JP2011038750A - ハニカム型潜熱蓄熱体 - Google Patents

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Abstract

【課題】流体の流通方向が制限されることがなく、しかも、液体や加熱水蒸気等を流体として流通させることも可能なハニカム型潜熱蓄熱体を提供する。
【解決手段】ハニカム型潜熱蓄熱体10は、複数本の流体流路12と、前記流体流路12、12同士の間に介在された蓄熱体収容部14とが形成されたハニカム構造体16を有する。蓄熱体収容部14は有底穴からなり、この有底穴に蓄熱体18が収容される。さらに、有底穴の開口した端部は閉塞材20によって閉塞され、これにより目封じがなされている。すなわち、蓄熱体収容部14は封止されており、このため、蓄熱体18は、蓄熱体収容部14内に封入されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、流体流路同士の間に介在された蓄熱体収容部に蓄熱体である相変化物質が収容されたハニカム型潜熱蓄熱体に関する。
蓄熱形熱交換器の1種として、複数本の流体流路と、流体流路同士の間に介在された蓄熱体収容部とが形成されたハニカム構造体を有するハニカム型潜熱蓄熱体が知られている(例えば、特許文献1)。この種のハニカム型潜熱蓄熱体は、例えば、ガスタービン用熱交換器やボイラに供給される空気を予熱する際に使用される。
ここで、蓄熱体収容部には、温度に応じて固相から液相、又はその逆に相変態を起こす相変化物質が収容される。この相変化物質が、蓄熱体として機能する。
相変化物質は、常温では固相である。この状態で前記流体流路に高温の熱媒体(流体)が流通されると、該熱媒体から前記相変化物質に熱が伝達される。その結果、相変化物質が溶融して液相に変化する。この相変化の際、相変化物質に潜熱が蓄積される。
次に、例えば、予熱すべき被加熱流体(例えば、空気)が前記流体流路に流通されると、前記相変化物質から空気へと熱が伝達される。この熱伝達に対応して相変化物質の温度が降下し、該相変化物質が液相から固相へと相変態を起こす。この相変態の際、相変化物質は、蓄積した潜熱を放出する。従って、多量の被加熱流体に対して熱を伝達することが可能である。また、この相変化の際には相変化物質が一定温度を保つので、予熱後の空気の温度も略一定となる。
特開平11−264683号公報
前記特許文献1記載のハニカム型潜熱蓄熱体において、蓄熱体収容部の一端は閉塞材によって閉塞されており、これにより、液相に変化した相変化物質(蓄熱体)が流出することが防止されている。その一方で、蓄熱体収容部の他端は開放され、相変化物質が露呈した状態となっている。
このハニカム型潜熱蓄熱体は、閉塞された前記一端が下方を臨むように向きが設定される。このため、流体流路及び蓄熱体収容部が鉛直方向に沿って延在する。開放された前記他端を下方に向けると、相変化物質が流出してしまうからである。
この場合、被加熱流体として液体や加熱水蒸気等を流通させることができない。このような被加熱流体が、開口した上端から蓄熱体収容部に進入して相変化物質に接触した場合、該相変化物質が被加熱流体に同伴されて流出することや、変質することが懸念されるからである。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、液体や加熱水蒸気等を流体として流通させることも可能なハニカム型潜熱蓄熱体を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明に係るハニカム型潜熱蓄熱体は、複数本の流体流路と、前記流体流路同士の間に介在された蓄熱体収容部とが形成されたハニカム構造体と、
前記蓄熱体収容部に収容され且つ前記流体流路に流通される流体の温度に応じて固相から液相、又はその逆の相変態を起こす相変化物質からなる蓄熱体と、
を有し、
前記蓄熱体収容部は、一端が閉塞され且つ他端が開口した有底穴の開口が閉塞材によって閉塞されることで形成され、
