作を実
現できないことである。その理由は、ユーザが複数であ
る場合のことを考慮した方法になっていないためであ
る。
【0007】第4の問題点は、節電制御を実行する環境
が限定されていることである。その理由は、節電制御を
実行する対象や手段が固定的で、使用形態に自由度がな
いためである。
【0008】本発明の目的は、ソフトウェアによる制御
を含めることで、ハードウェアによる自動実行以外の手
段を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、自動と手動の両方に
よる節電制御装置およびその方法を提供することにあ
る。
【0010】本発明の他の目的は、ユーザが複数である
場合に、各々のユーザの望む節電制御装置およびその方
法を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、節電機能を実行でき
る環境を、より広範囲にすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】 本発明の節電制御装置
は、節電実行対象である少なくとも1台の節電機能搭載
機器と、対象とする前記節電機能搭載機器ごとに、かつ
使用するユーザごとに、節電機能環境設定値を保存する
節電機能環境設定値保存手段と、自動的に節電機能を動
作させる場合と手動で節電機能を動作させる場合との節
電機能動作条件を設定する節電機能動作条件設定手段
と、前記節電機能動作条件および前記節電機能環境設定
値に基づいて対象とする前記節電機能搭載機器の節電機
能を制御する節電機能制御手段と、を備える。
【0013】 また、本発明の節電制御方法は、節電実
行対象である少なくとも1台の節電機能搭載機器ごと
に、かつ使用するユーザごとに、節電機能環境設定値を
保存し、自動的に節電機能を動作させる場合と手動で節
電機能を動作させる場合との節電機能動作条件を設定
し、前記節電機能動作条件および前記節電機能環境設定
値に基づいて対象とする前記節電機能搭載機器の節電機
能を制御することを特徴とする。
【0014】 さらに、本発明の節電制御装置は、節電
実行対象とする節電機能搭載機器ごとに、かつ使用する
ユーザごとに、節電機能環境設定値を保存する節電機能
環境設定値保存手段と、前記節電機能環境設定値保存手
段に保存されている前記節電機能環境設定値を要求に応
じて取得する節電機能制御手段とを備える少なくとも1
台の第2のコンピュータと、節電実行対象である少なく
とも1台の前記節電機能搭載機器と、自動的に節電機能
を動作させる場合と手動で節電機能を動作させる場合と
の節電機能動作条件を設定する節電機能動作条件設定手
段と、前記節電機能動作条件および前記節電機能環境設
定値に基づいて対象とする前記節電機能搭載機器の節電
機能を制御する節電機能制御手段とを備える少なくとも
1台の第1のコンピュータと、前記第1のコンピュータ
にある節電機能制御手段と前記第2のコンピュータにあ
る節電機能制御手段と同士の命令・データの通信を行う
通信手段と、を備える。
【0015】 さらに、本発明の節電制御方法は、少な
くとも1台の第2のコンピュータに、節電実行対象とす
る節電機能搭載機器ごとに、かつ使用するユーザごと
に、節電機能環境設定値を保存し、要求に応じて前記第
2のコンピュータから前記節電機能環境設定値を取得
し、少なくとも1台の第1のコンピュータにある節電実
行対象である少なくとも1台の前記節電機能搭載機器
を、自動的に節電機能を動作させる場合と手動で節電機
能を動作させる場合との節電機能動作条件を前記第1の
コンピュータに設定し、前記第1のコンピュータと前記
第2のコンピュータと同士の命令・データの通信を行う
ことにより、前記節電機能動作条件および前記節電機能
環境設定値に基づいて制御する、ことを特徴とする。
【0016】 さらに、本発明の節電制御装置は、節電
対象とする節電機能搭載機器ごとに、かつ使用するユー
ザごとに、節電機能環境設定値を保存する節電機能環境
設定値保存手段と、自動的に節電機能を動作させる場合
と手動で節電機能を動作させる場合との節電機能動作条
件を設定する節電機能動作条件設定手段と、前記節電機
能動作条件および前記節電機能環境設定値を要求に応じ
て取得する節電機能制御手段と、を備える少なくとも1
台の第2のコンピュータと、節電実行対象である少なく
とも1台の前記節電機能搭載機器と、前記節電機能動作
条件および前記節電機能環境設定値に基づいて対象とす
る前記節電機能搭載機器の節電機能を制御する節電機能
制御手段とを備える少なくとも1台の第1のコンピュー
タと、前記第1のコンピュータにある節電機能制御手段
と前記第2のコンピュータにある節電機能制御手段と同
士の命令・データの通信を行う通信手段と、を備える。
【0017】 さらに、本発明の節電制御方法は、少な
