JP3103342B2 - 足用化粧料 - Google Patents
足用化粧料Info
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Description
裏や足の指間に、それらの部位をリフレッシュさせる剤
を塗布することのできるリフレッシュ効果に優れた足用
化粧料に関する。
れの対処方法には、足を揉みほぐす方法、足にスプレー
やゲル形態等の薬剤を塗布する方法等があるが、特につ
ぼが多く存在する足の裏に薬剤を塗布する場合、従来の
方法では、わざわざ腰を屈めないと塗布できず、簡便性
に欠けていた。また、通常のエアゾールの場合、LPG
等の有機系液化ガスが噴射剤として用いられているが、
腰を屈めて足裏に塗布する際に、噴射ガスを吸引する問
題があった。
の裏や足の指間に、薬剤を塗布することのできるリフレ
ッシュ効果に優れた足用化粧料を提供することにある。
剤、血行促進剤及び消炎剤からなる群より選択される少
なくとも一種0.01〜30重量%、及びエタノール1
0重量%以上を含有してなる化粧料組成物を、足踏み式
吐出容器に充填してなる足用化粧料であって、上記足踏
み式吐出容器が、上記化粧料組成物を収容する容器本体
と、足の裏を押し付ける押圧部及び押圧状態における足
の裏に向かって開口する吐出ノズルを該容器本体の外側
に配置してなる吐出機構とからなる足用化粧料を提供す
ることにより、上記の目的を達成したものである。
定の化粧料組成物を、足踏みにより該化粧料組成物を足
の裏に吐出するエアゾールタイプ又はポンプスプレータ
イプの足踏み式吐出容器に充填してなる。
カンファー,l−メンチルグリセリルエーテル等が挙げ
られるが、優れたリフレッシュを得る観点から、特にl
−メントールが好ましい。
ル,トウガラシチンキ,バニリルエチルエーテル,バニ
リルブチルエーテル等が挙げられる。
イゲノール誘導体,ニコチン酸誘導体、フタリド類等が
挙げられる。
リチル酸系消炎剤、インドメタシン、ケトプロフェン、
グリチルリチン酸及びグリチルリチン酸塩等が挙げられ
る。これらの薬剤は、一種を単独で用いても二種以上を
組み合わせ用いても良い。冷感剤、温感剤、血行促進剤
及び消炎剤の二種以上を含有させる場合、任意の組合せ
とすることができるが、好ましい組合せとしては、冷感
剤と血行促進剤との組合せ、温感剤と血行促進剤の組合
せ、温感剤と冷感剤との組合せが挙げられる。
(重量%)は、通常0.01〜30%であり、好ましく
は0.1〜15%である。化粧料組成物中におけるエタ
ノールは、上記の薬剤の溶媒であり、その含有量(重量
%)は、通常10%以上、好ましくは30%以上であ
る。
等の保湿剤、マロニエエキス等の収斂剤、イソプロピル
メチルフェノール等の抗菌・抗ばい剤等、この種の化粧
料に従来配合されている各種の公知の成分を含有させる
ことができる。
み式吐出容器に充填する。本発明に係る足踏み式吐出容
器は、足で踏むことにより内部に収容した化粧料組成物
を足の裏や足の指間等に吐出させ得るものであり、エア
ゾールタイプのものであってもポンプスプレータイプの
ものであっても良い。
面を参照して説明する。図1に示す足踏み式吐出容器1
0は、エアゾールタイプの吐出容器であり、上記化粧料
組成物を足の裏面や指の間に塗布すべく、玄関や、オフ
ィスにおける机の下等の足踏み箇所である平坦な床面に
載置して用いるものである。この足踏み式吐出容器10
は、上述したような化粧料組成物を収容する容器本体1
1と、この容器本体11の上端部から外側に突出するボ
タン部12とからなり、このボタン部12は、容器本体
11に設けられた吐出機構としてのエアゾール15の押
圧部13、及び押圧状態における足の裏に向かって開口
する吐出ノズル14(図2参照)を備えている。
る円形断面の中空容器で、その底面の直径Aを5cm以
上とすることが好ましく、かつ直径Aを高さBの2/ 3
以上特に高さの1.0倍以上とすることが好ましい。そ
してこれらの形状によって、吐出容器10は、容器本体
11が空の状態において30度以上の転倒角となるよう
な重心点を備えることになり、これによって吐出容器1
0を、足踏み押圧しても転倒しないような安定した状態
で平坦な床面に載置することができる。
足の裏を載せて押圧すれば(図2参照)、摺動部16が
下降し、エアゾール15の作用によって吐出ノズル14
の先端開口から薬物が噴射吐出され、足の裏や指の間に
速やかに塗布される。なお、吐出ノズル14による噴射
角度は、例えば左右45度の範囲とする。
に、液化石油ガス、ジメチルエーテル等の液化ガス、窒
素や炭酸ガス等の圧縮ガス等の噴射剤と共に充填されて
いる。
ゾールタイプの吐出容器を用いる場合、使用時のリフレ
ッシュ効果と肌感触の観点から、化粧料組成物及び噴射
剤の合計吐出量は0.1〜30g/10秒、特に0.3
〜10g/10秒であることが好ましい。また、化粧料
組成物と噴射剤との重量比(化粧料組成物/噴射剤)
は、使用時のリフレッシュ効果と肌感触の観点から、噴
射剤として液化石油ガス、ジメチルエーテル等の液化ガ
スを用いる場合には0.1/99.9〜40/60の範
囲内、噴射剤として窒素や炭酸ガス等の圧縮ガスを用い
る場合には95/5〜99.9/0.1の範囲内である
ことが好ましい。
に収容した化粧料組成物を足の裏や足の指間等に吐出さ
せ得る、エアゾールタイプの足踏み式吐出容器10に充
填してなる足用化粧料によれば、容器本体11が安定し
た形状を備えていることから、押圧動作のみによる足の
裏への薬物の塗布を簡単に行うことができるとともに、
押圧支持板17に設置した多数の押圧棒18によって、
これの先端部分の押圧部13と、吐出ノズル14の先端
開口との間には相当の間隔が保持されているので、薬剤
がスムーズに吐出でき、又、吐出ノズル14の形状を適
宜定めれば、一度の足踏み押圧動作によって、広範囲に
足の裏に薬剤を塗布することが可能になる。また、足で
踏むだけで簡単に使用でき、化粧料組成物による薬剤効
果と足裏の物理刺激を同時に感じることにより、より一
