JP3105257B2 - 記録材料 - Google Patents

記録材料

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JP3105257B2
JP3105257B2 JP52665495A JP52665495A JP3105257B2 JP 3105257 B2 JP3105257 B2 JP 3105257B2 JP 52665495 A JP52665495 A JP 52665495A JP 52665495 A JP52665495 A JP 52665495A JP 3105257 B2 JP3105257 B2 JP 3105257B2
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  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、インキジェット法の要件を満たすべく改善
された記録材料に関する。
かかる記録材料は、原則的に公知である。記録材料
は、紙または透明もしくは曇ったプラスチックフィルム
である。これらの材料、特にプラスチックフィルムは、
その少なくとも一方の表面上にインキ受理層を担持す
る。これらの層は、一般に、支持体に２〜50μｍの間の
厚さにて形成される親水性被膜である。かかる層は、一
般的に水性インキを受理するのに特に適する。
WO 92/07723は、架橋性ポリマーと、液体吸収性ポリ
マーの混合物で支持体材料を被覆し、該ポリマーの完全
な反応後に部分的に透過可能な網状構造が層中に形成さ
れることを記載している。
WO 93/04869は、次の成分から構成されるインキ受理
層を開示している。即ち、（１）ビニルピロリドン、
（２）ポリエステル、（３）アルキレンオキシドポリマ
ー、（４）ポリビニルアルコールおよび（５）ポリエー
テル。該層は、水性インキに対して特に良好な受理特性
を示す。
EPPA−524 626は、主として多孔質擬ベーマイトから
成る層を有する記録材料を記載している。この被膜は、
インキが特に速く乾燥するという利点を有する。
黒インキに加えて着色インキを用いることが、記録物
特に画像記録物の作製の分野において確立されつつあ
る。広範囲の色効果（color effects）が、原色である
シアン、マゼンタ、黄および黒を適当に混合することに
より得られ得る。ある場合（グラフィックス、広告、ラ
ベル）には、特に光沢のある反射性色効果が望ましい。
かかる効果は、慣用の公知の記録材料によっては達成さ
れ得ない。
本発明の目的は、特に光沢のある記録物および／また
は色効果が慣用のインキでもって達成され得る、インキ
ジェット法用記録材料を提供することである。
この目的は、支持体材料を有するインキジェット用記
録材料であって、該支持体材料は、少なくとも一方の表
面上に金属層を有しかつこの金属層上に水性インキを受
理するための透明なまたはわずかに曇った記録層を有
し、しかもこの記録層の表面のDIN 67530に従って測定
した光沢は、標準光沢マスター（標準物Ａ）を対照にし
て20゜、60゜および85゜の角度にて測定したとき＞70％
の値を有する、上記記録材料により達成される。
光沢に依り種々の角度にて光沢を測定することが通常
である。比較的艶のない表面は通常85゜にて測定され、
そして比較的光沢のある表面は20゜にて測定される。本
発明による記録材料は、すべての慣用の測定角度にて70
％より大、好ましくは80％より大の光沢を有する。測定
角度60゜および85゜にて90％より大かつ20゜の測定角度
にて85％より大の光沢が、非常に特に好ましい。
記録材料の光沢は、市販の光沢測定装置を用いて例え
ばドクター・ランゲ（Dr.Lange）社の“デテクトメータ
ー（detectometer）”の名の下で入手し得る装置によ
り、DIN 67530に従って記録層について測定される。該
測定は、標準光沢マスター（標準物Ａ）を対照にして行
われる。
上記した記録材料の光沢を達成するために、透明な支
持体材料の少なくとも一方の表面上にいずれかの所望方
法により平滑な反射性金属層が形成される。適当な好ま
しい金属は、アルミニウム、亜鉛、ニッケル、クロム、
銅、金、銀またはそれらの合金である。その形成は、好
ましくは、チャンバ内に配置された支持体材料に対して
減圧にて蒸着によりもしくはカソードスパッタリングに
より遂行される。該金属層はまた、所望の厚さを得るた
めに複数層の個々に形成された層から構成され得る。該
金属層の厚さは、好ましくは10〜300nmである。
好ましくは、金属層は保護被膜により覆われそして水
性インキを受理するための透明なまたはわずかに曇った
記録層は該保護層上に設置される。
記録層の表面光沢に関して金属層の所望効果を達成す
るためな、支持体材料は、できる限り平滑な表面を有す
るべきである。これは、支持体材料例えば紙上に被覆を
設けることにより達成され得る。特に適当な透明な支持
体材料は、熱可塑性ポリマーのプラスチックフィルム、
例えばポリエステルフィルムからなる。透明な紙もま
た、支持体材料として適している。
透明な支持体の場合には、該支持体はその一方の表面
上に金属層を有し得そして水性インキを受理するための
透明なまたはわずかに曇った記録層は金属層もしくは金
属層を覆う保護被膜上の代わりに該透明な支持体材料の
