JP3106314B1 - 蓄熱体 - Google Patents
蓄熱体Info
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/14—Thermal energy storage
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】 決められた大きさのタンクを必要とせず、空
調面積に合わせて必要な長さに切断して、若しくは所定
長さに切断したものを必要な数だけ組み合わせて床下等
に設置することのできる潜熱蓄熱体を提供すること。 【解決手段】 筒体1と、該筒体1の内部を筒体軸方向
に沿った複数の空間3…に区分けする隔壁2とからなる
パイプ体4が合成樹脂材料または金属材料によって一体
的に形成され、該パイプ体4が所定長さに切断され、前
記空間3…の何れかに蓄熱材Bが充填されてその両端開
口部が蓋体5で密封され、前記蓄熱材Bが充填されてい
ない空間3の両端が開口されており、更に蓄熱材Bが充
填されていない空間3が蓄熱材Bが充填されている空間
3と前記隔壁2を介して隣接配置されている構造。
調面積に合わせて必要な長さに切断して、若しくは所定
長さに切断したものを必要な数だけ組み合わせて床下等
に設置することのできる潜熱蓄熱体を提供すること。 【解決手段】 筒体1と、該筒体1の内部を筒体軸方向
に沿った複数の空間3…に区分けする隔壁2とからなる
パイプ体4が合成樹脂材料または金属材料によって一体
的に形成され、該パイプ体4が所定長さに切断され、前
記空間3…の何れかに蓄熱材Bが充填されてその両端開
口部が蓋体5で密封され、前記蓄熱材Bが充填されてい
ない空間3の両端が開口されており、更に蓄熱材Bが充
填されていない空間3が蓄熱材Bが充填されている空間
3と前記隔壁2を介して隣接配置されている構造。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、割安な夜間電力を
使って蓄熱し、これを昼間の冷房や暖房等の空調或いは
各種産業分野の冷暖房のために放熱利用する蓄熱システ
ムにおいて、潜熱蓄熱媒体として使用される蓄熱体に関
するものである。
使って蓄熱し、これを昼間の冷房や暖房等の空調或いは
各種産業分野の冷暖房のために放熱利用する蓄熱システ
ムにおいて、潜熱蓄熱媒体として使用される蓄熱体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、夜間電力を有効利用して昼間
電力利用を抑制し、省エネルギー化を図る為の電力負荷
標準化システムの技術開発が要望されている。このよう
な夜間電力を利用した蓄熱冷暖房システムは例えば熱エ
ネルギーを蓄熱するための蓄熱材を封入した多数のカプ
セルを内部に収納した蓄熱タンクを必要とした。
電力利用を抑制し、省エネルギー化を図る為の電力負荷
標準化システムの技術開発が要望されている。このよう
な夜間電力を利用した蓄熱冷暖房システムは例えば熱エ
ネルギーを蓄熱するための蓄熱材を封入した多数のカプ
セルを内部に収納した蓄熱タンクを必要とした。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような蓄熱
タンクは、サイズが大型化して設置場所に大きな制約を
受けると共に、空調面積に応じたサイズのものを用意せ
ねばならずコストが高くつくといった問題点があった。
殊に、一般住宅等の小規模空調システムにあっては設置
場所に制約を受けることは、コスト高と相まってシステ
ム導入の大きな弊害となっている。
タンクは、サイズが大型化して設置場所に大きな制約を
受けると共に、空調面積に応じたサイズのものを用意せ
ねばならずコストが高くつくといった問題点があった。
殊に、一般住宅等の小規模空調システムにあっては設置
場所に制約を受けることは、コスト高と相まってシステ
ム導入の大きな弊害となっている。
【0004】そこで本発明は、決められた大きさのタン
クを必要とせず、所定の長さで形成されたパイプ状の蓄
熱体ユニットを必要な数だけ組み合わせて床下等に設置
することのできる潜熱蓄熱体を提供することを主たる目
的とするものであって、これにより、コストの低減化
と、設置場所の制約を少なくすることを目的とするもの
である。
クを必要とせず、所定の長さで形成されたパイプ状の蓄
熱体ユニットを必要な数だけ組み合わせて床下等に設置
することのできる潜熱蓄熱体を提供することを主たる目
的とするものであって、これにより、コストの低減化
と、設置場所の制約を少なくすることを目的とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本発
明にかかる蓄熱体にあっては、筒体1と、該筒体1の内
部を筒体軸方向に沿った複数の空間3…に区分けする隔
壁2とからなるパイプ体4が合成樹脂材料または金属材
料によって一体的に形成され、該パイプ体4が所定長さ
