JP3102013U - 製本キット - Google Patents

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文彦 小笠原
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Abstract

【目的】 リベットを用いることなく表紙部材の間に複数冊のノートを綴じ込んで冊子とすることで、貴重な思い出の詰まったノートそのものに孔を開けることなく、高級感溢れた豪華な冊子を容易に作ることができる製本キットを提供する。
【構成】 表紙部材10Aの表表紙14と裏表紙16との間に複数冊のノートを綴じ込んで冊子とするための製本キット100Aであって、角背タイプの背表紙12Aの両側縁に表表紙14及び裏表紙16が設けられた表紙部材10Aと、表紙部材10Aの表表紙14に接着固定された表見返し部材20と、表紙部材10Aの裏表紙16に接着固定された裏見返し部材30と、複数冊のノートN同士を貼り付けるための両面テープ40とを備え、表見返し部材20のノート貼り付け面24及び裏見返し部材30のノート貼り付け面34には別の両面テープ42が貼り付けられていることを特徴とする製本キット。
【選択図】 図1

Description

本考案は、表紙部材の間に複数冊のノートを綴じ込んで冊子とするための製本キットに関する。
入学以来保存しているノートを記念に残しておきたいという要求がある。しかしながら、これらのノートをそのまま書棚に飾って(保管して)おくにはノートの数が多すぎる。そうかといって、これらのノートを段ボール箱等に梱包して保管するようにすると、ノートを見たいときにすぐ見ることができないという不便がある。
そこで、本考案の考案者は、このような不便を解消するための方法として、入学以来保存しているノートのうち特に思い出のあるノートを抜粋して残しておくとともに、これらのノートを製本して冊子にすればよいことに思い至った。このようにすれば、記念に残しておく対象のノートが適当な数にまで減るため、また冊子を高級感溢れる冊子とすることができるため、製本した冊子をそのまま書棚に飾って(保管して)おくことができるようになる。
また、この結果、これらのノート(冊子)を書棚に飾って(保管して)おくことができるようになるため、これらのノート(冊子)を見たいときにすぐ見ることができるようになり、これらのノート(冊子)の利用価値を高めることができることにもなる。
さらにまた、これらのノート(冊子)を高級感溢れる豪華な冊子(上製本)にすれば、一生の思い出になる素晴らしい冊子とすることができる。
ところで、このような要求を満たすには、記念として残しておきたいノートを抜粋して、製本屋にもちこんで製本をしてもらう方法がある。
しかしながら、この方法は、製本屋が依頼者一人一人に対して対応する必要があるため、極めて価格が高いものとなるという問題があった。さらには、このようなサービスは一般的なものではないため、このようなサービスを受けられるか否か、値段、納期などがどの程度かなどが不明であるため、このようなサービスを利用しづらいという問題があった。
一方、近年、パソコン等の写真情報等を基にオリジナルのアルバムや書籍等の表紙付き綴じ込み冊子を作製する製本キットが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。図6は、この製本キットにより作製された冊子を分解して示す図である。この製本キットは、図6に示すように、表紙部材901と、表見返し部材902a及び裏見返し部材902bと、印刷用紙903と、両見返し部材902a,902b及び印刷用紙903を綴じ込むための2本のリベット(図示せず。)とを備えている。この製本キットによれば、孔925a,925bの開いた両見返し部材902a,902b及び孔935の開いた印刷用紙903を重ね合わせて、リベットにより綴じ合わせるとともに、両表見返し部材902a,902bを表紙部材901の内面に接着固定するだけで、綴じ込み冊子を作製することができるという特徴をもっている。
特開2003−170675号公報
しかしながら、特許文献1の製本キットにおいては、見返し部材及び印刷用紙をリベットにより綴じ合わせる必要があるため、特許文献1の方法を用いて表紙部材の間に複数冊のノートを綴じ込むこととした場合には、貴重な思い出の詰まったノートそのものに孔を開けなければならないという問題がある。また、その結果、孔の開いた部分においては貴重な書込みが失われてしまうという問題もある。さらにまた、リベットを用いて製本を行うため、高級感溢れる冊子とすることが容易ではないという問題がある。
