JP3105309U - 健康シューズ - Google Patents

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Abstract

【課題】踵部分より爪先部分を高くすることによる利点を活かしつつ、歩行する際に安全で、かつ歩行による疲労を軽減することができるシューズの提供を図る。
【解決手段】発泡体好ましくは発泡ウレタンあるいは発泡ゴムからなる靴底を有する健康シューズであって、靴底の踏付面における母趾球部に対応する踏付部を膨らみの頂点として、踵部及び爪先部の両方向から該頂点へ向けて傾斜を設けた構成を採用する。その際の踵部の傾斜角度は、20°から30°が好ましく、また、歩行時の安全面を考慮し、発泡体からなる靴底の横幅を靴幅より広く成型することが望ましい。さらに、発泡体の発泡倍率は20倍から40倍程度が望ましい。
【選択図】図1

Description

本考案は、健康に資するシューズに関し、詳しくは日常の歩行運動において脚をストレッチ及び鍛錬することができるシューズに関するものである。
近年、足の爪先を上方へ向けることで、アキレス腱なかんずくふくらはぎ等の脚の裏側全体が伸ばされ、脚のシェイプアップや身体の健康に大変有効であることが判明している。そこで、通常踵部分が爪先部分よりも比較的高い靴とは逆に、爪先部分の方が踵部分より高い靴がいくつか考案されている。これらはいずれも、靴底の踵部分から爪先方向へ傾斜を設ける構造を採用している。
しかしながら、かかる従来考案の靴は、地面と爪先部分との間に傾斜形成のための障害物が存在するため、実際の使用に際して爪先で地面を蹴ることが容易ではなくなり、とても歩きづらいく実用化されていないのが現状である。また、形成された傾斜により、歩行する際の身体の上下動が通常の靴よりも大きくなって、違和感を感じるとともにバランスをとる必要も生じて、高齢者が着用した場合にはかかるバランス感覚の衰えによる危険が伴うこととなる。
登録実用第3036291号公報
上記問題点に鑑み、本考案は、踵部分より爪先部分を高くすることによる利点を活かしつつ、歩行する際に安全で、かつ歩行による疲労を軽減することができるシューズを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本考案は、発泡体からなる靴底を有する健康シューズであって、靴底の踏付面における母趾球部に対応する踏付部を膨らみの頂点として、踵部及び爪先部の両方向から該頂点へ向けて傾斜を設けた構成となっている。
また、本考案は、前記踵部の傾斜の角度が20°から30°の範囲である構成を採用することもできる。
さらに、本考案は、前記発泡体が発泡ウレタンあるいは発泡ゴムである構成を採ることもできる。
そしてまた、本考案は、前記発泡体の発泡倍率が20倍から40倍の範囲である構成を採用することができる。
またさらに、本考案は、前記発泡体からなる靴底の横幅が靴幅よりも広く成型されている構成とすることもできる。
本考案にかかる健康シューズによれば、爪先を踵よりも高く維持することによる利点、すなわち、アキレス腱並びにふくらはぎ等の脚の裏側全体が伸びることによる脚全体のストレッチ効果に資し、また、脚の各筋肉を引き締めシェイプアップ及び下半身強化に繋がり、さらには脚の変形を防止して美しい脚線美を得ることが可能となる。
また、脚の筋肉が活性化されて血流が良くなり、脚だけでなく体全体の健康アップを図ることができると同時に、脚全体の疲労回復を図ることが可能となる。
さらに、足の爪先を高くした状態で歩行すると、背筋が伸びて姿勢が良くなると同時に、後傾の姿勢を前傾に保とうとする働きにより、自然と腹部の筋肉に力が入りお腹周りが引き締まって、腹部のシェイプアップにも大変な効果が発揮される。
そして、靴底の材質として発泡体好ましくは発泡ウレタンあるいは発泡ゴムを用いることにより、従来における同様の靴の問題点であった歩行時の違和感や安全面を改善し、また、歩行時における足の裏に加わる衝撃を和らげて、歩行による疲労を軽減するという効果を奏する。
以下、本考案にかかる健康シューズを図面に基づいて説明する。
図1は、本考案にかかる健康シューズ1を示す側面図である。該健康シューズ1は、靴本体2と靴底3とから構成されている。靴本体2は、運動靴やサンダル等、特に限定されるものではない。靴底3は、材質として発泡体により成型され、靴底3の踏付面における母趾球部に対応する踏付部を膨らみの頂点Kとして、踵部L2及び爪先部L1の両方向から該頂点Kへ向けて傾斜が設けられている。本考案にかかる健康シューズ1を着用すると、地面Fと踵部L2が接地し、爪先部L1は地面Fから離れた箇所に位置する。すなわち、足の爪先が踵よりも上方に位置することとなる。
ここで、足の爪先を踵よりも上方に位置させることによる利点を説明する。足の爪先を踵より上方へ向けると、アキレス腱を始めふくらはぎ等の脚の裏側全体が伸ばされ、脚のシェイプアップ、下半身強化、脚の変形防止に効果を発揮し、また、脚の筋肉が活性化されて脚だけでなく体全体の健康増進を図ることができ、さらには、脚全体の疲労回復を図るのに大変有効であることが判明している。そしてまた、足の爪先を踵よりも上方に位置させた状態で歩行すると、後傾の姿勢を前傾に保とうとする働きにより、自然と腹部の筋肉に力が入ってお腹周りが引き締まる。すなわち、腹部のシェイプアップにも大変有効であることが判っている。
