JP3102419B2 - Atm通信制御装置 - Google Patents

Atm通信制御装置

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JP3102419B2
JP3102419B2 JP34042898A JP34042898A JP3102419B2 JP 3102419 B2 JP3102419 B2 JP 3102419B2 JP 34042898 A JP34042898 A JP 34042898A JP 34042898 A JP34042898 A JP 34042898A JP 3102419 B2 JP3102419 B2 JP 3102419B2
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  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はATM通信制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のATM通信制御装置を図14〜1
8を参照して説明する。図14に示されたATM通信制
御装置はシステムバス10を備え、このシステムバス1
0には送受信データを格納するためのシステムメモリ1
1、当該システムを制御するホスト(CPU)12、A
TMネットワーク16との間で送受信動作を行う送受信
制御部13が接続されている。この送受信制御部13と
ATMネットワーク16との間には物理層の機能を有す
るPHYデバイス14が設けられており、送受信制御で
必要となる各種制御データおよびテーブルを格納するコ
ントロールメモリ15’が接続されている。なお、図示
された送受信制御部13はLSIチップによって構成す
ることができる。
【0003】具体的に説明すると、送受信制御部13
は、PHYデバイス14に接続された受信部130と送
信部131を有すると共に、ホストインターフェース/
DMAコントローラ132、シーケンサ133、および
コントロールメモリインターフェース134を備えてい
る。ホストインターフェース/DMAコントローラ13
2は送受信制御部13内に設けられた各種設定レジスタ
の読出/書込を行うと共に、システムメモリ11に対す
る送受信データの読出/書込動作を制御する。シーケン
サ133はホスト12からのコマンドによってホストイ
ンターフェース/DMAコントローラ132、およびコ
ントロールメモリインタフェース134を制御する。
【0004】受信部130と送信部131はホストイン
タフェース/DMAコントローラ132とコントロール
メモリインタフェース134に接続され、これらを介し
て送受信データを送受する。
【0005】図15を参照すると、図14に示された受
信部130は、ホストインタフェース/DMAコントロ
ーラ132を介して与えられるコマンドに従って、受信
部130内の各ブロックをシーケンシャルに制御する受
信コントローラ140を備えている。また、受信部13
0は、受信FIFO(First In First Out memory)14
3、受信PHYインタフェース141、RM(Resource
Management)セル検出部142、および送出時刻算出
部144を備えると共に、受信用テーブル読出制御部1
45、受信用テーブル書込制御部146とを有してい
る。また、これら受信用テーブル読出制御部145、受
信用テーブル書込制御部146はコントロールメモリイ
ンタフェース134に接続されている。
【0006】このうち、受信PHYインタフェース14
1はPHYデバイス14(図14)から与えられる53
バイトのATMセルを受信し、これを5バイトのヘッダ
部と48バイトのペイロード部に分離し、ヘッダ部をR
Mセル検出部142に送出する。RMセル検出部142
はヘッダ部のフォーマットから受信したATMセルがR
Mセルか否かを検出し、RMセルであることが検出され
ると、そのペイロード部を送出時刻算出部144に出力
する。他方、ヘッダ部がRMセルでないことが検出され
ると、受信PHYインタフェース141にあるセルのペ
イロード部を受信コントローラ140を介して、受信F
IFO143に順次、格納する。格納されたペイロード
部はDMA動作によって、システムメモリ11(図1
4)に転送される。
【0007】RMセル検出部142によってRMセルが
検出されると、ペイロード部は送出時刻算出部144に
も転送される。送出時刻算出部24はRMセル内のペイ
ロード部に示されたレート制御情報を参照して、ATM
セルを送出すべきレート、言い換えると、セルの送出間
隔を算出する。また、送出時刻算出部144は、RMセ
ル受信時の送出間隔算出処理以外には、次送出時刻を算
出する。
【0008】算出されたセルの送信間隔は受信コントロ
ーラ140の制御によって、受信用テーブル書込制御部
146およびコントロールメモリ15’(図14)のテ
ーブルに書き込まれる。
【0009】一方、受信動作の際に必要なデータ等は、
コントロールメモリ15’(図14)から受信用テーブ
ル読出制御部145を介して受信コントローラ140に
供給される。
【0010】次に、送信部131の構成の詳細を説明す
る。図16に示されているように、送信部131も、受
信部130と同様に、ホストインタフェース/DMAコ
ントローラ132およびコントロールインタフェース1
34と接続されており、ATMセルをPHYデバイス1
4に送信する機能を有している。
【0011】より具体的に述べると、図示された送信部
131はホストインタフェース/DMAコントローラ1
32に接続された送信コントローラ150も備え、この
送信コントローラ150により、送信部131の各部は
後述するように制御される。また、送信部131には、
送信FIFO151と送信PHYインタフェース152
とが備えられている。
【0012】送信コントローラ150の制御の下に、シ
ステムメモリ11(図14)からDMAにより転送され
たデータによって構成されるセルペイロード部と、コン
トロールメモリ15(図14)からのデータによって構
成されるセルヘッダとにより、セルが形成され、各セル
は送信FIFO151に、順次、かつ、一時的に格納さ
れる。送信FIFO151に格納された各セルは、送信
コントローラ150の制御により、送信PHYインタフ
ェース152に送られ、PHYデバイス14に53バイ
トのATMセルとして順次送出される。この場合、RM
セルも他のATMセルと同様に、送信PHYインタフェ
ース152から送り出される。したがって、これら送信
FIFO151および送信PHYインタフェース152
はATMセル送信手段として動作している。
【0013】送信コントローラ150は、送信用テーブ
ル読出制御部153と送信用テーブル書込制御部154
とを介してコントロールメモリインタフェース134に
接続されている。これら送信用テーブル読出制御部15
3および送信用テーブル書込制御部154は、送信コン
トローラ150の制御の下に、コントロールメモリ15
のテーブルに対して、データの読出、書込を行う。
【0014】送信部131は、さらに、カウンタ160
およびCAM部(ContentAddressabl
e Memory)、即ち、連想メモリ部161を備
え、これらカウンタ160およびCAM部161は送信
コントローラ150に接続され、VCの送信タイミング
を各VCのピークレート値に応じて変化させるための動
作を行う。
【0015】図17には、図16に示されたCAM部1
61の具体的な構成がカウンタ160と共に示されてい
る。図17に示すように、CAM部161は、複数のセ
ルアレイを備えたCAMアレイ部1611、アドレスデ
コーダ1612、プライオリティエンコーダ1613、
検索/書込読出モード切替部1614、およびセレクタ
1615とによって構成されている。CAM部161
は、CAMアレイ部1611内に記憶されたデータと検
索パターンとして入力されるデータが一致した場合、記
憶されたデータのあるアドレスを出力する。
【0016】このことを利用して、CAMアレイ部16
11のセルアレイに、次に出力すべきVCの時刻値
(T)を書き込んでおき、この時刻値がカウンタ160
で指示された値と一致した時、この時刻値が記憶されて
いるアドレスを、コントロールメモリ15’内のルック
アップテーブル1701(図18)のアドレスとして出
力する。
【0017】ここで、図18に示されたテーブルの説明
を行う。コントロールメモリ15’には、図18に示す
ような構成を有するルックアップテーブル1701とV
Cテーブル1702が格納されている。ルックアップテ
ーブル1701は、VCのデータが記憶されているVCテ
ーブル1702のアドレスが各VC単位に記憶されてい
る。VCテーブル1702は各VC単位に、ピークレー
ト(Tp)、送出時刻(Ts)、このVCのセルが処理
されたかを示すcell_sentフラグ、セルヘッダ
部、およびRMセルペイロード部が記憶されている。
【0018】図17のCAMアレイ部1611から出力
されたアドレスが、図18のルックアップテーブル17
01のアドレスとなり、ルックアップテーブル1701
からVC単位で設定されたVCテーブル1702のアド
レスが出力され、各VCのデータが参照される。即ち、
図17のCAMアレイ部1611に設定された次送出時
刻が記憶されているアドレスが送出すべきセルのVCを
示しており、カウンタ値と一致したCAMアレイ部16
11のアドレスが送出VCを指し示すことになる。
【0019】具体的に述べると、上記した動作を行うた
めに、送信コントローラ150からは、CAMアレイ部
1611を検索モードにするか書込読出モードにするか
をあらわすモード切替信号が検索/書込読出モード切替
部1614に与えられる。モード切替信号を受けると、
検索/書込読出モード切替部1614はセレクタ161
5に選択信号を送出し、検索モードの際には、カウンタ
160からのカウンタ値を選択し、書込モードの際に
は、送信コントローラ150からの出力、即ち、次のV
Cの送出タイミングをあらわす時刻値Tを選択する。
【0020】また、CAM部161のアドレスデコーダ
1612には、VCに対応した書込アドレスまたは読出
アドレスが送信コントローラ150から供給される。
【0021】書込モードでは、書込アドレスで指定され
たセルアレイに、次のVCの送出タイミングをあらわす
時刻値が書き込まれる。他方、検索モードでは、カウン
タ160のカウンタ値と、セルアレイの時刻値とが比較
され、一致したセルアレイのアドレスが出力される。
【0022】上記した構成では、複数のセルアレイにお
いて、カウンタ値と次の時刻値との一致が同時に検出さ
れることがある。このことを考慮してプライオリティエ
ンコーダ1613が設けられ、優先度の高いVCをあら
わす番号から順次、送出されるように構成されている。
【0023】次に、本従来例の動作を、図19に全体の
フローを示し、図20に、図19のフローと図14、図
15〜18に示された回路動作を示したタイミングチャ
ートを用いて説明する。例として、2つのVCに属するA
TMセルを送出することとし、そのVCをそれぞれVC
1,VC2とする。
【0024】図19は、従来例におけるレート制御動作
をフローチャートで示したものである。ここで、図1
4,図15から図18で示した構成が、このフローチャ
ートのどのステップにおいて動作するかをステップごと
に示す。
【0025】ステップ801において動作するものは、
ホスト12、シーケンサ133、ホストインタフェース
/DMAコントローラ132、コントロールメモリイン
タフェース134、送信コントローラ150、カウンタ
部160、ルックアップテーブル1701、VCテーブ
ル1702である。
【0026】ステップ802において動作するものは、
ホスト12、シーケンサ133、ホストインタフェース
/DMAコントローラ132、送信部131である。
【0027】ステップ803において動作するものは、
送信コントローラ150、送信用テーブル読出制御部1
53、コントロールメモリインタフェース134、VC
テーブル1702である。
【0028】ステップ804において動作するものは、
送信コントローラ150である。
【0029】ステップ805において動作するものは、
送信コントローラ150である。
【0030】ステップ806において動作するものは、
送信コントローラ150、コントロールメモリインタフ
ェース134、検索/書込読出モード切替部1614、
セレクタ1615、アドレスデコーダ1612、CAM
アレイ部1611である。
【0031】ステップ807において動作するものは、
送信コントローラ150、カウンタ160である。
【0032】ステップ808において動作するものは、
セレクタ1615、カウンタ160、CAMアレイ部1
611、プライオリティエンコーダ1613である。
【0033】ステップ809において動作するものは、
送信コントローラ150、送信用テーブル読出制御部1
53、送信用テーブル書込制御部154、コントロール
メモリインタフェース134、VCテーブル1702で
ある。
【0034】ステップ810において動作するものは、
送信コントローラ150、受信コントローラ140、受
信用テーブル読出制御部145、受信用テーブル書込制
御部146、コントロールメモリインタフェース13
4、VCテーブル1702、送出時刻算出部144であ
る。
【0035】ステップ812において動作するものは、
送信コントローラ150、送信用テーブル読出制御部1
53、コントロールメモリインタフェース134、VC
テーブル1702、検索/書込読出モード切替部161
4、セレクタ1615、アドレスデコーダ1612、C
AMアレイ部1611である。
【0036】ステップ813において動作するものは、
RMセル検出部142、受信コントローラ140、受信
PHYインタフェース141、受信FIFO143、ホ
ストインタフェース/DMAコントローラ132、システ
ムメモリ11である。
【0037】ステップ814において動作するものは、
受信コントローラ140である。
【0038】ステップ815において動作するものは、
送出時刻算出部144、受信コントローラ140、受信
用テーブル書込制御部146、コントロールメモリイン
タフェース134、VCテーブル1702である。
【0039】ステップ816において動作するものは、
送信コントローラ150、送信用テーブル読出制御部1
53、送信FIFO151、送信PHYインタフェース
152、コントロールメモリインタフェース134、V
Cテーブル1702、ホストインタフェース/DMAコン
トローラ132、システムメモリ11、PHYデバイス
14である。
【0040】ステップ817において動作するものは、
PHYデバイス14、受信PHYインタフェース141
である。
【0041】ステップ806において動作するものは、
送信コントローラ150、送信用テーブル書込制御部1
54、コントロールメモリインタフェース134、VC
テーブル1702である。
【0042】ステップ808において動作するものは、
送信コントローラ150、受信コントローラ140、受
信用テーブル読出制御部145、受信用テーブル書込制
御部146、コントロールメモリインタフェース13
4、VPテーブル1703、送出時刻算出部144であ
る。
【0043】ステップ810において動作するものは、
セレクタ1615、カウンタ160、CAMアレイ部1
611、プライオリティエンコーダ1613である。
【0044】ステップ811において動作するものは、
送信コントローラ150、送信用テーブル読出制御部3
3、コントロールメモリインタフェース134、ルック
アップテーブル1701である。
【0045】ステップ812において動作するものは、
送信コントローラ150である。
【0046】図20はATMセル送出動作の具体的数値
例を示している。カウンタ値(191)は、カウンタ1
60がカウントする値である。図20はこのカウンタ値
(191)の変化に応じて、各VCが送出されるタイミ
ング、各信号のタイミング、およびコントロールメモリ
15’の各テーブル設定値の変化をタイミングチャート
で示したものである。送出動作起動(192)は、送出
動作を開始しようとする起動信号であり、送出を行うV
Cが記されている。RMセル受信(193)はRMセル
を受信したときのVCを示している。送出セル(19
4)は、実際に送出されたVCを示している。
【0047】次送出時刻VC1(195)、次送出時刻
VC2(196)はCAMアレイ部1611に記憶され
ている内容を示しており、VC1,VC2の次送出時刻
である。VC1のTs(197)、VC1のTp(19
8)、VC1のcell_sent(199)、VC2
のTs(19a)、VC2のTp(19b)、VC2の
cell_sent(19c)は、VCテーブル170
2のTs、Tp、cell_sentの内容をVC1,VC2
ごとに示している。
【0048】続いて、カウンタ値(191)の変化に沿
って、ATMセル送出動作の説明を行う。
【0049】セルの送出を開始する前に、ステップ80
1において、ホスト12により、各テーブルを初期設定
を行う。
【0050】ルックアップテーブル1701のアドレス
=10にはVC1のVCテーブルアドレスである100
を、アドレス=20にはVC2のVCテーブルアドレス
である110を、それぞれ設定する。
【0051】VCテーブル1702のアドレス=100
にはVC1に関する設定を行い、Ts=2、Tp=2、c
ell_sent_=0を設定する。アドレス=110に
はVC2に関する設定を行い、Ts=3、Tp=4、ce
ll_sent_=0を設定する。
【0052】この状態で、ステップ802にホスト12
からのコマンドにより、VC1の送出動作起動(19
2)が行われると、送受信制御部13では、ホストイン
タフェース/DMAコントローラ132を介して、送信
部131が動作する。送信部131では、送信コントロ
ーラ150の制御の下に、送信用テーブル読出制御部1
53が動作し、コントロールメモリインタフェース13
4を介して、コントロールメモリ15’のテーブルにア
クセスする。
【0053】まず、ステップ803に示すように、VC
テーブル1702のアドレス=100で示されるVC1
のVCテーブルからTs=2(VC1のTs(19
7)),Tp=2(VC1のTp(198)),cel
l_sent=0(VC1のcell_sent(19
9))を読み出す。読み出されたTs=2、Tp=2、およ
びcell_sent=0は、図16に示す送信コントロ
ーラ150に送られる。
【0054】ステップ804で送信コントローラ150
は、cell_sentフラグが0か否かを判定する。
判定の結果、cell_sent=0なので、ステップ805にT
s=2を送出時刻Tとする。
【0055】ステップ806で送信コントローラ150
は、CAM部161に対して送出時刻Tを書き込む動作
を行う。この場合、送信コントローラ150は図17に
示す検索/書込読出モード切換部1614に対してモー
ド切換信号を送出して書込モードとし、かつVC1に対
応した書込アドレス=10をアドレスデコーダ1612
を介して、CAMアレイ部1611に送出する。この結
果、セレクタ1615を介して、VC1に対応するCA
Mアレイ部1611(アドレス=10)に次送出時刻V
C1(195)=2が書き込まれる。
【0056】このようにして、送出時刻TがCAMアレ
イ部1611に記憶されると、図16に示す送信コント
ローラ150は、セレクタ1615を検索/書込読出モ
ード切替部1614を介して、検索モードにすると共
に、カウンタ160に起動信号を送出して、カウンタ値
のインクリメントを開始させる。
【0057】検索モードになったCAM部161では、
各カウンタ値毎に、CAMアレイ部1611の内容(次
送出時刻T)とカウンタ値(191)が比較され、一致
するまでステップ808を繰り返す。
【0058】カウンタ値(191)=1になると、ステ
ップ802にホスト12からのコマンドにより、VC2
の送出動作起動(192)が行われる。以後、VC1の
送出動作起動(192)が行われたときと同じ処理が実
行される。
【0059】まず、ステップ803に示すように、VC
テーブル1702のアドレス=110で示されるVC2
のVCテーブルからTs=3(VC2のTs(19
a)),Tp=4(VC2のTp(19b)),cel
l_sent=0(VC2のcell_sent(19
c))が読み出され、送信コントローラ150に送られ
る。
【0060】ステップ804で送信コントローラ150
は、cell_sentフラグが0か否かを判定する。
判定の結果、cell_sent=0なので、ステップ805に、
Ts=3を送出時刻Tとする。
【0061】ステップ806で送信コントローラ150
は、CAM部161を書込モードにし、VC2に対応し
た書込アドレス=20を送る。そして、セレクタ161
5を介して、VC1に対応するCAMアレイ部1611
(アドレス=20)に次送出時刻VC2(196)=3を
書き込む。
【0062】その後、送信コントローラ150はCAM
部161を検索モードにし、各カウンタ値毎に、CAM
アレイ部1611の内容(次送出時刻T)とカウンタ値
(191)が比較され、一致するまでステップ808を
繰り返す。
【0063】カウンタ値(191)=2になると、ステ
ップ808において、カウンタ値(191)=2と次送
出時刻VC1(195)=2の一致が検出される。そし
て、一致したCAMアレイ部1611のアドレス=10
が送信コントローラ150に出力され、送信コントロー
ラ150はルックアップテーブル1701のアドレス=
10に記憶されているVC1のVCテーブルアドレス=
100を読み出す。そして、VC1の処理が行われたの
で、ステップ809に、cell_sent=1とし、送
信用テーブル書込制御部154を介して、コントロール
メモリ15’のVCテーブル1702にcell_se
nt=1を書き込む。
【0064】ステップ803において、送信コントロー
ラ150は、読み出されたVC1のVCテーブルアドレ
ス=100に示されるVCテーブル1702からTs=2
(VC1のTs(197)),Tp=2(VC1のTp
(198)),cell_sent=1(VC1のcel
l_sent(199))を読み出す。
【0065】ステップ804において、送信コントロー
ラ150でcell_sentが0か否か判断され、c
ell_sent=1であるため、ステップ816にてセ
ルの送出処理が行われる。
【0066】送信コントローラ150の制御の下に、V
C1のデータが格納されているシステムメモリ11の領
域からペイロード部を読み出し、かつアドレス=100
に示されているVCテーブル1702からセルヘッダを
読み出し、セルを形成し、送信FIFO151に格納す
る。格納された各セルは送信PHYインタフェース15
2に送られ、PHYデバイス14を介して、ATMセル
として送出される。
【0067】続いて、ステップ810において、図15
に示す受信部130の受信コントローラ140の制御の
下に、受信用テーブル読出制御部145がコントロール
メモリ15’のVCテーブル1702からTs=2(V
C1のTs(197))および送出時刻Tp=2(VC
