JP3103066B2 - 特にごみ焼却設備用の火格子 - Google Patents
特にごみ焼却設備用の火格子Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23H—GRATES; CLEANING OR RAKING GRATES
- F23H17/00—Details of grates
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- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
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Description
ラップする火格子棒列を備え、この火格子棒列が火格子
棒の長手方向に交互に固定および移動可能であり、火格
子棒列が火格子側板によって画成され、火格子側板がそ
の長手方向に対して横方向に移動可能に支持され、かつ
ピストン−シリンダユニットとして形成された締付け装
置によって火格子棒列に押しつけ可能であり、各々の火
格子側板が中空ピストンとして形成さればね要素によっ
て付勢された締め付け装置のピストンに固定連結され、
かつこのピストンによって支持されている、特にごみ焼
却設備用の火格子に関する。
国特許第4105331号公報)の場合には、火格子側
板の上側と下側の縁が火格子棒シールド、すなわちU字
形に形成された特別なガイド上を案内されている。この
場合、火格子棒シールドは火格子棒支持体に固定されて
いる。液圧シリンダが締付け装置としての働きをする。
この液圧シリンダは火格子側板の端部に設けられてい
る。各々の液圧ユニットは隣接する火格子側板の両端部
を押圧する。その際、縦方向に移動しない火格子棒は火
格子側板に直接接触し一方、縦方向に移動可能な火格子
棒のために、火格子側板内を案内されるスライダが設け
られている。このスライダには付加的な液圧シリンダユ
ニットが作用する。この液圧シリンダユニットの突棒は
火格子側板を貫通している。移動可能な火格子棒列と移
動不可能な火格子棒列との間の異なる状況を補償できる
ようにするためには、比較的にコストがかかる。この構
造の他の欠点は、燃焼室内で不可避である塵埃作用時
に、U字状のガイド内での火格子側板の密接案内によ
り、火格子側板が傾斜したり引っ掛かって動かなくなる
ことがあり、火格子運転中故障が生じる。
的に少ない構造的コストで、火格子と、火格子側板を含
む締付け装置の故障のない運転が保証されるように、請
求項1の上位概念に記載した火格子を改良することであ
る。
火格子から出発して本発明に従い、締付け装置が燃焼室
の方に開放したシリンダを備え、このシリンダ内で中空
ピストンが案内され、この中空ピストンがシリンダ底に
支持されたばね要素によって付勢され、シリンダの開放
端部が炉壁に封隙的に固定され、ピストンのピストンス
カートがシリンダ内でシールされて案内されていること
によって解決される。
て、すべての案内と支持が行われ、関連する傾斜や引っ
掛かりによる作動停止、ひいては火格子運転の故障が回
避されるだけでなく、炉壁内でのシリンダの開放端部の
密封連結により、炉壁に穴があいたり、漏れ個所が生じ
ることが回避される。技術水準では、この漏れ個所は、
火格子側板を収容するために必要であった。火格子側板
は本発明では、シリンダの開口の前で中空ピストンによ
って保持される。それによって、火格子側板が引っ掛か
って動かなくなることが回避される。なぜなら、火格子
側板が炉壁の穴内をもはや案内されないからである。従
って、火格子側板と炉壁の間の隙間から燃焼室への不正
空気の流入、燃焼室内での爆発の際の煙ガスの流出、お
よび火格子に下側から供給される一次燃焼空気の逃げが
防止される。
の開放端部が炉の凹部または炉窪みの底に面一に固定さ
れ、火格子棒の運転温度で火格子側板が炉壁と一直線に
並ぶように、炉の凹部または炉窪みの深さが採寸されて
いる。これにより、炉壁に対する火格子側板のシールの
ための有利な前提が得られ、それによって下側から供給
される一次燃焼空気が火格子側板の外面の周りを流れる
