JP3106880U - コネクタの端子固定構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】コネクタの端子間の位置決め精度の向上したコネクタ構造を提供する。
【解決手段】
第1の基板1と、フレーム本体3と、第2の基板2とによって構成される。前記フレーム本体3は両面に数個の位置決め柱31を有し、前記第1の基板1と前記第2の基板2上にそれぞれ設けられたこれらに対応する位置決め孔11、21に嵌合することにより、前記フレーム本体3を前記第1の基板1と第2の基板2の間に固定し、その厚さに相当する収容空間Rを形成し、メモリーカードCを前記収容空間R内に挿入する。
前記フレーム本体3がの端子座32は一体成形され、前記第1の基板1は該端子座32に対応する中空開口部12を有し、前記端子座32には複数の端子溝321を形成して前記端子4を端子溝321内に収容固定することにより、それぞれの端子4を相互に狭い間隔ピッチでお互いに隔離し、メモリーカードなどの狭い端子間隔に対応する。
【選択図】 図1
【解決手段】
第1の基板1と、フレーム本体3と、第2の基板2とによって構成される。前記フレーム本体3は両面に数個の位置決め柱31を有し、前記第1の基板1と前記第2の基板2上にそれぞれ設けられたこれらに対応する位置決め孔11、21に嵌合することにより、前記フレーム本体3を前記第1の基板1と第2の基板2の間に固定し、その厚さに相当する収容空間Rを形成し、メモリーカードCを前記収容空間R内に挿入する。
前記フレーム本体3がの端子座32は一体成形され、前記第1の基板1は該端子座32に対応する中空開口部12を有し、前記端子座32には複数の端子溝321を形成して前記端子4を端子溝321内に収容固定することにより、それぞれの端子4を相互に狭い間隔ピッチでお互いに隔離し、メモリーカードなどの狭い端子間隔に対応する。
【選択図】 図1
Description
本考案は、コネクタの端子構造に係り、特に嵌合式のコネクタの端子構造に関わる。
一般的に言えば、コネクタは電気回路板上に設置されており、各種のカード(例えばメモリーカード)を挿入することができ、カードに保存したデータをコネクタを通じて電気回路板とやりとりすることができ、したがって、カードとコネクタ端子間の位置決めは非常に需要であり、特に、現在の電子製品(例えばノートパソコン、PDA等)は、より軽く、より薄く、より短く、より小さいことを目指して発展しており、そのために、メモリーカードコネクタもそれに応じて益々小さくなっており、端子間の間隔も非常に接近したものになっており、端子の固定位置決めは明らかに非常に重要なものとなっている。特に、現在のコネクタは数種の異なるメモリーカードに使用できるものが多く、そのために、通常多くの端子を有した設計になっており、異なるメモリーカードのデータのやりとりが行われ、しかもやりとりされるデータ量は益々多くなっており、そのため、端子の密度も非常に高くなっている(端子間の距離は非常に近くなっている)。
その他、本考案の考案者は台湾専利公告第558088号を取得しており、これも合わせて公知技術としての参考技術とし、下記に示す。
その技術は、独立多溝式のメモリーカードコネクタの構造であり、上部基板と、上部本体と、下部本体と、下部基板とによって構成されており、その特徴として、上部本体と下部本体をお互いに重ね合わせて固定し、上部基板と下部基板はそれぞれ上部本体と下部本体の上下両縁側に固定されており、さらに上部本体と下部本体の間には若干の挿入溝が設置されており、上部本体の頂縁と下部本体の底縁には若干の貫通溝が設けられており、前記貫通溝内には接触端子が設けられており、前記接触端子前端の接触弾力片は上部本体と下部本体の挿入溝内に挿入することができ、さらに接触端子頂縁の導入接続片は上部基板と下部基板に導入接続されている。
その他、図1のPは接触端子であり、伝統的な接合法である半田接合によって基板上に固定されており、基板の下側を背面、上側を正面とするならば、一般的な端子Pの半田接合はその一端を基板の背面に接続するものであり、もう一端は上向きに弧形を呈して伸びている。しかし、この種の接合法は比較的端子の密度の低い基板に適用されるものであり、もし端子の密度が高い場合、基板の穴あけが容易でなく、製造が非常に困難である。
コネクタ端子の構造に関して、各種の公知構造を説明したが、それぞれに構造上の特徴があり、本考案の考案者は、コネクタの端子間の位置決め構造を強化するために、本考案を考案し、高密度の端子(つまり、端子間の間隔が非常に狭く、非常に多くの端子が設置されている端子)の固定を行うものである。
特開2004−103574号公報
本考案の主な目的は、より強化されたコネクタの端子間の位置決め構造を提供することである。
