JP3106617B2 - デコーダ回路 - Google Patents

デコーダ回路

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JP3106617B2 JP30219091A JP30219091A JP3106617B2 JP 3106617 B2 JP3106617 B2 JP 3106617B2 JP 30219091 A JP30219091 A JP 30219091A JP 30219091 A JP30219091 A JP 30219091A JP 3106617 B2 JP3106617 B2 JP 3106617B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】この発明は、メモリIC等に用いて好適な
デコーダ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、メモリICに具備されるデコー
ダ回路の一例を示す回路図である。この図において、1
はデータを記憶するメモリセルアレイである。これらメ
モリセルアレイ1は、例えば、記憶するデータの内容に
応じてディプレッション形か、もしくはエンハンストメ
ント形のNチャンネルMOSトランジスタを形成し、該
トランジスタがメモリセルとしてアレイ状に配設された
ものである。このようなメモリセルアレイ1を形成する
各トランジスタのゲート端子には、図示されていないワ
ード線が接続されており、該ワード線には所定のメモリ
セルを指定するロウ側アドレス信号が供給される。すな
わち、このロウ側アドレス信号は、メモリセルの「列」
を指定するようになっている。
【0003】2,2はセレクトトランジスタであり、ゲ
ート端子にそれぞれセレクト線SL1,SL2が接続さ
れる。このセレクト線SL1,SL2には、ビット線B
1,B2を選択するコラム側アドレス信号が供給され、
該アドレス信号に応じてメモリセルアレイ1の「行」が
選択される。3は上述したロウ側アドレス信号およびコ
ラム側アドレス信号によって指定されたメモリセルのデ
ータを読み出すセンサアンプであり、その構成例を図4
に示す。
【0004】図4において、4は駆動トランジスタ4a
とインバータ4bとから構成されるレベルシフト回路で
ある。このレベルシフト回路4は、上述したロウ側アド
レス信号およびコラム側セレクト信号によって指定され
たメモリセルの接続状況に応じたレベルを発生し、これ
をセンス線Sに出力する。5はリファレンス回路であ
り、正電源電圧+Vddから所定の基準レベル電圧を生
成し、これをリファレンス線Rに出力する。6は差動ア
ンプであり、上記リファレンス線Rとセンス線Sとに供
給される信号を差動増幅して出力する。
【0005】上記構成によるデコーダ回路では、次のよ
うにしてデータの読み出しがなされる。すなわち、メモ
リセルアレイ1の所定のメモリセルにアクセスする際に
は、まず、コラム側アドレス信号によりビット線B1,
B2のいずれかを選択してメモリセルアレイ1の「行」
を指定すると共に、この指定されたビット線に接続され
るメモリセルアレイ1の「列」がロウ側アドレス信号に
より指定される。そして、こうして指定されたメモリセ
ルがデータを保持してる場合、センサアンプ3は出力端
OUTから「H」レベルの信号を出力し、一方、当該メ
モリセルがデータを保持していない場合には出力端OU
Tから「L」レベルの信号を出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したデ
コーダ回路においては、コラム側アドレス信号に応じて
てなされるビット線の切り換えに伴い、次のような問題
が生じていた。以下、これについて図5および図6を参
照し、説明する。まず、図5に示すように、ビット線B
1とビット線B2との切り換え期間をT1,T2,T3
とし、これら期間T1〜T3でメモリセルアレイ1の
「行」を指定するコラム側アドレス信号が供給され、こ
れら各タイミングで読み出されるデータの期待値をそれ
ぞれ「1」,「1」,「1」とする。
【0007】この時、期間T1,T3でビット線B1が
選択され、期間T2でビット線B2が選択されると、こ
の期間T1,T3ではビット線B2がレベルVssにデ
ィスチャージされ、一方、期間T2ではビット線B1が
レベルVssにディスチャージされる。なお、このレベ
ルVssとは、上記メモリセルを構成するトランジスタ
のソース端子の電位レベルを指している。
【0008】このように、ビット線の切り換えに応じて
ディスチャージがなされると、このデコーダ回路のA点
では、図5に示すレベル変化が現れる。すなわち、ビッ
ト線が切り換えられた場合には、図6に示すように、セ
ンサアンプ3におけるセンス線Sのレベルがディスチャ
ージにより一旦リファレンス線Rレベルより下がり、そ
の後チャージされて「H」レベルに移行する。そして、
センサアンプ3は、センス線Sのレベルがリファレンス
線Rのレベルより低下した場合、「L」レベルと認識し
てしまう。
【0009】この結果、センサアンプ3は、読み出すべ
きデータが「1」であるにもかかわらず、上記誤動作に
よりノイズとなる誤データ「0」を出力してしまうとい
う問題がある。しかも、こうしたノイズは、図6に示す
ように、ビット線の切り換わり後、センサアンプ3にお
ける内部ディレイTdを伴って現れるため、真のデータ
を読み出すまでに時間を要し、こうしたことがアクセス
タイムの遅れに由来していた。この発明は上述した事情
に鑑みてなされたもので、ノイズとなる誤データ発生を
防止でき、かつ、アクセス時間をも短縮できるデコーダ
回路を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、メモリの行
要素を規定する各ビット線にそれぞれ接続されるメモリ
セルアレイと、前記メモリセルアレイの行を指定する行
アドレス信号に応じて前記各ビット線のいずれかを選択
する選択手段と、この選択手段により選択されたビット
線に接続する前記メモリセルアレイの内、所定のメモリ
セルのデータを読み出す読み出し手段とから構成される
デコーダ回路において、前記行アドレス信号が切り換わ
るアドレス遷移状態を検出し、このアドレス遷移中に前
