JP3104481U - パネル表示テレビジョン - Google Patents

Abstract

【課題】 メモリに書き込まれた書き込みデータのバージョンや仕様を確認することができないという課題があった。
【解決手段】 本考案にかかる液晶テレビジョン１０によれば、液晶テレビジョン１０の仕様やバージョンに関わる書き込みデータ３１についてのチェックサム値を検査工程において液晶パネル１１に表示させることができる。従って、容易にＥＥＰＲＯＭ３０に書き込まれた書き込みデータ３１を特定することができ、液晶テレビジョン１０の仕様やバージョンを確認することができる。また、ＥＥＰＲＯＭ３０に液晶テレビジョン１０の仕様やバージョンに関わる全てのデータを記憶させておくことにより、マイコン２０のＲＯＭ１２についてチェックサム値を算出することなく液晶テレビジョン１０の仕様やバージョンを確認することができる。
【選択図】 図１

Description

本考案は、パネル表示テレビジョンに関し、特に、ユーザー設定値等を記憶可能な外部メモリを備えたパネル表示テレビジョンに関する。

従来、この種のパネル表示テレビジョンは、ユーザー設定値等を記憶可能なＥＥＰＲＯＭを備えたものが知られている。
かかる構成によれば、ＥＥＰＲＯＭに対する書き込みデータを書き換えることにより、パネル表示テレビジョンにユーザーの設定や仕様に対応した動作を行わせることが可能となっていた。

上述のパネル表示テレビジョンにおいては、実際にパネル表示テレビジョンを起動し、仕様や設定が異なる部分についての動作をさせない限り、ＥＥＰＲＯＭに書き込まれた書き込みデータのバージョンや仕様を確認することができないという課題があった。
特に、パネル表示テレビジョンにおいては表示パネルを駆動させるために多くのパラメータが必要であるため、これらのパラメータについて全て確認することは困難であるという問題があった。さらに、近年、メモリの容量やマイコンにて処理可能な情報量が増大する傾向にあり、メモリの容量に拘わらず簡単に書き込みデータのバージョンや仕様を確認することができるパネル表示テレビジョンの実現が望まれていた。
本考案は、上記課題にかんがみてなされたもので、書き込みデータのバージョンや仕様を簡単に確認することができるパネル表示テレビジョンの提供を目的とする。

上記目的を達成するため、請求項１にかかる考案は、画像データに基づいて個別に表示状態が制御される複数の画素を有する表示パネルを備えるパネル表示テレビジョンにおいて、
ユーザーが設定可能なユーザー設定値データと駆動条件を規定したパラメータ値データに基づいて上記表示パネルの駆動を制御する制御プログラムが記憶された内部メモリを備えるマイコンと、上記マイコンとバスによって接続され、少なくとも上記ユーザー設定値データと全ての上記パラメータ値データとからなる書き込みデータと、同書き込みデータを全て合計した値をビット反転させたものの下二桁で与えられるチェックサム値を上記表示パネルにて表示するための検査画像データとが記憶されたＥＥＰＲＯＭと、上記制御プログラムが検査工程にて実行する検査モードにおいて上記検査画像データに基づいて上記チェックサム値を表示パネルに表示させる表示手段とを具備する構成としてある。

すなわち、表示パネルは、複数の画素を有しており、同複数の画素は画像データに基づいて個別に表示状態を制御することが可能とされている。マイコンには内部メモリが備えられ、同内部メモリには上記表示パネルの駆動を制御する制御プログラムが記憶される。従って、上記表示パネルを上記画像データに基づいて駆動することができる。上記マイコンの外部には書換可能なＥＥＰＲＯＭが備えられる。このＥＥＰＲＯＭには、少なくともユーザー設定値データと上記パネル表示テレビジョンの各部を駆動させるためのパラメータ値データとからなる書き込みデータが記憶される。さらに、同ＥＥＰＲＯＭには、上記書き込みデータの全て合計した値をビット反転させたものの下二桁で与えられるチェックサム値を上記表示パネルにて表示することが可能な検査画像データが格納される。一方、表示手段は、上記制御プログラムが検査工程にて実行する検査モードにおいて、上記検査画像データに基づいて上記チェックサム値を表示パネルに表示させることが可能である。

