JP4316272B2 - プログラマブル表示器、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、書き換え可能な画面データに基づいて、デバイスの状態を表示可能な表示器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、各種のデバイスを制御するプログラマブル・ロジック・コントローラ(以下、PLCと称する。)が知られている。上記PLCは、制御プログラムが書き込み可能な制御装置であって、この制御プログラムに従い、センサ等のPLCに接続された各種のデバイスの動作を制御している。
【0003】
また、図4に示すとおり、上記PLC91には、プログラマブル表示器(グラフィック操作パネル、パネルコンピュータ)92が接続される。このプログラマブル表示器(以下、表示器と称する。)92は、上記PLC91の状態を表示するものであるとともに、PLC91に対して、各種デバイスの制御に関する各種設定値を変更するための指令が送信可能となっている。
【0004】
そして、上記各種設定値の変更を行なうために、上記表示器92には、設定値を変更するための設定画面が表示可能となっている。より具体的には、ユーザがパーソナルコンピュータ(PC)93等を用いて予め作成しておいたデバイスに応じた設定画面のデータを、表示器92にダウンロードすることにより、表示器92に設定画面が表示可能となっている。
【0005】
また、近年、表示器92は、PLC91と接続されて使用されるに留まらず、各種周辺機器等のデバイス94と接続されるようになってきており、統合的な操作パネルとなりつつある。つまり、表示器92は、同図に示すとおり、PLC91を介さずに、直接デバイス94と接続されるようになってきている。ここで、上記直接接続されるデバイス94としては、設定可能項目が予め決められており、この設定された項目を参照することにより定められた動作を行なうような、機能が固定(限定)された汎用デバイスが挙げられる。例えば、温度調節計、インバータ、記録計、BCR(バーコードリーダ)が該当する。
【0006】
そして、このように、直接接続する場合も、PLC91を介して接続する場合と同様に、各種デバイスに応じた設定画面を個々に作成し、この設定画面を用いて設定値の変更を可能としている。
【0007】
また、以下に示す特許文献1には、プラグ・アンド・プレイ方式が実現できる、さらに、プラグ・アンド・プレイに対応していない機器であっても対応可能に拡張することのできる制御器が示されている。また、特許文献2には、機器接続が容易な利便性に優れた画像処理システムが示されている。さらに、特許文献3には、アプリケーションプログラムから受け取った画像データの種類を自動的に判別して、該画像データを記録装置に送信して記録媒体に記録する際の最適な記録方法を自動的に設定する印刷制御装置が示されている。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−269024号公報(公開日:平成14年9月20日)
【0009】
【特許文献2】
特開2001−326766号公報(公開日:平成13年11月22日)
【0010】
【特許文献3】
特開2002−91729号公報(公開日:平成14年3月29日)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記表示器92と直接接続するような汎用デバイス94については、機能が固定されているにも関わらず、設定画面の作成が必要となっている。つまり、ユーザが設定する項目(例えば、温度調整計においては調整温度等)が予め限定される汎用デバイスであるにも関わらず、表示器92を利用するユーザがそれぞれに設定画面を作成する必要がある。
【0012】
このため、同じ汎用デバイスを別々に購入したユーザが、それぞれに同じような設定画面を作成するといった重複した作業がなされていることになる。また、上記設定画面の作成は、手間がかかる作業である。
【0013】
また、特許文献1のプラグ・アンド・プレイ方式では、接続される側を本体と称すると、この本体に接続するデバイスが、予め本体に接続されて使用されることを前提として、接続された時点で信号を本体に送信するよう前以て設計されている。このため、接続された時点で信号を送信するように設計されていないようなデバイスは、本体側で認識できない。
【0014】
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、汎用デバイスの設定画面をユーザが作成する手間を省くことが可能となる表示器を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明のプログラマブル表示器は、第1デバイスを制御するプログラマブル・ロジック・コントローラと接続されるとともに、機能が固定された第2デバイスと接続されるプログラマブル表示器において、前記第2デバイスが前記プログラマブル表示器に接続されたことを検知する第2デバイス検知手段と、前記第2デバイスを特定するための第2デバイス特定データを記憶する記憶手段と、前記第2デバイスが前記プログラマブル表示器に接続された際に、前記第2デバイス検知手段から検知信号を受け取り、前記第2デバイス特定データを参照して、前記第2デバイスの機種を特定する第2デバイス機種特定手段と、第2デバイスの機種毎に、予め組み込まれている第2デバイスの設定を変更するための第2デバイス設定画面を格納する機種別設定画面格納手段と、前記第2デバイス機種特定手段で特定された第2デバイスに対応する前記第2デバイス設定画面を、前記機種別設定画面格納手段から取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記第2デバイス設定画面を表示する表示手段と、前記取得手段から取得され、前記表示手段が表示する前記第2デバイス設定画面を格納する取得設定画面格納手段とを備えており、前記第2デバイス特定データは、前記第2デバイス機種特定手段から前記第2デバイスへ送信する第2デバイス送信コマンドコードと前記第2デバイスから前記第2デバイス機種特定手段へ応答される第2デバイス応答コードとの組み合わせにより前記第2デバイス機種特定手段が前記第2デバイスの機種を特定するための第2デバイス機種特定データを含んでおり、前記第2デバイス機種特定手段は、特定した機種に対応した第2デバイス機種特定データを前記取得手段に送信し、前記表示手段は、前記第1デバイスの状態を表示する画面を表示し、前記第2デバイス設定画面により第2デバイスの設定変更をした後は、前記第2デバイスの状態を示す画面も表示することを特徴としている。
【0016】
上記の構成によれば、機種別設定画面格納手段には、第2デバイスの機種毎に、前記第2デバイスの設定を変更するための第2デバイス設定画面が格納されている。また、第2デバイス機種特定手段により、第2デバイスが接続された際に、接続された第2デバイスを特定することができる。つまり、第2デバイスが、どのような機種であるかを特定できる。この特定は、例えば、後述する記憶手段を参照して行なうことにより行なえる。
【0017】
そして、取得手段により、上記第2デバイス機種特定手段で特定された第2デバイスに対応する設定画面を、上記機種別設定画面格納手段から取得できる。
【0018】
これにより、表示器に第2デバイスが接続された場合、第2デバイスの設定を変更するための第2デバイス設定画面を、機種別設定画面格納手段から読み出してくることが可能となる。
【0019】
また、上記表示手段により、取得手段により取得された第2デバイス設定画面を表示することができる。これにより、ユーザは、第2デバイスの設定を変更することができる。
【0020】
したがって、上記表示器では、従来のように、第2デバイス毎に、ユーザが第2デバイス設定画面を作成する必要がない。それゆえ、接続される第2デバイス毎に、ユーザが設定画面を作成するといった手間を省くことが可能なプログラマブル表示器を提供することができる。
【0021】
上記の構成によれば、取得設定画面格納手段は、前記取得手段により取得された第2デバイス設定画面を格納するとともに、表示手段により読出し可能となっている。
【0022】
つまり、上記機種別設定画面格納手段から取得した第2デバイス設定画面を、機種別設定画面格納手段とは異なった手段に別途格納することができる。加えて、表示手段が、この取得された第2デバイス設定画面を読出し可能となっている。
【0023】
したがって、上記表示手段により速やかに第2デバイス設定画面を読み出すことが可能となるプログラマブル表示器を提供することができる。
【0024】
上記の構成によれば、記憶手段には、第2デバイスを特定するための第2デバイス特定データが予め記録されている。また、第2デバイス機種特定手段は、この記憶手段のデータを参照して、第2デバイスに対して、所定の信号を送信するとともに、この所定の信号に対する応答信号を受信する。
【0025】
ここで、第2デバイス機種特定手段が第2デバイスに信号を送信すると、プログラマブル表示器は、第2デバイスから、通常何らかの応答信号を受信する。また、通常、この応答信号は、第2デバイスに関連した特性を有している。
【0026】
そこで、上記第2デバイス特定データとして、例えば、所定の信号と、所定の信号に対する応答信号と対応関係を機種毎に有するデータを用いれば、第2デバイスの特定が可能となる。つまり、第2デバイス機種特定手段が、記憶手段を参照して、送信する信号を予め設定し、この所定の信号と、この所定の信号に対する応答信号との組み合わせを認識した上で、記憶手段を参照することにより、第2デバイスの特定が可能となる。
【0027】
上記の構成によれば、第2デバイス検知手段が、第2デバイスが接続されたことを検知する。
【0028】
したがって、プログラマブル表示器に第2デバイスが接続されたか否かを判断できる。
【0029】
上記の構成によれば、前記設定画面のデータ構造は、前記書換え可能な画像データと同じデータ構造である。
【0030】
したがって、書換え可能な画像データを書き換える手段と同一の手段により、機種別設定画面格納部に予め格納されている第2デバイス設定画面をユーザでも編集することが可能となる。
【0031】
また、本発明のプログラマブル表示器は、上記のプログラマブル表示器において、前記画面データが表される表示画面上に、前記第2デバイス設定画面を表示画面上に呼び出すための領域を設定し、前記領域への操作を受け付けた際に前記表示画面上に前記第2デバイス設定画面を呼び出す呼出手段が備えられていることを特徴としている。
【0032】
上記の構成によれば、呼出手段により、第2デバイス設定画面を表示画面上に呼び出すための領域が設定されるとともに、上記領域に対して操作を行なうことで表示画面上に設定画面を呼び出すことができる。
