JP3106912U - 物品保持装置 - Google Patents

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洋二 武岡
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Abstract


【課題】保持の形態が異なる種々の物品を保持することができ、利便性が向上された物品保持装置を提供する。
【解決手段】基台4は、長方形の板状体であり、長手方向Cを上下にして鉛直な設置面部81に固定される。この基台4には、第1〜第3保持体3〜5が設けられる。第1保持体3は、基台4の一側部寄りの領域に設けられ、プレート21を、このプレートの差込み部を各挟持片23a,23bによって着脱自在に挟持した状態で、保持する。第2保持体4は、基台4の他側部寄りの上方の領域に設けられ、旗セットを、この旗セットの旗竿の挿入部を挿入筒部45の挿入孔に着脱自在に挿入した状態で、保持する。第3保持体5は、基台4の他側部寄りの下方の領域に設けられ、補助表示具セットを、この補助表示具セットの装着具の嵌合部を装着片に着脱自在に嵌合させた状態で、保持する。
【選択図】図1

Description

本考案は、複数の物品を保持する物品保持装置に関する。
従来から、パチンコ店などの遊技店では、遊技機に関連する装飾および宣伝のために、種々の表示具、たとえばプレートおよび旗が用いられている。表示具は、物品保持装置によって保持される。前記物品保持装置は、遊技機の上方の壁、または遊技機に、設置される。
第1の従来技術は、特許文献1に記載されている。この従来技術は、表示プレートを保持する表示プレートホルダに関する。表示プレートホルダは、プレート装着部と、連結部と、基盤とを備えている。プレート装着部は、略U字状の保持部を有する。このプレート装着部は、連結部を介して基盤に設けられる。基盤は、両面粘着テープなどによって、遊技機に固定される。表示プレートホルダは、表示プレートを、プレート装着部の保持部によって挟み込んで保持することができる。
第2の従来技術は、特許文献2に記載されている。この従来技術は、旗を立てるための旗立てに関する。旗立ては、保持部と、台座部とを有する。保持部は、有底筒体である。この保持部は、台座部に固着される。台座部の背面は、両面接着テープなどによって、遊技機に固定される。前記保持部に旗竿が挿入されることによって、旗が斜めに立てられる。
特開平8−215404号公報 登録実用新案第3092036号公報
前記第1の従来技術では、表示プレートのような板状の差込み部を有する物品は保持することができるけれども、旗のような棒状の挿入部を有する物品は保持することができないという問題がある。
前記第2の従来技術では、第1の従来技術とは反対に、棒状の挿入部を有する物品は保持することができるけれども、板状の差込み部を有する物品は保持することができないという問題がある。
また物品保持装置は、板状の差込み部を有する物品および棒状の挿入部を有する物品に限らず、保持の形態が異なる種々の物品を保持可能であることが好ましい。
したがって本考案の目的は、保持の形態が異なる種々の物品を保持することができ、利便性が向上された物品保持装置を提供することである。
本考案は、基台と、
一対の挟持片が前記基台から突出して一体的に形成され、板状の差込み部を有する第1物品を、前記差込み部を各挟持片によって着脱自在に挟持した状態で保持する第1保持体と、
挿入孔が形成される挿入筒部が前記基台から突出して一体的に形成され、棒状の挿入部を有する第2物品を、前記挿入部を挿入筒部の挿入孔に着脱自在に挿入した状態で保持する第2保持体と、
円柱状の装着片が前記基台から突出して一体的に形成され、軸直角断面がC字状の嵌合部を有する第3物品を、前記嵌合部を装着片に着脱自在に嵌合させた状態で保持する第3保持体とを含むことを特徴とする物品保持装置である。
本考案に従えば、基台には、第1〜第3保持体が設けられる。第1保持体は、第1物品を、この第1物品の差込み部を各挟持片によって着脱自在に挟持した状態で、保持する。第2保持体は、第2物品を、この第2物品の挿入部を挿入筒部の挿入孔に着脱自在に挿入した状態で、保持する。第3保持体は、第3物品を、この第3物品の嵌合部を装着片に着脱自在に嵌合させた状態で、保持する。このように第1〜第3保持体によって、保持の形態が異なる第1〜第3物品をそれぞれ保持することができる。つまり1つの物品保持装置によって、保持の形態が異なる種々の物品を保持することができる。
また本考案は、基台と、
一対の挟持片が前記基台から突出して一体的に形成され、板状の差込み部を有する第1物品を、前記差込み部を各挟持片によって着脱自在に挟持した状態で保持する第1保持体と、
挿入孔が形成される挿入筒部が前記基台から突出して一体的に形成され、棒状の挿入部を有する第2物品を、前記挿入部を挿入筒部の挿入孔に着脱自在に挿入した状態で保持する第2保持体と、
円柱状の装着片が前記基台から突出して一体的に形成され、軸直角断面がC字状の嵌合部を有する第3物品を、前記嵌合部を装着片に着脱自在に嵌合させた状態で保持する第3保持体とを含み、
第1保持体は、各挟持片の基端部が前記基台に一体的に連なり、遊端部は相互に近接する方向に屈曲して弾発的に当接して一直線状に延び、各挟持片の各基端部間で前記基台の表面から突出して各挟持片と平行に延びる一対の案内突条を有することを特徴とする物品保持装置である。
本考案に従えば、基台には、第1〜第3保持体が設けられる。第1保持体は、第1物品を、この第1物品の差込み部を各挟持片によって着脱自在に挟持した状態で、保持する。第2保持体は、第2物品を、この第2物品の挿入部を挿入筒部の挿入孔に着脱自在に挿入した状態で、保持する。第3保持体は、第3物品を、この第3物品の嵌合部を装着片に着脱自在に嵌合させた状態で、保持する。このように第1〜第3保持体によって、保持の形態が異なる第1〜第3物品をそれぞれ保持することができる。つまり1つの物品保持装置によって、保持の形態が異なる種々の物品を保持することができる。
各挟持片の遊端部は、相互に近接する方向に屈曲して弾発的に当接するので、第1物品の差込み部の厚みが小さくても、各挟持片によって前記差込み部を挟持することができる。しかも各挟持片の遊端部は、一直線状に延びるので、第1物品の差込み部と前記遊端部との接触面積を大きくすることができる。したがって第1物品を、第1保持体によって確実に保持することができる。
