JP3105157B2 - 塗装アームの関節装置における管継手部構造 - Google Patents

塗装アームの関節装置における管継手部構造

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JP3105157B2 JP07300346A JP30034695A JP3105157B2 JP 3105157 B2 JP3105157 B2 JP 3105157B2 JP 07300346 A JP07300346 A JP 07300346A JP 30034695 A JP30034695 A JP 30034695A JP 3105157 B2 JP3105157 B2 JP 3105157B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗装アームの関節
装置において、塗料供給管どうしを接続する管継手部構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、塗装装置はワークの狭隘部に対
応させる必要があるため、塗装ガン取付け部を有する回
転体本体(手首部ともいう)は小さい方がよい。ところ
が、塗装装置では塗料供給用の供給管が設けられてお
り、この供給管は回転体本体の外部に配置されているた
め、塗装作業中に供給管がワークに接触し易く、作業に
支障をきたし、また供給管が破損し易い。
【0003】そこで従来、図4に示すように、塗装装置
50先端に配置した回転体本体51の内部に供給管5
2,53を通すようにした技術がある。すなわち様々な
構成部品を内装した回転体本体51内に、屈曲した供給
管経路54を形成し、この供給管経路54に沿って複数
本の剛性の高い供給管52,53を配置し、これら供給
管52,53のうち所定の供給管52を回転体本体51
内の支持部材55で支持し、この所定の供給管52と塗
装ガン側の供給管53どうしを、スイベルジョイント5
6で連結したものである。そしてこのスイベルジョイン
ト56は、例えば、先端に塗装ガン取付けフランジ57
を形成した揺動体58の開口60に配置している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
揺動体58を揺動させても、所定の供給管52と塗装ガ
ン側の供給管53とはスイベルジョイント56で連結さ
れているため、両供給管52,53は連結されたままの
状態を保持して、所定の供給管52,53から塗装ガン
側の供給管52,53に塗料が供給され、被塗装物を塗
装することができる。
【0005】しかし、回転体本体51は様々な構成部品
を内装した複雑な構造となっており、供給管52,53
は剛性が高いため、支持部材55に支持した所定の供給
管52と、揺動体58の開口60に配置したスイベルジ
ョイント56との正確な芯合わせを行うのは困難であ
る。
【0006】そして所定の供給管52とスイベルジョイ
ント56との芯合わせが正確に行われないと、揺動中心
の芯ずれによる回転むらが生じ、所定の供給管52とス
イベルジョイント56との機密性が確保できず、塗料圧
力による塗料の漏れが発生してしまう。
【0007】そこで本発明は、上記課題を解決し得る
装アームの関節装置における管継手部構造の提供を目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明における課題を解
決するための手段は、塗装アーム本体に回転体本体を軸
心回りに回転自在に設け、この回転体本体に、回転装置
によりその軸心回りに回転され、かつ揺動装置により前
記軸心に直交する揺動軸回りに揺動される揺動体を設
け、この揺動体に塗装ガンを支持させ、前記回転体本体
の軸心に沿う第一経路に配置された第一管体と、前記揺
動体の内筒内の第二経路に配置されて塗装ガンに接続さ
れた第二管体とを接続する塗装装置の関節装置における
管継手部構造であって、回転体本体に固定部材により固
定された第一管体の先端部に取付けられた固定ブロック
と、第二管体の基端部に取付けられて前記揺動軸回りに
揺動自在なスイベルジョイントとを、可撓性を有する接
続管により接続したものである
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図3に基づいて説明する。まず塗装アームの関節装
置1の構成を説明すると、塗装アーム本体3の先端に、
軸受け4を介して塗装アーム本体3の軸心5回りに回転
自在な回転体本体6と、この回転体本体6に支持されて
塗装ガン(図示せず)を支持する揺動体7とを備えてい
る。
【0010】この揺動体7は、その基部が回転体本体6
内に配置されるとともに先端部が回転体本体6の端面に
形成した揺動孔8から突出され、また揺動体7は、外筒
10とこの外筒10に隙間を有して内嵌した内筒11と
を有し、この内筒11の先端部に外筒10から突出して
拡径された塗装ガン取付け用のフランジ部12が設けら
れている。
【0011】また回転体本体6には、内筒11をその軸
心11a回りに回転させるための回転装置9と、外筒1
0の基部を回転体本体6の軸心6a方向と直交する揺動
軸13回りに揺動支持する揺動装置14とを備え、回転
装置9、揺動装置14はともに傘歯車機構15,16に
より構成されている。
【0012】さらに回転体本体6の基部内側には、後述
の第一管体17を回転体本体6に対して固定するための
固定部材18が取付けられている。また回転体本体6の
内部に、塗料供給用の管体20を配置するための配管経
路21が形成され、この配管経路21は、回転体本体6
の基部の中心から固定部材18内へ向けて屈曲し回転体
本体6の軸心6aに沿って固定部材18外へ到る第一経
路22と、この第一経路22から内筒11の基部に向け
て連設された中間経路23と、この中間経路23に連設
された内筒11内の第二経路24とから形成されてい
る。
【0013】そして前記管体20は、第一経路22から
中間経路23の途中まで到るよう折曲した前記第一管体
17と、内筒11内の第二経路24を通る直線状の第二
管体25とから構成され、第一管体17の先端部と第二
管体25の基端部とが継手構造26によって接続され、
第二管体25の先端部には、塗装ガンを接続するための
継手部材27が取付けられている。
