JP3104164U - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】灰皿から外部に導出する配線が邪魔とならず、かつ断線するのを防止し得る、前後方向の軸心回りに回動可能な灰皿を備えた遊技機を提供する。
【解決手段】下セット板19の前面側に、灰皿21が配設される。灰皿21は、吸殻を受ける凹状の灰受け部35を備え、支持手段62を介して下セット板19に対して前後方向の軸心回りに回動可能に取付けられる。灰皿21には、遊技者が接触可能な接触部材54と、支持手段62の回動中心に形成された挿通孔50aとが設けられる。接触部材54と電気的に接続された接触検出手段55から導出する配線57が、灰皿内部から挿通孔50aに挿通されて下セット板19側の中継基板に接続される。
【選択図】図6

Description

この考案は、機枠体の前面側に、灰皿を回動自在に取付けた遊技機に関するものである。
従来より、パチンコ遊技機やパチスロ遊技機等に代表される遊技機の前面側には、煙草の吸殻や灰を入れるための灰皿が設けられている。そしてこの灰皿を、前後方向に延在する支持軸を中心として回転することで、吸殻や灰を受け入れる使用位置と、吸殻や灰を受け入れない不使用位置とに選択して固定し得るようようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また特許文献1に開示の灰皿は、使用位置から不使用位置への回動が、遊技者とは反対側に向けて行なわれるよう構成されており、灰皿から吸殻や灰を廃棄するべく前記方向に回動したときに、該吸殻や灰が遊技者側に飛散するのを防ぐようになっている。すなわち、左右方向の軸心回りに灰皿を回転(前後方向の回転)して吸殻や灰を廃棄する場合には、該吸殻や灰が遊技者側に飛散するおそれがあるため、灰皿を回動自在に構成する場合は、特許文献1のように前後方向の軸心回りに回転(左右方向の回転)させる方が好ましい。
また灰皿に、遊技機の前面側に設けられて遊技球を発射操作するための発射ハンドルが備える接触配線部と同等に機能する第2の接触配線部を設けるものもある(例えば、特許文献2参照)。すなわち特許文献2では、発射ハンドルの接触配線部への遊技者の把持(接触)が検出できない場合を想定し、灰皿における第2の接触配線部で遊技者の接触を検出して、打球発射装置の発射が可能となるよう構成してある。
このように、灰皿に、煙草の吸殻や灰を入れると云う本来の機能の他に、新たな機能を加えることで、該灰皿に付加価値を与えると云う技術が従来からあった。
特開2003−320135号公報 特開2002−159645号公報
ここで、特許文献2の灰皿を、前後方向に延在する支持軸を中心として回動可能な構成とすれば、特許文献1の灰皿と同様の効果が得られる。しかしながら、特許文献2の灰皿は、第2の接触配線部に導通する配線が、灰皿の裏側に導出されて発射ハンドルの接触配線部が接続される接触検出回路に接続されているため、該配線が邪魔となって支持軸を中心に回転する構成を採用することは困難であった。なお、仮に回転させようとした場合は、前記配線がねじれて断線するおそれがある。すなわち、灰皿から配線が外部に導出する構成においては、前後方向の軸心回りに灰皿を回転させる構成を採用するのに不都合を生じていた。
すなわち本考案は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、灰皿から配線が外部に導出する構成において、該配線が邪魔とならず、かつ断線するのを防止し得る、前後方向の軸心回りに回動可能な灰皿を備えた遊技機を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本考案に係る遊技機は、
機枠体(19)の前面側に灰皿(21)を備える遊技機において、
前記灰皿(21)は、吸殻を受ける凹状の灰受け部(35)を備え、支持手段(62)を介して前記機枠体(19)に対して前後方向の軸心回りに回動可能に取付けられると共に、
該灰皿(21)には、遊技者が接触可能な接触部(54)と、前記支持手段(62)の回動中心に形成された挿通孔(50a)とが設けられ、
前記接触部(54)に導通する配線(57)が、灰皿(21)内部から前記挿通孔(50a)に挿通されて機枠体(19)側の接続部(58)に接続されるよう構成したことを特徴とする。
前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本願の別の考案に係る遊技機は、
機枠体(19)の前面側に灰皿(21)を備える遊技機において、
前記灰皿(21)の本体(34)は、吸殻を受ける凹状の灰受け部(35)と、該灰受け部(35)の底部外側を被覆するカバー部(37a)と、前記機枠体(19)に取付け可能であって、該機枠体(19)に対して前後方向の軸心回りに回動可能な支持手段(62)とを有し、
前記支持手段(62)の回動中心に挿通孔(50a)が形成され、
