JP3105014U - コルセット - Google Patents

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徳一郎 小林
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株式会社京都繊維工業
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Abstract

【課題】腰当て部の腰椎への押圧力を一定に保持し、腰部を矯正するコルセットを提供する。
【解決手段】コルセット1は、腰部に押圧された状態で腰椎を矯正する腰当て部4と、腰当て部4を使用者の腰部に当てた状態で、腰当て部4を使用者の腰部に保持する第1の帯部2および第2の帯部3とを有する。腰当て部4は、両端部を互いに係合可能に設けた第1の帯部2および第2の帯部3との間に設けられ、第1の帯部2および第2の帯部3とには、帯部を長手方向に折り重ねてなる折り重ね部10,11を設け、第1の帯部2および第2の帯部3とには、折り重ね部10、11の折り重ね長さを調節する折り重ね部調節手段16、17をそれぞれ設けた。
【選択図】図3

Description

本考案は、腰部を矯正するコルセットに関する。
従来から、帯部に伸縮性を有するゴム等を使用し、腰部を矯正する腰当て部を備えたコルセットが使用されている。
従来のコルセットは帯部が伸縮性を有していることから、コルセットの装着時において、使用者の胴部を帯部で適度に締め付けた場合であっても、コルセットの装着後には帯部自身が伸縮して帯部の胴部への締め付け具合が変化してしまい、腰当て部の腰椎への押圧力が一定に保持されないという問題点があった。
そこで、本考案は、胴部の締め付け具合、すなわち、腰当て部の腰椎への押圧力を一定に保持することができるコルセットを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本考案のコルセットは、腰部に押圧した状態で腰部を矯正する腰当て部と、該腰当て部を使用者の腰部に当てた状態で、該腰当て部を使用者の腰部に保持する帯部とを有するコルセットであって、上記腰当て部は、第1の帯部と第2の帯部との間に設けられ、第1の帯部と第2の帯部との少なくとも一方の帯部には、帯部を長手方向に折り重ねてなる折り重ね部を設け、第1の帯部と第2の帯部との少なくとも一方の帯部に、上記折り重ね部の折り重ね長さを調節する折り重ね部調節手段を設け、第1の帯部と第2の帯部との両端部を互いに係合可能に設けたことを特徴としている。
本考案によれば、コルセット装着の際、折り重ね部調節手段を用いて折り重ね部の折り重ね長さを調節して帯部を胴部へ適度に締め付けることができ、また、装着後において、装着時に調節された帯部の適度な締め付け具合が保持される。これにより、腰当て部の腰椎への押圧力を一定に保持することができる。
以下、添付図面を参照して本考案に係るコルセット1について説明する。図1に示すコルセット1は、概略、伸縮性を殆ど有さない布を帯形状に縫製して得られた第1の帯部2と第2の帯部3、及びこれらの間に設けられた腰当て部4とで構成されている。腰当て部4は腰当て板挿入口(ポケット)5を上側縁部分に備えており、この挿入口5から使用者の腰部に押圧した状態で腰部を矯正する腰当て板6が挿入してある。
第1の帯部2と第2の帯部3の終端部には、使用者の胴部に巻回した帯部2、3を留め合わせるためのファスナ7、8が縫い付けてある。なお、上記ファスナ7、8に代えて第1の帯部2と第2の帯部3の終端部の正面、及び背面に面ファスナを縫い付けてもよい。
第1の帯部2と腰当て部4との間には、折り重ね部10が設けてある。折り重ね部10は、第1の帯部2を該第1の帯部2の長手方向に、かつ腰当て部4の背面側に、平面視、及び底面視において(図中、矢印A方向に見て)Z文字形状となるように折り重ねて構成したものである。同様に、第2の帯部3と腰当て部4との間にも第2の帯部3を折り重ねて構成される折り重ね部11が設けてある。
これら折り重ね部10、11には、図2、及び図3に示すように、折り重なった終端縁部のそれぞれの上下部分12、13、14、15に、折り重ね長さ調節手段16、17のベルト18、19がそれぞれ縫い付けられている。
折り重ね長さ調節手段16は、ベルト18の両端部を終端縁部12と13とに縫い合わせてV字形状とし、この頂点部分に縫い付けられたカン20に、第2の帯部3に縫い付けられた引き出し用ベルト21を挿通し、その先端部22を第2の帯部3のファスナ8側の端部に折り返して構成される。上記先端部22には面ファスナが縫い付けられており、第2の帯部3、及び第1の帯部2の背面側に縫い付けられた面ファスナ23、24に留め合わせることができるようになっている。
折り重ね長さ調節手段17は、上記折り重ね長さ調節手段16と同一の構成であることから説明を省略する。なお、対応部分の符号には5を加えて図示している。なお、コルセット1は、折り重ね部10と折り重ね長さ調節手段17、若しくは折り重ね部11と折り重ね調節手段16とのどちらか一方の組み合わせのみを備える構成としてもよい。
上記構成からなる折り重ね長さ調節手段16と17は、図4に示すように、引き出しベルト21、26をファスナ7、8側にそれぞれ引き出すことにより、カン20、25をファスナ7、8側に移動させて、折り重ね部10、11の折り重ねられた長さを長くする(コルセット1の全長を短くする)ことができる。なお、上記のように、ベルト18、19のV字形状の2つの端部が折り重ね部10、11の終端縁部のそれぞれ上下部分12、13、14、15にそれぞれ縫い合わせてあることから、折り重ね部10、11の終端縁部を平行移動するように引き出すことができる。これにより、上部分と下部分とで引き出される長さが相違して帯部2、3がねじれることが防止される。
また、上記動作とは逆に、図5に示すように、引き出し用ベルト21、26を腰当て部4側にそれぞれ引き戻すことにより、カン20、25を腰当て部4側に移動させて、折り重ね部10、11を短くする(コルセット1の全長を長くする)ことができる。
なお、上記のように引き出しベルト21、26を引き出すことでカン20、25がファスナ7、8側に移動するが、カン20、25は引き出し用ベルト21、26が帯部2、3に縫い付けられた部分28、29にそれぞれ当接してその移動が規制される(図4参照。)。本実施例では、引き出し用ベルト21と26とを最も引き出した状態、すなわち、折り重ね部10、11における折り重ね長さが最も短くなった状態において、折り重ね部10から11の長さが、腰当て部4の幅と等しくなるように引き出し用ベルト21,26を帯部2、3にそれぞれ縫い付けてある。これにより、引き出し用ベルト21と26を最大限に引き出した場合であっても、腰当て部4が両側から押し潰されるように変形することが防止される。
次に、腰当て板6について説明する。腰当て板6は、図6と7に示すように、ウレタン製の板材40の正面(腰椎に対向する面)に、腰椎を保護するための短冊形状のクッション性を有する部材(クッション部材)41と、このクッション部材41を挟むようにして配置した2枚の略短冊形状の樹脂材からなる補強板42、43とを貼り付けた後、板材40の表面を弾力性のある布材で覆って構成したものである。
腰当て板6は、全体が背面側に反った形状に設けられるとともに、上下の辺の中央部に、湾曲して凹んだ湾曲部44が形成してある。この湾曲部44は、腰当て板6の正面に押し当てられた使用者の腰椎が、短冊型のクッション部材41に埋没する深さを規制している。なお、腰当て板6は、上記構成に限るものでなく、所定の強度を有する弾性材料を一体成型して作成したものであってもよい。
次に、コルセット1の使用方法について説明する。コルセット1の使用者は、図8に示すように、腰当て部4を腰に当てた状態で帯部2、3に縫い付けられたファスナ7、8を腹の上で留め合わせた後、右手と左手とでそれぞれ掴んだ引き出し用ベルト21、26を前方に引き出す。このようにして引き出し用ベルト21、26の引き出し長さを調節することで、折り重ね部の長さ、すなわちコルセット1の全長が調節されて、腰当て部4の腰椎への押圧具合を調節することができる。
コルセット1では、上記のように、引き出し用ベルト21、26の引き出し長さを調節することでコルセット1の締め付け具合が調節され、帯部2、3自体が伸張しないことから、使用者の胴部を帯部で適度に締め付ける状態が維持され、腰当て部の腰椎への押圧力を一定に保持することができる。
また、コルセット1は、腰当て部4に対して左右両側に設けられた引き出しベルト21、26を同一長さ引き出して帯部2、3の締め付け具合を調節することから、腰当て部4が腰の左側、若しくは右側にずれることが防止される。
本考案に係るコルセットの正面図である。 本考案に係るコルセットの背面図である。 本考案に係るコルセットを背面側から見た斜視図である。 本考案に係るコルセットの全長を最も短くした状態の背面図である。 本考案に係るコルセットの全長を最も長くした状態の背面図である。 腰当て板を背面側から見た斜視図である。 腰当て板の左側面図である。 本考案に係るコルセットの装着手順を示した図である。
符号の説明
1 コルセット
2、3 帯部
4 腰当て部
5 挿入口
6 腰当て板
7,8 ファスナ
10、11 折り重ね部
12,13,14,15 終端縁部
16,17 折り重ね長さ調節手段
18,19 ベルト
20、25 カン
21、26 引き出し用ベルト
22,27 先端部
23、24 面ファスナ
28、29 部分
40 板材
41 クッション部材
42、43 補強板
44 湾曲部