一対の案内突条は、各挟持片の各基端部間で前記基台の表面から突出して各挟持片と平行に延びる。このような一対の案内突条によって、第1物品の差込み部の端部を、所定の位置に案内することができる。したがって第1保持体は、第1物品を、この第1物品の差込み部が所定の姿勢になるようにして、保持することができる。
また本考案は、基台と、
一対の挟持片が前記基台から突出して一体的に形成され、板状の差込み部を有する第1物品を、前記差込み部を各挟持片によって着脱自在に挟持した状態で保持する第1保持体と、
挿入孔が形成される挿入筒部が前記基台から突出して一体的に形成され、棒状の挿入部を有する第2物品を、前記挿入部を挿入筒部の挿入孔に着脱自在に挿入した状態で保持する第2保持体と、
円柱状の装着片が前記基台から突出して一体的に形成され、軸直角断面がC字状の嵌合部を有する第3物品を、前記嵌合部を装着片に着脱自在に嵌合させた状態で保持する第3保持体とを含み、
第2保持体は、挿入筒部の基端部および遊端部間の中間部と前記基台とを連結する連結壁部を有することを特徴とする物品保持装置である。
本考案に従えば、基台には、第1〜第3保持体が設けられる。第1保持体は、第1物品を、この第1物品の差込み部を各挟持片によって着脱自在に挟持した状態で、保持する。第2保持体は、第2物品を、この第2物品の挿入部を挿入筒部の挿入孔に着脱自在に挿入した状態で、保持する。第3保持体は、第3物品を、この第3物品の嵌合部を装着片に着脱自在に嵌合させた状態で、保持する。このように第1〜第3保持体によって、保持の形態が異なる第1〜第3物品をそれぞれ保持することができる。つまり1つの物品保持装置によって、保持の形態が異なる種々の物品を保持することができる。
連結壁部は、挿入筒部の基端部および遊端部間の中間部と前記基台とを連結する。これによって、挿入筒部の基端部と前記基台とが連なる部分にかかる力を小さくすることができる。
また本考案は、基台と、
一対の挟持片が前記基台から突出して一体的に形成され、板状の差込み部を有する第1物品を、前記差込み部を各挟持片によって着脱自在に挟持した状態で保持する第1保持体と、
挿入孔が形成される挿入筒部が前記基台から突出して一体的に形成され、棒状の挿入部を有する第2物品を、前記挿入部を挿入筒部の挿入孔に着脱自在に挿入した状態で保持する第2保持体と、
円柱状の装着片が前記基台から突出して一体的に形成され、軸直角断面がC字状の嵌合部を有する第3物品を、前記嵌合部を装着片に着脱自在に嵌合させた状態で保持する第3保持体とを含み、
第3保持体は、前記基台から突出して一体的に形成される連結突部を有し、装着片が基台の表面に沿って延び前記基台の表面から間隔をあけて連結突部を介して一体的に形成されることを特徴とする物品保持装置である。
本考案に従えば、基台には、第1〜第3保持体が設けられる。第1保持体は、第1物品を、この第1物品の差込み部を各挟持片によって着脱自在に挟持した状態で、保持する。第2保持体は、第2物品を、この第2物品の挿入部を挿入筒部の挿入孔に着脱自在に挿入した状態で、保持する。第3保持体は、第3物品を、この第3物品の嵌合部を装着片に着脱自在に嵌合させた状態で、保持する。このように第1〜第3保持体によって、保持の形態が異なる第1〜第3物品をそれぞれ保持することができる。つまり1つの物品保持装置によって、保持の形態が異なる種々の物品を保持することができる。
装着片は、連結突部を介して一体的に形成され、基台の長手方向に延びる。装着片は、前記基台の表面から間隔をあけて設けられる。したがって第3保持体によって第3物品を保持した状態において、第3物品の嵌合部と基台との接触を防ぐことができる。
また本考案は、基台と、
一対の挟持片が前記基台から突出して一体的に形成され、板状の差込み部を有する第1物品を、前記差込み部を各挟持片によって着脱自在に挟持した状態で保持する第1保持体と、
挿入孔が形成される挿入筒部が前記基台から突出して一体的に形成され、棒状の挿入部を有する第2物品を、前記挿入部を挿入筒部の挿入孔に着脱自在に挿入した状態で保持する第2保持体と、
円柱状の装着片が前記基台から突出して一体的に形成され、軸直角断面がC字状の嵌合部を有する第3物品を、前記嵌合部を装着片に着脱自在に嵌合させた状態で保持する第3保持体とを含み、
前記基台は、矩形の板状体であり、長手方向を上下にして鉛直な設置面に設置され、この基台の一側部寄りの領域には前記第1保持体が設けられ、他側部寄りの上方の領域には前記第2保持体が設けられ、他側部寄りの下方の領域には前記第3保持体が設けられることを特徴とする物品保持装置である。
本考案に従えば、基台には、第1〜第3保持体が設けられる。第1保持体は、第1物品を、この第1物品の差込み部を各挟持片によって着脱自在に挟持した状態で、保持する。第2保持体は、第2物品を、この第2物品の挿入部を挿入筒部の挿入孔に着脱自在に挿入した状態で、保持する。第3保持体は、第3物品を、この第3物品の嵌合部を装着片に着脱自在に嵌合させた状態で、保持する。このように第1〜第3保持体によって、保持の形態が異なる第1〜第3物品をそれぞれ保持することができる。つまり1つの物品保持装置によって、保持の形態が異なる種々の物品を保持することができる。
前記基台は、矩形の板状体であり、長手方向を上下にして鉛直な設置面に設置される。第1保持体は、前記基台の一側部寄りの領域に設けられる。第2保持体は、前記基台の他側部寄りの上方の領域に設けられる。第3保持体は、前記基台の他側部寄りの下方の領域に設けられる。前記基台に対して第1〜第3保持体が前述のように設けられることによって、物品保持装置の小形化を図ることができる。
また本考案は、基台と、
一対の挟持片が前記基台から突出して一体的に形成され、板状の差込み部を有する第1物品を、前記差込み部を各挟持片によって着脱自在に挟持した状態で保持する第1保持体と、
挿入孔が形成される挿入筒部が前記基台から突出して一体的に形成され、棒状の挿入部を有する第2物品を、前記挿入部を挿入筒部の挿入孔に着脱自在に挿入した状態で保持する第2保持体と、
円柱状の装着片が前記基台から突出して一体的に形成され、軸直角断面がC字状の嵌合部を有する第3物品を、前記嵌合部を装着片に着脱自在に嵌合させた状態で保持する第3保持体とを含み、