前記本体(34)に、遊技者が接触可能な接触部(54)が配置されると共に、該接触部(54)への接触を検出する接触検出手段(55)が、前記灰受け部(35)とカバー部(37a)とにより内部画成される収納室(39)に収納され、
前記接触検出手段(55)に導通する配線(57)が、灰皿(21)内部から前記挿通孔(50a)に挿通されて機枠体(19)側の接続部(58)に接続されるよう構成したことを特徴とする。
また、前記配線(57)における灰皿(21)内部から導出する端部には、前記機枠体(19)側の接続部(58)に着脱自在に接続される被接続部(57a)が設けられ、前記挿通孔(50a)は、前記配線(57)および被接続部(57a)の挿通を許容する寸法に設定してもよい。
更に、前記支持手段(62)は、円筒状の支持部(38)と、該支持部(38)の内部に配設されて相対的に回動可能な支軸部(48)とで構成され、
前記支軸部(48)における機枠体(19)側の端部中央に前記挿通孔(50a)が設けられると共に、外周縁には当接部(49d)が周方向の所定範囲に亘って設けられ、
前記支持部(38)の内周面に、前記当接部(49d)に当接可能な突起部(47c)が設けられ、
前記灰皿(21)の本体(34)を回動させた際に、前記支持部(38)と支軸部(48)とが相対的に回動して前記突起部(47c)が前記当接部(49d)に当接することで、該本体(34)の回動範囲を規制するようにしてもよい。
請求項1に係る遊技機によれば、灰皿を、支持手段を介して機枠体に対して前後方向の軸心回りに回動可能に構成したから、灰受け部を上向きとした使用状態と、下向きとした非使用状態とを選択することが可能となる。また支持手段の回動中心に、接触部に導通する配線が挿通される挿通孔を形成したから、灰皿を回動した際に、前記通孔に挿通されている配線が絡まったり断線するのを抑制することができる。
請求項2に係る遊技機によれば、請求項1の遊技機が奏する作用効果に加えて、灰皿に接触検出手段を組込むよう構成したから、用途に応じて用いられる夫々の制御基板に接触検出回路を設けることなく、灰皿で検出された検出信号を用途に応じて簡単に利用することができる。従って、接触検出手段からの検出信号を新たな用途に使用する場合において、対応する制御基板を設計する際の手間とコストを低減し得る利点がある。
請求項3に係る遊技機によれば、灰皿に配設した接触検出手段の配線は、被接続部を介して機枠体側の接続部に着脱自在に接続されるよう構成してあるから、該被接続部を機枠体側の接続部から取外した状態で、当該灰皿をユニット化して単独で取扱うことができる。
請求項4に係る遊技機によれば、前記支持手段を構成する支軸部および支持部に、灰皿の回動範囲を規制する当接部および突起部を設けたから、該灰皿の回動範囲を一定範囲に限定することができ、前記配線のよじれ等を制限して該配線の断線を確実に防止し得る。
次に、本考案に係る遊技機につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら、以下詳細に説明する。なお実施例では、遊技機としてパチンコ球を遊技媒体として使用する一般的なパチンコ機を例にして説明する。また、以下の説明において前・後および左・右とは、特に断りのない限り、図1に示すようにパチンコ機10を前側から見た場合において指称するものとする。
(パチンコ機について)
先ず実施例に係るパチンコ機10の概略構成について、図1を参照して説明する。パチンコ機10は、外郭をなす外枠11の開口前面側に対して中枠12が、パチンコ機10の左側に位置する連結支持手段13、および右側に位置する施錠手段14を利用して着脱および開放可能に組み付けられている。また、前記中枠12には、所要の遊技領域23aを構成した遊技盤23(後述)が着脱交換可能に取付けられると共に、該中枠12の前面側に、遊技盤23を透視保護するガラス板を組み付けた前枠15と、パチンコ球を貯留する上球皿16を一体的に備えた上セット板17とを横開き形態で開閉可能に組み付けてある。更に中枠12の下部には、上球皿16から溢れたパチンコ球を貯留し得る下球皿18が左右方向の略中央位置に一体的に形成された機枠体としての下セット板19が配設される。この下セット板19における下球皿18の右側に、遊技者の操作に応じて図示しない打球発射装置を駆動して、前記上球皿16に貯留したパチンコ球を前記遊技領域23aに向けて発射させるハンドルユニット20が配設されると共に、該下球皿18の左側には、吸殻等を受ける灰皿21を配置してある。前記中枠12の下縁部を支持する前記外枠11の下枠部11aには、左右方向に離間する位置に一対のスピーカ22,22が配置されている。
前記遊技盤23は、前記中枠12の上方位置に前後に開口するよう開設された遊技盤保持部(図示せず)に保持される。そして、図1に示すように、前記遊技盤23の前面側に、略円形状に湾曲形成したレール23bにより前記遊技領域23aが画成されて、該遊技領域23aの上方位置に、遊技盤23の裏側に配設される図柄表示装置24が臨む大型の装飾部品25が配設されている。また、前記遊技領域23aにおける前記装飾部品25の下方位置には、前記図柄表示装置24での遊技演出の結果により開放する大型電動式の入賞装置26を配設してある。更に、前記遊技領域23aの所要位置には、パチンコ球の流下方向を任意に変向する案内車27,27や、図柄表示装置24での遊技演出に応じて照射パターンを変更して発光演出を行なう電飾装置28,28等が配設されている。
