JP3104281U - ティッシュボックス用ケース - Google Patents
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Abstract
【課題】ティッシュペーパーを引き抜く際の利便性を図り、特にあらゆる方向の位置からも容易にティッシュペーパーを引き抜くことができるティッシュボックス用ケースの提供を図る。
【解決手段】ティッシュボックス用ケースであって、ティッシュボックスを挿入するための側面開口部を設けた筺型のケース本体と、その開口部を閉塞する蓋体とからなり、ケース本体内部は二個のティッシュボックスが挿入可能なスペースを備えるとともに、ケース本体における開口部に隣接した対向する両側面にそれぞれティッシュペーパー取出口を設けることで、ティッシュペーパーを両側面から取り出せるようにした構成を採用する。
【選択図】図1
【解決手段】ティッシュボックス用ケースであって、ティッシュボックスを挿入するための側面開口部を設けた筺型のケース本体と、その開口部を閉塞する蓋体とからなり、ケース本体内部は二個のティッシュボックスが挿入可能なスペースを備えるとともに、ケース本体における開口部に隣接した対向する両側面にそれぞれティッシュペーパー取出口を設けることで、ティッシュペーパーを両側面から取り出せるようにした構成を採用する。
【選択図】図1
Description
本考案は、ティッシュボックスを収納するケースに関するものである。
従来から、ティッシュボックスを収納し装飾等に資するケースについて種々考案されている。そして、一般に広く使用されているティッシュボックスにおいて、ティッシュペーパーの取り出し口は通常、ティッシュボックスの上面に設けられていることから、ケースについても上面に取出口が設けられている。しかしながら、かかる従来のティッシュボックスを収納するケースによると、ティッシュペーパーを上方へ引き抜く必要があることから、遠い位置からティッシュペーパーを引き抜く場合に必要以上に体をティッシュペーパーのある方へ近づけなければならず、使用に際し不便な場合が多々あった。
上記問題点を解決するため、実開昭63−199989号公報に示すような考案が提案されている。すなわち、ティッシュペーパーを側面より取り出せるようにしたものである。しかしながら、かかる考案では、ティッシュペーパーを側面から取り出せるようにしたことで、上方から取り出すよりも確かに体をティッシュペーパーのある方へ近づける必要はなくなるが、取出口とは反対にいる人にとってはかえって不便であり、実用性が全くない。
実開昭63−199989号公報
上記問題点に鑑み、本考案は、ティッシュペーパーを引き抜く際の利便性を図り、特にあらゆる方向の位置からも容易にティッシュペーパーを引き抜くことができるティッシュボックス用ケースを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本考案は、ティッシュボックス用ケースであって、ティッシュボックスを挿入するための側面開口部を設けた筺型のケース本体と、その開口部を閉塞する蓋体とからなり、ケース本体内部は二個のティッシュボックスが挿入可能なスペースを備えるとともに、ケース本体における開口部に隣接した対向する両側面にそれぞれティッシュペーパー取出口を設けることで、ティッシュペーパーを両側面から取り出せるようにした構成となっている。
また、本考案は、前記ケース本体の下面の所定の箇所に滑り止め部材を備えた構成を採用することもできる。
さらに、本考案は、前記ケース本体の上面に小物入れが設けられている構成を採ることができる。
本考案にかかるティッシュボックス用ケースによれば、側面からティッシュペーパーを手前に引き抜くことができるため、従来のように遠い位置からティッシュペーパーを引き抜く場合に必要以上に体をティッシュペーパーのある方へ近づける必要がなくなり、利便性が格段に向上する。
また、本考案にかかるティッシュボックス用ケースによれば、対向する両側面からティッシュペーパーを引き抜くことが可能であるため、あらゆる方向の位置から容易にティッシュペーパーを引き抜くことができ、今までになかった大変便利なティッシュボックス用ケースを提供することとなる。
以下、本考案にかかるティッシュボックス用ケースの実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案にかかるティッシュボックス用ケース1の第一の実施形態を示す斜視図であり、図2は、該第一の実施形態にかかるティッシュボックス用ケースの部分断面図である。
第一の実施形態にかかるティッシュボックス用ケース1は、筺型のケース本体2と蓋体3とからなり、そのケース本体2の側面には開口部4が設けられてあって、その開口部4には該開口部4を閉塞するための前記蓋体3が配される構成となっている。ケース本体2の内部は、二個のティッシュボックスTを挿入することができるスペースを備えており、実際の挿入において二個のティッシュボックスTを区切るための仕切り体5がケース本体2の内部上面及び下面にそれぞれ設けられている。また、ケース本体2における開口部4に隣接した対向する両側面には、ティッシュペーパーPを取り出すためのティッシュペーパー取出口2aがそれぞれ設けられてあって、ケース本体2の内部に挿入されたティッシュボックスTから、ティッシュペーパーPが両側面のティッシュペーパー取出口2aを通じて横に取り出すことができる構成となっている。
ケース本体2の側面に設けられた開口部4を蓋体3により閉塞する方法については、特に限定するものではなく、ヒンジ構造を利用して蓋体3をケース本体2と開閉自在に取り付けたりする方法等が考えられる。尚、図面では、開口部4におけるケース本体2の側面内側に溝2bを設け、その溝2bへ別体としての蓋体3を上から挿嵌させる構造を採用している。
ケース本体2の下面における所定の箇所には、滑り止め部材6を備えることが望ましい。かかる滑り止め部材6を備えることにより、実際にティッシュペーパーPを横へ引き抜く場合に、その引き抜く力でケース本体2が動かされることはなく、滑り止め部材6が抵抗となって容易にティッシュペーパーPを引き抜くことができるようになる。