ことが回避される。火格子側板のための付加的な案内装
置を収容するために付加的なスペースが本発明の実施形
に基づいて不要であるので、炉壁を形成する際小さな必
要スペースのために多くのコストが不要である。
案内をきわめて確実に実施できるようにするために、本
発明の他の実施形では、ピストンスカートの長さがシリ
ンダの穴の深さよりも長くなっている。それによって、
火格子運転中の締付け装置のあらゆるストローク運動時
に、シリンダ内でのピストンの常に充分な案内長さが存
在する。
板の傾斜防止案内のために有利である本発明による他の
手段は、ピストンの横断面が円形であり、その直径が火
格子側板の高さの半分よりも大きいことにある。隣接す
る火格子棒の間に固体が侵入することによって火格子運
転が妨害される場合にも、火格子側板の案内装置を兼ね
る締付け装置のシリンダとピストンのこの大きな採寸に
基づいて、火格子側板の確実な案内が少ない構造的コス
トで保証される。
非常に強い加熱作用に対して良好に保護するために、本
発明の他の実施形では、火格子側板が二重壁状に形成さ
れ、かつピストンに連結された支持板とそれに掛けられ
た火格子画成板を備え、この火格子画成板が支持板側
に、縦方向に対して横方向に延びる支持リブを備えてい
る。この実施形の場合、火格子側板の寸法を通常よりも
小さくすることができる。なぜなら、火格子側板が、高
さおよび場合によっては長さが大きな火格子画成板によ
って覆われるからである。
において互いに小さな遊びをおいて設けられた多数の板
部分を備え、この板部分の全長が支持板の長さに一致し
ている。本発明の他の有利な実施形では、火格子側板ま
たは火格子画成板がその上側の縁に、炉壁の方へ突出す
るフランジを備え、このフランジが炉壁に固定された被
覆条片によって小さな遊びをもって被覆されている。こ
れにより、塵埃や大きな粒子の侵入が或る程度防止され
る。この塵埃や粒子は、上記のように被覆されないと火
格子側板の背後に達し得る。
発明の他の実施形では、火格子側板または火格子画成板
のフランジの自由縁と炉壁との間に、炉壁に保持され弾
性的に撓曲するシール体が挿入されている。このような
シール体は公知のごとく、耐熱性と充分な弾性を有する
鉱物性の材料からなっている。それによって、火格子側
板または火格子画成板の運動に追従し、シールすること
ができる。
支持板の背面に、その縦方向に延びるウェブが設けら
れ、このウェブがシール体の溝に密封係合している。塵
埃侵入によるきわめて大きな負荷に対してシール体を保
護するために、本発明の他の実施形では、被覆条片のフ
ランジ側が、被覆条片の曲げ部によって上側に形成され
た中空室を備えている。それによって、火格子側板また
は火格子画成板のフランジと被覆条片との間に、侵入し
た空気のための膨張室を備えた一種のラビリンスパッキ
ンが形成される。従って、火格子側板または火格子画成
板の上縁と被覆条片との間を塵埃が通過しなくなり、そ
れによってシール体は塵埃によってあまり負荷されな
い。これにより、シール体は長い時間にわたってそのシ
ール機能を発揮する。
とができるようにするための、本発明の他の実施形で
は、ばね要素の予備付勢力が調節可能である。
づいて本発明を詳しく説明する。1で示した炉壁は火格
子の高さ位置に窪み2を有する。この窪み内には、全体
を3で示した多数の締付け装置が配置されている。各々
の締付け装置は燃焼室側に開放したシリンダ4を備えて
いる。このシリンダの開放したエッジは例えば溶接継ぎ
目6によって窪み2の底5に面一になるよう固定されて
いる。シリンダ4内で、中空ピストン7のピストンスカ
ート8が案内され、シール9によってシールされている
ので、塵埃はシリンダ4の内室に侵入不可能である。ピ
ストンスカート8はシリンダの長さよりも長いので、あ
らゆるストローク運動時にピストンスカートは常に確実
に案内される。ピストン7のピストン底10にはねじ1
1によって支持板12が固定連結されている。この支持
板を加熱作用に対して保護するために、この支持板には
個々の火格子画成板(火格子制限板)13が掛けられて
いる。そのために、この火格子画成板はその上側の曲が