本考案は、上記のような実情に鑑みてなされたものであり、リベットを用いることなく表紙部材の間に複数冊のノートを綴じ込んで冊子とすることで、貴重な思い出の詰まったノートそのものに孔を開けることなく、高級感溢れる豪華な冊子を容易に作製することができる製本キットを提供することを目的とする。
(1)本考案の製本キットは、表紙部材の表表紙と裏表紙との間に複数冊のノートを綴じ込んで冊子とするための製本キットであって、背表紙の両側縁に表表紙及び裏表紙が設けられた表紙部材と、前記表紙部材の表表紙に接着固定された表見返し部材と、前記表紙部材の裏表紙に接着固定された裏見返し部材と、複数冊のノート同士を貼り付けるための両面テープとを備え、前記表見返し部材のノート貼り付け面及び前記裏見返し部材のノート貼り付け面には両面テープが貼り付けられていることを特徴とする。
このため、本考案の製本キットによれば、表見返し部材のノート貼り付け面及び裏見返し部材のノート貼り付け面には両面テープが貼り付けられているため、この両面テープを用いることによって、極めて簡便な方法で(はさみやのりを用いることなく)、表紙部材の間に複数冊のノートを綴じ込んで冊子とすることができる。
また、本考案の製本キットによれば、表見返し部材のノート貼り付け面及び裏見返し部材のノート貼り付け面には両面テープが貼り付けられているため、この両面テープを用いることによって、リベットを用いることなく表紙部材の間に複数冊のノートを綴じ込んで冊子とすることができる。このため、貴重な思い出の詰まったノートに孔を開けることなく、高級感溢れる豪華な冊子を作ることができるようになる。
さらにまた、本考案の製本キットによれば、複数冊のノート同士を貼り付けるための両面テープを備えているため、極めて簡単な方法で(はさみやのりを用いることなく)、表紙部材の間に複数冊のノートを綴じ込んで冊子とすることができるようになる。
(2)上記(1)に記載の製本キットは、前記表紙部材における背表紙は、角背タイプの背表紙であることが好ましい。
このように構成することにより、極めて簡便な方法で、本物の角背タイプの上製本に近い冊子を作製することができるようになる。
(3)上記(2)に記載の製本キットは、前記複数刷冊のノートからなるノート集合体の背に貼り付ける花布をさらに備えたものであることが好ましい。
このように構成することにより、冊子にさらに高級感を付与することができる。
(4)上記(1)に記載の製本キットにおいては、表紙部材における背表紙は丸背タイプの背表紙であり、この背表紙の内側には背側が背表紙の形状に対応する形状を有するとともに腹側が平面形状を有する背芯が貼り付けられていることが好ましい。
このように構成することにより、上記のような背芯を背表紙の内側に貼り付けるだけの簡便な方法で、本物の丸背タイプの上製本に近い冊子を作製することができるようになる。
(5)上記(4)に記載の製本キットにおいては、前記表紙部材における背表紙と前記背芯との間には花布が取り付けられていることが好ましい。
このように構成することにより、冊子にさらに高級感を付与することができる。
(6)本考案の製本キットは、表紙部材の表表紙と裏表紙との間に複数冊のノートを綴じ込んで冊子とするための製本キットであって、丸背タイプの背表紙の両側縁に表表紙及び裏表紙が設けられた表紙部材と、前記表紙部材の表表紙に接着固定された表見返し部材と、前記表紙部材の裏表紙に接着固定された裏見返し部材と、複数冊のノート同士を接着してノート集合体を作製するための液状接着剤と、前記ノート集合体の背に貼る背貼り用紙とを備え、前記表見返し部材のノート貼り付け面及び前記裏見返し部材のノート貼り付け面には両面テープが貼り付けられていることを特徴とする。
このため、本考案の製本キットによれば、表見返し部材のノート貼り付け面及び裏見返し部材のノート貼り付け面には両面テープが貼り付けられているため、この両面テープを用いることによって、極めて簡便な方法で(はさみやのりを用いることなく)、表紙部材の間に複数冊のノートからなるノート集合体を綴じ込んで冊子とすることができる。
