JP3104734U - 直線型振動発生器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 非磁性体である管体に永久磁石を振動子として緩挿した直線型振動発生器であっても、外部への漏磁あるいは外部に着磁体の影響を最小限に抑える。
【解決手段】外周部に均一な肉厚を有する着磁体によってなる円筒形又は一方を閉塞した管体状の磁気シールドカバーを覆設する。
【選択図】 図1
【解決手段】外周部に均一な肉厚を有する着磁体によってなる円筒形又は一方を閉塞した管体状の磁気シールドカバーを覆設する。
【選択図】 図1
Description
振動発生器に関する。
永久磁石を振動子とする直線型振動発生器において、外周部に着磁体が存在する場合には、振動子である永久磁石が外部の着磁体の影響受けて、円滑な直線的往復運動に支障をきたしたり、逆に永久磁石の磁力の漏磁によって、外部の機器を帯磁させたりする可能性は否定できない。
特開2003−211089
一方、磁性体の磁力の漏磁を、磁性体の近傍に配した鉄などの金属を帯磁させることによって、軽減できることは良く知られており、実際に産業界では磁気シールド材として、鉄などの金属が用いられている。
直線型振動発生器において、振動子が内部で摺動する管体は非磁性体であるため、振動子である永久磁石の磁力漏磁は避けることができない。
非磁性体である管体に永久磁石を振動子として緩挿した直線型振動発生器であっても、外部への漏磁あるいは外部への着磁体の影響を最小限に抑える。
請求項1記載の考案は、一端あるいは両端に電磁石を備え非磁性体によってなる管体内に、永久磁石によってなる振動子を緩挿して、前記電磁石に交流電流あるいはパルス電流を通電し、永久磁石と電磁石の吸引力及び反発力を利用して、振動子に直線往復運動を与えて振動を得る振動発生器において、永久磁石が発する磁力の漏磁、あるいは外部の磁場の振動子への影響を最小限に抑止するために、円筒形あるいは一方を閉塞したキャップ状の断面と適度な間隙を以って前記管体内に緩挿される外径を有する、帯磁可能な物質を材料とする着磁体に永久磁石によってなる振動子を嵌入したものであるよう構成される。
本考案によって、振動子として使用される永久磁石の磁力漏磁による、周辺機器への影響や、外部磁場の振動子への影響を簡易に、なおかつ、低廉なコストを以って最小限に抑制することが実現できる。
また、簡易かつ単純な構造であるため、微小な寸法の製品も容易に製造可能となる。
永久磁石からなる振動子を円筒形あるいは一方を閉塞したキャップ状の断面と適度な間隙を以って前記管体内に緩挿される外径を有する、帯磁可能な物質を材料とする着磁体に永久磁石によってなる振動子を嵌入し、永久磁石が発する磁力によって、前記着磁体を帯磁させることによって、磁気エネルギーを吸収し、外部への漏磁を最小限に抑止する。
以下、本考案の実施の形態を図にもとづいて説明する。
図1は内部に直線往復運動をする振動子を緩挿した直線型振動発生器の一例による縦断面を示す図であって、非磁性体からなる管体1と、永久磁石からなる振動子2と、着磁体からなる磁気シールドカバー3と、界磁コイル5を有する両端の電磁石4と、取付け具6とによって構成される。
図1は内部に直線往復運動をする振動子を緩挿した直線型振動発生器の一例による縦断面を示す図であって、非磁性体からなる管体1と、永久磁石からなる振動子2と、着磁体からなる磁気シールドカバー3と、界磁コイル5を有する両端の電磁石4と、取付け具6とによって構成される。
非磁性体からなる管体1は非鉄金属あるいは樹脂などを材料にして製造、加工されたものであって、永久磁石からなる振動子2は前記管体のなかに、適度な間隙をもって緩挿され、電磁石4によって封印され、前記永久磁石からなる振動子2は鉄などの着磁体をもって製造、加工された均一な肉厚を有する管体からなる磁気シールドカバー3に嵌入される。
非磁性体からなる管体1の内径と電磁シールドカバー3の外径の間には適度な空間を設ける。
両端に備えられた電磁石4は、異極が対面するよう交流電流あるいはパルス電流を通電する。
図2は実施例1に代えて、一端に永久磁石6を振動子である永久磁石2と同極が対面するよう備えられる。
本考案によって、振動子として使用される永久磁石の磁力漏磁による、周辺機器への影響や、外部磁場の振動子への影響を簡易に、なおかつ、低廉なコストを以って最小限に抑制することが実現できるうえ、簡易かつ単純な構造であるため、微小な寸法の製品も容易に製造可能となり、従って、狭小な取付け空間しか許されない、例えば、携帯電話機のバイブレーター等への利用が期待される。
1 非磁性体からなる管体
2 永久磁石からなる振動子
3 着磁体からなる磁気シールドカバー3
4 電磁石4
5 界磁コイル
6 永久磁石
2 永久磁石からなる振動子
3 着磁体からなる磁気シールドカバー3
4 電磁石4
5 界磁コイル
6 永久磁石
Claims (1)
- 一端あるいは両端に電磁石を備え非磁性体によってなる管体内に、永久磁石によってなる振動子を緩挿して、前記電磁石に交流電流あるいはパルス電流を通電し、永久磁石と電磁石の吸引力及び反発力を利用して、振動子に直線往復運動を与えて振動を得る振動発生器において、永久磁石が発する磁力の漏磁、あるいは外部の磁場の振動子への影響を最小限に抑止するために、円筒形あるいは一方を閉塞したキャップ状の断面と適度な間隙を以って前記管体内に緩挿される外径を有する、帯磁可能な物質を材料とする着磁体に永久磁石によってなる振動子を嵌入したものであることを特徴とする直線型振動発生器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003272478U JP3104734U (ja) | 2003-10-10 | 2003-10-10 | 直線型振動発生器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003272478U JP3104734U (ja) | 2003-10-10 | 2003-10-10 | 直線型振動発生器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3104734U true JP3104734U (ja) | 2004-10-14 |
Family
ID=43258130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003272478U Expired - Fee Related JP3104734U (ja) | 2003-10-10 | 2003-10-10 | 直線型振動発生器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3104734U (ja) |
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2003
- 2003-10-10 JP JP2003272478U patent/JP3104734U/ja not_active Expired - Fee Related
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
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