前記蓄熱体は、両端が閉塞された前記蓄熱体収容部内に封入されることを特徴とする。
すなわち、本発明においては、蓄熱体収容部が封止されることにより、該蓄熱体収容部内に蓄熱体が封入される。このため、蓄熱体が露呈することはない。
要するに、蓄熱体収容部の両端が閉塞されているために蓄熱体が封入されているので、熱媒体や被加熱流体が蓄熱体に直接接触することがなく、このために蓄熱体が変質する懸念がない。
また、被加熱流体として液体や加熱水蒸気等を流通させることもできる。上記したように、蓄熱体が蓄熱体収容部内に封入されているので、該蓄熱体が液体等に同伴されてハニカム構造体から流出する懸念がなく、また、蓄熱体が液体や加熱水蒸気に接触して変質する懸念もないからである。
このように、上記した構成のハニカム型潜熱蓄熱体には、様々な種類の被加熱流体を流通させることが可能となる。
ここで、蓄熱体収容部は、有底穴の底部である前記一端から前記閉塞材で開口が閉塞された前記他端に向かうにつれて、又はその逆方向に、テーパー状に拡開するものであることが好ましい。
この場合、拡開されている側から熱媒体を流通させる一方、縮小されている側から被加熱媒体を流通させる。これにより、蓄熱体が固相から液相に相変態を起こすときには拡開側から溶融(膨張)が開始して縮小側に向かって進行し、液相から固相に相変態を起こすときには縮小側から凝固(収縮)が開始して拡開側に向かって進行するようになる。蓄熱体が膨張又は収縮すると、これに伴って応力が発生するが、上記のように膨張及び凝固に方向性をもたらすことにより、蓄熱体収容部の壁面に過大な応力が作用することを回避することができる。
この効果を得るためには、蓄熱体収容部のテーパー角度を0.5°〜5°の範囲内とすることが好ましい。0.5°未満であると、上記した効果が乏しくなる傾向がある。また、5°よりも大きいと、蓄熱体18の充填量が少なくなるので放熱量が低下する。
なお、蓄熱体における閉塞材に臨む端面と、前記閉塞材における前記蓄熱体に臨む端面との間にクリアランスを設けることが好ましい。上記したように、蓄熱体は固相から液相への相変態を起こし、この際には体積が増加する。従って、蓄熱体収容部に蓄熱体を満充填すると、蓄熱体が溶融して体積が増加した際、この増加した分によって蓄熱体収容部の壁面が押圧されてしまう。これを回避するためである。
また、前記流体流路に少なくとも1個の突起が突出形成されていることが好ましい。これにより、流体(熱媒体又は被加熱流体)が流体流路を通過する際、乱流が発生する。このように流体が発生した場合、流体と蓄熱体との熱交換効率が一層向上するようになる。
ハニカム型潜熱蓄熱体を構成する蓄熱体の好適な例としては、硝酸塩、塩化物塩、アルカリ金属炭酸塩の少なくともいずれかを挙げることができる。ここで、本発明においては、亜硝酸塩も硝酸塩に含まれるものとする。
本発明によれば、蓄熱体収容部の開口を閉塞材で封止して該蓄熱体収容部内に蓄熱体を封入するようにしているので、供給された熱媒体や被加熱流体が蓄熱体に直接接触することが回避される。このため、流体に接触した蓄熱体が変質したり、蓄熱体が流体に同伴されて流出したりする懸念を払拭し得る。
従って、様々な種類の被加熱流体を流通させることが可能となる。
本発明の実施形態に係る蓄熱形交換器の全体概略斜視図である。 図1のII−II線矢視断面図である。 図1の蓄熱形交換器の上方からの平面図である。 別の実施形態に係る蓄熱形交換器の全体概略斜視図である。 図1〜図3に示される蓄熱形交換器を得るための第1の製法の概略フローである。 前記蓄熱形交換器を得るために使用される成形型の全体概略分解斜視図である。 得られたハニカム成形体における蓄熱体収容部に対して蓄熱体の成形体を収容する状態を示す全体概略分解斜視図である。 蓄熱体収容部に蓄熱体の成形体が収容されたハニカム成形体に対し、蓄熱体収容部の開口を閉塞材で目封じする状態を示す全体概略分解斜視図である。 図1〜図3に示される蓄熱形交換器を得るための第2の製法の概略フローである。 図1〜図3に示される蓄熱形交換器を得るための第3の製法の概略フローである。 また別の実施形態に係る蓄熱形交換器の鉛直方向に沿う全体概略縦断面図である。 前記別の実施形態に係る蓄熱形交換器を得るために使用される成形型の全体概略分解斜視図である。 前記別の実施形態に係る蓄熱形交換器を構成するハニカム成形体(又はハニカム構造体)の蓄熱体収容部に対して蓄熱体の成形体を収容する状態を示す全体概略分解斜視図である。