反対の表面上に設置される。
保護用の適当なポリマーは、例えば、ポリ（メタ）ア
クリレート、ポリビニルアセテートまたはそれらのコポ
リマーである。
インキに対する透明な記録層は、親水性のフィルム形
成性ポリマーを含有する。適当なポリマーは、ポリビニ
ルアルコール（PVA）、ポリビニルピロリドン（PVP）、
セルロース誘導体、（メタ）アクリル酸誘導体、ポリビ
ニルアセテートまたはそれらのコポリマー、並びにかか
る物質の混合物である。該記録層は、２〜50μｍの厚さ
を有し得る。
インキに対するこの透明な記録層は、本発明に従っ
て、次の表面に形成され得る。即ち、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平２−41285（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−284979（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−100490（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−210346（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−115074（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−203088（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−337047（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B41M 5/00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】支持体材料を有するインキジェット用記録
    材料であって、該支持体材料は、少なくとも一方の表面
    上に金属層を有しかつこの金属層上に水性インキを受理
    するための透明な記録層を有し、しかもこの記録層の表
    面をDIN67530に従って測定した光沢は、標準光沢マスタ
    ー（標準物Ａ）を対照にして20゜、60゜および85゜の角
    度にて測定したとき＞70％の値を有する、上記記録材
    料。
  2. 【請求項２】金属層が保護被膜により覆われておりそし
    て水性インキを受理するための透明な記録層が該保護層
    上に設置されていることを特徴とする請求の範囲第１項
    に記載の記録材料。
  3. 【請求項３】支持体材料が透明であることを特徴とする
    請求の範囲第１項または第２項に記載の記録材料。
  4. 【請求項４】透明な支持体材料がその一方の表面上に金
    属層を有し、かつ水性インキを受理するための透明な記
    録層が金属層上または金属層を覆う保護被膜上の代わり
    に透明な支持体材料の反対の表面上に設置されているこ
    とを特徴とする請求の範囲第１項または第２項に記載の
    記録材料。
  5. 【請求項５】光沢が標準光沢マスター（標準物Ａ）を対
    照にして20゜、60゜および85゜の角度にて＞80％の値を
    有する、ことを特徴とする請求の範囲第１項に記載の記
    録材料。
  6. 【請求項６】光沢が標準光沢マスター（標準物Ａ）を対
    照にして60゜および85゜の角度にて＞90％の値かつ20゜
    の角度にて＞85％の値を有することを特徴とする請求の
    範囲第１項に記載の記録材料。
  7. 【請求項７】支持体がプラスチックフィルムであること
    を特徴とする請求の範囲第１項から第６項のいずれか１
    項に記載の記録材料。
  8. 【請求項８】金属層がアルミニウム、亜鉛、銅、ニッケ
    ル、クロム、金、銀またはそれらの合金を含有すること
    を特徴とする請求の範囲第１項から第７項のいずれか１
    項に記載の記録材料。
  9. 【請求項９】支持体材料が透明なポリエステルフィルム
    であることを特徴とする請求の範囲第１項から第８項記
    載のいずれか１項に記載の記録材料。
  10. 【請求項１０】透明な記録層が親水性のフィルム形成性
    ポリマーからなることを特徴とする請求の範囲第１項か
    ら第９項のいずれか１項に記載の記録材料。
  11. 【請求項１１】親水性のフィルム形成性ポリマーがPV
    A、PVP、セルロース誘導体、（メタ）アクリル酸誘導
    体、ビニルアセテート、それらのコポリマー、またはこ
    れらの物質の混合物から成ることを特徴とする請求の範
    囲第10項に記載の記録材料。
  12. 【請求項１２】保護層が（メタ）アクリレートポリマー
    またはコポリマーであることを特徴とする請求の範囲第
    ２項に記載の記録材料。
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DE19944426578 DE4426578A1 (de) 1994-07-27 1994-07-27 Aufzeichnungsmaterial
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