基台は、矩形の板状体であり、長手方向を上下にして鉛直な設置面に設置され、
第1保持体は、基台の一側部寄りの領域に設けられ、各挟持片の基端部が前記基台に一体的に連なり、遊端部は相互に近接する方向に屈曲して弾発的に当接して基台の長手方向に延び、各挟持片の各基端部間で前記基台の表面から突出して各挟持片と平行に延びる一対の案内突条を有し、
第2保持体は、基台の他側部寄りの上方の領域に設けられ、挿入筒部が前記基台から斜め上方に突出し、挿入筒部の基端部および遊端部間の中間部と前記基台とを連結する連結壁部を有し、
第3保持体は、基台の他側部寄りの下方の領域に設けられ、前記基台から突出して一体的に形成される連結突部を有し、装着片が基台の長手方向に延び前記基台の表面から間隔をあけて連結突部を介して一体的に形成されることを特徴とする物品保持装置である。
本考案に従えば、基台には、第1〜第3保持体が設けられる。第1保持体は、第1物品を、この第1物品の差込み部を各挟持片によって着脱自在に挟持した状態で、保持する。第2保持体は、第2物品を、この第2物品の挿入部を挿入筒部の挿入孔に着脱自在に挿入した状態で、保持する。第3保持体は、第3物品を、この第3物品の嵌合部を装着片に着脱自在に嵌合させた状態で、保持する。このように第1〜第3保持体によって、保持の形態が異なる第1〜第3物品をそれぞれ保持することができる。つまり1つの物品保持装置によって、保持の形態が異なる種々の物品を保持することができる。
前記基台は、矩形の板状体であり、長手方向を上下にして鉛直な設置面に設置される。第1保持体は、前記基台の一側部寄りの領域に設けられる。第2保持体は、前記基台の他側部寄りの上方の領域に設けられる。第3保持体は、前記基台の他側部寄りの下方の領域に設けられる。前記基台に対して第1〜第3保持体が前述のように設けられることによって、物品保持装置の小形化を図ることができる。
各挟持片の遊端部は、相互に近接する方向に屈曲して弾発的に当接するので、第1物品の差込み部の厚みが小さくても、各挟持片によって前記差込み部を挟持することができる。しかも各挟持片の遊端部は、基台の長手方向に延びるので、第1物品の差込み部と前記遊端部との接触面積を大きくすることができる。したがって第1物品を、第1保持体によって確実に保持することができる。
一対の案内突条は、各挟持片の各基端部間で前記基台の表面から突出して各挟持片と平行に延びる。このような一対の案内突条によって、第1物品の差込み部の端部を、所定の位置に案内することができる。したがって第1保持体は、第1物品を、この第1物品の差込み部が所定の姿勢になるようにして、保持することができる。
連結壁部は、前記基台から斜め上方に突出する挿入筒部の基端部および遊端部間の中間部と前記基台とを連結する。これによって、挿入筒部の基端部と前記基台とが連なる部分にかかる力を小さくすることができる。
装着片は、連結突部を介して一体的に形成され、基台の長手方向に延びる。装着片は、前記基台の表面から間隔をあけて設けられる。したがって第3保持体によって第3物品を保持した状態において、第3物品の嵌合部と基台との接触を防ぐことができる。
また本考案は、基台と、
一対の挟持片が前記基台から突出して一体的に形成され、板状の差込み部を有する第1物品を、前記差込み部を各挟持片によって着脱自在に挟持した状態で保持する第1保持体と、
挿入孔が形成される挿入筒部が前記基台から突出して一体的に形成され、棒状の挿入部を有する第2物品を、前記挿入部を挿入筒部の挿入孔に着脱自在に挿入した状態で保持する第2保持体と、
突部が前記基台から突出して一体的に形成され、凹状の補助嵌合部を有する補助部材を、前記補助嵌合部を突部に着脱自在に嵌合させた状態で保持する第3保持体とを含み、
補助部材は、円柱状であり、補助部材には、軸直角断面がC字状の嵌合部を有する第3物品が、前記嵌合部が着脱自在に嵌合された状態で装着されることを特徴とする物品保持装置である。
本考案に従えば、基台には、第1〜第3保持体が設けられる。第1保持体は、第1物品を、この第1物品の差込み部を各挟持片によって着脱自在に挟持した状態で、保持する。第2保持体は、第2物品を、この第2物品の挿入部を挿入筒部の挿入孔に着脱自在に挿入した状態で、保持する。第3保持体は、補助部材を、この補助部材の補助嵌合部を突部に着脱自在に嵌合させた状態で、保持する。補助部材には、第3物品が、この第3物品の嵌合部が着脱自在に嵌合された状態で装着される。このように第1〜第3保持体によって、保持の形態が異なる第1〜第3物品をそれぞれ保持することができる。つまり1つの物品保持装置によって、保持の形態が異なる種々の物品を保持することができる。
本考案によれば、第1〜第3保持体によって、保持の形態が異なる第1〜第3物品をそれぞれ保持することができる。このように1つの物品保持装置によって、保持の形態が異なる種々の物品を保持することができ、したがって利便性を向上することができる。
また本考案によれば、第1〜第3保持体によって、保持の形態が異なる第1〜第3物品をそれぞれ保持することができる。このように1つの物品保持装置によって、保持の形態が異なる種々の物品を保持することができ、したがって利便性を向上することができる。また第1物品の差込み部と各挟持片の遊端部とが大きな接触面積で接触した状態で、各挟持片によって前記差込み部を挟持することができる。したがって第1物品を、第1保持体によって確実に保持することができ、第1物品の落下を防止することができる。また一対の案内突条によって、第1物品の差込み部の端部を、所定の位置に案内することができる。したがって第1保持体は、第1物品を、この第1物品の差込み部が所定の姿勢になるようにして、保持することができる。換言すると、第1物品の差込み部を各挟持片の間に差込むときに、差込み作業を行う作業者は容易に、前記差込み部を所定の姿勢にすることができる。
また本考案によれば、第1〜第3保持体によって、保持の形態が異なる第1〜第3物品をそれぞれ保持することができる。このように1つの物品保持装置によって、保持の形態が異なる種々の物品を保持することができ、したがって利便性を向上することができる。また連結壁部によって、挿入筒部の基端部および遊端部間の中間部と前記基台とが連結されるので、挿入筒部の基端部と前記基台とが連なる部分にかかる力を小さくすることができる。したがって前記連なる部分の変形および破損を防止することができる。