また、本考案の製本キットによれば、表見返し部材のノート貼り付け面及び裏見返し部材のノート貼り付け面には両面テープが貼り付けられているため、この両面テープを用いることによって、リベットを用いることなく表紙部材の間に複数冊のノートからなるノート集合体を綴じ込んで冊子とすることができる。このため、貴重な思い出の詰まったノートに孔を開けることなく、高級感溢れる冊子を作ることができるようになる。
また、本考案の製本キットによれば、複数冊のノート同士を接着してノート集合体を作製するための液状接着剤を備えているため、比較的簡単な方法で(はさみやのりを用いることなく)、複数冊のノートからなるノート集合体を作製することができるようになり、結果として、比較的簡便な方法で、表紙部材の間に複数冊のノートを綴じ込んで冊子とすることができるようになる。
さらにまた、本考案の製本キットによれば、液状接着剤を用いて複数冊のノートからノート集合体を作製するようにしているため、複数冊のノートを丸背タイプの背表紙のカーブに合わせて接着してノート集合体とすることができるようになる。このため、上記(4)で説明した背芯を用いることなく、さらに高級感溢れる本格的な丸背タイプの冊子を作成することができるようになる。
(7)上記(7)に記載の製本キットにおいては、前記背表紙の内側には丸背タイプの形状を有する背芯が貼り付けられていることも好ましい。
このように構成することにより、ノート集合体の背の形状が少々不揃いな場合であっても、背表紙の形状を、しっかりした丸背タイプの背表紙の形状とすることができるようになる。
(8)上記(6)〜(7)に記載の製本キットは、複数冊のノートを丸背タイプに対応するように整列した状態でこれら複数のノートの背の部分に前記液状接着剤を付けるために用いる整列治具をさらに備えたものであることが好ましい。
このように構成することにより、整列治具の底面形状を丸背タイプの背表紙のカーブに合わせて作製しておけば、複数冊のノートを整列治具上で整列するだけの簡単な操作で、複数冊のノート同士が丸背タイプの背表紙のカーブに対応するように整列したノート集合体を作製することができるようになる。
(9)上記(6)〜(8)のいずれかに記載の製本キットは、前記背貼り用紙の背部分に貼り付ける花布をさらに備えたものであることが好ましい。
このように構成することにより、冊子にさらに高級感を付与することができる。
(10)上記(1)〜(9)のいずれかに記載の製本キットにおいては、前記表紙部材は布クロス製の表紙部材であることが好ましい。
このように構成することにより、上記したような冊子をさらに高級感溢れる豪華な冊子とすることができ、貴重な思い出の詰まったノートを一生の思い出になる素晴らしい冊子とすることができる。
(11)上記(1)〜(10)のいずれかに記載の製本キットにおいては、前記表見開き部材及び/又は前記裏見開き部材には、使用者が書込み可能な書き込み欄が印刷されている又は使用者が書込み可能なインデックスが貼り付けられていることが好ましい。
このように構成することによれば、例えば、この書き込み欄又はインデックスに思い出メモを書き込むことができるようになり、冊子の価値をさらに高めることができる。
(12)上記(1)〜(10)のいずれかに記載の製本キットにおいては、綴じ込むノートと同じ平面サイズのノートをさらに備えたものであることが好ましい。
このように構成することにより、例えば、このノートに思い出メモを書き込んだり、写真や記念の品物を貼ったりすることができるようになる。このため、このノートを冊子に一緒に綴じ込むことにより、冊子の価値をさらに高めることができる。
(13)本考案の製本キットは、表紙部材の表表紙と裏表紙との間に複数枚の用紙を綴じ込んで冊子とするための製本キットであって、丸背タイプの背表紙の両側縁に表表紙及び裏表紙が設けられた表紙部材と、前記表紙部材の表表紙に接着固定された表見返し部材と、前記表紙部材の裏表紙に接着固定された裏見返し部材と、複数の用紙同士を接着して用紙集合体を作製するための液状接着剤と、前記用紙集合体の背に貼る背貼り用紙とを備え、前記表見返し部材の用紙貼り付け面及び前記裏見返し部材の用紙貼り付け面には両面テープが貼り付けられていることを特徴とする。
このため、複数冊のノートの代わりに複数枚の用紙を用いても、上記(6)に記載の製本キットで得られる効果と同様の効果を得ることができる。