【0014】そして本発明の実施の形態に係る前記継手
構造26は、第一管体17の先端部側、すなわち固定部
材18に固定された固定ブロック(第一管体17側の取
付け部材の一例)28と、第二管体25の基端部側にニ
ップル31およびソケット30を介して接続されたスイ
ベルジョイント(第二管体25側の取付け部材の一例)
32と、固定ブロック28に形成した連通孔33および
スイベルジョイント32を接続する可撓性を有して湾曲
した接続管(例えば鋼管、銅管、合成ゴム製ホースな
ど)35とから構成されている。
【0015】そしてこの接続管35の端部は、それぞれ
固定ブロック28、スイベルジョイント32に回動継手
36を介して回動可能に接続されている。上記構成にお
いて、回転装置9を駆動すると、内筒11がその軸心1
1a回りに回転し、揺動装置14を駆動すると、揺動体
7が回転体本体6の軸心6a方向と直交する揺動軸13
回りに揺動し、これによって塗装ガンの向きを塗装場所
に応じて変更することができる。
【0016】ところで、上記のように、第一管体17の
先端部と第二管体25の基端部とは、第一管体17の先
端部側の固定ブロック28と、第二管体25の基端部側
にソケット30およびニップル31を介して接続したス
イベルジョイント32とを、可撓性を有する接続管35
で接続している。
【0017】すなわち、固定ブロック28とスイベルジ
ョイント32との離間距離が正確でなく、必要以上に大
きくなってしまったり、あるいは小さくなってしまった
場合でも、接続管35がそれらの量に応じて撓み(変形
し)、また回動継手36で接続管35の端部が回動する
ことによって、固定ブロック28とスイベルジョイント
32との離間距離の誤差を吸収できる。
【0018】従って、スイベルジョイント32、ソケッ
ト30およびニップル31の軸心を常に一致させ、揺動
体7が揺動した場合であっても、芯ずれによる回転むら
を防止してスイベルジョイント32の機密性を保持し、
管体20に塗料を供給しても、塗料の漏れを防止でき
る。
【0019】このように本発明の実施の形態によれば、
固定部材18に固定された第一管体17の先端部に取付
けた固定ブロック28と、回転体本体6の軸心6a方向
と直交する揺動軸13回りに揺動自在な第二管体25の
基端部に取付けたスイベルジョイント32とを可撓性を
有する接続管35で接続したので、固定ブロック28と
スイベルジョイント32との離間距離が必要以上に大き
くなってしまったり、あるいは小さくなってしまった状
態で第二管体25が揺動しても、接続管35が固定ブロ
ック28とスイベルジョイント32との離間距離に応じ
て撓み、固定ブロック28とスイベルジョイント32と
の離間距離の誤差を吸収するので、スイベルジョイント
32の芯ずれによる回転むらを防止し、もって機密性を
保持し、管体20に塗料を供給しても塗料の漏れを防止
できる。
【0020】また、固定ブロック28とスイベルジョイ
ント32との接続に可撓性を有する接続管35を用いる
ことにより、接続が容易で、メンテナンスも容易にな
る。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よれば、固定部材に固定された第一管体の先端の固定ブ
ロックと、回転体本体の軸心方向と直交する揺動軸回り
に揺動自在な第二管体の基端部に取付けたスイベルジョ
イントを、可撓性を有する接続管で接続したので、固定
ブロックとスイベルジョイントとの離間距離が必要以上
に大きくなってしまったり、あるいは小さくなってしま
った状態で第二管体が揺動しても、接続管が固定ブロッ
クとスイベルジョイントとの離間距離に応じて撓み、第
一管体とスイベルジョイントとの離間距離の誤差を吸収
するので、スイベルジョイントの芯ずれによる回転むら
を防止し、もって機密性を保持し、管体に塗料を供給し
ても塗料の漏れを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す管継手部構造の使用
状態を示す断面図である。
【図2】同じく管継手部構造の正面図である。
【図3】同じく側面図である。
【図4】従来の管継手部構造の使用状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 関節装塗装アーム本体 5 塗装アーム本体の軸心 6 回転体本体 6a 回転体本体の軸心 7 揺動体 9 回転装置 13 揺動軸 14 揺動装置 15 傘歯車機構 16 傘歯車機構 17 第一管体 18 固定部材 20 管体 21 配管経路 22 第一経路 23 中間経路 24 第二経路 25 第二管体 26 継手構造 27 継手部材 28 固定ブロック 32 スイベルジョイント 35 接続管 36 回動継手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05B 15/00 F16L 27/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塗装アーム本体(3)に回転体本体(6)
    を軸心(5)回りに回転自在に設け、この回転体本体
    (6)に、回転装置(9)によりその軸心(11a)回
    りに回転され、かつ揺動装置(14)により前記軸心
    (11a)に直交する揺動軸(13)回りに揺動される
    揺動体(7)を設け、この揺動体(7)に塗装ガンを支
    持させ、 前記回転体本体(6)の軸心(6a)に沿う第一経路
    (22)に配置された第一管体(17)と、前記揺動体
    (7)の内筒(11)内の第二経路(24)に配置され
    て塗装ガンに接続された第二管体(25)とを接続する
    塗装アームの関節装置における管継手部構造であって、 回転体本体(6)に固定部材(18)により固定された
    第一管体(17)の先端部に取付けられた固定ブロック
    (28)と、第二管体(25)の基端部に取付けられて
    前記揺動軸(13)回りに揺動自在なスイベルジョイン
    ト(32)とを、可撓性を有する接続管(35)により
    接続した ことを特徴とする塗装アームの関節装置におけ
    る管継手部構造
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