【0033】
したがって、簡単な操作により、迅速に第2デバイス設定画面を表示画面に表示させることができる。
【0034】
また、本発明のプログラマブル表示器は、上記のプログラマブル表示器において、第2デバイスの機種毎に、予め組み込まれている第2デバイスのドライバを格納する機種別ドライバ格納手段を有し、前記取得手段が、第2デバイス機種特定手段で特定された第2デバイスに対応した前記第2デバイスのドライバを前記機種別ドライバ格納手段から取得することを特徴としている。
【0035】
上記の構成によれば、機種別ドライバ格納手段には、第2デバイスの機種毎に、前記第2デバイスのドライバが格納されている。また、取得手段は、第2デバイス機種特定手段が特定した第2デバイスに対応するドライバを機種別ドライバ格納手段から取得する。
【0036】
したがって、上記プログラマブル表示器では、従来のように、第2デバイス毎に、ユーザがドライバを指定する必要がない。それゆえ、接続される第2デバイス毎に、ユーザがドライバを指定するといった手間を省くことが可能なプログラマブル表示器を提供することができる。
【0037】
また、本発明のプログラマブル表示器は、上記のプログラマブル表示器において、前記取得手段により取得され、前記表示手段が表示する前記第2デバイスのドライバを格納する取得ドライバ格納手段を備えていることを特徴としている。
【0038】
上記の構成によれば、取得ドライバ格納手段は、前記取得手段により取得されたドライバを格納するとともに、表示手段により読出し可能となっている。
【0039】
つまり、上記機種別ドライバ格納手段から取得したドライバを、機種別ドライバ格納手段とは異なった手段に別途格納することができる。加えて、表示手段が、この取得されたドライバを読出し可能となっている。
【0040】
したがって、上記表示手段により速やかにドライバを読み出すことができ、このドライバを用いることで第2デバイスを制御することが可能となる。
【0041】
ところで、上記プログラマブル表示器は、ハードウェアで実現してもよいが、プログラムをコンピュータに実行させて実現してもよい。これらのプログラムがコンピュータで実行されると、当該コンピュータを上記表示器として動作させることができる。
【0042】
また、上記プログラムを記録媒体に記録しておき、このプログラムをコンピュータにロードすることによっても、当該コンピュータを上記表示器として動作させることができる。
【0043】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態について図1ないし図3に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0044】
本実施の形態の表示器1は、図1に示すとおり、記憶部2、通信部3、HMI(HUMAN MACHINE INTERFACE)処理部4、表示部5、入力部6、LAN・IF(LOCAL AREA NETWORK INTERFACE)部7、電気レベル検知部(第2デバイス検知手段)8、接続デバイス特定部(第2デバイス機種特定手段)9、および、データ取得部(取得手段)10を備えている。なお、上記HMI処理部4、表示部5、および、入力部6が特許請求の範囲に記載の表示手段に対応する。
【0045】
なお、上記各部材2から10は、CPU等の演算手段が、ROMやRAMなどの記憶装置に格納されたプログラムを実行し、タッチパネルや液晶表示装置などの入力手段、あるいは、インターフェイス回路などの通信手段を制御することによって実現される機能ブロックである。
【0046】
また、上記記憶部2は、機種別設定画面格納部(機種別設定画面格納手段)21、機種別ドライバ格納部(機種別ドライバ格納手段)22、ユーザ作成画面データ格納部23、取得設定画面格納部(取得設定画面格納手段)24、取得ドライバ格納部(取得ドライバ格納手段)25、および、テーブル部(記憶手段)26を備えている。さらに、上記通信部3は、PLC・IF(PROGRAMABLE LOGIC CONTOROLLER INTERFACE)部31、デバイスIF部32を備えている。
【0047】
上記表示器1は、LAN・IF部7を介して、画面作成装置40と通信可能となっている。さらに、表示器1は、通信部3を介して、PLC(制御装置)50や機能が固定されたデバイス(第2デバイス)51と通信可能となっている。より詳しくは、上記表示器1は、上記PLC・IF部31を介して、PLC50と通信可能となっており、デバイスIF部32を介して、機能が固定されたデバイス51と通信可能になっている。なお、デバイスIF部32に接続されるデバイス51は1つに限定されるものではなく、複数のデバイスが接続可能になっている。
【0048】
ここで、機能が固定されたデバイス51とは、設定可能項目が予め決められており、この設定された項目を参照することにより定められた動作を行なうような、機能が予め限定された汎用デバイスのことを指す。例えば、温度調節計、インバータ、記録計、BCRが該当する。
【0049】