に切断され、前記空間3…の何れかに蓄熱材Bが充填さ
れてその両端開口部が蓋体5で密封され、前記蓄熱材B
が充填されていない空間3の両端が開口されており、更
に蓄熱材Bが充填されていない空間3が蓄熱材Bが充填
されている空間3と前記隔壁2を介して隣接配置されて
おり、更に、前記パイプ体4の両端部に、前記蓄熱材B
が充填されていない空間3に連なるジョイント管6が設
けられている構造とした。
本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本発
明にかかる蓄熱体にあっては、筒体1と、該筒体1の内
部を筒体軸方向に沿った複数の空間3…に区分けする隔
壁2とからなるパイプ体4が合成樹脂材料または金属材
料によって一体的に形成され、該パイプ体4が所定長さ
に切断され、前記空間3…の何れかに蓄熱材Bが充填さ
れてその両端開口部が蓋体5で密封され、前記蓄熱材B
が充填されていない空間3の両端が開口されており、更
に蓄熱材Bが充填されていない空間3が蓄熱材Bが充填
されている空間3と前記隔壁2を介して隣接配置されて
おり、更に、前記パイプ体4の両端部に、前記蓄熱材B
が充填されていない空間3に連なるジョイント管6が設
けられている構造とした。
【0006】
【発明の実施の形態】前記蓄熱材Bを充填した空間3の
両端開口部を閉鎖する蓋体5は、密封できる構造のもの
であればどのような形態であってもよい。また、蓄熱体
Aの素材は合成樹脂素材製のものに限らず、アルミ、
銅、黄銅その他の金属材で形成することができる。
両端開口部を閉鎖する蓋体5は、密封できる構造のもの
であればどのような形態であってもよい。また、蓄熱体
Aの素材は合成樹脂素材製のものに限らず、アルミ、
銅、黄銅その他の金属材で形成することができる。
【0007】また、蓄熱効率を高めるために、前記パイ
プ体4の外周面を断熱材からなる被覆体7でカバーして
おくのが好ましい。
プ体4の外周面を断熱材からなる被覆体7でカバーして
おくのが好ましい。
【0008】
【実施例】以下、本発明の構成を図1〜図4に示した実
施例に基ずき説明する。図において符号Aは本発明に係
る蓄熱体を示すものであって、円筒状の筒体1と、該筒
体1の内部を筒体軸方向に沿った複数の空間3…に区分
けする隔壁2とからなるパイプ体4が合成樹脂材料によ
って屈曲可能な程度の可撓性を持たせた状態で一体的に
形成されている。そして図3に示すように、該パイプ体
4が所定長さに切断され、前記空間3…の何れかに蓄熱
材Bが充填されてその両端開口部が蓋体5で密封され
る。また前記蓄熱材Bが充填されていない空間3の両端
はフリーに開口されている。
施例に基ずき説明する。図において符号Aは本発明に係
る蓄熱体を示すものであって、円筒状の筒体1と、該筒
体1の内部を筒体軸方向に沿った複数の空間3…に区分
けする隔壁2とからなるパイプ体4が合成樹脂材料によ
って屈曲可能な程度の可撓性を持たせた状態で一体的に
形成されている。そして図3に示すように、該パイプ体
4が所定長さに切断され、前記空間3…の何れかに蓄熱
材Bが充填されてその両端開口部が蓋体5で密封され
る。また前記蓄熱材Bが充填されていない空間3の両端
はフリーに開口されている。
【0009】本実施例では前記空間3…は筒体1の直径
方向の断面において放射状に拡散する隔壁2…によって
8分割されて構成されており、これら空間3…に交互に
蓄熱材Bが充填されている。即ち、蓄熱材Bが充填され
ている空間3と蓄熱材Bが充填されていない空間3とが
互いに隣合わせに配置されている。
方向の断面において放射状に拡散する隔壁2…によって
8分割されて構成されており、これら空間3…に交互に
蓄熱材Bが充填されている。即ち、蓄熱材Bが充填され
ている空間3と蓄熱材Bが充填されていない空間3とが
互いに隣合わせに配置されている。
【0010】前記パイプ体4の両端部に、前記蓄熱材B
が充填されていない空間3に連なる漏斗形のジョイント
管6が取り付けられている。また、前記パイプ体4の外
周面には独立気泡や連続気泡の断熱材からなる被覆体7
が可撓性を損なわないように被覆されている。
が充填されていない空間3に連なる漏斗形のジョイント
管6が取り付けられている。また、前記パイプ体4の外
周面には独立気泡や連続気泡の断熱材からなる被覆体7
が可撓性を損なわないように被覆されている。
【0011】前記筒体1及び隔壁2…は熱伝達性と熱交
換性を高め、軽量化を図るためにその強度を損なわない
範囲でできるだけ薄く形成するのが好ましい。
換性を高め、軽量化を図るためにその強度を損なわない
範囲でできるだけ薄く形成するのが好ましい。
【0012】上記蓄熱体Aの空間3に封入される潜熱蓄
熱材は潜熱蓄熱材自体の体積膨張と収縮とを吸収させる
ために、図3に示すように空気層を若干残した状態で密
封されている。また、この潜熱蓄熱材は蓄熱システムの
用途によって選択され、例えば高温域では酢酸ソーダ、
