JP3105723B2 - エチレンポリマー組成物 - Google Patents

エチレンポリマー組成物

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JP3105723B2 JP05324838A JP32483893A JP3105723B2 JP 3105723 B2 JP3105723 B2 JP 3105723B2 JP 05324838 A JP05324838 A JP 05324838A JP 32483893 A JP32483893 A JP 32483893A JP 3105723 B2 JP3105723 B2 JP 3105723B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エチレンホモポリマー
組成物およびエチレンコポリマー組成物の分野に関す
る。
【0002】
【従来の技術】紫外線は、約10〜約400nmの波長
を有する。紫外線は、ポリマーを有用性の少い組成物に
分解させる。しかし、紫外線は、ラベルおよびある種の
印刷インキをポリマー物品上で硬化させるのに使用でき
る。これらの印刷インキの硬化に紫外線を使用すること
の利点の一つは、これらの印刷インキがそれらの組成中
に非常に少量の溶剤を含有することである。これは、こ
れらの印刷インキの迅速な硬化を促進させる。さらに、
これはまた、比較的慣用的な溶剤型印刷インキに関連す
る火災の危険性を最小にする。しかし、さらに重要なこ
とは、これらの紫外線−硬化性印刷インキ中には極く少
量の溶剤しか含まれていないので、比較的慣用的な溶剤
型印刷インキより大気に対する環境災害が少い。これ
は、加工の間に溶剤型印刷インキが大気中に蒸発させる
溶剤量の約30〜約60重量%であるためである。
【0003】ポリマー中に特別に工夫された組成物を配
合することによって紫外線の有害な影響からポリマーを
保護することができる。通常、これらの組成物は、添加
剤パッケージの一部としてポリマーに添加される。これ
らの添加剤パッケージは、しばしば、特定のポリマー、
特定のポリマー用途および特定のポリマー操作環境用と
して特別に設計される。しかし、これらの添加剤パッケ
ージの形成は、ポリマー科学および工学上非常に予測し
難い領域である。
【0004】ビス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)
ペンタエリトリトールジホスファイト(これは熱安定剤
として多数の添加剤パッケージに使用されている非常に
有効な二次酸化防止剤である)は、強力な紫外線に当て
ると黄緑色に変化する傾向があるが、類似化合物は同じ
量の強力な紫外線に当てても黄緑色に変化しないことが
最近発見された。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この変色問題
の解決は、ビス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ペ
ンタエリトリトールジホスファイトを単に変色しない化
合物に置き換ればよいような容易さではない。これは、
新規の添加剤パッケージの試験には、非常に多くの時間
および費用を要するためである。これには、いずれかの
政府機関が要求するであろう要求事項が加わる。従っ
て、新規の添加剤パッケージに使用されている化合物が
既に政府の認可を受けたものであれば最も良いことにな
る。新規の添加剤パッケージにおいて使用される化合物
が「良好な公衆の心象」を有するものであれば更に良
い。すなわち、公衆がこの化合物は環境に対して有害で
ないことを認知していることである。
【0006】前記した理由のため、ビス(2,4−ジ−
t−ブチルフェニル)ペンタエリトリトールジホスファ
イトを含有する新規の添加剤パッケージを形成する必要
性が存在する。この新規の添加剤パッケージは、ポリマ
ー組成物と配合した後には紫外線によって促進される黄
−緑変色を最小にするものでなければならない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によって、エチレ
ンホモポリマーまたはエチレンコポリマー組成物は、 (a)エチレンホモポリマーまたはエチレンコポリマー
組成物の重量に基づいて、約0.0001〜0.30重
量%未満の量のビス(2,4−ジ−t−ブチルフェニ
ル)ペンタエリトリトールジホスファイト;および、 (b)エチレンホモポリマーまたはエチレンコポリマー
の重量に基づいて約0.0001〜約1重量%の量の:
(1)カルボン酸化合物;(2)アルコール化合物;お
よび(3)ヒドロキシカルボン酸化合物から成る群から
選ばれる少なくとも1種の色安定化化合物を含む(また
は所望により本質的に成るまたはこれらから成る)。
【0008】本発明において使用されるエチレンホモポ
リマーおよびエチレンコポリマーは、当業界において公
知の任意の方法によって製造できる。重合方法および重