このように、上記チェックサム値を上記表示パネルにて表示するための上記検査画像データを上記ＥＥＰＲＯＭに格納させておくことにより、必要なときに上記検査画像データに基づいて上記表示パネルにて上記チェックサム値を表示させることができる。すなわち、上記表示手段が検査工程において上記チェックサム値を上記表示パネルに表示させることにより、検査を行う者は簡単に適正なバージョンや仕様の上記書き込みデータが上記ＥＥＰＲＯＭに書き込まれているかどうかを検査することができる。

少なくとも上記ユーザー設定値データと全ての上記パラメータ値データとが一括して上記書き込みデータとして格納される。上記パネル表示テレビジョンの仕様やバージョンは上記パラメータ値データによって決定されるため、上記書き込みデータについてのチェックサム値を確認することにより上記パネル表示テレビジョンの仕様やバージョンを検査することができる。すなわち、上記パネル表示テレビジョンの仕様やバージョンを確認するにあたり、上記マイコンの上記内部メモリについてのチェックサム値を算出しなくて済む。また、上記チェックサム値を上記書き込みデータの全て合計した値をビット反転させたものの下二桁とすることにより、表示内容を簡素にすることができるため、より簡単に確認を行うことができる。

また、請求項２にかかる考案は、画像データに基づいて個別に表示状態が制御される複数の画素を有する表示パネルを備えるパネル表示テレビジョンにおいて、
上記表示パネルの駆動を制御する制御プログラムが記憶された内部メモリを備えるマイコンと、上記マイコンの外部に備えられ、所定の書き込みデータと、同書き込みデータの全てについてのチェックサム値を上記表示パネルにて表示するための検査画像データとが記憶された不揮発性メモリとを具備する構成としてある。

すなわち、表示パネルは、複数の画素を有しており、同複数の画素は画像データに基づいて個別に表示状態を制御することが可能とされている。マイコンには内部メモリが備えられ、同内部メモリには上記表示パネルの駆動を制御する制御プログラムが記憶される。従って、上記表示パネルを上記画像データに基づいて駆動することができる。上記マイコンの外部には書き込みデータが記憶され書換可能な不揮発性メモリが備えられる。さらに、同不揮発性メモリには、上記書き込みデータの全てについてのチェックサム値を上記表示パネルにて表示することが可能な検査画像データが格納される。

このように、上記チェックサム値を上記表示パネルにて表示するための上記検査画像データを上記不揮発性メモリに格納させておくことにより、必要なときに上記検査画像データに基づいて上記表示パネルにて上記チェックサム値を表示させることができる。従って、簡単に上記書き込みデータのバージョンや仕様を確認することができる。

また、請求項３にかかる考案は、上記書き込みデータは、少なくともユーザー設定値データと上記パネル表示テレビジョンの各部を駆動させるためのパラメータ値データとからなる構成としてある。
すなわち、少なくとも上記ユーザー設定値データと全ての上記パラメータ値データとが一括して上記書き込みデータとして格納される。上記パネル表示テレビジョンの仕様やバージョンは上記パラメータ値データによって決定されるため、上記書き込みデータについてのチェックサム値を確認することにより上記パネル表示テレビジョンの仕様やバージョンを検査することができる。すなわち、上記パネル表示テレビジョンの仕様やバージョンを確認するにあたり、上記マイコンの上記内部メモリについてのチェックサム値を算出しなくて済む。

