JP2001505802A - 荷物担持装置用のベルト組立体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ベルト組立体(６０)が荷物担持装置(１０)の荷物支持構造(３０)に枢動可能に接続され、また、後部パネル(７０)と、一対の横方向パネル(８０)とを備えている。横方向パネル(８０)は、後部パネル(７０)に枢動可能に接続されている。ベルト組立体を装着したとき、後部パネルはユーザの腰部領域を覆い、横方向パネルはユーザの腰部の周りに巻き付く。ベルト組立体(６０)は、フックアンドループ締結装置(５０)により後部パネル及び横方向パネルに接続されることが好ましい、取り外し可能なパッド(９０)を備えている。ストラップ(９４)がベルト組立体をユーザの腰部の周りに固着する。ベルト組立体の間、ベルト組立体と荷物支持装置との間の枢動可能な接続により、装着したとき、ベルト組立体がユーザの動作に対して高い自由度を付与することを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】 荷物担持装置用のベルト組立体 発明の背景 本発明は、全体として、ユーザの背中及び腰部にて荷物を支持し且つ担持する 荷物担持装置に関する。より具体的には、本発明は、ユーザの動きに対して高い 自由度を提供しつつ、バックパック、タンクを有する浮力コントロール装置又は その他の荷物のような荷を、ユーザの背中及び腰部にて十分に且つ快適に支持す る荷物担持装置用のベルト組立体に関する。 ユーザの背中にて荷物を支持する従来のバックパック及び同様の構造体は、典 型的に、荷物担持区画と、肩ストラップとを備えている。小容量のパックは、荷 物を快適に支持するための他の支持構造を何ら必要としないことがしばしばであ るが、ダイバ用の浮力コントロール装置のようなより大容量のパック及び担持装 置は、荷物を更に支持し且つその荷物をユーザの背中及び腰部に適正に分配する 設計とされた堅固なフレーム構造体と、腰部ストラップとを備え、これにより、 時間の経過と共に、背中の筋肉及び関節の疲労及び痛みの原因となる緊張を背中 から除去し得るようにすることがしばしばである。 より大型の荷物担持装置に伴なう１つの問題点は、内側又は外側フレームが荷 物担持装置をユーザにとって取り扱い難いものにすることである。堅固なフレー ムは、ユーザの自由度を著しく制限し、その結果、トレッキング、登山、スキー 等のようなスポーツをするとき、不便となる幾分嵩張る構造となる点である。 このため、ユーザの動きに高い自由度を許容しつつ、ユーザの腰部にて有効な 荷物支持力を提供する荷物担持装置用の改良されたベルト組立体が必要とされて いる。 発明の概要 本発明は、こうした必要性に対応し得る設計とされた荷物担持装置用の新規な ベルト組立体を特徴としている。特に、本発明は、互いに対して枢動し、これに より、ユーザの腰部の動きに合うように調節する幾つかのパネルを有するベルト 組立体を提供するのもである。更に、このベルト組立体は、荷物支持構造に枢動 可能に接続されて、ベルト組立体が荷物支持構造に対して揺動し又は枢動し、こ れにより、腹部又は腰部の周りのユーザの曲げ動作に適応する。 このように、本発明の１つの形態に従って、荷物担持装置用のベルト組立体が 提供される。この荷物担持装置は、バックパック又は浮力コントロール装置のよ うな荷物をユーザの背中にて支持する形態とされた荷物支持構造を備えている。 該ベルト組立体は、後部パネルと、一対の横方向パネルとを有している。この後 部パネルは、ユーザの腰部領域を覆う設計とされている。横方向パネルは、後部 パネルに枢動可能に接続され且つユーザの腰部の周りに巻き付く形態とされてい る。このベルト組立体は、横方向パネルの各々の自由端に接続され且つベルト組 立体をユーザの腰部の周りに固着する形態とされたストラップを更に備えている 。 本発明の別の特徴によれば、荷物をユーザの背中及び腰部にて支持する装置は 、荷物担持装置と、後部パネルと、一対の横方向パネルと、少なくとも１つのス トラップとを備えている。