JP3106590U - 組立式家屋 - Google Patents

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川 勝 幸 北
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Abstract

【課題】ドーム型ハウスにおいて、天井の高い組立式家屋を提供する。
【解決手段】本考案による組立式家屋は、左右両端面に嵌合部が形成されると共に上端面に段部が形成された矩形状の発泡スチロールからなる複数の周壁分割片と、下端面に段部が形成された略扇状の発泡スチロールからなる複数の屋根分割片と、換気口または採光口となるリング状の頂部ジョイントとを備え、頂部ジョイントに屋根分割片の上端部を嵌合させた状態で頂部ジョイントを要として複数の屋根分割片を集合させて接着することによりドーム状屋根が組み付けられ、嵌合部が相互に嵌合した状態で複数の周壁分割片を円状に並べて接着することにより円筒状の周壁が組み付けられ、周壁における周壁分割片の段部と屋根における屋根分割片の段部とを嵌合させて被せることにより周壁上に屋根を設けた。
【選択図】図1

Description

本考案は、発泡スチロールの分割片からなる組立式家屋に係り、より詳細には、天井を高くすることのできる組立式ドーム型ハウスに関する。
発泡スチロールを構成材とする組立式ドーム型ハウスは、建設費がかさまず、耐久性があり、保温性や保冷性にも優れ、工事期間も短いことで知られる。(特許文献1参照)
このような組立式ドーム型ハウスの室内の高さは、ドームの形状が半球体であることから、ドーム設置面の直径でおのずと決まるものである。ドーム型ハウスの室内の天井を高くするには、ドーム設置面の直径を大きくするしかなかった。そのため、設置面積を増やさずに室内の天井を高くしたいとのニーズには応えられなかった。天井の高い家屋は、内部に中2階を設けたい場合や、大きな家具などを設置したい場合に有効である。
国際公開番号WO01/44593
本考案の目的は、ドーム型ハウスの外観を大きくくずさずに、天井の高い組立式家屋を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本考案による組立式家屋は、左右両端面に嵌合部が形成されると共に上端面に段部が形成された矩形状の発泡スチロールからなる複数の周壁分割片と、下端面に段部が形成された略扇状の発泡スチロールからなる複数の屋根分割片と、換気口または採光口となるリング状の頂部ジョイントとを備え、前記頂部ジョイントに前記屋根分割片の上端部を嵌合させた状態で頂部ジョイントを要として複数の前記屋根分割片を集合させて接着することによりドーム状屋根が組み付けられ、前記嵌合部が相互に嵌合した状態で複数の前記周壁分割片を円状に並べて接着することにより円筒状の周壁が組み付けられ、前記周壁における前記周壁分割片の段部と前記屋根における前記屋根分割片の段部とを嵌合させて被せることにより前記周壁上に前記屋根を設けたことを特徴とする。
本考案によれば、周壁分割片を円筒状に組み立てた周壁の上に、屋根分割片を集合させて組み立てた屋根をかぶせた構造であるから、(1)周壁の高さを適宜変更するだけで、組立式家屋の設置面積を増やすことなく、室内天井高さの高い家屋を提供することができる。(2)従来のドーム型ハウスの床面から天井まで連続した1枚のドーム片に比較して、分割片の形状が小さくできるから、扱い易く運搬が容易である。(3)屋根分割片には、庇を形成することができる。(4)直径が同一の家屋であれば、屋根はすべての家屋に共通になるから、コスト低減が図れる。
以下、図面を参照して、本考案による組立式家屋について説明する。
図lは本考案による発泡スチロール製の組立式家屋の斜視図である。図1(a)に示すように、組立式ドーム型ハウス100は、半球体ではなく、きのこ型で、周壁10が全体として円筒状を有している。周壁10は、それぞれが発泡スチロール製で、湾曲した矩形状の複数の周壁分割片11〜19の9枚を集合したものである。また、屋根30はお椀を逆さにしたような形状である。屋根30は、それぞれが発泡スチロール製で、頂部から周辺に向けて分割された略扇形の9枚の屋根分割片31〜39からなる。屋根30の頂部には頂部ジョイント20が設けられ、屋根30の上端をはめ込んで支える。屋根30は、周壁10の上にかぶせられる。周壁10には玄関部PT、窓部WDが取り付けられる。周壁の高さH1は標準の高さとしている。