(14)上記(1)〜(13)のいずれかに記載の製本キットにおいては、前記表見返し部材及び前記裏見返し部材に代えて、両面テープが貼り付けられていない表見返し部材及び裏見返し部材を備えるとともに、前記表見返し部材とノート又は用紙とを貼り付けるための両面テープ及び前記裏見返し部材とノート又は用紙とを貼り付けるための両面テープとをさらに備えたものとすることもできる。
このように構成することによっても、両面テープを用いてノート又は用紙を表紙部材に貼り付けることによって、上記(1)〜(13)に記載の製本キットで得られる効果と同様の効果を得ることができる。
以下、本考案の製本キットを図に示す実施の形態に基づいて説明する。
[実施形態1]
A.製本キットの構成
図1は、本考案の実施形態1に係る製本キットを説明するために示す図である。図1(a)は製本キットの構成を示す図であり、図1(b)は、作製過程におけるノート集合体(表紙部材10A等は図示せず。)の斜視図であり、図1(c)は、作製された冊子の斜視図である。
実施形態1に係る製本キット100Aは、図1(c)に示すように、角背タイプの表紙部材の間に複数冊のノートを綴じ込んで冊子200Aとするための製本キットである。そして、図1(a)〜(c)に示すように、角背タイプの背表紙12Aの両側縁に表表紙14及び裏表紙16が設けられた表紙部材10Aと、表紙部材10Aの表表紙14に接着固定された表見返し部材20と、表紙部材10Aの裏表紙16に接着固定された裏見返し部材30と、複数冊のノートN同士を貼り付けるための両面テープ40とを備え、表見返し部材20のノート貼り付け面24及び裏見返し部材30のノート貼り付け面34にはのどの部分(綴り側)に別の両面テープ42が貼り付けられている。
このため、実施形態1に係る製本キット100Aによれば、表見返し部材20のノート貼り付け面24及び裏見返し部材30のノート貼り付け面34には別の両面テープ42が貼り付けられているため、この別の両面テープ42を用いることによって、極めて簡便な方法で(はさみやのりを用いることなく)、表紙部材10Aの間に複数冊のノートNを綴じ込んで冊子とすることができる。
また、実施形態1に係る製本キット100Aによれば、表見返し部材20のノート貼り付け面24及び裏見返し部材30のノート貼り付け面34には別の両面テープ42が貼り付けられているため、この別の両面テープ42を用いることによって、リベットを用いることなく表紙部材10Aの間に複数冊のノートNを綴じ込んで冊子とすることができる。このため、貴重な思い出の詰まったノートに孔を開けることなく、高級感溢れる豪華な冊子を作ることができるようになる。
また、本考案の製本キット100Aによれば、複数冊のノートN同士を貼り付けるための両面テープ40を備えているため、極めて簡単な方法で(はさみやのりを用いることなく)、表紙部材の間に複数冊のノートNをきれいに綴じ込んで冊子とすることができるようになる。
両面テープは、図1(a)に示すように、必要枚数の両面テープ40を備えるようにしてもよいし、大判のシートに必要枚数の両面テープが貼り付けられた両面テープシート(図示せず。)を備えるようにしてもよい。
本考案の製本キット100Aにおいては、表紙部材10Aにおける背表紙12Aは角背タイプの背表紙である。このため、上記のように極めて簡便な方法で、本物の角背タイプの上製本に近い冊子を作製することができるようになる。
実施形態1に係る製本キット100Aは、図1(a)に示すように、複数冊のノートNからなるノート集合体N10の背部分N20に貼り付ける花布50をさらに備えている。このため、このような花布50をノート集合体N10の背N20に貼り付けることによって、冊子にさらに高級感を付与することができる。
実施形態1に係る製本キット100Aにおいては、表紙部材10Aは布クロス製の表紙部材である。このため、上記したような冊子をさらに高級感溢れる冊子とすることができ、貴重な思い出の詰まったノートを一生の思い出になる素晴らしい冊子とすることができる。
実施形態1に係る製本キット100Aにおいては、表見開き部材20及び/又は裏見開き部材30には、使用者が書込み可能な書き込み欄が印刷されている(図示せず。)。このため、この書き込み欄に思い出メモを書き込むことができるようになり、冊子の価値をさらに高めることができる。
表見開き部材20及び/又は裏見開き部材30には、使用者が書込み可能なインデックスが貼り付けられていてもよい。この場合にも、このインデックスに思い出メモを書き込むことができるようになり、冊子の価値をさらに高めることができる。