前記中枠12の裏側には、該中枠12の外郭形状に略整合する矩形状に成形された機構セット盤(図示せず)が配設されており、該機構セット盤には、主制御基板29、図柄制御基板30、音声制御基板31、発光制御基板32等の各種の制御基板が設置されている(図11参照)。そして、パチンコ機10を全体的に制御する主制御基板29に、該主制御基板29の制御に基づいて前記図柄表示装置24での表示内容を制御する図柄制御基板30、該主制御装置29の制御に基づいて前記電飾装置28,28の発光を制御する発光制御基板32、およびスピーカ22,22からの音の出力を制御する音声制御基板31の夫々が、配線を介して接続されている。
(灰皿について)
前記下セット板19の正面左側には、図3に示す如く、前側に開放する円形状の取付凹部33が凹設され、該凹部33に前記灰皿21が着脱および回動可能に取付けられるよう構成される。この灰皿21の本体34(以後、灰皿本体と称す)は、図4および図5に示す如く、煙草の吸殻を受ける凹状の灰受け部35が形成された灰受け部材36と、該灰受け部材36の底部外側を被覆するカバー部37aが形成された第1カバー部材(カバー部材)37と、前記下セット板19に取付け可能な支持手段62とから基本的に構成され、灰受け部材36(灰受け部35)と第1カバー部材37(カバー部37a)とにより内部画成される収納室39に、後述する接触検出手段55が収納されるようになっている。
(灰受け部材について)
前記灰受け部材36は、略半円形状の底壁36aと、該底壁36aにおける円弧状の周縁部から立上がる前壁36bと、底壁36aにおける直線状の周縁部から立上がる後壁36cとから構成され、これら壁36a,36b,36cにより図2において上方に開放する凹状の灰受け部35が形成される。なお、後壁36cは、前壁36bの上端より上方に延出する部分が半円形状に形成されると共に、その外周縁には、後述する第2カバー部材46の外周縁に係合する後係合部36eが形成されている。また前壁36bの上端には、煙草を保持可能な保持部36dが凹設されると共に、該上端縁には前記第1カバー部材46におけるカバー部37aの外周縁に係合する前係合部36fが形成してある(図8参照)。前記底壁36a(灰受け部35の底部)における後側の左右幅方向の略中央に、前記後壁36cに沿って上方(収納室39とは反対側)に向けて突出する凸状部としての火消し部40が突設されている。この火消し部40は前記収納室39側に開放すると共に、該火消し部40の内部に、熱遮断部としての空間部Sが画成されて、該空間部Sが収納室39と連通するよう構成される。なお空間部Sは、収納室39に対しては、該収納室39から上側に離間するよう凹設されている。前記火消し部40は矩形状を呈すると共に、収納室39側の開口寸法が、後述する接触検出手段55の外形寸法より大きく設定されて(図6,図8参照)、該接触検出手段55への灰受け部材36からの熱が確実に伝わらないようにしてある。
前記底壁36aの収納室39側に臨む外底面には、図8に示す如く、前記火消し部40を挟む左右両側に、ネジ孔を形成したボス41が夫々突設され、該ボス41を介して前記第1カバー部材37が着脱自在にネジ止め固定されるよう構成される。なお、灰受け部材36は、例えばフェノール樹脂やメラミン樹脂、その他の耐熱性を有する樹脂材料で形成されている。
(第1カバー部材について)
前記灰皿本体34を構成する第1カバー部材37は、図6に示す如く、前記灰受け部材36における灰受け部35の底部をなす底壁36aおよび前壁36bを外側から被覆するカバー部37aと、該カバー部37aの後端縁から後方に延出する延出部37bとから、上方に開放する略半球形状に形成されている。このカバー部37aにおける底部には、所定量だけ切欠かれた略水平な取付面42が形成され(図7参照)、該取付面42の外側に、後述する接触部材54が着脱自在に取付けられるよう構成される。この取付面42には、左右方向に離間してネジ用通孔42aが夫々穿設されており、図8に示す如く、カバー部37aの上端縁に前記灰受け部材36における前壁36bの前記前係合部36fを係合したもとで、各ネジ用通孔42aに外側から挿通したネジ43を、灰受け部材36における対応するボス41のネジ孔に螺挿することで、当該第1カバー部材37が灰受け部材36に位置決め固定される。そして、第1カバー部材37を灰受け部材36に固定した状態で、灰受け部材36の前記底壁36a(灰受け部35の底部外側)とカバー部37aとの間に、所要寸法の前記収納室39が画成されるよう構成される。また取付面42には、両ネジ用通孔42a,42aの間で前記底壁36aに設けた火消し部40に上下で対応する位置に、前記収納室39に連通する挿入口42bが開設され、該挿入口42bから後述する接触検出手段55が収納室39内に収納されるようになっている。
