JP3106395U - 連結構造形の組立式家屋 - Google Patents

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Abstract

【課題】発泡スチロールを構成材とする組立式家屋に、設計の自由度を損なうことなく、いくつもの部屋を拡張できるようにする。キッチン、寝室、子供部屋などの部屋を周囲に配置できる、拡張性と居住性の良い連結形の組立式家屋を提供する。
【解決手段】本考案による連結構造形の組立式家屋は、発泡スチロールからなる複数の分割片の端面を相互に嵌合した状態で接着剤によって接合することにより組み立てられる少なくとも2つの組立式家屋と、一方の組立式家屋に設けられた出入口となるドア部が形成される周壁部と、この周壁部と略同一形状となるように他方の組立式家屋に形成された開口部とを備え、周壁部の端面と開口部の端面を当接させて接着し、2つの組立式家屋の居住空間を連通した。
【選択図】図7

Description

本考案は、発泡スチロールからなる組立式ドーム型ハウスに組立式箱型ハウスを連結して、居住性を高めた連結構造形の組立式家屋に関する。
発泡スチロールを構成材とする組立式ドーム型ハウスは、建設費がかさまず工期が短く、また、耐久性があり高級感のある宿泊施設または住居を実現できる。(特許文献1参照)
このような組立式ドーム型ハウスを住居として使用する場合、キッチン、寝室、居間等、目的に応じた複数の部屋を設けることが好ましい。しかし、ドーム型ハウスの内部を仕切ってこれらの部屋を作ったのでは、部屋の形状が円形の形状によって制限され、部屋の設計の自由度が著しく制約される。
国際公開番号WO01/44593
本考案の目的は、発泡スチロールを構成材とする組立式家屋に、設計の自由度を損なうことなく、いくつもの部屋を拡張できるようにすることである。キッチン、寝室、子供部屋、トイレなどの部屋を分離して配置し使いやすくすることである。すなわち、拡張性と居住性の良い家屋を提供することである。
上記の目的を達成するため、本考案による連結構造形の組立式家屋は、発泡スチロールからなる複数の分割片の端面を相互に嵌合した状態で接着剤によって接合することにより組み立てられる少なくとも2つの組立式家屋と、一方の組立式家屋に設けられた出入口となるドア部が形成される周壁部と、前記周壁部と略同一形状となるように他方の組立式家屋に形成された開口部とを備え、前記周壁部の端面と開口部の端面を当接させて接着し、2つの組立式家屋の居住空間を連通したことを特徴とする。
連結部は、すべて同じ形状としたので、例えば、組立式ドーム型ハウス同士、組立式箱型ハウス同士、組立式ドーム型ハウスと組立式箱型ハウスなどを自在に連結することができる。
連結部は、ドア部と共通の分割片を使用したので、製造コスト面で有利である。
組立式ドーム型ハウスと組立式箱型ハウスが、両連結部で互いに連通されて、例えば中心となる組立式ドーム型ハウスを居間に、周囲の箱型ハウスをキッチン、寝室などにした場合、部屋割りが制約されず、拡張性の高い家屋を形成できる。
以下、図面を参照して本考案による、連結構造形の組立式家屋について説明する。
図1は、本考案による連結構造形の組立式家屋の全体を示す斜視図である。図1に示す連結構造形の組立式家屋は、2つの組立式ドーム型ハウス1、2が中央と右奥に配置され、その周りに組立式箱型ハウス3、4、5、6、7が、連結部CNを介して連結されたものである。いずれも発泡スチロールを構成材として使用している。また、組立式ドーム型ハウスは半球体状、組立式箱型ハウスは略直方体状の居住空間が形成される。
図2は組立式ドーム型ハウスの形状を示す全体斜視図である。図2に示すように、組立式ドーム型ハウス1は、発泡スチロール製の周壁部8と屋根部9とに分割されている。周壁部8は、例えば、10枚の周壁分割片10〜19で構成され、全周にわたって組み合わされる。屋根部9も、同様に10枚の屋根分割片30〜39で構成され、全周にわたって組み合わされる。周壁分割片10〜19、屋根分割片30〜39の隣り合うもの同士は、接着剤で互いに接合され、全体として丸みを帯びたドーム状となっている。組立式ドーム型ハウス1の頂部には、天窓を兼ねた頂部ジョイント20が設けられる。
周壁部8、屋根部9の複数の分割片は、それぞれ発泡倍率が10〜50倍で、厚さが10〜50cmの発泡スチロールで形成される。例えば、積雪が最大で80cm程度の場合、発泡倍率20倍、厚さ20cmの発泡スチロールからなる分割片を使用する。また、積雪を考慮する必要がない地域では、発泡倍率を20倍より大きくするか、分割片の厚さを20cmより薄くする。積雪量が1m以上の地域では、発泡倍率を20倍以下として強度を得るようにするか、分割片の厚さを厚くする。分割片の強度をさらに高めたい場合は、鉄骨などの補強部材を組み込む。