1のTp(198))を読み出し、送出時刻算出部14
4に送出する。送出時刻算出部144では、読み出され
たTp=2およびTs=2を受け、両者を加算して、加算
結果を送出時刻Ts=4として受信コントローラ140に
出力する。そして、受信コントローラ140は受信用テ
ーブル書込制御部146を制御して、VCテーブル17
02にVC1のTs(197)=4を書き込む。
【0068】その後、ステップ812において、送信コ
ントローラ150は、CAM部161に対して、VC1
に対応するCAMアレイ部1611(アドレス=10)
に次送出時刻VC1(195)=4を書き込む。そし
て、送信コントローラ150は、セレクタ1615を検
索モードに、カウンタ値(191)とCAMアレイ部1
611の内容(次送出時刻T)を比較し、一致するまで
ステップ808を繰り返す。
【0069】カウンタ値(191)=3になると、ステ
ップ808において、カウンタ値(191)=3と次送
出時刻VC2(196)=3の一致が検出される。以
後、カウンタ値(191)=2でVC1が送出されたと
きと同様の処理が行われる。一致したCAMアレイ部1
611のアドレス=20が送信コントローラ150に出
力され、送信コントローラ150はルックアップテーブ
ル1701のアドレス=20に記憶されているVC2の
VCテーブルアドレス=110を読み出す。そして、V
C2の処理が行われたので、cell_sent=1と
し、ステップ809に送信用テーブル書込制御部154
を介して、コントロールメモリ15’のVCテーブル1
702にcell_sent=1を書き込む。
【0070】ステップ803において、送信コントロー
ラ150は、読み出されたVC2のVCテーブルアドレ
ス=110に示されるVCテーブル1702からTs=3
(VC2のTs(19a)),Tp=4(VC2のTp
(19b)),cell_sent=1(VC2のcel
l_sent(19c))を読み出す。
【0071】ステップ804において、送信コントロー
ラ150でcell_sentが0か否か判断され、c
ell_sent=1であるため、ステップ816にてセ
ルの送出処理が行われる。
【0072】送信コントローラ150の制御の下に、V
C2のデータが格納されているシステムメモリ11の領
域からペイロード部を読み出し、かつアドレス=110
に示されているVCテーブル1702からセルヘッダを
読み出し、セルを形成し、送信FIFO151に格納す
る。格納された各セルは送信PHYインタフェース15
2に送られ、PHYデバイス14を介して、ATMセル
として送出される。
【0073】続いて、ステップ810において、図15
に示す受信部130の受信コントローラ140の制御の
下に、受信用テーブル読出制御部145がコントロール
メモリ15’のVCテーブル1702からTp=4(V
C2のTp(19b))および送出時刻Ts=3(VC
2のTs(19a))を読み出し、送出時刻算出部14
4に送出する。送出時刻算出部144では、読み出され
たTp=4およびTs=3を受け、両者を加算して、加算
結果を送出時刻Ts=7として受信コントローラ140
に出力する。そして、受信コントローラ140は受信用
テーブル書込制御部146を制御して、VCテーブル1
702にVC2のTs(19a)=7を書き込む。
【0074】その後、ステップ812において、送信コ
ントローラ150は、CAM部161に対して、VC2
に対応するCAMアレイ部1611(アドレス=20)
に次送出時刻VC2(196)=7を書き込む。そし
て、送信コントローラ150は、セレクタ1615を検
索モードに、カウンタ値(191)とCAMアレイ部1
611の内容(次送出時刻T)を比較し、一致するまで
ステップ808を繰り返す。
【0075】カウンタ値(191)=4になると、ステ
ップ808において、カウンタ値(191)=4と次送
出時刻VC1(195)=4の一致が検出される。以
後、カウンタ値(191)=2でVC1が送出されたと
きと同様の処理が行われる。一致したCAMアレイ部1
611のアドレス=10が送信コントローラ150に出
力され、送信コントローラ150はルックアップテーブ
ル1701のアドレス=10に記憶されているVC1の
VCテーブルアドレス=100を読み出す。そして、V
C1の処理が行われたので、ステップ809に、cel
l_sent=1とし、送信用テーブル書込制御部154
を介して、コントロールメモリ15’のVCテーブル1
702にcell_sent=1を書き込む。
【0076】ステップ803において、送信コントロー
ラ150は、読み出されたVC1のVCテーブルアドレ
ス=100に示されるVCテーブル1702からTs=4
(VC1のTs(197)),Tp=2(VC1のTp
(198)),cell_sent=1(VC1のcel
l_sent(199))を読み出す。
【0077】ステップ804において、送信コントロー
ラ150でcell_sentが0か否か判断され、c
ell_sent=1であるため、ステップ816にてセ
ルの送出処理が行われる。
【0078】送信コントローラ150の制御の下に、V
C1のデータが格納されているシステムメモリ11の領
域からペイロード部を読み出し、かつアドレス=100
に示されているVCテーブル1702からセルヘッダを
読み出し、セルを形成し、送信FIFO151に格納す
る。格納された各セルは送信PHYインタフェース15
2に送られ、PHYデバイス14を介して、ATMセル
として送出される。
【0079】続いて、ステップ810において、図15
に示す受信部130の受信コントローラ140の制御の
下に、受信用テーブル読出制御部145がコントロール
メモリ15のVCテーブル1702からTp=2(VC
1のTp(198))、および送出時刻Ts=4(VC
1のTs(197))を読み出し、送出時刻算出部14
4に送出する。送出時刻算出部144では、読み出され
たTp=2およびTs=4を受け、両者を加算して、加算
結果を送出時刻Ts=6として受信コントローラ140
に出力する。そして、受信コントローラ140は受信用
テーブル書込制御部146を制御して、VCテーブル1
702にVC1のTs(197)=6を書き込む。
【0080】その後、ステップ812において、送信コ
ントローラ150は、CAM部161に対して、VC1
に対応するCAMアレイ部1611(アドレス=10)
に次送出時刻VC1(195)=4を書き込む。そし
て、送信コントローラ150は、セレクタ1615を検
索モードに、カウンタ値(191)とCAMアレイ部1
611の内容(次送出時刻T)を比較し、一致するまで
ステップ808を繰り返す。
【0081】カウンタ値(191)=5の時、ステップ
817で受信されたセルは、ステップ813において、
RMセル検出部142でVC1のRMセル受信(19
3)が確認される。続いて、ステップ814において、
輻輳等によるピークレートTpの変更が指示されている
か否かが、受信コントローラ140で判定される。
【0082】ピークレートTpの変更がない限り、ステ
ップ817のセル受信が再開され、ステップ813およ
びステップ817は繰り返されるが、VC1のRMセル
にはレート変更の指示がされているので、ステップ81
5において受信コントローラ140は受信用テーブル書
込制御部146を介してコントロールメモリ15’に格
納されたVPテーブル1702のVC1のTp(19
8)を、受信したピークレートTp=2に更新する。
【0083】カウンタ値(191)=6になると、ステ
ップ808において、カウンタ値(191)=6と次送
出時刻VC1(195)=6の一致が検出される。以
後、カウンタ値(191)=2でVC1が送出されたと
きと同様の処理が行われる。一致したCAMアレイ部1
611のアドレス=10が送信コントローラ150に出
力され、送信コントローラ150はルックアップテーブ
ル1701のアドレス=10に記憶されているVC1の
VCテーブルアドレス=100を読み出す。そして、V
C1の処理が行われたので、ステップ809にcell
_sent=1とし、送信用テーブル書込制御部154を
介して、コントロールメモリ15’のVCテーブル17
02にcell_sent=1を書き込む。
【0084】ステップ803において、送信コントロー
ラ150は、読み出されたVC1のVCテーブルアドレ
ス=100に示されるVCテーブル1702からTs=6
(VC1のTs(197)),Tp=3(VC1のTp
(198)),cell_sent=1(VC1のcel
l_sent(199))を読み出す。
【0085】ステップ804において、送信コントロー
ラ150でcell_sentが0か否か判断され、c
ell_sent=1であるため、ステップ816にてセ
ルの送出処理が行われる。
【0086】送信コントローラ150の制御の下に、V
C1のデータが格納されているシステムメモリ11の領
域からペイロード部を読み出し、かつ、アドレス=10
0に示されているVCテーブル1702からセルヘッダ
を読み出し、セルを形成し、送信FIFO151に格納
する。格納された各セルは送信PHYインタフェース1
52に送られ、PHYデバイス14を介して、ATMセ
ルとして送出される。
【0087】続いて、ステップ810において、図15
に示す受信部130の受信コントローラ140の制御の
下に、受信用テーブル読出制御部145がコントロール
メモリ15’のVCテーブル1702からTp=3(V
C1のTp(198))および送出時刻Ts=6(VC
1のTs(197))を読み出し、送出時刻算出部14
4に送出する。送出時刻算出部144では、読み出され
たTp=3およびTs=6を受け、両者を加算して、加算
結果を送出時刻Ts=9として受信コントローラ140
に出力する。そして、受信コントローラ140は受信用
テーブル書込制御部146を制御して、VCテーブル1
702にVC1のTs(197)=9を書き込む。
【0088】その後、ステップ812において、送信コ
ントローラ150は、CAM部161に対して、VC1
に対応するCAMアレイ部1611(アドレス=10)
に次送出時刻VC1(195)=9を書き込む。そし
て、送信コントローラ150は、セレクタ1615を検
索モードに、カウンタ値(191)とCAMアレイ部1
611の内容(次送出時刻T)を比較し、一致するまで
ステップ808を繰り返す。
【0089】カウンタ値(191)=7になると、ステ
ップ808において、カウンタ値(191)=7と次送
出時刻VC2(196)=7の一致が検出される。以
後、カウンタ値(191)=2でVC1が送出されたと
きと同様の処理が行われる。一致したCAMアレイ部1
611のアドレス=20が送信コントローラ150に出
力され、送信コントローラ150はルックアップテーブ
ル1701のアドレス=20に記憶されているVC2の
VCテーブルアドレス=110を読み出す。そして、V
C2の処理が行われたので、ステップ809で、cel
l_sent=1とし、送信用テーブル書込制御部154
を介して、コントロールメモリ15のVCテーブル17
02にcell_sent=1を書き込む。
【0090】ステップ803において、送信コントロー
ラ150は、読み出されたVC2のVCテーブルアドレ
ス=110に示されるVCテーブル1702からTs=7
(VC2のTs(19a)),Tp=4(VC2のTp
(19b)),cell_sent=1(VC2のcel
l_sent(19c))を読み出す。
【0091】ステップ804において、送信コントロー
ラ150でcell_sentが0か否か判断され、c
ell_sent=1であるため、ステップ816にてセ
ルの送出処理が行われる。
【0092】送信コントローラ150の制御の下に、V
C2のデータが格納されているシステムメモリ11の領
域からペイロード部を読み出し、かつ、アドレス=11
0に示されているVCテーブル1702からセルヘッダ
を読み出し、セルを形成し、送信FIFO151に格納
する。格納された各セルは送信PHYインタフェース1
52に送られ、PHYデバイス14を介して、ATMセ
ルとして送出される。
【0093】続いて、ステップ810において、図15
に示す受信部130の受信コントローラ140の制御の
下に、受信用テーブル読出制御部145がコントロール
メモリ15’のVCテーブル1702からTp=4(V
C2のTp(19b))および送出時刻Ts=7(VC
2のTs(19a))を読み出し、送出時刻算出部14
4に送出する。送出時刻算出部144では、読み出され
たTp=4およびTs=7を受け、両者を加算して、加算
結果を送出時刻Ts=11として受信コントローラ14
0に出力する。そして、受信コントローラ140は受信
用テーブル書込制御部146を制御して、VCテーブル
1702にVC2のTs(19a)=11を書き込む。
【0094】その後、ステップ812において、送信コ
ントローラ150は、CAM部161に対して、VC2
に対応するCAMアレイ部1611(アドレス=20)
に次送出時刻VC2(196)=11を書き込む。そし
て、送信コントローラ150は、セレクタ1615を検
索モードに、カウンタ値(191)とCAMアレイ部1
611の内容(次送出時刻T)を比較し、一致するまで
ステップ808を繰り返す。
【0095】カウンタ値(191)=9になると、ステ
ップ808において、カウンタ値(191)=9と次送
出時刻VC1(195)=9の一致が検出される。以
後、カウンタ値(191)=2でVC1が送出されたと
きと同様の処理が行われる。一致したCAMアレイ部1
611のアドレス=10が送信コントローラ150に出
力され、送信コントローラ150はルックアップテーブ
ル1701のアドレス=10に記憶されているVC1の
VCテーブルアドレス=100を読み出す。そして、V
C1の処理が行われたので、ステップ809において、
cell_sent=1とし、送信用テーブル書込制御部
154を介して、コントロールメモリ15’のVCテー
ブル1702にcell_sent=1を書き込む。
【0096】ステップ803において、送信コントロー
ラ150は、読み出されたVC1のVCテーブルアドレ
ス=100に示されるVCテーブル1702からTs=9
(VC1のTs(197)),Tp=3(VC1のTp
(198)),cell_sent=1(VC1のcel
l_sent(199))を読み出す。
【0097】ステップ804において、送信コントロー
ラ150でcell_sentが0か否か判断され、c
ell_sent=1であるため、ステップ816にてセ
ルの送出処理が行われる。
【0098】送信コントローラ150の制御の下に、V
C1のデータが格納されているシステムメモリ11の領
域からペイロード部を読み出し、かつ、アドレス=10
0に示されているVCテーブル1702からセルヘッダ
を読み出し、セルを形成し、送信FIFO151に格納
する。格納された各セルは送信PHYインタフェース1
52に送られ、PHYデバイス14を介して、ATMセ
ルとして送出される。続いて、ステップ810におい
て、図15に示す受信部130の受信コントローラ14
0の制御の下に、受信用テーブル読出制御部145がコ
ントロールメモリ15のVCテーブル1702からTp
=3(VC1のTp(198))および送出時刻Ts=9
(VC1のTs(197))を読み出し、送出時刻算出
部144に送出する。送出時刻算出部144では、読み
出されたTp=3およびTs=9を受け、両者を加算し
て、加算結果を送出時刻Ts=12として受信コントロ
ーラ140に出力する。そして、受信コントローラ14
0は受信用テーブル書込制御部146を制御して、VC
テーブル1702にVC1のTs(197)=12を書
き込む。
【0099】その後、ステップ812において、送信コ
ントローラ150は、CAM部161に対して、VC1
に対応するCAMアレイ部1611(アドレス=10)
に次送出時刻VC1(195)=12を書き込む。そし
て、送信コントローラ150は、セレクタ1615を検
索モードに、カウンタ値(191)とCAMアレイ部1
611の内容(次送出時刻T)を比較し、一致するまで
ステップ808を繰り返す。
【0100】カウンタ値(191)=11になると、ス
テップ808において、カウンタ値(191)=11と
次送出時刻VC2(196)=11の一致が検出され
る。以後、カウンタ値(191)=2でVC1が送出さ
れたときと同様の処理が行われる。
【0101】一致したCAMアレイ部1611のアドレ
ス=20が送信コントローラ150に出力され、送信コ
ントローラ150はルックアップテーブル1701のア
ドレス=20に記憶されているVC2のVCテーブルア
ドレス=110を読み出す。そして、VC2の処理が行
われたので、ステップ809において、cell_se
nt=1とし、送信用テーブル書込制御部154を介し
て、コントロールメモリ15’のVCテーブル1702
にcell_sent=1を書き込む。
【0102】ステップ803において、送信コントロー
ラ150は、読み出されたVC2のVCテーブルアドレ
ス=110に示されるVCテーブル1702からTs=1
1(VC2のTs(19a)),Tp=4(VC2のT
p(19b)),cell_sent=1(VC2のce
ll_sent(19c))を読み出す。
【0103】ステップ804において、送信コントロー
ラ150でcell_sentが0か否か判断され、c
ell_sent=1であるため、ステップ816にてセ
ルの送出処理が行われる。
【0104】送信コントローラ150の制御の下に、V
C2のデータが格納されているシステムメモリ11の領
域からペイロード部を読み出し、かつ、アドレス=11
0に示されているVCテーブル1702からセルヘッダ
を読み出し、セルを形成し、送信FIFO151に格納
する。格納された各セルは送信PHYインタフェース1
52に送られ、PHYデバイス14を介して、ATMセ
ルとして送出される。
【0105】続いて、ステップ810において、図15
に示す受信部130の受信コントローラ140の制御の
下に、受信用テーブル読出制御部145がコントロール
メモリ15’のVCテーブル1702からTp=4(V
C2のTp(19b))および送出時刻Ts=11(V
C2のTs(19a))を読み出し、送出時刻算出部1
44に送出する。送出時刻算出部144では、読み出さ
れたTp=4およびTs=11を受け、両者を加算して、
加算結果を送出時刻Ts=15として受信コントローラ
140に出力する。そして、受信コントローラ140は
受信用テーブル書込制御部146を制御して、VCテー
ブル1702にVC2のTs(19a)=15’を書き
込む。
【0106】その後、ステップ812において、送信コ
ントローラ150は、CAM部161に対して、VC2
に対応するCAMアレイ部1611(アドレス=20)
に次送出時刻VC2(196)=11を書き込む。そし
て、送信コントローラ150は、セレクタ1615を検
索モードに、カウンタ値(191)とCAMアレイ部1
611の内容(次送出時刻T)を比較し、一致するまで
ステップ808を繰り返す。
【0107】カウンタ値(191)=12になると、ス
テップ808において、カウンタ値(191)=12と
次送出時刻VC1(195)=12の一致が検出され
る。以後、カウンタ値(191)=2でVC1が送出さ
れたときと同様の処理が行われる。一致したCAMアレ
イ部1611のアドレス=10が送信コントローラ15
0に出力され、送信コントローラ150はルックアップ
テーブル1701のアドレス=10に記憶されているV
C1のVCテーブルアドレス=100を読み出す。そし
て、VC1の処理が行われたので、ステップ809にお
いて、cell_sent=1とし、送信用テーブル書込
制御部154を介して、コントロールメモリ15’のV
Cテーブル1702にcell_sent=1を書き込
む。
【0108】ステップ803において、送信コントロー
ラ150は、読み出されたVC1のVCテーブルアドレ
ス=100に示されるVCテーブル1702からTs=1
2(VC1のTs(197)),Tp=3(VC1のT
p(198)),cell_sent=1(VC1のce
ll_sent(199))を読み出す。
【0109】ステップ804において、送信コントロー
ラ150でcell_sentが0か否か判断され、c
ell_sent=1であるため、ステップ816にてセ
ルの送出処理が行われる。
【0110】送信コントローラ150の制御の下に、V
C1のデータが格納されているシステムメモリ11の領
域からペイロード部を読み出し、かつ、アドレス=10
0に示されているVCテーブル1702からセルヘッダ
を読み出し、セルを形成し、送信FIFO151に格納
する。格納された各セルは送信PHYインタフェース1
52に送られ、PHYデバイス14を介して、ATMセ
ルとして送出される。
【0111】続いて、ステップ810において、図15
に示す受信部130の受信コントローラ140の制御の
下に、受信用テーブル読出制御部145がコントロール
メモリ15のVCテーブル1702からTp=3(VC
1のTp(198))および送出時刻Ts=12(VC
1のTs(197))を読み出し、送出時刻算出部14
4に送出する。送出時刻算出部144では、読み出され
たTp=3およびTs=9を受け、両者を加算して、加算
結果を送出時刻Ts=15として受信コントローラ14
0に出力する。そして、受信コントローラ140は受信
用テーブル書込制御部146を制御して、VCテーブル
1702にVC1のTs(197)=15を書き込む。
【0112】その後、ステップ812において、送信コ
ントローラ150は、CAM部161に対して、VC1
に対応するCAMアレイ部1611(アドレス=10)
に次送出時刻VC1(195)=15を書き込む。そし
て、送信コントローラ150は、セレクタ1615を検
索モードにし、カウンタ値(191)とCAMアレイ部
1611の内容(次送出時刻T)を比較し、一致するま
でステップ808を繰り返す。
【0113】図20に示されている送出セル(194)
の間隔をVC1単位で示したものがTvc10,Tvc
11,Tvc12,Tvc13で、VC2単位で示した
ものが、Tvc20,Tvc21である。カウンタ値
(191)=5でVC1のRMセル受信(193)を行
うまでは、VC1の間隔は、Tvc10=2,Tvc1
1=2であり、受信後はTvc12=3,Tvc13=3
となっている。また、VC2の間隔は、Tvc20=
4,Tvc21=4となっている。これは、VCごとに
間隔、即ち送信レートが制御されていることを示してい
る。
【0114】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のCAM
を用いたATM通信制御装置は、VP単位のレート制御
情報等のパラメータを持っていなかったため、VC単位の
レート制御(シェーピング)しかできなかった。
【0115】本発明の目的は、VP単位のレート制御
(シェーピング)が可能なATM通信制御装置を提供す
ることにある。
【0116】
【課題を解決するための手段】本発明は、送受信データ
を格納するためのシステムメモリと、物理層の機能を有
するPHYデバイスを介してATMネットワークと接続