くとも1台の第2のコンピュータに、節電実行対象とす
る節電機能搭載機器ごとに、かつ使用するユーザごと
に、節電機能環境設定値を保存し、自動的に節電機能を
動作させる場合と手動で節電機能を動作させる場合との
節電機能動作条件を設定し、要求に応じて前記第2のコ
ンピュータから前記節電機能動作条件および前記節電機
能環境設定値を取得し、少なくとも1台の第1のコンピ
ュータにある節電実行対象である少なくとも1台の前記
節電機能搭載機器を、前記第1のコンピュータと前記第
2のコンピュータと同士の命令・データの通信を行うこ
とにより、前記節電機能動作条件および前記節電機能環
境設定値に基づいて制御する、ことを特徴とする。
【0018】さらに、本発明の節電制御装置は、前記節
電機能環境設定値を保存する設定値記憶部と、前記節電
機能制御手段からの前記節電機能環境設定値取得要求に
基づいて、検索方法の判断をして、前記設定値記憶部か
ら前記節電機能環境設定値を取得し、適切なデータ形式
に変換し、節電機能制御手段とのインタフェース部に前
記節電機能環境設定値を転送する設定値取得処理部と、
前記節電機能制御手段からの前記節電機能環境設定値保
存要求に基づいて、保存方法の判断をして、要求通りの
保存データ形式に変換し、前記設定値記憶部に前記節電
機能環境設定値を保存する設定値保存処理部と、前記節
電機能環境設定値保存手段と前記節電機能制御手段との
独立性を高めるためのインタフェースで、双方が理解で
きるプロトコルであればどのような形式でもよい節電機
能制御手段とのインタフェース部と、から成る前記節電
機能環境設定値保存手段を備える。
【0019】 さらに、本発明の記録媒体は、節電実行
対象である少なくとも1台の節電機能搭載機器ごとに、
かつ使用するユーザごとに、節電機能環境設定値を保存
する節電機能環境設定値保存処理と、自動的に節電機能
を動作させる場合と手動で節電機能を動作させる場合と
の節電機能動作条件を設定する節電機能動作条件設定処
理と、前記節電機能動作条件および前記節電機能環境設
定値に基づいて対象とする前記節電機能搭載機器の節電
機能を制御する節電機能制御処理と、をコンピュータに
実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とす
る。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の第1の実施の形態の構成
を示すブロック図である。図1を参照すると、この実施
の形態の節電制御装置は、節電実行対象である節電機能
搭載機器1と、節電機能環境設定値を保存する節電機能
環境設定値保存手段2と、節電機能を制御する節電機能
制御手段3と、節電機能動作条件を設定する節電機能動
作条件設定手段4とから構成されている。
【0022】節電機能搭載機器1は、実際に節電機能を
搭載している機器で、複数存在していてもよい。節電機
能環境設定値保存手段2は、節電機能を動作させるため
の節電機能環境設定値を保存する。この節電機能環境設
定値は、対象とする節電機能搭載機器1ごとに保存し、
使用するユーザ数毎に複数保存される。また、節電機能
制御手段3が任意の状態でも適切に制御できるように、
現在の節電の状況も保存する。節電機能動作条件設定手
段4は、自動的に節電機能を動作させる場合と、手動で
節電機能を動作させる場合の動作条件を設定する。節電
機能制御手段3は、対象とする節電機能搭載機器1を制
御するが、節電機能を動作させる条件は、節電機能動作
条件設定手段4による。
【0023】節電機能環境設定値保存手段2、節電機能
制御手段3および節電機能動作条件設定手段4は、これ
らの処理をソフトウェアでも実現することで、柔軟性を
持たせる。また、これらの処理を実現するソフトウェア
をフロッピーディスクなどの記録媒体に書き込んだり、
読み込ませることで、機能の改善や変更またはメンテナ
ンスを容易に実現することができる。
【0024】図2は、この第1の実施の形態における節
電機能環境設定値保存手段2の構成例を示すブロック図
である。図2を参照すると、節電機能環境設定値保存手
段2には、節電機能環境設定値記憶部5、節電機能環境
設定値取得処理部6、節電機能環境設定値保存処理部
7、節電機能制御手段とのインタフェース部8がある。
節電機能環境設定値記憶部5は節電機能環境設定値を実
際に保存するもので、磁気ディスク、半導体メモリなど
の記憶装置であってよい。節電機能環境設定値取得処理
部6は、節電機能制御手段3からの節電機能環境設定値
取得要求に基づいて、検索方法の判断をして、節電機能
環境設定値記憶部5から対象情報(節電機能環境設定
値)を取得し、適切なデータ形式に変換し、節電機能制
御手段とのインタフェース部8にその節電機能環境設定
値を転送する。節電機能環境設定値保存処理部7は、節
電機能制御手段3からの節電機能環境設定値保存要求に