さらに、請求項４にかかる考案は、上記制御プログラムが検査工程にて実行する検査モードにおいて上記検査画像データに基づいて上記チェックサム値を表示パネルに表示させる表示手段を具備する構成としてある。
すなわち、上記表示手段が検査工程において上記チェックサム値を上記表示パネルに表示させることにより、検査を行う者は簡単に適正なバージョンや仕様の上記書き込みデータが上記不揮発性メモリに書き込まれているかどうかを検査することができる。

また、請求項５にかかる考案は、上記チェックサム値は、書き込みデータを全て合計した値をビット反転させたものの下二桁により与えられる構成としてある。
すなわち、書き込みデータを全て合計した値をビット反転させ、同反転させた値の下二桁を取得することにより、上記チェックサム値を算出する。このようにすることにより、表示内容を簡素にすることができるため、より簡単に確認を行うことができる。

さらに、請求項６にかかる考案は、上記不揮発性メモリは、ＥＥＰＲＯＭである構成としてある。
すなわち、ＥＥＰＲＯＭ（Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory）によれば、所定の条件において上記書き込みデータを格納することができるとともに、同格納した上記書き込みデータを保持することができる。

請求項１、請求項２の考案によれば、書き込みデータのバージョンや仕様を簡単に確認することができるパネル表示テレビジョンを提供することができる。 請求項３の考案によれば、各種パラメータや設定値の仕様やバージョンを簡単に確認することができる。
請求項４の考案によれば、検査工程において書き込みデータを簡単に確認することができる。
請求項５の考案によれば、表示内容を簡素化することができる。
請求項６の考案によれば、不揮発性メモリの一態様を提供することができる。

以下、下記の順序に従って本考案の実施の形態について説明する。
（１）液晶テレビジョン検査システムの構成：
（２）データの書き込みについて：
（３）まとめ：

図１は、本考案にかかる液晶テレビジョンを検査するための検査システムの概略構成を示している。同図において、液晶テレビジョン１０は液晶パネル１１を備えており、同液晶パネル１１が枠状の筐体により保持されている。液晶テレビジョン１０は、コンベア８０上に載置されており、コンベア８０の駆動によって紙面右側に向かって搬送されている。コンベア８０における所定の検査位置にはリモコン４０が備えられており、同リモコン４０から発信される所定の赤外線信号を液晶テレビジョン１０のリモコン受光部１２が受信することが可能となっている。

リモコン４０からの信号を受け付けた液晶テレビジョン１０は、検査モードを実行させ液晶パネル１１の上下左右の四隅に視認可能な大きさのチェックサム値”３２”を表示させる。チェックサム値は１６進数で表される二桁の数値であり、コンベア８０の脇にて検査を行う者は一見してチェックサム値を読み取ることが可能となっている。

図２は、液晶テレビジョン１０の概略構成を示している。同図において、液晶テレビジョン１０はシステムバス２５を備えており、同システムバス２５にマイコン２０と液晶パネル１１とリモコン受光部１２とＥＥＰＲＯＭ３０とリモコン受光部１２とデータ通信ポート１３等が接続されている。マイコン２０は、ＣＰＵ２１とＲＯＭ２２とＲＡＭ２３とバスＩ／Ｆ（インターフェース）２４とを備えており、バスＩ／Ｆ２４を介してシステムバス２５と接続している。マイコン２０が備える内部メモリとしてのＲＯＭ２２には、液晶テレビジョン１０を駆動するための制御プログラムが記憶されている。そして、ＣＰＵ２１がＲＡＭ２３をワークエリアとして制御プログラムを実行させることが可能となっている。また、制御プログラムはマイコン２０の外部に接続されたＥＥＰＲＯＭ３０から各種データを読み出して使用している。