され、該ATMネットワークとの間で送受信動作を行う
送受信制御部と、送受信制御で必要となる各種制御デー
タおよびテーブルを格納するコントロールメモリと、装
置全体を制御するホストを有するATM通信制御装置に
おいて、 送受信部が、送受信部が有する、各VCのコン
トロールメモリ上でのアドレスと該VCの次送信時刻を
記憶したCAMと、コントロールメモリが有する、CA
Mに記憶された各VCのアドレスから、各VCが属する
VPの送信ピークレートが索引できるテーブルとによ
り、VP単位のレートを行なうことを特徴とする。
【0117】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0118】図1に示されたATM通信制御装置はシス
テムバス10を備え、このシステムバス10には送受信
データを格納するためのシステムメモリ11、当該シス
テムを制御するホスト(CPU)12、ATMネットワ
ーク16との間で送受信動作を行う送受信制御部13が
接続されている。この送受信制御部13とATMネット
ワーク16との間には物理層の機能を有するPHYデバ
イス14が設けられており、送受信制御で必要となる各
種制御データおよびテーブルを格納するコントロールメ
モリ15が送受信制御部13に接続されている。なお、
図示された送受信制御部13は、LSIチップによって
構成することができる。
【0119】具体的に説明すると、送受信制御部13
は、PHYデバイス14に接続された受信部130と送
信部131を有すると共に、ホストインターフェース/
DMAコントローラ132、シーケンサ133、および
コントロールメモリインターフェース134を備えてい
る。ホストインターフェース/DMAコントローラ13
2は送受信制御部13内に設けられた各種設定レジスタ
の読出/書込を行うと共に、システムメモリ11に対す
る送受信データの読出/書込動作を制御する。シーケン
サ133はホスト12からのコマンドによってホストイ
ンターフェース/DMAコントローラ132とコントロ
ールメモリインタフェース134を制御する。
【0120】受信部130と送信部131はホストイン
タフェース/DMAコントローラ132とコントロール
メモリインタフェース134に接続され、これらを介し
てシステムメモリ11、コントロールメモリ12と送受
信データを送受する。
【0121】図2を参照すると、図1に示された受信部
130は、ホストインタフェース/DMAコントローラ
132を介して与えられるコマンドに従って、受信部1
30内の各ブロックをシーケンシャルに制御する受信コ
ントローラ20を備えている。
【0122】また、受信部130は、受信FIFO(Fir
st In First Out memory)23、受信PHYインタフェ
ース21、RM(Resource Management)セル検出部2
2、および送出時刻算出部24を備えると共に、受信用
テーブル読出制御部25、受信用テーブル書込制御部2
6とを有している。また、これら受信用テーブル読出制
御部25、受信用テーブル書込制御部26はコントロー
ルメモリインタフェース134に接続されている。
【0123】このうち、受信PHYインタフェース21
はPHYデバイス14(図1)から与えられる53バイ
トのATMセルを受信し、5バイトのヘッダ部と48バ
イトのペイロード部に分離し、ヘッダ部をRMセル検出
部22に送出する。RMセル検出部22はヘッダ部のフ
ォーマットからヘッダ部がRMセルか否かを検出し、R
Mセルであることが検出されると、そのペイロード部を
送出時刻算出部24に出力する。他方、ヘッダ部がRM
セルでないことが検出されると、受信PHYインタフェ
ース21にあるセルのペイロード部を受信コントローラ
20を介して、受信FIFO23に順次、格納し、格納
されたペイロード部はDMA動作によって、システムメ
モリ11(図1)に転送される。
【0124】RMセル検出部22によってRMセルが検
出されると、ペイロード部は送出時刻算出部24にも転
送される。送出時刻算出部24はRMセル内のペイロー
ド部に示されたレート制御情報を参照して、ATMセル
を送出すべきレート、言い換えると、セルの送出間隔を
算出する。また、送出時刻算出部24は、RMセル受信
時の送出間隔算出処理以外には、次送出時刻を算出す
る。
【0125】算出されたセルの送出間隔は受信コントロ
ーラ20の制御により、受信用テーブル書込制御部26
によってコントロールメモリ15(図1)のテーブルに
書き込まれる。
【0126】一方、受信動作の際に必要なデータ等は、
コントロールメモリ15(図1)から受信用テーブル読
出制御部25を介して受信コントローラ20に供給され
る。
【0127】次に、図1に示された送信部131の構成
の詳細を説明する。図3に示されているように、送信部
131も、受信部130と同様に、ホストインタフェー
ス/DMAコントローラ132とコントロールインタフ
ェース134と接続されており、ATMセルをPHYデ
バイス14に送信する機能を有している。
【0128】より具体的に述べると、図示された送信部
131はホストインタフェース/DMAコントローラ1
32に接続された送信コントローラ30も備え、この送
信コントローラ30により、送信部131の各部は後述
するように制御される。また送信部131には、送信F
IFO31と送信PHYインタフェース32とが備えら
れている。
【0129】送信コントローラ30の制御の下に、シス
テムメモリ11(図1)からDMAにより転送されたデ
ータによって構成されるセルペイロード部と、コントロ
ールメモリ15(図1)からのデータによって構成され
るセルヘッダとによりセルが形成され、各セルは送信F
IFO31に、順次、かつ一時的に格納される。
【0130】送信FIFO31に格納された各セルは、
送信コントローラ30の制御により、送信PHYインタ
フェース32に送られ、PHYデバイス14に53バイ
トのATMセルとして順次送出される。この場合、RM
セルも他のATMセルと同様に、送信PHYインタフェ
ース32から送り出される。したがって、これら送信F
IFO31と送信PHYインタフェース32は、ATM
セル送信手段として動作している。
【0131】送信コントローラ30は、送信用テーブル
読出制御部33と送信用テーブル書込制御部34とを介
してコントロールメモリインタフェース134に接続さ
れている。これら送信用テーブル読出制御部33および
送信用テーブル書込制御部34は、送信コントローラ3
0の制御の下に、コントロールメモリ15のテーブルに
対して、それぞれデータの読出、書込を行う。また、各
VPに属する初めてのVCが送出動作起動されたときに
は、カウンタ40からカウンタ値を読み込む。
【0132】送信部131は、さらに、カウンタ40お
よびCAM部(Content Addressabl
e Memory)、即ち、連想メモリ部41を備え、
これらカウンタ40およびCAM部41は送信コントロ
ーラ30に接続され、VCの送信タイミングを各VCの
ピークレート値に応じて変化させるための動作を行う。
【0133】図4には、図3に示されたCAM部41の
具体的な構成がカウンタ40と共に示されている。図4
に示すようにCAM部41は、複数のセルアレイを備え
たCAMアレイ部411、アドレスデコーダ412、プ
ライオリティエンコーダ413、検索/書込読出モード
切替部414、およびセレクタ415とによって構成さ
れている。CAM部41は、CAMアレイ部411内に
記憶されたデータと検索パターンとして入力されるデー
タが一致した場合、記憶されたデータのあるアドレスを
出力する。
【0134】このことを利用して、CAM部41は、C
AMアレイ部411のセルアレイに、次に出力すべきV
Cの時刻値(T)を書き込んでおき、この時刻値がカウ
ンタ40で指示された値と一致した時、この時刻値が記
憶されているアドレスを、コントロールメモリ15内の
ルックアップテーブル501(図5)のアドレスとして
出力する。
【0135】ここで図5に示されたテーブルの説明を行
う。コントロールメモリ15には、図5に示すような構
成を有するルックアップテーブル501、VCテーブル
502およびVPテーブル503が格納されている。ル
ックアップテーブル501には、VCのデータが記憶され
ているVCテーブル502のアドレスが各VC単位に記
憶されている。VCテーブル502には各VC単位に、
自分が属しているVPのデータが記憶されているVPテ
ーブルを指し示すVPテーブルアドレス、VCが初めて
送出されるときのレートT0、このVCのセルが処理さ
れたかを示すcell_sent_vcフラグ、セルヘッ
ダ部、および、RMセルペイロード部が記憶されてい
る。セルヘッダ部の中には、このセルがどのVP/VC
に属するかの識別子であるVPI/VCIが含まれてい
る。VPテーブル503には、各VP単位に、ピークレ
ート(Tp)、送出時刻(Ts)、各VPに属するVC
のセルが処理されたか示すcell_sent_vpフラ
グが記憶されている。
【0136】図4のCAMアレイ部411から出力され
たアドレスが、図5のルックアップテーブル501のア
ドレスとなり、ルックアップテーブル501からVC単
位で設定されたVCテーブル502のアドレスが出力さ
れ、各VCのデータが参照される。そして、VCテーブ
ル502のVPアドレスにより、VCが属しているVP
のデータが記憶されているVPテーブル503が参照さ
れる。即ち、図4のCAMアレイ部411に設定された
次送出時刻が記憶されているアドレスが送出すべきセル
のVCを示しており、かつ、そのVCが属しているVP
も示していることになる。つまり、カウンタ値と一致し
たCAMアレイ部411のアドレスが送出VC/VPを指
し示すことになる。
【0137】具体的に述べると、上記した動作を行うた
めに、送信コントローラ30からは、CAMアレイ部4
11を検索モードにするか書込読出モードにするかをあ
らわすモード切替信号が検索/書込読出モード切替部4
14に与えられる。モード切替信号を受けると、検索/
書込読出モード切替部414はセレクタ415に選択信
号を送出し、検索モードの際には、カウンタ40からの
カウンタ値を選択し、書込モードの際には、送信コント
ローラ30からの出力、即ち、次のVCの送出タイミン
グをあらわす時刻値Tを選択する。
【0138】また、CAM部41のアドレスデコーダ4
12には、VCに対応した書込アドレスまたは読出アド
レスが送信コントローラ30から供給される。
【0139】書込モードでは、書込アドレスで指定され
たセルアレイに、次のVCの送出タイミングをあらわす
時刻値が書き込まれる。他方、検索モードでは、カウン
タ40のカウンタ値とセルアレイの時刻値とが比較さ
れ、一致したセルアレイのアドレスが出力される。
【0140】上記した構成では、複数のセルアレイにお
いて、カウンタ値と次の時刻値との一致が同時に検出さ
れることがある。このことを考慮してプライオリティエ
ンコーダ413を設け、優先度の高いVCをあらわす番
号から順次、送出されるように構成されている。
【0141】本実施形態の動作を、全体のフローを示す
図7で、図6のフローと図1〜5に示された回路動作を
示したタイミングチャートを用いて説明する。例とし
て、3つのVCに属するATMセルを送出することとし、
そのVCをそれぞれVC1,VC2,VC10とする。
また、これら3つのVCは2つのVPに属しており、V
C1,VC2はVP1に、VC10はVP2に属してい
る。
【0142】図6は、本実施形態におけるレート制御動
作をフローチャートで示したものである。ここで、図1
から図5で示した構成が、このフローチャートのどのス
テップにおいて動作するかをステップごとに示す。
【0143】ステップ601において動作するものは、
ホスト12、シーケンサ133、ホストインタフェース
/DMAコントローラ132、コントロールメモリイン
タフェース134、送信コントローラ30、CAM部4
1、カウンタ部40、ルックアップテーブル501、V
Cテーブル502、VPテーブル503である。
【0144】ステップ602において動作するものは、
ホスト12、シーケンサ133、ホストインタフェース
/DMAコントローラ132、送信部131である。
【0145】ステップ603において動作するものは、
送信コントローラ30、送信用テーブル読出制御部3
3、コントロールメモリインタフェース134、VCテ
ーブル502である。
【0146】ステップ604において動作するものは、
送信コントローラ30、送信用テーブル読出制御部3
3、コントロールメモリインタフェース134、VPテ
ーブル503である。
【0147】ステップ605において動作するものは、
送信コントローラ30である。
【0148】ステップ606において動作するものは、
送信コントローラ30、カウンタ部40、送信用テーブ
ル書込制御部34、コントロールメモリインタフェース
134、VPテーブル503である。
【0149】ステップ607において動作するものは、
送信コントローラ30、送信用テーブル書込制御部3
4、コントロールメモリインタフェース134、VCテ
ーブル502である。
【0150】ステップ608において動作するものは、
送信コントローラ30、受信コントローラ20、受信用
テーブル読出制御部25、受信用テーブル書込制御部2
6、コントロールメモリインタフェース134、VPテ
ーブル503、送出時刻算出部24である。
【0151】ステップ609において動作するものは、
送信コントローラ30、送信用テーブル読出制御部3
3、コントロールメモリインタフェース134、VPテ
ーブル503、検索/書込読出モード切替部414、セ
レクタ415、アドレスデコーダ412、CAMアレイ
部411である。
【0152】ステップ610において動作するものは、
セレクタ415、カウンタ40、CAMアレイ部41
1、プライオリティエンコーダ413である。
【0153】ステップ611において動作するものは、
送信コントローラ30、送信用テーブル読出制御部3
3、コントロールメモリインタフェース134、ルック
アップテーブル501である。
【0154】ステップ612において動作するものは、
送信コントローラ30である。
【0155】ステップ613において動作するものは、
送信コントローラ30、送信用テーブル読出制御部3
3、送信FIFO31、送信PHYインタフェース3
2、コントロールメモリインタフェース134、VCテ
ーブル502、ホストインタフェース/DMAコントロー
ラ132、システムメモリ11、PHYデバイス14で
ある。
【0156】ステップ614において動作するものは、
RMセル検出部22、受信コントローラ20、受信PH
Yインタフェース21、受信FIFO23、ホストイン
タフェース/DMAコントローラ132、システムメモリ
11である。
【0157】ステップ615において動作するものは、
受信コントローラ20である。
【0158】ステップ616において動作するものは、
送出時刻算出部24、受信コントローラ20、受信用テ
ーブル書込制御部26、コントロールメモリインタフェ
ース134、VPテーブル503である。
【0159】ステップ617において動作するものは、
PHYデバイス14、受信PHYインタフェース21で
ある。
【0160】図7はATMセル送出動作の具体的数値例
を示している。カウンタ値(71)は、カウンタ40
(図4)がカウントする値である。図7はこのカウンタ
値(71)の変化に応じて、各VCが送出されるタイミ
ング、各信号のタイミング、およびコントロールメモリ
15(図5)の各テーブル設定値の変化をタイミングチ
ャートで示したものである。送出動作起動(72)は、
送出動作を開始しようとする起動信号であり、送出を行
うVCが記されている。RMセル受信(73)はRMセ
ルを受信したときのVCを示している。送出セル(7
4)は、実際に送出されたVCを示している。
【0161】次送出時刻VC1(75)、次送出時刻V
C2(76)、次送出時刻VC10(77)はCAMア
レイ部411に記憶されている内容を示しており、VC
1,VC2,VC10の次送出時刻である。VC1のc
ell_sent_vc(78)、VC2のcell_s
ent_vc(79)、VC10のcell_sent_
vc(7a)は、VCテーブル502のcell_se
nt_vcの内容をVC1,VC2,VC1Oごとに示している。V
P1のTs(7b)、VP1のTp(7c)、VP1の
cell_sent_vp(7d)、VP2のTs(7
e)、VP2のTp(7f)、VP2のcell_se
nt_vp(7g)、はVPテーブル503のTs、T
p、cell_sent_vpをVPごとに示している。
【0162】続いて、カウンタ値71の変化に沿って、
ATMセル送出動作の説明を行う。
【0163】セルの送出を開始する前に、ステップ60
1において、ホスト12により各テーブル501,50
2,503の初期設定を行う。
【0164】ルックアップテーブル501のアドレス=
10にはVC1のVCテーブルアドレスである100
を、アドレス=20にはVC2のVCテーブルアドレス
である110を、アドレス=30にはVC10のVCテ
ーブルアドレスである120を、それぞれ設定する。
【0165】VCテーブル502のアドレス=100に
はVC1に関する設定を行い、VPI=100,VCI
=1,VPアドレス=1000,T0=3,VC1のc
ell_sent_vc(78)=0を設定する。アドレ
ス=110にはVC2に関する設定を行い、VPI=1
00,VCI=2,VPアドレス=1000,T0=
3,VC2のcell_sent_vc(79)=0を設
定する。アドレス=120にはVC10に関する設定を
行い、VPI=200,VCI=10,VPアドレス=
2000,T0=6,VC10のcell_sent_v
c(7a)=0を設定する。
【0166】VPテーブル503のアドレス=1000
には、VP1に関する設定が行われ、VP1のTs(7
b)=0,VP1のTp(7c)=0,VP1のcel
l_sent_vp(7d)=0が設定される。アドレス
=2000には、VP2に関する設定が行われ、VP2
のTs(7e)=0,VP2のTp(7f)=0,VP
2のcell_sent_vp(7g)=0が設定され
る。
【0167】また、カウンタ値(71)のインクリメン
トを開始する。カウンタ値(71)=1の時、ステップ
602にホスト12からのコマンドにより、VC1の送
出動作起動(72)が行われる。送受信制御部13で
は、ホストインタフェース/DMAコントローラ132
を介して、送信部131が動作する。送信部131で
は、送信コントローラ30の制御の下に、送信用テーブ
ル読出制御部33が動作し、コントロールメモリインタ
フェース134を介して、コントロールメモリ15のテ
ーブルにアクセスする。
【0168】まず、ステップ603に示すように、VC
テーブル502のアドレス=100で示されるVC1の
VCテーブルからVPアドレス=1000,T0=3、cel
l_sent_vc=0(VC1のcell_sent_v
c(78))を読み出す。続いて、ステップ604でV
Pアドレス=1000を元にVPテーブル503を参照
し、Ts=0(VP1のTs(7b))、Tp=0(VP
1のTp(7c))、およびcell_sent_vp=
0(VP1のcell_sent_vp(7d))が読み
出される。これらの値は送信用テーブル読出制御部33
で受信される。
【0169】読み出されたVPアドレス=1000,T0=
3、cell_sent_vc=0、Ts=0、Tp=0、お
よびcell_sent_vp=0は送信コントローラ30
に送られる。送信コントローラ30では、まず、ステッ
プ605に示されているように、cell_sent_v
pフラグが0か否かを判定する。判定の結果、cell_sen
t_vp=0なので、ステップ606の処理が行われる。
【0170】ステップ606において、VC1の送出時
刻Tsを現在の時刻、つまりカウンタ40のカウンタ値
とする。送信コントローラ30はカウンタ40から現在
のカウンタ値(71)=1を読み出し、これをTs=1と
し、ピークレートTpをT0(Tp=3)とする。ま
た、VP1に属するVCのセルが初めて処理されたの
で、cell_sent_vp=1とする。そして、Ts、
Tp、およびcell_sent_vpを送信用テーブル書
込制御部34を介して、コントロールメモリ15のVP
テーブル503に書き込み、VP1のTs(7b)=
1,VP1のTp(7c)=3,VP1のcell_se
nt_vp(7d)=1とする。
【0171】ステップ607において、VC1のセルが
初めて処理されたので、cell_sent_vc=1と
し、送信用テーブル書込制御部34を介して、コントロ
ールメモリ15のVCテーブル502に書き込み、VC
1のcell_sent_vc(78)=1とする。
【0172】続くステップ608で、送出時刻が算出さ
れる。図2に示す受信部130の受信コントローラ20
の制御の下に、受信用テーブル読出制御部25がコント
ロールメモリ15のVPテーブル503からピークレー
トTp=3および送出時刻Ts=1を読み出し、送出時刻
算出部24に送出する。送出時刻算出部24では、読み
出されたTp=3およびTs=1を受け、両者を加算し
て、加算結果を送出時刻Ts=4として受信コントローラ
20に出力する。そして、受信コントローラ20は受信
用テーブル書込制御部26を制御して、VPテーブル5
03にVP1のTs(7b)=4を書き込む。
【0173】送出時刻Tsが、VPテーブル503内
に、受信部130の制御により書き込まれると、ステッ
プ609において、送信コントローラ30は、CAM部
41に対して送出時刻Tsを書き込む動作を行う。送信
コントローラ30は、検索/書込読出モード切換部41
4に対してモード切換信号を送出して書込モードとし、
かつ、VC1に対応した書込アドレス=10をアドレス
デコーダ412を介してCAMアレイ部411に送出す
る。この状態で、送信コントローラ30は、送信用テー
ブル読出制御部33を動作させて、VPテーブル503
に格納された送出時刻Ts=4を次のATMセル送出時
刻として読み出した後、CAM部41にこの設定値Ts
=4を出力する。CAM部41では、セレクタ415に
おいて送出時刻Tが選択されて、VC1に対応するCA
Mアレイ部411(アドレス=10)に次送出時刻VC
1(75)=4として書込、記憶される。
【0174】このようにして、次送出時刻VC1(7
5)=4がCAMアレイ部411に記憶されると、図3
に示す送信コントローラ30は、セレクタ415を検索
/書込読出モード切換部414を介して、検索モードに
する。
【0175】続くステップ610において、CAM部4
1では、次のような動作により、送出時刻Tに送出され
るべきVCを決定する。図4に示すセレクタ415は、
検索/書込読出モード切換部414により、順次、イン
クリメントされるカウンタ40のカウンタ値(71)を
選択する検索モード状態におかれている。この状態で、
CAM部41内部において、各カウンタ値毎に、CAM
アレイ部411の内容(次送出時刻T)とカウンタ値が
比較され、一致するまでステップ610を繰り返す。
【0176】カウンタ値(71)=2の時、ステップ6