また、上記表示器1は、表示/制御動作を規定する画面データ(書き換え可能な画面データ)に基づいて、上記PLC50に接続されたデバイス(第1デバイス)50aの状態や、デバイス51の状態を表示するための表示画面を表示部5に表示する。より具体的には、表示器1のHMI処理部4が、当該画面データに基づいて、上記PLC50に接続されたデバイス50aの状態や機能が固定されたデバイス51の状態を、例えば、状態に応じて形状が変化する部品図形や、数値あるいはメータなどとして表示する。なお、表示器1においては、デバイス51の状態が、常に表示部5に表示される構成に限定されるものではなく、表示されない構成であっても構わない。
【0050】
ここで、上記表示画面は、予め、ユーザが作成しておく必要がある。この表示画面の作成にあたっては、上記画面作成装置40が用いられる。そして、作成された表示画面は、上記ユーザ作成画面データ格納部23に格納される。なお、通常、表示部5には、上記のようにデバイスの状態を表示した表示画面が表示されるように設定されている。
【0051】
また、適切な上記表示画面は、表示器1の用途、デバイス50aやデバイス51の種類や数などによって変化するため、上記ユーザ作成画面データ格納部23は、画面データを書き換え可能なように構成されており、上記用途などに応じて、画面データを変更することによって、適切な表示画面を表示できるように構成されている。
【0052】
上記表示部5は、デバイス50aの状態やデバイス51の状態を表示するための表示画面を表示するものである。さらに、詳細については後述するが、上記表示部5には、上記機能が固定されたデバイス用の設定画面が表示される。
【0053】
上記入力部6は、オペレータがHMI処理部4に対して、指令を入力するためのものである。この指令を上記HMI処理部4が受けると、上記通信部3を介して、PLC50や、上記機能が固定されたデバイス51に対して、上記指令が伝達される。なお、上記入力部6には、通常、タッチパネルが用いられる。
【0054】
上記LAN・IF部7は、上記表示器1と画面作成装置40とを接続するネットワーク用のインターフェイスである。そして、このネットワークを介して、図示しない複数の表示器が画面作成装置に接続可能となっている。
【0055】
次に、機種別設定画面格納部21、機種別ドライバ格納部22、取得設定画面格納部24、取得ドライバ格納部25、および、テーブル部26について説明する。
【0056】
上記機種別設定画面格納部21には、予め作成された機種毎の設定画面が格納されている。なお、この設定画面は、ユーザが作成するものではなく、ユーザに提供できるように表示器1に予め組み込まれているものである。
【0057】
格納される設定画面としては、表示器1に接続して使用されると考えられる、機能が固定されたデバイス用の画面を格納しておく。なお、機種別設定画面格納部21は、将来における機能が固定されたデバイス51の機種変更等に備えて、設定画面の追加記録や、削除が可能となっている。
【0058】
上記機種別ドライバ格納部22には、予め機種毎のドライバが格納されている。このドライバとしても、表示器1に接続して使用されると考えられる、機能が固定されたデバイス用の画面を格納しておく。なお、機種別ドライバ格納部22も、将来における機能が固定されたデバイス51の機種変更等に備えて、ドライバの追加記録や、削除が可能となっている。
【0059】
上記テーブル部26は、上記デバイス51を特定するためのデータを記録したテーブルである。このテーブル部26には、詳細については後述するが、「デバイス51へ送信した送信コマンドコードとデバイス51からの応答コードとからデバイス51の機種が特定できるか」を特定するためのデータ、「機種を特定できた場合のその機種」のデータ、および、「特定できながった場合に、次に送信する送信コマンドコード」を特定するためのデータが格納されている。
【0060】
上記取得設定画面格納部24は、機種別設定画面格納部21から取得した設定画面を格納可能であって、上記HMI処理部4が、この取得設定画面格納部24に格納された設定画面を読み出し、さらに、この設定画面を表示部5に表示させる。なお、上記画面データの取得については、後述する。
【0061】
上記取得ドライバ格納部25は、機種別ドライバ格納部22から取得したドライバを格納可能であって、上記HMI処理部4から読み出し可能な機能ブロックである。なお、上記ドライバの取得についても、後述する。
【0062】
ところで、新たに、機能が固定されたデバイスを表示器1に接続した場合、このデバイスの設定内容を設定・変更できるように設定・変更用の画面(以下、設定画面)を表示器1に備えておく必要がある。具体的に説明すると、例えば機能が固定されたデバイスが温度調節計であった場合、少なくとも、調節すべき温度値を設定するための設定画面が必要となる。なお、従来では、これら設定画面は、ユーザが、温度調節計のマニュアル等を参考にして、それぞれに作成していた。
【0063】
これに対し、新たに、機能が固定されたデバイスが表示器1に接続された場合における、本実施の形態に係る設定画面の取得手法について、図1および図2に基づいて、以下に説明する。
【0064】
上記電気レベル検知部8は、通信部3を介して、機能が固定されたデバイス51が表示器1に接続されたか否かを判定している(S1)。機能が固定されたデバイス51が表示器1に接続され、例えば、デバイスIF部32の電気レベルの状態変化を検知するなどして、電気レベル検知部8が接続を検知すると(S1にてYESの場合)、このデバイス51が接続されたという情報が、電気レベル検知部8から上記接続デバイス特定部9に送信される。