(支持手段について)
前記第1カバー部材37の延出部37bには、図7または図9に示す如く、上方に開放する半円筒状の第1支持筒部44が一体的に形成されると共に、該第1支持筒部44を挟む左右両側の延出部内側に、上方に開口する位置決め孔45aが形成されたボス45が夫々設けられている。第1カバー部材37の延出部37bには、本体46aが延出部37bと略対称形状に形成された第2カバー部材46が着脱自在に配設される。この第2カバー部材46には、下方に開放して第1支持筒部44と対応する半円筒状の第2支持筒部47が形成されると共に、該第2支持筒部47を挟む左右両側にピン(図示せず)が夫々開放側に突出するよう形成されている。前記第1カバー部材37に対して第2カバー部材46は、前記延出部37bおよび第1支持筒部44の開放端と、第2カバー部材46の本体46aおよび第2支持筒部47の開放端とを対向当接すると共に、各ピンを対応する位置決め孔45aに夫々嵌挿することで取付けられ、この状態で両支持筒部44,47により円筒状の支持部38が構成される(図4,図9参照)。そして、延出部37bおよび本体46aから後方に延出する支持部38が、前記下セット板19の取付凹部33に対して前側から回動および前後動可能に嵌合されるようになっている。なお、第1カバー部材37に取付けられた第2カバー部材46により、前記灰受け部材36における後壁36cの上部側が外側から被覆されると共に、その外周端に後壁36cの後係合部36eが係合して位置決めされる。
前記両支持筒部44,47の後端部には、図4,図5および図6に示す如く、内側に延出する壁部44a,47aが形成され、両壁部44a,47aの対向部に形成された半円状の切欠部を合わせることにより、前後方向に連通する通孔38aが画成される。また両支持筒部44,47の内部には、支軸部材(支軸部)48が、前後動および回動可能に配設されている。この支軸部材48は、図2,図6および図7に示す如く、両支持筒部(支持部38)44,47内を摺動可能な直径に設定されて前方に開放する大径円筒部49と、該円筒部49の後端壁49aに同軸的に突設されて、前記通孔38aから後方へ出没可能な小径軸部50とから基本的に構成される。小径軸部50における下セット板19側に臨む後端(端部)の中央(支持手段62の回動中心)には、後述する接触検出手段55から導出する配線57およびこれの端部に接続されたコネクタ(被接続部)57aの挿通を許容する寸法の挿通孔50aが穿設されると共に、該挿通孔50aを挟んで径方向に離間する位置に一対のネジ孔50b,50bが形成されている(図4,図5,図10参照)。これに対して前記下セット板19の取付凹部33には、図3に示す如く、小径軸部50の挿通孔50aと対応する挿通孔33aが穿設されると共に、該挿通孔33aを挟んで径方向に離間する位置に一対のネジ用通孔33b,33bが穿設されている。すなわち、前記支持部38を取付凹部33に前側から嵌挿した状態で、下セット板19の裏側から各ネジ用通孔33bに挿通したネジ51を、前記支持部38の通孔38a内に臨む小径軸部50の対応するネジ孔50bに夫々螺挿することで、支軸部材48が下セット板19に対して回転不能に固定されるよう構成され、この状態で支軸部材48に対して灰皿本体34が回動可能となる。このように実施例では、前記支持部38と支軸部材48とで、前記灰皿本体34を下セット板19に取付けるための支持手段62が構成されている。なお、小径軸部50の後端には、図10に示すように位置決めピン50cが突設され、該位置決めピン50cを取付凹部33に形成した位置決め孔33cに挿入することで、前記各ネジ用通孔33bとネジ孔50bとが整列状態で位置決めされるようになっている。
前記第1支持筒部44および第2支持筒部47の後端縁に、周方向に180°離間して第1切欠44bと第2切欠47dが形成されると共に、前記取付凹部33には各切欠44b,47dに嵌合可能な位置に突片33d,33dが突設されている。そして、後述するように灰皿本体34が使用位置および非使用位置に臨む状態で、第1切欠44bおよび第2切欠47dに突片33d,33dが嵌合して、当該灰皿本体34の回動を規制するよう構成されている。なお、灰皿本体34を下セット板19に対して引き出すことで、突片33d,33dが第1切欠44bおよび第2切欠47dから離れ、該灰皿本体34の回動が許容されるようになっている。
