JP3104120B2 - 小形電球装置 - Google Patents
小形電球装置Info
- Publication number
- JP3104120B2 JP3104120B2 JP07152104A JP15210495A JP3104120B2 JP 3104120 B2 JP3104120 B2 JP 3104120B2 JP 07152104 A JP07152104 A JP 07152104A JP 15210495 A JP15210495 A JP 15210495A JP 3104120 B2 JP3104120 B2 JP 3104120B2
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- Japan
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- adapter
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- light bulb
- bulb
- small light
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はプリント基板に実装する
のに適した小形電球装置に関するもので、更に詳しくは
耐振性、耐衝撃性が要求される例えば自動車、列車等の
車輌用計器等の背面光源に使用する小形電球装置に関す
るものである。
のに適した小形電球装置に関するもので、更に詳しくは
耐振性、耐衝撃性が要求される例えば自動車、列車等の
車輌用計器等の背面光源に使用する小形電球装置に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の一般的に使用されている
小形電球装置を図３及び図４を参照にして説明する。
小形電球装置を図３及び図４を参照にして説明する。
【０００３】図３及び図４において、小形電球装置は小
形電球２と口金１２との組み合わせにより構成されてい
る。これらのうち小形電球２は、ガラス球１、フィラメ
ント６、アンカー５、ビードガラス３、リード線４より
構成されている。ガラス球１は、一端は略ドーム状に封
止され、他端はビードガラス３で封止されて密閉状に形
成され、この内部は不活性ガス等で満たされている。リ
ード線４、４は夫々所定間隔をおいてビードガラス３で
固定されいると共に、その外端はビードガラス３より気
密に外部に導出されて外部電源（図示せず）と電気的に
接続可能に形成されている。ビードガラス３の内側に
は、リード線４、４の内側方に位置するように２本のア
ンカー５、５を所定間隔をおいて固定的に立設してい
る。リード線４、４の内端部間に継線されたフィラメン
ト６は、前記アンカー５、５によって張架されている。
口金１２は、絶縁性部材より成り、筒部１３の後端から
外側方へ突出したフランジ１４を一体的に形成されて成
る。筒部１３の内側には挿入口１５を設け、この挿入口
１５には前後方向に沿ってリード線挿通孔１６、１６を
貫設している。尚、光中心距離の要望に対しては口金１
２の筒部１３の長さを対応させたものを新たに製造し、
小形電球２と口金１２とのみより構成される小形電球装
置を得ていた。
形電球２と口金１２との組み合わせにより構成されてい
る。これらのうち小形電球２は、ガラス球１、フィラメ
ント６、アンカー５、ビードガラス３、リード線４より
構成されている。ガラス球１は、一端は略ドーム状に封
止され、他端はビードガラス３で封止されて密閉状に形
成され、この内部は不活性ガス等で満たされている。リ
ード線４、４は夫々所定間隔をおいてビードガラス３で
固定されいると共に、その外端はビードガラス３より気
密に外部に導出されて外部電源（図示せず）と電気的に
接続可能に形成されている。ビードガラス３の内側に
は、リード線４、４の内側方に位置するように２本のア
ンカー５、５を所定間隔をおいて固定的に立設してい
る。リード線４、４の内端部間に継線されたフィラメン
ト６は、前記アンカー５、５によって張架されている。
口金１２は、絶縁性部材より成り、筒部１３の後端から
外側方へ突出したフランジ１４を一体的に形成されて成
る。筒部１３の内側には挿入口１５を設け、この挿入口
１５には前後方向に沿ってリード線挿通孔１６、１６を
貫設している。尚、光中心距離の要望に対しては口金１
２の筒部１３の長さを対応させたものを新たに製造し、
小形電球２と口金１２とのみより構成される小形電球装
置を得ていた。
【０００４】そして、図４に示すようにリード線挿通孔