02でホスト12からのコマンドにより、VC10の送
出動作起動(73)が行われる。このときの動作は、カ
ウンタ値(71)=1にVC1の送出動作起動が行われ
たときと同じように行われる。
【0177】ステップ603において、VCテーブル5
02からアドレス=120で示されるVC10のVCテ
ーブル502からVPアドレス=2000,T0=6、c
ell_sent_vc=0(VC10のcell_sen
t_vc(7a))を読み出す。続いて、ステップ60
4でVPアドレス=2000で示されたVPテーブル5
03を参照し、Ts=0(VP2のTs(7e))、T
p=0(VP2のTp(7f))、およびcell_se
nt_vp=0(VP2のcell_sent_vp(7
g))が読み出される。
【0178】ステップ605でcell_sent_vp=0なの
で、ステップ606の処理が行われる。カウンタ40か
らカウンタ値(71)=2を読み出し、Ts=2とする。
また、Tp=6とし、VP2に属するVCのセルが初め
て送出されるのでcell_sent_vp=1とする。
そして、送信用テーブル書込制御部34を介して、コン
トロールメモリ15のVPテーブル503に書き込み、
VP2のTs(7e)=8,VP2のTp(7f)=6,
VP2のcell_sent_vp(7g)=1とする。
【0179】ステップ607において、VC10のセル
が初めて処理されたので、cell_sent_vc=1
とし、送信用テーブル書込制御部34を介して、コント
ロールメモリ15のVCテーブル502に書き込み、V
C10のcell_sent_vc(7a)=1とする。
【0180】ステップ608において、VC10の送出
時刻の計算が行われる。受信コントローラ20によって
VPテーブル503から読み出されたTs=2(VP2
のTs(7e))およびTp=6(VP2のTp(7
f))を送出時刻算出部24に送出し、送出時刻Ts=
8を得る。そして、受信用テーブル書込制御部26を制
御して、VPテーブル503にVP2のTs(7e)=
8を書き込む。
【0181】その後、ステップ609において、送信コ
ントローラ30は、CAM部41に対して、VC10に
対応するCAMアレイ部411(アドレス=30)に次
送出時刻VC10(77)=8を書き込む。そして、送
信コントローラ30は、セレクタ415を検索モード
に、カウンタ値(71)とCAMアレイ部411の内容
(次送出時刻T)を比較し、一致するまでステップ61
0を繰り返す。
【0182】カウンタ値(71)=4になると、ステッ
プ610において、カウンタ値(71)=4と次送出時
刻VC1(75)=4の一致が検出される。そして、ス
テップ611に、一致したCAMアレイ部411のアド
レス=10が送信コントローラ30に出力され、送信コ
ントローラ30はルックアップテーブル501のアドレ
ス=10に記憶されているVC1のVCテーブルアドレ
ス=100を読み出す。
【0183】送信コントローラ30は、ステップ603
に、読み出されたVC1のVCテーブルアドレス=10
0に示されるVCテーブル502からVPアドレス=1
000,T0=3,cell_sent_vc=1(VC1
のcell_sent_vc(78))を読み出す。そし
て、ステップ604にVPアドレス=1000で示され
るVPテーブル503から、Ts=4(VP1のTs(7
b)),Tp=3(VP1のTp(7c)),cell_
sent_vp=1(VP1のcell_sent_vp
(7d))を読み出す。
【0184】ステップ605において、cell_se
nt_vp=1であるので、続くステップ612でcel
l_sent_vcが判定される。その結果、cell_
sent_vc=1なので、ステップ613において、セ
ルの送出処理が行われる。
【0185】送信コントローラ30の制御の下に、VC
1を識別しているVPI=100,VCI=1のデータが
格納されているシステムメモリ11の領域からペイロー
ド部を読み出し、かつ、アドレス=100に示されてい
るVCテーブル502からセルヘッダを読み出し、セル
を形成し、送信FIFO31に格納する。格納された各
セルは送信PHYインタフェース32に送られ、PHY
デバイス14を介して、ATMセルとして送出される。
【0186】ステップ608において、VC1の送出時
刻の計算が行われる。受信コントローラ20によってV
Pテーブル503から読み出されたTs=4(VP1の
Ts(7b))およびTp=3(VP1のTp(7
c))を送出時刻算出部24に送出し、加算結果である
送出時刻Ts=7を得る。そして、受信用テーブル書込
制御部26を制御して、VPテーブル503にVP1の
Ts(7b)=7を書き込む。
【0187】その後、ステップ609において、送信コ
ントローラ30は、CAM部41に対して、VC1に対
応するCAMアレイ部411(アドレス=10)に次送
出時刻VC1(75)=7を書き込む。そして、送信コ
ントローラ30は、セレクタ415を検索モードに、カ
ウンタ値(71)とCAMアレイ部411の内容(次送
出時刻T)を比較し、一致するまでステップ610を繰
り返す。
【0188】カウンタ値(71)=5の時、ステップ6
02にホスト12からのコマンドにより、VC2の送出
動作起動(73)が行われる。
【0189】ステップ603において、VCテーブル5
02からアドレス=110で示されるVC10のVCテ
ーブルからVPアドレス=1000,T0=3、cell
_sent_vc=0(VC2のcell_sent_vc
(79))を読み出す。続いて、ステップ604でVP
アドレス=1000で示されたVPテーブル503を参
照し、Ts=7(VP1のTs(7b))、Tp=3(V
P1のTp(7c))、および、cell_sent_v
p=1(VP1のcell_sent_vp(7d))が
読み出される。
【0190】ステップ605でcell_sent_vp=1なの
で、VP2に属するセルが既に処理されていることにな
り、続くステップ612でcell_sent_vcが0
か否かが判定される。cell_sent_vc=0なの
で、VC2が初めて処理されたことを示す。
【0191】ステップ607において、VC2のセルが
初めて処理されたので、cell_sent_vc=1と
し、送信用テーブル書込制御部34を介してコントロー
ルメモリ15のVCテーブル502に書き込み、VC2
のcell_sent_vc(79)=1とする。
【0192】ステップ608において、VC2の送出時
刻の計算が行われる。受信コントローラ20によってV
Pテーブル503から読み出されたTs=7(VP1の
Ts(7b))およびTp=3(VP1のTp(7
b))を送出時刻算出部24に送出し、送出時刻Ts=
10を得る。そして、受信用テーブル書込制御部26を
制御して、VPテーブル503にVP1のTs(7b)
=10を書き込む。
【0193】その後、ステップ609において、送信コ
ントローラ30は、CAM部41に対して、VC2に対
応するCAMアレイ部411(アドレス=20)に次送
出時刻VC2(76)=10を書き込む。そして、送信
コントローラ30は、セレクタ415を検索モードに、
カウンタ値(71)とCAMアレイ部411の内容(次
送出時刻T)を比較し、一致するまでステップ610を
繰り返す。
【0194】カウンタ値(71)=7になると、ステッ
プS10において、カウンタ値(71)=7と次送出時
刻VC1(75)=7の一致が検出される。以後、カウ
ンタ値(71)=4でVC1が送出されたときと同じよ
うに処理される。一致したCAMアレイ部411のアド
レス=10が送信コントローラ30に出力され、送信コ
ントローラ30はステップ611にルックアップテーブ
ル501のアドレス=10に記憶されているVC1のV
Cテーブルアドレス=100を読み出す。
【0195】送信コントローラ30は、ステップ603
に、読み出されたVC1のVCテーブルアドレス=10
0に示されるVCテーブル502からVPアドレス=1
000,T0=3,cell_sent_vc=1(VC1
のcell_sent_vc(78))を読み出す。そし
て、ステップ604にVPアドレス=1000で示され
るVPテーブル503から、Ts=10(VP1のTs
(7b)),Tp=3(VP1のTp(7c)),ce
ll_sent_vp=1(VP1のcell_sent_
vp(7d))を読み出す。
【0196】ステップ605において、cell_se
nt_vp=1であるので、続くステップ612でcel
l_sent_vcが判定される。その結果、cell_
sent_vc=1なので、ステップ613において、セ
ルの送出処理が行われる。
【0197】送信コントローラ30の制御の下に、VC
1を識別しているVPI=100,VCI=1のデータが
格納されているシステムメモリ11の領域からペイロー
ド部を読み出し、かつ、アドレス=100に示されてい
るVCテーブル502からセルヘッダを読み出し、セル
を形成し、送信FIFO31に格納する。格納された各
セルは送信PHYインタフェース32に送られ、PHY
デバイス14を介して、ATMセルとして送出される。
【0198】ステップ608において、VC1の送出時
刻の計算が行われる。受信コントローラ20によってV
Pテーブル503から読み出されたTs=10(VP1
のTs(7b))およびTp=3(VP1のTp(7
c))を送出時刻算出部24に送出し、加算結果である
送出時刻Ts=13を得る。そして、受信用テーブル書
込制御部26を制御して、VPテーブル503にVP1
のTs(7b)=13を書き込む。
【0199】その後、ステップ609において、送信コ
ントローラ30は、CAM部41に対して、VC1に対
応するCAMアレイ部411(アドレス=10)に次送
出時刻VC1(75)=13を書き込む。そして、送信
コントローラ30は、セレクタ415を検索モードに、
カウンタ値(71)とCAMアレイ部411の内容(次
送出時刻T)を比較し、一致するまでステップ610を
繰り返す。
【0200】カウンタ値(71)=8になると、ステッ
プ610において、カウンタ値(71)=8と次送出時
刻VC10(77)=8の一致が検出される。以後、カ
ウンタ値(71)=4でVC1が送出されたときと同じ
ように処理される。一致したCAMアレイ部411のア
ドレス=30が送信コントローラ30に出力され、送信
コントローラ30はステップ611にルックアップテー
ブル501のアドレス=30に記憶されているVC10
のVCテーブルアドレス=120を読み出す。
【0201】送信コントローラ30は、ステップ603
に、読み出されたVC10のVCテーブルアドレス=1
20に示されるVCテーブル502からVPアドレス=
2000,T0=6,cell_sent_vc=1(VC
10のcell_sent_vc(7a))を読み出す。
そして、ステップ604にVPアドレス=2000で示
されるVPテーブル503から、Ts=8(VP2のTs
(7e)),Tp=6(VP2のTp(7f)),ce
ll_sent_vp=1(VP2のcell_sent_
vp(7g))を読み出す。
【0202】ステップ605において、cell_se
nt_vp=1であるので、続くステップ612でcel
l_sent_vcが判定される。その結果、cell_
sent_vc=1なので、ステップ613において、セ
ルの送出処理が行われる。
【0203】送信コントローラ30の制御の下に、VC
10を識別しているVPI=200,VCI=10のデー
タが格納されているシステムメモリ11の領域からペイ
ロード部を読み出し、かつ、アドレス=120に示され
ているVCテーブル502からセルヘッダを読み出し、
セルを形成し、送信FIFO31に格納する。格納され
た各セルは送信PHYインタフェース32に送られ、P
HYデバイス14を介して、ATMセルとして送出され
る。
【0204】ステップ608において、VC10の送出
時刻の計算が行われる。受信コントローラ20によって
VPテーブル503から読み出されたTs=8(VP2
のTs(7e))およびTp=6(VP2のTp(7
f))を送出時刻算出部24に送出し、加算結果である
送出時刻Ts=14を得る。そして、受信用テーブル書
込制御部26を制御して、VPテーブル503にVP2
のTs(7e)=14を書き込む。
【0205】その後、ステップ609において、送信コ
ントローラ30は、CAM部41に対して、VC10に
対応するCAMアレイ部411(アドレス=30)に次
送出時刻VC10(77)=14を書き込む。そして、
送信コントローラ30は、セレクタ415を検索モード
に、カウンタ値(71)とCAMアレイ部411の内容
(次送出時刻T)を比較し、一致するまでステップ61
0を繰り返す。
【0206】カウンタ値(71)=9の時、ステップ6
17で受信されたセルは、ステップ614において、R
Mセル検出部22でVC1のRMセル受信(73)が確
認される。続いて、ステップ615において、輻輳等に
よるピークレートTpの変更が指示されているか否か
が、受信コントローラ20で判定される。ピークレート
Tpの変更がない限り、ステップ617のセル受信が再
開され、ステップ614およびステップ617は繰り返
されるが、VC1のRMセルにはレート変更の指示がさ
れているので、ステップ616において受信コントロー
ラ20は受信用テーブル書込制御部26を介してコント
ロールメモリ15に格納されたVPテーブル503のV
P1のTp(7c)を、受信したピークレートTp=2
に更新する。
【0207】カウンタ値(71)=10になると、ステ
ップ610において、カウンタ値(71)=10と次送
出時刻VC2(75)=10の一致が検出される。以
後、カウンタ値(71)=4でVC1が送出されたとき
と同じように処理される。一致したCAMアレイ部41
1のアドレス=20が送信コントローラ30に出力さ
れ、送信コントローラ30はステップ611にルックア
ップテーブル501のアドレス=20に記憶されている
VC2のVCテーブルアドレス=110を読み出す。
【0208】送信コントローラ30は、ステップ603
に、読み出されたVC2のVCテーブルアドレス=11
0に示されるVCテーブル502からVPアドレス=1
000,T0=3,cell_sent_vc=1(VC2
のcell_sent_vc(79))を読み出す。そし
て、ステップ604にVPアドレス=1000で示され
るVPテーブル503から、Ts=13(VP1のTs
(7b)),Tp=2(VP1のTp(7c)),ce
ll_sent_vp=1(VP1のcell_sent_
vp(7d))を読み出す。
【0209】ステップ605において、cell_se
nt_vp=1であるので、続くステップ612でcel
l_sent_vcが判定される。その結果、cell_
sent_vc=1なので、ステップ613において、セ
ルの送出処理が行われる。
【0210】送信コントローラ30の制御の下に、VC
2を識別しているVPI=100,VCI=2のデータが
格納されているシステムメモリ11の領域からペイロー
ド部を読み出し、かつ、アドレス=110に示されてい
るVCテーブル502からセルヘッダを読み出し、セル
を形成し、送信FIFO31に格納する。格納された各
セルは送信PHYインタフェース32に送られ、PHY
デバイス14を介して、ATMセルとして送出される。
【0211】ステップ608において、VC2の送出時
刻の計算が行われる。受信コントローラ20によってV
Pテーブル503から読み出されたTs=13(VP1
のTs(7b))およびTp=2(VP1のTp(7
c))を送出時刻算出部24に送出し、加算結果である
送出時刻Ts=15を得る。そして、受信用テーブル書
込制御部26を制御して、VPテーブル503にVP1
のTs(7b)=15を書き込む。
【0212】その後、ステップ609において、送信コ
ントローラ30は、CAM部41に対して、VC2に対
応するCAMアレイ部411(アドレス=20)に次送
出時刻VC1(75)=15を書き込む。そして、送信
コントローラ30は、セレクタ415を検索モードに、
カウンタ値(71)とCAMアレイ部411の内容(次
送出時刻T)を比較し、一致するまでステップ610を
繰り返す。
【0213】カウンタ値(71)=13になると、ステ
ップ610において、カウンタ値(71)=13と次送
出時刻VC1(75)=13の一致が検出される。以
後、カウンタ値(71)=4でVC1が送出されたとき
と同じように処理される。一致したCAMアレイ部41
1のアドレス=10が送信コントローラ30に出力さ
れ、送信コントローラ30はステップ611にルックア
ップテーブル501のアドレス=10に記憶されている
VC1のVCテーブルアドレス=100を読み出す。
【0214】送信コントローラ30は、ステップ603
に、読み出されたVC1のVCテーブルアドレス=10
0に示されるVCテーブル502からVPアドレス=1
000,T0=3,cell_sent_vc=1(VC1
のcell_sent_vc(78))を読み出す。そし
て、ステップ604に、VPアドレス=1000で示さ
れるVPテーブル503から、Ts=15(VP1のTs
(7b)),Tp=2(VP1のTp(7c)),ce
ll_sent_vp=1(VP1のcell_sent_
vp(7d))を読み出す。
【0215】ステップ605において、cell_se
nt_vp=1であるので、続くステップ612でcel
l_sent_vcが判定される。その結果、cell_
sent_vc=1なので、ステップ613において、セ
ルの送出処理が行われる。
【0216】送信コントローラ30の制御の下に、VC
1を識別しているVPI=100,VCI=1のデータが
格納されているシステムメモリ11の領域からペイロー
ド部を読み出し、かつ、アドレス=100に示されてい
るVCテーブル502からセルヘッダを読み出し、セル
を形成し、送信FIFO31に格納する。格納された各
セルは送信PHYインタフェース32に送られ、PHY
デバイス14を介して、ATMセルとして送出される。
【0217】ステップ608において、VC1の送出時
刻の計算が行われる。受信コントローラ20によってV
Pテーブル503から読み出されたTs=15(VP1
のTs(7b))およびTp=2(VP1のTp(7
c))を送出時刻算出部24に送出し、加算結果である
送出時刻Ts=17を得る。そして、受信用テーブル書
込制御部26を制御して、VPテーブル503にVP1
のTs(7b)=17を書き込む。
【0218】その後、ステップ609において、送信コ
ントローラ30は、CAM部41に対して、VC1に対
応するCAMアレイ部411(アドレス=10)に次送
出時刻VC1(75)=17を書き込む。そして、送信
コントローラ30は、セレクタ415を検索モードに、
カウンタ値(71)とCAMアレイ部411の内容(次
送出時刻T)を比較し、一致するまでステップ610を
繰り返す。
【0219】カウンタ値(71)=14になると、ステ
ップ610において、カウンタ値(71)=14と次送
出時刻VC10(77)=14の一致が検出される。以
後、カウンタ値(71)=4でVC1が送出されたとき
と同じように処理される。一致したCAMアレイ部41
1のアドレス=30が送信コントローラ30に出力さ
れ、送信コントローラ30はステップ611に、ルック
アップテーブル501のアドレス=30に記憶されてい
るVC10のVCテーブルアドレス=120を読み出
す。
【0220】送信コントローラ30は、ステップ603
に、読み出されたVC10のVCテーブルアドレス=1
20に示されるVCテーブル502からVPアドレス=
2000,T0=6,cell_sent_vc=1(VC
10のcell_sent_vc(7a))を読み出
す)。そして、ステップ604に、VPアドレス=20
00で示されるVPテーブル503から、Ts=14(V
P2のTs(7e)),Tp=6(VP2のTp(7
f)),cell_sent_vp=1(VP2のcel
l_sent_vp(7g))を読み出す。
【0221】ステップ605において、cell_se
nt_vp=1であるので、続くステップ612でcel
l_sent_vcが判定される。その結果、cell_
sent_vc=1なので、ステップ613において、セ
ルの送出処理が行われる。
【0222】送信コントローラ30の制御の下に、VC
10を識別しているVPI=200,VCI=10のデー
タが格納されているシステムメモリ11の領域からペイ
ロード部を読み出し、かつ、アドレス=120に示され
ているVCテーブル502からセルヘッダを読み出し、
セルを形成し、送信FIFO31に格納する。格納され
た各セルは送信PHYインタフェース32に送られ、P
HYデバイス14を介して、ATMセルとして送出され
る。
【0223】ステップ608において、VC10の送出
時刻の計算が行われる。受信コントローラ20によって
VPテーブル503から読み出されたTs=14(VP
2のTs(7e))およびTp=6(VP2のTp(7
f))を送出時刻算出部24に送出し、加算結果である
送出時刻Ts=20を得る。そして、受信用テーブル書
込制御部26を制御して、VPテーブル503にVP2
のTs(7e)=20を書き込む。
【0224】その後、ステップ609において、送信コ
ントローラ30は、CAM部41に対して、VC10に
対応するCAMアレイ部411(アドレス=30)に次
送出時刻VC10(77)=20を書き込む。そして、
送信コントローラ30は、セレクタ415を検索モード
に、カウンタ値(71)とCAMアレイ部411の内容
(次送出時刻T)を比較し、一致するまでステップ61
0を繰り返す。
【0225】カウンタ値(71)=15になると、ステ
ップ610において、カウンタ値(71)=15と次送
出時刻VC2(75)=15の一致が検出される。以
後、カウンタ値(71)=4でVC1が送出されたとき
と同じように処理される。一致したCAMアレイ部41
1のアドレス=20が送信コントローラ30に出力さ
れ、送信コントローラ30はステップ611にルックア
ップテーブル501のアドレス=20に記憶されている
VC2のVCテーブルアドレス=110を読み出す。
【0226】送信コントローラ30は、ステップ603
に、読み出されたVC2のVCテーブルアドレス=11
0に示されるVCテーブル502からVPアドレス=1
000,T0=3,cell_sent_vc=1(VC2
のcell_sent_vc(79))を読み出す。そし
て、ステップ604に、VPアドレス=1000で示さ
れるVPテーブル503から、Ts=15(VP1のTs
(7b)),Tp=2(VP1のTp(7c)),ce
ll_sent_vp=1(VP1のcell_sent_
vp(7d))を読み出す。
【0227】ステップ605において、cell_se
nt_vp=1であるので、続くステップ612でcel
l_sent_vcが判定される。その結果、cell_
sent_vc=1なので、ステップ613において、セ
ルの送出処理が行われる。
【0228】送信コントローラ30の制御の下に、VC
2を識別しているVPI=100,VCI=2のデータが
格納されているシステムメモリ11の領域からペイロー
ド部を読み出し、かつ、アドレス=110に示されてい