以下、本発明に係るハニカム型潜熱蓄熱体につき好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図3は、それぞれ、本実施の形態に係るハニカム型潜熱蓄熱体10の全体概略斜視図、図1のII−II線矢視断面図、上方からの平面図である。このハニカム型潜熱蓄熱体10は、複数本の流体流路12が図1における下方から上方にわたって貫通形成されるとともに、前記流体流路12、12同士の間に蓄熱体収容部14が介在されたハニカム構造体16を有する。さらに、前記蓄熱体収容部14の各々には、蓄熱体18が封入されている。
図2及び図3に示すように、この場合、1列に4個の流体流路12及び蓄熱体収容部14が形成され、且つ流体流路12と蓄熱体収容部14が1列毎交互に配置される。このため、蓄熱体収容部14は、流体流路12、12同士の間に介在する。
流体流路12は、ハニカム構造体16の図1及び図2における下端面から上端面にわたって延在するように形成され、その水平方向断面は略正方形に設定される(図1及び図3参照)。なお、水平方向の断面積は、軸線方向に沿って略同一である。
一方、蓄熱体収容部14は、流体流路12と略平行に延在し(図1参照)、且つその水平方向の断面が略正方形に設定される。ここで、蓄熱体収容部14の水平方向の断面積は、下端面から上端面に向かうにつれて徐々に大きくなる。すなわち、蓄熱体収容部14は、下端から上端に向かうに従ってテーパー状に拡開する形状となっている(図2参照)。
蓄熱体収容部14のテーパー角度θは、0.5°〜5°の範囲内であることが好ましい。0.5°未満であると、蓄熱体18が液相から固相への、又はその逆の相変態を起こす際の応力を緩和する効果(後述)が乏しくなる傾向がある。また、5°よりも大きいと、蓄熱体18の充填量が少なくなるので放熱量が低下する。
図2から諒解されるように、蓄熱体収容部14は、下端が閉塞されて上端が開口した有底穴に蓄熱体18(相変化物質)が収容され、さらに、閉塞材20で上端が閉塞されることで形成されている。この下端及び上端の閉塞により、蓄熱体18は、蓄熱体収容部14内に封入される。
後述するように、閉塞材20は、蓄熱体18を収容した後に蓄熱体収容部14の開口に挿入される。後述する製法の一例では、この挿入後に熱処理が施され、これにより閉塞材20の側面が開口の内壁に接合する。
以上のように構成されるハニカム構造体16の好適な材質としては、アルミナ、コーディエライト、窒化ケイ素、窒化ホウ素、炭化ケイ素、安定化ジルコニア等の耐熱性セラミックスを挙げることができる。閉塞材20の材質もこの種の耐熱性セラミックスを選定し得るが、ハニカム構造体16と同一材質であるか、又は、ハニカム構造体16よりも熱膨張係数が小さい材質であることが好ましい。この場合、ハニカム構造体16と閉塞材20の熱膨張率が整合するか、又は、閉塞材20の熱膨張係数が小さいので、ハニカム構造体16と閉塞材20とが離間することを回避することができるからである。
蓄熱体18は、後述するように、蓄熱体収容部14の形状に対応する形状、すなわち、下端から上端に向かってテーパー状に拡開する形状の固体として作製され、この固体が蓄熱体収容部14に挿入される。
蓄熱体18の材質としては、常温では固相であり、且つ流体流路12に熱媒体が流通された際に液相となるもので潜熱が比較的大きいものが選定される。その好適な例としては、LiNO3、NaNO3、NaNO2、KNO3等の硝酸塩、LiCl、NaCl、MgCl2、KCl、ZnCl2等の塩化物塩、LiCO3、K2CO3等のアルカリ金属炭酸塩を挙げることができる。