酢酸ソーダ化合物、塩化カルシウム六水塩等があり、低
温域では塩化ナトリウム水溶液、塩化アンモニウム水溶
液、塩化カリウム水溶液、炭酸水素カリウム水溶液、炭
酸ソーダ水溶液、水等がある。
熱材は潜熱蓄熱材自体の体積膨張と収縮とを吸収させる
ために、図3に示すように空気層を若干残した状態で密
封されている。また、この潜熱蓄熱材は蓄熱システムの
用途によって選択され、例えば高温域では酢酸ソーダ、
酢酸ソーダ化合物、塩化カルシウム六水塩等があり、低
温域では塩化ナトリウム水溶液、塩化アンモニウム水溶
液、塩化カリウム水溶液、炭酸水素カリウム水溶液、炭
酸ソーダ水溶液、水等がある。
【0013】上記のごとく形成された蓄熱体Aは、それ
自体が独立して蓄熱機能を発揮する一つのユニットとし
て構成される。従って、所望の長さのものを図14に示
すようにジグザク状に屈曲させ、又は図15に示すよう
に渦巻き状に巻回し、或いは図16に示すように所定の
長さに切断したものを複数個並列状に連結して蓄熱集合
体を形成して所定の箇所に設置し、筒体1内の蓄熱材B
を充填していない空間3に冷媒流体を流して隣接する蓄
熱材Bとの間で熱交換を行わせるものである。この場
合、蓄熱集合体の全体を断熱性のある外ケース或いはネ
ット等で梱包して集合形態を保持するようにするのが好
ましい。また、蓄熱体設置場所や収納スペース、希望蓄
熱容量等の条件に応じて蓄熱体の長さや数を増減して設
置できることは勿論である。
自体が独立して蓄熱機能を発揮する一つのユニットとし
て構成される。従って、所望の長さのものを図14に示
すようにジグザク状に屈曲させ、又は図15に示すよう
に渦巻き状に巻回し、或いは図16に示すように所定の
長さに切断したものを複数個並列状に連結して蓄熱集合
体を形成して所定の箇所に設置し、筒体1内の蓄熱材B
を充填していない空間3に冷媒流体を流して隣接する蓄
熱材Bとの間で熱交換を行わせるものである。この場
合、蓄熱集合体の全体を断熱性のある外ケース或いはネ
ット等で梱包して集合形態を保持するようにするのが好
ましい。また、蓄熱体設置場所や収納スペース、希望蓄
熱容量等の条件に応じて蓄熱体の長さや数を増減して設
置できることは勿論である。
【0014】また、上記実施例では、パイプ体4の両端
部に空間3に連なる漏斗形のジョイント管6を取り付け
たものとして示したが、この空間3に連なるジョイント
部材は、必ずしもこのような漏斗形のものに限らず、図
2に示した蓋体5を封入して密栓されていない空間3、
所謂蓄熱材Bが充填されない空間3のそれぞれに直接的
に連結用のパイプ部材を差し込み連結してジョイント管
とすることもできる。
部に空間3に連なる漏斗形のジョイント管6を取り付け
たものとして示したが、この空間3に連なるジョイント
部材は、必ずしもこのような漏斗形のものに限らず、図
2に示した蓋体5を封入して密栓されていない空間3、
所謂蓄熱材Bが充填されない空間3のそれぞれに直接的
に連結用のパイプ部材を差し込み連結してジョイント管
とすることもできる。
【0015】前記筒体1内に形成される複数の空間3…
は隔壁2の形態によって種々の(筒体直径方向の)断面
形状で形成することができる。例えば図4の8分割に代
えて図5に示すように4分割したものや、図6に示すよ
うに間隔をあけて複数の隔壁2…を平行に配置したも
の、図7のように2枚の隔壁2、2を間隔をあけて配置
したもの、図8に示すような湾曲した2枚の隔壁2、2
を凹面を向かい合わせた状態で配置したもの、図9のよ
うに隔離した左右一対の略3角形の空間を形成するよう
な隔壁2としたもの、図10のように隔壁2を略3角形
に組み合わせたもの、図11に示すように隔壁2を格子
状に組み合わせたもの、図12に示すように隔壁2をハ
ニカム構造としたもの等、種々の形態で形成することが
可能である。また、筒体1の外形形状は円形に限らず、
例えば図13に例示するように四角形等の多角形に形成
してもよい。
は隔壁2の形態によって種々の(筒体直径方向の)断面
形状で形成することができる。例えば図4の8分割に代
えて図5に示すように4分割したものや、図6に示すよ
うに間隔をあけて複数の隔壁2…を平行に配置したも
の、図7のように2枚の隔壁2、2を間隔をあけて配置
したもの、図8に示すような湾曲した2枚の隔壁2、2
を凹面を向かい合わせた状態で配置したもの、図9のよ
うに隔離した左右一対の略3角形の空間を形成するよう
な隔壁2としたもの、図10のように隔壁2を略3角形
に組み合わせたもの、図11に示すように隔壁2を格子
状に組み合わせたもの、図12に示すように隔壁2をハ
ニカム構造としたもの等、種々の形態で形成することが
可能である。また、筒体1の外形形状は円形に限らず、
例えば図13に例示するように四角形等の多角形に形成
してもよい。
【0016】以上において説明した各種構造の蓄熱体A
は、合成樹脂素材製のものに限らず、アルミ、銅、黄銅
その他の非鉄金属製のものとしても、前記図16に示し