合触媒の好適な例は、次のU.S.P.中に見出すこと
ができる:3,152,872;3,172,737;
3,203,766;3,225,023;3,22
6,205;3,242,150;3,248,17
9;3,374,211;3,622,521;および
3,622,522。
【0009】エチレンは、任意の好適なオレフィンコモ
ノマーと共重合できる。しかし、コモノマーがモノ−1
−オレフィンである場合が好ましい。モノ−1−オレフ
ィンの好適な例は、プロピレン、1−ブテン、3−メチ
ル−1−ブテン、1−ペンテン、3−メチル−1−ペン
テン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、3−
エチル−1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、
1−ノネンおよび1−デセンである。これに加えて、2
種以上のオレフィンをエチレンと共重合させてコポリマ
ーを形成することもできる。コモノマーとして特に好ま
しいのは、1−ヘキセンである。
【0010】エチレンホモポリマーまたはエチレンコポ
リマー組成物の密度が0.94g/cm3 以上である場
合が好ましく;これに加えて、0.1g/10分以上の
メルトインデックスを有することも好ましい。密度はA
STM D−1505によって測定でき、メルトインデ
ックスはASTM D−1238(FR−190/2,
16)によって測定できる。
【0011】エチレンホモポリマー組成物またはエチレ
ンコポリマー組成物の成分の一つは、ビス(2,4−ジ
−t−ブチルフェニル)ペンタエリトリトールジホスフ
ァイトである。この化合物は、商標名ULTRANOX
626の下にGENERAL ELECTRIC C
ORPORATIONから商用として入手できる。この
化合物は次の構造:
【0012】
【化1】
【0013】を有する。
【0014】この化合物は、二次酸化防止剤として公知
である。二次酸化防止剤は、通常、ポリマー組成物の熱
安定性および色安定性を増加させるために一次酸化防止
剤と共に使用される。
【0015】エチレンホモポリマーまたはエチレンコポ
リマー組成物において使用されるビス(2,4−ジ−t
−ブチルフェニル)ペンタエリトリトールジホスファイ
トの量は、約0.0001〜0.30重量%未満である
が、使用される量が約0.001〜約0.025重量%
が好ましい。これらの重量%は、エチレンホモポリマー
またはエチレンコポリマーの重量に基づくものである。
【0016】エチレンホモポリマーまたはエチレンコポ
リマー組成物の他の成分は、色安定化化合物である。こ
の化合物は:(1)カルボン酸化合物;(2)アルコー
ル化合物;および(3)ヒドロキシカルボン酸化合物か
ら成る群から選ばれる。これらの化合物は次のようにさ
らに記述できる。
【0017】カルボン酸化合物は、その分子構造中に1
〜約30個の炭素原子を有する。カルボン酸化合物が脂
肪族分子構造を有するものが好ましい。すなわち、カル
ボン酸化合物がカルボン酸基が分子の一端に結合してい
る直鎖分子構造を有するものが好ましい。しかし、この
カルボン酸化合物は1個以上のカルボン酸基を有するこ
ともできる。本発明の目的のために、これらのカルボン
酸化合物を、カルボン酸基に結合しているヒドロキシ基
(−OH)を有しないものと定義する。他の官能基およ
び他の原子(既に存在する炭素、水素および酸素以外
の)がカルボン酸化合物に結合しているカルボン酸基の
官能性能力を実質的に妨害しないならば、これらはカル
ボン酸の分子構造の一部となることができる。例えば、
カルボン酸化合物は、その分子構造中に存在するエーテ
ル基を有することができる。カルボン酸化合物の好適な
例は、メタン酸、エタン酸、プロパン酸、ブタン酸、ペ
ンタン酸、ヘキサン酸、ヘプタン酸、オクタン酸、ノナ
ン酸、デカン酸、ドデカン酸、テトラデカン酸、ヘキサ
デカン酸、エタン二酸およびプロペン酸である。カルボ
ン酸化合物が、約4〜約22個の炭素原子を有する飽和
脂肪酸から成る群から選ばれるのが好ましいが、カルボ
ン酸化合物がドデカン酸、ヘキサデカン酸およびオクタ
デカン酸から成る群から選ばれる場合がさらに好まし
い。これらの特定のカルボン酸化合物は、それらの飽和
度および低揮発性のために好ましい。
【0018】アルコール化合物は、その分子構造中に1
〜約500個の炭素原子を有するものである。アルコー
ルが脂肪族分子構造を有する場合が好ましい。すなわ
ち、アルコールが分子の一端にアルコール基を有する直
鎖分子構造を有する場合が好ましい。しかし、このアル
コール化合物は、1個以上のアルコール基を有するもの
でよい。本発明の目的のためには、これらのアルコール
化合物は、アルコール化合物に結合しているカルボン酸
基(−COOH)を有しないものと定義する。他の官能
基および他の原子(既に存在する炭素、水素および酸素
以外の)もアルコール化合物に結合しているアルコール