るVCテーブル502からセルヘッダを読み出し、セル
を形成し、送信FIFO31に格納する。格納された各
セルは送信PHYインタフェース32に送られ、PHY
デバイス14を介して、ATMセルとして送出される。
【0229】ステップ608において、VC2の送出時
刻の計算が行われる。受信コントローラ20によってV
Pテーブル503から読み出されたTs=15(VP1
のTs(7b))およびTp=2(VP1のTp(7
c))を送出時刻算出部24に送出し、加算結果である
送出時刻Ts=17を得る。そして、受信用テーブル書
込制御部26を制御して、VPテーブル503にVP1
のTs(7b)=17を書き込む。
【0230】その後、ステップ609において、送信コ
ントローラ30は、CAM部41に対して、VC2に対
応するCAMアレイ部411(アドレス=20)に次送
出時刻VC1(75)=17を書き込む。そして、送信
コントローラ30は、セレクタ415を検索モードに、
カウンタ値(71)とCAMアレイ部411の内容(次
送出時刻T)を比較し、一致するまでステップ610を
繰り返す。
【0231】カウンタ値(71)=17になると、ステ
ップ610において、カウンタ値(71)=17と次送
出時刻VC1(75)=17の一致が検出される。以
後、カウンタ値(71)=4でVC1が送出されたとき
と同じように処理される。一致したCAMアレイ部41
1のアドレス=10が送信コントローラ30に出力さ
れ、送信コントローラ30はステップ611に、ルック
アップテーブル501のアドレス=10に記憶されてい
るVC1のVCテーブルアドレス=100を読み出す。
【0232】送信コントローラ30は、ステップ603
に、読み出されたVC1のVCテーブルアドレス=10
0に示されるVCテーブル502からVPアドレス=1
000,T0=3,cell_sent_vc=1(VC1
のcell_sent_vc(78))を読み出す。そし
て、ステップ604に、VPアドレス=1000で示さ
れるVPテーブル503から、Ts=17(VP1のTs
(7b)),Tp=2(VP1のTp(7c)),ce
ll_sent_vp=1(VP1のcell_sent_
vp(7d))を読み出す。
【0233】ステップ605において、cell_se
nt_vp=1であるので、続くステップ612でcel
l_sent_vcが判定される。その結果、cell_
sent_vc=1なので、ステップ613において、セ
ルの送出処理が行われる。
【0234】送信コントローラ30の制御の下に、VC
1を識別しているVPI=100,VCI=1のデータが
格納されているシステムメモリ11の領域からペイロー
ド部を読み出し、かつ、アドレス=100に示されてい
るVCテーブル502からセルヘッダを読み出し、セル
を形成し、送信FIFO31に格納する。格納された各
セルは送信PHYインタフェース32に送られ、PHY
デバイス14を介して、ATMセルとして送出される。
【0235】ステップ608において、VC1の送出時
刻の計算が行われる。受信コントローラ20によってV
Pテーブル503から読み出されたTs=17(VP1
のTs(7b))およびTp=2(VP1のTp(7
c))を送出時刻算出部24に送出し、加算結果である
送出時刻Ts=19を得る。そして、受信用テーブル書
込制御部26を制御して、VPテーブル503にVP1
のTs(7b)=19を書き込む。
【0236】その後、ステップ609において、送信コ
ントローラ30は、CAM部41に対して、VC1に対
応するCAMアレイ部411(アドレス=10)に次送
出時刻VC1(75)=19を書き込む。そして、送信
コントローラ30は、セレクタ415を検索モードに、
カウンタ値(71)とCAMアレイ部411の内容(次
送出時刻T)を比較し、一致するまでステップ610を
繰り返す。
【0237】カウンタ値(71)=19になると、ステ
ップ610において、カウンタ値(71)=19と次送
出時刻VC2(75)=19の一致が検出される。以
後、カウンタ値(71)=4でVC1が送出されたとき
と同じように処理される。一致したCAMアレイ部41
1のアドレス=20が送信コントローラ30に出力さ
れ、送信コントローラ30はステップ611にルックア
ップテーブル501のアドレス=20に記憶されている
VC2のVCテーブルアドレス=110を読み出す。
【0238】送信コントローラ30は、ステップ603
に、読み出されたVC2のVCテーブルアドレス=11
0に示されるVCテーブル502からVPアドレス=1
000,T0=3,cell_sent_vc=1(VC2
のcell_sent_vc(79))を読み出す。そし
て、ステップ604に、VPアドレス=1000で示さ
れるVPテーブル503から、Ts=21(VP1のTs
(7b)),Tp=2(VP1のTp(7c)),ce
ll_sent_vp=1(VP1のcell_sent_
vp(7d))を読み出す。
【0239】ステップ605において、cell_se
nt_vp=1であるので、続くステップ612でcel
l_sent_vcが判定される。その結果、cell_
sent_vc=1なので、ステップ613において、セ
ルの送出処理が行われる。
【0240】送信コントローラ30の制御の下に、VC
2を識別しているVPI=100,VCI=2のデータが
格納されているシステムメモリ11の領域からペイロー
ド部を読み出し、かつ、アドレス=110に示されてい
るVCテーブル502からセルヘッダを読み出し、セル
を形成し、送信FIFO31に格納する。格納された各
セルは送信PHYインタフェース32に送られ、PHY
デバイス14を介して、ATMセルとして送出される。
【0241】ステップ608において、VC2の送出時
刻の計算が行われる。受信コントローラ20によってV
Pテーブル503から読み出されたTs=21(VP1
のTs(7b))およびTp=2(VP1のTp(7
c))を送出時刻算出部24に送出し、加算結果である
送出時刻Ts=17を得る。そして、受信用テーブル書
込制御部26を制御して、VPテーブル503にVP1
のTs(7b)=23を書き込む。
【0242】その後、ステップ609において、送信コ
ントローラ30は、CAM部41に対して、VC2に対
応するCAMアレイ部411(アドレス=20)に次送
出時刻VC1(75)=23を書き込む。そして、送信
コントローラ30は、セレクタ415を検索モードに、
カウンタ値(71)とCAMアレイ部411の内容(次
送出時刻T)を比較し、一致するまでステップ610を
繰り返す。
【0243】カウンタ値(71)=20になると、ステ
ップ610において、カウンタ値(71)=20と次送
出時刻VC10(77)=20の一致が検出される。以
後、カウンタ値(71)=4でVC1が送出されたとき
と同じように処理される。一致したCAMアレイ部41
1のアドレス=30が送信コントローラ30に出力さ
れ、送信コントローラ30はステップ611に、ルック
アップテーブル501のアドレス=30に記憶されてい
るVC10のVCテーブルアドレス=120を読み出
す。
【0244】送信コントローラ30は、ステップ603
に、読み出されたVC10のVCテーブルアドレス=1
20に示されるVCテーブル502からVPアドレス=
2000,T0=6,cell_sent_vc=1(VC
10のcell_sent_vc(7a))を読み出す。
そして、ステップ604に、VPアドレス=2000で
示されるVPテーブル503から、Ts=20(VP2の
Ts(7e)),Tp=6(VP2のTp(7f)),
cell_sent_vp=1(VP2のcell_sen
t_vp(7g))を読み出す。
【0245】ステップ605において、cell_se
nt_vp=1であるので、続くステップ612でcel
l_sent_vcが判定される。その結果、cell_
sent_vc=1なので、ステップ613において、セ
ルの送出処理が行われる。
【0246】送信コントローラ30の制御の下に、VC
10を識別しているVPI=200,VCI=10のデー
タが格納されているシステムメモリ11の領域からペイ
ロード部を読み出し、かつ、アドレス=120に示され
ているVCテーブル502からセルヘッダを読み出し、
セルを形成し、送信FIFO31に格納する。格納され
た各セルは送信PHYインタフェース32に送られ、P
HYデバイス14を介して、ATMセルとして送出され
る。
【0247】ステップ608において、VC10の送出
時刻の計算が行われる。受信コントローラ20によって
VPテーブル503から読み出されたTs=20(VP
2のTs(7e))およびTp=6(VP2のTp(7
f))を送出時刻算出部24に送出し、加算結果である
送出時刻Ts=26を得る。そして、受信用テーブル書
込制御部26を制御して、VPテーブル503にVP2
のTs(7e)=26を書き込む。
【0248】その後、ステップ609において、送信コ
ントローラ30は、CAM部41に対して、VC10に
対応するCAMアレイ部411(アドレス=30)に次
送出時刻VC10(77)=26を書き込む。そして、
送信コントローラ30は、セレクタ415を検索モード
に、カウンタ値(71)とCAMアレイ部411の内容
(次送出時刻T)を比較し、一致するまでステップ61
0を繰り返す。
【0249】図7に示されている送出セル(74)の間
隔をVP1に属しているVC単位で示したものがTvp
10,Tvp11,Tvp12,Tvp13,Tvp1
4,Tvp15で、VP2に属しているVC単位で示し
たものが、Tvp20,Tvp21である。カウンタ値
(71)=9でVC1のRMセル受信(73)を行うま
では、VP1の間隔は、Tvp10=3,Tvp11=
3,Tvp12=3であり、受信後はTvp13=2,T
vp14=2,Tvp15=2となっている。また、VP
2の間隔は、Tvp20=6,Tvp21=6となってい
る。これは、VPごとに間隔、即ち送信レートが制御さ
れていることを示している。
【0250】上に述べた実施形態では、ABR方式に適
用した場合についてのみ説明したが、本発明はCBR方
式にも適用できることは言うまでもない。
【0251】本発明の他の実施形態の構成を図1,図8
〜11を用いて説明する。図1に示されたATM通信制
御装置はシステムバス10を備え、このシステムバス1
0には送受信データを格納するためのシステムメモリ1
1、当該システムを制御するホスト(CPU)12、A
TMネットワーク16との間で送受信動作を行う送受信
制御部13が接続されている。この送受信制御部13と
ATMネットワーク16との間には物理層の機能を有す
るPHYデバイス14が設けられており、送受信制御で
必要となる各種制御データおよびテーブルを格納するコ
ントロールメモリ15が接続されている。また、図示さ
れた送受信制御部13は、L60Iチップによって構成
することができる。
【0252】具体的に説明すると、送受信制御部13
は、PHYデバイスに接続された受信部130と送信部
131を有すると共に、ホストインターフェース/DM
Aコントローラ132、シーケンサ133、およびコン
トロールメモリインターフェース134を備えている。
ホストインターフェース/DMAコントローラ132は
送受信制御部13内に設けられた各種設定レジスタ読出
/書込を行うと共に、システムメモリ11に対する送受
信データの読出/書込動作を制御する。シーケンサ13
3はホスト12からのコマンドによってホストインター
フェース/DMAコントローラ132、およびコントロ
ールメモリインタフェース134を制御する。
【0253】受信部130と送信部131はホストイン
タフェース/DMAコントローラ132とコントロール
メモリインタフェース134に接続され、これらを介し
て送受信データを送受する。
【0254】図8を参照すると、図1に示された受信部
130は、ホストインタフェース/DMAコントローラ
132を介して与えられるコマンドに従って、受信部1
30内の各ブロックをシーケンシャルに制御する受信コ
ントローラ80を備えている。
【0255】また、受信部130は、受信FIFO(Fir
st In First Out memory)83、受信PHYインタフェ
ース81、RM(Resource Management)セル検出部8
2、および送出時刻算出部84を備えると共に、受信用
テーブル読出制御部85、受信用テーブル書込制御部8
6とを有している。また、これら受信用テーブル読出制
御部85、受信用テーブル書込制御部86はコントロー
ルメモリインタフェース134に接続されている。
【0256】このうち、受信PHYインタフェース81
はPHYデバイス14(図1)から与えられる53バイ
トのATMセルを受信し、5バイトのヘッダ部と48バ
イトのペイロード部に分離し、ヘッダ部をRMセル検出
部82に送出する。RMセル検出部82はヘッダ部のフ
ォーマットからヘッダ部がRMセルか否かを検出し、R
Mセルであることが検出されると、そのペイロード部を
送出時刻算出部84に出力する。他方、ヘッダ部がRM
セルでないことが検出されると、受信PHYインタフェ
ース81にあるセルのペイロード部を受信コントローラ
80を介して、受信FIFO83に順次、格納し、格納
されたペイロード部はDMA動作によって、システムメ
モリ11(図1)に転送される。
【0257】RMセル検出部82によってRMセルが検
出されると、ペイロード部は送出時刻算出部84に転送
され、RMセル内のペイロード部に示されたレート制御
情報を参照して、ATMセルを送出すべきレート、言い
換えると、セルの送出間隔を算出する。また、送出時刻
算出部84は、RMセル受信時の送出間隔算出処理以外
には、次送出時刻を算出する。
【0258】算出されたセルの送信間隔は受信コントロ
ーラ80の制御によって、受信用テーブル書込制御部8
6およびコントロールメモリ15(図1)のテーブルに
書き込まれる。
【0259】一方、受信動作の際に必要なデータ等は、
コントロールメモリ15(図1)から受信用テーブル読
出制御部85を介して受信コントローラ80に供給され
る。
【0260】図1に示された送信部131の構成の詳細
を説明する。図9に示されているように、送信部131
も、受信部130と同様に、ホストインタフェース/D
MAコントローラ132およびコントロールインタフェ
ース134と接続されており、ATMセルをPHYデバ
イス14に送信する機能を有している。
【0261】より具体的に述べると、図示された送信部
131はホストインタフェース/DMAコントローラ1
32に接続された送信コントローラ90も備え、この送
信コントローラ90により、送信部131の各部は後述
するように制御される。また送信部131には、送信F
IFO91、および送信PHYインタフェース92とが
備えられている。
【0262】送信コントローラ90の制御の下に、シス
テムメモリ11(図1)からDMAにより転送されたデ
ータによって構成されるセルペイロード部と、コントロ
ールメモリ15(図1)からのデータによって構成され
るセルヘッダとによりセルが形成され、各セルは送信F
IFO91に、順次、かつ一時的に格納される。送信F
IFO91に格納された各セルは、送信コントローラ9
0の制御により、送信PHYインタフェース92に送ら
れ、PHYデバイス14に53バイトのATMセルとし
て順次送出される。この場合、RMセルも他のATMセ
ルと同様に、送信PHYインタフェース92から送り出
される。したがって、これら送信FIFO91および送
信PHYインタフェース92は、ATMセル送信手段と
して動作している。
【0263】送信コントローラ90は、送信用テーブル
読出制御部93、および送信用テーブル書込制御部94
とを介してコントロールメモリインタフェース134に
接続されている。これら送信用テーブル読出制御部93
および送信用テーブル書込制御部94は、送信コントロ
ーラ90の制御の下に、コントロールメモリ15のテー
ブルに対して、データの読出、書込を行う。また、各V
Pに属する初めてのVCが送出動作起動されたときに
は、カウンタ100からカウンタ値を読み込む。
【0264】送信部131は、さらに、カウンタ100
およびCAM部(ContentAddressabl
e Memory)、即ち、連想メモリ部101を備
え、これらカウンタ100およびCAM部101は送信
コントローラ90に接続され、VCの送信タイミングを
各VCのピークレート値に応じて変化させるための動作
を行う。
【0265】図10には、図9に示されたCAM部10
1の具体的な構成がカウンタ100と共に示されてい
る。図10に示すようにCAM部101は、複数のセル
アレイを備えたCAMアレイ部1011、アドレスデコ
ーダ1012、プライオリティエンコーダ1013、検
索/書込読出モード切替部1014、およびセレクタ1
015とによって構成されている。CAM部101は、
CAMアレイ部1011内に記憶されたデータと検索パ
ターンとして入力されるデータが一致した場合、記憶さ
れたデータのあるアドレスを出力する。
【0266】このことを利用して、CAMアレイ部10
11のセルアレイに、次に出力すべきVCの時刻値
(T)を書き込んでおき、この時刻値がカウンタ100
で指示された値と一致した時、この時刻値が記憶されて
いるアドレスを、コントロールメモリ15内のルックア
ップテーブル1101(図11)のアドレスとして出力
する。
【0267】ここで図11に示されたテーブルの説明を
行う。コントロールメモリ15には、図11に示すよう
な構成を有するルックアップテーブル1101、VCテ
ーブル1102およびVPテーブル1103が格納され
ている。ルックアップテーブル1101は、各VPに属
するVCの中で次に処理するVCのVCテーブルのアド
レスが各VP単位に記憶されている。
【0268】VCテーブル1102は各VC単位に、自
分が属しているVPのデータが記憶されているVPテー
ブルを指し示すVPテーブルアドレス、VCが初めて送
出されるときのレートT0、このVCのセルが処理され
たかを示すcell_sent_vcフラグ、同じVPに
属している自分の前後のVCのVCテーブルアドレスを
示す次VCアドレス/前VCアドレス、セルヘッダ部、
および、RMセルペイロード部が記憶されている。セル
ヘッダ部の中には、このセルがどのVP/VCに属する
かの識別子であるVPI/VCIが含まれている。
【0269】VPテーブル1103は、各VP単位に、
ピークレート(Tp)、送出時刻(Ts)、各VPに属
するVCのセルが処理されたか示すcell_sent_
vpフラグ、各VPに属する最後のVCのVCテーブル
アドレスを示すラストVCアドレスが記憶されている。
【0270】図10のCAMアレイ部1011から出力
されたアドレスが、図11のルックアップテーブル11
01のアドレスとなり、ルックアップテーブル1101
からVC単位で設定されたVCテーブル1102のアド
レスが出力され、各VCのデータが参照される。そし
て、VCテーブル1102のVPアドレスにより、VC
が属しているVPのデータが記憶されているVPテーブ
ル1103が参照される。
【0271】即ち、図10のCAMアレイ部1011に
設定された次送出時刻が記憶されているアドレスが送出
すべきセルのVCを示しており、かつ、そのVCが属し
ているVPも示していることになる。つまり、カウンタ
値と一致したCAMアレイ部1011のアドレスが送出
VC/VPを指し示すことになる。
【0272】具体的に述べると、上記した動作を行うた
めに、送信コントローラ90からは、CAMアレイ部1
011を検索モードにするか書込読出モードにするかを
あらわすモード切替信号が検索/書込読出モード切替部
1014に与えられる。モード切替信号を受けると、検
索/書込読出モード切替部1014はセレクタ1015
に選択信号を送出し、検索モードの際には、カウンタ1
00からのカウンタ値を選択し、書込モードの際には、
送信コントローラ90からの出力、即ち、次のVCの送
出タイミングをあらわす時刻値Tを選択する。
【0273】また、CAM部101のアドレスデコーダ
1012には、VCに対応した書込アドレスまたは読出
アドレスが送信コントローラ90から供給される。書込
モードでは、書込アドレスで指定されたセルアレイに、
次のVCの送出タイミングをあらわす時刻値が書き込ま
れる。他方、検索モードでは、カウンタ100のカウン
タ値とセルアレイの時刻値とが比較され、一致したセル
アレイのアドレスが出力される。
【0274】上記した構成では、複数のセルアレイにお
いて、カウンタ値と次の時刻値との一致が同時に検出さ
れることがある。このことを考慮してプライオリティエ
ンコーダ1013を設け、優先度の高いVCをあらわす
番号から順次、送出されるように構成されている。
【0275】本実施形態の動作を、図12で全体の流れ
を示し、図13で、図12の流れと図8〜11に示され
た回路動作を示したタイミングチャートを用いて説明す
る。例として、3つのVCに属するATMセルを送出する
こととし、そのVCをそれぞれVC1,VC2,VC1
0とする。また、これら3つのVCは2つのVPに属し
ており、VC1,VC2はVP1に、VC10はVP2
に属している。
【0276】図12は、本実施形態におけるレート制御
動作をフローチャートで示したものである。ここで、図
1、図8〜図11で示した構成が、このフローチャート
のどのステップにおいて動作するかをステップごとに示
す。
【0277】ステップ701において動作するものは、
ホスト12、シーケンサ133、ホストインタフェース
/DMAコントローラ132、コントロールメモリイン
タフェース134、送信コントローラ90、CAM部1
01、カウンタ部100、VCテーブル1102、VP
テーブル1103である。
【0278】ステップ702において動作するものは、
ホスト12、シーケンサ133、ホストインタフェース
/DMAコントローラ132、送信部131である。
【0279】ステップ703において動作するものは、
送信コントローラ90、送信用テーブル読出制御部9
3、コントロールメモリインタフェース134、VCテ
ーブル1102である。
【0280】ステップ704において動作するものは、
送信コントローラ90、送信用テーブル読出制御部9
3、コントロールメモリインタフェース134、VPテ
ーブル1103である。
【0281】ステップ705において動作するものは、
送信コントローラ90である。
【0282】ステップ706において動作するものは、
送信コントローラ90、カウンタ部100、送信用テー
ブル書込制御部94、コントロールメモリインタフェー
ス134、VPテーブル1103、VCテーブル110
2である。
【0283】ステップ707において動作するものは、
送信コントローラ90、送信用テーブル書込制御部9
4、コントロールメモリインタフェース134、ルック
アップテーブル1101である。
【0284】ステッ708において動作するものは、送
信コントローラ90、受信コントローラ80、受信用テ
ーブル読出制御部85、受信用テーブル書込制御部8
6、コントロールメモリインタフェース134、VPテ
ーブル1103、送出時刻算出部84である。
【0285】ステップ709において動作するものは、