った端部14の範囲に、引っ掛け溝16を有するリブ1
5を備えている。火格子画成板13はその上側の縁に、
炉壁の方へ向いたフランジ17を備えている。このフラ
ンジの自由端18は弾性的なシール体19を押圧してい
る。このシール体は保持部材20によって炉壁1の窪み
2の底5に保持されている。更に、炉壁には被覆条片2
1が設けられている。この被覆条片は上方へ向いた屈曲
部22が火格子画成板13のフランジ17の上方に小さ
な間隔をおいて設けられている。この場合、屈曲部22
によって中空室23が形成されている。この中空室がフ
ランジ17によって覆われるので、ラビリンスパッキン
のような膨張室が形成されている。すなわち、図示の例
では、火格子側板は支持板12と火格子画成板13によ
って形成されている。この両部材が一体に形成されてい
る場合には、一体の火格子側板は火格子画成板13と同
じ外側形状を有する。
に掛けられた個々の火格子画成板13の全長は、1枚の
支持板12の長さに一致している。従って、隣接する支
持板12の間の隙間25は覆われていない。これによ
り、支持板12に付設された火格子画成板13は支持板
12と共に、火格子の膨張または締付け装置3の作用に
よって火格子長手方向に対して横方向に動くことができ
る。
にするために、中空ピストン7の内部には圧縮ばね26
が設けられている。この圧縮ばねの一端はピストン底1
0に支持され、他端は支持部材27に支持されている。
この支持部材は中空ピストン7の内径にほぼ適合した板
の形をし、調節ねじ28の端部に装着されている。この
調節ねじはシリンダ底29に固定されたナット30に螺
合し、ロックナット31によって保持されている。調節
ねじ28はシリンダ4の外側にあるその端部に、貫通穴
33を有する頭の形をした把手32を備えている。圧縮
ばね26の予備付勢力を調節できるようにするために、
この貫通穴には、調節ねじ28を回転させるための太い
棒を挿入可能である。
並ぶように、ピストン7はシリンダ4から突出してい
る。窪み2によって形成された自由空間内において、隣
接するピストン7が案内棒34によって枢着連結されて
いる。そのために、各々のピストン7のピストンスカー
ト8の両側には、保持板35が例えば溶接によって固定
されている。この保持板はその間に案内棒34を収容し
ている。この場合、保持板35と案内棒34を貫通する
枢着ピン36が枢着連結部を形成している。隣接する締
付け装置3のすべてのピストン7が、それに枢着作用す
る案内棒34によって連結されているので、一方では、
シリンダ4内でのピストン7の回転、ひいては支持板の
回転が防止され、他方ではこの案内棒34によって締付
け装置が相互に影響され、連続する火格子棒列の異なる
膨張が充分に補償される。このような異なる膨張は火格
子棒列の異なる熱負荷によってあるいは火格子棒の間に
達する燃えかす粒子によって引き起こされる。
れている。この締付け装置によって支持板が保持および
案内されている。この場合、良好な案内を達成するため
に、ピストン7とシリンダ4はできるだけ大きな直径を
有する。この場合、ピストン直径はほとんど支持板12
の高さに一致している。ピストンスカート8を長くする
と、ピストンひいては支持板12の案内が安定する。各
々の支持板12は火格子棒列に付設してもよいし、支持
板の長さを大きくしてもよいので、支持板は後続の火格
子棒列の一部または複数の火格子棒列にかぶさることが
できる。発生する圧力に支持板が耐えることができるよ
うにするために、支持板の背面にはウェブ37が例えば
溶接によって固定されている。火格子画成板13の安定
性を高めるために、火格子画成板はその背面にリブ38
を備えている。このリブは支持板の長手方向に対して横
方向に、すなわちほぼ高さ方向に延びている。それによ
って、中空室39が形成される。火格子画成板または支
持板を冷却するための新鮮空気が、窪み2によって形成
された隙間の範囲において下側から中空室に侵入するこ
とができる。下側送風箱から来るこの空気は、シール体
19があるために、火格子の側方に流れない。下側送風
箱から塵埃が実質的に供給されないので、シリンダ4内
への塵埃の侵入を防止するには、シール9で充分であ
