JP3102098U - 食品収容用容器 - Google Patents

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憲泰 小越
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株式会社ハイサーブウエノ
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Abstract

【課題】 容器を立掛けたり裏返しした際に脚部の内側に水が溜まるようなことがないようにする。
【解決手段】 脚部3に該脚部3の内側と外側を連通する連通部8を等間隔に複数設けると共に、前記連通部8は通水可能に設けられている。連通部8の下部9は脚部3の下部を開口するように切り欠いて設けられ、連通部8の上部10は天板2の下面4に設けられるようになっている。水洗等の後に皿1を立掛けたり、裏返しすることにより脚部3の内側に溜まっている水をいずれかの連通部8を通して水切りを良好に行うことができる。また連通部8の高さhを可及的に大きくできる。
【選択図】図1

Description

本考案は、食品を載置したり挿入等して収容するための皿、茶碗或いは丼などの食品収容用容器に関するものである。
平面が円形の寿司皿をチェーン部材のスラット部に載置し、モータ駆動のスプロケットを作動させて、このスプロケットに前記チェーン部材のローラを順次係合し、チェーン部材、ひいてはスラット部は循環搬送路に沿って移動することができる飲食物供給用循環型搬送装置が公知である(例えば、特許文献1)。
また皿に関して、天板と脚板とで断面倒コ字状に形成され、天板の上面が外周に縁部が形成されて囲繞され皿部を形成し、さらに脚板の下縁に凹部が形成された食品用収容皿が公知である(例えば、特許文献2)。
実用新案登録第3087688号公報 実用新案登録第3091077号公報
前記循環型搬送装置に利用される皿は一度に大量の数が使用されるので、使用後の皿は皿洗浄装置により洗浄される。そして、洗浄においては皿に水を噴射したり、或いは回転ブラシによって皿の汚れが除去され、その後に洗浄された皿は立掛けられたり裏返されたりして水切りするようにしている。
しかしながら、例えば前記平面が円形の皿においては、一般的に食品載置用の天板の下面に支持用の脚部が平面円環状に設けられているが、このような平面円環状の脚部を設けた皿を洗浄した後に、この皿を立掛けたり裏返しして水切りした際には、水が脚部の内側に残ってしまい、この結果脚部の内側の水切りができないという問題がある。
このような問題を解決する手段として例えば特許文献2のように天板の下方において断面倒コ字状の開口部の他に凹部によって脚部内側の水を排出できるようにすることが考えられるが、このようなものにおいては、断面倒コ字状の開口部や凹部が等間隔に設けられていないので、例えば脚板を横向きにして皿を立掛けた際には水が脚板の内側に水が残ってしまうという問題がある。
解決しようとする問題点は、食品を収容する容器本体の下面に支持用の脚部を設けると共に、前記容器本体の中央を中心として前記脚部は平面円環状に設けられた食品収容用容器において、容器を立掛けたり裏返しした際に脚部の内側に水が溜まるようなことがないようにする点である。
請求項1の考案は、食品を収容する容器本体の下面に支持用の脚部を設けると共に、前記容器本体の中央を中心として前記脚部は平面円環状に設けられた食品収容用容器において、前記脚部に該脚部の内側と外側を連通する連通部を等間隔に複数設けると共に、前記連通部は通水可能に設けられていることを特徴とする食品収容用容器である。
請求項2の考案においては、前記連通部の下部は前記脚部の下部を開口するように切り欠いて設けられ、前記連通部の上部は前記容器本体の前記下面に設けられることを特徴とする請求項1記載の食品収容用容器である。
請求項3の考案は、前記連通部の前記環状方向の円弧長さをそれぞれ同じに形成し、かつ前記連通部を3箇所以上形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の食品収容用容器である。
請求項4の考案は、前記容器本体は平面円形であり、前記下面は前記中央を中心として外側へ次第に高く設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の食品収容用容器である。
請求項5の考案は、前記下面における前記脚部の内側に容器識別部を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の食品収容用容器である。
請求項1の考案によれば、水洗等の後に容器本体を立掛けたり、裏返しすることにより脚部の内側に溜まっている水をいずれかの連通部を通して外側に排出して水切りを行うことができる。
請求項2の考案によれば、連通部における高さを可及的に大きくできるので、排水性能を高めることができる。
請求項3の考案によれば、それぞれの連通部の円弧長さは同じに形成されると共に、それぞれの脚部の円弧長さも同じに形成されるので、中央を中心として脚部及び連通部は点対称となってあらゆる方向の排水を均一に行うことができる。しかも、連通部は3箇所以上設けられるので容器を立て掛けたときでもいずれかの連通部によって良好に排水することができるようになる。
請求項4の考案によれば、下面は傾斜しているので水が溜まりにくくなって排水性を均一に向上することができる。
請求項5の考案によれば、容器本体の下面に容器識別部を設けておいても、脚部の内側の排水性が高いので容器識別部の水分による破損などを極力防止することができる。
本考案における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本考案の必須要件であるとは限らない。
図1〜図3は実施例1を示しており、食品収容用容器たる皿1は図示しない食品を載置して収容する容器本体としての天板2の下面に支持用の脚部3を設けている。天板1は平面円形であり、また脚部3は天板2の中央xを中心として平面円環状に設けられている。さらに天板2の下面4は前記中央xを中心としてテーブルなどの設置面5を基準として外周側へ次第に高さhを高く設けられる。