後部パネルは、ユーザの腰部領域を覆う形態とされて いる。横方向パネルは、後部パネルに枢動可能に接続され且つユーザの腰部の周 りに巻き付く形態とされている。横方向パネルもまた、荷物担持装置に接続され ている。少なくとも１つのストラップが各横方向パネルの自由端に接続され且つ ベルト組立体をユーザの腰部の周りに固着する形態とされている。 本発明の更なる特徴によれば、荷物担持装置をユーザの腰部に少なくとも部分 的に支持するベルト組立体が提供される。このベルト組立体は、ユーザの腰部領 域を覆う形態とされた後部パネルと、後部パネルに枢動可能に接続された一対の 横方向パネルと、ベルト組立体に取り外し可能に接続された少なくとも一つのパ ッドとを備えている。横方向パネルは、ユーザの腰部の周りに巻き付く形態とさ れている。該ベルト組立体は、ベルト組立体を荷物担持装置に取り外し可能に接 続する手段と、横方向パネルに接続されて、ベルト組立体をユーザの腰部の周り に固着する手段とを更に備えている。 図面の簡単な説明 本発明は、同様の部品を同様の参照番号で表示する添付図面と共に以下の詳細 な説明を読むことにより、一層良く理解されよう。添付図面において、 図１は、バックパックを含む荷物担持装置に接続されたベルト組立体の斜視図 である。 図２は、バックパックから除去された後の図１の装置の部分分解斜視図であり 、荷物支持構造から除去されたベルト組立体を示す図である。 図３は、図１、図２に図示したベルト組立体の分解斜視図である。 図４は、図３のベルト組立体の後方斜視図である。 図５は、１つの代替的な交差形態のストラップの対を示すベルト組立体の前方 斜視図である。 図６は、図４の線６−６に沿ったベルト組立体の断面図である。 好適な実施の形態の説明 図１を参照すると、荷物担持装置１０は、ユーザの肩又は腰部（図示せず）に てバックパック２０を支持し且つ担持し得る状態で示してある。図１に図示する ように、荷物担持装置１０は、フレーム又は荷物支持構造３０と、肩ストラップ 組立体２２と、ベルト組立体６０とを備えている。 図２に最も良く図示するように、荷物支持構造３０は、上方部分３２と、下方 部分３４とを備えている。下方部分３４は、上方部分３２から伸長して、左側及 び右側突っ張り部３６を形成し、該突っ張り部は、それぞれの下方隅部４２にて 下方パネル４０に接続されている。突っ張り部３６の間にて、下方部分３４は、 開口領域４８により突っ張り部３６から隔てられた中央パネル３８を備えること が好ましい。 図示した好適な実施の形態において、荷物支持構造３０は、型による切断又は 成形等により単一のプラスチック片から形成されている。しかしながら、本明細 書にて使用する「単一」という語は、任意の特別な製造方法を意味するのではな くて、荷物支持構造３０の最終的な構造体を意味するものであることを認識すべ きである。このように、本発明の目的上、単一の構造とするということは、同様 の構造を形成する部品を、溶接、融着又は接着した組立体とすることであると考 えられる。更に、現在の好適な実施の形態において、荷物支持構造３０は、４． ７６ミリ（３／１６インチ）の厚さのＡＢＳプラスチックシートで形成されてい るが、その他の可撓性の材料を使用することも可能である。荷物支持構造３０を 形成する材料は、ドレープ成形法等により熱成形し、荷物支持構造３０に対し、 ユーザの側に向かって内方に湾曲する湾曲部又は反りを付与するようにすること ができる。荷物支持構造３０は、特に重い荷物に対して使用し又は更なる可撓性 が望まれる場合に使用するとき、接着又は融着等により可撓性材料の１つ以上の 更なるストリップを各突っ張り部３６に固着し、荷物支持構造３０の他の部分の 全体的な厚さ又は重量を不必要に増すことなく、その縦及び曲げ荷重容量を増大 させることができる。 当業者に理解されるように、荷物支持構造３０の可撓性は、使用中、弾性変形 を許容し、特に、ウエスト及び胴の捻り形式の動作を通じて荷物支持構造３０が ユーザと一緒に動くことを許容する。