１６、１６に小形電球２のリード線４、４を夫々挿通し
て、挿入孔１５に小形電球２を挿入取り付けして小形電
球装置を組立製造し、リード線挿通孔１６、１６より導
出されたリード線４、４は、例えば図示しないプリント
基板等の電極部に電気的に接続して使用する。
１６、１６に小形電球２のリード線４、４を夫々挿通し
て、挿入孔１５に小形電球２を挿入取り付けして小形電
球装置を組立製造し、リード線挿通孔１６、１６より導
出されたリード線４、４は、例えば図示しないプリント
基板等の電極部に電気的に接続して使用する。
【０００５】又、実公平５−９８１２号公報及び実公平
５−１２９２２号公報に示されるように、封止部の周囲
に金属によるバンド等を設け、電球を口金に保持する構
造のハロゲンランプが提案されている。
５−１２９２２号公報に示されるように、封止部の周囲
に金属によるバンド等を設け、電球を口金に保持する構
造のハロゲンランプが提案されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例の小形電球
装置は小形電球を口金に挿入している構造であるため、
加えられた衝撃力を小形電球と口金で全部吸収しなけれ
ばならず、たとえ小形電球と口金が遊嵌状態であっても
極めて衝撃や振動に対して弱く、又、口金を所望の光中
心距離に対応して個別的に製造しなければならないので
コスト高となり不経済であるという問題点があった。
装置は小形電球を口金に挿入している構造であるため、
加えられた衝撃力を小形電球と口金で全部吸収しなけれ
ばならず、たとえ小形電球と口金が遊嵌状態であっても
極めて衝撃や振動に対して弱く、又、口金を所望の光中
心距離に対応して個別的に製造しなければならないので
コスト高となり不経済であるという問題点があった。
【０００７】又、実公平５−９８１２号若しくは実公平
５−１２９２２号公報開示のハロゲンランプは、金属性
のものを電球と口金間に介在させているので、弾力性が
なく振動や衝撃を吸収せず耐振性が極めて低いという問
題点があった。
５−１２９２２号公報開示のハロゲンランプは、金属性
のものを電球と口金間に介在させているので、弾力性が
なく振動や衝撃を吸収せず耐振性が極めて低いという問
題点があった。
【０００８】そこで、本発明は前記従来例の有する問題
点を除去するために、小形電球と口金との間に弾力性、
耐熱性、絶縁性を有するアダブターを設けることによっ
て、耐振性に優れ、しかも小形電球の光中心の位置決め
をも極めて容易になし得る小形電球装置を提供すること
を目的とする。
点を除去するために、小形電球と口金との間に弾力性、
耐熱性、絶縁性を有するアダブターを設けることによっ
て、耐振性に優れ、しかも小形電球の光中心の位置決め
をも極めて容易になし得る小形電球装置を提供すること
を目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、内部にフィラメントが封入され一端よりリ
ード線を外部に気密に導出された小形電球と、アダプタ
ー本体の後方端部に挿入部を連設し、前記アダプター本
体の前方端面を開口してアダプターの軸方向の中途位置
まで挿入口を穿設し、該挿入口の底面と前記挿入部の後
端面に夫々開口するようリード線挿通孔を貫通して設け
たアダプターと、内側に前記アダプターの挿入部を挿入
するための挿入口とこの挿入口に連通するリード線挿通
孔を貫通して設けた筒部の基部外端縁にフランジを設け
た口金とより構成され、前記リード線が前記リード線挿
通孔を挿通して前記口金の後端より外部へ導出されるよ
うに口金の挿入口にアダプターの挿入部を、アダプター
の挿入口には前記小形電球を挿入して形成されている。
に本発明は、内部にフィラメントが封入され一端よりリ
ード線を外部に気密に導出された小形電球と、アダプタ
ー本体の後方端部に挿入部を連設し、前記アダプター本
体の前方端面を開口してアダプターの軸方向の中途位置
まで挿入口を穿設し、該挿入口の底面と前記挿入部の後
端面に夫々開口するようリード線挿通孔を貫通して設け
たアダプターと、内側に前記アダプターの挿入部を挿入
するための挿入口とこの挿入口に連通するリード線挿通
孔を貫通して設けた筒部の基部外端縁にフランジを設け
た口金とより構成され、前記リード線が前記リード線挿
通孔を挿通して前記口金の後端より外部へ導出されるよ
うに口金の挿入口にアダプターの挿入部を、アダプター
の挿入口には前記小形電球を挿入して形成されている。
【００１０】又、アダプターは弾力性、絶縁性、耐熱性
部材より成ることが好適である。
部材より成ることが好適である。
【００１１】