送信コントローラ90、送信用テーブル読出制御部9
3、コントロールメモリインタフェース134、VPテ
ーブル1103、検索/書込読出モード切替部101
4、セレクタ1015、アドレスデコーダ1012、C
AMアレイ部1011である。
【0286】ステップ710において動作するものは、
セレクタ1015、カウンタ100、CAMアレイ部1
011、プライオリティエンコーダ1013である。
【0287】ステップ711において動作するものは、
送信コントローラ90、送信用テーブル読出制御部9
3、コントロールメモリインタフェース134、ルック
アップテーブル1101である。
【0288】ステップ712において動作するものは、
送信コントローラ90である。
【0289】ステップ713において動作するものは、
送信コントローラ90、送信用テーブル読出制御部9
3、送信FIFO151、送信PHYインタフェース1
52、コントロールメモリインタフェース134、VC
テーブル1102、ホストインタフェース/DMAコント
ローラ132、システムメモリ11、PHYデバイス1
4である。
【0290】ステップ714において動作するものは、
送信コントローラ90、送信用テーブル読出制御部9
3、送信用テーブル書込制御部94、VCテーブル11
02、VCテーブル1103である。
【0291】ステップ715において動作するものは、
送信コントローラ90、送信用テーブル書込制御部9
4、VPテーブル1103である。
【0292】ステップ716において動作するものは、
送信コントローラ90、送信用テーブル書込制御部9
4、VCテーブル1102である。
【0293】ステップ717において動作するものは、
受信コントローラ80である。
【0294】ステップ718において動作するものは、
送出時刻算出部84、受信コントローラ80、受信用テ
ーブル書込制御部86、コントロールメモリインタフェ
ース134、VPテーブル1103である。
【0295】ステップ719において動作するものは、
PHYデバイス14、受信PHYインタフェース81で
ある。
【0296】ステップ720において動作するものは、
RMセル検出部82、受信コントローラ80、受信PH
Yインタフェース81、受信FIFO83、ホストイン
タフェース/DMAコントローラ132、システムメモリ
11である。
【0297】図13はATMセル送出動作の具体的数値
例を示している。カウンタ値(13a)は、カウンタ1
00(図10)がカウントする値である。図13はこの
カウンタ値(13a)の変化に応じて、各VCが送出さ
れるタイミング、各信号のタイミング、およびコントロ
ールメモリ15(図11)の各テーブル設定値の変化を
タイミングチャートで示したものである。送出動作起動
(13b)は、送出動作を開始しようとする起動信号で
あり、送出を行うVCが記されている。RMセル受信(1
3C)はRMセルを受信したときのVCを示している。
送出セル(13d)は、実際に送出されたVCを示して
いる。
【0298】次送出時刻VP1(13e)、次送出時刻
VP2(13f)はCAMアレイ部1011に記憶され
ている内容を示しており、VP1,VP2に属するセル
の次送出時刻である。VP1のVCテーブルアドレス
(13g)、VP2のVCテーブルアドレス(13h)
は、ルックアップテーブル1101に記憶されてるVP
1,VP2に属するVCの中で次に処理するVCのVC
テーブル1102のアドレスである。VP1のTs(1
3i)、VP1のTp(13j)、VP1のcell_
sent_vp(13k)、VP1のラストVCアドレス
(13l),VP2のTs(13m)、VP2のTp
(13n)、VP2のcell_sent_vp(13
o)、VP2のラストVCアドレス(13p)は、VPテ
ーブル1103のTs、Tp、cell_sent_v
p、ラストセルVCをVPごとに示している。VC1の
前VCアドレス(13q)、VC1の次VCアドレス
(13r)、VC1のcell_sent_vc(13
s)、VC2の前VCアドレス(13t)、VC2の次
VCアドレス(13u)、VC2のcell_sent_
vc(13v)、VC10の前VCアドレス(13
w)、VC10の次VCアドレス(13x)、VC10
のcell_sent_vc(13y)は、VCテーブル
1102の前VCアドレス、次VCアドレス、cell
_sent_vcをVCごとに示している。
【0299】続いて、カウンタ値(13a)の変化に沿
って、ATMセル送出動作の説明を行う。
【0300】セルの送出を開始する前に、ステップ70
1において、ホスト12により、各テーブルの110
1,1102,1103の初期設定を行う。
【0301】VCテーブル1102のアドレス=100
にはVC1に関する設定を行い、VPI=100,VC
I=1,VPアドレス=1000,T0=3,VC1の
前VCアドレス(13q)=0,VC1の先VCアドレ
ス(13r)=0,VC1のcell_sent_vc
(13s)=0、を設定する。アドレス=110にはV
C2に関する設定を行い、VPI=100,VCI=
2,VPアドレス=1000,T0=3,VC2の前V
Cアドレス(13t)=0,VC2の先VCアドレス
(13u)=0,VC2のcell_sent_vc(1
3v)=0を設定する。アドレス=120にはVC10
に関する設定を行い、VPI=200,VCI=10,
VPアドレス=2000,T0=6,VC10の前VC
アドレス(13w)=0,VC10の先VCアドレス
(13x)=0,VC10のcell_sent_vc
(13y)=0を設定する。
【0302】VPテーブル1103のアドレス=100
0には、VP1に関する設定が行われ、VP1のTs
(13i)=0,VP1のTp(13j)=0,VP1
のcell_sent_vp(13k)=0、VP1のラ
ストVCアドレス(13l)=0が設定される。アドレ
ス=2000には、VP2のTs(13m)=0,VP
2のTp(13n)=0,VP2のcell_sent_
vp(13o)=0、VP2のラストVCアドレス(1
3p)=0が設定される。
【0303】また、カウンタ値(13a)のインクリメ
ントを開始する。カウンタ値(13a)=1の時、ステ
ップ702に、ホスト12からのコマンドにより、VC
1の送出動作起動(13b)が行われる。送受信制御部
13では、ホストインタフェース/DMAコントローラ
132を介して、送信部131が動作する。送信部13
1では、送信コントローラ90の制御の下に、送信用テ
ーブル読出制御部93が動作し、コントロールメモリイ
ンタフェース134を介して、コントロールメモリ15
のテーブルにアクセスする。
【0304】まず、ステップ703に示すように、VC
テーブル1102のアドレス=100で示されるVC1
のVCテーブルからVPアドレス=1000,T0=3、前V
Cアドレス=0(VC1の前VCアドレス(13
q))、次VCアドレス=0(VC1の次VCアドレス
(13r))、cell_sent_vc=0(VC1の
cell_sent_vc(13s))を読み出す。続い
て、ステップ704でVPアドレス=1000を元にV
Pテーブル1103を参照し、Ts=0(VP1のTs
(13i))、Tp=0(VP1のTp(13j))、
cell_sent_vp=0(VP1のcell_sen
t_vp(13k))、およびラストVCアドレス=0
(VP1のラストVCアドレス(13l))が読み出さ
れる。これらの値は送信用テーブル読出制御部93で受
信される。
【0305】読み出されたVPアドレス=1000,T0=
3、前VCアドレス=0、、次VCアドレス=0、cel
l_sent_vc=0、Ts=0、Tp=0、cell_s
ent_vp=0、および、ラストVCアドレス=0は、送
信コントローラ90に送られる。
【0306】送信コントローラ90では、まず、ステッ
プ705に示されているように、cell_sent_v
pフラグが0か否かを判定する。判定の結果、cell_sen
t_vp=0なので、ステップ706の処理が行われる。
【0307】ステップ706において、VC1の送出時
刻Tsを現在の時刻、つまりカウンタ100のカウンタ
値とする。送信コントローラ90はカウンタ100から
現在のカウンタ値(13a)=1を読み出し、これをT
s=1とし、ピークレートTpをT0(Tp=3)とす
る。また、VP1に属するVCのセルが初めて処理され
たので、cell_sent_vp=1、cell_sent
_vc=1とし、ラストVCアドレス=100、前VCアド
レス=100,次VCアドレス=100とする。
【0308】そして、Ts、Tp、およびcell_s
ent_vp、ラストVCアドレス、前VCアドレス、次VC
アドレス、cell_sent_vcを送信用テーブル書
込制御94を介して、コントロールメモリ15のVPテ
ーブル1103およびVCテーブルアドレス1102に
書き込み、VP1のTs(13i)=1、VP1のTp
(13j)=3、VP1のcell_sent_vp(1
3k)=1、VP1のラストVCアドレス(13l)=1
00、VC1の前VCアドレス(13q)=100、V
C1の次VCアドレス(13r)=100、VC1のc
ell_sent_vc(13s)=1とする。
【0309】ステップ707において、VP1に属する
セルの中で、次に送出すべきVCのVCアドレスである
次VCアドレスをコントロールメモリ15内のルックア
ップテーブル1101のアドレス=10にVP1のVC
テーブルアドレス(13g)=100として書き込む。
【0310】続くステップ708で、VP1に属する次
のVCの送出時刻が算出される。図8に示す受信部13
0の受信コントローラ80の制御の下に、受信用テーブ
ル読出制御部85がコントロールメモリ15のVPテー
ブル1103からピークレートTp=3および送出時刻
Ts=1を読み出し、送出時刻算出部84に送出する。
【0311】送出時刻算出部84では、読み出されたT
p=3およびTs=1を受け、両者を加算して、加算結果
を送出時刻Ts=4として受信コントローラ80に出力す
る。そして、受信コントローラ80は受信用テーブル書
込制御部86を制御して、VPテーブル1103にVP
1のTs(13i)=4を書き込む。
【0312】送出時刻Tsが、VPテーブル1103内
に、受信部130の制御により書き込まれると、ステッ
プ709において、送信コントローラ90は、CAM部
101に対して送出時刻Tsを書き込む動作を行う。送
信コントローラ90は、検索/書込読出モード切換部1
014に対してモード切換信号を送出して書込モードと
し、かつ、VP1に対応した書込アドレス=10をアド
レスデコーダ1012を介して、CAMアレイ部101
1に送出する。この状態で、送信コントローラ90は、
送信用テーブル読出制御部93を動作させて、VPテー
ブル1103に格納された送出時刻Ts=4を次のAT
Mセル送出時刻として読み出した後、CAM部101に
この設定値Ts=4を出力する。CAM部101では、
セレクタ1015において送出時刻Tが選択されて、V
P1に対応するCAMアレイ部1011(アドレス=1
0)に次送出時刻VP1(13e)=4として書込、記憶
される。
【0313】このようにして、次送出時刻VP1(13
e)=4がCAMアレイ部1011に記憶されると、図
9に示す送信コントローラ90は、セレクタ1015を
検索/書込読出モード切換部1014を介して、検索モ
ードにする。
【0314】続くステップ710において、CAM部1
01では、次のような動作により、送出時刻Tに送出さ
れるべきVCを決定する。図10に示すセレクタ101
5は、検索/書込読出モード切換部1014により、順
次、インクリメントされるカウンタ100のカウンタ値
(13a)を選択する検索モード状態におかれている。
この状態で、CAM部101内部において、各カウンタ
値毎に、CAMアレイ部1011の内容(次送出時刻
T)とカウンタ値が比較され、一致するまでステップ7
10を繰り返す。
【0315】カウンタ値(13a)=2の時、ステップ
702に、ホスト12からのコマンドにより、VC10
の送出動作起動(13b)が行われる。以後、カウンタ
値=1の時にVC1が送出されたときと同様の処理が行
われる。
【0316】ステップ703に示すように、VCテーブ
ル1102のアドレス=120で示されるVC10のV
CテーブルからVPアドレス=2000,T0=6、前VC
アドレス=0(VC10の前VCアドレス(13
w))、次VCアドレス=0(VC10の次VCアドレ
ス(13x))、cell_sent_vc=0(VC1
0のcell_sent_vc(13y))を読み出す。
続いて、ステップ704でVPアドレス=2000を元
にVPテーブル1103を参照し、Ts=0(VP2の
Ts(13m))、Tp=0(VP2のTp(13
n))、cell_sent_vp=0(VP2のcel
l_sent_vp(13o))、およびラストVCアド
レス=0(VP2のラストVCアドレス(13p))が
読み出さ、送信コントローラ90に送られる。そして、
ステップ705に示されているように、cell_se
nt_vpフラグが0か否かを判定する。判定の結果、c
ell_sent_vp=0なので、ステップ706の処理が行わ
れる。
【0317】ステップ706において、カウンタ100
から現在のカウンタ値(13a)=2を読み出し、これ
をTs=2とし、ピークレートTpをT0(Tp=6)と
する。また、VP2に属するVCのセルが初めて処理さ
れたので、cell_sent_vp=1、cell_sen
t_vc=1とし、ラストVCアドレス=120、前VCア
ドレス=120,次VCアドレス=120とする。そし
て、コントロールメモリ15のVPテーブル1103お
よびVCテーブルアドレス1102に書き込み、VP2
のTs(13m)=1、VP2のTp(13n)=3、V
P2のcell_sent_vp(13o)=1、VP2
のラストVCアドレス(13p)=120、VC10の
前VCアドレス(13w)=120、VC10の次VC
アドレス(13x)=120、VC10のcell_se
nt_vc(13y)=1とする。
【0318】ステップ707において、次VCアドレス
=120をコントロールメモリ15内のルックアップテーブ
ル1101のアドレス=20にVP2のVCテーブルア
ドレス(13h)=120として書き込む。
【0319】ステップ708において、VP2に属する
次のVCの送出時刻の計算が行われる。受信コントロー
ラ80によってVPテーブル1103から読み出された
Ts=2(VP2のTs(13m))およびTp=6(V
P2のTp(13n))を送出時刻算出部84に送出
し、送出時刻Ts=8を得る。そして、受信用テーブル
書込制御部86を制御して、VPテーブル1103にV
P2のTs(13m)=8を書き込む。
【0320】その後、ステップ709において、送信コ
ントローラ90は、CAM部101に対して、VP2に
対応するCAMアレイ部1011(アドレス=20)に
次送出時刻VP2(13f)=8を書き込む。そして、
送信コントローラ90は、セレクタ1015を検索モー
ドに、カウンタ値(13a)とCAMアレイ部1011
の内容(次送出時刻T)を比較し、一致するまでステッ
プ710を繰り返す。
【0321】カウンタ値(13a)=4になると、ステ
ップ710において、カウンタ値(13a)=4と次送
出時刻VP1(13e)=4の一致が検出される。そし
て、一致したCAMアレイ部1011のアドレス=10
が送信コントローラ90に出力され、送信コントローラ
90はステップ711に、ルックアップテーブル110
1のアドレス=10に記憶されているVP1のVCテー
ブルアドレス(13g)=100を読み出す。これは、
VC1のVCテーブルのアドレスを示している。
【0322】送信コントローラ90は、読み出されたV
P1のVCテーブルアドレス(13g)=100に示さ
れるVCテーブル1102からVPアドレス=1000,T
0=3、前VCアドレス=100(VC1の前VCアドレ
ス(13q))、次VCアドレス=100(VC1の次
VCアドレス(13r))、cell_sent_vc=
1(VC1のcell_sent_vc(13s))を読
み出す。続いて、ステップ704でVPアドレス=10
00を元にVPテーブル1103を参照し、Ts=4
(VP1のTs(13i))、Tp=3(VP1のTp
(13j))、cell_sent_vp=1(VP1の
cell_sent_vp(13k))、およびラストV
Cアドレス=100(VP1のラストVCアドレス(1
3l))が読み出される。
【0323】ステップ705において、cell_se
nt_vp=1であるので、続くステップ712でcel
l_sent_vcが判定される。その結果、cell_
sent_vc=1なので、ステップ713において、セ
ルの送出処理が行われる。
【0324】送信コントローラ90の制御の下に、VC
1を識別しているVPI=100,VCI=1のデータが
格納されているシステムメモリ11の領域からペイロー
ド部を読み出し、かつ、アドレス=100に示されてい
るVCテーブル1102からセルヘッダを読み出し、セ
ルを形成し、送信FIFO91に格納する。格納された
各セルは送信PHYインタフェース92に送られ、PH
Yデバイス14を介して、ATMセルとして送出され
る。
【0325】ステップ707において、次VCアドレス
=100コントロールメモリ15内のルックアップテー
ブル1101のアドレス=10にVP1のVCテーブル
アドレス(13g)=100として書き込む。
【0326】ステップ708において、VP1に属する
次のVCの送出時刻の計算が行われる。受信コントロー
ラ80によってVPテーブル1103から読み出された
Ts=4(VP1のTs(13i))およびTp=3(V
P1のTp(13j))を送出時刻算出部84に送出
し、加算結果である送出時刻Ts=7を得る。そして、
受信用テーブル書込制御部86を制御して、VPテーブ
ル1103にVP1のTs(13i)=7を書き込む。
【0327】その後、ステップ709において、送信コ
ントローラ90は、CAM部101に対して、VP1に
対応するCAMアレイ部1011(アドレス=10)に
次送出時刻VP1(13e)=7を書き込む。そして、
送信コントローラ90は、セレクタ1015を検索モー
ドに、カウンタ値(13a)とCAMアレイ部1011
の内容(次送出時刻T)を比較し、一致するまでステッ
プ710を繰り返す。
【0328】カウンタ値(13a)=5の時、ステップ
702に、ホスト12からのコマンドにより、VC2の
送出動作起動(13b)が行われる。ステップ703に
示すように、VCテーブル1102のアドレス=110
で示されるVC2のVCテーブルからVPアドレス=10
00,T0=3、前VCアドレス=0(VC2の前VCアド
レス(13t))、次VCアドレス=0(VC2の次V
Cアドレス(13u))、cell_sent_vc=0
(VC2のcell_sent_vc(13v))を読み
出す。続いて、ステップ704でVPアドレス=100
0を元にVPテーブル1103を参照し、Ts=7(V
P1のTs(13i))、Tp=3(VP1のTp(1
3j))、cell_sent_vp=1(VP1のce
ll_sent_vp(13k))、およびラストVCア
ドレス=100(VP1のラストVCアドレス(13
l))が読み出され、送信コントローラ90に送られ
る。そして、ステップ705に示されているように、c
ell_sent_vpフラグが0か否かを判定する。判
定の結果、cell_sent_vp=1なので、ステップ712
でcell_sent_vcフラグの判定が行われる。c
ell_sent_vc=0なので、ステップ714の処
理が行われる。
【0329】ステップ714で、VP1に属するVCの
リンクを更新する処理が行われる。ここで、リンク更新
処理の概念を説明する。リンクリストの先頭に位置する
VCのVCテーブルの次VCアドレスを、追加するVC
のVCテーブルのアドレスとする。リンクリストの最後
に位置するVCのVCテーブルの前VCアドレスを追加
するVCのVCテーブルのアドレスとする。そして、追
加するVCのVCテーブルの次VCアドレスを、先頭に
位置するVCのVCテーブルのアドレスにし、追加する
VCのVCテーブルの前VCテーブルアドレスを、最後
に位置するVCのVCテーブルアドレスにする。
【0330】次に、VP1に属するVCのリンクリスト
にVC1が登録されていて、そこへVC2をリンクリス
トに追加する処理を示す。
【0331】まず、次VCアドレス(VC2の次VCア
ドレス(13u))を、ラストVCアドレス(=10
0)が示しているVC1のVCテーブルの次VCアドレ
ス(=100)とする。これより、VC2の次VCアド
レス(13u)=100となる。
【0332】続いて、前VCアドレス(VC2の前VC
アドレス(13t))をラストVCアドレス(=100)
とする。これより、VC2の前VCアドレス(13t)
=100となる。
【0333】次に、ラストVCアドレス(=100)が
示しているVC1のVCテーブルの次VCアドレス(V
C1の次VCアドレス(13r))を、VCアドレス
(=110)とする。これより、VC1の次VCアドレ
ス(13r)=110となる。
【0334】そして、次VCアドレス(=100)が示
しているVC1のVCテーブルの前VCテーブル(VC
1の前VCアドレス(13q))をVCアドレス(=1
10)とする。これより、VC1の前VCアドレス(1
3q)=110となる。
【0335】これらの処理は、送信コントローラ90、
送信用テーブル読出制御部93、送信用テーブル書込制
御部94、VCテーブル1102、VCテーブル110
3によって行われる。
【0336】ステップ715で、VC2をVP1に属す
るVCの最後のVCとするので、VP1のラストVCア
ドレス(13l)=110とし、VPテーブル1103
に書き込む。
【0337】ステップ716において、VC2が初めて
処理されたので、cell_sent_vc=1とし、送
信用テーブル書込制御部94を介してコントロールメモ
リ15のVCテーブル1102に書き込み、VC2のc
ell_sent_vc(13v)=1とする。そして、
送信コントローラ90は、セレクタ1015を検索モー
ドに、カウンタ値(13a)とCAMアレイ部1011
の内容(次送出時刻T)を比較し、一致するまでステッ
プ710を繰り返す。
【0338】カウンタ値(13a)=7になると、ステ
ップ710において、カウンタ値(13a)=7と次送
出時刻VP1(13e)=7の一致が検出される。以
後、カウンタ値(13a)=4の時のVC1のセル送出
と同様な処理が行われる。一致したCAMアレイ部10
11のアドレス=10が送信コントローラ90に出力さ
れ、送信コントローラ90はステップ711に、ルック
アップテーブル1101のアドレス=10に記憶されて
いるVP1のVCテーブルアドレス(13g)=100
を読み出す。これは、VC1のVCテーブルのアドレス
を示している。
【0339】送信コントローラ90は、読み出されたV
P1のVCテーブルアドレス(13g)=100に示さ
れるVCテーブル1102からVPアドレス=1000,T