更に、かかる動作を許容する一方、突っ張 り部３６は、全体として、圧縮状態に配置されて、荷物支持構造３０の荷重をベ ルト組立体６０に有効に伝達し、これにより、ユーザが腰部及び脚部にて荷重の より大きい部分を担持し、肩及び背中に過剰な荷重が加わらないようにすること を可能にする。 図２、図３及び図４に最も良く図示するように、ベルト組立体６０は、後部パ ネル７０と、一対の横方向パネル８０とを備えている。後部パネル７０及び横方 向パネル８０は、ポリプロピレンのような丈夫なプラスチック材料で出来ている ことが好ましい。この半剛性のプラスチック材料は、支持形態がユーザに適合し 得るように顕著な調節可能性を許容する一方にて、快適な荷物支持体を提供する 。後部パネル７０は、ユーザの腰部領域を覆う設計とされる一方、各横方向パネ ル８０は、ユーザの腰部に巻き付く形態とされている。横方向パネル８０は、自 由端８１と、取り付け端部８２とを有している。横方向パネル８０の各々は、取 り付け端部８２にて後部パネル７０のそれぞれの端部７２に枢動可能に接続され ている。後部パネル７０の取付け支持体７３は、取付け支持体７３を取り付け部 ８３と整合させ且つ該取り付け部と係合するようにスナップ嵌めすることにより 、図３に最も良く図示するように、横方向パネル８０の取り付け点８３に接続さ れている。好適な実施の形態において、取付け支持体７３の各々は、支持ピン７ ４を有している。支持ピン７４は、拡張した円筒形の頭部分７６と、軸部分７８ とを有している。取り付け点８３の各々は、拡張端部８６と、支持ピン７４の軸 部分７８を受け入れ且つ該軸部分と接続係合し得るように縮小寸法の一端８８と を有する細長い開口８４を備えている。 ベルト組立体６０は、図２に図示するように、荷物支持構造３０の下方部分３ ４に取り外し可能に接続される。横方向パネル８０の各々は、取付け支持体１０ ０を有している。取付け支持体１００は、取付け支持体７３と同様の形態である 。荷物支持構造３０の下方部分３４の各隅部４２がベルト組立体６０を取り付け る、取り付け点４４を有している。取り付け点４４は、形態の点にて取り付け点 ８３と同様である。このように、取付け支持体１００を取り付け点４４と整合さ せ且つ該取付け支持体を取り付け点と係合するようにスナップ嵌めすることによ り、ベルト組立体６０が荷物支持構造３０に取り付けられる。かかる係合は、荷 物支持構造３０が更に曲がり又は変形し、ベルト組立体６０の一部分を取り付け 支持体６２の間にて多少張力状態にて配置することを必要とすることが好ましい 。荷物支持構造３０の更なる曲がりは、荷物支持構造３０とボルト組立体６０と の間に通気又は空気の流動スペース（図示せず）を形成する。このスペースはバ ックパック２０をユーザの背中から離れた状態に保持し、ユーザの背中からの汗 の蒸発を促進し、荷物担持装置の快適さを更に向上させる。 ベルト組立体６０は、取り外し可能なパッド９０を更に備えている。１つの好 適な実施の形態において、ベルト組立体は、幾つかの取り外し可能なパッド（図 示せず）を有しており、該パッドの各々は、そのそれぞれのパネルに対応する形 態とされている。多数のパッドを使用すれば、特に、かかるパッドが一定寸法の 予め製造された在庫品から製造し且つ型によって切断される場合、製造を容易に しスクラップの発生量を少なくすることを含む幾つかの利点がもたらされる。 取り外し可能なパッド９０は、フックアンドループ締結装置５０を介してベル ト組立体パネルに取り付けられることが好ましい。好適な実施の形態において、 フックアンドループ締結装置５０のフック部分５２は、図３及び図６に図示する ように、後部パネル７０及び横方向パネル８０内に一体に成形されている。取り 外し可能なパッド９０は背面９２を有しており、フックアンドループ締結装置５ ０のループ部分５４が該背面に取り付けられている。取り外し可能なパッド９０ は、従来の荷物担持装置にて見られる型式の取り付けパッドに勝る幾つかの利点 を提供する。第一に、ベルト組立体における取り外し可能なパッドの正確な位置 を各ユーザに合うように特別に設定することができる。第二に、色々な厚さの取 り外し可能なパッドが同一のベルト組立体と交換可能である。