JP3103969U - 正座用布団付座布団カバー及び座布団カバー - Google Patents
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Abstract
【課題】 現状の座布団をそのまま利用することができ、正座姿勢を保持し易く足の痺れ等を防止することができる座布団カバーを提供すること。
【解決手段】 座布団25を出し入れする開口部4を適宜箇所に設けて当該開口部4を開放又は閉鎖するスライドファスナー6が備えられた袋状のカバー本体3の一辺側3aに、袋状の小カバー体10を所定間隔をおいて一体状に形成し、その小カバー体10内に正座用布団15を収容すると共に当該正座用布団15部分をカバー本体3の上面に折り重ねることができるように設けた。
【選択図】 図3
【解決手段】 座布団25を出し入れする開口部4を適宜箇所に設けて当該開口部4を開放又は閉鎖するスライドファスナー6が備えられた袋状のカバー本体3の一辺側3aに、袋状の小カバー体10を所定間隔をおいて一体状に形成し、その小カバー体10内に正座用布団15を収容すると共に当該正座用布団15部分をカバー本体3の上面に折り重ねることができるように設けた。
【選択図】 図3
Description
本考案は、正座用布団を備えた座布団カバー及び正座用布団を収容可能な座布団カバーに関するものである。
座布団に長時間正座すると、足が痺れて正座姿勢を続けることができなり、直ぐに立ち上がれないことが生ずる。このようなときには、足の痺れや足首の痛み等を解消するために正座姿勢を止めて胡坐姿勢としたり、足を横に出したりすることが行なわれる。しかし、足を横に出したり、胡坐姿勢をすることは改まった席では礼を失する場合がある。
このような事情から、足の痺れを防止するための正座用座布団や正座補助具が色々提案されている。例えば、実用新案登録第3007046号公報には、座布団の一端に小座布団をつなぎ部分を介して連続状に設け、その小座布団の数箇所に詰め物をしていない箇所を設けた構造の座布団が開示されている。実用新案登録第3046399号公報には、足首よりも高い位置において臀部を支持する支持部分と、足首よりも爪先部分が低くなる状態において膝から足首までの向う脛を支持する布団部分を有する正座用座布団が開示されている。また、実開平6−26613号公報には、座布団状の大空気袋を充填材で被覆し、さらに伸縮性外布で被覆し、大空気袋の後方中央部上に小空気袋を載せ、両空気袋を2方コックで連通し、必要時に空気袋を膨らませて尻載せ台を形成して正座用座布団とする構造の座布団兼用正座用座布団が開示されている。
ホテルや家庭等では通常形態の座布団を使用しているのが一般的であり、新たに正座用の座布団を人数分だけ揃えようとすれば、相当の出費を要すると共にそれらの布団の保管スペースも確保しなければならない。このため、正座用座布団は利便性があるものの、不都合な点もあると言えよう。ところで、座布団には座布団カバーを用いることが普通に行なわれているが、座布団カバーに正座用座布団を予め備えたもの或いは別途の正座用座布団を収容するように工夫されたものは見当たらない。
実用新案登録第3007046号公報
実用新案登録第3046399号公報
実開平6−26613号公報
この考案の目的は、現状の座布団をそのまま利用することができ、正座姿勢を保持し易く足の痺れ等を防止することができる座布団カバーを提供することにある。
請求項1に記載の考案の正座用布団付座布団カバーは、座布団を出し入れする開口部を適宜箇所に設けて当該開口部を開放又は閉鎖する閉鎖部材が備えられた袋状のカバー本体の一辺側に、袋状の小カバー体を所定間隔をおいて一体状に形成し、その小カバー体内に正座用布団を収容すると共に当該正座用布団部分を前記カバー本体の上面に折り重ねることができるように設けたことを特徴とする。
請求項2に記載の考案の座布団カバーは、座布団を出し入れする開口部を適宜箇所に設けて当該開口部を開放又は閉鎖する閉鎖部材が備えられた袋状のカバー本体の一辺側に、正座用布団を収容するための袋状の小カバー体を所定間隔をおいて一体状に形成し、その小カバー体を前記カバー本体の上面に折り重ねることができるように設けたことを特徴とする。