基づいて保存方法の判断をして、要求通りの保存データ
形式に変換し、節電機能環境設定値記憶部5に節電機能
環境設定値を保存する。節電機能環境設定値記憶部5と
節電機能環境設定値取得処理部6および節電機能環境設
定値保存処理部7との間でデータ形式を変換する理由
は、節電機能環境設定値記憶部5と節電機能環境設定値
取得処理部6および節電機能環境設定値保存処理部7と
の独立性を高めるためである。節電機能制御手段とのイ
ンタフェース部8は、節電機能環境設定値保存手段2と
節電機能制御手段3との独立性を高めるためのインタフ
ェースで、双方が理解できるプロトコルであれば、どの
ような形式でもよい。
【0025】図3は、この第1の実施の形態における節
電機能環境設定値保存手段2の節電機能環境設定値取得
処理部6において節電機能環境設定値を取得する場合の
動作を示す流れ図である。図3を図1、図2に併せて参
照すると、まず、節電機能制御手段とのインタフェース
部8から通知された節電機能制御手段3からの命令・デ
ータを受け取る(ステップA1)。検索方法(キー)を
判断し(ステップA2)、指定された検索方法に基づい
て節電機能環境設定値の検索をする(ステップA3)。
検索キーに用いられるものとして、ユーザ名、コンピュ
ータ名などが考えられる。検索に失敗した場合は、検索
に失敗したことを節電機能制御手段とのインタフェース
部8を通して、要求した節電機能制御部3へ通知する
(ステップA8)。検索に成功した場合は、検索にヒッ
トした節電機能環境設定値を、節電機能環境設定値記憶
部5から取得する(ステップA4)。このときに取得し
た節電機能環境設定値を任意のデータ形式に変換し、要
求側の求めるデータ形式に変換する(ステップA5)。
そして、節電機能制御手段とのインタフェース部8に通
知し(ステップA6)、節電機能制御手段とのインタフ
ェース部8を通して要求した節電機能制御部3へ通知す
る(ステップA7)。
【0026】図4は、この第1の実施の形態における節
電機能環境設定値保存手段2の節電機能環境設定値保存
処理部7において節電機能環境設定値を保存する場合の
動作を示す流れ図である。図4を、図1、図2に併せて
参照すると、節電機能制御手段とのインタフェース部8
を介して、節電機能制御手段3からの命令を受け取る
(ステップA9)。命令に従って保存方法を判断し(ス
テップA10)、保存する場合のデータ形式に変換する
(ステップA11)。変換した節電機能環境設定値を、
設定記憶部5に保存する(ステップA12)。節電機能
環境設定値の保存に成功したかを判断し(ステップA1
3)、成功していれば節電機能環境設定値保存の成功を
要求元に通知し(ステップA14)、失敗していれば節
電機能環境設定値保存の失敗を要求元に通知する(ステ
ップA15)。要求元に通知するときは、節電機能制御
手段とのインタフェース部8を通して要求元である節電
機能制御手段3に通知される。
【0027】図5は、この第1の実施の形態における節
電機能制御手段3の構成例を示すブロック図である。図
5を図1に併せて参照すると、この実施の形態における
節電機能制御手段3には、節電機能動作条件設定手段と
のインタフェース部9、節電機能環境設定値保存手段と
のインタフェース部10、節電機能搭載機器とのインタ
フェース部11、他の節電機能制御手段とのインタフェ
ース部12、節電機能処理判断部13がある。各インタ
フェース部は独立性を高めるためのもので、双方が理解
できるプロトコルであれば、どのような形式でもよい
し、複数存在してもよい。特に、多機能多種におよぶ節
電機能搭載機器とのインタフェース部11は、複数のイ
ンタフェースが定義され、使用されることが考えられ
る。節電機能処理判断部13は、各インタフェース部か
らの命令などを適切に判断し、処理を行う。
【0028】図6は、この第1の実施の形態における節
電機能制御手段3の動作を示す流れ図である。図6を図
1、図5に併せて参照すると、最初にインタフェース部
から制御命令・データが通知される(ステップB1)。
通知された命令の判断(ステップB2)と、その対象と
する節電機能搭載機器1を判断する(ステップB3)。
命令・データを適切な形式に変換し、必要なインタフェ
ース部に通知する(ステップB4)。一連の節電機能制
御に成功したかを判断し(ステップB5)、成功または
失敗した場合は、それぞれに応じた処理を行う(ステッ
プB6、B7)。
【0029】図7は、この第1の実施の形態の全体の動
作を示す流れ図である。図7を図1に併せて参照して、
この実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。
【0030】まず、節電機能制御手段3が実行を開始
し、現在使用中の節電機能搭載機器1のユーザの判定を
行う(ステップC1)。次にそのユーザ用の節電機能環