記各ビット線を前記読み出し手段に接続するアドレス遷
移検出手段を具備することを特徴としている。
【0011】
【作用】上記構成によれば、アドレス遷移検出手段がメ
モリセルアレイの行を指定する行アドレス信号の切り換
わり状態を検出し、このアドレス遷移中に各ビット線を
読み出し手段に接続する。これにより、各ビット線がア
ドレス遷移中「H」レベルに設定されるので、ビット線
の切り換わり時に発生するビット線のレベル低下を防止
することが可能になる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例につ
いて説明する。図1はこの発明による一実施例の構成を
示す回路図である。この図において、図3に示した各部
と共通する部分には同一の番号を付し、その説明を省略
する。また、この図に示すデコーダ回路が図3に示すも
のと異なる点は、後述するアドレス遷移検出部10を設
けたことにある。以下、このアドレス遷移検出部10の
構成について説明する。
【0013】10aはコラム側アドレスデータA1〜A
nのアドレス遷移状態を検出するアドレス遷移検出回路
である。すなわち、このアドレス遷移検出回路10a
は、コラム側アドレスが変化する毎に「H」レベルの信
号を発生して出力する。10bは、各アドレス遷移検出
回路10aの出力の論理和を生成するOR回路である。
このOR回路10bは、上記コラム側アドレスデータA
1〜Anのいずれかが変化した場合、つまり、前述した
ビット線が切り換わる場合に「H」レベルのアドレス遷
移検出信号ATDを発生する。10cはコラム側アドレ
スデータA1〜Anをデコードするコラムデコーダ、1
0dはオアゲートである。このオアゲート10dは、コ
ラムデコーダ10cの各出力データとアドレス遷移検出
信号ATDとの論理和をとる。
【0014】次に、上記構成によるアドレス遷移検出部
10を具備したデコーダ回路の動作について図2を参照
し、説明する。なお、この動作説明では、図2に示すよ
うに、ビット線B1とビット線B2との切り換え期間を
T1,T2,T3とし、これら期間T1〜T3でメモリ
セルアレイ1の「行」を指定するコラム側アドレスデー
タA1〜Anが供給され、これら各タイミングで読み出
されるデータの期待値をそれぞれ「1」,「1」,
「1」とする。
【0015】このような状況において、まず、期間T1
でビット線B1を選択していたコラム側アドレスデータ
が遷移して期間T2でビット線B2を選択すると、この
切り換え時にアドレス遷移検出部10が「H」レベルの
アドレス遷移検出信号ATDを発生し、かつ、このアド
レス遷移期間Ta中そのレベルを維持する。したがっ
て、セレクト線SL1,SL2の両者は、図2に示すよ
うに、アドレス遷移期間Ta中共に「H」レベルに設定
されることになる。このようにすることで、切り換えに
応じてビット線が一旦レベルVssに低下することを防
止している。すなわち、このデコーダ回路における節点
Aのレベル(図2参照)は、常に「H」レベルを維持す
るようになる。
【0016】次に、アドレス遷移期間Ta後、すなわ
ち、アドレス遷移検出信号ATDが立ち下がった時点
で、コラム側アドレスデータA1〜Anに対応したメモ
リセルが読み出され、この場合、データ「1」が読み出
される。次いで、期間T2から期間T3への遷移にあっ
ても、上述と同様の動作となり、回路節点Aは「H」レ
ベルに保たれる。
【0017】このように、上述した実施例においては、
アドレス遷移期間Ta中に全ビット線B1,B2を
「H」レベルにプルアップしておき、アドレス遷移期間
Ta後にコラム側アドレスに応じて選択されたビット線
のみ「H」レベルに設定し、指定されたメモリセルのデ
ータをセンサアンプ3により読み出すようにしている。
したがって、このデコーダ回路における節点Aには、従
来のようなディスチャージによるレベル低下が起こらな
い。この結果、該レベル低下に起因するノイズ発生が防
止でき、ひいてはアクセスタイムの短縮化も達成するこ
とが可能になる訳である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、アドレス遷移検出手段がメモリセルアレイの行を指
定する行アドレス信号の切り換わり状態を検出し、この
アドレス遷移中に各ビット線を読み出し手段に接続する
ので、各ビット線がアドレス遷移中「H」レベルに設定
される。この結果、従来のようなディスチャージによる
レベル低下がなくなるため、ノイズとなる誤データ発生
を防止でき、かつ、アクセス時間も短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による一実施例の構成を示す回路
図。
【図2】 同実施例の動作を説明するためのタイムチャ
ート。
【図3】 従来のデコーダ回路の一例を示す回路図。
【図4】 センサアンプ3の構成を示す回路図。
【図5】 従来例の動作を説明するためのタイムチャー
ト。
【図6】 従来例を説明するための図。
【符号の説明】
1…メモリセルアレイ、2…セレクタトランジスタ(選
択手段)、3…センサアンプ(読み出し手段)、10…
アドレス遷移検出部、B1,B2…ビット線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 16/00 - 16/34 G11C 11/34

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリの行要素を規定する各ビット線に
    それぞれ接続されるメモリセルアレイと、前記メモリセ
    ルアレイの行を指定する行アドレス信号に応じて前記各
    ビット線のいずれかを選択する選択手段と、この選択手
    段により選択されたビット線に接続する前記メモリセル
    アレイの内、所定のメモリセルのデータを読み出す読み
    出し手段とから構成されるデコーダ回路において、 前記行アドレス信号が切り換わるアドレス遷移状態を検
    出し、このアドレス遷移中に前記各ビット線を前記読み
    出し手段に接続するアドレス遷移検出手段を具備するこ
    とを特徴とするデコーダ回路。
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