請求項3に記載の考案は、請求項1又は請求項2に記載の座布団カバーにおいて、前記小カバー体の裏面に、滑り止め加工を施し又は滑り止め機能を有するシート部材を固着したことを特徴とするものである。
請求項4に記載の考案は、請求項1から請求項3の何れかに記載の座布団カバーにおいて、前記正座用布団については、硬めの素材の布団部材上に軟らかい素材の布団部材を重ねるように設けられていることを特徴とするものである。
(請求項1の発明)
この正座用布団付座布団カバーは、カバー本体に収容される座布団の上に折り重ねられる正座用布団部分に臀部を支持させることにより、長時間にわたる正座姿勢を保持し易く足の痺れ等の防止に寄与する。また、カバー本体に収容する座布団については、現状の座布団をそのまま利用することができるため、製作コストが安くつき、大変経済的である。
この正座用布団付座布団カバーは、カバー本体に収容される座布団の上に折り重ねられる正座用布団部分に臀部を支持させることにより、長時間にわたる正座姿勢を保持し易く足の痺れ等の防止に寄与する。また、カバー本体に収容する座布団については、現状の座布団をそのまま利用することができるため、製作コストが安くつき、大変経済的である。
(請求項2の発明)
この座布団カバーは、小カバー体に適宜の正座用布団を収容させる構成としているので、カバー本体に収容される座布団の上に折り重ねられる正座用布団部分に臀部を支持させることにより、長時間にわたる正座姿勢を保持し易く足の痺れ等の防止に寄与する。
この座布団カバーは、小カバー体に適宜の正座用布団を収容させる構成としているので、カバー本体に収容される座布団の上に折り重ねられる正座用布団部分に臀部を支持させることにより、長時間にわたる正座姿勢を保持し易く足の痺れ等の防止に寄与する。
(請求項3の発明)
この座布団カバーは、小カバー体の裏面に滑り止め機能が設けられているので、小カバー体に収容される正座用布団部分に臀部を乗せたときに当該布団部分がずれにくくなって正座姿勢が安定する。
この座布団カバーは、小カバー体の裏面に滑り止め機能が設けられているので、小カバー体に収容される正座用布団部分に臀部を乗せたときに当該布団部分がずれにくくなって正座姿勢が安定する。
(請求項4の発明)
この座布団カバーは、小カバー体内に収容される正座用布団を硬めの素材の上に軟らかい素材を重ねるように設けることにより、正座用布団部分に臀部を乗せたときに正座姿勢が安定すると共にソフトな感触が得られて座り心地が良好である。
この座布団カバーは、小カバー体内に収容される正座用布団を硬めの素材の上に軟らかい素材を重ねるように設けることにより、正座用布団部分に臀部を乗せたときに正座姿勢が安定すると共にソフトな感触が得られて座り心地が良好である。
以下に、本考案の最良の形態例を図面に基づいて説明する。図1は正座用布団付座布団カバーを展開した状態で示す平面図、図2は正座用布団部分を模式的に断面にして示す説明図、図3は座布団カバーのカバー本体に収容された座布団上に正座用布団部分を折り重ねた状態を示す説明図である。
図1に示す本発明の正座用布団付座布団カバーCは、カバー本体3と小カバー体10とが所定間隔をおいて一体状に形成されている。そのカバー本体3は、平面から見て横長形状で一方の側端縁1aを半円形とした布地1に表側となるほぼ正方形の布地2をあてがって、それらの周囲を縫い付けることにより袋状に設けられている。そのカバー本体3の一辺側3aには、後記座布団25を出し入れする開口部4を設け、その開口部4を開放又は閉鎖するための閉鎖部材としてのスライドファスナー6が設けられている。7はカバー本体3と小カバー体10との間の前記布地1に縫い付けられた補強用布地である。
小カバー体10は、半円形の布地8を前記布地1にあてがってそれらの周囲を縫い付けることにより袋状に設けられている。その布地8には、滑り止め機能を有するシート部材9を固着し又は合成樹脂材料を用いて点状に塗着する滑り止め加工を施す。また、その小カバー体10の直線部分10aには、前記カバー本体3の開口部4に対向するように開口部11を設け、その開口部11を開放又は閉鎖するスライドファスナー13を設ける。