また本考案によれば、第1〜第3保持体によって、保持の形態が異なる第1〜第3物品をそれぞれ保持することができる。このように1つの物品保持装置によって、保持の形態が異なる種々の物品を保持することができ、したがって利便性を向上することができる。また装着片は、前記基台の表面から間隔をあけて設けられるので、第3保持体によって第3物品を保持した状態において、第3物品の嵌合部と基台との接触を防ぐことができる。したがって第3物品の嵌合部を、装着片の軸線まわりの周方向の大部分を覆うように形成することによって、第3物品が装着片から離脱して落下してしまうという不具合を防止することができる。
また本考案によれば、第1〜第3保持体によって、保持の形態が異なる第1〜第3物品をそれぞれ保持することができる。このように1つの物品保持装置によって、保持の形態が異なる種々の物品を保持することができ、したがって利便性を向上することができる。また前記基台は、矩形の板状体であり、第1保持体は前記基台の一側部寄りの領域に、第2保持体は前記基台の他側部寄りの上方の領域に、第3保持体は前記基台の他側部寄りの下方の領域に、それぞれ設けられる。これによって、物品保持装置の小形化を図ることができる。
また本考案によれば、第1〜第3保持体によって、保持の形態が異なる第1〜第3物品をそれぞれ保持することができる。このように1つの物品保持装置によって、保持の形態が異なる種々の物品を保持することができ、したがって利便性を向上することができる。また前記基台は、矩形の板状体であり、第1保持体は前記基台の一側部寄りの領域に、第2保持体は前記基台の他側部寄りの上方の領域に、第3保持体は前記基台の他側部寄りの下方の領域に、それぞれ設けられる。これによって、物品保持装置の小形化を図ることができる。
また第1物品の差込み部と各挟持片の遊端部とが大きな接触面積で接触した状態で、各挟持片によって前記差込み部を挟持することができる。したがって第1物品を、第1保持体によって確実に保持することができ、第1物品の落下を防止することができる。また一対の案内突条によって、第1物品の差込み部の端部を、所定の位置に案内することができる。したがって第1保持体は、第1物品を、この第1物品の差込み部が所定の姿勢になるようにして、保持することができる。換言すると、第1物品の差込み部を各挟持片の間に差込むときに、差込み作業を行う作業者は容易に、前記差込み部を所定の姿勢にすることができる。
また連結壁部によって、挿入筒部の基端部および遊端部間の中間部と前記基台とが連結されるので、挿入筒部の基端部と前記基台とが連なる部分にかかる力を小さくすることができる。したがって前記連なる部分の変形および破損を防止することができる。
また装着片は、前記基台の表面から間隔をあけて設けられるので、第3保持体によって第3物品を保持した状態において、第3物品の嵌合部と基台との接触を防ぐことができる。したがって第3物品の嵌合部を、装着片の軸線まわりの周方向の大部分を覆うように形成することによって、第3物品が装着片から離脱して落下してしまうという不具合を防止することができる。
また本考案によれば、第1〜第3保持体によって、保持の形態が異なる第1〜第3物品をそれぞれ保持することができる。このように1つの物品保持装置によって、保持の形態が異なる種々の物品を保持することができ、したがって利便性を向上することができる。また補助部材は、第3保持体の突部に対して着脱自在であるので、補助部材に第3物品を装着するとき、作業者は、補助部材を第3保持体の突部から離脱させた状態で、装着作業を行うことができる。したがって装着作業を容易化することができるとともに、装着作業時における物品保持装置の破損を防ぐことができる。また第3物品を保持する必要がないときは、補助部材を第3保持体の突部から離脱させておくことによって、物品保持装置の見た目の煩雑さを解消して、外観をよくすることができる。
図1は、本考案の実施の一形態の物品保持装置1を示す斜視図であり、図2は物品保持装置1の正面図であり、図3は物品保持装置1の背面図であり、図4は物品保持装置1の右側面図であり、図5は物品保持装置1の左側面図であり、図6は物品保持装置1の平面図であり、図7は物品保持装置1の底面図である。
物品保持装置1は、パチンコ店などの遊技店で用いられる。物品保持装置1は、遊技機の上方の壁、または遊技機に、設置される。物品保持装置1は、1または複数の表示具を保持する。表示具には、遊技機に関連する装飾および宣伝が表示される。
物品保持装置1は、熱可塑性樹脂から成る。具体的には、物品保持装置1は、AS樹脂、すなわちアクリルニトリルとスチレンとの共重合樹脂から成る。物品保持装置1は、射出成形法によって、一体成形される。したがって物品保持装置1は、簡単かつ安価に、大量生産することができる。
物品保持装置1は、基台2と、第1〜第3保持体3〜5とを含んで構成される。基台2は、矩形の板状体である。本実施の形態では、基台2は、長方形の板状体である。第1〜第3保持体3〜5は、基台2の厚み方向Aの一方側の表面部に設けられる。第1保持体3は、基台2の幅方向B一端部7寄りの第1領域8に設けられる。第2保持体4は、基台2の幅方向B他端部9寄りかつ長手方向C一端部10寄りの第2領域11に設けられる。第3保持体5は、基台2の幅方向B他端部9寄りかつ長手方向C他端部12寄りの第3領域13に設けられる。
図8は、第1保持体3を示す斜視図であり、図9は案内突条24a,24bを示す正面図である。第1保持体3は、第1物品であるプレート21を着脱自在に保持する。プレート21は、表示具である。プレート21は、板状の差込み部22を有する。第1保持体3は、一対の挟持片23a,23bと、一対の案内突条24a,24bとを有する。
第1保持体3は、基台2の幅方向Bに垂直な仮想一平面25に関して面対称に構成される。各挟持片23a,23bは、前記仮想一平面25の両側にそれぞれ設けられる。各案内突条24a,24bは、前記仮想一平面25の両側にそれぞれ設けられる。