る。
変形実施の形態を示している。変更点は、シール体1
9′の高さが高く、シール体が溝40を有することにあ
る。この溝には、付加的なシールを達成するために、延
長したウェブ37′が侵入している。その他の点では、
図4の実施の形態は図1〜3の実施の形態に一致してい
る。
直断面図である。
る。
である。
Claims (11)
- 【請求項1】 部分的にオーバーラップする火格子棒列
を備え、この火格子棒列が火格子棒の長手方向に交互に
固定および移動可能であり、火格子棒列が火格子側板に
よって画成され、火格子側板がその長手方向に対して横
方向に移動可能に支持され、かつピストン−シリンダユ
ニットとして形成された締付け装置によって火格子棒列
に押しつけ可能であり、各々の火格子側板が中空ピスト
ンとして形成さればね要素によって付勢された締め付け
装置のピストンに固定連結され、かつこのピストンによ
って支持されている、特にごみ焼却設備用の火格子にお
いて、締付け装置(3)が燃焼室の方に開放したシリン
ダ(4)を備え、このシリンダ内で中空ピストン(7)
が案内され、この中空ピストンがシリンダ底(29)に
支持されたばね要素(26)によって付勢され、シリン
ダ(4)の開放端部が炉壁(1)に封隙的に固定され、
ピストン(7)のピストンスカート(8)がシリンダ
(4)内でシールされて案内されていることを特徴とす
る火格子。 - 【請求項2】 シリンダの開放端部が炉の凹部または炉
窪み(2)の底(5)に面一に固定され、火格子棒の運
転温度で火格子側板(12,13)が炉壁(1)と一直
線に並ぶように、炉の凹部または炉窪みの深さが採寸さ
れていることを特徴とする請求項1記載の火格子。 - 【請求項3】 ピストンスカート(8)の長さがシリン
ダの穴の深さよりも長いことを特徴とする請求項1また
は2記載の火格子。 - 【請求項4】 ピストン(7)の横断面が円形であり、
その直径が火格子側板の高さの半分よりも大きいことを
特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の火格
子。 - 【請求項5】 火格子側板が二重壁状に形成され、かつ
ピストン(7)に連結された支持板(12)とそれに掛
けられた火格子画成板(13)を備え、この火格子画成
板が支持板(12)側に、縦方向に対して横方向に延び
る支持リブ(38)を備えていることを特徴とする請求
項1〜4のいずれか一つに記載の火格子。 - 【請求項6】 火格子画成板(13)が支持板(12)
の縦方向において互いに小さな遊び(24)をおいて設
けられた多数の板部分を備え、この板部分の全長が支持
板(12)の長さに一致していることを特徴とする請求
項5記載の火格子。 - 【請求項7】 火格子側板(12,13)または火格子
画成板(13)がその上側の縁に、炉壁(1)の方へ突
出するフランジ(17)を備え、このフランジが炉壁に
固定された被覆条片(21)によって小さな遊びをもっ
て被覆されていることを特徴とする請求項1〜6のいず
れか一つに記載の火格子。 - 【請求項8】 火格子側板(12,13)または火格子
画成板(13)のフランジ(17)の自由縁(18)と
炉壁(1)との間に、炉壁(1)に保持され弾性的に撓
曲するシール体(19)が挿入されていることを特徴と
する請求項7記載の火格子。 - 【請求項9】 火格子側板(12,13)または支持板
(12)の背面に、その縦方向に延びるウェブ(3
7′)が設けられ、このウェブがシール体(19′)の
溝(40)に密封係合していることを特徴とする請求項
8記載の火格子。 - 【請求項10】 被覆条片(21)のフランジ(17)
側が、被覆条片(21)の曲げ部(22)によって上側
に形成された中空室(23)を備えていることを特徴と
する請求項7〜9のいずれか一つに記載の火格子。 - 【請求項11】 ばね要素(26)の予備付勢力が調節
可能であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか
一つに記載の火格子。
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