【作用】アダプターの挿入口に、他のアダプターの挿入
部を係合させることにより、種々の光中心距離の要望に
対応し得る。
部を係合させることにより、種々の光中心距離の要望に
対応し得る。
【００１２】
【実施例】以下に、本発明の１実施例を図１及び図２を
参照にして説明する。
参照にして説明する。
【００１３】１は小形電球２のガラス球であって、１端
をドーム状に他端をビードガラス３で封止されて密閉状
となり、その中には不活性ガスが封入されている。リー
ド線４、４は、その内端がガラス球１の内部においてガ
ラス球１の軸方向に沿って対設され、その外端はビード
ガラス３による封着部を気密に貫通して外部に導出され
ている。アンカー５、５は、リード線４、４の内側方の
位置でビードガラス３に固定的に立設されている。リー
ド線４、４の内端部間に継線されたフィラメント６はア
ンカー５、５によって張架されている。アダプター７
は、弾力性、耐熱性、絶縁性部材より成り、アダプター
本体８とその下部に連設した挿入部９とより構成され
る。アダプター本体８の前方端面には挿入口１０を開口
している。挿入口１０は、アダプター本体８の軸方向に
おける中途位置まで穿設されている。挿入口１０はガラ
ス球１の後端部や、挿入部１０を挿入可能な大きさに形
成されている。挿入口１０の後端面より前後方向にリー
ド線挿通孔１１を貫通して設けている。口金１２は、筒
部１３とこの筒部１３の基部外端縁より突出させたフラ
ンジ１４を連設して成る。筒部１３の内側にはアダプタ
ー７の挿入部９を挿入するための挿入口１５を設けてい
る。挿入口１５の後端面より前後方向にリード線挿通孔
１６を貫通して設けている。
をドーム状に他端をビードガラス３で封止されて密閉状
となり、その中には不活性ガスが封入されている。リー
ド線４、４は、その内端がガラス球１の内部においてガ
ラス球１の軸方向に沿って対設され、その外端はビード
ガラス３による封着部を気密に貫通して外部に導出され
ている。アンカー５、５は、リード線４、４の内側方の
位置でビードガラス３に固定的に立設されている。リー
ド線４、４の内端部間に継線されたフィラメント６はア
ンカー５、５によって張架されている。アダプター７
は、弾力性、耐熱性、絶縁性部材より成り、アダプター
本体８とその下部に連設した挿入部９とより構成され
る。アダプター本体８の前方端面には挿入口１０を開口
している。挿入口１０は、アダプター本体８の軸方向に
おける中途位置まで穿設されている。挿入口１０はガラ
ス球１の後端部や、挿入部１０を挿入可能な大きさに形
成されている。挿入口１０の後端面より前後方向にリー
ド線挿通孔１１を貫通して設けている。口金１２は、筒
部１３とこの筒部１３の基部外端縁より突出させたフラ
ンジ１４を連設して成る。筒部１３の内側にはアダプタ
ー７の挿入部９を挿入するための挿入口１５を設けてい
る。挿入口１５の後端面より前後方向にリード線挿通孔
１６を貫通して設けている。
【００１４】口金１２の挿入口１５には、アダプター７
の挿入部９を挿入係合し、アダプター７の挿入口１０に
はガラス球１の後端部を挿入すると共に、小形電球２の
リード線４をリード線挿通孔１１、１６に挿通して口金
１２の後端より外部へ導出する。
の挿入部９を挿入係合し、アダプター７の挿入口１０に
はガラス球１の後端部を挿入すると共に、小形電球２の
リード線４をリード線挿通孔１１、１６に挿通して口金
１２の後端より外部へ導出する。
【００１５】小形電球２の光中心距離に対応して複数の
アダプター７の挿入部９を挿入口１０に挿入係合するこ
とにより組み立て、最前に位置するアダプター７の挿入
口１０にガラス球１の後端を、最後に位置するアダプタ
ー７の挿入部９を挿入口１５に夫々挿入して形成する。
アダプター７の挿入部９を挿入口１０に挿入係合するこ
とにより組み立て、最前に位置するアダプター７の挿入
口１０にガラス球１の後端を、最後に位置するアダプタ
ー７の挿入部９を挿入口１５に夫々挿入して形成する。
【００１６】そして、口金１２の後端より外部に導出さ
れたリード線４は、例えばプリント基板（図示せず）の
電極部に電気的に接続して使用するものである。
れたリード線４は、例えばプリント基板（図示せず）の
電極部に電気的に接続して使用するものである。
【００１７】
【発明の効果】本発明は、別途設けた弾力性、耐熱性、
絶縁性部材より成るアダプターを小形電球と口金との間
に設けているので、振動を吸収し、耐振性の高い小形電
球装置を提供し得るという効果がある。
絶縁性部材より成るアダプターを小形電球と口金との間
に設けているので、振動を吸収し、耐振性の高い小形電
