JP3106617U - キャビネットの蝶番構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 閉じた時、扉が本体にぶつかることを防止可能なキャビネットの蝶番構造を提供する。
【解決手段】 蝶番1は二つの固定ユニット11、固定ユニット12を備える。固定ユニット12には調整穴121が設けられ、ミニ油圧体13をはめ込んだ後、ユニットキャップ14の両側にあるはめ込みウィング141の穴142に、二本のボルト15を挿入して、調整穴121の中に固定される。ミニ油圧体13の作動ロッド131とユニットキャップ14の一端は、それぞれアーム16、アーム17にはめ込まれ、この二つのアーム16、アーム17のもう一方の端は、キャビネットAの固定ユニット11の中にはめ込まれる。アーム17内には、スプリング18があって動作を補助する。扉を開け閉めする際に、ミニ油圧体13の緩衝作用によって、段階のないスムーズな連続動作を有する。したがって、ぶつかった時に発生する音が生じず、同時に保護する効果もある。
【選択図】 図3

Description

本考案は、キャビネットの蝶番構造に関する。
現在、収納用のキャビネットは、キャビネット本体A、扉B両者の間に、蝶番Cが取り付けられて組み合わされることで、開けて物を取り出したり、物を収納したりするのに用いられる。現在、最もよく見られる蝶番Cの構造は、キャビネット本体A、扉Bにそれぞれ固定ユニットC1、固定ユニットC2を取り付け、さらに、図1Aに示すようにアームC3及びスプリングC4を組み合わせることにより、図1Bに示すように扉Bを開け閉めする時、アームC3及びスプリングC4が連結することによって、動作が完了するようになっている。
しかしながら、このタイプのアームC3及びスプリングC4が動作する時、最初少し「重い感じ」がして、やや力を入れないと動かない。これは、アームC3が徐々にスプリングを引っ張ることによるものである。そして、半分あたりまで来た時、力を抜くと「すばやく」全開あるいは閉じた状態の位置に達する。これは、アームC3がすでにスプリングC4を最大の状態にまで引っ張ったからであり、その後、スプリングC4は反対方向に収縮し始める。このため、扉Bは自動的に動作し、扉Bがキャビネット本体Aに接触した時、大きなぶつかり音が生じ、使用者を驚かせることになる。この時、もしそばに乳幼児がいたら、おそらく音に驚いて泣き出す可能性がある。このように、長時間絶え間なくぶつかる状態が生じると、扉BとキャビネットAが接触する箇所は損傷することも考えられる。また、急に閉まったら、小さい子供が手をはさむことも考えられ、極めて危険である。
したがって本考案の目的は、閉じた時、扉が本体にぶつかることを防止可能なキャビネットの蝶番構造を提供することにある。
上述の目的を達成するために本考案の請求項に記載のキャビネットの蝶番構造は、キャビネット本体と扉の間に蝶番を取り付けることで構成される。蝶番の二つの固定ユニットは、それぞれキャビネット及び扉の対応する位置に固定される。扉の固定ユニットには調整穴が設けられ、ミニ油圧体をはめ込んだ後、ミニ油圧体の外側にあるユニットキャップの両側にあるはめ込みウィングの穴によって、二本のボルトを挿入して、固定ユニットの調整穴の中に固定され、必要に応じ、移動、調整する。ミニ油圧体の作動ロッドとユニットキャップの一端は、さらに、それぞれアームにはめ込まれ、二つのアームのもう一方の端は、キャビネットの固定ユニットの中にはめ込まれる。アーム内には、スプリングが設けられ動作を補助する。
扉が閉じられる時、外的な力が扉に加えられると、ミニ油圧体の緩衝作用によって、ゆっくりと、段階なしの連続動作によって、キャビネット本体に向かって移動し、ぶつかった時に音が発生するのを防ぎ、同時に、キャビネット本体と扉が接触する箇所が損傷するのも防ぐ。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図2、図3に示すように、本考案の実施例によるキャビネットの蝶番構造は、キャビネット本体Aと扉Bの間に蝶番1を取り付けることで構成される。この蝶番1の二つの固定ユニット11、固定ユニット12は、それぞれキャビネットA及び扉Bの対応する位置に固定されている。扉Bの固定ユニット12には調整穴121が設けられ、ミニ油圧体13をはめ込んだ後、ミニ油圧体13の外側にあるユニットキャップ14の両側にあるはめ込みウィング141の穴142によって、二本のボルト15を挿入して、固定ユニット12の調整穴121の中に固定される。そして、図4A、図4Bに示すように必要に応じて、移動、調整する。ミニ油圧体13の作動ロッド131とユニットキャップ14の一端は、さらに、それぞれアーム16、17にはめ込まれ、この二つのアーム16、17のもう一方の端は、キャビネットAの固定ユニット11の中にはめ込まれる。アーム17内には、スプリング18があって動作を補助する。
このように、扉Bが閉じられる時、外的な力が扉Bに加えられると、ミニ油圧体13の緩衝作用によって、ゆっくりと、段階なしの連続動作によって、キャビネット本体Aに向かって移動する。つまり、ミニ油圧体13の作動ロッド131は扉Bが全開の時、特に動作はない。つまり、図5Aに示すようにミニ油圧体13内に収まったままである。扉Bに、手で開くという外的な力が加えられると、キャビネット本体Aに向かい始める時、図5Bに示すようにミニ油圧体13の作動ロッド131が軸回転する関係で、ミニ油圧体13の作動ロッド131も引っ張られ始める。そして、図5Cに示すようにミニ油圧体13の緩衝作用によって、段階なしに、ゆっくりとキャビネット本体Aに向かって移動する。最後に、図5Dに示すように音もなく静かにキャビネットAに当たる。このようにして、従来の操作時に大きなぶつかり音が発生するのを解決している。同時に、キャビネット本体Aと扉Bが接触する箇所が損傷するのも防いでいる。
さらに、キャビネット本体Aの、アーム17は必要に応じて長さが変えられるため、扉Bがキャビネット本体Aと接触する位置も変化させることが可能である。
また、ミニ油圧体13は気圧式及び内部にスプリングを取り付けることで、さらに、省力操作が可能である。
本実施例によるキャビネットの蝶番構造は、キャビネット本体と扉の間に蝶番を取り付けることによって構成される。蝶番の二つの固定ユニットにはそれぞれアームがあって、ミニ油圧体と互いに連結することにより、扉を開け閉めする際に、ミニ油圧体の緩衝作用によって、段階のないスムーズな連続動作を有する。したがって、ぶつかった時に発生する音が生じず、同時に保護する効果もある。
また、本実施例によるキャビネットの蝶番構造は、取り付けるキャビネットの位置によって、アームの長さを変えることが可能であるため、扉とキャビネット本体が接触する位置を変化することが可能である。
さらに、本実施例によるキャビネットの蝶番構造は、ミニ油圧体の内部にスプリングが設けられているため、省力操作が可能である。
従来の蝶番構造及び開いた時の状態を示す見取り図である。 従来の蝶番構造の閉じた時の状態を示す見取り図である。 本考案の実施例によるキャビネットの蝶番構造の取り付け位置を示す図である。 本考案の実施例によるキャビネットの蝶番構造を示す立体分解図である。 本考案の実施例によるキャビネットの蝶番構造を取り付けた状態を示す図である。 本考案の実施例によるキャビネットの蝶番構造を取り付け位置を移動して調整した状態を示す図である。 本考案の実施例によるキャビネットの蝶番構造の全開状態時を示す図である。 本考案の実施例によるキャビネットの蝶番構造の閉じ始め状態を示す図である。 本考案の実施例によるキャビネットの蝶番構造の徐々に閉じた状態を示す図である。 本考案の実施例によるキャビネットの蝶番構造を閉じた状態を示す図である。
符号の説明
1 蝶番、11 固定ユニット、12 固定ユニット、13 ミニ油圧体、14 ユニットキャップ、15 ボルト、16 アーム、17 アーム、18 スプリング、121 調整穴、131 作動ロッド、141 はめ込みウィング、142 穴、A キャビネット本体、B 扉、C 蝶番、C1 固定ユニット、C2 蝶番、C3 アーム、C4 スプリング

