JP3105252U - 剃った髭の飛散防止具 - Google Patents

Abstract

【課題】 本考案は髭剃り時、剃った髭が飛散、床その周辺を汚すので、剃った髭を受けとめる用具を提供するものである。
【解決手段】 シ−トの一部を袋状に縫製し、形状維持が可能な薄い型板を差し入れる。面紐状に立ち上げたシ−トの両端（３ａ、３ｂ）を装着者の首まわりに合わせて装着する。このとき、型板部分のシ−トは装着者の体前面に角度をもって谷をつくる。
【選択図】 図３

Description

本考案は、髭剃り時剃った髭が飛散並びに落下するのを受け止め収容する用具に関するものである。

従来、髭剃り時に利用する用具としては、（特開２００２−２２４４６９）電気髭剃り器用前掛けとして、落下した剃り髭の捕捉をミシン目を入れた無数の細かな凸凹形となる突起を形成してなるものがあった。

又、（特開２００２−２６６１２３）髭剃り時用衣類防止エプロンとして、剃刀で髭を剃る場合用で、水気を吸い取る布と水気を通さない布を表裏として、首に沿って巻くエプロン状のものがあった。

解決しようとする問題点は、剃刀で剃った髭も、電気髪剃り器を使用した場合でも、又子女の前髪の調髪する場合でも、髭や髪が床等に落下飛散するのを受け止め完全に収容する機能を得ることである。

髭を剃る人、前髪の調髪する人の首の下前面上部に、斜めに形状維持が可能な型板を取りつけた部分を保持したシ−トを装着する。

剃った髭、髪がシ−トに付着し、床その周辺には飛散せず衛生的である。また衣服も汚さない。

シ−トの一部に袋状部分を設け、形状維持可能な型板を出し入れできるようにしておく。シ−トが汚れたとき、洗うことができる。

型板の大きさは横３５〜４０ｃｍ、縦３０〜３５ｃｍ、厚さ３〜５ｍｍで軽量のものを用いる。シ−トはメッシュの小さいものを用いる。

装着部の面紐状部分の一方図１正面図（３ｂ）は装着者の首まわりに合わせるため面ファスナ−を３ヶ所（５ａ、５ｂ、５ｃ）設けてある。子供でも大人でも使用可能である。

図１、正面図（６ａ）と（５ａ）（５ｂ）（５ｃ）のいずれかを装着者の首まわりに合わせ合着するだけで簡単に装着可能。取りはずしも簡単である。

本考案は介護にも使用できる。食事の介助時、食物などを床にこぼすことなく、後始末が簡単である。

本考案の正面図である。 本考案の右側面図である。 本考案の斜視図である。

符号の説明

１ 型板
２ 開閉部
３ａ 面紐状のシ−トの左端
３ｂ 面紐状のシ−トの右端
４ａ 面紐状の左シ−ト面
４ｂ 面紐状の右シ−ト面
５ａ 面ファスナ−
５ｂ 面ファスナ−
５ｃ 面ファスナ−
６ａ 面ファスナ−
７ａ 左襠
７ｂ 右襠
８ 型板を入れた平坦部
９ 型板を入れた時の前方先端部位

Claims (3)

1. シ−トの一部を袋状に縫製し、形状維持が可能な薄い型板（１）を出し入れできるようにした開閉部（２）を重ね合わせて閉じ、相対する合着面の適位置に面ファスナ−を設け備えた剃った髭の飛散防止具。
2. シ−トの両端（３ａ、３ｂ）を所要の幅に折り込んで縫合し、幅広の面紐状として立ち上げ、両端を重ね合わせて合着させる部位に相対する一方の面（４ｂ）の適位置（５ａ、５ｂ、５ｃ）の３箇所に面ファスナ−を装着し、一方の面（４ａ）の先端部位に（５ａ、５ｂ、５ｃ）の何れかを選択して相対合着する面ファスナ−（６ａ）を設けた請求項１記載の剃った髭の飛散防止具。
3. 襠部分（７ａ、７ｂ）をやや緊張させ、薄い型板（１）を入れた平坦部（８）の前方先端部位（９）が水平に対し２５度乃至プラス、マイナス５度程度上向きの傾斜形態を採るように構造縫製した請求項１、２記載の剃った髭の飛散防止具。

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