本考案の第2の目的は、端子とメモリーカード間の接触位置決め精度を高めることである。
本考案の第3の目的は、一体成形の端子座を利用することにより製造コストを下げることである。
上記課題を解決するために、
請求項1の考案は、第1の基板と、フレーム本体と、第2の基板とを備えるコネクタの端子固定構造において、
前記フレーム本体の両面は数個の位置決め柱を有しており、
前記第1の基板と前記第2の基板上はそれぞれ前記位置決め柱に対応する位置決め孔を有しており、
前記位置決め柱を位置決め孔に嵌合し、前記フレーム本体を前記第1の基板と第2の基板の間に固定し、収容空間を形成することによって、メモリーカードを前記収容空間内に挿入することができるもので、
その特徴として、前記フレーム本体が有する端子座は一体成形されたものであり、前記第1の基板は前記端子座に対応する中空開口部を有しており、前記端子座は複数の端子溝を有しており、複数の端子を設置することができ、前記端子は端子溝内に固定され、それぞれの端子はお互いに隔離されており、さらにそれぞれの端子は若干のZ形を呈しており、その一端は前記第1の基板に固定されることを特徴とするコネクタの端子固定構造である。
請求項1の考案は、第1の基板と、フレーム本体と、第2の基板とを備えるコネクタの端子固定構造において、
前記フレーム本体の両面は数個の位置決め柱を有しており、
前記第1の基板と前記第2の基板上はそれぞれ前記位置決め柱に対応する位置決め孔を有しており、
前記位置決め柱を位置決め孔に嵌合し、前記フレーム本体を前記第1の基板と第2の基板の間に固定し、収容空間を形成することによって、メモリーカードを前記収容空間内に挿入することができるもので、
その特徴として、前記フレーム本体が有する端子座は一体成形されたものであり、前記第1の基板は前記端子座に対応する中空開口部を有しており、前記端子座は複数の端子溝を有しており、複数の端子を設置することができ、前記端子は端子溝内に固定され、それぞれの端子はお互いに隔離されており、さらにそれぞれの端子は若干のZ形を呈しており、その一端は前記第1の基板に固定されることを特徴とするコネクタの端子固定構造である。
請求項2の考案は、前記第1の基板がさらに備える複数の出力端子は若干の凹形を呈しており、さらに前記フレーム本体は複数の凹凸が隣り合う固定溝を有しており、前記出力端子の凹部がそこに嵌入されることを特徴とする請求項1に記載のコネクタの端子固定構造である。
請求項3の考案は、それぞれの端子のもう一端は若干の弧形を呈しており、弾力性を持つ接触脚を形成していることを特徴とする請求項1に記載のコネクタの端子固定構造である。
請求項4の考案は、前記フレーム本体の材質はプラスチックであることを特徴とする請求項1に記載のコネクタの端子固定構造である。
本考案により、コネクタの端子間の位置決め構造を強化することができ、端子とメモリーカード間の接触位置決めを高めることができ、一体成形された端子座により製造コストを下げることができた。
図1は本考案の立体分解図であり、第1の基板1と、フレーム本体3と、第2の基板2とを備えている。前記フレーム本体3の両面は数個の位置決め柱31を有しており、前記第1の基板1と前記第2の基板2上はそれぞれ前記位置決め柱21に対応する位置決め孔11、21を有しており、前記位置決め柱31を位置決め孔11、21に嵌合し、前記フレーム本体3を前記第1の基板1と第2の基板2の間に固定し、収容空間R(図3を参照)を形成することによって、メモリーカードC(図4を参照)を前記収容空間R内に挿入することができるものである。
特に、前記フレーム本体3が有する端子座32は一体成形されたものであり、前記第1の基板1は前記端子座32に対応する中空開口部12を有している。図2に示すように、前記端子座32は複数の端子溝321を有しており、複数の端子4を設置することができ、前記端子4は端子溝321内に固定され、それぞれの端子4はお互いに隔離される。前記フレーム本体3の材質はプラスチックであり、そのために、比較的短い長さの孔洞を開設することができ、つまりそれぞれの隣り合う端子溝321間の間隔を縮小することができる。実際に作業を行う時、前記端子4が固定部40によって固定される配列間隔は前記端子溝321の間隔に対応している。端子溝321に設置した後、前記固定部40は人力によって容易に折り曲げることができ、図3、4に示すように、一端の端子湾曲部41のみが露出される。
本考案のそれぞれの端子4は、端子溝321に固定された後、もう一端の湾曲部41は前記第1の基板1に固定され、さらに半田溶接によって固定され、その形状は若干のZ形を呈している(図3を参照)。それぞれの端子4のもう一端42は若干の弧形を呈しており、弾力性を持つ接触脚を形成している。