前記両支持筒部44,47における壁部44a,47aの内側(前側)に、前記支軸部材48における小径軸部50の挿通を許容する内径に設定された薄板リング状のプレート52が配設され、該プレート52と支軸部材48における大径円筒部49の後端壁49aとの間に、複数(実施例では2つ)の弾性手段としての圧縮コイルバネ53が弾力的に介挿されて、前記下セット板19に固定されている支軸部材48に対して灰皿本体34を常には後方に向けて付勢するよう構成される。なお、図9において符号49eは、後端壁49aに突設されて圧縮コイルバネ53の一端部を支持する支持ピンを示す。前記支軸部材48の大径円筒部49における前端縁には、図2に示す如く、周方向に180°で離間して第1凹部49bと第2凹部49cとが形成されている。また前記第2支持筒材47における前端部には、前記第1または第2凹部49b,49cに嵌合可能な位置決め片47bが内側に向けて突設されており、前記圧縮コイルバネ53の弾力によって支軸部材48に対して灰皿本体34が後方に付勢されている状態で、第1または第2凹部49b,49cに位置決め片47bが嵌合するよう構成される。そして、圧縮コイルバネ53,53の弾力に抗して灰皿本体34を下セット板19に固定されている支軸部材48に対して前側に引き出すことで、第1または第2凹部49b,49cから位置決め片47bが離脱して、灰皿本体34の回動が許容されるようになっている。なお、第1凹部49bと位置決め片47bとが嵌合した状態で、灰皿本体34は、前記灰受け部材36の灰受け部35が上側を向く使用位置(図4の状態)に位置決めされ、第2凹部49cと位置決め片47bとを嵌合した状態で、灰皿本体34は、灰受け部35が下側を向く非使用位置(図5の状態)に位置決めされるよう設定される。
前記大径円筒部49の後端縁(後端壁49aの外周縁)には、図9に示す如く、周方向の略180°の範囲に亘って当接部49dが突設されると共に、前記第2支持筒材47の内周面には、前記位置決め片47bと第1または第2凹部49b,49cとの嵌合を解除するよう灰皿本体34を支軸部材48に対して前方に引き出した際に、前記当接部49dにおける周方向の端(周端)A,Bに当接可能な位置に突起部47cが突設されている。すなわち、支軸部材48に対して灰皿本体34は、突起部47cが当接部49dの一方の周端Aから他方の周端Bまでの間を移動する範囲で、回動が許容される、言い替えれば、灰皿本体34の回動範囲は略180°に規制されている。なお、当接部49dの一方の周端Aに突起部47cが当接した状態で、第1凹部49bと位置決め片47bとが前後に整列し、当接部49dの他方の周端Bに突起部47cが当接した状態で、第2凹部49cと位置決め片47bとが前後に整列するよう各部材の位置が設定してある。更に、前記当接部49dは、灰皿本体34の使用位置における正面視において右側半分(図9に示す裏側から視た場合では左側半分)に位置し、この状態から灰皿本体34は前後方向の軸心回りに、反時計方向に180°回転することで突起部47cが当接部49dの他方の周端Bに当接して非使用位置となり、逆に非使用位置から時計方向に180°回転することで突起部47cが当接部49dの一方の周端Aに当接して使用位置となるよう構成される。すなわち、実施例のパチンコ機10では、該パチンコ機10に対して正対している遊技者の左側、つまりパチンコ機10の中央に対して左側に位置する灰皿本体34の使用位置と非使用位置との間での回動は、前記灰受け部材36の灰受け部35が、常に遊技者とは反対側(パチンコ機中央から離間する側)を向く領域で行なわれるようにしてある。
(接触部材について)
前記第1カバー部材37における取付面42に対して着脱自在に配設される接触部としての接触部材54は、その全体に金属メッキが施されて、操作者の接触を検出可能に設定されている。この接触部材54の外形形状は、図5に示す如く、第1カバー部材37に取付けた状態で、該第1カバー部材37の外周面と段差なく臨むよう球面の一部をなす形状に形成されている。また接触部材54の内面側には、図6に示すように一対の係合片54a,54aが突設され、取付面42の前記挿入口42bから内側に挿入した両係合片54a,54aが、第1カバー部材37の内部に形成した被係合部37c,37cに係脱自在に係合することで、当該接触部材54が第1カバー部材37に取付けられるようになっている。なお、接触部材54の内面には、一対のピン54b,54bが突設され(図2参照)、各ピン54bを取付面42に穿設した対応する位置決め孔42cに挿通することで、接触部材54の位置決めがなされるようにしてある。
(接触検出手段について)
前記接触部材54の内面には、接触検出手段55を組付け可能な複数の支持片61aおよびボス61bからなる組付部61が形成されており、該組付部61に組付けた接触検出手段55は、ネジ56をボス61aのネジ孔に螺挿することで接触部材54に固定されている。なお、接触検出手段55における表面の一部に金属性の導通部が設けられ、該接触検出手段55を接触部材54にネジ止め固定することで該導通部がボス61aに接触して、当該接触部材54と接触検出手段55とが電気的に接続されるようになっている。すなわち、遊技者による接触部材54への接触を、接触検出手段55で検出し得るよう構成される。ちなみに、実施例の接触検出手段55では、遊技者が接触部材54に接触することで発生する静電容量等の電気的変化に基づいて接触を検出している。また、接触部材54に取付けられた接触検出手段55は、該接触部材54を第1カバー部材37に取付けた状態で、前記収納室39に収納されると共に、前記灰受け部材36に形成した火消し部40と対向するよう設定される。この火消し部40の収納室39側の開口寸法は、前述したように接触検出手段55の外径寸法より大きく設定されており、これによって接触検出手段55は灰受け部材36と接触しないよう構成される(図6,図8参照)。