図1(b)に示すように、組立式ドーム型ハウス100Hは、周壁10Hの高さH2が、図1の周壁の高さH1より高く(H2>H1)なるように形成している。これにより、天井の高い家屋が提供できる。また、屋根30は、図1(a)と図1(b)で共通にできる。
図2は、図1の組立式ドーム型ハウス100の断面図である。発泡スチロールの厚さは、積雪の多い地方などによって異なるが、20cm程度の厚みを有する。屋根30の周縁は頂部より厚みを厚くして、積雪などの加重に耐えられるようにしている。屋根30の頂部先端には、凸部TMが設けられ、頂部ジョイント20にはめ込まれる。屋根30の下端部には、庇HSが設けられる。庇は、窓部WTなどに雨がかからないように機能する。庇HSの内側の周縁には、分割周壁11〜19の段部STSに嵌合する段部STRが形成されている。両者は嵌合され接着される。周壁10には、断面がL字形の基部DBが設けられ、基礎40にはめ込まれる。
図3は、組立式ドーム型ハウス100の分解図である。図3に示すように、頂部ジョイント20は円環状で、その側部の周囲には、屋根分割片31〜39の先端がはめ込める凹部が形成されている。屋根分割片31〜39は、その上端に、頂部ジョイント20にはめ込むための凸部TMがある。下端には庇HSが形成され、庇HSの内側には段部STRがある。周壁11〜19は、上部に段部STRに嵌合する段部STSが形成され、基部DBには基礎にはめ込めるようにL字形に曲がっている。
図4は、周壁分割片11〜19の嵌合部を示す断面図(図1のIV−IV)である。図4(a)は嵌合部の第1の例である。図4(a)に示すように、各分割周壁11〜19の側端面には、互い違いに鉤部EN1および鉤部EN2が形成されている。図に示すように、例えば隣接する周壁分割片11と12と13は、対向する鉤部EN1と鉤部EN2を互いに噛み合わせて、嵌合部KGを構成し接着する。
図4(b)は、嵌合部の第2の例である。図4(b)に示すように、各分割周壁11〜19の側端面には、嵌合凹部RSと嵌合凸部PJが形成されている。図に示すように、隣接する周壁分割片11と12と13は、対向するRSとPJを互いに噛み合わせて、嵌合部KGAを構成し接着する。
図4(c)は、嵌合部の第3の例である。図4(c)に示すように、各分割周壁11〜19の両側端面に、それぞれ互い違いに段部DB1、DB2が形成され、嵌合部KGBを構成している。段部DB1は、内周面側に突部PR1を形成したもので、段部DB2は外周面側に突部PR2を形成したものである。また、径方向接合面に、2組の小凹部SRSと小凸部SPJをそれぞれ設けたものである。
図4(d)は、嵌合部の第4の例である。図4(d)に示すように、各周壁分割片11〜19の両側端面に、それぞれ突合わせ突起PT1、PT2が形成されている。隣接する一対の周壁分割片11と12は、図に示すように、突合わせ突起PT1、PT2を接合し、内周凹部と外周凹部に接合プレートSPを嵌合してボルト締結している。
このような周壁の側端面の嵌合部形状によれば、接合面の面積が、平坦な面を互いに接合した場合より大きいから、外部から雨水などが内部の居住空間に侵入しにくくなっている。また、接合面積が大きいから接着強度も向上する。このような周壁分割片の嵌合部の形状は、屋根分割片の嵌合部にも同じように適用される。屋根分割片の嵌合部の詳細説明は省略する。
図5(a)は頂部ジョイントまわりの断面図、図5(b)は頂部ジョイントの平面図である。頂部ジョイント20は、内筒221と、外筒222と、内筒221内を十文字に仕切る仕切壁223と、内筒221と外筒222との間のリング状空間を仕切る仕切壁224と、内筒221と外筒222との間のリング状空間の上方部を閉鎖する上部つば225と、内筒221と外筒222との間のリング状空間の下方部を閉鎖する下部つば226とからなる。頂部ジョイントには換気具が設けられる。すなわち、内筒221が上部蓋225から突出しており、その内部が室内の換気口となる。内筒221には、空気は通すが、外部から雨などが居住空間に侵入しないように雨よけカバー23が取り付けられる。
図5(c)は屋根分割片31〜39の先端部分を示す斜視図である。図5(c)に示すように、上部つば225と下部つば226とのなす凹部に、分割屋根31〜39の先端に形成された凸部TMがはめ込まれて接着される。なお、頂部ジョイント20をガラスで構成して採光口としても良い。この採光口は開閉できない。