【0065】
上記接続デバイス特定部9は、電気レベル検知部8からデバイス51が表示器1に接続されたという情報を取得すると、デバイス51の機種を特定するために、テーブル部26を参照して、デバイス51へ送信する送信コマンドコードを特定する(S2)。そして、接続デバイス特定部9は、デバイスIF部32を介して、この送信コマンドコードをデバイス51に対して送信する(S3)。この後、上記送信コマンドコードに対するデバイス51からの応答コードを、接続デバイス特定部9が受信する(S4)。
【0066】
上記応答を受信すると、接続デバイス特定部9は、テーブル部26を参照して、受信内容からデバイス51の機種の特定を試みる(S5)。もし、特定が不可能であれば、接続デバイス特定部9は、テーブル部26を参照して、さらに、次にデバイス51へ送信する送信コマンドコード(以下、次の送信コマンドコードと称する)を特定する(S8)。そして、接続デバイス特定部9は、上記次の送信コマンドコードをデバイス51に送信して、デバイス51からの応答コードを受信する。この後、上記と同様に、機種の特定を試みる。もし、特定が不可能であれば、再度S3に戻り、さらに別の次の送信コマンドコードを送信して、デバイス51の機種が特定できるまで繰返す。
【0067】
一方、デバイス51の機種が特定できたならば、接続デバイス特定部9が、テーブル部26から、特定したデバイス51の機種のデータ(つまり、上記「機種を特定できた場合のその機種」のデータ)を取得し、その後、データ取得部10に対して、この特定したデバイス51の機種のデータを送信する。データ取得部10は、機種別設定画面格納部21から、上記特定した機種の設定画面を取得する(S6)。そして、データ取得部10は、取得した設定画面を、上記取得設定画面格納部24に送信する。これにより、上記取得設定画面格納部24に、表示器1に接続されたデバイス51の設定画面が格納されることになる(S7)。
【0068】
さらに、本実施の形態では、データ取得部10が、設定画面の取得のみならず、機種別ドライバ格納部22から上記特定した機種のドライバを取得する構成としている(S6)。そして、データ取得部10は、取得したドライバを、上記取得ドライバ格納部25に送信する。これにより、上記取得ドライバ格納部25には、表示器1に接続されたデバイス51のドライバが格納されることになる(S7)。
【0069】
以上のように、本実施の形態の表示器1においては、機能が固定されたデバイス51を表示器1に接続するだけで、この接続されたデバイス51に対応する設定画面を取得設定画面格納部24に格納可能となる。
【0070】
ここで、ユーザが、入力部6を介して、表示部5へ上記設定画面の表示指示を出すと、上記HMI処理部4は、取得設定画面格納部24に格納されている設定画面を表示部5に表示させる。そして、上記設定画面への操作を入力部6が受け付けると、「その操作が示す設定項目を、その操作の内容で設定する」ためのコマンドをデバイスIF部32に送信する。これにより、デバイス51の設定を変更することが可能となる。
【0071】
したがって、本実施の形態に係る表示器1においては、ユーザが、デバイス51の設定項目を設定・変更するための設定画面を、自らマニュアル等を参照して作成するといった手間を省くことが可能となる。
【0072】
また、接続されたデバイス51のドライバも同時に読み出せるため、さらに、ユーザの手間を省くことができる。
【0073】
また、本実施の形態の表示器1では、パーソナルコンピュータで実現されているプラグ・アンド・プレイとは異なり、接続されるデバイス51が自ら表示器1に対して認証用の信号を送る構成でないにも関わらず、接続機種を特定可能である。
【0074】
次に、上記テーブル部26について、より詳しく説明する。
【0075】
上記テーブル部26では、図3に示すとおり、各レコードに、接続されたデバイス51の機種を特定するための送信コマンドコードと、送信コマンドコードを送信した際に得られる応答コードと、機種データまたはポインタデータの何れか1つのデータとが記憶されている。なお、図3に示すテーブルは、上記テーブル部26の一例であって、これに限定されるものではない。
【0076】
ここで、上記図3で示したテーブル部26を用いた場合における、表示器1に接続されたデバイス51の特定の仕方について説明する。
【0077】
上記接続デバイス特定部9は、上記テーブル部26から、まず、「デバイス51に最初に送信すると予め決められている送信コマンドコード」を読み出す。図3では、例えば、最初のレコードであるレコード1の送信コマンドコードα1を読み出す。そして、接続デバイス特定部9は、デバイスIF部32を介して、上記決められた送信コマンドコードをデバイス51に送信する。
【0078】
そして、接続デバイス特定部9は、テーブル部26から送信コマンドコードα1と応答コード(β1a〜β1f)との組み合わせに対応する機種/ポインタのデータを読出し、その読み出したデータに基づき、機種を特定するか、あるいは、次に送信すべき送信コマンドコードを決定する。
【0079】
