JP3103340U - プリントネーム用基布 - Google Patents

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隆治 青山
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株式会社青山
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Abstract

【課題】衣類の着用者に対する不快感を軽減するコーナ部を有するプリントネームの基布を提供すること。
【解決手段】プリントネーム用の合成繊維製の基布(10)であって、超音波溶断により形成された少なくとも1つの角丸のコーナ部(12)を有する。
【選択図】図1

Description

本考案は、衣類に取り付けられ、その品質や洗濯方法を表示するプリントネームの前記表示が付される合成繊維製の基布に関する。
衣類に取り付けられるプリントネームにおいて、品質や洗濯方法の表示が付される基布に角があると、これが衣類の着用者の肌に当たり、着用者は不快感を覚える。従来、これを解消するため、前記角を丸くしてなる角丸のコーナ部を有する基布が用いられている。
ところで、前記角丸のコーナ部は前記合成繊維製の布を加熱溶断することにより形成されているが、前記コーナ部は熱溶融後に冷えて固化した部分を有し、この固化部分が衣類の着用者に不快感を与える原因となっていた。
本考案の目的は、衣類の着用者に対する不快感を軽減するコーナ部を有するプリントネームの基布を提供することにある。
本考案は、プリントネーム用の合成繊維製の基布であって、超音波溶断により形成された少なくとも1つの角丸のコーナ部を有する。
前記基布は、本体と、該本体に連なりかつ該本体と重なり合う、互いに相対する一対のフラップとを含み、前記本体と少なくとも1つのフラップとが共同して前記角丸のコーナ部を規定するもの、本体と、該本体に連なりかつ該本体と重なり合う二対のフラップであって互いに隣接する2つのフラップが互いに重なり合う端部を有する二対のフラップとを含み、前記本体と互いに隣接する2つのフラップの端部とが共同して前記角丸のコーナ部を規定するもの、あるいは互いに連なりかつ互いに重なり合う一半部及び他半部とを含み、前記一半部及び前記他半部がこれらの連続する端部において前記角丸のコーナ部を規定するものであってもよい。
本考案によれば、超音波溶断により形成した基布の角丸のコーナ部は、加熱溶断により形成したものと異なり、前記角丸の縁辺が柔らかい。このため、本考案の基布に品質や洗濯方法の表示をしてなるプリントネームは、これを取り付けた衣類の着用者に対し不快感を大幅に軽減する。
前記角丸のコーナ部は、前記したような種々の形態の基布又はプリントネームに適用することができる。
図1を参照すると、衣類に取り付けられその品質や洗濯方法の表示を付されるプリントネーム用の基布が全体に符号10で示されている。
基布10は、ポリエステル、アセテート、ナイロンのような合成繊維製の織物からなり、超音波溶断により形成された少なくとも1つ(図示の例では4つ)の角丸のコーナ部12を有する。
図示の基布10は、全体に矩形状の本体14と、該本体に連なりかつ該本体と重なり合う、互いに相対する、全体に細長い矩形状の一対のフラップ16とを含む。
この例では、角丸の各コーナ部12は、本体14と各フラップ16とが共同して規定している。より詳細には、本体14についての各隅と、該隅と相対する各フラップ16の隅とが角丸のコーナ部12をなし、本体14の前記隅とこれに相対する各フラップ16の前記隅とは、これらの周縁において前記超音波溶断により互いに接合され、これらの周縁は、これに触れたとき、比較的柔らかい感触を与える。したがって、コーナ部12の数を1とするよりも2以上とすることが、衣類の着用時におけるプリントネームによる不快感をより軽減することに寄与する。
図示の基布12にあっては、その表面(フラップ16が接していない面)に印刷機やプリンタを用いて前記表示が付される。このような表示が付されてなるプリントネームは、基布10の各フラップ16をその表面から本体14を通して前記衣類に縫いつけることにより取り付けられ又は付される。したがって、各フラップ16は、プリントネームの縫い代を規定するものということができる。
図2に示すように、基布10は、比較的長い織物18の両側部20を折り返した後、これを横断する方向に向けて刃物18を載せ、該刃物に超音波振動を付与することにより得ることができる。
図示の刃物22は、全体にブロック状を呈し、その底面に1の直線状に伸びる刃部24と、該刃部の各端部から互いに分かれて伸びる一対の円弧状の刃部26とを有する。刃物22は、超音波溶断機のホーン(図示せず)の先端部に取り付けられる。前記ホーンには振動子(図示せず)を介して発振機(図示せず)から、前記織物の厚さや種類に応じて10〜70KHzの振動が付与される。その結果、刃物に22に接しかつ該刃物の押圧を受ける織物18が刃物22の形状通りに溶断される。図2に、このときの溶断線を想像線28で示す。
図4に示すように、前記プリントネームの基布10は、さらにもう一対のフラップ30を有するものであってもよい。すなわち、この基布10は、本体14と、該本体に連なりかつ該本体と重なり合う二対のフラップ16,30を含む。この基布10にあっては、互いに隣接する2つのフラップ16,30が互いに重なり合う端部32,34を有し、本体14と互いに隣接する2つのフラップの端部32,34とが共同して角丸のコーナ部12を規定している。
また、図5に示すように、他の例の基布10として、互いに連なりかつ互いに重なり合う一半部36及び他半部38とを含み、一半部36及び他半部38の連続する端部40において角丸のコーナ部12を規定するものであってもよい。この例の基布10は、一半部36及び他半部38の双方の他方の端部42において、前記衣類に縫い付けられる。
前記プリントネームの基布は、また、例えば矩形の平面形状を有する一枚布からなり、その4つの隅の一部又は全部が前記角丸のコーナ部からなるものであってもよい。
さらに、前記プリントネームの基布は、図示の例のように、一般的には全体に矩形の平面形状を有するが、三角形、五角形等の他の平面形状を有するものであってもよい。
本考案に係る基布の一例の斜視図である。 図1に示す基布を得るための細長い織布を示す斜視図である。 基布の角丸のコーナ部を形成するために用いられる刃の斜視図である。 基布の他の例の平面図である。 基布のさらに他の例の斜視図である。
符号の説明
10 基布
12 角丸のコーナ部
14 本体
16,30 フラップ

Claims (4)

  1. プリントネーム用の合成繊維製の基布であって、超音波溶断により形成された少なくとも1つの角丸のコーナ部を有する、基布。
  2. 本体と、該本体に連なりかつ該本体と重なり合う、互いに相対する一対のフラップとを含み、前記本体と少なくとも1つのフラップとが共同して前記角丸のコーナ部を規定する、請求項1に記載の基布。
  3. 本体と、該本体に連なりかつ該本体と重なり合う二対のフラップであって互いに隣接する2つのフラップが互いに重なり合う端部を有する二対のフラップとを含み、前記本体と互いに隣接する2つのフラップの端部とが共同して前記角丸のコーナ部を規定する、請求項1に記載の基布。
  4. 互いに連なりかつ互いに重なり合う一半部及び他半部とを含み、前記一半部及び前記他半部がこれらの連続する端部において前記角丸のコーナ部を規定する、請求項1に記載の基布。
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