最後に、取り外し 可能なパッドは、ベルト組立体から取り外し、別個に洗浄し且つその後に再度、 取り付けることができるため、洗浄を容易にする。 使用時、ベルト組立体６０は、バックパック２０内にて荷物の相当な部分を支 持することができる一方、パッド９０の荷重の性質、及びこれらの要素が互いに 対して摺動する動作に対するフックアンドループ締結装置５０の抵抗力のため、 後方パネル７０及び横方向パネル８０それぞれとパッド９０との間の接続は、十 分に維持されることを認識すべきである。この好適な実施の形態は、従来の設計 におけるようにパッド９０を縫い付けることを不要にする一方にて、ベルト組立 体６０が快適に且つ効果的に荷物を支持することを可能にする。 図１、図２、図３、図５に図示するように、ベルト組立体６０は、ベルト組立 体をユーザの腰部の周りに選択的に固着するための帯紐９４を更に備えている。 帯紐９４は、横方向パネル８０の自由端８１に枢動可能に接続され、また、クイ ックリリースバックル９６のような可調節型バックル９６により選択的に接続す ることができる。ベルト組立体６０の帯紐９４は、ユーザの周りに固着し、帯紐 ９４が図１に示す平行な形態となるようにするか、又はこれと代替的に、図６に 示すように交差する形態となるようにすることができる。帯紐９４に加えて、好 ましくは、帯紐９４に縫い付けた安定用紐５６は、バックパック２０に向けて伸 長し且つ当該技術分野にて一般的に公知の方法にてバックパック２０を安定させ 得るようにバックパック２０に接続することができる。 ベルト組立体６０を装着したとき、帯紐９４は、ユーザが横方向パネル８０の 角度を制御し、これにより、横方向パネル８０をユーザの腰部に適合するように することを可能にする。２つの帯紐９４を有することの１つの有利な点は、ユー ザの快適さを最大にし得るように横方向パネル８０が個々に調節可能な点である 。更に、この２つの帯紐を使用する形態は、ベルト組立体６０をユーザの身体の 周りに固着することを容易にする。ベルト組立体６０は、帯紐９４をユーザの身 体を横断して反対方向に引っ張ることにより締め付けられる。帯紐９４は、反対 方向に引っ張られるため、ベルト組立体６０を締め付けるためにはより少ない力 で済み、ユーザは、簡単で快適な対抗動作を通じてベルト組立体６０の両側部を 均 一に締め付けることができる。 図面に図示し且つ上述した実施の形態は、現在の好適なものであるが、これら の要素は、単に一例としてのみ掲げたものであり、色々な他の構造に適合させる ことができることを理解すべきである。例えば、ベルト組立体は、外側及び内側 の双方の種々のフレームと共に使用してもよい。更に、上述した、ピン及びスロ ットの配置に代えて、色々な代替的な係合形態とすることも考えられる。また、 枢支ベルト組立体は、荷物担持装置から取り外し可能であることが好ましいが、 ベルト組立体は、荷物支持構造に恒久的に又は半恒久的に取り付けることもでき る。更に、フックアンドループ締結装置のフック部分は、接着剤又は超音波溶接 によって後部パネル及び横方向パネルに取り付けてもよく、また、フックアンド ループ締結装置に代えて、スナップ又はその他のフック締結具によりパッドをパ ネルに取り付けるようにしてもよい。更に、パッドは、取り外し可能である必要 はなく、プラスチックリベット又はその他の任意の公知の技術により取り付ける ことができる。最後に、ベルト組立体は、２つではなくて、１つの帯紐を採用す るようにしてもよい。更に、２つのベルトの形態のとき、紐の締結を容易にする ため、クイックリリースバックルは２つではなく、１つのみを使用することがで きる。上記の事項及びその他の改変例は、請求の範囲に掲げた発明の範囲から逸 脱せずに、他の要素の設計及び配置の点にて実現することが可能である。