地上で組み立てられた屋根30は、クレーンでつり上げて周壁10上に被せる。すなわち、庇HSに形成した段部STRを周壁10の段部STSに嵌合して接着する。このように、発泡スチロール製の組立式ドーム型ハウス100が組み立てられる。
図6は本考案による発泡スチロール製の組立式家屋の斜視図である。図6に示すように、組立式ドーム型ハウス100Aは、周壁10Aと屋根30Aとを備えている。周壁10Aは周壁分割片11A〜19Aからなる。屋根30Aは、屋根分割片31A〜39Aからなる。
図7は、組立式ドーム型ハウス100Aの断面図である。図7に示すように、周壁10Aが、図1に示した周壁10と相違する点は上端部の段部形状で、周壁10Aの内周側に低い段部STSを設けている。屋根30Aには、庇HSを設けず、よりドーム型ハウスに近いものとしている。また、屋根分割片31A〜39Aの厚さは、天井から下端部にかけて同一である。屋根分割片31A〜39Aの下端部には、周壁10Aの段部STSに対応した段部STRが形成されている。その他の構造は図1と同様である。
このような構造において、周壁分割片11A〜19Aには、標準の高さもの(H1)と高さの高いもの(H2)を用意することにより、顧客の要望があれば、天井の高い家屋を提供できる。屋根30Aは共通である。なお、周壁分割片11A〜19Aは、高さ方向にさらに分割してもよい。
本考案の組立式家屋は、バンガローやテント以上に堅固であり、居住空間、店舗空間、各種の商業用空間を形成できるから、仮設住宅、簡易住宅、別荘、一般家屋、店舗などに幅広く適用できる。
本考案による発泡スチロール製の組立式家屋の斜視図である。(a)は周壁が標準の場合の組立式家屋である。(b)は周壁が標準より高い場合の組立式家屋である。(実施例1) 図1の組立式ドーム型ハウス100の断面図である。(実施例1) 図1の組立式ドーム型ハウス100の分解図である。(実施例1) 周壁分割片11〜19の嵌合部を示す断面図である。(a)は互いに鉤部を有する嵌合の例である。(b)は互いに凹部と凸部を有する嵌合の例である。(c)は互いに段部を有する嵌合の例である。(d)はボルト締結の例である。(実施例1) (a)は頂部ジョイントまわりの断面図である。(b)は頂部ジョイントの平面図である。(c)は屋根分割片31〜39の上部の凸部を示す斜視図である。(実施例1) 本考案による発泡スチロール製の組立式家屋の斜視図である。(実施例2) 図6の組立式ドーム型ハウス100Aの断面図である。(実施例2)
符号の説明
10 周壁
10A 周壁
10H 高さのある周壁
11〜19 周壁分割片
11A〜19A 周壁分割片
20 頂部ジョイント
23 雨よけカバー
30 屋根
30A 屋根
31〜39 屋根分割片
31A〜39A 屋根分割片
40 基礎
100 ドーム型ハウス(庇あり)
100A ドーム型ハウス(庇なし)
100H 背高のドーム型ハウス
221 内筒
222 外筒
223、224 仕切壁
225 上部つば
226 下部つば
DB 周壁のL字形基部
EN1、EN2 鉤部
HS 庇
H1、H2 周壁の高さ
DB1、DB2 段部
KG、KGA、KGB、KGC 嵌合部
PJ 嵌合凸部
PR1、PR2 突部
PT 玄関部
PT1、PT2 突合わせ突起
RS 嵌合凹部
SRS、SPJ 小凸部
SP 接合プレート
STR 屋根分割片の段部
STS 周壁分割片の段部
TM 屋根分割片上端の凸部
WD 窓部

Claims (1)

  1. 左右両端面に嵌合部が形成されると共に上端面に段部が形成された矩形状の発泡スチロールからなる複数の周壁分割片と、下端面に段部が形成された略扇状の発泡スチロールからなる複数の屋根分割片と、換気口または採光口となるリング状の頂部ジョイントとを備え、
    前記頂部ジョイントに前記屋根分割片の上端部を嵌合させた状態で頂部ジョイントを要として複数の前記屋根分割片を集合させて接着することによりドーム状屋根が組み付けられ、前記嵌合部が相互に嵌合した状態で複数の前記周壁分割片を円状に並べて接着することにより円筒状の周壁が組み付けられ、前記周壁における前記周壁分割片の段部と前記屋根における前記屋根分割片の段部とを嵌合させて被せることにより前記周壁上に前記屋根を設けたことを特徴とする組立式家屋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101113984B1 (ko) 2009-11-26 2012-03-05 권기병 조립식구조물의 지붕용철물

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