本考案の製本キットは、実施形態1に係る製本キット100Aの構成に加えて、綴じ込むノートN(例えばB5版)と同じ平面サイズのノートをさらに備えたものであってもよい。このようにすれば、例えば、このノートに思い出メモを書き込んだり、写真や記念の品物を貼ったりすることができる、このノートを一緒に綴じ込むことにより、冊子の価値をさらに高めることができる。
B.製本キットの使用方法
図2は、本考案の実施形態1に係る製本キットの使用方法を説明するために示す図である。実施形態1に係る製本キット100Aは、例えば、図2に示すような方法で使用することができる。なお、以下の説明においては、適宜図1を参照する。
(a)まず、同じ大きさ(例えば、B5版)のノートNを準備する。背4.3cm(厚さ)用の表紙部材10Aを用いる場合には、30枚綴りの学習用ノートを10冊程度綴じ込むことができる。そして、ノートNの順番、天地を確認する。
(b)ノートNを布クロス製の表紙部材10Aにはさんで厚みを最終確認する。はさんだときに少しゆとりがあるように冊数を調整する。
(c)まず、裏見返し部材30の両面テープ42をはがす。
(d)そして、一番最後になるノートNを裏見返し部材30に貼る。その際、ノートNの天地、左右の位置に注意しながら、ノートNを裏見返し部材30の外形に合わせて貼るようにする。表紙部材10Aにおける背表紙12Aの背を直角に立てたときノートNが背に当たるような位置に貼る。
(e)〜(f)次に、両面テープ40を用いて、ノートN同士を、2冊目、3冊目と順番に貼り合わせていく。両面テープ40はノートNの上下一杯に貼るようにする。
(g)ノートN同士の貼り合わせは、正確に丁寧に行なう。この貼り合わせ作業で仕上がり具合が決まるので十分注意する。特にノートNの外側を丁寧に合わせる。
(図なし)表見返し部材20における両面テープ42の剥離紙はそのままにして、ノートNの厚さを再確認する。ややゆとりがあるように、冊数を調整する。厚すぎると仕上がりや見た目が悪くなる。
(h)次に、表見返し部材20における両面テープ42の剥離紙を剥がし、複数冊のノートNからなるノート集合体N10の背N20を表紙部材10Aにおける背表紙12Aに正確に合わせる。
(i)静かに表紙部材10Aを閉じる。そのとき、ノート集合体N20の背部分に花布50を貼る。背側にぴったり合わせ、曲がらないように注意する。仕上がり確認をしたら、両手で丁寧に表紙部材10Aを強く押さえる。
(j)最後に、背表紙12Aと表表紙14及び裏表紙16とのつなぎめの溝を定規等でなぞって、しっかりと溝をつける。
(k)以上の工程で角背の上製本からなる冊子200Aが出来上がる。書棚に入れれば末永く保存できる。
[実施形態2]
A.製本キットの構成
図3は、本考案の実施形態2に係る製本キットを説明するために示す図である。図3(a)は製本キットの構成を示す図であり、図3(b)は、作製過程におけるノート集合体の斜視図(表紙部材10B等は図示せず。)であり、図3(c)は、作製された冊子の斜視図である。
実施形態2に係る製本キット100Bは、図3(c)に示すように、丸背タイプの表紙部材の間に複数冊のノートを綴じ込んで冊子200Bとするための製本キットである。そして、図3(a)〜(c)に示すように、丸背タイプの背表紙12Bの両側縁に表表紙14及び裏表紙16が設けられた表紙部材10Bと、表紙部材10Bの表表紙14に接着固定された表見返し部材20と、表紙部材10Bの裏表紙16に接着固定された裏見返し部材30と、複数冊のノートN同士を貼り付けるための両面テープ40とを備え、表見返し部材20のノート貼り付け面24及び裏見返し部材30のノート貼り付け面34にはのどの部分に別の両面テープ42が貼り付けられている。
このため、実施形態2に係る製本キット100Bによれば、表見返し部材20のノート貼り付け面24及び裏見返し部材30のノート貼り付け面34には別の両面テープ42が貼り付けられているため、この別の両面テープ42を用いることによって、極めて簡便な方法で(はさみやのりを用いることなく)、ノートNを表紙部材10Bの間に綴じ込んで冊子とすることができる。
また、実施形態2に係る製本キット100Bによれば、表見返し部材20のノート貼り付け面24及び裏見返し部材30のノート貼り付け面34には別の両面テープ42が貼り付けられているため、この別の両面テープ42を用いることによって、リベットを用いることなく表紙部材10Bの間に複数冊のノートNを綴じ込んで冊子とすることができる。このため、貴重な思い出の詰まったノートに孔を開けることなく、高級感溢れる豪華な冊子を作ることができるようになる。