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，Ｍ Ｗ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ， ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，Ｅ Ｓ，Ｆ１，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ， ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，Ｍ Ｗ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ， ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ユーザの背中にて荷物を支持する形態とされた荷物支持構造を含む荷物担 持装置用のベルト組立体において、 両端を有し且つユーザの腰部領域を覆う形態とされた後部パネルと、 荷物担持装置に接続し得るようにされた一対の横方向パネルであって、各々が 、ユーザの腰部分の実質的に後方である第一の位置にて後部パネルのそれぞれの 端部に枢動可能に接続され且つユーザの腰部の周りに巻き付く形態とされ、各々 が互いに接続された自由端を有する一対の横方向パネルと、を備える、ベルト組 立体。 ２．請求項１に記載のベルト組立体において、後部パネル及び一対の横方向パ ネルが、半剛性のプラスチック材料で出来ている、ベルト組立体。 ３．請求項１に記載のベルト組立体において、一対の横方向パネルが、荷物担 持装置に取り外し可能に固着される、ベルト組立体。 ４．請求項１に記載のベルト組立体において、一対の横方向パネルが、第二の 位置にて荷物担持装置に枢動可能に接続し得るようにされたベルト組立体。 ５．請求項１に記載のベルト組立体において、ベルト組立体をユーザの腰部の 周りで緩衝させ得るようにベルト組立体に取り外し可能に接続された少なくとも １つのパッドを更に備える、ベルト組立体。 ６．請求項５に記載のベルト組立体において、少なくとも１つのパッドが、フ ックアンドループ締結装置によって、ベルト組立体に取り外し可能に結合される 、ベルト組立体。 ７．請求項６に記載のベルト組立体において、フックアンドループ締結具のフ ック部分が後部パネル内に及び一対の横方向パネル内に一体に成形されている、 ベルト組立体。 ８．請求項１に記載のベルト組立体において、各々が一端にクイックリリース を有する一対のストラップを更に備え、該ストラップが、クイックリリースがユ ーザの両側部に配置されるように、一対の横方向パネルの自由端に接続される、 ベルト組立体。 ９．請求項１に記載のベルト組立体において、横方向パネルの各々が、荷物担 持装置に直接接続されるようにされた、ベルト組立体。 １０．ユーザの腰部にて荷物担持装置の少なくとも一部を支持するベルト組立 体において、 両端を有し且つユーザの腰部領域を覆う形態とされた後部パネルと、 一対の横方向パネルであって、各々がユーザの腰部分の実質的に後方になる第 一の位置にて後部パネルの接続の端部に枢動可能に接続され且つ後部パネルの反 対側の自由端を有し、ユーザの腰部の周りに巻き付く形態とされた一対の横方向 パネルと、 ベルト組立体を荷物担持装置に取り外し可能に接続する手段と、 ベルト組立体に取り外し可能に接続された少なくとも１つのパッドと、 ベルト組立体をユーザの腰部に適合ざせる手段であって、それぞれの横方向パ ネルの各々の自由端に接続された適合化手段とを備える、ベルト組立体。 １１．請求項１０に記載のベルト組立体において、接続手段がベルト組立体と 荷物担持装置との間を伸長する一対の枢支ピンを備える、ベルト組立体。 １２．ユーザの背中にて荷物を支持する形態とされた荷物支持構造を含む荷物 担持装置用のベルト組立体において、 両端を有し且つユーザの腰部領域を覆う形態とされた後部パネルと、 荷物担持装置に接続し得るようにされた一対の横方向パネルであって、各々が 、第一の位置にて後部パネルのそれぞれの端部に枢動可能に接続され且つユーザ の腰部の周りに巻き付く形態とされ、第二の位置にて荷物担持装置に接続し得る ようにされた、一対の横方向パネルとを備える、ベルト組立体。 １３．請求項１２に記載のベルト組立体において、第一の位置が、ユーザの腰 部から実質的に後方にあり、第二の位置がユーザの腰部と整合する、ベルト組立 体。