前記接触検出手段55から導出する配線57およびコネクタ57aは、図6に示す如く、前記支軸部材48の内部を通って、前記小径軸部50および下セット板19の挿通孔50a,33aから中枠12の裏側へ導出されるよう構成される。この配線57は、前記中枠12の裏側に設置されると共に前記図柄制御基板30に接続されている中継基板(接続部)58に、コネクタ57aを介して接続されており(接続パターン1)、接触検出手段55からの信号に基づいて、前記図柄表示装置24での図柄演出を可変し得るよう設定される(図11参照)。例えば、図柄表示装置24にデモ画面が表示されているとき(遊技待期中)に、選択画面を表示し、前記接触部材54への接触(接触検出手段55の検出信号)により画面に表示する背景やキャラクタを選択させるようにしたり、リーチになった際の分岐点で、何れのリーチ演出を行なうのかを、選択画面が表示している間に選択させるようにすることができる。
〔実施例の作用〕
次に、前述した実施例に係る遊技機の作用につき説明する。
図1に示す如く、前記灰皿21を使用状態としているときには、前記支軸部材48の第1凹部49bに、灰皿本体34の位置決め片47bが嵌合し、該灰皿本体34は、前記灰受け部材36の灰受け部35が上側を向く使用位置に位置決めされている。また前記両支持筒部44,47の切欠44b,47dに、前記取付凹部33の突片33d,33dが嵌合し、これによっても灰皿本体34は使用位置に位置決めされる。この状態では、遊技者は煙草の灰や吸殻を灰受け部35に落としたり、あるいは煙草を前記火消し部40でもみ消すことができる。この場合に、図6および図8に示すように、前記灰受け部材36(灰受け部35)の外底部と前記収納室39に収納されている接触検出手段55との間には、前記火消し部40に内部画成された前記空間部Sが介在しているから、灰受け部材36からの熱が接触検出手段55に直に伝わることはなく、該接触検出手段55が熱の影響により誤作動したり故障するのは好適に防止される。特に、煙草をもみ消す際に使用されることで高温となるおそれのある火消し部40の上部と接触検出手段55とは、空間部Sを介して大きく離間しているから、熱影響を好適に防ぐことができる。
また実施例では、前記空間部Sは、前記底壁36aに部分的に突設した火消し部40を利用して設けてあるから、灰受け部材36における底壁36aの全体を底上げすることで空間部Sを設ける場合に比べて、灰受け部35の内容積が著しく小さくなるのを防止することができると共に、灰皿本体34が大型化するのも抑制し得る。すなわち、接触検出手段55を備えた灰皿21をコンパクトに纏めて、配設スペースに制約のあるパチンコ機10に余裕をもって配設することができる。
そして、遊技者は、前述したように図柄表示装置24にデモ画面が表示されているとき、あるいはリーチになった際の分岐点で表示される選択画面の指示に従い、前記灰皿21に設けられている接触部材54に接触すると、これが接触検出手段55により検出され、その信号が前記図柄制御基板30に入力される。この場合に図柄制御基板30では、その選択結果に応じて、デモ画面で表示する背景やキャラクタを変えたり、あるいはリーチ演出の種類を変える等の制御が行なわれる。
なお、前記灰皿本体34を使用位置に位置決めした灰皿21では、前述したように、前記支軸部材48の第1凹部49bに灰皿本体34の位置決め片47bが嵌合すると共に、前記両支持筒部44,47の切欠44b,47dに前記取付凹部33の突片33d,33dが嵌合して、該灰皿本体34の回動は規制されているから、遊技者が灰皿本体34に接触したり、あるいは前記下球皿18から排出されるパチンコ球を受容する球容器が接触したとしても、該灰皿本体34が簡単に回転して吸殻や灰が飛散することはない。
次に、前記灰皿21を使用しないようにする場合は、前記灰皿本体34を、前記圧縮コイルバネ53,53の弾力に抗して前側に引き出し、前記支軸部材48の第1凹部49bに対する位置決め片47bの嵌合および前記取付凹部33の突片33d,33dに対する前記両支持筒部44,47の切欠44b,47dの嵌合を解除する。この状態で灰皿本体34を反時計方向に回転することで、前記灰受け部材36の灰受け部35が遊技者とは反対側を向きつつ下側に移動し、前記突起部47cが前記当接部49dの他方の周端Bに当接することで回転が規制される。この状態で灰皿本体34から手を離すと、該灰皿本体34は圧縮コイルバネ53,53の弾力によって後側に引っ込み、前記第2凹部49cに位置決め片47bが嵌合すると共に、前記取付凹部33の突片33d,33dに前記両支持筒部44,47の切欠44b,47dが嵌合して、当該灰皿本体34は灰受け部35が下側を向く非使用位置に位置決め保持される。なお、使用位置から灰皿本体34を時計方向に回転しようとしても、前記突起部47cが前記当接部49dの一方の周端Aに当接して回転は規制されるから、前記灰受け部35が遊技者を向くおそれはない。また、非使用位置においては、前記接触部材54が上側を向くから(図5参照)、遊技者の接触部材54への接触が容易となる。