ＥＥＰＲＯＭ３０に格納される書き込みデータ３１はユーザー設定値データ３１ａと調整値データ３１ｂとＲＯＭ書換用データ３１ｃとＩＣデータ３１ｄとから構成されている。ＲＯＭ書換用データ３１ｃはＥＥＰＲＯＭ３０の書き込みデータ３１を書き換える際に必要なデータであり、ＩＣデータ３１ｄは液晶テレビジョン１０の液晶パネル１１や各回路の駆動条件を規定する全てのパラメータ値を示すデータである。例えば、画質を設定するための画質パラメータ３１ｄ１や、液晶パネル１１にて表示可能な画像サイズに画像データを拡大縮小するためのスケーリングパラメータ３１ｄ２や、液晶パネル１１を制御するためのパネル制御パラメータ３１ｄ３等がＩＣデータ３１ｄとして記憶される。

調整値データ３１ｂはＩＣデータ３１ｄと同様に液晶テレビジョン１０の液晶パネル１１や各回路の駆動条件を規定するパラメータに関するデータであり、ＩＣデータ３１ｂに関連して格納される。例えば、液晶パネル１１の仕様が変更された場合や、液晶テレビジョン１０の仕向地仕様やバージョンが変更された場合には、これらに適合した駆動条件を規定したＩＣデータ３１ｄと調整値データ３１ｂとをセットで格納させておく必要がある。ユーザー設定値データ３１ａは、液晶テレビジョン１０の液晶パネル１１や各回路の駆動条件を規定するパラメータのうちユーザーが設定可能なパラメータに関するデータである。ユーザー設定値データ３１ａはユーザーが設定を変更すると書き換えられることとなる。

このように、液晶テレビジョン１０の液晶パネル１１や各回路の駆動条件を規定するパラメータに関するデータ３１ａ，３１ｂ，３１ｄをＥＥＰＲＯＭ３０に記憶させておくことにより、マイコン２０はこれらのデータ３１ａ，３１ｂ，３１ｄを読み出しつつ制御プログラムを実行させることができる。すなわち、ユーザー設定値データ３１ａと調整値データ３１ｂとＩＣデータ３１ｄが示す各パラメータに基づいて液晶テレビジョン１０の各部を駆動させることが可能となっている。

ＥＥＰＲＯＭ３０には書き込みデータ３１のほかにテスト画像データ３２も格納されている。テスト画像データ３２は所定の画像を液晶パネル１１にて表示させるための画像データであり、図示しない画像再生回路が取り扱い可能な形式のデータとされている。例えば、液晶パネル１１が備える複数の画素についてＲＧＢの階調値を規定したデータであっても良いし、テキストコードとその表示座標とが記述されたデータであっても良い。テスト画像データ３２によって表現される画像は、図１に示すように液晶パネル１１の上下左右の四隅に視認可能な大きさのチェックサム値を表示するものである。システムバス２５にはリモコン受光部１２が接続されており、リモコンの操作を受け付けることが可能となっている。特に、検査工程においてリモコン４０から所定の信号を受信すると、制御プログラムがそのことを判断し、検査モードを実行させる。この検査モードにおいて、ＥＥＰＲＯＭ３０に記憶されたテスト画像データ３２が読み出され、液晶パネル１１にチェックサム値が表示される。

（２）データの書き込みについて：
図３は、液晶テレビジョン１０の製造過程においてＥＥＰＲＯＭ３０に書き込みデータ３１とテスト画像データ３２とが書き込まれる様子を示している。同図において、通信ケーブル５２を介して液晶テレビジョン１０のデータ通信ポート１３とコンピュータ（ＰＣ）５０とが接続されている。ＰＣ５０にはハードディスク（ＨＤＤ）５１が内蔵されており、同ＨＤＤ５１にはＥＥＰＲＯＭ３０に書き込みを行うための書き込みデータ３１とテスト画像データ３２とが複数組対応づけられて記憶されている。すなわち、液晶テレビジョン１０の仕様やバージョンによって書き込みデータ３１の内容も変わるため、同仕様に適合した書き込みデータ３１が予め複数用意されている。そして、各書き込みデータ３１に対応してテスト画像データ３２も複数用意されている。