基の官能性を実質的に妨害しない限りアルコール化合物
の分子構造の一部となることができる。例えば、アルコ
ール化合物もその分子構造中に存在するエーテル基を有
することができる。アルコール化合物の好適な例は、メ
タノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ペ
ンタノール、ヘキサノール、ヘプタノール、オクタノー
ル、ノナノール、デカノール、ドデカノール、テトラデ
カノール、ヘキサデカノール、オクタデカノール、エタ
ンジオール、プロピレングリコールおよびメトキシポリ
エチレングリコールである。アルコール化合物が、約5
〜約50個の炭素原子を有する飽和アルコール化合物か
ら成る群から選ばれる場合が好ましく、アルコール化合
物がポリエチレングリコールおよびメトキシポリエチレ
ングリコールから成る群から選ばれるのがさらに好まし
い。これらの特定のアルコール化合物は、それらの飽和
度および低揮発性のために好ましい。
【0019】ヒドロキシカルボン酸化合物は、その分子
構造中に1〜約30個の炭素原子を有するものがよい。
ヒドロキシカルボン酸化合物が、脂肪族分子構造を有す
る場合が好ましい。すなわち、ヒドロキシカルボン酸化
合物が直鎖分子構造を有する場合が好ましい。しかし、
このヒドロキシカルボン酸化合物は、1個以上のアルコ
ール基および1個以上のカルボン酸基を有することがで
きる。他の官能基または他の原子(既に存在する炭素、
水素および酸素以外の)も、ヒドロキシカルボン酸化合
物に結合しているアルコール基またはカルボン酸基の官
能性能力を実質的に妨害しない限り、ヒドロキシカルボ
ン酸の分子構造の一部となることができる。例えば、ヒ
ドロキシカルボン酸化合物は、その分子構造中に存在す
るエーテル基を有することもできる。ヒドロキシカルボ
ン酸化合物の好適な例は、ヒドロキシエタン酸、2−ヒ
ドロキシプロパン酸、ヒドロキシブタン酸、2,3−ジ
ヒドロキシプロパン酸、ヒドロキシプロパン酸、ヒドロ
キシプロパン二酸、ヒドロキシブタン二酸、2,3−ジ
ヒドロキシブタン二酸およびヒドロキシ−1,2,3−
プロパントリカルボン酸である。ヒドロキシカルボン酸
化合物が、同じ炭素原子に少なくとも1個のヒドロキシ
基と1個のカルボン酸基が結合しているヒドロキシカル
ボン酸化合物から成る群から選ばれるのが好ましい。こ
の特別な構造は、これらの原子間に起こる独特の分子軌
道交互作用のために好ましい。ヒドロキシカルボン酸化
合物が、2−ヒドロキシ−1,2,3−プロパントリカ
ルボン酸である場合が好ましい。この特定のヒドロキシ
カルボン酸化合物は、その驚ろくべき、かつ、予想外の
効果および「良好な公衆の心象」を有するクエン酸とし
ても公知であるために好ましい。
【0020】エチレンホモポリマーまたはエチレンコポ
リマー組成物中において使用される色安定化化合物の量
は、約0.0001〜約1重量%であるが約0.000
5〜約0.6重量%が好ましく、0.001〜0.4重
量%の量で使用するのが最も好ましい。これらの重量%
は、エチレンホモポリマーまたはエチレンコポリマーの
重量に基づくものである。しかし、ある種の特定の色安
定化化合物は、変色を受け入れられる程度の最小にする
ために非常に少量の使用で予想外、かつ、驚ろくべき効
果を有することに留意すべきである。例えば、クエン酸
を使用する場合には、約0.001〜約0.1重量%を
使用すればよい。
【0021】エチレンホモポリマーおよび(または)エ
チレンコポリマーは、当業者において公知の任意の多く
の方法によって、ビス(2,4−ジ−t−ブチルフェニ
ル)ペンタエリトリトールジホスファイトおよび色安定
化化合物と混合することができる。例えば、これらはミ
キサー中において乾式混合または湿式混合することがで
きる。しかし、これら成分を押出して成分を完全かつ緊
密に混合するのが好ましい。
【0022】他の成分も、エチレンホモポリマーおよび
(または)エチレンコポリマー組成物と混合できる。例
えば、防曇剤、制生剤、カップリング剤、難燃剤、発泡
剤、芳香剤、潤滑剤、離型剤、有機過酸化物、煙抑制
剤、および熱安定剤である。これらの化合物に関する詳
細な情報は、Modern Plastics Enc
ycropedia.1992.143〜198頁に記
載されている。
【0023】〔例〕次の例は、本発明を例示するもので
ある。
【0024】 本例は当業者における熟練者が本発明
を理解するために示す。この例は本発明の例示のための
ものであり、本発明を限定するものと解釈すべきではな
い。
【0025】表E−1における各実験に示した各成分
は、約2分間乾式混合したものであった。その後に、エ
チレンコポリマー組成物を4種の別個の温度帯域を有す
る2軸スクリュー押出機中において押出した。帯域1は
190℃であり、帯域2は210℃であり、帯域3は2
20℃であり、そして帯域4は215℃であった。押出
機スクリューは、25rpmで回転させた。押出後に、