球装置を提供し得るという効果がある。
【００１８】又、単独、若しくは複数のアダプターを必
要に応じて軸方向に組立てたものを小形電球と口金間に
取着することにより、光中心位置の決めが容易になると
いう効果がある。
要に応じて軸方向に組立てたものを小形電球と口金間に
取着することにより、光中心位置の決めが容易になると
いう効果がある。
【図１】本発明の１実施例における小形電球とアダプタ
ーと口金との関係を示す図である。
ーと口金との関係を示す図である。
【図２】本発明の１実施例を示す縦断面図である。
【図３】従来例における小形電球と口金の関係を示す図
である。
である。
【図４】従来例における縦断面図である。
２ 小形電球 ４ リード線 ６ フィラメント ７ アダプター ８ アダプター本体 ９ 挿入部 １０、１５ 挿入口 １１、１６ リード線挿通孔 １２ 口金 １３ 筒部 １４ フランジ
Claims (2)
- 【請求項１】 内部にフィラメントが封入され一端より
１対のリード線を外部に気密に導出した山形電球と、ア
ダプター本体の後方端部に口金の挿入口に挿入するため
の挿入部を設け、前記アダプター本体の前方端面を開口
してアダプターの軸方向の中途位置まで前記小形電球を
挿入するための挿入口を設け、該挿入口の底部内面形状
を前記アダプターの後方端部形状に対応させ、該挿入口
の底面と前記挿入部の後端面に夫々開口するようにリー
ド線挿通孔を貫設したアダプターと、内側にアダプター
の挿入部を挿入するための挿入口と該挿入口に開口連通
するリード線挿通孔を貫設した筒部の基部外側縁にフラ
ンジを設けた口金とより構成され、前記小形電球のリー
ド線が前記アダプターと口金のリード線挿通孔を夫々挿
通して前記口金の後端より外部へ導出されるように、前
記口金の挿入口に前記アダプターの挿入部を、この挿入
部には前記小形電球を挿入して形成されたことを特徴と
する小形電球装置。 - 【請求項２】 上記アダプターが、弾力性、絶縁性、耐
熱性部材よりなることを特徴とする請求項１記載の小形
電球装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07152104A JP3104120B2 (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 小形電球装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07152104A JP3104120B2 (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 小形電球装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08315785A JPH08315785A (ja) | 1996-11-29 |
| JP3104120B2 true JP3104120B2 (ja) | 2000-10-30 |
Family
ID=15533148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07152104A Expired - Fee Related JP3104120B2 (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 小形電球装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3104120B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11250868A (ja) | 1998-02-28 | 1999-09-17 | Harison Electric Co Ltd | 基板装着用電球装置 |
| KR101501668B1 (ko) * | 2013-11-06 | 2015-03-12 | 에이피시스템 주식회사 | 램프 장치 및 램프 제조 방법 |
-
1995
- 1995-05-15 JP JP07152104A patent/JP3104120B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08315785A (ja) | 1996-11-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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