踵部L2の傾斜角度θは20°から30°の範囲が望ましい。足の爪先部L1を踵部L2よりも上方へ向けることによる作用効果を奏するためには、少なくとも20°以上の角度を必要とし、20°未満であるとほとんど効果は発揮しないからである。また、傾斜角度θを30°より大きくすると、かえってアキレス腱や脚の筋肉に負担を与えて傷めてしまう危険があり、また、起立姿勢が後傾になりすぎて安定した起立状態を保てなくなるからである。
靴底3として使用する発泡体の材質は、特に限定するものではないが、発泡ウレタンあるいは発泡ゴムが好ましい。これら以外の発泡体、例えば発泡スチロールやスポンジであっても、本考案にかかる健康シューズ1の靴底3に採用することは可能であるが、靴底3としての強度や磨耗等を考慮すると、発泡ウレタンあるいは発泡ゴムが最適である。
尚、前記発泡体の発泡倍率は20倍から40倍の範囲であることが望ましい。発泡倍率を20倍より低くした場合、例えば15倍程度とすると、発泡体の弾性が強くて軟らかくなりすぎて、靴底3として使用すると、接地した際に不安定な状態となって脚がふらつく危険がある。逆に、発泡倍率を40倍より高くした場合、例えば50倍にすると、今度は発泡体の弾性が弱くて硬くなってしまい、靴底3として使用すると、歩行時のクッション性がなく身体の上下動が激しくなって違和感を感じ、また、バランスを崩して転倒の危険がある。したがって、クッション性や安全性、安定性や磨耗等に鑑み、本考案にかかる健康シューズ1の靴底3に使用する発泡体の発泡倍率は、20倍から40倍の範囲とすることが最適である。
図2は、本考案にかかる健康シューズ1を示す平面図である。該健康シューズ1の靴底3の横幅が、母趾球部に対応する箇所を最大として、靴本体2の靴幅よりも広く構成されている。すなわち、爪先部L1において靴本体2の靴幅と靴底3の横幅とは一致しており、該爪先部L1から母趾球部に対応する箇所に行くにつれて靴底3の横幅の方が靴幅よりも徐々に広くなる。そして、母趾球部に対応する箇所を過ぎると、今度は逆に靴底3の横幅は徐々に狭まり、踵部L2において靴本体2の靴幅と靴底3の横幅とが再び一致する。かかる構成を採ることによって、靴底3の材質として弾性材料である発泡体を用いることによる横ぶれ等の歩行時の不安定状態の発生という問題を解消し、安定した歩行が確保できることとなる。
図3及び図4は、本考案にかかる健康シューズ1の図2のAA′における部分断面図であり、図3は靴底3の側面を略垂直形状とした場合を示しており、図4は靴底3の側面を末広形状とした場合を示している。いずれの場合も靴本体2の靴幅よりも靴底3の横幅の方が広い形状として構成されており、その効果は上記の通りである。
図5は、本考案にかかる健康シューズ1を着用しての歩行状態を示す説明図である。まず、図5(a)に示すように、足を踏み出し地面Fに踵部L2を接地した段階で頂点Kより踵側の靴底3も同時に接地する。このとき、靴底3の頂点Kにおける高さhは最大を維持している。次いで、図5(b)に示すように、踵部L2から爪先部L1へ体重移動がなされる。このとき、靴底3は発泡体の弾性作用により、頂点Kにおいて押し潰される格好となり、該頂点Kにおける高さhが低くなる。これにより、歩行時の身体の上下動は少なくなって違和感なく歩行でき、また、かかる靴底3のクッション性により足の裏に加わる衝撃を和らげて、歩行による疲労が軽減される。最後に、図5(c)に示すように、爪先部L1へ完全に体重移動がなされ、該爪先部L1により地面Fが蹴られることとなる。このとき、頂点Kより爪先側の靴底3が接地する状態となり、靴底3の頂点Kにおける高さhは再び最大の状態に戻る。
上記の通り、本考案にかかる健康シューズ1を着用した場合に、足の爪先を踵よりも上方に位置させることによる利点だけではなく、歩行時の違和感がなくなると同時に足の裏に加わる衝撃を和らげ歩行による疲労が軽減され、歩行がスムーズに行われるという側面からも大変に効果を発揮することとなる。
本考案にかかる健康シューズを示す側面図である。 本考案にかかる健康シューズを示す平面図である。 本考案にかかる健康シューズの一の実施形態にかかる図2のAA′における部分断面図である。 本考案にかかる健康シューズの他の実施形態にかかる図2のAA′における部分断面図である。 本考案にかかる健康シューズによる歩行状態を示す説明図である。
符号の説明
1 健康シューズ
2 靴本体
3 靴底
F 地面
K 頂点
L1 爪先部
L2 踵部
h 頂点Kの高さ
θ 傾斜角度

Claims (5)

  1. 発泡体からなる靴底を有する健康シューズであって、靴底の踏付面における母趾球部に対応する踏付部を膨らみの頂点として、踵部及び爪先部の両方向から該頂点へ向けて傾斜を設けたことを特徴とする健康シューズ。
  2. 前記踵部の傾斜の角度が20°から30°の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の健康シューズ。
  3. 前記発泡体が発泡ウレタンあるいは発泡ゴムであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の健康シューズ。
  4. 前記発泡体の発泡倍率が20倍から40倍の範囲であることを特徴とする請求項1から請求項3に記載の健康シューズ。
  5. 前記発泡体からなる靴底の横幅が靴幅よりも広く成型されていることを特徴とする請求項1から請求項4に記載の健康シューズ。

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