境設定値を節電機能環境設定値保存手段2から取得(ス
テップC2)し、節電機能制御を開始するかどうかの判
断(ステップC3)を行なう。節電機能環境設定値が開
始するように設定していれば節電機能制御を開始し、節
電機能環境設定値に基づいて節電機能を実行し、制御処
理ループ(ステップC9)に入る。節電機能制御を開始
しない場合は、節電機能制御を終了する。
【0031】節電機能動作条件設定手段4の機能の1つ
であるユーザにより節電機能動作条件設定手段4から手
動節電機能実行命令(ステップC4)が発生された場
合、該当する節電機能搭載機器1に対して節電機能動作
条件設定手段4から節電機能の実行を指示(ステップC
6)し、その指示内容を該当する節電機能搭載機器1の
節電機能環境設定値・状態を節電機能環境設定値保存手
段2に保存する(ステップC7)。そして節電機能制御
の終了命令の有無を判断し(ステップC8)、終了命令
があった場合には節電制御を終了し、そうでなければ処
理ループの先頭(ステップC4)に戻り、節電制御を終
了するまで処理ループ(ステップC9)を繰り返す。
【0032】節電機能動作条件設定手段4のもう1つの
機能である自動設定による節電機能の実行命令(ステッ
プC5)が節電機能動作条件設定手段4から発生した場
合は、ユーザによる手動節電機能の実行命令の場合と同
様に、節電機能動作条件設定手段4は該当する節電機能
搭載機器1に対して節電機能の実行を指示(ステップC
6)し、その指示内容を該当する節電機能搭載機器1の
節電機能環境設定値・状態を節電機能環境設定値保存手
段2を用いて保存する(ステップC7)。そして節電機
能制御の終了命令があった場合には節電制御を終了し、
そうでなければ処理のループの先頭に(ステップC8)
に戻り、節電制御を終了するまで処理ループ(ステップ
C9)を繰り返す。
【0033】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態によれば、ユーザによる手動節電制御と自動設定
節電制御(ステップC4、C5)とが同時に構成されて
いるため、どちらの形態でも節電機能を制御できる。
【0034】また、この第1の実施の形態では、現在使
用中のユーザを判断しているので、複数のユーザの設定
を保存し、各々の設定で節電制御ができる。
【0035】また、現在の節電機能搭載機器1の状態を
保存ているので、ユーザの他の節電命令や、自動設定に
よる動作と矛盾しない制御が可能になる。
【0036】また、使用しているユーザが節電機能搭載
機器を長時間使用しないことが分かっている場合、ユー
ザによる直接制御が可能なので、自動的に実行されるま
での時間を待たずに直ちに節電機能を開始することがで
き、より長い時間で節電効果を得ることができる。
【0037】また、ソフトウェアで制御を実現すること
により柔軟性があり、機能の改善や変更またはメンテナ
ンスを容易に実現することができる。
【0038】図8は、この第1の実施の形態の動作の具
体例を示す図である。図8において、ステップC1〜C
7は、図7におけるステップC1〜C7に対応するもの
であり、節電機能環境設定値保存手段2の欄には、節電
機能環境設定値が記載されている。図8を図1および図
7に併せて参照して、この第1の実施の形態の具体的な
動作を説明する。
【0039】図8におけるステップC1で使用中のユー
ザ名が「DOI」であることを判断し、ステップC2で
そのDOI用の節電機能環境設定値を取得し、ステップ
C3で節電機能制御が開始される。このとき、節電機能
環境設定値保存手段2から、必要な節電機能環境設定値
を取得している。節電機能環境設定値は例として、図8
に記載されているものとし、現段階では節電機能は実行
されていないとする。
【0040】使用しているユーザDOIが、節電機器α
を長時間使用しない場合、ユーザDOIの命令により、
節電機能制御手段3がステップC4において、ユーザ命
令を判断して節電機器αの節電開始を指示する。ステッ
プC7で節電機器αが節電中であることを節電機能環境
設定値保存手段3により節電機能環境設定値を保存し、
処理ループの先頭に戻る。ユーザDOIによる命令実行
中、ステップC5において自動設定による節電を開始す
ると判断した場合でも、節電機器βの節電開始を指示
し、以降、同様に処理される。
【0041】図9は、本発明の第2の実施の形態の構成
を示すブロック図である。図9を参照すると、本発明の
第2の実施の形態は、第1のコンピュータ14に節電機
能搭載機器1と節電機能制御手段3と節電手段動作条件
設定手段4とがあり、第2のコンピュータ15には節電
機能搭載機器1と節電機能制御手段3と節電機能環境設
定値保存手段2とがあるという点で、図1に示された第
1の実施の形態と異なる。この第2の実施の形態では、
2つのコンピュータを用いる場合についての説明である