なお、共晶塩であってもよい。好適な共晶塩の具体例としては、NaCl/MgCl2、NaOH/NaCl、NaCl/MgCl2/KCl等が挙げられる。
蓄熱体18が固相から液相に相変態を起こすと、体積が増加する。このため、蓄熱体18が固相であるとき、該蓄熱体18の図2における上端面と、閉塞材20の下端面との間にはクリアランス22が設けられる。クリアランス22を設けることなく固相の蓄熱体18を蓄熱体収容部14に満充填した場合、蓄熱体18が液相となって体積が増加した際にその増加分によって蓄熱体収容部14及び閉塞材20の壁面に過大な押圧力が作用することになるので、これを回避するためである。
基本的には上記したように構成されるハニカム型潜熱蓄熱体10は、以下のように使用される。
ハニカム型潜熱蓄熱体10の流体流路12に流体が流通されないとき、ハニカム型潜熱蓄熱体10は常温であり、蓄熱体収容部14に収容された蓄熱体18は固相である。
次に、このハニカム型潜熱蓄熱体10に蓄熱させるべく、流体流路12に熱媒体が流通される。この際、熱媒体を、図1及び図2における上方から下方に向かって(矢印X2方向に沿って)流通させる。すなわち、熱媒体は、蓄熱体収容部14の水平方向の断面積が大きい側の端部(閉塞材20で閉塞された側の端部)から小さい側の端部(有底穴の底部側の端部)に向かって流通する。
熱媒体が流体流路12に流通されることにより、該流体流路12に隣接する蓄熱体収容部14に封入された蓄熱体18に前記熱媒体からの熱が伝達される。これに伴い、蓄熱体18の温度が上昇する。
温度上昇が継続して蓄熱体18の融点に到達すると、蓄熱体18が溶融する。すなわち、固体から液相に変態する。この相変態が起こる間、蓄熱体18は一定温度を保ち、熱エネルギを潜熱として蓄積する。
液相に変態した蓄熱体18は、その体積が増加する。ここで、上記したように蓄熱体収容部14内にはクリアランス22が設けられているので(図2参照)、このクリアランス22によって体積増加分が貯留される。このため、液相となった蓄熱体18が蓄熱体収容部14及び閉塞材20の壁面を押圧することが回避される。換言すれば、これらの壁面に過大な押圧力が作用することを有効に回避することができる。
また、熱媒体が矢印X2方向に沿って流通するので、蓄熱体18は、上方側から先に溶融する。すなわち、液相への相変態は、蓄熱体18の上方から下方に向かうようにして逐次的に起こる。
上記したように、蓄熱体収容部14の水平方向の断面積は、下方側に比して上方側が大きい。すなわち、蓄熱体収容部14は、蓄熱体18中で先に溶融が起こる上方側が大面積に設定されている。このため、蓄熱体収容部14の断面積を延在方向に沿って一定とする場合に比して、蓄熱体収容部14の壁面に作用する応力を低減することができる。
蓄熱体18が溶融した後、該蓄熱体18が所定の温度に到達したことが確認されると、流体流路12に流通される流体が、熱媒体から、予熱を行うべき被加熱流体に切り換えられる。勿論、この被加熱流体の温度は、蓄熱体18の温度を下回る。
被加熱流体は、図1及び図2における下方から上方に向かって(矢印X1方向に沿って)流通される。上記したように、蓄熱体収容部14が閉塞されることで蓄熱体18が封入されているので、ハニカム型潜熱蓄熱体10を横向きに設置して熱媒体を左方から右方、又はその逆方向に流通させることも可能である。
この被加熱流体は、気体であってもよいし液体であってもよい。また、加熱水蒸気であってもよい。上記したように、蓄熱体18が蓄熱体収容部14に封入されているので、蓄熱体18が液体等に同伴されてハニカム構造体16から流出する懸念がなく、また、蓄熱体18が液体や加熱水蒸気に接触して変質する懸念もないからである。
被加熱流体が流体流路12に流通されることにより、該流体流路12に隣接する蓄熱体収容部14に封入された蓄熱体18に蓄積された熱が前記被加熱流体によって奪取される。換言すれば、蓄熱体18から被加熱流体への放熱が起こる。この放熱に伴い、被加熱流体の温度が上昇するとともに蓄熱体18の温度が降下する。