また、下面4の中央x、すなわち脚部3の内側には皿識別部6が設けられている。この皿識別部6は例えばタグ等と称せられる電磁誘導によって情報の読み取り及び書き込みができる非接触・無電池式データキャリアによって形成されるものである。そしてデータキャリアの情報は情報の読み取り及び書き込み用の図示しないアンテナを介して読み取り及び書き込みができるようになっている。そして、実施例では皿識別部6は蓋板7により封入されている。尚、皿識別部は光学的に読み取りを行う図示しないバーコードなどによって形成してもよい。
前記脚部3には該脚部3の内側、すなわち中央x側とその外側を連通する連通部8を複数設けており、これら連通部8の中心y相互間の長さを等しくするか或いはほぼ等しくして連通部8を等間隔に設けている。この連通部8の下部9は脚部3の下部を開口するように切り欠いて設けられ、連通部8の上部10は天板2の下面4に設けられて通水可能に設けられている。連通部8は3箇所以上に設けられるものであり、実施例では4箇所に設けている。さらに、それぞれの連通部8の環状方向の円弧長さをそれぞれ同じに形成している。すなわち連通部8における下部9間の円弧長さaをそれぞれ同じに形成し、同様に連通部8における上部10間の円弧長さbをそれぞれ同じに形成している。このため、脚部8の環状方向の円弧長さc,dもそれぞれ同じに形成されている。
次に前記構成についてその作用を説明する。使用にあっては天板2上に寿司等食品を載置する。そして例えば図示しない循環型搬送装置により皿1を循環して客に寿司等食品を提供する。この皿1が搬送装置により循環するとき、皿識別部6の情報が読み取られ、さらには書き込みされて例えば賞味限度時刻が過ぎた食品を皿1と共に回収する。
一方、使用後の皿1或いは回収された皿1は図示しない洗浄装置に収容されて水洗などが行われてブラシなどを使用して洗浄される。洗浄された皿1は水切りのために立て掛けられたり、或いは裏返しされる。この際、脚部3の内側に溜まった水は複数等間隔に設けられた連通部8のいずれかを介して外側に排出されて、脚部3の内側に水が残らないようになる。特に皿1を裏返ししたときには、天板2の下面4は前記中央xを中心とし設置面5を基準として外周側へ次第に高さhを高く設けられるようになっているので、水が下面4の傾斜に沿って中央xから連通部8を介して外側に排出できる。
以上のように、前記実施例では請求項1に対応して脚部3に該脚部3の内側と外側を連通する連通部8を等間隔に複数設けると共に、前記連通部8は通水可能に設けられていることにより、水洗等の後に皿1を立掛けたり、裏返しすることにより脚部3の内側に溜まっている水をいずれかの連通部8を通して水切りを良好に行うことができる。
また、前記実施例では請求項2に対応して前記連通部8の下部9は前記脚部3の下部を開口するように切り欠いて設けられ、前記連通部8の上部10は天板2の下面4に設けられるようになっているので、連通部8の高さhを可及的に大きくでき、排水性能を高めることができる。
さらに、前記実施例では請求項3に対応して前記連通部8の前記環状方向の円弧長さa,bをそれぞれ同じに形成することにより、中央xを中心として脚部3及び連通部8は点対称となってあらゆる方向の排水を均一に行うことができる。しかも、連通部8は3箇所以上、実施例では4箇所設けられるので皿1を立て掛けたとき、例えば連通部が1箇所であれるときは連通部が上向きであれば連通部を通して排水できず、連通部が2箇所であれば連通部が横向きであれば排水できないが、連通部8を3個所以上とすることで連通部8を通して良好に排水することができるようになる。
また、前記実施例では請求項4に対応して天板2は平面円形であり、そして下面4は前記中央xを中心として外側へ次第に高く設けられることにより、傾斜している下面により水切りの際水が溜まりにくくなって排水性を均一に向上することができる。
さらに、前記実施例では請求項5に対応して前記脚部3の内側に容器識別部6を設けたことにより、容器識別部6は排水性が高い部位に設けられるので水分による破損などを極力防止することができる。
以上のように本考案にかかる食品収容用容器は、皿以外に茶碗や丼などの用途にも適用できる。
本考案の実施例1を示す斜視図である。 本考案の実施例1を示す一部切り欠き正面図である。 本考案の実施例1を示す底面図である。
符号の説明
1 皿(食品収容用容器)
2 天板(容器本体)
3 脚部
4 下面
6 皿識別部
8 連通部
9 下部
10 上部
a,b 円弧長さ
x 中央

Claims (5)

  1. 食品を収容する容器本体の下面に支持用の脚部を設けると共に、前記容器本体の中央を中心として前記脚部は平面円環状に設けられた食品収容用容器において、前記脚部に該脚部の内側と外側を連通する連通部を等間隔に複数設けると共に、前記連通部は通水可能に設けられていることを特徴とする食品収容用容器。
  2. 前記連通部の下部は前記脚部の下部を開口するように切り欠いて設けられ、前記連通部の上部は前記容器本体の前記下面に設けられることを特徴とする請求項1記載の食品収容用容器。
  3. 前記連通部の前記環状方向の円弧長さをそれぞれ同じに形成し、かつ前記連通部を3箇所以上形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の食品収容用容器。
  4. 前記容器本体は平面円形であり、前記下面は前記中央を中心として外側へ次第に高く設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の食品収容用容器
  5. 前記下面における前記脚部の内側に容器識別部を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の食品収容用容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016120030A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 カセン産業株式会社 食器
JP2019170249A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 ヤマハ発動機株式会社 タンクおよびそれを備える飛行体

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