層優れた、リフレッシュ効果を得ることができる。ま
た、腰を屈めて操作する必要がないため、LPG等の噴
射剤を吸引することもない。
の足踏み式吐出容器を用いても良い。例えば、足踏み式
吐出容器10における吐出機構をエアゾールからポンプ
スプレイヤーに代えた吐出容器を好ましく用いることが
できる。ポンプスプレータイプの足踏み式吐出容器を用
いる場合には、使用時のリフレッシュ効果と肌感触の観
点から、上記化粧料組成物の吐出量が0.01〜3.0
g/1プッシュ、特に0.05〜2.0g/1プッシュ
であることが好ましい。ポンプスプレー式の足踏み式吐
出容器を用いた場合においても、上記エアゾール式の足
踏み式吐出容器を用いた場合と同様の作用効果が得られ
る。
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。 〔実施例1〕表1に示す各成分を均一に溶解してエアゾ
ールタイプの足踏み式吐出容器に充填した。得られた足
用化粧料を10名の専門パネラーに、各自靴下の上から
足の裏に使用してもらい、その結果に基づいてリフレッ
シュ感及び操作の簡便性の二つの試験項目について、そ
れぞれ次の評価基準に従って評価した。その評価結果を
表1に示した。尚、表1には、化粧料組成物及び噴射剤
の合計量に対する各成分の重量比を示し、吐出量とし
て、化粧料組成物及び噴射剤の合計吐出量を示してあ
る。
表1に示すタイプの足踏み式吐出容器に充填した。得ら
れた足用化粧料を実施例1におけるのと同様にして評価
し、その結果を表1に示した。
組成物及び噴射剤を、手で操作するタイプのエアゾール
式吐出容器に充填した。得られた化粧料を、実施例1に
おけるのと同様にして評価し、その評価の結果を表1に
示した。
がリフレッシュ感及び操作の簡便性に優れていることが
判る。
てエアゾールタイプの足踏み式吐出容器に充填した。得
られた足用化粧料を、実施例1におけるのと同様にして
評価したところ、、良好なリフレッシュ感と操作性を示
した。 ・ノナン酸パニリルエーテル 0.1 % ・dl−カンファー 1.0 % ・ミリスチン酸オクチルドデシル 0.2 % ・香料 0.05% ・エタノール 28.0 % ・LPG(2.5kg/cm2 ) 70.65%
てエアゾールタイプの足踏み式吐出容器に充填した。得
られた足用化粧料を、実施例1におけるのと同様にして
評価したところ、、良好なリフレッシュ感と操作性を示
した。 ・l−メントール 0.5 % ・トウガラシチンキ 0.5 % ・マロニエエキス 1.0 % ・プロピレングリコール 5.0 % ・エタノール 28.0 % ・ジメチルエーテル 85.0 %
足の指間に、それらの部位をリフレッシュさせる剤を塗
布することのできるリフレッシュ効果に優れた足用化粧
料を提供することができる。
視図である。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 冷感剤、温感剤、血行促進剤及び消炎剤
からなる群より選択される少なくとも一種0.01〜3
0重量%、及びエタノール10重量%以上を含有してな
る化粧料組成物を、足踏み式吐出容器に充填してなる足
用化粧料であって、 上記足踏み式吐出容器が、上記化粧料組成物を収容する
容器本体と、足の裏を押し付ける押圧部及び押圧状態に
おける足の裏に向かって開口する吐出ノズルを該容器本
体の外側に配置してなる吐出機構とからなる足用化粧
料 。 - 【請求項2】 上記足踏み式吐出容器がエアゾールタイ
プの吐出容器であり、上記化粧料組成物及び噴射剤の合
計吐出量が0.1〜30g/10秒である請求項1記載
の足用化粧料。 - 【請求項3】 上記足踏み式吐出容器がポンプスプレー
タイプの吐出容器であり、上記化粧料組成物の吐出量が
0.01〜3.0g/1プッシュである請求項1記載の
足用化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10374355A JP3103342B2 (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 足用化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10374355A JP3103342B2 (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 足用化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000191437A JP2000191437A (ja) | 2000-07-11 |
JP3103342B2 true JP3103342B2 (ja) | 2000-10-30 |
Family
ID=18503712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10374355A Expired - Fee Related JP3103342B2 (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 足用化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3103342B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5586138B2 (ja) * | 2008-09-30 | 2014-09-10 | 小林製薬株式会社 | 衣類用冷感付与剤 |
-
1998
- 1998-12-28 JP JP10374355A patent/JP3103342B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000191437A (ja) | 2000-07-11 |
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