このようにして被加熱流体が加熱されると、放熱した蓄熱体18は、液相から固相へと相変態を起こす。この相変態の際に、潜熱として蓄熱体18に蓄積された熱エネルギが放出される。このため、蓄熱体18の温度が一定に維持される。従って、流体流路12から排出される被加熱流体の温度も略一定となる。
また、被加熱流体が矢印X1方向に沿って流通するので、蓄熱体18は、下方側から先に凝固する。すなわち、固相への相変態は、蓄熱体18の下方から上方に向かうようにして逐次的に起こる。
上記したように、蓄熱体収容部14の水平方向の断面積は、下方側に比して上方側が大きい。換言すれば、蓄熱体収容部14は、蓄熱体18中で先に凝固が起こる下方側が小面積に設定されている。このため、蓄熱体収容部14の断面積を延在方向に沿って一定とする場合に比して、蓄熱体収容部14の壁面に作用する応力を低減することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、熱媒体及び被加熱流体の流通方向が制約されることなく、しかも、蓄熱体18が相変態を起こす際、蓄熱体収容部14の壁面に作用する応力を十分に低減し得るハニカム型潜熱蓄熱体10を構成することができる。
なお、図4に示すように、流体流路12の内壁に乱流形成用突起24を設けるようにしてもよい。ここで、図4においては、水平方向の断面が略正方形状である流体流路12の内壁の各々に、流体流路12の軸線方向に沿って延在する四角柱形状の乱流形成用突起24(計4本)が形成された実施形態を示しているが、いずれか1つの壁面から突出させた1本のみとするようにしてもよい。勿論、乱流形成用突起24の個数を2本としてもよいし、3本としてもよい。さらに、各壁面に対して2本以上の乱流形成用突起24を設けるようにしてもよい。
このような乱流形成用突起24を設けた場合、流体流路12の表面積が大きくなるとともに、該流体流路12を流通する熱媒体及び被加熱流体が乱流となる。従って、蓄熱体18との熱交換効率が向上するので一層好適である。
乱流形成用突起24は、四角柱形状のものに特に限定されるものではなく、半円柱形状や三角柱形状であってもよい。又は、複数個の球体形状突起(いわゆるスパイニー)であってもよい。
図1〜図3に示されるハニカム型潜熱蓄熱体10は、例えば、以下の第1〜第3の製法によって製造することができる。
はじめに、第1製法につき、その概略フローである図5を参照して説明する。この第1製法は、図6に示される成形型30にスラリーを充填及び固化してハニカム成形体32(図7参照)とする第1工程S1と、前記成形型30から取り出されたハニカム成形体32に対して焼成処理を施すことでハニカム構造体16を得る第2工程S2と、前記ハニカム構造体16の蓄熱体収容部14に固相の蓄熱体18を収容する第3工程S3と、蓄熱体収容部14を閉塞材20で目封じ(閉塞)する第4工程S4と、閉塞材20及びハニカム構造体16に対して焼成処理を施す第5工程S5とを有する。
先ず、ハニカム構造体16を得るためのスラリーを調製する。すなわち、ハニカム構造体16の原材料であるアルミナ、コーディエライト、窒化ケイ素、窒化ホウ素、炭化ケイ素、安定化ジルコニア等の耐熱性セラミックスの粉末と、熱硬化性樹脂の粉末とを有機溶媒に添加し、撹拌混合する。
第1工程S1では、このスラリーが図6に示す成形型30に充填される。すなわち、本実施の形態においては、ゲルキャスト法が採用される。
ここで、成形型30の構成につき若干説明する。この成形型30は、流体流路12を形成するための複数個の柱状突起34が下基盤36から突出した下型38と、枠体形状である中空な中型40と、蓄熱体収容部14を形成するための複数個のテーパー状突起42が上基盤44に設けられた上型46とを有する。勿論、柱状突起34及びテーパー状突起42の双方とも、中型40に指向して延在している。