Claims (5)

  1. 腰部に押圧された状態で腰椎を矯正する腰当て部と、該腰当て部を使用者の腰部に当てた状態で、該腰当て部を使用者の腰部に保持する帯部とを有するコルセットであって、
    上記腰当て部は、両端部を互いに係合可能に設けた第1の帯部と第2の帯部との間に設けられ、第1の帯部と第2の帯部との少なくとも一方の帯部には、帯部を長手方向に折り重ねてなる折り重ね部を設け、第1の帯部と第2の帯部との少なくとも一方の帯部に、上記折り重ね部の折り重ね長さを調節する折り重ね部調節手段を設けたことを特徴とするコルセット。
  2. 上記折り重ね部調節手段が第1のベルトと第2のベルトとで構成され、
    上記第1のベルトは、一端が折り重ね部の重なり合った帯部分の終端縁部に固定され、他端が第2のベルトを挿通する挿通部を備え、
    上記第2のベルトは、一端が折り重ね部を有していない帯部に固定され、他端が第1のベルトの挿通部に挿通されて上記帯部に着脱可能に設けたことを特徴とする請求項1に記載のコルセット。
  3. 上記第2のベルトの一端は、上記折り重ね部の折り重ね長さが最も短くなる位置で、上記帯部に固定したことを特徴とする請求項2に記載のコルセット。
  4. 上記腰当て部が、腰椎に沿った湾曲面を有するとともに、上下辺にそれぞれ凹み部を形成した着脱自在な腰当て板を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一に記載のコルセット。
  5. 腰椎に沿った湾曲面を有するとともに、上下辺にそれぞれ凹み部を形成したことを特徴とする腰当て板。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016002843A1 (ja) * 2014-07-01 2016-01-07 興和株式会社 サポーター
JP2019010393A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 奏株式会社 腰用サポータ

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