本考案にかかるティッシュボックス用ケース1の実際の使用にあたっては、ケース本体2の側面に設けられた開口部4を閉塞している蓋体3を外し、該開口部4からケース本体2の内部へティッシュボックスTを二個挿入する。その際、ティッシュボックスTは、ケース本体2の側面に設けられたティッシュペーパー取出口2aからティッシュペーパーPを取り出せるよう、横向きにケース本体2内に装着される。そしてティッシュボックスTを挿入した段階で再び蓋体3により開口部4を閉塞することによって、ティッシュボックス用ケース1は使用可能な状態となる。
図3は、本考案にかかるティッシュボックス用ケースの第二の実施形態を示す斜視図である。
第二の実施形態にかかるティッシュボックス用ケース1は、第一の実施形態と同様、筺型のケース本体2と蓋体3とからなり、そのケース本体2の側面には開口部4が設けられてあって、その開口部4には該開口部4を閉塞するための前記蓋体3が配される構成となっている。ケース本体2の内部は、二個のティッシュボックスTを挿入することができるスペースを備えており、実際の挿入において二個のティッシュボックスTを区切るための仕切り体5がケース本体2の内部上面及び下面にそれぞれ設けられている。また、ケース本体2における開口部4に隣接した対向する両側面には、ティッシュペーパーPを取り出すためのティッシュペーパー取出口2aがそれぞれ設けられてあって、ケース本体2の内部に挿入されたティッシュボックスTから、ティッシュペーパーPが両側面のティッシュペーパー取出口2aを通じて横に取り出すことができる構成となっている。
第二の実施形態にかかるティッシュボックス用ケース1は、上記よりさらに、ケース本体2の上面に小物入れ10を設けた構成となっている。かかる構成を採ることによって、ティッシュペーパーPを側面から取り出すことで空いた上面を有効活用することができ、また、小物を探す際に本考案にかかるティッシュボックス用ケース1を見つければ自動的に小物も見つかることとなって、小物そのものを探すよりも大変便利であり、ひいては紛失物の発生を抑制する効果もある。
尚、図面では小物入れ10内に仕切り板11をケース本体2と一体的に設けた構成を採用した場合を示しているが、これに限定されるものではなく、仕切り板11のないものや仕切り板11の位置を自由に変更可能なもの等が考えられる。
また、ケース本体2の側面に設けられた開口部4を蓋体3により閉塞する方法及びケース本体2の下面における所定の箇所に滑り止め部材6を備えることについては、第一の実施形態と同様である。
1 ティッシュボックス用ケース
2 ケース本体
2a 取出口
2b 溝
3 蓋体
4 開口部
5 仕切り体
6 滑り止め部材
10 小物入れ
11 仕切り板
T ティッシュボックス
P ティッシュペーパー
2 ケース本体
2a 取出口
2b 溝
3 蓋体
4 開口部
5 仕切り体
6 滑り止め部材
10 小物入れ
11 仕切り板
T ティッシュボックス
P ティッシュペーパー
Claims (3)
- ティッシュボックス用ケースであって、ティッシュボックスを挿入するための側面開口部を設けた筺型のケース本体と、その開口部を閉塞する蓋体とからなり、ケース本体内部は二個のティッシュボックスが挿入可能なスペースを備えるとともに、ケース本体における開口部に隣接した対向する両側面にそれぞれティッシュペーパー取出口を設けることで、ティッシュペーパーを両側面から取り出せるようにしたことを特徴とするティッシュボックス用ケース。
- 前記ケース本体の下面の所定の箇所に滑り止め部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載のティッシュボックス用ケース。
- 前記ケース本体の上面に小物入れを設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のティッシュボックス用ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004001643U JP3104281U (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | ティッシュボックス用ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004001643U JP3104281U (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | ティッシュボックス用ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3104281U true JP3104281U (ja) | 2004-09-16 |
Family
ID=43257701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004001643U Expired - Fee Related JP3104281U (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | ティッシュボックス用ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3104281U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5674969B1 (ja) * | 2014-02-04 | 2015-02-25 | 宏明 斉藤 | 衛生紙の収納容器 |
JP2015137137A (ja) * | 2014-01-24 | 2015-07-30 | 岐阜プラスチック工業株式会社 | ティッシュケース |
JP7390193B2 (ja) | 2020-01-15 | 2023-12-01 | 株式会社ニトリホールディングス | ティッシュケース |
-
2004
- 2004-03-30 JP JP2004001643U patent/JP3104281U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5674969B1 (ja) * | 2014-02-04 | 2015-02-25 | 宏明 斉藤 | 衛生紙の収納容器 |
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