0=3、前VCアドレス=110(VC1の前VCアドレ
ス(13q))、次VCアドレス=110(VC1の次
VCアドレス(13r))、cell_sent_vc=
1(VC1のcell_sent_vc(13s))を読
み出す。続いて、ステップ704でVPアドレス=10
00を元にVPテーブル1103を参照し、Ts=7
(VP1のTs(13i))、Tp=3(VP1のTp
(13j))、cell_sent_vp=1(VP1の
cell_sent_vp(13k))、およびラストV
Cアドレス=110(VP1のラストVCアドレス(1
3l))が読み出される。
【0340】ステップ705において、cell_se
nt_vp=1であるので、続くステップ712でcel
l_sent_vcが判定される。その結果、cell_
sent_vc=1なので、ステップ713において、セ
ルの送出処理が行われる。
【0341】送信コントローラ90の制御の下に、VC
1を識別しているVPI=100,VCI=1のデータが
格納されているシステムメモリ11の領域からペイロー
ド部を読み出し、かつ、アドレス=100に示されてい
るVCテーブル1102からセルヘッダを読み出し、セ
ルを形成し、送信FIFO91に格納する。格納された
各セルは送信PHYインタフェース92に送られ、PH
Yデバイス14を介して、ATMセルとして送出され
る。
【0342】ステップ707において、次VCアドレス
=110をコントロールメモリ15内のルックアップテ
ーブル1101のアドレス=10にVP1のVCテーブ
ルアドレス(13g)=110として書き込む。
【0343】ステップ708において、VP1に属する
次のVCの送出時刻の計算が行われる。受信コントロー
ラ80によってVPテーブル1103から読み出された
Ts=7(VP1のTs(13i))およびTp=3(V
P1のTp(13j))を送出時刻算出部84に送出
し、加算結果である送出時刻Ts=10を得る。そし
て、受信用テーブル書込制御部86を制御して、VPテ
ーブル1103にVP1のTs(13i)=10を書き
込む。
【0344】その後、ステップ709において、送信コ
ントローラ90は、CAM部101に対して、VP1に
対応するCAMアレイ部1011(アドレス=10)に
次送出時刻VP1(13e)=10を書き込む。そし
て、送信コントローラ90は、セレクタ1015を検索
モードに、カウンタ値(13a)とCAMアレイ部10
11の内容(次送出時刻T)を比較し、一致するまでス
テップ710を繰り返す。
【0345】カウンタ値(13a)=8になると、ステ
ップ710において、カウンタ値(13a)=8と次送
出時刻VP2(13f)=8の一致が検出される。以
後、カウンタ値(13a)=4の時のVC1のセル送出
と同様な処理が行われる。一致したCAMアレイ部10
11のアドレス=20が送信コントローラ90に出力さ
れ、送信コントローラ90はステップ711に、ルック
アップテーブル1101のアドレス=20に記憶されて
いるVP2のVCテーブルアドレス(13h)=120
を読み出す。これは、VC10のVCテーブルのアドレ
スを示している。
【0346】送信コントローラ90は、読み出されたV
P2のVCテーブルアドレス(13h)=120に示さ
れるVCテーブル1102からVPアドレス=2000,T
0=6、前VCアドレス=120(VC10の前VCアド
レス(13w))、次VCアドレス=120(VC10
の次VCアドレス(13x))、cell_sent_v
c=1(VC10のcell_sent_vc(13
y))を読み出す。続いて、ステップ704でVPアド
レス=2000を元にVPテーブル1103を参照し、
Ts=8(VP2のTs(13m))、Tp=6(VP2
のTp(13n))、cell_sent_vp=1(V
P2のcell_sent_vp(13o))、およびラ
ストVCアドレス=120(VP1のラストVCアドレ
ス(13p))が読み出される。
【0347】ステップ705において、cell_se
nt_vp=1であるので、続くステップ712でcel
l_sent_vcが判定される。その結果、cell_
sent_vc=1なので、ステップ713において、セ
ルの送出処理が行われる。
【0348】送信コントローラ90の制御の下に、VC
10を識別しているVPI=200,VCI=10のデー
タが格納されているシステムメモリ11の領域からペイ
ロード部を読み出し、かつ、アドレス=120に示され
ているVCテーブル1102からセルヘッダを読み出
し、セルを形成し、送信FIFO91に格納する。格納
された各セルは送信PHYインタフェース92に送ら
れ、PHYデバイス14を介して、ATMセルとして送
出される。
【0349】ステップ707において、次VCアドレス
=120をコントロールメモリ15内のルックアップテ
ーブル1101のアドレス=20にVP2のVCテーブ
ルアドレス(13h)=120として書き込む。
【0350】ステップ708において、VP2に属する
次のVCの送出時刻の計算が行われる。受信コントロー
ラ80によってVPテーブル1103から読み出された
Ts=8(VP2のTs(13m))およびTp=6(V
P2のTp(13n))を送出時刻算出部84に送出
し、加算結果である送出時刻Ts=14を得る。そし
て、受信用テーブル書込制御部86を制御して、VPテ
ーブル1103にVP2のTs(13m)=14を書き
込む。
【0351】その後、ステップ709において、送信コ
ントローラ90は、CAM部101に対して、VP2に
対応するCAMアレイ部1011(アドレス=20)に
次送出時刻VP2(13f)=14を書き込む。そし
て、送信コントローラ90は、セレクタ1015を検索
モードに、カウンタ値(13a)とCAMアレイ部10
11の内容(次送出時刻T)を比較し、一致するまでス
テップ710を繰り返す。
【0352】カウンタ値(13a)=10になると、ス
テップ710において、カウンタ値(13a)=10と
次送出時刻VP1(13e)=10の一致が検出され
る。以後、カウンタ値(13a)=4の時のVC1のセ
ル送出と同様な処理が行われる。一致したCAMアレイ
部1011のアドレス=10が送信コントローラ90に
出力され、送信コントローラ90はステップ711に、
ルックアップテーブル1101のアドレス=10に記憶
されているVP1のVCテーブルアドレス(13g)=
110を読み出す。これは、VC2のVCテーブルのア
ドレスを示している。
【0353】送信コントローラ90は、読み出されたV
P1のVCテーブルアドレス(13g)=110に示さ
れるVCテーブル1102からVPアドレス=1000,T
0=3、前VCアドレス=100(VC2の前VCアドレ
ス(13t))、次VCアドレス=100(VC2の次
VCアドレス(13u))、cell_sent_vc=
1(VC2のcell_sent_vc(13v))を読
み出す。続いて、ステップ704でVPアドレス=10
00を元にVPテーブル1103を参照し、Ts=10
(VP1のTs(13i))、Tp=3(VP1のTp
(13j))、cell_sent_vp=1(VP1の
cell_sent_vp(13k))、および、ラスト
VCアドレス=110(VP1のラストVCアドレス
(13l))が読み出される。ステップ705におい
て、cell_sent_vp=1であるので、続くステ
ップ712でcell_sent_vcが判定される。そ
の結果、cell_sent_vc=1なので、ステップ
713において、セルの送出処理が行われる。
【0354】送信コントローラ90の制御の下に、VC
2を識別しているVPI=100,VCI=2のデータが
格納されているシステムメモリ11の領域からペイロー
ド部を読み出し、かつ、アドレス=110に示されてい
るVCテーブル1102からセルヘッダを読み出し、セ
ルを形成し、送信FIFO91に格納する。格納された
各セルは送信PHYインタフェース92に送られ、PH
Yデバイス14を介して、ATMセルとして送出され
る。
【0355】ステップ707において、次VCアドレス
=100をコントロールメモリ15内のルックアップテ
ーブル1101のアドレス=10にVP1のVCテーブ
ルアドレス(13g)=100として書き込む。
【0356】ステップ708において、VP1に属する
次のVCの送出時刻の計算が行われる。受信コントロー
ラ80によってVPテーブル1103から読み出された
Ts=10(VP1のTs(13i))およびTp=3
(VP1のTp(13j))を送出時刻算出部84に送
出し、加算結果である送出時刻Ts=13を得る。そし
て、受信用テーブル書込制御部86を制御して、VPテ
ーブル1103にVP1のTs(13i)=13を書き
込む。
【0357】その後、ステップ709において、送信コ
ントローラ90は、CAM部101に対して、VP1に
対応するCAMアレイ部1011(アドレス=10)に
次送出時刻VP1(13e)=13を書き込む。そし
て、送信コントローラ90は、セレクタ1015を検索
モードに、カウンタ値(13a)とCAMアレイ部10
11の内容(次送出時刻T)を比較し、一致するまでス
テップ710を繰り返す。
【0358】カウンタ値(13a)=11の時、ステッ
プ719で受信されたセルは、ステップ720におい
て、RMセル検出部82でVC1の送出動作起動(13
C)が確認される。続いて、ステップ717において、
輻輳等によるピークレートTpの変更が指示されている
か否かが、受信コントローラ80で判定される。ピーク
レートTpの変更がない限り、ステップ719のセル受
信が再開され、ステップ716およびステップ719は
繰り返されるが、VC1のRMセルにはレート変更の指
示がされているので、ステップ718において受信コン
トローラ80は受信用テーブル書込制御部86を介して
コントロールメモリ15に格納されたVPテーブル11
03のVP1のTp(13j)を、受信したピークレー
トTp=2に更新する。
【0359】カウンタ値(13a)=13になると、ス
テップ710において、カウンタ値(13a)=13と
次送出時刻VP1(13e)=13の一致が検出され
る。以後、カウンタ値(13a)=4の時のVC1のセ
ル送出と同様な処理が行われる。一致したCAMアレイ
部1011のアドレス=10が送信コントローラ90に
出力され、送信コントローラ90はステップ711に、
ルックアップテーブル1101のアドレス=10に記憶
されているVP1のVCテーブルアドレス(13g)=
100を読み出す。これは、VC1のVCテーブルのア
ドレスを示している。送信コントローラ90は、読み出
されたVP1のVCテーブルアドレス(13g)=10
0に示されるVCテーブル1102からVPアドレス=1
000,T0=3、前VCアドレス=110(VC1の前VC
アドレス(13q))、次VCアドレス=110(VC
1の次VCアドレス(13r))、cell_sent_
vc=1(VC1のcell_sent_vc(13
s))を読み出す。続いて、ステップ704でVPアド
レス=1000を元にVPテーブル1103を参照し、
Ts=13(VP1のTs(13i))、Tp=2(VP
1のTp(13j))、cell_sent_vp=1
(VP1のcell_sent_vp(13k))、およ
びラストVCアドレス=110(VP1のラストVCア
ドレス(13l))が読み出される。
【0360】ステップ705において、cell_se
nt_vp=1であるので、続くステップ712でcel
l_sent_vcが判定される。その結果、cell_
sent_vc=1なので、ステップ713において、セ
ルの送出処理が行われる。
【0361】送信コントローラ90の制御の下に、VC
1を識別しているVPI=100,VCI=1のデータが
格納されているシステムメモリ11の領域からペイロー
ド部を読み出し、かつ、アドレス=100に示されてい
るVCテーブル1102からセルヘッダを読み出し、セ
ルを形成し、送信FIFO91に格納する。格納された
各セルは送信PHYインタフェース92に送られ、PH
Yデバイス14を介して、ATMセルとして送出され
る。
【0362】ステップ707において、次VCアドレス
=110をコントロールメモリ15内のルックアップテ
ーブル1101のアドレス=10にVP1のVCテーブ
ルアドレス(13g)=110として書き込む。
【0363】ステップ708において、VP1に属する
次のVCの送出時刻の計算が行われる。受信コントロー
ラ80によってVPテーブル1103から読み出された
Ts=13(VP1のTs(13i))およびTp=2
(VP1のTp(13j))を送出時刻算出部84に送
出し、加算結果である送出時刻Ts=15を得る。そし
て、受信用テーブル書込制御部86を制御して、VPテ
ーブル1103にVP1のTs(13i)=15を書き
込む。
【0364】その後、ステップ709において、送信コ
ントローラ90は、CAM部101に対して、VP1に
対応するCAMアレイ部1011(アドレス=10)に
次送出時刻VP1(13e)=15を書き込む。そし
て、送信コントローラ90は、セレクタ1015を検索
モードに、カウンタ値(13a)とCAMアレイ部10
11の内容(次送出時刻T)を比較し、一致するまでス
テップ710を繰り返す。
【0365】カウンタ値(13a)=14になると、ス
テップ710において、カウンタ値(13a)=14と
次送出時刻VP2(13f)=14の一致が検出され
る。以後、カウンタ値(13a)=4の時のVC1のセ
ル送出と同様な処理が行われる。
【0366】一致したCAMアレイ部1011のアドレ
ス=20が送信コントローラ90に出力され、送信コン
トローラ90はステップ711にルックアップテーブル
1101のアドレス=20に記憶されているVP2のV
Cテーブルアドレス(13h)=120を読み出す。こ
れは、VC10のVCテーブルのアドレスを示してい
る。
【0367】送信コントローラ90は、読み出されたV
P2のVCテーブルアドレス(13h)=120に示さ
れるVCテーブル1102からVPアドレス=2000,T
0=6、前VCアドレス=120(VC10の前VCアド
レス(13w))、次VCアドレス=120(VC10
の次VCアドレス(13x))、cell_sent_v
c=1(VC10のcell_sent_vc(13
y))を読み出す。続いて、ステップ704でVPアド
レス=2000を元にVPテーブル1103を参照し、
Ts=14(VP2のTs(13m))、Tp=6(VP
2のTp(13n))、cell_sent_vp=1
(VP2のcell_sent_vp(13o))、およ
びラストVCアドレス=120(VP1のラストVCア
ドレス(13p))が読み出される。
【0368】ステップ705において、cell_se
nt_vp=1であるので、続くステップ712でcel
l_sent_vcが判定される。その結果、cell_
sent_vc=1なので、ステップ713において、セ
ルの送出処理が行われる。
【0369】送信コントローラ90の制御の下に、VC
10を識別しているVPI=200,VCI=10のデー
タが格納されているシステムメモリ11の領域からペイ
ロード部を読み出し、かつ、アドレス=120に示され
ているVCテーブル1102からセルヘッダを読み出
し、セルを形成し、送信FIFO91に格納する。格納
された各セルは送信PHYインタフェース92に送ら
れ、PHYデバイス14を介して、ATMセルとして送
出される。
【0370】ステップ707において、次VCアドレス
=120をコントロールメモリ15内のルックアップテ
ーブル1101のアドレス=20にVP2のVCテーブ
ルアドレス(13h)=120として書き込む。
【0371】ステップ708において、VP2に属する
次のVCの送出時刻の計算が行われる。受信コントロー
ラ80によってVPテーブル1103から読み出された
Ts=14(VP2のTs(13m))およびTp=6
(VP2のTp(13n))を送出時刻算出部84に送
出し、加算結果である送出時刻Ts=20を得る。そし
て、受信用テーブル書込制御部86を制御して、VPテ
ーブル1103にVP2のTs(13m)=20を書き
込む。
【0372】その後、ステップ709において、送信コ
ントローラ90は、CAM部101に対して、VP2に
対応するCAMアレイ部1011(アドレス=20)に
次送出時刻VP2(13f)=20を書き込む。そし
て、送信コントローラ90は、セレクタ1015を検索
モードに、カウンタ値(13a)とCAMアレイ部10
11の内容(次送出時刻T)を比較し、一致するまでス
テップ710を繰り返す。
【0373】カウンタ値(13a)=15になると、ス
テップ710において、カウンタ値(13a)=15と
次送出時刻VP1(13e)=15の一致が検出され
る。以後、カウンタ値(13a)=4の時のVC1のセ
ル送出と同様な処理が行われる。一致したCAMアレイ
部1011のアドレス=10が送信コントローラ90に
出力され、送信コントローラ90はステップ711に、
ルックアップテーブル1101のアドレス=10に記憶
されているVP1のVCテーブルアドレス(13g)=
110を読み出す。これは、VC2のVCテーブルのア
ドレスを示している。
【0374】送信コントローラ90は、読み出されたV
P1のVCテーブルアドレス(13g)=110に示さ
れるVCテーブル1102からVPアドレス=1000,T
0=3、前VCアドレス=100(VC2の前VCアドレ
ス(13t))、次VCアドレス=100(VC2の次
VCアドレス(13u))、cell_sent_vc=
1(VC2のcell_sent_vc(13v))を読
み出す。続いて、ステップ704でVPアドレス=10
00を元にVPテーブル1103を参照し、Ts=15
(VP1のTs(13i))、Tp=2(VP1のTp
(13j))、cell_sent_vp=1(VP1の
cell_sent_vp(13k))、およびラストV
Cアドレス=110(VP1のラストVCアドレス(1
3l))が読み出される。
【0375】ステップ705において、cell_se
nt_vp=1であるので、続くステップ712でcel
l_sent_vcが判定される。その結果、cell_
sent_vc=1なので、ステップ713において、セ
ルの送出処理が行われる。
【0376】送信コントローラ90の制御の下に、VC
2を識別しているVPI=100,VCI=2のデータが
格納されているシステムメモリ11の領域からペイロー
ド部を読み出し、かつ、アドレス=110に示されてい
るVCテーブル1102からセルヘッダを読み出し、セ
ルを形成し、送信FIFO91に格納する。格納された
各セルは送信PHYインタフェース92に送られ、PH
Yデバイス14を介して、ATMセルとして送出され
る。
【0377】ステップ707において、次VCアドレス
=100をコントロールメモリ15内のルックアップテ
ーブル1101のアドレス=10にVP1のVCテーブ
ルアドレス(13g)=100として書き込む。
【0378】ステップ708において、VP1に属する
次のVCの送出時刻の計算が行われる。受信コントロー
ラ80によってVPテーブル1103から読み出された
Ts=15(VP1のTs(13i))およびTp=2
(VP1のTp(13j))を送出時刻算出部84に送
出し、加算結果である送出時刻Ts=17を得る。そし
て、受信用テーブル書込制御部86を制御して、VPテ
ーブル1103にVP1のTs(13i)=17を書き
込む。
【0379】その後、ステップ709において、送信コ
ントローラ90は、CAM部101に対して、VP1に
対応するCAMアレイ部1011(アドレス=10)に
次送出時刻VP1(13e)=17を書き込む。そし
て、送信コントローラ90は、セレクタ1015を検索
モードに、カウンタ値(13a)とCAMアレイ部10
11の内容(次送出時刻T)を比較し、一致するまでス
テップ710を繰り返す。
【0380】カウンタ値(13a)=17になると、ス
テップ710において、カウンタ値(13a)=17と
次送出時刻VP1(13e)=17の一致が検出され
る。以後、カウンタ値(13a)=4の時のVC1のセ
ル送出と同様な処理が行われる。
【0381】一致したCAMアレイ部1011のアドレ
ス=10が送信コントローラ90に出力され、送信コン
トローラ90はステップ711に、ルックアップテーブ
ル1101のアドレス=10に記憶されているVP1の
VCテーブルアドレス(13g)=100を読み出す。
これは、VC1のVCテーブルのアドレスを示してい
る。
【0382】送信コントローラ90は、読み出されたV
P1のVCテーブルアドレス(13g)=100に示さ
れるVCテーブル1102からVPアドレス=1000,T
0=3、前VCアドレス=110(VC1の前VCアドレ
ス(13q))、次VCアドレス=110(VC1の次
VCアドレス(13r))、cell_sent_vc=
1(VC1のcell_sent_vc(13s))を読
み出す。続いて、ステップ704でVPアドレス=10
00を元にVPテーブル1103を参照し、Ts=17
(VP1のTs(13i))、Tp=2(VP1のTp
(13j))、cell_sent_vp=1(VP1の
cell_sent_vp(13k))、およびラストV
Cアドレス=110(VP1のラストVCアドレス(1
3l))が読み出される。
【0383】ステップ705において、cell_se
nt_vp=1であるので、続くステップ712でcel
l_sent_vcが判定される。その結果、cell_
sent_vc=1なので、ステップ713において、セ
ルの送出処理が行われる。
【0384】送信コントローラ90の制御の下に、VC
1を識別しているVPI=100,VCI=1のデータが
格納されているシステムメモリ11の領域からペイロー
ド部を読み出し、かつ、アドレス=100に示されてい
るVCテーブル1102からセルヘッダを読み出し、セ
ルを形成し、送信FIFO91に格納する。格納された
各セルは送信PHYインタフェース92に送られ、PH
Yデバイス14を介して、ATMセルとして送出され
る。
【0385】ステップ707において、次VCアドレス
=110をコントロールメモリ15内のルックアップテ
ーブル1101のアドレス=10にVP1のVCテーブ
ルアドレス(13g)=110として書き込む。
【0386】ステップ708において、VP1に属する
次のVCの送出時刻の計算が行われる。受信コントロー
ラ80によってVPテーブル1103から読み出された
Ts=17(VP1のTs(13i))およびTp=2
(VP1のTp(13j))を送出時刻算出部84に送
出し、加算結果である送出時刻Ts=19を得る。そし
て、受信用テーブル書込制御部86を制御して、VPテ
ーブル1103にVP1のTs(13i)=19を書き
込む。
【0387】その後、ステップ709において、送信コ
ントローラ90は、CAM部101に対して、VP1に
対応するCAMアレイ部1011(アドレス=10)に
次送出時刻VP1(13e)=19を書き込む。そし
て、送信コントローラ90は、セレクタ1015を検索
モードに、カウンタ値(13a)とCAMアレイ部10
11の内容(次送出時刻T)を比較し、一致するまでス
テップ710を繰り返す。