また、実施形態2に係る製本キット100Bによれば、複数冊のノートN同士を貼り付けるための両面テープ40を備えているため、極めて簡単な方法で(はさみやのりを用いることなく)、表紙部材の間に複数冊のノートNをきれいに綴じ込んで冊子とすることができるようになる。
両面テープは、図3(a)に示すように、必要枚数の両面テープ40を備えるようにしてもよいし、大判のシートに必要枚数の両面テープが貼り付けられた両面テープシート(図示せず。)を備えるようにしてもよい。
実施形態2に係る製本キット100Bにおいては、表紙部材10Bにおける背表紙12Bは丸背タイプの背表紙であり、この背表紙12Bの内側には背側が背表紙12Bの形状に対応する形状を有するとともに腹側が平面形状を有する背芯60が貼り付けられている。このため、実施形態1に係る製本キット100Aの場合と同様の簡便な方法で、本物の丸背タイプの上製本に近い冊子を作製することができるようになる。
実施形態2に係る製本キット100Bにおいては、図3(a)に示すように、表紙部材10Bにおける背表紙12Bと背芯60との間には花布52が取り付けられている。このため、冊子にさらに高級感を付与することができる。
実施形態2に係る製本キット100Bにおいては、実施形態1に係る製本キット100Aの場合と同様に、表紙部材10Bは布クロス製の表紙部材である。このため、上記したような冊子をさらに高級感溢れる冊子とすることができ、貴重な思い出の詰まったノートを一生の思い出になる素晴らしい冊子とすることができる。
実施形態2に係る製本キット100Bにおいては、実施形態1に係る製本キット100Aの場合と同様に、表見開き部材20及び/又は裏見開き部材30には、使用者が書込み可能な書き込み欄が印刷されている(図示せず。)。このため、この書き込み欄に思い出メモを書き込むことができるようになり、冊子の価値をさらに高めることができる。
表見開き部材20及び/又は裏見開き部材30には、使用者が書込み可能なインデックスが貼り付けられていてもよい。この場合にも、このインデックスに思い出メモを書き込むことができるようになり、冊子の価値をさらに高めることができる。
本考案の製本キットは、実施形態2に係る製本キット100Bの構成に加えて、綴じ込むノートN(例えばB5版)と同じ平面サイズのノートをさらに備えたものであってもよい。このようにすれば、例えば、このノートに思い出メモを書き込んだり、写真や記念の品物を貼ったりすることができる、このノートを一緒に綴じ込むことにより、冊子の価値をさらに高めることができる。
B.製本キットの使用方法
実施形態2に係る製本キット100Bは、実施形態1に係る製本キット100Aとは、表紙部材として丸背タイプの表紙部材10Bを用い、所定の花布52及び所定の背芯60を用いた点が異なっている。しかしながら、これ以外は同じ構成を有しており、実施形態1に係る製本キット100Aを使用する方法と同様の方法で使用することができる。
なお、実施形態1又は2に係る製本キットの使用方法において、両面テープ40を用いてまずノート集合体N10を作製し、その後、別の両面テープ42を用いて表紙部材10A,10Bにノート集合体N10を綴じ込んで冊子を作製することもできる。
[実施形態3]
A.製本キットの構成
図4は、本考案の実施形態3に係る製本キットを説明するために示す図である。図4(a)は製本キットの構成を示す図であり、図4(b)は、作製過程におけるノート集合体の斜視図であり、図4(c)は、作製された冊子の斜視図である。
実施形態3に係る製本キット100Cは、図4(c)に示すように、丸背タイプの表紙部材の間に複数冊のノートを綴じ込んで冊子200Cとするための製本キットである。そして、図4(a)〜(c)に示すように、丸背タイプの背表紙12Cの両側縁に表表紙14及び裏表紙16が設けられた表紙部材10Cと、表紙部材10Cの表表紙14に接着固定された表見返し部材20と、表紙部材10Cの裏表紙16に接着固定された裏見返し部材30と、複数冊のノートN同士を接着してノート集合体N10を作製するための液状接着剤80と、ノート集合体N10の背に貼る背貼り用紙70とを備え、表見返し部材20のノート貼り付け面24及び裏見返し部材30のノート貼り付け面34にはのどの部分に両面テープ42が貼り付けられている。
