JP3106376U - ビニ−ル袋の開口用具 - Google Patents

Abstract

【目的】 ス−パ−の買物袋、塵芥用の袋、薬袋等のビニ−ル袋には口が密接している物があり、不慣れな人、身障者、老人、小児等には、開口が難しかった。この不便を解消すべく、安全、衛生的で素早く、開口することを目的とした。
【構成】 上側握り１のみ弾性材を用い、上側握り１の先端３を上方に屈折し、中央部分１′を山形に形成し、支点４に至る上側握り１を構成し、開口ズレを拡大する為先端３を斜切した下側握り２と一体とする。上側握り１、下側握り２の夫々先端３の内側には、滑り止め３′、例えば、細かい突起、或いはゴム等が施してある。
【選択図】 図１

Description

考案の詳細な説明

本考案は、ス−パ−の買物袋、塵芥用の袋、薬袋等、のビニ−ル袋類の密接している口を容易に開口する用具である。

従来、ス−パ−での買物袋、塵芥用の袋、薬袋等のビニ−ル袋の口が密接している時、不慣れな人、身障者、老齢者、小児等、の指先では容易に開口でき難くかった。

密接しているビニ−ル袋を開口する為に、指先を舐めたり、湿らせた布で、指先を湿らせながら開口していたが、非常に不衛生であり、袋口が素早く開かず、もどかしさも感じた。

以上の課題を解決すべく本考案を、図面に従い説明する。図１、上側握り１のみ弾性材を用い、該先端３を上方に屈折し、中央部分１′を山形に形成し、支点４に至る上側握り１を構成し、該支点４と、下側握り２を連繋一体化する。上側握り１と、下側握り２の夫々先端３の内側には、滑り止め３′、例えば、細かい突起、或いはゴム等を施してある。

図１、下側握り２を掌に握り、ビニ−ル袋の口方７を挿入口５に挿入し、上側握り１の中央部分１′を親指で加圧するに従い、上側握り１の先端３と、下側握り２の先端３の間に、ビニ−ル袋の口方７が挟まれ、更に加圧して行くと、図２、上側握り１の先端３と、下側握り２の先端３が、圧接しながら、開口ズレを拡大する為に、斜切した下側握り２の先端３に沿い、上側握り１の先端３が伸長し、上側握り１、下側握り２夫々の先端３の滑り止め３′の不滑効果で、挟んでいたビニ−ル袋の口方７の表面６と、裏面６′の間が、ズレ、ビニ−ル袋の表面６が、前方に押される、裏面６′は、下側握り２先端３の滑り止め３′の不滑効果で動かず、したがってビニ−ル袋の表面６だけが前方に押され、ビニ−ル袋の表面６と裏面６′が剥離され、密接していたビニ−ル袋の口が、容易に開口される。

一体成形で製作可能であり、衛正、安全、安価、の面で、誰でも使い易く、家庭、ス−パ−店舗では必需品である。

加圧前の側面図である。 加圧後の側面図である。 正面図である。

符号の説明

１ 上側握り １′ 中央部分 ２ 下側握り ３ 先端
３′ 滑り止め ４ 支点 ５ 挿入口
６ ビニ−ル袋の表面 ６′ ビニ−ル袋の裏面
７ ビニ−ル袋の口方

Claims (1)

1. 弾性材を用い、該先端３を、上方に屈折し、中央部分１′を山形に形成し、支点４に至る上側握り１、と先端３を斜切した下側握り２で、一体となし、上側握り１、下側握り２の、夫々先端３の内側に、滑り止め３′を設けたビニ−ル袋開口用具。

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