図2に示すように、小カバー体10の内部には、硬めの素材の布団部材16の上に軟らかい素材の布団部材20を重ねてなる正座用布団15が収容されている。その布団部材16については、内部を空洞に形成したプラスチック製ボール18又はプラスチック製パイプ、プラスチック製粒状物、小石や小型タイル等の何れかのものを流動し易く袋17に充填する。また、その布団部材20については、綿22又はポリウレタンチップ、羽毛、低反発ウレタンフォームチップ等の何れかのものを袋21に充填する。
以上により、正座用布団15を収容した小カバー体10をカバー本体3の上面に折り重ねることができる正座用布団付座布団カバーCが構成される。
図3には、本発明の座布団カバーCのカバー本体3に収容された座布団25の上に、小カバー体10に収容された正座用布団15部分を折り重ねた状態を示す。
しかして、その座布団カバーCの正座用布団15部分に臀部を乗せて足の部分を座布団25で支持させることにより、正座姿勢を保持し易く、足の痺れや足首の痛みを防止することができる。
しかして、その座布団カバーCの正座用布団15部分に臀部を乗せて足の部分を座布団25で支持させることにより、正座姿勢を保持し易く、足の痺れや足首の痛みを防止することができる。
以上に述べた通り、この正座用布団付座布団カバーによれば、カバー本体に収容される座布団の上に折り重ねられる正座用布団部分に臀部を支持させることにより、正座姿勢時における足の痺れ等を防止することができる。
C・・・正座用布団付座布団カバー
3・・・カバー本体 3a・・・一辺側
4・・・開口部
6・・・スライドファスナー
9・・・滑り止め機能を有するシート部材
10・・・小カバー体
11・・・開口部
13・・・スライドファスナー
15・・・正座用布団
16・・・硬めの素材の布団部材
20・・・軟らかい素材の布団部材
25・・・座布団
3・・・カバー本体 3a・・・一辺側
4・・・開口部
6・・・スライドファスナー
9・・・滑り止め機能を有するシート部材
10・・・小カバー体
11・・・開口部
13・・・スライドファスナー
15・・・正座用布団
16・・・硬めの素材の布団部材
20・・・軟らかい素材の布団部材
25・・・座布団
Claims (4)
- 座布団を出し入れする開口部を適宜箇所に設けて当該開口部を開放又は閉鎖する閉鎖部材が備えられた袋状のカバー本体の一辺側に、袋状の小カバー体を所定間隔をおいて一体状に形成し、その小カバー体内に正座用布団を収容すると共に当該正座用布団部分を前記カバー本体の上面に折り重ねることができるように設けたことを特徴とする正座用布団付座布団カバー。
- 座布団を出し入れする開口部を適宜箇所に設けて当該開口部を開放又は閉鎖する閉鎖部材が備えられた袋状のカバー本体の一辺側に、正座用布団を収容するための袋状の小カバー体を所定間隔をおいて一体状に形成し、その小カバー体を前記カバー本体の上面に折り重ねることができるように設けたことを特徴とする座布団カバー。
- 前記小カバー体の裏面に、滑り止め加工を施し又は滑り止め機能を有するシート部材を固着したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の座布団カバー。
- 前記正座用布団については、硬めの素材の布団部材上に軟らかい素材の布団部材を重ねるように設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の座布団カバー。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004001226U JP3103969U (ja) | 2004-03-12 | 2004-03-12 | 正座用布団付座布団カバー及び座布団カバー |
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