た直線状筒体1の並列配管の場合には可撓性に乏しいス
テンレス製のものとしても、それぞれ実施することがで
きるものである。
は、合成樹脂素材製のものに限らず、アルミ、銅、黄銅
その他の非鉄金属製のものとしても、前記図16に示し
た直線状筒体1の並列配管の場合には可撓性に乏しいス
テンレス製のものとしても、それぞれ実施することがで
きるものである。
【0017】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではない。例えば蓄熱材Bを充填
した空間3の両端開口部を閉鎖する蓋体5は密封できる
構造のものであればどのような形態であってもよい。そ
の他本発明ではその構成要件を備え、かつ本発明の目的
を達成し、下記の効果を奏する範囲内において適宜改変
して実施できるものである。
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではない。例えば蓄熱材Bを充填
した空間3の両端開口部を閉鎖する蓋体5は密封できる
構造のものであればどのような形態であってもよい。そ
の他本発明ではその構成要件を備え、かつ本発明の目的
を達成し、下記の効果を奏する範囲内において適宜改変
して実施できるものである。
【0018】
【発明の効果】以上説明した如く本発明にかかる蓄熱体
は、それ自体が独立して蓄熱体としての機能を発揮する
一つのユニットとして構成したものであるから、従来の
ような決められた大きさの大容量の水密性と耐圧性とが
求められるタンクを必要とせず、空調容量や設置収納場
所の条件に合わせて必要な長さのものを、若しくはジョ
イント管を介して必要な数だけ組み合わせたものを自由
な形態で集合組成して使用することができ、これによ
り、設置場所の制約が大きく緩和されて床下等の空間に
格納することができると共に、水密性と耐圧性とを備え
た高価な大型設備を必要とせずコストの大幅な低減化を
図ることができる。加えて蓄熱体を可搬サイズの大きさ
で形成することにより、運搬や床下への搬入組立、分解
搬出が楽になり設置やメンテナンス等を容易に行うこと
ができるといった効果がある。
は、それ自体が独立して蓄熱体としての機能を発揮する
一つのユニットとして構成したものであるから、従来の
ような決められた大きさの大容量の水密性と耐圧性とが
求められるタンクを必要とせず、空調容量や設置収納場
所の条件に合わせて必要な長さのものを、若しくはジョ
イント管を介して必要な数だけ組み合わせたものを自由
な形態で集合組成して使用することができ、これによ
り、設置場所の制約が大きく緩和されて床下等の空間に
格納することができると共に、水密性と耐圧性とを備え
た高価な大型設備を必要とせずコストの大幅な低減化を
図ることができる。加えて蓄熱体を可搬サイズの大きさ
で形成することにより、運搬や床下への搬入組立、分解
搬出が楽になり設置やメンテナンス等を容易に行うこと
ができるといった効果がある。
【図1】本発明に係る蓄熱体のパイプ体を示す斜視図。
【図2】本発明に係る蓄熱体の一端部分を示す分解斜視
図。
図。
【図3】本発明に係る蓄熱体のパイプ体を軸方向に沿っ
て切断した断面図。
て切断した断面図。
【図4】本発明に係る蓄熱体のパイプ体の横断面図。
【図5】パイプ体の他の実施例を示す横断面図。
【図6】パイプ体の更に他の実施例を示す横断面図。
【図7】パイプ体の他の実施例を示す横断面図。
【図8】パイプ体の更に他の実施例を示す横断面図。
【図9】パイプ体の更に他の実施例を示す横断面図。
【図10】パイプ体の更に他の実施例を示す横断面図。
【図11】パイプ体の更に他の実施例を示す横断面図。
【図12】パイプ体の更に他の実施例を示す横断面図。
【図13】パイプ体の更に他の実施例を示す横断面図。
【図14】蓄熱体の使用例を示す平面図。
【図15】蓄熱体の他の使用例を示す平面図。
【図16】蓄熱体の更に他の使用例を示す平面図。
1 筒体 2 隔壁 3 空間 4 パイプ体 5 蓋体 6 ジョイント管 7 被覆体 A 蓄熱体 B 蓄熱材
Claims (1)
- 【請求項1】 筒体(1)と、該筒体(1)の内部を筒体軸方
向に沿った複数の空間(3)…に区分けする隔壁(2)とから
なるパイプ体(4)が合成樹脂材料または金属材料によっ
て一体的に形成され、該パイプ体(4)が所定長さに切断
され、前記空間(3)…の何れかに蓄熱材(B)が充填されて
その両端開口部が蓋体(5)で密封され、前記蓄熱材(B)が
充填されていない空間(3)の両端が開口されており、更
に蓄熱材(B)が充填されていない空間(3)が蓄熱材(B)が
充填されている空間(3)と前記隔壁(2)を介して隣接配置
されており、更に、前記パイプ体(4)の両端部に、前記
蓄熱材(B)が充填されていない空間(3)に連なるジョイン