Claims (3)

  1. キャビネット本体と扉の間に蝶番を取り付けることで構成され、
    蝶番の二つの固定ユニットは、それぞれキャビネット及び扉の対応する位置に固定され、扉の固定ユニットには調整穴が設けられ、調整穴にはミニ油圧体がはめ込まれ、ミニ油圧体の外側にあるユニットキャップの両側にあるはめ込みウィングの穴によって、二本のボルトが挿入され、固定ユニットの調整穴の中に固定され、ミニ油圧体の作動ロッドとユニットキャップの一端は、それぞれアームにはめ込まれ、二つのアームのもう一方の端は、キャビネットの固定ユニットの中にはめ込まれ、アーム内には、動作を補助するスプリングが設けられており、
    扉が閉じられる時、外的な力が扉に加えられると、ミニ油圧体の緩衝作用によって、ゆっくりと、段階なしの連続動作によって、キャビネット本体に向かって移動し、衝突時の音の発生を緩和するとともに、キャビネット本体と扉とが接触する箇所の損傷を低減することを特徴とするキャビネットの蝶番構造。
  2. キャビネット本体のアームは必要に応じて長さが変更可能であり、扉がキャビネット本体と接触する位置を変更可能であることを特徴とする請求項1記載のキャビネットの蝶番構造。
  3. ミニ油圧体は気圧式及び内部にスプリングを取り付けることにより、省力操作が可能となることを特徴とする請求項1記載のキャビネットの蝶番構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009102812A (ja) * 2007-10-19 2009-05-14 Murakoshi Mfg Corp 緩衝装置
JP2013039164A (ja) * 2011-08-11 2013-02-28 Lixil Corp キャビネット

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