下型38の柱状突起34は、水平方向の断面が略正方形状となり、且つその断面積が軸線方向に沿って略同一となるように設定されている。柱状突起34の高さ方向寸法H1は、中型40の高さ方向寸法H2と略同一であり、従って、柱状突起34及びテーパー状突起42の双方が中型40に挿入された際、柱状突起34の上端面は、上型46を構成する上基盤44の下端面(テーパー状突起42が設けられた面)に当接する。
一方、上型46に設けられたテーパー状突起42は、水平方向の断面は略正方形状であるが、その断面積は、中型40に接近するにつれて逐次的に減少する。換言すれば、テーパー状突起42は、中型40から離間するにつれてテーパー状に拡開する。
テーパー状突起42の高さ方向寸法H3は、中型40の高さ方向寸法H2に比して短い。このため、中型40に挿入されたテーパー状突起42の下端面は、下型38を構成する下基盤36の上端面(柱状突起34が設けられた面)に対して当接することなく離間する。
中型40に対して柱状突起34及びテーパー状突起42の双方が挿入されることにより、成形型30が構成されるとともに、該成形型30の内部にキャビティ(図示せず)が形成される。このキャビティに対し、図示しないランナを介して上記したスラリーを導入する。
成形型30が予熱されているため、この熱を受け、スラリーに含まれる熱硬化性樹脂が硬化し始める。この硬化により、スラリーが図7に示されるハニカム成形体32となる。
スラリーは、柱状突起34及びテーパー状突起42が存在する箇所に充填されることはない。従って、ハニカム成形体32において、柱状突起34が存在する箇所に対応する部位には貫通孔(流体流路12)が形成され、一方、テーパー状突起42が存在する箇所に対応する部位には、下型38から上型46に向かうにつれてテーパー状に拡開した有底穴(蓄熱体収容部14)が形成される。上記したように、柱状突起34の上端面が上基盤44の下端面に当接する一方で、テーパー状突起42の下端面が下基盤36の上端面から離間するからである。
以上から諒解されるように、得られたハニカム成形体32の形状は、ハニカム構造体16(図1参照)の形状に対応する。このハニカム成形体32に対し、第2工程S2において焼成処理を施すことにより、ハニカム構造体16が得られる。
次に、第3工程S3において、図7に示すように、蓄熱体収容部14に蓄熱体18を収容する。なお、蓄熱体18は、その形状が蓄熱体収容部14の形状に対応するとともに、その軸線方向寸法が蓄熱体収容部14の軸線方向寸法に比して短くなるように予め成形されている。従って、図8に示すように、蓄熱体18の上端面は、ハニカム構造体16の上端面よりも下方に位置する。
このように成形された蓄熱体18を得るには、蓄熱体18の原材料を溶融し、この溶融物を、蓄熱体収容部14に対応する形状であり且つ軸線方向の寸法が蓄熱体収容部14に比して短いキャビティに充填して固化すればよい。又は、前記溶融物から棒状ないし柱状の成形体を得た後、該成形体に対して研削加工を行うようにしてもよい。
次に、第4工程S4において、図8に示すように、予め成形体として作製した閉塞材20で蓄熱体収容部14の開口を閉塞する。上記したように、閉塞材20の材質は、ハニカム構造体16と同一のものであることが好ましい。
具体的には、閉塞材20を蓄熱体収容部14の開口に挿入する。勿論、閉塞材20の寸法は、蓄熱体収容部14の開口の寸法に略対応するように設定されており、このため、閉塞材20の側壁と開口の内壁との間にクリアランスは殆ど生じない。従って、蓄熱体収容部14の開口が閉塞材20で堅牢に封止され、結局、蓄熱体18が蓄熱体収容部14内に封入される。なお、閉塞材20の上端面は、ハニカム構造体16の上端面と略面一となる。
次に、第5工程S5において、閉塞材20及びハニカム構造体16に対して焼成処理を施す。この焼成処理によって閉塞材20の側壁と開口の内壁との共焼結が起こり、その結果、閉塞材20がハニカム構造体16に堅牢に接合される。
以上により、目封じされた蓄熱体収容部14内に蓄熱体18が封入されたハニカム型潜熱蓄熱体10(図1〜図3参照)が得られるに至る。
なお、図4に示すように、流体流路12内に乱流形成用突起24を設ける場合には、下型38の柱状突起34(図6参照)に対し、乱流形成用突起24の形状に対応する形状の凹部を形成すればよい。以下の第2の製法及び第3の製法においても同様である。