図1に示すように、前記第1の基板1がさらに備える複数の出力端子5は若干の凹形を呈しており、さらに前記フレーム本体3は複数の凹凸が隣り合う固定溝33を有しており、前記出力端子5の凹部一端がそこに嵌入され、もう一端はフレーム本体を貫通して第2の基板2の出力端子孔Hを貫通する(図3参照)。これにより、第1の基板1上の信号は出力端子から出力され、比較的平らな出力端子5は、使用者(例えば組立て業者)が行う次の工程のSMT自動実装に便利になっている。
このために、図4に示すように、メモリーカードCを本考案品に挿入した時、端子4、P等の接触により、メモリーカードCの信号は、第1の基板1および第2の基板、或いは、第1の基板或いは第2の基板2を経由して最後に出力端子5を通じて外部に伝えられる。
以上のことから分かるように、本考案の優れている点は、コネクタの端子間の位置決め構造を強化することができ、端子とメモリーカード間の接触位置決め精度を高めることができ、一体成形された端子座により製造コストを下げることができる点にある。
上述の内容は、本考案の比較的優れた実施例を述べたものであり、本考案を限定するものではなく、この技術を熟知する如何なるものは、本考案の精神と範囲を逸脱しない範囲において、当然各種の変更や修飾を行うことができ、本考案の保護範囲は実用新案登録請求の範囲によって定められたものを基準とする。
1 第1の基板
11 位置決め孔
12 中空開口部
2 第2の基板
21 位置決め孔
3 フレーム本体
31 位置決め柱
32 端子座
321 端子溝
33 固定溝
4 接触端子
40 端子固定部
41 端子湾曲部
42 弧形接触端子
5 出力端子
P 接触端子
R 収容空間
C メモリーカード
H 出力端子孔
11 位置決め孔
12 中空開口部
2 第2の基板
21 位置決め孔
3 フレーム本体
31 位置決め柱
32 端子座
321 端子溝
33 固定溝
4 接触端子
40 端子固定部
41 端子湾曲部
42 弧形接触端子
5 出力端子
P 接触端子
R 収容空間
C メモリーカード
H 出力端子孔
Claims (4)
- 第1の基板と、フレーム本体と、第2の基板とを備えるコネクタの端子固定構造において、
前記フレーム本体の両面は数個の位置決め柱を有しており、
前記第1の基板と前記第2の基板上はそれぞれ前記位置決め柱に対応する位置決め孔を有しており、
前記位置決め柱を位置決め孔に嵌合し、前記フレーム本体を前記第1の基板と第2の基板の間に固定し、収容空間を形成することによって、メモリーカードを前記収容空間内に挿入することができるもので、
前記フレーム本体は、複数の端子溝を有する一体成形された端子座を備えると共に、該端子座には複数の端子を相互に離隔して収容・固定し、
さらにそれぞれの端子は若干Z形状を呈しており、前記第1の基板は該端子座に対応する中空開口部を有していて、該端子一端が該第1の基板に固定されることを特徴とするコネクタの端子固定構造。 - 前記第1の基板がさらに備える複数の出力端子は若干の凹形を呈しており、さらに前記フレーム本体は複数の凹凸が隣り合う固定溝を有しており、該出力端子の凹部がそこに嵌入されることを特徴とする請求項1に記載のコネクタの端子固定構造。
- それぞれの端子のもう一端は若干の弧形を呈しており、弾力性を持つ接触脚を形成していることを特徴とする請求項1に記載のコネクタの端子固定構造。
- 前記フレーム本体の材質はプラスチックであることを特徴とする請求項1に記載のコネクタの端子固定構造。
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JP2004004512U JP3106880U (ja) | 2004-07-29 | 2004-07-29 | コネクタの端子固定構造 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106684612A (zh) * | 2017-01-19 | 2017-05-17 | 启东乾朔电子有限公司 | 叠层式卡座 |
CN107834243A (zh) * | 2017-11-02 | 2018-03-23 | 江苏和飞航天电子有限公司 | 一种新型端面接触排插端子 |
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- 2004-07-29 JP JP2004004512U patent/JP3106880U/ja not_active Expired - Fee Related
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