各挟持片23a,23bは、基台2から突出して一体的に形成される。各挟持片23a,23bは、基台2の幅方向Bに並ぶ。各挟持片23a,23bは、基台2の長手方向Cに一直線状に延びる。本実施の形態では、各挟持片23a,23bは、基台2の長手方向C一端部10から他端部12にわたって延びる。各挟持片23a,23bの基端部26a,26bは、基台2に一体的に連なる。各挟持片23a,23bは、基台2から離れるにつれて、相互に近接する方向に緩やかに傾斜する。各挟持片23a,23bの遊端部27a,27bは、相互に近接する方向に屈曲し、さらに基台2に近づく方向に屈曲する。各挟持片23a,23bの遊端部27a,27bは、弾発的に当接する。
各案内突条24a,24bは、各挟持片23a,23bの各基端部26a,26b間で基台2の表面から突出する。各案内突条24a,24bは、基台2の幅方向Bに並ぶ。各案内突条24a,24bは、各挟持片23a,23bと平行に、したがって基台2の長手方向Cに、一直線状に延びる。本実施の形態では、各案内突条24a,24bは、基台2の長手方向C一端部10から他端部12にわたって延びる。各案内突条24a,24bの基端部28a,28bは、基台2に一体的に連なる。各案内突条24a,24bの遊端部29a,29bは、基台2から離れる方向に凸となる滑らかな曲面30a,30bを有する。
以上のような第1保持体3は、プレート21を、このプレート21の差込み部22を各挟持片23a,23bによって着脱自在に挟持した状態で、保持することができる。しかも各挟持片23a,23bの遊端部27a,27bは、相互に近接する方向に屈曲して弾発的に当接するので、プレート21の差込み部22の厚みが小さくても、各挟持片23a,23bによって前記差込み部22を挟持することができる。また各挟持片23a,23bの遊端部27a,27bは、一直線状に延びるので、プレート21の差込み部22と前記遊端部27a,27bとの接触面積を大きくすることができる。このようにプレート21の差込み部22と各挟持片23a,23bの遊端部27a,27bとが大きな接触面積で接触した状態で、各挟持片23a,23bによって前記差込み部22を挟持することができる。したがってプレート21を、第1保持体3によって確実に保持することができ、プレート21の落下を防止することができる。
また第1保持体3は、一対の案内突条24a,24bによって、プレート21の差込み部22の端部31を、所定の位置に案内することができる。プレート21の差込み部22が各挟持片23a,23bの間に差込まれるとき、プレート21の差込み部22の端部31は、各案内突条24a,24bの遊端部29a,29bの曲面30a,30bに沿って、基台2に近づく方向に移動されて、各案内突条24a,24bの間に案内される。したがって第1保持体3は、プレート21を、このプレート21の差込み部22が所定の姿勢、本実施の形態では前記差込み部22が前記仮想一平面25に沿う姿勢になるようにして、保持することができる。換言すると、プレート21の差込み部22を各挟持片23a,23bの間に差込むときに、差込み作業を行う作業者は容易に、前記差込み部22を所定の姿勢にすることができる。
また第1保持体3は、前述のように、プレート21を、このプレート21の差込み部22が前記仮想一平面25に沿う姿勢になるようにして、保持することができる。これによって、プレート21の差込み部22が前記仮想一平面25に対して傾斜する場合に比べて、プレート21の差込み部22と各挟持片23a,23bの遊端部27a,27bとの接触面積を大きくすることができる。したがってプレート21を、第1保持体3によって確実に保持することができ、プレート21の落下を防止することができる。
図10は、第2保持体4を示す斜視図であり、図11は図3の切断面線S11−S11から見た断面図であり、図12は図3の切断面線S12−S12から見た断面図であり、図13は図3の切断面線S13−S13から見た断面図である。
第2保持体4は、第2物品である旗セット41を着脱自在に保持する。旗セット41は、旗42と、この旗42を支持する旗竿43とを含んで構成される。旗42は、表示具である。旗竿43は、棒状の挿入部44を有する。第2保持体4は、挿入筒部45と、連結壁部46とを有する。
挿入筒部45は、基台2から突出して一体的に形成される。挿入筒部45の基端部47は、基台2の長手方向C中央部近傍に一体的に連なる。挿入筒部45は、基台2から離れるにつれて、基台2の長手方向C他端部12から一端部10に向かう長手方向一方C1に傾斜する。挿入筒部45の軸線L1と基台2の表面との成す角度θは、たとえば30度に選ばれる。挿入筒部45の遊端部48は、基台2の長手方向C一端部10よりも、前記長手方向一方C1に突出する。
挿入筒部45は、有底円筒状であり、内部には挿入筒部45の軸線L1に沿って挿入孔49が形成される。挿入筒部45の遊端部48には、開口が形成される。挿入筒部45の基端部47には、底板部50と、底板部50を支持する支持板部51とが一体的に形成される。底板部50は、挿入筒部45の軸線L1に垂直である。支持板部51は、底板部50と基台2との間に形成される。支持板部51は、基台2の幅方向Bに垂直であり、挿入筒部45の軸線L1に沿って設けられる。
挿入筒部45の基端部47には、一対の基端部内部空間52a,52bが形成される。基台2には、前記各基端部内部空間52a,52bにそれぞれ連通する2つの第1連通孔53a,53bが形成される。
連結壁部46は、挿入筒部45の基端部47および遊端部48間の中間部54と基台2とを連結する。連結壁部46は、3つの第1板部55a〜55cと、第2板部56とを有する。各第1板部55a〜55cは、基台2から垂直に突出する。各第1板部55a〜55cは、基台2の幅方向Bに垂直であり、基台2の幅方向Bに間隔をあけて設けられる。各第1板部55a〜55cは、挿入筒部45の基台2に対向する部分に連なる。第2板部56は、基台2の長手方向C一端部10から垂直に突出する。第2板部56は、基台2の長手方向Cに垂直である。第2板部56は、挿入筒部45の基台2に対向する部分に連なる。各第1板部55a〜55cは、基台2および挿入筒部45に一体的に形成される。第2板部56は、基台2および挿入筒部45に一体的に形成される。各第1板部55a〜55cおよび第2板部56は、一体的に形成される。
連結壁部46には、一対の連結壁部内部空間57a,57bが形成される。基台2には、前記各連結壁部内部空間57a,57bにそれぞれ連通する2つの第2連通孔58a,58bが形成される。