が、図9にある第1のコンピュータ14と第2のコンピ
ュータ15とが、それぞれ複数であってもよく、装置の
台数に制限はない。
【0042】第1のコンピュータ14は、第2のコンピ
ュータ15とは別の装置になっていて、節電機能搭載機
器1、節電機能制御手段3、節電手段動作条件設定手段
4を有するが、節電機能環境設定値保存手段2は有して
いない。第2のコンピュータ15は、第1のコンピュー
タ14とは別の装置になっていて、節電機能搭載機器
1、節電機能環境設定値保存手段2、節電機能制御手段
3を有し、節電手段動作条件設定手段4は有していな
い。
【0043】通信手段16は、第1のコンピュータ14
にある節電機能制御手段3と第2のコンピュータ15に
ある節電機能制御手段3と同士の命令・データの通信を
行う。具体的通信手段は互いに理解できるものであれば
よいので、ネットワークなど、どのような形態であって
もよい。
【0044】節電機能搭載機器1、節電機能環境設定値
保存手段2、節電機能制御手段3、節電手段動作条件設
定手段4は、第1の実施の形態のそれぞれの手段の動作
と同様のため、説明は省略する。
【0045】図10は、この第2の実施の形態の動作を
示す流れ図である。図10のステップC1,C3〜C
6,C8およびC9で示される動作は、第1の実施の形
態と同一である。図10を図9に併せて参照して、この
第2の実施の形態の全体動作について、第1のコンピュ
ータ14内の節電機能搭載機器1を節電する場合を説明
する。
【0046】まず、第1のコンピュータ14の節電機能
制御手段3が実行を開始し、現在使用中の節電機能搭載
機器1のユーザの判定を行う(ステップC1)。次のス
テップD1では、判定されたユーザの節電機能環境設定
値を保存しているのは第2のコンピュータ15の節電機
能環境設定値保存手段2であると判断して、第2のコン
ピュータ15からそのユーザの節電機能環境設定値を取
得する。このとき、第2のコンピュータ15にある節電
機能制御手段3を介して、第2のコンピュータ15の節
電機能環境設定値保存手段2に保存されている節電機能
環境設定値を取得する。次に、節電機能制御を開始する
かどうかの判断(ステップC3)を行なう。節電機能環
境設定値が開始するように設定していれば、節電機能制
御を開始し、処理ループ(ステップC9)に入る。節電
機能制御を開始しない場合は、節電機能制御を終了す
る。
【0047】節電機能動作条件設定手段4の機能の1つ
であるユーザにより節電機能動作条件設定手段4から手
動節電機能実行命令(ステップC4)が発生された場
合、該当する節電機能搭載機器1に対して節電機能動作
条件設定手段4から節電機能の実行を指示(ステップC
6)し、節電機能動作条件設定手段4のもう1つの機能
である自動設定による節電機能の実行命令(ステップC
5)が節電機能動作条件設定手段4から発生した場合
は、ユーザによる手動節電機能の実行命令の場合と同様
に、節電機能動作条件設定手段4は該当する節電機能搭
載機器1に対して節電機能の実行を指示(ステップC
6)し、ステップD2で第2のコンピュータ15の節電
機能環境設定値保存手段2に、通信手段16により第2
のコンピュータ15の節電機能制御手段3を介して、節
電機能環境設定値を保存する。節電機能制御の終了命令
があった場合には節電制御を終了し、そうでなければ処
理のループの先頭に(ステップC8)に戻り、節電制御
を終了するまで処理ループ(ステップC9)を繰り返
す。
【0048】以上説明したように、この第2の実施の形
態によれば、節電を実際に実行する装置と節電機能環境
設定値を保存している装置とが異なるため、多数のコン
ピュータが混在している場合であっても、節電機能環境
設定値をコンピュータごとに別々に管理することもでき
るし、一括して管理することもできる。
【0049】図11は、この第2の実施の形態の動作の
具体例を示す図である。図11を図9および図10に併
せて参照して、この第2の実施の形態の具体的な動作を
説明する。
【0050】図11に示すように、ステップC1で使用
中のユーザの判定、ステップD1でそのユーザ用の節電
機能環境設定値を保存しているコンピュータを判断し、
その節電機能環境設定値を取得する。ステップC3で節
電機能制御が開始される。節電機能環境設定値は例とし
て、図11に記載されているものとし、現段階では節電
機能は実行されていないとする。
【0051】使用しているユーザDOIが節電機器αを
しばらく使用しない場合、ユーザの命令により、図9の
第1のコンピュータ14にある節電機能制御手段3が、
ステップC4においてユーザ命令を判断して節電機器α
の節電開始を指示する。ステップD2で図9の通信手段
16を介して第2のコンピュータ15の節電機能制御手
段3に節電機能環境設定値の保存を命令する。第2のコ
ンピュータ15の節電機能制御手段3は、ユーザDOI
