JP3104010B2 - タイルパネルの製造方法 - Google Patents

タイルパネルの製造方法

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JP3104010B2
JP3104010B2 JP07345954A JP34595495A JP3104010B2 JP 3104010 B2 JP3104010 B2 JP 3104010B2 JP 07345954 A JP07345954 A JP 07345954A JP 34595495 A JP34595495 A JP 34595495A JP 3104010 B2 JP3104010 B2 JP 3104010B2
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哲二 大橋
信義 鈴木
正樹 酒井
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株式会社イナックス
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、目地部の組成及び
構造に特徴のあるタイルパネルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のタイルパネル8は、図3に示すよ
うに、接着剤9を塗布したパネル基板10上に、所定間
隔の目地部11を形成して複数のタイル12を並設状に
貼着したものであり、目地部11にはセメントモルタル
等の目地材13が充填されている。そして、この目地部
11への目地詰め工法としは、例えば塗り目地工法、
一本目地工法が用いられている。前者の工法は、タイル
12の表面から目地部11内に至る全域に目地材13を
流し込んだ後にタイル12の表面に付着した目地材13
を除去する方法である。一方、後者の工法は、目地こて
を使って目地部11内の夫々に目地材13を充填して仕
上げる工法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記いずれの
目地詰め工法を用いた場合であっても、目地部11内に
充填される目地材13がセメントモルタルからなるため
に、その中に含まれる水分量が部分的に異なるために、
セメント中の炭酸カルシウムと水とが反応する風解(エ
フロレッセンス)現象の程度が異なり、このため、目地
詰め後に部分的に色むらが発生する場合があった。ま
た、この目地詰め工程は、時間と手間がかかり、しかも
機械化が困難なため、工程の複雑化やコストアツプの原
因となっていた。これに対し、目地空間11内に前記セ
メントモルタル等の目地材13を充填しない場合、とり
わけ接着剤9として有機接着剤を用いた場合等には、紫
外線によって目地部分が変色するという問題があった。
【0004】一方、目地部の変色や色むらの問題を無視
しコストダウンのために目地材を充填しないタイルパネ
ルを製造する方法としては、特開平6−307055号
公報に掲載のように、高流動性の接着剤を用いる方法が
ある。この方法は、パネル基板上に高流動性の接着剤を
塗布し、該接着剤の上に複数のタイルを所定の間隔の目
地部を空けて並設し、該目地部に溢れ出た接着剤をその
高流動性により自然に平滑にした後、該接着剤を硬化さ
せてタイル貼着パネルを製造するものである。しかし、
この製造方法は、接着剤が高流動性であるため、貼着後
のタイルが接着剤の硬化までの間に、養生場所へ搬送す
る途中の振動及び下地のパネル基板の撓みや傾き等によ
り、タイルの位置ズレを起こして外観上の問題を招くこ
とがある。これらの問題を防ぐためには、パネルの搬送
速度を低速にしたり、振動を極端におさえたりしなけれ
ばならず、生産性を著しく低下させる原因となつてい
た。
【0005】そこで、請求項1記載の発明は、従来の目
地詰め工程を省略し、粉粒物で覆われた変色のない目地
部を得ることができ、更に高流動性の接着剤を用いても
タイル貼着後の工程でタイルズレを起こすことなく生産
性を高くして安価にタイルパネルを製造することができ
る方法の提供を目的とする。請求項2記載の発明は、目
地部の接着剤を速やかに硬化させることにより、上記の
タイルズレ抑制効果をより確実なものとし、生産性を更
に向上させることができるタイルパネルの製造方法の提
供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
要旨は、パネル基板上に高流動性の接着剤を塗布して接
着剤層を形成し、該接着剤層上に複数のタイルを所定間
隔を空けて並設することにより該タイル間に接着剤層よ
り成る目地部を形成したのち、該接着剤層を硬化させる
タイルパネルの製造方法において、目地部の接着剤層を
その高流動性により自然に平滑にし、該接着剤層が硬化
する前に搬送を行ってもタイルの位置ずれを防止できる