以上のような第2保持体4は、旗セット41を、この旗セット41の旗竿43の挿入部44を挿入筒部45の挿入孔49に着脱自在に挿入した状態で、保持することができる。第2保持体4は、連結壁部46によって、挿入筒部45の基端部47および遊端部48間の中間部54と基台2とが連結されている。したがって、旗竿43の挿入部44が挿入筒部45の挿入孔49に挿入されて旗42が立てられたときに、挿入筒部45の基端部47と基台2とが連なる部分にかかる力を小さくすることができる。これによって、前記連なる部分の変形および破損を防止することができる。
また挿入筒部45の基端部47には、前記各基端部内部空間52a,52bが形成され、連結壁部46には、前記各連結壁部内部空間57a,57bが形成される。また基台2には、前記各第1連通孔53a,53bおよび各第2連通孔58a,58bが形成される。したがって前記各基端部内部空間52a,52b、各連結壁部内部空間57a,57b、各第1連通孔53a,53bおよび各第2連通孔58a,58bが形成されない場合に比べて、物品保持装置1を軽量化することができる。また少ない材料で、物品保持装置1を製造することができる。
図14は、装着片62に装着された第1装着具63aを示す斜視図であり、図15は装着片62に装着された第2装着具63bを示す斜視図であり、図16は装着片62に装着された第3装着具63cを示す斜視図である。
第3保持体5は、第3物品である補助表示具セットを着脱自在に保持する。補助表示具セットは、装着具と、第3物品本体である補助表示具とを含んで構成される。図4を再び参照して、第3保持体5は、連結突部78と、装着片62とを有する。
連結突部78は、基台2から垂直に突出して一体的に形成される。連結突部78は、基台2の幅方向Bに関して、前記第2保持体4の挿入筒部45と同一の位置に設けられる。連結突部78の基端部79は、基台2の長手方向C他端部12近傍に一体的に連なる。連結突部78は、基台2の長手方向Cに延びる。
装着片62は、円柱状の本体部65と、環状のフランジ部66とを有する。本体部65は、基台2の長手方向Cに延び、基台2の表面から所定の間隔Wをあけて連結突部78を介して一体的に形成される。フランジ部66は、本体部65と同軸である。フランジ部66は、本体部65のうち長手方向他方の端部の外周部に連なる。
装着片62には、装着具として、複数(本実施の形態では3)の装着具63a〜63cのいずれかが着脱自在に装着される。なお装着具は、後述の第1〜第3装着具63a〜63cに限定されるものではない。装着片62に装着される装着具は、1つであってもよく、複数であってもよい。装着具は、保持されるべき補助表示具に応じて選ばれる。
第1〜第3装着具63a〜63cは、類似するので、同様の部分には同一の符号を付して説明を省略する。第1〜第3装着具63a〜63cは、装着片62に着脱自在に嵌合される嵌合部69と、補助表示具を保持する保持部70とを有する。第1〜第3装着具63a〜63cは、嵌合部69の構成が同様であり、保持部70の構成が異なる。嵌合部69は、軸直角断面がC字状であり、基部71と、この基部71に連なる一対の装着挟持片72a,72bとを有する。嵌合部69は、装着挟持片72a,72bによって装着片62を挟持する。保持部70は、嵌合部69の基部71に設けられる。保持部70は、嵌合部69の基部71に関して、装着挟持片72a,72bとは反対側に設けられる。
第1装着具63aは、第1補助表示具64aを保持する。第1補助表示具64aは、板状の差込み部を有する。第1装着具63aの保持部70は、一対の第1挟持片73a,73bを有する。各第1挟持片73a,73bは、嵌合部69の基部71に一体的に連なる。第1装着具63aの保持部70は、各第1挟持片73a,73bによって、第1補助表示具64aの差込み部を挟持する。
第2装着具63bは、第2補助表示具64bを保持する。第2補助表示具64bは、第1補助表示具64aに比べて、差込み部の厚みが大きい。第2装着具63bの保持部70は、一対の第2挟持片74a,74bを有する。各第2挟持片74a,74bは、前記各第1挟持片73a,73bの間隔よりも大きな間隔をあけて、嵌合部69の基部71に一体的に連なる。第2装着具63bの保持部70は、各第2挟持片74a,74bによって、第2補助表示具64bの差込み部を挟持する。
第3装着具63cは、第3補助表示具64cを保持する。第3補助表示具64cは、長方形のシートであり、一端部が折り返されて筒部75が形成される。第3装着具63cの保持部70は、保持部本体76と、係止部77とを有する。保持部本体76は、棒状であり、嵌合部69の基部71に一体的に連なる。係止部77は、保持部本体76の遊端部に設けられる。第3装着具63cの保持部70は、第3補助表示具64cを、この第3補助表示具64cの筒部75に保持部本体76を挿入した状態で、保持する。
以上のような第3保持体5は、補助表示具セットを、この補助表示具セットの装着具の嵌合部69を装着片62に着脱自在に嵌合させた状態で、保持することができる。第3保持体5は、補助表示具を、装着具を介して保持することができるので、装着具の構成を変えることによって、保持の形態が異なる種々の補助表示具を保持することができる。
また装着片62は、前記基台2の表面から間隔Wをあけて設けられる。したがって第3保持体5によって補助表示具セットを保持した状態において、装着具の嵌合部69と基台2との接触を防ぐことができる。したがって装着具の嵌合部69を、装着片62の軸線まわりの周方向の大部分を覆うように形成することによって、装着具が装着片62から離脱して補助表示具セットが落下してしまうという不具合を防止することができる。
図17は、物品保持装置1の使用状態の一例を示す斜視図である。図18には、第1保持体3がプレート21を保持し、第2保持体4が旗セット41を保持し、第3保持体5が第3装着具63cを介して第3補助表示具64cを保持している状態を示す。
物品保持装置1は、たとえば遊技機の上部の鉛直な設置面部81に、設置される。基台2の厚み方向A他方側の表面部と前記設置面部81との間には、両面粘着テープが介在され、この両面粘着テープによって、物品保持装置1が遊技機の上部に固定される。