の節電機器αが節電中であるという節電機能環境設定値
を節電機能環境設定値保存手段2に保存し、処理ループ
の先頭に戻る。また、このユーザDOIによる動作実行
中、ステップC5において自動設定による節電を開始す
ると判断した場合には、節電機器βの節電開始を指示
し、以降、同様に処理される。
【0052】図12は、本発明の第3の実施の形態の構
成を示すブロック図である。図12を参照すると、この
第3の実施の形態は、第2のコンピュータ15に、節電
機能動作条件設定手段4があるという点で、図9に示さ
れた第2の実施の形態と異なる。この第3の実施の形態
では、第1のコンピュータ14と第2のコンピュータ1
5との2つの装置を用いる場合についての説明である
が、第2の実施の形態と同様に、それぞれ複数であって
もよく、装置の台数に制限はない。
【0053】第1のコンピュータ14は、第2のコンピ
ュータ15とは別の装置であって、節電機能搭載機器
1、節電機能制御手段3を有し、節電機能環境設定値保
存手段2、節電機能動作条件設定手段4は持たない。
【0054】第2のコンピュータ15は、第1のコンピ
ュータ14とは別の装置であって、節電機能搭載機器
1、節電機能環境設定値保存手段2、節電機能制御手段
3、節電機能動作条件設定手段4を有する。
【0055】節電機能搭載機器1、節電機能環境設定値
保存手段2、節電機能制御手段3、節電機能動作条件設
定手段4、通信手段16は、第2の実施の形態の動作と
同一のため、説明は省略する。
【0056】図13は、この第3の実施の形態の動作を
示す流れ図である。図13のステップC1〜C5,C7
〜C9で示される動作は、第1の実施の形態と同一であ
るため説明は省略する。図13を図12に併せて参照し
て、この第3の実施の形態の全体動作について、第1の
コンピュータ14内の節電機能搭載機器1を節電する場
合を説明する。
【0057】第1の実施の形態では、ステップC6にお
いて該当する節電機能搭載機器1に対して動作を指示し
ているが、これに代わって、この第3の実施の形態では
ステップD3となる。ステップD3では、該当する節電
機能搭載機器1と接続している第1のコンピュータ14
に対して、通信手段16を用いて第1のコンピュータ1
4にある節電制御手段3に動作を指示し、該当する節電
機能搭載機器1に対して節電機能を実行させる。
【0058】以上説明したように、この第3の実施の形
態によれば、実際に実行する第1のコンピュータ14内
の節電機能搭載機器1は、節電機能動作条件設定手段4
が異なる装置になっている。本形態では、第1のコンピ
ュータ14がクライアントで第2のコンピュータ15が
サーバとなっているような環境の場合、サーバからクラ
イアントに対して節電機能を実行することができ、その
節電機能環境設定値もサーバで管理できることを示して
いる。
【0059】図14は、この第3の実施の形態の動作の
具体例を示す図である。図14を図12および図13に
併せて参照して、この第3の実施の形態の具体的な動作
を説明する。
【0060】図14に示すように、ステップC1で使用
中のユーザの判定、ステップC2でそのユーザ用の節電
機能環境設定値を取得する。ステップC3で節電機能制
御が開始される。節電機能環境設定値は例として、図1
4に記載されているものとし、現段階では節電機能は実
行されていないとする。
【0061】使用しているユーザDOIが、節電機器α
をしばらく使用しない場合、ユーザDOIの命令によ
り、図12の第2のコンピュータ15にある節電機能制
御手段3が、ステップC4においてユーザ命令を判断し
て節電機器αの節電開始を指示する。ステップD3で図
12の通信手段16を通して第1のコンピュータ14の
節電機能制御手段3が節電機器αに動作を指示し、第2
のコンピュータ15にある節電機能制御手段3は、節電
機器αが節電中であるという節電機能環境設定値を節電
機能環境設定値保存手段2に保存し、処理ループ(ステ
ップC9)の先頭に戻る。また、このユーザDOIによ
る動作実行中、ステップC5において自動設定による節
電を開始すると判断した場合には、節電機器βの節電開
始を指示し、以降、同様に処理される。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の効
果は、ユーザによる節電制御と自動設定による節電制御
とのどちらの形態でも節電機能を制御できるできる、と
いうことである。
【0063】第2の効果は、多数のコンピュータが混在
している場合であっても、節電機能環境設定値を別々の
装置に管理することもできるし、一括して管理すること
もできる、ということである。その理由は、節電を実際
に実行する装置と、節電環境節電機能環境設定値を保存
している装置とが異なるためである。
【0064】第3の効果は、使用形態の自由度が高い、
