JP3103910U

JP3103910U - 指圧練習台

Info

Publication number: JP3103910U
Application number: JP2004001825U
Authority: JP
Inventors: 孝夫金子; ▲昇▼一郎織壁; 林三鈴木
Original assignee: 林三鈴木
Priority date: 2004-03-10
Filing date: 2004-03-10
Publication date: 2004-08-26
Anticipated expiration: 2010-03-10

Abstract

【課題】指圧の練習で特に基本となる伏臥位の肩甲下部・肩甲間部の練習が、学校または自宅等に於いて一人で出来る。また、相手を痛めることなく、同じ箇所を繰り返し、思う存分練習出来る。そういうものを提供することにある。
【解決手段】人体の伏臥位を想定して、高さ・幅・長さを一般人の平均的数値で、本体Ｃを木製で作る。指圧面Ａ-１及び脇をウレタンラバー等で被い人体の感触を持たせることにより、長時間に亘る練習も相手を痛めることなく、練習したい箇所を繰り返し練習することも可能となり、手指の使い方・構える姿勢・圧をかける腰の動き、それらを体で覚えることが出来る。
【選択図】図１

Description

この考案は、指圧の練習で特に基本となる伏臥位の肩甲下部・肩甲間部の指圧の練習が、何時でも何処でも一人で簡便に行なえるようにしたものである。

従来、指圧の練習は二人一組で行なわれている。学校や講習会等でも常にそうであった。

この練習法の欠点は大きく分けて二点ある。一点は、相手がいなくては練習できないこと。もう一点は、練習相手がいたとしても、特に初心者は相手を痛めたり具合を悪くしてしまうことも多く、圧す方も圧される方もかなり神経を使わなくてはならず、思う存分練習することが出来ない。本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

指圧の練習で特に基本となる伏臥位の肩甲下部・肩甲間部の練習が、何時でも何処でも容易に、しかも相手を痛めることなく、また、同じ箇所を繰り返し、思う存分練習出来るようにとの目的で考案されたものである。

長時間に亘る練習も相手を痛めることなく、練習したい箇所を繰り返し練習することも可能となり、手指の使い方・構える姿勢・圧をかけるための腰の動き、それらを体で覚えることが出来る。指圧の練習で特に基本となる伏臥位の肩甲下部・肩甲間部が圧せるようになれば、全身の指圧操作が可能となる。

本考案の実施の形態について説明する。
イ）人体の伏臥位を想定して、高さ・幅・長さを一般人の平均的な数値で、本体を木製で作る。
ロ）指圧面及び脇をウレタンラバー等で被い、人体の感触を持たせる。

イ）初心者が力で圧すと、素地の木製部の堅さを直に感じて指が痛くなる。
ロ）押圧面は穴があいたようにへこみが深く、復元するのに時間を要する。
ハ）指あとは同心円を描くことはない。

イ）上級者が力を抜いて圧すと、素地の木製部の堅さを感じることなく圧せる。
ロ）押圧面のへこみも少なく、復元に要する時間も短い。
ハ）指あとは同心円を描く。

指圧学校、講習会等で使用可能となり、指圧の練習で特に基本となる伏臥位の肩甲下部・肩甲間部の練習をすることで、安全でより効率的に、手指の使い方・構える姿勢・圧をかけるための腰の動き、それらを体で覚えることが出来る。また、一人でも練習可能である。

本考案の斜視図である。本考案の側面図である。

符号の説明

Ａ−１（指圧面）ウレタンラバー製
Ａ−２、Ａ−３ウレタンラバー製
Ｂ鋲
Ｃ（本体）木製

Claims

人体の体幹が伏臥位であることを想定して台を作り、その表面を人体の感触に似たウレタンラバー等で被い、伏臥位の人体を圧してゆく為の練習が出来るように考案した指圧の練習台。