程度に粉粒物を該接着剤層上の目地部空間に充填し、該
接着剤層の硬化後に、該目地部の接着剤層上の貼着され
なかった余剰の粉粒物を除去することを特徴とするタイ
ルパネルの製造方法である。また請求項2記載の本発明
の要旨は、パネル基板上に高流動性の接着剤を塗布して
接着剤層を形成し、該接着剤層上に複数のタイルを所定
間隔を空けて並設することにより該タイル間に接着剤層
より成る目地部を形成したのち、該接着剤層を硬化させ
るタイルパネルの製造方法において、上記タイルの側面
間へ接着剤をはみ出せさせることにより目地部を形成
し、該目地部の接着剤層をその高流動性により自然に平
滑にし、該接着剤層が硬化する前に搬送を行ってもタイ
ルの位置 ずれを防止できる程度に粉粒物を該接着剤層上
の目地部空間に充填すると共に該粉粒物の一部を該接着
剤層に沈み込ませ、該接着剤層の硬化後に、該目地部の
接着剤層上の貼着されなかった余剰の粉粒物を除去する
ことを特徴とするタイルパネルの製造方法である。請求
記載の本発明の要旨は、充填する前記粉粒物に、前
記接着剤層の硬化を促進させる硬化促進剤を予め添加し
てある請求項1又は2に記載のタイルパネルの製造方法
である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るタイルパネル
製造方法(以下、「本発明方法」という)を図面に示
す実施の形態に基づいて説明する。図1(A)〜(E)
は本発明方法の各工程を示すものであり、図2は本発明
方法で得られたタイルパネルの要部を拡大した断面図で
ある。
【0008】先ず、図1(A)に示すように、パネル基
板2上に高流動性の接着剤層3を、例えば塗布により形
成する。パネル基板2は、建物躯体の外壁面等に用いら
れる、いわゆるサイディング材であり、その材質は例え
ばセメント,硅酸カルシウム,石膏,樹脂,鋼等であ
り、特に限定されるものではない。接着剤層3は、セメ
ントモルタル系等の無機接着剤のほかに、アクリルエマ
ルジョン,ウレタン,エポキシ,変性シリコン等の有機
接着剤や、ポリマーセメント等の有機と無機との中間接
着剤が用いられ、高流動性のものが選択される。特に、
接着剤層3として有機接着剤を用いるときには、接着剤
層3自体のエフロレッセンス現象が無機接着剤と異なり
問題とならないので、目地部5の色むらを完全に防止で
きるので好ましい。
【0009】次に、同図(B)に示すように、接着剤層
3上に複数のタイル4を所定間隔の目地部5を空けて縦
横に並設した後に、適宜時間をとることにより、同図
(C)に示すように、タイル貼付け位置から目地部5に
食みでた接着剤と共に目地部5の接着剤層3をその高流
動性により自然に平滑にする。この時、接着剤層3に熱
や振動を加えることにより、接着剤層3の流動性をさら
に高め、平滑化を促進させてもよい。
【0010】続けて、接着剤層3が硬化しないうちに、
同図(D)に示すように、目地部5の接着剤層3上に粉
粒物6を吹き付け方法又は流し込み方法等でタイル表面
4aの近くまで充填する。この状態では、目地部5に粉
粒物6が充填されているので、接着剤層3が硬化する前
に、タイル基板2を硬化用養生棚や連続式硬化養生設備
等に搬送しても、タイル4のズレは生じない。なお、粉
粒物6を充填するときに、図2に示す如く、目地部5の
接着剤層3に粉粒物6の一部が沈み込むようにした場合
には、粉粒物6の一部が沈み込んだ箇所の接着剤層3の
チクソトロピツク性が高められため、高流動性の接着
剤層3の目地部分3aの流動性を抑制することができ、
タイル4のズレ防止がより一層図れる。
【0011】上記粉粒物6は、耐候性,耐久性に優れる
ものが用いられ、また、タイル4のデザインや色柄との
関係で、適当なものを利用すればよく、その粒径や色は
特に限定するものではない。特に陶磁器片等の粉砕物を
再生品として用いると、コスト的にも低く押さえること
ができて好ましいものである。具体的には、例えばカラ
ーサンド,天然珪砂,ゴムチップ、陶磁器片の粉砕物,
ガラス等のチップ片が利用される。粉粒物6は、目地部
5に充填する前に、接着剤層3の硬化を促進させる硬化
促進剤を予め添加することもある。硬化促進剤として
は、接着剤層3がウレタン系や変性シリコン系等の湿気
硬化型接着剤からなるときには水が用いられ、接着剤層
3がエポキシ系やウレタン系接着剤からなるときにはア
ミン系化合物等が用いられる。硬化促進剤を添加した粉
粒物6は、接着剤層3の硬化を早め、タイル4のズレ抑
制効果をより確実なものとし、生産性を更に向上させる
ことができる。
【0012】最後に、硬化用養生棚や連続式硬化養生設
備等で接着剤層3を硬化させたならば、図1(E)に示
すように、目地部5の接着剤層3上の貼着されなかった
余剰の粉粒物を除去し、タイルパネル1を得る。余剰の
粉粒物6の除去は、粉粒物6を強制吸引する方法又は目