ということである。その理由は、各部の独立性を高める
ためにインタフェース部を用意することで、柔軟性が高
いためである。
【0065】第4の効果は、機能拡張や改善が容易であ
る、ということである。その理由は、節電機能制御など
がソフトウェアで実現しているので、ソフトウェアの読
み込みまたは書き込みをすることで簡単に実現できるた
めである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示す示すブ
ロック図である。
【図2】この第1の実施の形態の節電機能環境設定値保
存手段の構成例を示すブロック図である。
【図3】この第1の実施の形態の節電機能環境設定値保
存手段の節電機能環境設定値取得処理部の動作を示す流
れ図である。
【図4】この第1の実施の形態の節電機能環境設定値保
存手段の節電機能環境設定値保存処理部の動作を示す流
れ図である。
【図5】この第1の実施の形態の節電機能制御手段の構
成例を示すブロック図である。
【図6】この第1の実施の形態の節電機能制御手段の動
作を示す流れ図である。
【図7】第1の実施の形態の動作を示す流れ図である。
【図8】第1の実施の形態の動作の具体例を示す図であ
る。
【図9】本発明の第2の実施の形態の構成を示すプロッ
ク図である。
【図10】第2の実施の形態の動作を示す流れ図であ
る。
【図11】第2の実施の形態の動作の具体例を示す図で
ある。
【図12】本発明の第3の実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図13】第3の実施の形態の動作を示す流れ図であ
る。
【図14】第3の実施の形態の動作の具体例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 節電機能搭載機器 2 節電機能環境設定値保存手段 3 節電機能制御手段 4 節電機能動作条件設定手段 5 節電機能環境設定値記憶部 6 節電機能環境設定値取得処理部 7 節電機能環境設定値保存処理部 8 節電機能制御手段とのインタフェース部 9 節電機能動作条件設定手段とのインタフェース部 10 節電機能環境設定値保存手段とのインタフェー
ス部 11 節電機能搭載機器とのインタフェース部 12 他の節電機能制御手段とのインタフェース部 13 節電機能処理判断部 14 第1のコンピュータ 15 第2のコンピュータ 16 通信手段

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 節電実行対象である少なくとも1台の節
    電機能搭載機器と、対象とする前記節電機能搭載機器ご
    とに、かつ使用するユーザごとに、節電機能環境設定値
    を保存する節電機能環境設定値保存手段と、自動的に節
    電機能を動作させる場合と手動で節電機能を動作させる
    場合との節電機能動作条件を設定する節電機能動作条件
    設定手段と、前記節電機能動作条件および前記節電機能
    環境設定値に基づいて対象とする前記節電機能搭載機器
    の節電機能を制御する節電機能制御手段と、を備えるこ
    とを特徴とする節電制御装置。
  2. 【請求項2】 節電実行対象である少なくとも1台の節
    電機能搭載機器ごとに、かつ使用するユーザごとに、節
    電機能環境設定値を保存し、自動的に節電機能を動作さ
    せる場合と手動で節電機能を動作させる場合との節電機
    能動作条件を設定し、前記節電機能動作条件および前記
    節電機能環境設定値に基づいて対象とする前記節電機能
    搭載機器の節電機能を制御することを特徴とする節電制
    御方法。
  3. 【請求項3】 節電実行対象とする節電機能搭載機器ご
    とに、かつ使用するユーザごとに、節電機能環境設定値
    を保存する節電機能環境設定値保存手段と、前記節電機
    能環境設定値保存手段に保存されている前記節電機能環
    境設定値を要求に応じて取得する節電機能制御手段とを
    備える少なくとも1台の第2のコンピュータと、節電実
    行対象である少なくとも1台の前記節電機能搭載機器
    と、自動的に節電機能を動作させる場合と手動で節電機
    能を動作させる場合との節電機能動作条件を設定する節
    電機能動作条件設定手段と、前記節電機能動作条件およ
    び前記節電機能環境設定値に基づいて対象とする前記節
    電機能搭載機器の節電機能を制御する節電機能制御手段
    とを備える少なくとも1台の第1のコンピュータと、前
    記第1のコンピュータにある節電機能制御手段と前記第
    2のコンピュータにある節電機能制御手段と同士の命令
    ・データの通信を行う通信手段と、を備えることを特徴