次に、第2の製法につき、その概略フローである図9を参照して説明する。
第1の製法が予め成形された閉塞材20を用いて蓄熱体収容部14を閉塞するのに対し、第2の製法は、ペースト又は粘土等の粘性体で蓄熱体収容部14を閉塞するものである。すなわち、この第2の製法では、前記第1工程S1及び前記第3工程S3の各々に準拠して実施される第1工程S10(スラリーを固化してハニカム成形体32とする工程)、第2工程S20(ハニカム成形体32の蓄熱体収容部14に固相の蓄熱体18を収容する工程)が行われた後、第3工程S30において、蓄熱体収容部14の開口に対してペーストや粘度等の粘性体が塗布される。
粘性体は、好ましくはハニカム成形体32(ハニカム構造体16)と同一材質のセラミックス粉末と、熱硬化性樹脂の粉末とを溶媒に比較的多量に添加することで調製することができる。この粘性体を、蓄熱体収容部14の開口が閉塞されるように塗布する。この際、粘性体の上端面とハニカム成形体32の上端面を面一とする必要は特にない。
ここで、粘性体は所定の粘度を示す。従って、蓄熱体収容部14の開口に塗布された粘性体が蓄熱体18に向かって滴下することが回避される。換言すれば、粘性体を用いることにより、蓄熱体収容部14が該粘性体で充填されてしまうことを回避しつつ、該蓄熱体収容部14を目封じすることが可能となる。
次に、第4工程S40において、蓄熱体収容部14を閉塞した粘性体、及びハニカム成形体32に対して熱処理を施す。この熱処理により、ハニカム成形体32が焼結してハニカム構造体16となると同時に、粘性体が焼結して閉塞材20となる。その結果、目封じされた蓄熱体収容部14内に蓄熱体18が封入されたハニカム型潜熱蓄熱体10(図1〜図3参照)が得られる。
図5と図9を対比して諒解されるように、第2の製法では、焼成処理を1回行うのみでよい。すなわち、焼成処理の回数を低減することができ、このため、ハニカム型潜熱蓄熱体10を効率よく生産することができる。すなわち、ハニカム型潜熱蓄熱体10の生産効率が良好となる。
次に、第3の製法につき、その概略フローである図10を参照して説明する。
第3の製法では、第2の製法において使用される粘性体に代替し、何らかの反応に伴って自発的に硬化する自己硬化性の塗布剤が使用される。すなわち、この第3の製法では、第1の製法の前記第1工程S1〜前記第3工程S3の各々に準拠して実施される第1工程S100〜第3工程S300が行われた後、第4工程S400において、ハニカム構造体16の蓄熱体収容部14の開口と、予め焼成体として作製された閉塞材20とに前記塗布剤が塗布され、閉塞が行われる。
塗布剤の好適な例としては、セメントや水硬性アルミナ等、水和反応によって時間の経過とともに自発的に硬化するものが挙げられる。又は、酸−アルカリ反応に伴って強固な結合を形成するものであってもよい。この場合、蓄熱体収容部14の開口と、予め焼成体として作製した閉塞材20とに対して酸処理又は塩基処理を施せばよい。
さらに、ゾル−ゲル法等の合成反応を行わせるようにしてもよい。
塗布剤は、蓄熱体収容部14の開口に塗布される前から硬化し始める。このため、粘性を示した状態で前記開口に塗布される。従って、この場合においても、塗布剤が蓄熱体収容部14を充填してしまうことを回避しつつ、該蓄熱体収容部14を目封じすることができる。
塗布剤がセメントや水硬性アルミナ等である場合、塗布後に放置しておけば水和反応が進行して自発的に硬化する。また、酸−アルカリ反応を進行させて塗布剤を硬化させる場合には、酸処理又は塩基処理を行えばよい。
このようにして塗布剤を硬化させることにより、閉塞材20が接合される。その結果、目封じされた蓄熱体収容部14内に蓄熱体18が封入されたハニカム型潜熱蓄熱体10(図1〜図3参照)が得られる。