図3は、組立式ドーム型ハウスの断面図である。図3に示すように、頂部には頂部ジョイント20が設けられる。屋根分割片30〜39の先端部DRが、頂部ジョイント20の周面に設けられた凹部20aに嵌合され、屋根部9が形成される。屋根分割片30〜39の下端部には、それぞれ凹部DFが設けられる。周壁分割片10〜19の上端部には、それぞれ凸部DGが設けられる。屋根部9と周壁部8は、この凹部DFと凸部DGとが嵌合され接着されて組み立てられる。なお、発泡スチロール片の表面には、紫外線防止用のコーティング25を施す。また、内壁は内装材26で被覆する。符号25と符号26の間の部分が発泡スチロールの部分で、ここでは周壁分割片10と屋根分割片30を表示している。外壁には、その表面に耐火性の塗料やモルタル27が塗布される。
図3に示すように、周壁分割片10〜19は、基礎40の上に順番に立設され、組立式ドーム型ハウスの周壁となる。基礎40は、周壁分割片10〜19の下端外周面よりも大径で、円板形状の鉄筋入りコンクリート板BBと、コンクリート板BB上に固定される全体形状が円環状の土台ブロック41と、土台ブロック41上に設けられる床体42とを備える。床体42は、土台ブロック41の内周側に砕石43を充填し、その上にポリエチレンその他の樹脂フィルム44を敷き、さらにその上にコンクリート45を充填して形成する。周壁分割片10〜19の下端部には、L字状の基部DBが形成される。基部DBは土台ブロック41の外周側面に設けた凹部41aに嵌合される。コンクリート板BBには、周壁分割片10〜19の外周に沿ってアンカープレート46が埋め込まれる。周壁分割片10〜19は、アンカープレート46とボルトBTによって、コンクリート板BBと土台ブロック41に固定される。
図4は、図2の組立式ドーム型ハウス1のドア部と窓部の詳細な斜視図である。図4に示すように、周壁分割片11には、ドア部PTが、周壁分割片13には窓部WDが設けられている。ドア部PTは、左右の枠体111、113と、上下の枠体112、114からなる。窓部WDは、左右の枠体131、133と、上下の枠体132、134からなる。ここでドア部PTは、外部に通じる玄関部を構成するものであるが、家屋同士を連結する連結部CN(図1参照)にもなる。枠体114、134は庇をかねるものであるが、屋根分割片31、33と一体に形成してもよい。
図4(a)は、下段の○で示す部分を拡大したもので、周壁分割片12と周壁分割片13の接合部を示す斜視図である。図4(a)に示すように、周壁分割片12の接合面には凸部DGが、周壁分割片13の接合面には凹部DFが設けられる。この凹部DFと凸部DGが互いに接着され嵌合される。このような接続は、屋根分割片30〜39の接合面でも同様である。
図4(b)は、右中段の○で示す部分を拡大したもので、屋根分割片33と周壁分割片13の接合部を示す斜視図である。図4(b)に示すように、屋根分割片33の接合面には凹部DFが設けられ、周壁分割片13の接合面には凸部DGが設けられ、この凹部DFと凸部DGが互いに接着され嵌合される。
図5は、ドア部PTと窓部WDを構成する分割片の斜視図と断面図である。
図5(a)に示すように、ドア部PTは、入口側はアーチ型の形状をしており、枠体111、112、113、114が扉110を囲むように設けられる。それぞれの接合面には、凹部DFと凸部DGが設けられ、接着して嵌合される。
図5(b)に示すように、窓部WDは、枠体131、132、133、134が窓130を囲むように設けられる。それぞれの接合面には、凹部DFと凸部DGが設けられ、接着して嵌合される。
図5(c)は、ドア部PTもしくは窓部WDの断面図を示したもので、扉110または窓130は、枠体の中央部分にはめ込まれ接合される。
なお、組立式箱型ハウスは、周壁分割片や屋根分割片の個々の形状が、組立式ドーム型ハウス1とは異なっているが、基本的な接合の仕方は同じである。その詳細な説明を省略する。
図6は、本考案による連結構造形の組立式家屋の全体を示す平面図である。図6は一般の住居を想定して部屋割りを決め、複数の組立式ドーム型ハウスと複数の組立式箱型ハウスを連結部で互いに連結したものである。組立式ドーム型ハウス1はリビング(居間)で、組立式ドーム型ハウス2がダイニングキッチンである。書斎81、ウォークインクローゼット82、トイレ(WC)83、子供部屋5とその寝室4、主寝室6、ユニットバス(UB)7が組立式箱型ハウスで構成され、組立式ドーム型ハウス1に連結部CNを介して連結されている。なお、廊下3が組立式箱型ハウスで構成され、組立式ドーム型ハウス1、2を結んでいる。組立式ドーム型ハウスおよび組立式箱型ハウスを有機的に結合されて、内部の居住空間を使い易い形に拡張することができる。