    とする節電制御装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも1台の第2のコンピュータ
    に、節電実行対象とする節電機能搭載機器ごとに、かつ
    使用するユーザごとに、節電機能環境設定値を保存し、
    要求に応じて前記第2のコンピュータから前記節電機能
    環境設定値を取得し、少なくとも1台の第1のコンピュ
    ータにある節電実行対象である少なくとも1台の前記節
    電機能搭載機器を、自動的に節電機能を動作させる場合
    と手動で節電機能を動作させる場合との節電機能動作条
    件を前記第1のコンピュータに設定し、前記第1のコン
    ピュータと前記第2のコンピュータと同士の命令・デー
    タの通信を行うことにより、前記節電機能動作条件およ
    び前記節電機能環境設定値に基づいて制御する、ことを
    特徴とする節電制御方法。
  5. 【請求項5】 節電対象とする節電機能搭載機器ごと
    に、かつ使用するユーザごとに、節電機能環境設定値を
    保存する節電機能環境設定値保存手段と、自動的に節電
    機能を動作させる場合と手動で節電機能を動作させる場
    合との節電機能動作条件を設定する節電機能動作条件設
    定手段と、前記節電機能動作条件および前記節電機能環
    境設定値を要求に応じて取得する節電機能制御手段と、
    を備える少なくとも1台の第2のコンピュータと、節電
    実行対象である少なくとも1台の前記節電機能搭載機器
    と、前記節電機能動作条件および前記節電機能環境設定
    値に基づいて対象とする前記節電機能搭載機器の節電機
    能を制御する節電機能制御手段とを備える少なくとも1
    台の第1のコンピュータと、前記第1のコンピュータに
    ある節電機能制御手段と前記第2のコンピュータにある
    節電機能制御手段と同士の命令・データの通信を行う通
    信手段と、を備えることを特徴とする節電制御装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも1台の第2のコンピュータ
    に、節電実行対象とする節電機能搭載機器ごとに、かつ
    使用するユーザごとに、節電機能環境設定値を保存し、
    自動的に節電機能を動作させる場合と手動で節電機能を
    動作させる場合との節電機能動作条件を設定し、要求に
    応じて前記第2のコンピュータから前記節電機能動作条
    件および前記節電機能環境設定値を取得し、少なくとも
    1台の第1のコンピュータにある節電実行対象である少
    なくとも1台の前記節電機能搭載機器を、前記第1のコ
    ンピュータと前記第2のコンピュータと同士の命令・デ
    ータの通信を行うことにより、前記節電機能動作条件お
    よび前記節電機能環境設定値に基づいて制御する、こと
    を特徴とする節電制御方法。
  7. 【請求項7】 前記節電機能環境設定値を保存する設定
    値記憶部と、前記節電機能制御手段からの前記節電機能
    環境設定値取得要求に基づいて、検索方法の判断をし
    て、前記設定値記憶部から前記節電機能環境設定値を取
    得し、適切なデータ形式に変換し、節電機能制御手段と
    のインタフェース部に前記節電機能環境設定値を転送す
    る設定値取得処理部と、前記節電機能制御手段からの前
    記節電機能環境設定値保存要求に基づいて、保存方法の
    判断をして、要求通りの保存データ形式に変換し、前記
    設定値記憶部に前記節電機能環境設定値を保存する設定
    値保存処理部と、前記節電機能環境設定値保存手段と前
    記節電機能制御手段との独立性を高めるためのインタフ
    ェースで、双方が理解できるプロトコルであればどのよ
    うな形式でもよい節電機能制御手段とのインタフェース
    部と、から成る前記節電機能環境設定値保存手段を備え
    ることを特徴とする請求項1,3または5記載の節電制
    御装置。
  8. 【請求項8】 節電実行対象である少なくとも1台の節
    電機能搭載機器ごとに、かつ使用するユーザごとに、節
    電機能環境設定値を保存する節電機能環境設定値保存処
    理と、自動的に節電機能を動作させる場合と手動で節電
    機能を動作させる場合との節電機能動作条件を設定する
    節電機能動作条件設定処理と、前記節電機能動作条件お
    よび前記節電機能環境設定値に基づいて対象とする前記
    節電機能搭載機器の節電機能を制御する節電機能制御処
    理と、をコンピュータに実行させるためのプログラムを
    記録したことを特徴とする記録媒体。
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