地部5が下向きとなるようにタイル基板2を反転させて
粉粒物6を自然落下させる方法等で行う。粉粒物6によ
って目地部分に形成される層の厚みは、図2に示すよう
に、タイル4の厚みに比べて数段小さくなされ、目地部
5の接着剤層3の表面を被覆する程度の厚みになされて
いる。
【0013】得られたタイルパネル1は、平滑な目地部
5の接着剤層3に粉粒物6を貼着するので、きれいな目
地部5が得られる。タイルパネル1は、目地部に粉粒物
を貼着した構造であるので、目地部において、エフロレ
ッセンス現象の程度の違いに起因する色むらが発生しな
い。また、粉粒物を接着剤層に貼着したため、紫外線が
直接には接着剤層に当たらないので、接着剤層の変色も
防止できる。
【0014】本発明方法は、従来の目地詰め工程を省略
し、より簡便な粉粒物貼着工程としており、しかもタイ
ル4を貼着する接着剤層3が同時に粉粒物6を貼着する
接着剤層でもあり、接着剤層3の高流動性を利用して平
滑にするので、きれいな目地部5を得るためのタイルパ
ネルの製造工程を簡単にできる。更に、本発明方法は、
接着剤層3が硬化するまで目地部5に粉粒物6が充填さ
れているので、搬送してもタイル4のズレが生じず、接
着剤層3に多量の粉粒物6を貼着することができる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明方法は、従来
の目地詰め工程を省略できるので、タイルパネルの製造
工程を極めて簡単なものとすることができると共に、粉
粒物で覆われた変色のない目地部を得ることができる。
また、本発明方法は、接着剤層が硬化するまで目地部に
粉粒物が充填されているので、タイルズレのないタイル
パネルを安価に提供できる。更に、硬化促進剤を添加し
た粉粒物を用いたときには、目地部の接着剤の硬化を迅
速にし、更に生産性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るタイルパネルの製造方法の実施
の形態を説明する断面図である。
【図2】 本発明方法によって得られたタイルパネルの
目地部を拡大して示す断面図である。
【図3】 従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1…タイルパネル 2…パネル基板 3…接着剤層 3
a…目地部分 4…タイル 4a…タイル表面 5…目
地部 6…粉粒物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−307055(JP,A) 特開 平2−279759(JP,A) 特開 昭56−128863(JP,A) 実開 昭57−88831(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 13/08 - 13/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル基板上に高流動性の接着剤を塗布
    て接着剤層を形成し、該接着剤層上に複数のタイルを
    所定間隔を空けて並設することにより該タイル間に接着
    剤層より成る目地部を形成したのち、該接着剤層を硬化
    させるタイルパネルの製造方法において、目地部の接着
    剤層をその高流動性により自然に平滑にし、該接着剤層
    が硬化する前に搬送を行ってもタイルの位置ずれを防止
    できる程度に粉粒物を該接着剤層上の目地部空間に充填
    し、該接着剤層の硬化後に、該目地部の接着剤層上の貼
    着されなかった余剰の粉粒物を除去することを特徴とす
    るタイルパネルの製造方法
  2. 【請求項2】 パネル基板上に高流動性の接着剤を塗布
    して接着剤層を形成し、該接着剤層上に複数のタイルを
    所定間隔を空けて並設することにより該タイル間に接着
    剤層より成る目地部を形成したのち、該接着剤層を硬化
    させるタイルパネルの製造方法において、上記タイルの
    側面間へ接着剤をはみ出せさせることにより目地部を形
    成し、該目地部の接着剤層をその高流動性により自然に
    平滑にし、該接着剤層が硬化する前に搬送を行ってもタ
    イルの位置ずれを防止できる程度に粉粒物を該接着剤層
    上の目地部空間に充填すると共に該粉粒物の一部を該接
    着剤層に沈み込ませ、該接着剤層の硬化後に、該目地部
    の接着剤層上の貼着されなかった余剰の粉粒物を除去す
    ることを特徴とするタイルパネルの製造方法
  3. 【請求項3】 充填する前記粉粒物に、前記接着剤層の
    硬化を促進させる硬化促進剤を予め添加してある請求項
    又は2に記載のタイルパネルの製造方法
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