物品保持装置1は、基台2の長手方向Cが鉛直方向と同一となり、かつ第2保持体4が第3保持体5の上方に配置されるように、設置される。すなわち設置状態で説明すると、第1保持体3は基台2の一側部寄りの領域に、第2保持体4は基台2の他側部寄りの上方の領域に、第3保持体5は基台2の他側部寄りの下方の領域に、それぞれ設けられる。これによって、物品保持装置1の小形化を図ることができる。
以上のような本実施の形態によれば、第1〜第3保持体3〜5によって、プレート21、旗セット41、補助表示具セットをそれぞれ保持することができる。このように1つの物品保持装置1によって、保持の形態が異なる種々の物品を保持することができ、したがって利便性を向上することができる。
また第1保持体3は、プレート21を水平に保持することができる。第2保持体4は、挿入筒部45が、基台2から離れるにつれて長手方向一方C1、したがって設置状態において上方に傾斜するので、旗42を斜めに立てた状態で、旗セット41を保持することができる。しかも設置状態において、第2保持体4は、基台2の他側部寄りの上方の領域に設けられる。したがってプレート21および旗42は、上下にずれるので、それらが重なってしまうという不具合を防止するができる。これによって、装飾および宣伝の効果を向上することができる。
しかも物品保持装置1は、プレート21および旗42だけでなく、補助表示具をも保持することができる。補助表示具をも保持することによって、装飾および宣伝の効果をさらに向上することができる。
図18は、本考案の実施の他の形態の物品保持装置における第3保持体102を示す斜視図である。本実施の形態の物品保持装置は、前述の実施の形態の物品保持装置1に類似するので、同様の部分の説明は省略して、異なる部分についてだけ説明する。本実施の物品保持装置は、前述の実施の形態の第3保持体に代えて、突部101を有する第3保持体102が設けられる。
突部101は、基台2から垂直に突出して一体的に形成される。突部101は、基台2の幅方向Bに関して、前記第2保持体4の挿入筒部45と同一の位置に設けられる。突部101の基端部103は、基台2の長さ方向C他端部12近傍に一体的に連なる。突部101は、基台2の長さ方向Cに延びる。突部101は、板状であり、基台2の幅方向Bから見た形状が、長方形である。
第3保持体102は、補助部材104を介して、第3物品である補助表示具セットを着脱自在に保持する。補助部材104は、円柱状の本体部105と、環状のフランジ部106とを有する。フランジ部106は、本体部105と同軸である。フランジ部106は、本体部105の軸線方向D一端部107の外周部に連なる。補助部材104の本体部105は、嵌合溝が形成される凹状の補助嵌合部108を有する。補助嵌合部108は、本体部105の軸線方向D一端部107寄りに配置される。補助嵌合部108によって形成される嵌合溝は、本体部105の軸線方向Dに延びる。
第3保持体102は、補助部材104を、この補助部材104の補助嵌合部108を突部101に着脱自在に嵌合させた状態で、保持する。補助部材104には、補助表示具セットが、この補助表示具セットの装着具の嵌合部69が着脱自在に嵌合された状態で装着される。このとき、補助部材104は、前記基台2の表面から間隔をあけて設けられる。
以上のような第3保持体102は、補助表示具を、補助部材104および装着具を介して保持することができるので、装着具の構成を変えることによって、保持の形態が異なる種々の補助表示具を保持することができる。
また補助部材104は、第3保持体102の突部101に対して着脱自在であるので、補助部材104に補助表示具セットを装着するとき、作業者は、補助部材104を第3保持体102の突部101から離脱させた状態で、装着作業を行うことができる。したがって装着作業を容易化することができるとともに、装着作業時における物品保持装置の破損を防ぐことができる。また補助表示具を保持する必要がないときは、補助部材104を第3保持体102の突部101から離脱させておくことによって、物品保持装置の見た目の煩雑さを解消して、外観をよくすることができる。
また補助部材104は、前記基台2の表面から間隔をあけて設けられるので、補助部材104によって補助表示具セットを保持した状態において、装着具の嵌合部69と基台2との接触を防ぐことができる。したがって装着具の嵌合部69を、補助部材104の軸線Dまわりの周方向の大部分を覆うように形成することによって、装着具が補助部材104から離脱して補助表示具セットが落下してしまうという不具合を防止することができる。
前述の実施の各形態は、本考案の例示に過ぎず、本考案の範囲内において構成を変更することができる。
本考案の実施の一形態の物品保持装置1を示す斜視図である。 物品保持装置1の正面図である。 物品保持装置1の背面図である。 物品保持装置1の右側面図である。 物品保持装置1の左側面図である。 物品保持装置1の平面図である。 物品保持装置1の底面図である。 第1保持体3を示す斜視図である。 案内突条24a,24bを示す正面図である。 第2保持体4を示す斜視図である。 図3の切断面線S11−S11から見た断面図である。 図3の切断面線S12−S12から見た断面図である。 図3の切断面線S13−S13から見た断面図である。 装着片62に装着された第1装着具63aを示す斜視図である。 装着片62に装着された第2装着具63bを示す斜視図である。 装着片62に装着された第3装着具63cを示す斜視図である。 物品保持装置1の使用状態の一例を示す斜視図である。 本考案の実施の他の形態の物品保持装置における第3保持体102を示す斜視図である。
符号の説明
1 物品保持装置
2 基台
3 第1保持体
4 第2保持体
5,102 第3保持体
23 挟持片
24 案内突条
45 挿入筒部
46 連結壁部
49 挿入孔
62 装着片
63a 第1装着具
63b 第2装着具
63c 第3装着具
64a 第1補助表示具
64b 第2補助表示具
64c 第3補助表示具
78 連結突部
101 突部
104 補助部材

Claims (7)

  1. 基台と、
    一対の挟持片が前記基台から突出して一体的に形成され、板状の差込み部を有する第1物品を、前記差込み部を各挟持片によって着脱自在に挟持した状態で保持する第1保持体と、
    挿入孔が形成される挿入筒部が前記基台から突出して一体的に形成され、棒状の挿入部を有する第2物品を、前記挿入部を挿入筒部の挿入孔に着脱自在に挿入した状態で保持する第2保持体と、