図7は、連結部CNの拡大断面図である。例として、組立式ドーム型ハウス1と組立式箱型ハウス81と連結状態を示す。組立式ドーム型ハウス1の連結部CNとして、前述したドア部PTと共通の枠体が設けられる。一方、組立式箱型ハウス81の連結部CNには、先細状に、組立式ドーム型ハウス1のドア部PTに向けて湾曲した、周壁分割片81aが設けられる。周壁分割片81aは、組立式ドーム型ハウス1のドア部PTと同一の開口部81bと接合面を有する。従って、周壁分割片81aの接合面は、組立式ドーム型ハウス1のドア部PTを形成する周壁分割片110a(図5の111、113に相当)の端面に容易に当接され、接着し嵌合される。また、組立式ドーム型ハウス1のドア部PTの上方および下方も同様である。これにより組立式ドーム型ハウス1と組立式箱型ハウス81が連結部CNを介して連結され、連結部CN内のドア部PTと開口部81bにより、通路PAが形成される。その結果、2つの居住空間が通路PAを介して互いに連通される。
実施例1では、組立式ドーム型ハウス1は、屋根部と周壁部の2つに分割したが、図4において、ドア部PTまたは窓部WDがない部分、例えば分割屋根32と分割周壁12は1枚の分割片で構成してもよい。
本考案の連結形の組立式家屋は、バンガローやテントに以上に堅固であり、連結することにより居住空間を拡張できるから、一般住居用の家屋としても広く適用できる。
本考案による連結構造形の組立式家屋の全体を示す斜視図である。 本考案による組立式ドーム型ハウスの形状を示す全体斜視図である。 本考案による組立式ドーム型ハウスの断面図である。 本考案による組立式ドーム型ハウスの詳細な斜視図である。(a)は周壁分割片12と周壁分割片13の接合部を示す斜視図である。(b)は屋根分割片33と周壁分割片13の接合部を示す斜視図である。 本考案によるドア部PTと窓部WDを構成する分割片の図面である。(a)はドア部を構成する分割片の斜視図である。(b)は窓部を構成する分割片の斜視図である。(c)はドア部または窓部を共通に描いた断面図である。 本考案による連結構造形の組立式家屋の全体を示す平面図である。 本考案による連結部CNの拡大断面図である。
符号の説明
1 組立式ドーム型ハウスのリビング
2 組立式ドーム型ハウスのダイニングキッチン
3 組立式箱型ハウスの廊下
4 組立式箱型ハウスの寝室
5 組立式箱型ハウスの子供部屋
6 組立式箱型ハウスの主寝室
7 組立式箱型ハウスのユニットバス
8 周壁部
9 屋根部
10〜19 周壁分割片
20 頂部ジョイント
20a 凹部
25 紫外線コーティング
26 内装材
27 モルタル
31〜39 屋根分割片
40 基礎
41 土台ブロック
41a 凹部
42 床体
43 砕石
44 樹脂フィルム
45 コンクリート
46 アンカープレート
81 組立式箱型ハウスの書斎
81a 周壁分割片
81b 開口部
82 組立式箱型ハウスのウォークインクローゼット
83 組立式箱型ハウスのトイレ
110 扉
110a 周壁分割片
111、112、113、114 ドア部の枠体
130 窓
131、132、133、134 窓部の枠体
BB 鉄骨入りのコンクリート板
BT ボルト
CN 連結部
DB 基部
DG 凸部
DF 凹部
DR 先端部
PA 通路
PT 玄関部
WD 窓部

Claims (1)

  1. 発泡スチロールからなる複数の分割片の端面を相互に嵌合した状態で接着剤によって接合することにより組み立てられる少なくとも2つの組立式家屋と、
    一方の組立式家屋に設けられた出入口となるドア部が形成される周壁部と、
    前記周壁部と略同一形状となるように他方の組立式家屋に形成された開口部とを備え、
    前記周壁部の端面と開口部の端面を当接させて接着し、2つの組立式家屋の居住空間を連通したことを特徴とする連結構造形の組立式家屋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0585895U (ja) * 1992-04-27 1993-11-19 東レ株式会社 消臭防ダニ布帛

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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