図４は、書き込みデータ３１とテスト画像データ３２とを作成する処理の流れを示している。同図において、まずステップＳ１００にて書き込みデータ３１を作成する。ステップＳ１１０では書き込みデータ３１の合計値を算出する。ステップＳ１２０においては、ステップＳ１１０にて算出された合計をビット反転させる。すなわち、合計値が”０”，”１”で表現された２進数で算出されており、各ビットを”０→１”，”１→０”と反転させる。ステップＳ１３０は反転された合計値を例えば１６進数に変換する。そして、ステップＳ１４０では１６進数化されたビット反転値の下２桁をチェックサム値として取得する。

ステップＳ１５０ではチェックサム値を液晶パネル１１の上下左右の四隅に視認可能な大きさで表示させるような画像データをテスト画像データ３２として作成する。そして、ステップＳ１６０において、テスト画像データ３２とチェックサム値を算出した書き込みデータ３１とが対応づけられてＨＤＤ５１に記憶される。書き込みデータ３１は仕様やバージョン毎に作成され同仕様毎にテスト画像データ３２も作成されることとなる。以上のようにして作成された書き込みデータ３１とテスト画像データ３２は、対応関係を保持しつつ液晶テレビジョン１０に転送されＥＥＰＲＯＭ３０に書き込まれる。また、転送する際に所望の仕様やバージョンに対応する書き込みデータ３１を選択することにより、液晶テレビジョン１０に所望の仕様やバージョンを実現させることができる。

複数の仕様やバージョンの液晶テレビジョン１０を同時に生産を行う場合には、製造工程においては異なる書き込みデータ３１が書き込まれた液晶テレビジョン１０が混在することとなる。また、原則的には、書き込みデータ３１は何も格納されていないＥＥＰＲＯＭ３０に書き込まれるが、不具合等により仕様や設定を急遽変更しなければならない場合等には、一度書き込みが行われたＥＥＰＲＯＭ３０に新たに書き込みデータ３１が書き込まれることもある。さらに、液晶テレビジョン１０のＥＥＰＲＯＭ３０に記憶させられた書き込みデータ３１の差異は、実際に動作をさせない限り外見に現れないため、書き込みデータ３１の仕様やバージョン管理が困難であるという問題があった。

そこで、本実施形態では図１に示すような検査工程において、書き込みデータ３１についてのチェックサム値を液晶パネル１１に表示させている。これにより、簡単に書き込みデータ３１の仕様やバージョンを確認することができる。従って、不正な書き込みデータ３１が書き込まれているかどうかを検査工程において確実に検査することができる。また、仕様やバージョンの確認においては二桁の簡単な文数値によって判断することができるため、容易に仕様やバージョンを確認することができる。二桁の１６進数によれば２５６通りの仕様やバージョンを表すことができるため、異なる仕様やバージョンが同一の表示となる可能性も低い。ただし、表示させるチェックサム値は１６進数に限られず、その他の形式であっても良い。

さらに、書き込みデータ３１には液晶テレビジョン１０の液晶パネル１１や各回路の駆動条件を規定する全てのパラメータ値を示すデータが記憶されている。すなわち、マイコン２０のＲＯＭ２２には制御プログラムのみを格納するようにし、それ以外に必要なデータは全てＥＥＰＲＯＭ３０に書き込みデータ３１として格納させている。制御プログラムは液晶テレビジョン１０の各回路等の動作の手順を定義するものであり液晶テレビジョン１０の仕様やバージョン等によって変更されることは希である。従って、ＥＥＰＲＯＭ３０の書き込みデータ３１についてのチェックサム値を確認することにより、液晶テレビジョン１０の仕様やバージョンに関わるデータを全て確認することができる。従って、液晶テレビジョン１０の仕様やバージョンを確認するために、ＲＯＭ２２とＥＥＰＲＯＭ３０の双方のチェックサム値を確認しなくても済む。