ここで、応答コードβ1aが得られた場合には、接続デバイス特定部9は、図3で示されるテーブル部26の送信コマンドコードと応答コードとの組み合わせから、デバイス51の機種がγ1aであることを判断する。また、エラーコードである応答コードβ1bが得られた場合には、デバイス51の機種がγ1bであると判断する。ここで、応答コードβ1bがエラーコードであるにも関わらず機種が特定されているのは、表示器1に接続可能な機種の内、送信コマンドコードα1に対して応答コードβ1bを返す機種が1機種であり、かつ、テーブル部26に機種のデータが書き込まれているからである。
【0080】
一方、エラーコードである応答コードβ1cが得られた場合には、このコードだけでは特定できないため、送信コマンドコードがα2である先頭レコード(レコード7)を参照するようにポインタが設定される。さらに、上記接続デバイス特定部9は、上記送信コマンドコードα2をデバイス51に送信する。この送信コマンドコードα2としては、例えば、第1の最上位アドレスへのアクセスを行なうコマンドコードを用いることができる。また、第1の特殊レジスタコードへのアクセスを行なうコマンドコードとしてもよい。
【0081】
次に、接続デバイス特定部9は、上記送信コマンドコードα2に対する応答コードを受信し、上記テーブル部26から機種を特定するか、あるいは、次に送信すべき送信コマンドコードを選択する。
【0082】
例えば、得られた応答コードがβ2aであった場合には、接続されたデバイス51の機種がγ2aであることが分かる。また、得られた応答コードがβ2bであった場合には、接続されたデバイス51の機種がγ2bであることが分かる。
【0083】
一方、得られた応答コードがβ2cであった場合には、このコードだけでは特定できないため、送信コマンドコードがα3である先頭レコード(レコード10)を参照するようにポインタが設定される。さらに、上記接続デバイス特定部9は、上記送信コマンドコードα3をデバイス51に送信する。この送信コマンドコードα3としては、例えば、第2の最上位アドレスへのアクセスを行なうコマンドコードを用いることができる。
【0084】
以上のように、上記表示器1では、テーブル部26を参照して、接続されたデバイス51の機種をポインタを用いて絞り込みながら特定していく。それゆえ、検索スピードを高速化でき、迅速な機種の決定が可能となる。
【0085】
また、図3で示したテーブルは、1つのレコードに、機種データまたはポインタデータの何れか1つのデータを有する構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、1つのレコードに、機種データまたは送信コマンドデータ自体の何れか1つを有する構成としてもよい。
【0086】
この構成では、ある送信コマンドコード(例えばα1)を送信しても機種が特定できなかった場合に、次の送信コマンドコード(例えばα2)を有する先頭レコードを参照するのではなく、次の送信コマンドデータで示されるコマンド(α2)が実行される。このような構成でも、機種を特定することが可能である。
【0087】
以上のように、上記テーブル部26においては、上記送信コマンドコードと上記応答コマンドコードとの組み合わせが、「メーカコードと機種コードとの組み合わせ等で示される、特定できた機種を示すデータ」、または、「送信コマンドコード自体や、送信コマンドコードを示すポインタ等で示される、次に送信すべき送信コマンドコードを特定するためのデータ」の何れか一方のデータと、関連付けて記憶されていればよい。
【0088】
また、上記機種別設定画面格納部21に格納されている設定画面のデータ構造は、ユーザ作成画面データ格納部23に格納されている画面データと同じデータ構造であることが好ましい。
【0089】
この場合には、画面作成装置40を用いて、機種別設定画面格納部21に予め格納されている設定画面をユーザでも編集することが可能となる。それゆえ、ユーザ好みに設定画面を設定し直すことができる。
【0090】
また、上記表示器1は、書換え可能な画像データが表される表示画面上に、設定画面を表示画面上に呼び出すための領域を設定し、この領域への操作を受け付けた際に表示画面上に設定画面を呼び出す呼出部(呼出手段)が備えられていることが好ましい。
【0091】
この呼出手段を設けることにより、設定画面を表示画面上に呼び出すための領域が設定され、この領域に対して操作を行なうことで表示画面上に設定画面を呼び出すことができる。この呼出は、例えば表示部5がタッチパネル形式の場合、上記領域にタッチすることで行なうようにすればよい。また、上記領域は、アイコン表示をしておくことが好ましい。
【0092】
これにより、簡単な操作により、迅速に設定画面を表示画面に表示させることができる。
【0093】
ところで、以上の実施の形態で説明した処理は、プログラムで実現することが可能である。このプログラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されている。本発明では、この記録媒体として、表示器1で処理が行われるために必要なメモリ(例えばROMそのもの)であってもよいし、また図示していないが外部記憶装置としてプログラム読み取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することで読み取り可能なプログラムメディアであっても構わない。
【0094】
上記いずれの場合においても、格納されているプログラムはマイクロプロセッサ(図示せず)のアクセスにより実行される構成であってもよいし、格納されているプログラムを読み出し、読み出したプログラムを図示されていないプログラム記憶エリアにダウンロードすることにより、そのプログラムが実行される構成であってもよい。この場合、ダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納されているものとする。