図5と図10を対比して諒解されるように、第3の製法もまた、焼成処理の回数が1回のみとなる。このため、ハニカム型潜熱蓄熱体10を効率よく生産することができる。すなわち、ハニカム型潜熱蓄熱体10の生産効率が良好となるという利点がある。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱することない範囲で種々の構成を採り得ることは勿論である。
例えば、図11に示すように、蓄熱体収容部50をテーパー状に拡開させることなく、その水平方向の断面積を略同一とするようにしてもよい。この場合、図12に示すように、上基盤44の下端面に対し、中型40に向かって延在する四角柱状突起52を設けるようにすればよい。勿論、四角柱状突起52の高さ方向寸法H4は、中型40の高さ方向寸法H2に比して短く設定される。加えて、図13に示すように、蓄熱体18も四角柱形状とすればよい。
また、流体流路12及び蓄熱体収容部14の双方の水平方向断面を円形としてもよい。この場合、下型38及び上型46に円柱形状突起を設ければよい。蓄熱体収容部14をテーパー状に縮径させる場合、上型46に、中型40に向かうにつれてテーパー状に縮径する円錐台形状突起を設けるようにすればよい。
さらに、蓄熱体収容部を、有底穴の底部から開口に向かうにつれてテーパー状に拡開したものとして形成するようにしてもよい。この場合、流体流路12に熱媒体を流通させる際には該熱媒体が有底穴の開口から底部側(蓄熱体収容部の水平方向の断面積が大きい側から小さい側)に向かわせる一方、被加熱流体を流通させる際には該被加熱流体が有底穴の底部側から開口側(蓄熱体収容部の水平方向の断面積が小さい側から大きい側)に向かわせればよい。これにより、上記と同様に、蓄熱体18の固相から液相、又はその逆の相変態が起こる際に蓄熱体収容部14の壁面に過大な応力が作用することを回避することができる。
10…ハニカム型潜熱蓄熱体 12…流体流路
14、50…蓄熱体収容部 16…ハニカム構造体
18…蓄熱体 20…閉塞材
22…クリアランス 24…乱流形成用突起
30…成形型 32…ハニカム成形体
34…柱状突起 38…下型
40…中型 42…テーパー状突起
46…上型 52…四角柱状突起

Claims (6)

  1. 複数本の流体流路と、前記流体流路同士の間に介在された蓄熱体収容部とが形成されたハニカム構造体と、
    前記蓄熱体収容部に収容され且つ前記流体流路に流通される流体の温度に応じて固相から液相、又はその逆の相変態を起こす相変化物質からなる蓄熱体と、
    を有し、
    前記蓄熱体収容部は、一端が閉塞され且つ他端が開口した有底穴の開口が閉塞材によって閉塞されることで形成され、
    前記蓄熱体は、両端が閉塞された前記蓄熱体収容部内に封入されることを特徴とするハニカム型潜熱蓄熱体。
  2. 請求項1記載の蓄熱体において、前記蓄熱体収容部が、有底穴の底部である前記一端から前記閉塞材で開口が閉塞された前記他端に向かうにつれて、又はその逆方向に、テーパー状に拡開することを特徴とするハニカム型潜熱蓄熱体。
  3. 請求項2記載の蓄熱体において、前記蓄熱体収容部のテーパー角度が0.5°〜5°であることを特徴とするハニカム型潜熱蓄熱体。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓄熱体において、前記蓄熱体の前記閉塞材に臨む端面と、前記閉塞材の前記蓄熱体に臨む端面との間にクリアランスが設けられることを特徴とするハニカム型潜熱蓄熱体。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の蓄熱体において、前記流体流路に少なくとも1個の突起が突出形成されていることを特徴とするハニカム型潜熱蓄熱体。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の蓄熱体において、前記蓄熱体は、硝酸塩、塩化物塩、アルカリ金属炭酸塩の少なくともいずれかであることを特徴とするハニカム型潜熱蓄熱体。
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