【0388】カウンタ値(13a)=19になると、ス
テップ710において、カウンタ値(13a)=19と
次送出時刻VP1(13e)=19の一致が検出され
る。以後、カウンタ値(13a)=4の時のVC1のセ
ル送出と同様な処理が行われる。
【0389】一致したCAMアレイ部1011のアドレ
ス=10が送信コントローラ90に出力され、送信コン
トローラ90はステップ711に、ルックアップテーブ
ル1101のアドレス=10に記憶されているVP1の
VCテーブルアドレス(13g)=110を読み出す。
これは、VC2のVCテーブルのアドレスを示してい
る。
【0390】送信コントローラ90は、読み出されたV
P1のVCテーブルアドレス(13g)=110に示さ
れるVCテーブル1102からVPアドレス=1000,T
0=3、前VCアドレス=100(VC2の前VCアドレ
ス(13t))、次VCアドレス=100(VC2の次
VCアドレス(13u))、cell_sent_vc=
1(VC2のcell_sent_vc(13v))を読
み出す。続いて、ステップ704でVPアドレス=10
00を元にVPテーブル1103を参照し、Ts=19
(VP1のTs(13i))、Tp=2(VP1のTp
(13j))、cell_sent_vp=1(VP1の
cell_sent_vp(13k))、およびラストV
Cアドレス=110(VP1のラストVCアドレス(1
3l))が読み出される。
【0391】ステップ705において、cell_se
nt_vp=1であるので、続くステップ712でcel
l_sent_vcが判定される。その結果、cell_
sent_vc=1なので、ステップ713において、セ
ルの送出処理が行われる。
【0392】送信コントローラ90の制御の下に、VC
2を識別しているVPI=100,VCI=2のデータが
格納されているシステムメモリ11の領域からペイロー
ド部を読み出し、かつ、アドレス=110に示されてい
るVCテーブル1102からセルヘッダを読み出し、セ
ルを形成し、送信FIFO91に格納する。格納された
各セルは送信PHYインタフェース92に送られ、PH
Yデバイス14を介して、ATMセルとして送出され
る。
【0393】ステップ707において、次VCアドレス
=100をコントロールメモリ15内のルックアップテ
ーブル1101のアドレス=10にVP1のVCテーブ
ルアドレス(13g)=100として書き込む。
【0394】ステップ708において、VP1に属する
次のVCの送出時刻の計算が行われる。受信コントロー
ラ80によってVPテーブル1103から読み出された
Ts=19(VP1のTs(13i))およびTp=2
(VP1のTp(13j))を送出時刻算出部84に送
出し、加算結果である送出時刻Ts=21を得る。そし
て、受信用テーブル書込制御部86を制御して、VPテ
ーブル1103にVP1のTs(13i)=21を書き
込む。
【0395】その後、ステップ709において、送信コ
ントローラ90は、CAM部101に対して、VP1に
対応するCAMアレイ部1011(アドレス=10)に
次送出時刻VP1(13e)=21を書き込む。そし
て、送信コントローラ90は、セレクタ1015を検索
モードに、カウンタ値(13a)とCAMアレイ部10
11の内容(次送出時刻T)を比較し、一致するまでス
テップ710を繰り返す。
【0396】カウンタ値(13a)=20になると、ス
テップ710において、カウンタ値(13a)=20と
次送出時刻VP2(13f)=20の一致が検出され
る。以後、カウンタ値(13a)=4の時のVC1のセ
ル送出と同様な処理が行われる。
【0397】一致したCAMアレイ部1011のアドレ
ス=20が送信コントローラ90に出力され、送信コン
トローラ90はステップ711に、ルックアップテーブ
ル1101のアドレス=20に記憶されているVP2の
VCテーブルアドレス(13h)=120を読み出す。
これは、VC10のVCテーブルのアドレスを示してい
る。
【0398】送信コントローラ90は、読み出されたV
P2のVCテーブルアドレス(13h)=120に示さ
れるVCテーブル1102からVPアドレス=2000,T
0=6、前VCアドレス=120(VC10の前VCアド
レス(13w))、次VCアドレス=120(VC10
の次VCアドレス(13x))、cell_sent_v
c=1(VC10のcell_sent_vc(13
y))を読み出す。続いて、ステップ704でVPアド
レス=2000を元にVPテーブル1103を参照し、
Ts=20(VP2のTs(13m))、Tp=6(VP
2のTp(13n))、cell_sent_vp=1
(VP2のcell_sent_vp(13o))、およ
びラストVCアドレス=120(VP1のラストVCア
ドレス(13p))が読み出される。
【0399】ステップ705において、cell_se
nt_vp=1であるので、続くステップ712でcel
l_sent_vcが判定される。その結果、cell_
sent_vc=1なので、ステップ713において、セ
ルの送出処理が行われる。
【0400】送信コントローラ90の制御の下に、VC
10を識別しているVPI=200,VCI=10のデー
タが格納されているシステムメモリ11の領域からペイ
ロード部を読み出し、かつ、アドレス=120に示され
ているVCテーブル1102からセルヘッダを読み出
し、セルを形成し、送信FIFO91に格納する。格納
された各セルは送信PHYインタフェース92に送ら
れ、PHYデバイス14を介して、ATMセルとして送
出される。
【0401】ステップ707において、次VCアドレス
=120をコントロールメモリ15内のルックアップテ
ーブル1101のアドレス=20にVP2のVCテーブ
ルアドレス(13h)=120として書き込む。
【0402】ステップ708において、VP2に属する
次のVCの送出時刻の計算が行われる。受信コントロー
ラ80によってVPテーブル1103から読み出された
Ts=20(VP2のTs(13m))およびTp=6
(VP2のTp(13n))を送出時刻算出部84に送
出し、加算結果である送出時刻Ts=26を得る。そし
て、受信用テーブル書込制御部86を制御して、VPテ
ーブル1103にVP2のTs(13m)=26を書き
込む。
【0403】その後、ステップ709において、送信コ
ントローラ90は、CAM部101に対して、VP2に
対応するCAMアレイ部1011(アドレス=20)に
次送出時刻VP2(13f)=26を書き込む。そし
て、送信コントローラ90は、セレクタ1015を検索
モードに、カウンタ値(13a)とCAMアレイ部10
11の内容(次送出時刻T)を比較し、一致するまでス
テップ710を繰り返す。
【0404】図13に示されている送出セル(13d)
の間隔をVP1に属しているVC単位で示したものがT
vp10,Tvp11,Tvp12,Tvp13,Tv
p14,Tvp15で、VP2に属しているVC単位で
示したものが、Tvp20,Tvp21である。カウン
タ値(13a)=11でVC1の送出動作起動(13
C)を行うまでは、VP1の間隔は、Tvp10=3,
Tvp11=3,Tvp12=3であり、受信後はTvp
13=2,Tvp14=2,Tvp15=2となってい
る。また、VP2の間隔は、Tvp20=6,Tvp2
1=6となっている。これは、VPごとに間隔、即ち送
信レートが制御されていることを示している。
【0405】前述した実施形態は、VCテーブル502
を示すアドレスをVC単位でルックアップテーブル50
1に設定するため、同一のVPに属するVCを送出する
場合でも、送出するセルのVC数だけルックアップテー
ブル501の設定を行う必要がある。そのため、ルック
アップテーブル501の大きさによって、送出できるV
C数が決定されてしまう。
【0406】一方、本実施形態では、ルックアップテー
ブル1111に設定するVCテーブル1102のアドレ
スをVC単位ではなく、VP単位で設定するため、送出
できるVCの数はルックアップテーブル1111に設定
するVPの数で決定される。そのため、ルックアップテ
ーブル1111の大きさが同じである場合、本実施形態
で示した処理の方が、前述の実施形態で示した処理より
も多くのVCが送出できることが可能である。
【0407】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、VP単
位のレート制御情報を記載したテーブル(VPテーブ
ル)を備えて、このVPテーブルに現在のレート情報T
Pおよび送出時刻TPを記憶しておき、このVPに属する
VCのセルを送信するときにこれらの情報を参照して次
の送出時刻を決定することにより、VP単位で送出時刻
が決定され、従って、VP単位のレート制御(シェーピ
イング)が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のATM通信制御装置の構
成図である。
【図2】図1中の受信部130の構成図である。
【図3】図1中の送信部131の構成図である。
【図4】図3中のCAM部41の構成図である。
【図5】コントロールメモリ15のテーブルの構成図で
ある。
【図6】図1の実施形態のATM通信制御装置の動作を
示すフローチャートである。
【図7】図1の実施形態のATM通信制御装置の動作を
示すタイミングチャートである。
【図8】本発明の他の実施形態のATM通信制御装置の
受信部130の構成図である。
【図9】本発明の他の実施形態のATM通信制御装置の
送信部131の構成図である。
【図10】図9中のCAM部101の構成図である。
【図11】本発明の他の実施形態のフレームメモリ15
のテーブル構成図である。
【図12】本発明の他の実施形態の動作を示すフローチ
ャートである。
【図13】本発明の他の実施形態の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図14】従来例のATM通信制御装置の構成図であ
る。
【図15】図14中の受信部130の構成図である。
【図16】図14中の送信部131の構成図である。
【図17】図16中のCAM部161の構成図である。
【図18】図14中のコントロールメモリ15’のテー
ブル構成図である。
【図19】図14のATM通信制御装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【図20】図14のATM通信制御装置の動作を示すタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
10 システムバス 11 システムメモリ 12 CPU 13 送受信制御部 14 PHYデバイス 15 コントロールメモリ 16 ATMネットワーク 130 受信部 131 送信部 132 ホストインタフェースDMAコントローラ 133 シーケンサ 134 コントロールメモリインタフェース 20 受信コントローラ 21 受信PHYインタフェース 22 RMセル検出部 23 受信FIFO 24 送信時刻算出部 25 テーブル読出制御部 26 テーブル書込制御部 30 送信コントローラ 31 送信FIFO 32 送信PHYインタフェース 33 テーブル読出制御部 34 テーブル書込制御部 40 カウンタ 41 CAM部 411 CAMアレイ部 412 アドレスデコーダ 413 プライオリティエンコーダ 414 検索/書込読出モード切替部 415 セレクタ 501 ルックアップテーブル 502 VCテーブル 503 VPテーブル 601〜617 ステップ 80 受信コントローラ 81 受信PHYインタフェース 82 RAMセル検出部 83 受信FIFO 84 送受時刻算出部 85 テーブル読出制御部 86 テーブル書込制御部 90 送信コントローラ 91 送信FIFO 92 送信PHYインタフェース 93 テーブル読出制御部 94 テーブル書込制御部 100 カウンタ 101 CAM部 1011 CAMアレイ部 1012 アドレスデコーダ 1013 プライオリディエンコーダ 1014 検索/書込読出モード切替部 1015 セレクタ 1111 ルックアップテーブル 1102 VCテーブル 1103 VPテーブル 701〜709 ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 12/56

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送受信データを格納するためのシステム
    メモリと、物理層の機能を有するPHYデバイスを介し
    てATMネットワークと接続され、該ATMネットワー
    クとの間で送受信動作を行う送受信制御部と、送受信制
    御で必要となる各種制御データおよびテーブルを格納す
    るコントロールメモリと、装置全体を制御するホストを
    有するATM通信制御装置において、前記送受信部が、 前記送受信部が有する、各VCの前記コントロールメモ
    リ上でのアドレスと該VCの次送信時刻を記憶したCA
    Mと、 前記コントロールメモリが有する、前記CAMに記憶さ
    れた各VCのアドレスから、各VCが属するVPの送信
    ピークレートを索引できるテーブルとにより、 VP単位のレート制御を行うことを特徴とするATM通
    信制御装置。
  2. 【請求項2】 送受信データを格納するシステムメモリ
    と、物理層の機能を有するPHYデバイスを介してAT
    Mネットワークと接続され、該ATMネットワークとの
    間で送受信動作を行う送受信制御部と、送受信制御部で
    必要となる各種制御データおよびテーブルを格納するコ
    ントロールメモリと、装置全体を制御するホストを有
    し、 前記コントロールメモリは、各VP単位に、ピークレー
    ト(Tp)、送出時刻(Ts)、および当該VPに属す
    るVCのセルが処理された否かを示すVPフラグを記憶
    するVPテーブルと、各VC単位に、当該VCが属する
    VPのデータが記憶されている前記VPテーブルのアド
    レスを指すVPテーブルアドレス、当該VCが初めて送
    出される時のレート(TO)、当該VCが処理されたか
    否かを示すVCフラグを記憶しているVCテーブルと、
    各VC単位に、当該VCのデータが記憶されている前記
    VCテーブルのアドレスを記憶しているルックアップテ
    ーブルを格納しており、 前記送制御部は、前記システムメモリから転送され
    たセルが一時的に格納される送信メモリと、カウンタ
    と、前記コントロールメモリのテーブルに対してそれぞ
    れデータの読出、書込を行う送信用テーブル読出制御部
    および送信用テーブル書込制御部と、書込モードでは書
    込アドレスで指定されたセルアレイに、次のVCの送出
    タイミングを示す時刻値が書き込まれ、検索モードでは
    前記カウンタのカウント値と前記セルアレイの時刻値と
    が比較され、一致したセルアレイのアドレスを前記コン
    トロールメモリ内のルックアップテーブルのアドレスと
    して出力するCAM部と、前記送信メモリ、前記CAM
    部、前記送信用テーブル読出、書込制御部を制御し、前
    記CAM部から出力されたアドレスを前記コントロール
    メモリのテーブルに出力する送信コントローラを有する
    ATM通信制御装置。
  3. 【請求項3】 前記コントロールメモリ内のテーブルの
    初期設定を行う段階と、 時刻値が前記カウンタのカウント値と一致したVCの送
    出動作を起動する段階と、 前記コントロールメモリ内のVCテーブルから、送出動
    作が起動されたVCのVPアドレスとレート(T0)と
    VCフラグを読出す段階と、 前記VPテーブルの前記VPアドレスの、ピークレート
    (Tp)と送出時刻(Ts)とVPフラグを読出す段階
    と、 前記VPフラグがオフ、すなわち1番目のVPに属する
    VCのセルが1度も処理されていなければ、送出動作が
    起動されたVCの送出時刻(Ts)を前記カウンタのカ
    ウント値とし、ピークレート(Tp)を前記レート(T
    0)とし、前記VPフラグをオンし、これらを前記VP
    テーブルに書込む段階と、 前記VPフラグがオンで、前記VCフラグがオフ、すな
    わち送出動作が起動されたVCのセルが一度も処理され
    ていない場合、および前記VPテーブルの書込が終った
    後、前記VCフラグをオンして前記VCテーブルに書込
    む段階と、 前記VPフラグ、前記VCフラグが共にオンの場合、送
    信動作が起動されたVCのセルを送出する段階と、 前記VPテーブルからピークレート(Tp)と送出時刻
    (Ts)を読み出し、両者を加算し、加算結果を送出時
    刻として前記VPテーブルに書き込む段階と、 前記送出時刻を前記送出動作が起動されたVCの次送出
    時刻として前記CAM部に書き込む段階と、 前記カウンタのカウント値を前記CAM部に書込まれた
    次送出時刻と比較し、一致すると、前記ルックアップテ
    ーブルの、前記CAM部から出力されたアドレスに記憶
    されているVCのVCテーブルアドレスを読出し、前記
    VCテーブルの内容を読出す段階に戻る段階を有する、
    請求項2記載のATM通信制御装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 送受信データを格納するシステムメモリ
    と、物理層の機能を有するPHYデバイスを介してAT
    Mネットワークと接続され、該ATMネットワークとの
    間で送受信動作を行う送受信制御部と、送受信制御部で
    必要となる各種制御データおよびテーブルを格納するコ
    ントロールメモリと、装置全体を制御するホストを有
    し、 前記コントロールメモリは、各VP単位に、ピークレー
    ト(Tp)、送出時刻(Ts)、当該VPに属するVC
    のセルが処理されたかどうかを示すVPフラグ、当該V
    Pに属する最後のVCの、VCテーブルのアドレスを示
    すラストVCアドレス記憶するVPテーブルと、各V
    C単位に、当該VCが属するVPのデータが記憶されて
    いる前記VPテーブルのアドレスを指し示すVPテーブ
    ルアドレス、当該VCが初めて送出されるときのレート
    (T0)、当該VCのセルが処理されたかどうかを示す
    VCフラグ、当該VCの同じVPに属している前後のV
    Cの前記VCテーブルのアドレスを示す次VCアドレス
    /前VCアドレスを記憶するVCテーブルと、各VP単
    位に、当該VPに属するVCの中で次に処理するVCの
    VCテーブルのアドレスを記憶するルックアップテーブ
    ルを格納しており、 前記送制御部は、前記システムメモリから転送され
    たセルが一時的に格納される送信メモリと、カウンタ
    と、前記コントロールメモリのテーブルに対してそれぞ
    れデータの読出、書込を行う送信用テーブル読出制御部
    および送信用テーブル書込制御部と、書込モードでは書
    込アドレスで指定されたセルアレイに、次のVCの送出
    タイミングを示す時刻値が書き込まれ、検索モードでは
    前記カウンタのカウント値と前記セルアレイの時刻値と
    が比較され、一致したセルアレイのアドレスを前記コン
    トロールメモリ内のルックアップテーブルのアドレスと
    して出力するCAM部と、前記送信メモリ、前記CAM
    部、前記送信用テーブル読出、書込制御部を制御し、前
    記CAM部から出力されたアドレスを前記送信用テーブ
    ルに出力する送信コントローラを有するATM通信制御
    装置。
  5. 【請求項5】 前記コントロールメモリ内のテーブルの
    初期設定を行う段階と、 時刻値が前記カウンタのカウント値と一致したVCの送
    出動作を起動する段階と、 前記コントロールメモリ内のVCテーブルから、送出動
    作が起動されたVCのVPアドレスとレート(T0)と
    VCフラグと次VCアドレスと前記VCアドレスを読出
    す段階と、 前記VPテーブルの前記VPアドレスの、ピークレート
    (Tp)と送出時刻(Ts)とVPフラグとラストVC
    アドレスを読出す段階と、 前記VPフラグがオフ、すなわち1番目のVPに属する
    VCのセルが1度も処理されていなければ、前記カウン
    タ値のカウント値、前記レート(T0)をそれぞれ送出
    動作が起動されたVCの送出時刻(Ts)、ピークレー
    ト(Tp)とし、前記VPフラグをオンとし、前記VC
    アドレスを前記ラストVCアドレスとして前記VPテー
    ブルに書込み、前記VCアドレスを前記次VCアドレ
    ス、前記前VCアドレスとし、前記VCフラグを、当該
    セルが処理されたことを示すオンとして、これらを前記
    VCテーブルに書込む段階と、 前記VPフラグ、前記VCフラグが共にオフの場合、送
    出動作が起動されたVCのセルを送出する段階と、 前記VPテーブルおよび前記VCテーブルの書込みが終
    った後、および前記セルの送出が終った後、次に送出す
    べきVCのVCアドレスである次VCアドレスを前記コ
    ントロールメモリ内のルックアップテーブルに書込む段
    階と、 前記コントロールメモリ内のVPテーブルからピークレ
    ート(Tp)および送出時刻(Ts)を読出し、両者を
    加算し、加算結果を送出時刻(Ts)として前記VPテ
    ーブルに書込む段階と、 前記CAM部に次送出時刻(Ts)を書込む段階と、 前記カウンタのカウント値を前記CAM部に書込まれた
    次送出時刻と比較し、一致すると、前記ルックアップテ
    ーブルの、前記CAM部から出力されたアドレスに記憶
    されているVCのVCテーブルアドレスを読出し、前記
    VCテーブルの内容を読出す段階に戻る段階と、 前記VPフラグがオンで、前記VCフラグがオフの場
    合、リンクリストの先頭に位置するVCのVCテーブル
    の次VCアドレスを、追加するVCのVCテーブルのア
    ドレスとし、リンクリストの最後に位置するVCのVC
    テーブルの前VCアドレスを追加するVCのVCテーブ
    ルのアドレスとし、そして、追加するVCのVCテーブ
    ルの次VCアドレスを、先頭に位置するVCのVCテー
    ブルのアドレスにし、追加するVCのVCテーブルの前
    VCテーブルアドレスを、最後に位置するVCのVCテ
    ーブルアドレスにする段階と、 前記VPテーブルの当該VPのラストVCアドレスとし
    て当該VPに属するVCの最後のVCのアドレスを書込
    む段階と、 前記VCテーブルの当該VCのVCフラグを、初めて処
    理されたことを示すオンにし、前記カウンタのカウント
    値を前記CAM部に書込まれた次送出時刻と比較する段
    階へ戻る段階を有する、請求項4記載のATM通信制御
    装置の制御方法。
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