    円柱状の装着片が前記基台から突出して一体的に形成され、軸直角断面がC字状の嵌合部を有する第3物品を、前記嵌合部を装着片に着脱自在に嵌合させた状態で保持する第3保持体とを含むことを特徴とする物品保持装置。
  2. 基台と、
    一対の挟持片が前記基台から突出して一体的に形成され、板状の差込み部を有する第1物品を、前記差込み部を各挟持片によって着脱自在に挟持した状態で保持する第1保持体と、
    挿入孔が形成される挿入筒部が前記基台から突出して一体的に形成され、棒状の挿入部を有する第2物品を、前記挿入部を挿入筒部の挿入孔に着脱自在に挿入した状態で保持する第2保持体と、
    円柱状の装着片が前記基台から突出して一体的に形成され、軸直角断面がC字状の嵌合部を有する第3物品を、前記嵌合部を装着片に着脱自在に嵌合させた状態で保持する第3保持体とを含み、
    第1保持体は、各挟持片の基端部が前記基台に一体的に連なり、遊端部は相互に近接する方向に屈曲して弾発的に当接して一直線状に延び、各挟持片の各基端部間で前記基台の表面から突出して各挟持片と平行に延びる一対の案内突条を有することを特徴とする物品保持装置。
  3. 基台と、
    一対の挟持片が前記基台から突出して一体的に形成され、板状の差込み部を有する第1物品を、前記差込み部を各挟持片によって着脱自在に挟持した状態で保持する第1保持体と、
    挿入孔が形成される挿入筒部が前記基台から突出して一体的に形成され、棒状の挿入部を有する第2物品を、前記挿入部を挿入筒部の挿入孔に着脱自在に挿入した状態で保持する第2保持体と、
    円柱状の装着片が前記基台から突出して一体的に形成され、軸直角断面がC字状の嵌合部を有する第3物品を、前記嵌合部を装着片に着脱自在に嵌合させた状態で保持する第3保持体とを含み、
    第2保持体は、挿入筒部の基端部および遊端部間の中間部と前記基台とを連結する連結壁部を有することを特徴とする物品保持装置。
  4. 基台と、
    一対の挟持片が前記基台から突出して一体的に形成され、板状の差込み部を有する第1物品を、前記差込み部を各挟持片によって着脱自在に挟持した状態で保持する第1保持体と、
    挿入孔が形成される挿入筒部が前記基台から突出して一体的に形成され、棒状の挿入部を有する第2物品を、前記挿入部を挿入筒部の挿入孔に着脱自在に挿入した状態で保持する第2保持体と、
    円柱状の装着片が前記基台から突出して一体的に形成され、軸直角断面がC字状の嵌合部を有する第3物品を、前記嵌合部を装着片に着脱自在に嵌合させた状態で保持する第3保持体とを含み、
    第3保持体は、前記基台から突出して一体的に形成される連結突部を有し、装着片が基台の表面に沿って延び前記基台の表面から間隔をあけて連結突部を介して一体的に形成されることを特徴とする物品保持装置。
  5. 基台と、
    一対の挟持片が前記基台から突出して一体的に形成され、板状の差込み部を有する第1物品を、前記差込み部を各挟持片によって着脱自在に挟持した状態で保持する第1保持体と、
    挿入孔が形成される挿入筒部が前記基台から突出して一体的に形成され、棒状の挿入部を有する第2物品を、前記挿入部を挿入筒部の挿入孔に着脱自在に挿入した状態で保持する第2保持体と、
    円柱状の装着片が前記基台から突出して一体的に形成され、軸直角断面がC字状の嵌合部を有する第3物品を、前記嵌合部を装着片に着脱自在に嵌合させた状態で保持する第3保持体とを含み、
    前記基台は、矩形の板状体であり、長手方向を上下にして鉛直な設置面に設置され、この基台の一側部寄りの領域には前記第1保持体が設けられ、他側部寄りの上方の領域には前記第2保持体が設けられ、他側部寄りの下方の領域には前記第3保持体が設けられることを特徴とする物品保持装置。
  6. 基台と、
    一対の挟持片が前記基台から突出して一体的に形成され、板状の差込み部を有する第1物品を、前記差込み部を各挟持片によって着脱自在に挟持した状態で保持する第1保持体と、
    挿入孔が形成される挿入筒部が前記基台から突出して一体的に形成され、棒状の挿入部を有する第2物品を、前記挿入部を挿入筒部の挿入孔に着脱自在に挿入した状態で保持する第2保持体と、
    円柱状の装着片が前記基台から突出して一体的に形成され、軸直角断面がC字状の嵌合部を有する第3物品を、前記嵌合部を装着片に着脱自在に嵌合させた状態で保持する第3保持体とを含み、
    基台は、矩形の板状体であり、長手方向を上下にして鉛直な設置面に設置され、
    第1保持体は、基台の一側部寄りの領域に設けられ、各挟持片の基端部が前記基台に一体的に連なり、遊端部は相互に近接する方向に屈曲して弾発的に当接して基台の長手方向に延び、各挟持片の各基端部間で前記基台の表面から突出して各挟持片と平行に延びる一対の案内突条を有し、
    第2保持体は、基台の他側部寄りの上方の領域に設けられ、挿入筒部が前記基台から斜め上方に突出し、挿入筒部の基端部および遊端部間の中間部と前記基台とを連結する連結壁部を有し、
    第3保持体は、基台の他側部寄りの下方の領域に設けられ、前記基台から突出して一体的に形成される連結突部を有し、装着片が基台の長手方向に延び前記基台の表面から間隔をあけて連結突部を介して一体的に形成されることを特徴とする物品保持装置。
  7. 基台と、
    一対の挟持片が前記基台から突出して一体的に形成され、板状の差込み部を有する第1物品を、前記差込み部を各挟持片によって着脱自在に挟持した状態で保持する第1保持体と、
    挿入孔が形成される挿入筒部が前記基台から突出して一体的に形成され、棒状の挿入部を有する第2物品を、前記挿入部を挿入筒部の挿入孔に着脱自在に挿入した状態で保持する第2保持体と、
    突部が前記基台から突出して一体的に形成され、凹状の補助嵌合部を有する補助部材を、前記補助嵌合部を突部に着脱自在に嵌合させた状態で保持する第3保持体とを含み、
    補助部材は、円柱状であり、補助部材には、軸直角断面がC字状の嵌合部を有する第3物品が、前記嵌合部が着脱自在に嵌合された状態で装着されることを特徴とする物品保持装置。
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