【0095】
ここで、上記プログラムメディアは、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD等の光ディスクのディスク系、ICカード(メモリーカードを含む)/光カードのカード系、あるいはマスクROM、EPROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
【0096】
【発明の効果】
以上のように、本発明のプログラマブル表示器は、前記第2デバイスが前記プログラマブル表示器に接続されたことを検知する第2デバイス検知手段と、前記第2デバイスを特定するための第2デバイス特定データを記憶する記憶手段と、前記第2デバイスが前記プログラマブル表示器に接続された際に、前記第2デバイス検知手段から検知信号を受け取り、前記第2デバイス特定データを参照して、前記第2デバイスの機種を特定する第2デバイス機種特定手段と、第2デバイスの機種毎に、予め組み込まれている第2デバイスの設定を変更するための第2デバイス設定画面を格納する機種別設定画面格納手段と、前記第2デバイス機種特定手段で特定された第2デバイスに対応する前記第2デバイス設定画面を、前記機種別設定画面格納手段から取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記第2デバイス設定画面を表示する表示手段と、前記取得手段から取得され、前記表示手段が表示する前記第2デバイス設定画面を格納する取得設定画面格納手段とを備えており、前記第2デバイス特定データは、前記第2デバイス機種特定手段から前記第2デバイスへ送信する第2デバイス送信コマンドコードと前記第2デバイスから前記第2デバイス機種特定手段へ応答される第2デバイス応答コードとの組み合わせにより前記第2デバイス機種特定手段が前記第2デバイスの機種を特定するための第2デバイス機種特定データを含んでおり、前記第2デバイス機種特定手段は、特定した機種に対応した第2デバイス機種特定データを前記取得手段に送信し、前記表示手段は、前記第1デバイスの状態を表示する画面を表示し、前記第2デバイス設定画面により第2デバイスの設定変更をした後は、前記第2デバイスの状態を示す画面も表示する構成である。
【0097】
それゆえ、上記表示器では、従来のように、第2デバイス毎に、ユーザが第2デバイス設定画面を作成する必要がない。したがって、接続される第2デバイス毎に、ユーザが第2デバイス設定画面を作成するといった手間を省くことが可能なプログラマブル表示器を提供することができるという効果を奏する。
【0098】
上記表示手段により速やかに設定画面を読み出すことが可能となる表示器を提供することができるという効果を奏する。
【0099】
上記の構成によれば、記憶手段には、第2デバイスを特定するためのデータが予め記録されている。また、上記第2デバイス機種特定手段は、この記憶手段のデータを参照して、第2デバイスに対して、所定の信号を送信するとともに、この所定の信号に対する応答信号を受信する。
【0100】
ここで、第2デバイス機種特定手段が第2デバイスに信号を送信すると、プログラマブル表示器は、第2デバイスから、通常何らかの応答信号を受信する。また、通常、この応答信号は、第2デバイスに関連した特性を有している。
【0101】
それゆえ、第2デバイスの特定が可能となるという効果を奏する。
【0102】
表示器に第2のデバイスが接続されたか否かを判断できるという効果を奏する。
【0103】
書換え可能な画像データを書き換える手段と同一の手段により、機種別設定画面格納部に予め格納されている設定画面をユーザでも編集することが可能となるという効果を奏する。
【0104】
さらに、本発明のプログラマブル表示器は、前記画面データが表される表示画面上に、前記第2デバイス設定画面を表示画面上に呼び出すための領域を設定し、前記領域への操作を受け付けた際に前記表示画面上に前記第2デバイス設定画面を呼び出す呼出手段が備えられている構成である。
【0105】
それゆえ、簡易な操作により、迅速に第2デバイス設定画面を表示画面に表示させることができるという効果を奏する。
【0106】
さらに、本発明のプログラマブル表示器は、第2デバイスの機種毎に、予め組み込まれている第2デバイスのドライバを格納する機種別ドライバ格納手段を有し、前記取得手段が、第2デバイス機種特定手段で特定された第2デバイスに対応した前記第2デバイスのドライバを前記機種別ドライバ格納手段から取得する構成である。
【0107】
それゆえ、接続される第2デバイス毎に、ユーザがドライバを指定するといった手間を省くことが可能なプログラマブル表示器を提供することができるという効果を奏する。
【0108】
さらに、本発明のプログラマブル表示器は、前記取得手段により取得され、前記表示手段が表示する前記第2デバイスのドライバを格納する取得ドライバ格納手段を備えている構成である。
【0109】
それゆえ、上記表示手段により速やかにドライバを読み出すことができ、このドライバを用いることで第2デバイスを制御することが可能となるという効果を奏する。
【0110】