エチレンコポリマー組成物の各ストランドを、ペレット
化し、試料カートン中に収納した。
【0026】次に、各充填試料カートンは、HUNTE
R ASSOCTATE LABORATORY.IN
C.から購入したHUNTER LAB D25 OP
TICAL SENSORによって分析した。この分析
によって、初期HUNTER「a」およびHUNTER
「b」値(表E−1のIAおよびIB)が得られた。マ
イナスのHUNTER「a」値は、試料が緑色になる傾
向を示す。値のマイナスが大きければ、試料における緑
色がそれに応じて強いことを示す。プラスのHUNTE
R「a」値は、試料が赤色になる傾向を示す。この値の
プラスが大きければ、試料中における赤色がそれに応じ
て大きいこと示す。同様に、マイナスのHUNTER
「b」値は、試料が青色になる傾向を示す。この値のマ
イナスが大きければ試料中における青色がそれに応じて
強いことを示す。プラスのHUNTER「b」値は、試
料が黄色になる傾向を示す。プラスが大きい値は、試料
中における黄色がそれに応じて強いことを示す。従っ
て、各試料は2種のHUNTER値、緑−赤値および青
−黄値を有する。
【0027】各試料の初期HUNTER値の測定後に、
試料を紫外線に当てた。この紫外線は、FLUORES
CENT MINERALS COMPANYから購入
したUVS−54 SIX WATT SHORT−W
AVE LENGTH(254NANOMETERS)
115 VOLTS HAND HELD MINER
AL LIGHTによって放出されたものであった。こ
のミネラライトは、254nmに最大強度を有する広い
帯域の紫外線を放出する。このミネラライトは、310
nm波長で平方cm当り140マイクロワットのエネル
ギーを放出する。各試料は、この紫外線に2分間当て
た。その後に、各試料を再びHUNTERLAB D2
5 OPTICAL SENSORによってHUNTE
R「a」およびHUNTER「b」値に関して分析し
た。この分析によって最終のHUNTER「a」および
HUNTER「b」値(表E−1におけるFAおよびF
B)が得られた。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】. 1.これは重量部におけるエチレンコポリマー「A」の
量である。このエチレンコポリマーはコモノマーとして
1−ヘキセンを使用した。これはASTM D1505
−85によって測定して0.953〜0.956g/c
3 の範囲内の密度を有した。これはまた、ASTM
D−1238−65T(FR−190/2.16)によ
って測定して0.3〜0.4g/10分の範囲内のメル
トインデックスを有した。
【0031】2.これは重量部におけるエチレンコポリ
マー「B」の量である。このエチレンコポリマーは、コ
モノマーとして1−ヘキセンを使用した。これは、AS
TMD−1505−85によって測定して0.960〜
0.963g/cm3 の範囲内の密度を有した。これは
また、ASTM D−1238−65T(FR−190
/2.16)によって測定して5.5〜7.5g/10
分の範囲内のメルトインデックスを有した。
【0032】3. これは、重量部におけるオクタデシ
ル3−(3′,5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネートの量である。この化合物
は、IRGANOX 1076としても公知の一次酸化
防止剤である。この化合物は、CIBA−GEIGY
CORPORATIONから入手できる。
【0033】4.これは重量部におけるビス(2,4−
ジ−t−ブチルフェニル)ペンタエリトリトールジホス
ファイトの量である。
【0034】5.これは重量部におけるオクタデカン酸
の量である。
【0035】6.これは重量部における2−ヒドロキシ
−1,2,3−プロパントリカルボン酸(クエン酸とし
ても公知である)である。しかし、実験26はこの酸の
ナトリウム塩である。
【0036】7.これは重量部におけるCARBOWA
X 400の量である。この組成物はポリエチレングリ
コールおよびメトキシポリエチレングリコールから成
る。この組成物は、UNION CARBIDE CO
RPORATIONから入手できる。
【0037】8.これは初期HUNTER「a」値であ
る。
【0038】9.これは初期ハンター「b」値である。
【0039】10.これは相対的初期色値である。これ
は本明細書の目的のために〔(IA)2 +(IB)2
1/2 と定義する。
【0040】11.これは最終HUNTER「a」値で
ある。
【0041】12.これは最終HUNTER「b」値で
ある。
【0042】13.これは最終色値である。これは本明
細書の目的のために〔(FA)2 +(FB)2 1/2
定義する。
【0043】14.これは初期および最終色値の相対的
変化である。本明細書の目的のために、〔(FA−I
A)2 +(FB−IB)2 1/2 と定義する。