このように、前記灰皿本体34は、使用位置にある灰皿本体34を反転させる際に、前記灰受け部35は遊技者とは反対側を向く一方向にのみ回転するから、例えば営業時間内において灰皿本体34を反転させて清掃する場合であっても、吸殻や灰が遊技者側に飛散するのは防止される。なお、灰皿本体34を非使用位置から使用位置に反転する場合は、前述した使用位置から非使用位置への操作と同様に、該灰皿本体34を引き出してから時計方向に回転させればよい。
前記収納室39に収納されている接触検出手段55から中枠12裏側に導出する配線57は、前記灰皿本体34の回動中心に位置する挿通孔50a,33aに挿通されているから、灰皿本体34の回転時に該配線57が絡まったり断線するのを抑制することができる。また灰皿本体34は、前記当接部49dおよび突起部47cにより180°より大きく回転しないように構成されているから、該灰皿本体34の回動範囲は一定範囲に限定することができ、前記配線57のよじれ等を制限して断線を確実に防止し得る。なお、灰皿21に配設した接触検出手段55の配線57は、コネクタ57aを介して前記中継基板58に着脱自在に接続されるよう構成されているから、該コネクタ57aを中継基板58から取外した状態で、当該灰皿21をユニット化して単独で取扱うことができる。
〔変更例〕
本考案に係る遊技機としては、前述した実施例のものに限られるものではなく、種々の変更が可能である。
実施例では、前記接触検出手段55を図柄制御基板30に接続して、該検出手段55の検出信号を、図柄演出等の選択に用いる場合で説明したが、接触検出手段55を主制御基基29、音声制御基板31あるいは発光制御基板32の何れかに接続してもよい(図11の二点鎖線参照)。例えば、主制御基板29に接続した場合(接続パターン2)は、遊技者が接触部材54に接触することで、前記図柄表示装置24で可変表示されている図柄を瞬時に停止させ得るよう構成し、遊技者参加型の遊技演出を行ない得るようにすることができる。また音声制御基板31に接続した場合(接続パターン3)は、大当りやリーチになる場合等、所定の条件を満たしたときに遊技者が接触部材54に接触することで、図柄表示装置24での図柄停止前に、前記スピーカ22,22から各種の音声を出力させる構成とし得る。更に発光制御基板32に接続した場合(接続パターン4)は、大当りやリーチになる場合等、所定の条件を満たしたときに遊技者が接触部材54に接触することで、図柄表示装置24での図柄停止前に、前記電飾装置28,28を点灯させたり点滅させる演出を行なわせる構成とし得る。
実施例では、接触部としての接触部材54を第1カバー部材37の底部に配設した場合で説明したが、図12に示すように、前記灰受け部材36における後係合部36eを含む後壁36cおよび第1カバー部材37の延出部37bの一部に金属メッキを施し、両メッキ部(斜線を付した部分)59,60を相互に接触させると共に、第1カバー部材37のメッキ部60を接触部材54に接触させて、両メッキ部59,60および接触部材54を電気的に接続する構成を採用し得る。この場合は、後壁36cおよび第1カバー部材37のメッキ部59,60に遊技者が接触することでも、前記接触検出手段55が検出できる。すなわち、図12に示す変更例では、後壁36cおよび第1カバー部材37のメッキ部59,60も、接触部として機能する。なお、前記メッキ部59,60に相当する部分に、金属製のリングを嵌合する構成を採用することもできる。
実施例では、接触部材を灰皿本体とは別体で構成した場合で説明したが、灰皿本体の所要位置に接触部材(接触部)を一体的に設け、該接触部材に接触検出手段を電気的に接続するよう構成してもよい。また実施例では、接触検出手段を収納室内に組付けるための組付部を接触部材に設けたが、該組付部を灰皿本体、例えばカバー部材や灰受け部材等に設ける構成を採用し得る。
実施例では、灰受け部材と第1カバー部材とを別体として構成した場合で説明したが、両者を一体に形成してもよい。また実施例では、第1カバー部材と第2カバー部材とを別体としたが、第1カバー部材に第2カバー部材を一体に形成したものであってもよく、更には灰受け部材と第1カバー部材および第2カバー部材を一体に形成した構成を採用し得る。
実施例では、空間部(熱遮断部)を設けるための凸状部を、煙草をもみ消すために利用される火消し部とした場合で説明したが、該凸状部は火消し部である必要はなく、灰受け部の底部に意匠的に形成されるものであってもよい。また凸状部の形状に関しては、実施例の形状に限定されるものでなく、収納室とは反対側に突出するものであれば、台形や弧状等、その他各種の形状を採用することができる。更に、凸状部の形成位置や範囲に関しても、実施例に限定されず、接触検出手段の収納位置に対応していればよい。なお、空間部における収納室側の開口寸法は、接触検出手段の外形寸法と略同等であればよいが、それより大きいことがより好ましい。