ところで、上記プログラマブル表示器は、ハードウェアで実現してもよいが、プログラムをコンピュータに実行させて実現してもよい。これらのプログラムがコンピュータで実行されると、当該コンピュータを上記表示器として動作させることができるという効果を奏する。
【0111】
また、上記プログラムを記録媒体に記録しておき、このプログラムをコンピュータにロードすることによっても、当該コンピュータを上記表示器として動作させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態に係る表示器を備えたシステムの構成を示したブロック図である。
【図2】 本実施の形態に係る処理フローを示したフローチャートである。
【図3】 上記表示器におけるテーブル部のデータを示した説明図である。
【図4】 従来の表示器を備えたシステムの構成を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 表示器
4 HMI処理部(表示手段)
5 表示部(表示手段)
6 入力部(表示手段)
8 電気レベル検知部(第2デバイス検知手段)
9 接続デバイス特定部(第2デバイス機種特定手段)
10 データ取得部(取得手段)
21 機種別設定画面格納部(機種別設定画面格納手段)
22 機種別ドライバ格納部(機種別ドライバ格納手段)
23 ユーザ作成画面データ格納部
24 取得設定画面格納部(取得設定画面格納手段)
25 取得ドライバ格納部(取得ドライバ格納手段)
26 テーブル部(記憶手段)
40 画面作成装置
50 PLC(制御装置)
50a デバイス(第1デバイス)
51 デバイス(第2デバイス)
Claims (6)
- 第1デバイスを制御するプログラマブル・ロジック・コントローラと接続されるとともに、機能が固定された第2デバイスと接続されるプログラマブル表示器において、
前記第2デバイスが前記プログラマブル表示器に接続されたことを検知する第2デバイス検知手段と、
前記第2デバイスを特定するための第2デバイス特定データを記憶する記憶手段と、
前記第2デバイスが前記プログラマブル表示器に接続された際に、前記第2デバイス検知手段から検知信号を受け取り、前記第2デバイス特定データを参照して、前記第2デバイスの機種を特定する第2デバイス機種特定手段と、
第2デバイスの機種毎に、予め組み込まれている第2デバイスの設定を変更するための第2デバイス設定画面を格納する機種別設定画面格納手段と、
前記第2デバイス機種特定手段で特定された第2デバイスに対応する前記第2デバイス設定画面を、前記機種別設定画面格納手段から取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記第2デバイス設定画面を表示する表示手段と、
前記取得手段から取得され、前記表示手段が表示する前記第2デバイス設定画面を格納する取得設定画面格納手段とを備えており、
前記第2デバイス特定データは、前記第2デバイス機種特定手段から前記第2デバイスへ送信する第2デバイス送信コマンドコードと前記第2デバイスから前記第2デバイス機種特定手段へ応答される第2デバイス応答コードとの組み合わせにより前記第2デバイス機種特定手段が前記第2デバイスの機種を特定するための第2デバイス機種特定データを含んでおり、
前記第2デバイス機種特定手段は、特定した機種に対応した第2デバイス機種特定データを前記取得手段に送信し、
前記表示手段は、前記第1デバイスの状態を表示する画面を表示し、前記第2デバイス設定画面により第2デバイスの設定変更をした後は、前記第2デバイスの状態を示す画面も表示することを特徴とするプログラマブル表示器。 - 前記画面データが表される表示画面上に、前記第2デバイス設定画面を表示画面上に呼び出すための領域を設定し、前記領域への操作を受け付けた際に前記表示画面上に前記第2デバイス設定画面を呼び出す呼出手段が備えられていることを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル表示器。
- 第2デバイスの機種毎に、予め組み込まれている第2デバイスのドライバを格納する機種別ドライバ格納手段を有し、
前記取得手段が、第2デバイス機種特定手段で特定された第2デバイスに対応した前記第2デバイスのドライバを前記機種別ドライバ格納手段から取得することを特徴とする請求項1または2に記載のプログラマブル表示器。 - 前記取得手段により取得され、前記表示手段が表示する前記第2デバイスのドライバを格納する取得ドライバ格納手段を備えていることを特徴とする請求項3記載のプログラマブル表示器。
- 請求項1から4の何れか1項に記載のプログラマブル表示器の各手段として、コンピュータを動作させるプログラム。
- 請求項5に記載のプログラムを記録した記録媒体。
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Family Applications (1)
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-
2003
- 2003-03-28 JP JP2003092132A patent/JP4316272B2/ja not_active Expired - Lifetime
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