JP3105568U - 傘 - Google Patents

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JP3105568U
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弘樹 築島
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株式会社築島商店
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Abstract

【課題】 見映えのよい装飾模様を表現することにより、装飾性の高い傘を提供する。
【解決手段】 複数のパーツ布が接合されて一枚布状態に形成された傘地に、装飾模様を付す。また前記装飾模様は、刺繍により構成されることが好ましい。
【選択図】 図1

Description

本考案は傘に関する。
傘布、傘地等の名称でよばれる傘の生地には、通常、傘の装飾性等の観点より何らかの装飾模様が施されていて、これにより傘は個性化、差別化が図られている。装飾模様を構成する手法として、例えば染色による着色や、刺繍等が挙げられる。
刺繍は繊細な模様等を表現でき、傘に高級感を与えることができるため、装飾模様を付す手段として多用されている。
一方、傘の生地(以下、傘地という)は、一定形状に裁断されたパーツ布が複数枚接合されて椀のような形状(以下、椀形状)に構成されており、親骨の間に張設されて、取付られる。
この作業工程を図3〜図6に基づいて詳細に説明する。
まず、帯状布20を点線Lで示すような裁断線に沿って切断して、略二等辺三角形状のパーツ布21を複数枚得る(図3、図4)。
これら複数枚のパーツ布21、21、・・・は放射状に並べられて、接合部22、22、・・・により互いに接合され、平面視において略円形の傘地23を形成する(図5参照)。
傘地が得られたら、親骨25に接合部22を当接させ、傘地23を親骨25、25間に張設させる(図6参照)。
傘地に装飾模様を付すときは、作業工程の都合上、パーツ布に裁断する前に帯状布20にあらかじめ装飾模様を付しておくことが多い。装飾模様を付した後にパーツ布21を形成し、各パーツ布を接合する。
しかし、上述のような従来の作業手順による装飾模様は、あらかじめ装飾模様が付された生地を一旦裁断するため、再度パーツ布を縫い合わせたときに、装飾模様が途中で分断されたり、隣接するパーツ布に付された装飾模様の図柄が接合部を境界にずれてしまう、という問題がある。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされ、その目的は、途中で分断されたり、隣接するパーツ布に付された図柄とズレが生じることのない、連続した装飾模様が付された傘を提供することにある。
上記目的を達成すべく、本考案においては以下の手段を採用した。すなわち本考案にかかる傘は、複数のパーツ布が接合されて一枚布状態に形成された傘地に、装飾模様が付されていることを特徴とする。
この手段によれば、複数のパーツ布が接合されて一枚布状態に形成された傘地に装飾模様が付されるので、装飾模様が途中で分断されたり、ズレが生じることなく、連続した見映えのよい状態で表される。
また前記装飾模様は、刺繍により構成されていることが好ましい。刺繍によれば、高級感のある連続模様を表現することができる。
本考案によれば、複数のパーツ布が接合されて一枚布状態に形成された傘地に装飾模様が付されるので、装飾模様が途中で分断されたり、隣接するパーツ布に付された図柄とズレが生じることなく、見映えのよい連続した状態で表現される。従って、従来に比しより装飾性の高い傘を得ることができる。
以下、図面に基づき本考案の実施形態について説明する。図1は、本実施形態にかかる傘1を示した斜視図、図2は本実施形態の傘に用いられる傘地を示した平面図である。
傘1は、刺繍による装飾模様が付された傘地5を有している。傘地5は、複数のパーツ布6、6、・・・を放射状に並べ、各パーツ布同士を接合部7において接合して、一枚布状態に形成されている。本実施形態においては、パーツ布6は略二等辺三角形の形状に裁断されている。
本実施形態においては、接合部7は、パーツ布6同士の縫着により構成されている。
この一枚布状態の傘地5に、装飾模様9が付されている(図2参照)。装飾模様9は刺繍により構成されている。
傘地5は、傘1の親骨2の形状に沿って張設されるような椀形状に形成されているので、平面視において略円形となるように載置したとき傘地は平坦にはならず、生地のうねり8ができる。
刺繍は、主として機械により施せばよい。しかし、上述のようにうねり8がある箇所は、機械ではなく手作業による方が好ましい。
このように、複数のパーツ布6、6、・・・を接合して一枚布状態の傘地5を形成し、その後に傘地5に装飾模様9を付すので、装飾模様9は、接合部7を境界にして途中で分断されたり、また隣接するパーツ布に付された図柄とずれたりすることなく、連続した見映えのよい状態に表現される。
刺繍が施されると、傘地5を椀形状にして親骨2に取り付ける。傘地5の取付は、親骨2に接合部7を当接させ、親骨2の形状に沿わせつつ親骨2、2間に張設させて行う。
得られた傘は、図1に示すように、刺繍による装飾模様が途中で途切れたり、また接合部7においてズレが生じることなく、連続した状態で表現される。
装飾模様9は、刺繍の他、プリントにより構成されてもよい。装飾模様9は、刺繍又はプリントの一方のみにより構成されてもよいし、双方により構成されてもよい。また、刺繍、プリントの他にも、適宜の手段を採用できる。プリントを行う際は、上述のように傘地にうねり8があるため、手作業によることが好適である。
本考案の実施形態にかかる傘を示した斜視図である。 本考案の実施形態にかかる傘に用いられる傘地を示した平面図である。 傘地を構成するパーツ布の形成手順を示した工程図である。 傘地を構成するパーツ布の形成手順を示した工程図である。 複数のパーツ布の接合により形成された傘地を示した平面図である。 完成した傘を示した斜視図である。
符号の説明
1 傘
2 親骨
5 傘地
6 パーツ布
7 接合部
8 うねり
9 装飾模様

Claims (2)

  1. 複数のパーツ布が接合されて一枚布状態に形成された傘地に、装飾模様が付されていることを特徴とする傘。
  2. 前記装飾模様は、刺繍により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の傘。
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