ト管(6)が設けられている蓄熱体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11202238A JP3106314B1 (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | 蓄熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11202238A JP3106314B1 (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | 蓄熱体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3106314B1 true JP3106314B1 (ja) | 2000-11-06 |
JP2001033181A JP2001033181A (ja) | 2001-02-09 |
Family
ID=16454252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11202238A Expired - Fee Related JP3106314B1 (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | 蓄熱体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3106314B1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002162069A (ja) * | 2000-11-28 | 2002-06-07 | Nax Co Ltd | 蓄熱槽、及びこれを備えた蓄熱装置 |
WO2003027592A1 (fr) * | 2001-09-25 | 2003-04-03 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Unite d'accumulation de chaleur et procede permettant de fabriquer cette unite |
CN112228853A (zh) * | 2020-10-14 | 2021-01-15 | 中国科学院上海应用物理研究所 | 多孔介质传蓄热装置、传蓄热发电系统及储能电站 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3873229B2 (ja) * | 2001-10-23 | 2007-01-24 | 関西電力株式会社 | 温蓄熱装置 |
JP4821349B2 (ja) * | 2006-02-07 | 2011-11-24 | トヨタ自動車株式会社 | 潜熱蓄熱装置及びエンジン |
JP2011038750A (ja) * | 2009-08-18 | 2011-02-24 | Ngk Insulators Ltd | ハニカム型潜熱蓄熱体 |
JPWO2012056585A1 (ja) * | 2010-10-29 | 2014-03-20 | 株式会社東芝 | 熱交換器および磁気冷凍システム |
JP2017155965A (ja) * | 2016-02-29 | 2017-09-07 | 日本特殊陶業株式会社 | 蓄熱体 |
-
1999
- 1999-07-15 JP JP11202238A patent/JP3106314B1/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002162069A (ja) * | 2000-11-28 | 2002-06-07 | Nax Co Ltd | 蓄熱槽、及びこれを備えた蓄熱装置 |
JP4549518B2 (ja) * | 2000-11-28 | 2010-09-22 | ナックス株式会社 | 蓄熱槽、及びこれを備えた蓄熱装置 |
WO2003027592A1 (fr) * | 2001-09-25 | 2003-04-03 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Unite d'accumulation de chaleur et procede permettant de fabriquer cette unite |
CN100353134C (zh) * | 2001-09-25 | 2007-12-05 | 本田技研工业株式会社 | 蓄热装置及其制造方法 |
CN112228853A (zh) * | 2020-10-14 | 2021-01-15 | 中国科学院上海应用物理研究所 | 多孔介质传蓄热装置、传蓄热发电系统及储能电站 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001033181A (ja) | 2001-02-09 |
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