【0044】結果から次のことが認められる。実験1〜
3、6〜7、13、15、17および19では、ビス
(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ペンタエリトリト
ールジホスファイトが黄−緑色変色問題の原因となって
いることを示している。実験8〜12、14、16、1
8、および21〜24では、オクタデカン酸(これは飽
和脂肪酸である)が変色問題を最小にしていることを示
している。例えば、実験6〜7と実験12とを比較する
と、オクタデカン酸の添加によって変色問題が約75%
も減少させている。実験4と実験8とを比較すると、使
用したCARBOWAX 400の量がオクタデカン酸
の量より約50%も少ないにも拘らず、CARBOWA
X 400がオクタデカン酸より約30%も有効である
ことが明白である。実験9は、実験8〜12で得られた
結果を保持していないために変則的な実験であると考え
るべきことに留意すべきである。実験5および25と実
験8とを比較すると、使用したクエン酸の量が使用した
オクタデカン酸の量より約80%も少いにも拘らずクエ
ン酸がオクタデカン酸より90%も有効であることが明
白である。これに加えて、実験26と実験20および2
5とを比較すると、クエン酸のナトリウム塩は同様な効
果がないことに留意すべきである。
【0045】本発明をある好ましい方法を参照にして詳
細に説明してきたてが、他の変法も可能である。従っ
て、添付の特許請求の範囲の精神並びに範囲は、本明細
書に含まれる好ましい方法に限定すべきではない。
【0046】本明細書の目的のためには、「エチレンポ
リマー」の用語は、エチレンホモポリマーおよびエチレ
ンコポリマーの両者を意味するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−77447(JP,A) 特開 平2−43235(JP,A) 特開 昭64−20249(JP,A) 特開 昭62−185723(JP,A) 特開 平5−320411(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 23/00 - 23/36 C08K 5/00 - 5/59

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレンポリマー組成物であって、 (a)エチレンポリマーの重量に基づいて、0.000
    1から0.30重量%未満の範囲内の量のビス(2,4
    −ジ−t−ブチルフェニル)ペンタエリトリトールジホ
    スファイト;および (b)エチレンポリマーの重量に基づいて、0.000
    〜1重量%の範囲内の量の少なくとも1種の色安定化
    化合物、ただし前記の色安定化化合物は、 (1)カルボン酸化合物; (2)アルコール化合物;または (3)ヒドロキシカルボン酸化合物である を含有することを特徴とするポリマー組成物。
  2. 【請求項2】 前記のエチレンポリマーが、コモノマー
    としてモノ−1−オレフィンを有するコポリマーである
    請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 前記のコモノマーが、1−ヘキセンであ
    る請求項2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 前記のエチレンポリマーが、0.94g
    /cm以上の密度および0.1g/10分以上のメル
    トインデックスを有する請求項1〜の任意の1項に記
    載の組成物。
  5. 【請求項5】 前記の色安定化化合物が、ドデカン酸、
    ヘキサデカン酸、オクタデカン酸、または該カルボン酸
    化合物2種以上の混合物であるカルボン酸化合物である
    請求項1〜4の任意の1項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 前記の色安定化化合物が、ポリエチレン
    グリコール、メトキシポリエチレングリコール、または
    該アルコール化合物の混合物であるアルコール化合物で
    ある請求項1〜5の任意の1項に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 前記の色安定化化合物が、少なくとも1
    個のヒドロキシ基および同じ炭素に結合している1個の
    カルボン酸基を有するヒドロキシカルボン酸である請求
    項1〜6の任意の1項に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 前記のヒドロキシカルボン酸が、2−ヒ
    ドロキシ−1,2,3−プロパントリカルボン酸である
    請求項に記載の組成物。
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