実施例では、火消し部に内部画成した空間部を熱遮断部とした場合で説明したが、火消し部の内部空間にグラスウールやガラス発泡剤、その他の耐熱性を有する断熱材を充填して熱遮断部としてもよい。あるいは、灰受け部材における底壁の外底面に熱遮断部として機能する断熱材を貼付け、該断熱材を介して底壁と接触検出手段とを対向させる構成を採用し得る。
実施例では、パチンコ機の左側に灰皿を配設したが、右側に灰皿を配設するものであってもよく、この場合における灰受け部材の回動は、実施例とは対称で、使用位置から時計方向に180°回動し、非使用位置から反時計方向に180°回動するよう設定される。また実施例では、下セット板に固定した支軸部材(支軸部)に対して支持部を回動可能に外嵌した場合で説明したが、下セット板に固定した支持部に対し、灰受け部材と第1カバー部材とを備える支軸部材を回動可能に内挿したものであってもよく、支軸部材(支軸部)と支持部とが相対的に回動可能になっていればよい。更に実施例では、遊技機としてパチンコ機を採用したが、アレンジボール機やスロットマシン機等であってもよい。
実施例に係るパチンコ機の正面図である。 実施例に係る灰皿を分解状態で示す斜視図である。 実施例に係る灰皿を取外した下セット板を示す正面図である。 実施例に係る灰皿を使用位置とした状態で後方から視た斜視図である。 実施例に係る灰皿を非使用位置とした状態で後方から視た斜視図である。 実施例に係る下セット板に配設した灰皿を使用位置とした状態で示す縦断側面図である。 実施例に係る下セット板に配設した灰皿を使用位置から90°回転した状態で示す縦断側面図である。 実施例に係る灰皿を示す縦断正面図である。 実施例に係る灰皿を示す縦断背面図である。 実施例に係る支軸部材を背面から示す斜視図である。 実施例に係るパチンコ機の各制御基板と接触検出手段との関係を示すブロック図である。 変更例に係る灰皿の側面図である。
符号の説明
19 下セット板(機枠体),21 灰皿,34 灰皿本体(本体),35 灰受け部
37a カバー部,38 支持部,39 収納室,47a 突起部
48 支軸部材(支軸部),49d 当接部,50a 挿通孔,54 接触部材(接触部)
55 接触検出手段,57 配線,57a コネクタ(被接続部)
58 中継基板(接続部),62 支持手段

Claims (4)

  1. 機枠体の前面側に灰皿を備える遊技機において、
    前記灰皿は、吸殻を受ける凹状の灰受け部を備え、支持手段を介して前記機枠体に対して前後方向の軸心回りに回動可能に取付けられると共に、
    該灰皿には、遊技者が接触可能な接触部と、前記支持手段の回動中心に形成された挿通孔とが設けられ、
    前記接触部に導通する配線が、灰皿内部から前記挿通孔に挿通されて機枠体側の接続部に接続されるよう構成した
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 機枠体の前面側に灰皿を備える遊技機において、
    前記灰皿の本体は、吸殻を受ける凹状の灰受け部と、該灰受け部の底部外側を被覆するカバー部と、前記機枠体に取付け可能であって、該機枠体に対して前後方向の軸心回りに回動可能な支持手段とを有し、
    前記支持手段の回動中心に挿通孔が形成され、
    前記本体に、遊技者が接触可能な接触部が配置されると共に、該接触部への接触を検出する接触検出手段が、前記灰受け部とカバー部とにより内部画成される収納室に収納され、
    前記接触検出手段に導通する配線が、灰皿内部から前記挿通孔に挿通されて機枠体側の接続部に接続されるよう構成した
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 前記配線における灰皿内部から導出する端部には、前記機枠体側の接続部に着脱自在に接続される被接続部が設けられ、前記挿通孔は、前記配線および被接続部の挿通を許容する寸法に設定されている請求項1または2記載の遊技機。
  4. 前記支持手段は、円筒状の支持部と、該支持部の内部に配設されて相対的に回動可能な支軸部とで構成され、
    前記支軸部における機枠体側の端部中央に前記挿通孔が設けられると共に、外周縁には当接部が周方向の所定範囲に亘って設けられ、
    前記支持部の内周面に、前記当接部に当接可能な突起部が設けられ、
    前記灰皿の本体を回動させた際に、前記支持部と支軸部とが相対的に回動して前記突起部が前記当接部に当接することで、該本体の回動範囲を規制するようにした請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0742429U (ja) * 1993-12-29 1995-08-04 川崎重工業株式会社 エンジンの燃料タンク用ブリーザ機構

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