（４）まとめ：
本考案にかかる液晶テレビジョン１０によれば、液晶テレビジョン１０の仕様やバージョンに関わる書き込みデータ３１についてのチェックサム値を検査工程において液晶パネル１１に表示させることができる。従って、容易にＥＥＰＲＯＭ３０に書き込まれた書き込みデータ３１を特定することができ、液晶テレビジョン１０の仕様やバージョンを確認することができる。また、ＥＥＰＲＯＭ３０に液晶テレビジョン１０の仕様やバージョンに関わる全てのデータを記憶させておくことにより、マイコン２０のＲＯＭ１２についてチェックサム値を算出することなく液晶テレビジョン１０の仕様やバージョンを確認することができる。

液晶テレビジョン検査システムの概略構成図である。 液晶テレビジョンの概略構成図である。 書き込み工程を示す模式図である。 書き込み処理の流れを示すフローチャートである。

符号の説明

１０…液晶テレビジョン
１１…液晶パネル
１２…リモコン受光部
１３…データ通信ポート
２０…マイコン
２１…ＣＰＵ
２２…ＲＯＭ
２３…ＲＡＭ
２４…バスＩ／Ｆ（インターフェース）
２５…システムバス
３０…ＥＥＰＲＯＭ
３１…書き込みデータ
３１ａ…ユーザー設定値データ
３１ｂ…調整値データ
３１ｃ…書換用データ
３１ｄ…ＩＣデータ
３１ｄ１…画質パラメータ
３１ｄ２…スケーリングパラメータ
３１ｄ３…パネル制御パラメータ
３２…テスト画像データ
４０…リモコン
５０…コンピュータ
５１…ハードディスク
５２…通信ケーブル
８０…コンベア

Claims (6)

1. 画像データに基づいて個別に表示状態が制御される複数の画素を有する表示パネルを備えるパネル表示テレビジョンにおいて、
   ユーザーが設定可能なユーザー設定値データと駆動条件を規定したパラメータ値データに基づいて上記表示パネルの駆動を制御する制御プログラムが記憶された内部メモリを備えるマイコンと、
   上記マイコンとバスによって接続され、少なくとも上記ユーザー設定値データと全ての上記パラメータ値データとからなる書き込みデータと、同書き込みデータを全て合計した値をビット反転させたものの下二桁で与えられるチェックサム値を上記表示パネルにて表示するための検査画像データとが記憶されたＥＥＰＲＯＭと、
   上記制御プログラムが検査工程にて実行する検査モードにおいて上記検査画像データに基づいて上記チェックサム値を表示パネルに表示させる表示手段とを具備することを特徴とするパネル表示テレビジョン。
2. 画像データに基づいて個別に表示状態が制御される複数の画素を有する表示パネルを備えるパネル表示テレビジョンにおいて、
   ユーザーが設定可能なユーザー設定値データと駆動条件を規定したパラメータ値データに基づいて上記表示パネルの駆動を制御する制御プログラムが記憶された内部メモリを備えるマイコンと、
   上記マイコンとバスによって接続され、所定の書き込みデータと、同書き込みデータの全てについてのチェックサム値を上記表示パネルにて表示するための検査画像データとが記憶された不揮発性メモリとを具備することを特徴とするパネル表示テレビジョン。
3. 上記書き込みデータは、少なくとも上記ユーザー設定値データと全ての上記パラメータ値データとからなることを特徴とする請求項２に記載のパネル表示テレビジョン。
4. 上記制御プログラムが検査工程にて実行する検査モードにおいて上記検査画像データに基づいて上記チェックサム値を表示パネルに表示させる表示手段を具備することを特徴とする請求項２または請求項３のいずれかに記載のパネル表示テレビジョン。
5. 上記チェックサム値は、書き込みデータを全て合計した値をビット反転させたものの下二桁により与えられることを特徴とする請求項２から請求項４のいずれかに記載のパネル表示テレビジョン。
6. 上記不揮発性メモリは、ＥＥＰＲＯＭであることを特徴とする請求項２から請求項５のいずれかに記載のパネル表示テレビジョン。

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