このため、実施形態3に係る製本キット100Cによれば、表見返し部材20のノート貼り付け面24及び裏見返し部材30のノート貼り付け面34には両面テープ42が貼り付けられているため、この両面テープ42を用いることによって、極めて簡便な方法で(はさみやのりを用いることなく)、複数冊のノートNを表紙部材10Cの間に綴じ込んで冊子とすることができる。
また、実施形態3に係る製本キット100Cによれば、表見返し部材20のノート貼り付け面24及び裏見返し部材30のノート貼り付け面34には両面テープ42が貼り付けられているため、この両面テープ42を用いることによって、リベットを用いることなく表紙部材10Cの間に複数冊のノートNを綴じ込んで冊子とすることができる。このため、貴重な思い出の詰まったノートに孔を開けることなく、高級感溢れる豪華な冊子を作ることができるようになる。
また、実施形態3に係る製本キット100Cによれば、複数冊のノートN同士を接着してノート集合体N10を作製するための液状接着剤80を備えているため、比較的簡単な方法で、複数冊のノートN及び背貼り用紙70からなるノート集合体70を作製することができるようになり、結果として、比較的簡便な方法で、表紙部材10Cの間に複数冊のノートNを綴じ込んで冊子とすることができるようになる。
また、実施形態3に係る製本キット100Cによれば、液状接着剤を用いて複数冊のノートNからノート集合体N10を作製するようにしているため、複数冊のノートNを丸背タイプの背表紙12Cのカーブに合わせて接着してノート集合体N10とすることができる。また、背表紙12Cの内側には丸背タイプの形状を有する背芯62が貼り付けられている。このため、ノート集合体N10の背の形状が少々不揃いな場合であっても、背表紙の形状を、しっかりとした丸背タイプの背表紙の形状とすることができる。
但し、本考案の製本キットにおいては、内側に背芯が貼り付けられていない背表紙を有する表紙部材を用いることもできる。このようにすれば、さらに本格的な丸背タイプの冊子を作成することができるようになる。
実施形態3に係る製本キット100Cにおいては、複数冊のノートNを丸背タイプに対応するように整列した状態でこれら複数のノートNの背の部分に液状接着剤80を付けるために用いる整列治具90をさらに備えている。このため、整列治具90の底面形状を丸背タイプの背表紙のカーブに合わせて作製しておけば、複数冊のノートNを整列治具90上で整列するだけの簡単な操作で、複数冊のノートN同士が丸背タイプの背表紙12Cのカーブに対応するように整列したノート集合体N10を作製することができるようになる。
実施形態3に係る製本キット100Cは、背貼り用紙70の背(肩の部分)に貼り付けるための花布54をさらに備えている。このため、冊子にさらに高級感を付与することができるようになる。
実施形態3に係る製本キット100Cにおいては、実施形態1に係る製本キット100Aの場合と同様に、表紙部材10Cは布クロス製の表紙部材である。このため、上記したような冊子をさらに高級感溢れる冊子とすることができ、貴重な思い出の詰まったノートを一生の思い出になる素晴らしい冊子とすることができる。
実施形態3に係る製本キット100Cにおいては、実施形態1に係る製本キット100Aの場合と同様に、表見開き部材20及び/又は裏見開き部材30には、使用者が書込み可能な書き込み欄が印刷されている(図示せず。)。このため、この書き込み欄に思い出メモを書き込むことができるようになり、冊子の価値をさらに高めることができる。
表見開き部材20及び/又は裏見開き部材30には、使用者が書込み可能なインデックスが貼り付けられていてもよい。この場合にも、このインデックスに思い出メモを書き込むことができるようになり、冊子の価値をさらに高めることができる。
本考案の製本キットは、実施形態3に係る製本キット100Bの構成に加えて、綴じ込むノートN(例えばB5版)と同じ平面サイズのノートをさらに備えたものであってもよい。このようにすれば、例えば、このノートに思い出メモを書き込んだり、写真や記念の品物を貼ったりすることができる、このノートを一緒に綴じ込むことにより、冊子の価値をさらに高めることができる。
B.製本キットの使用方法
図5は、本考案の実施形態3に係る製本キットの使用方法を説明するために示す図である。実施形態3に係る製本キット100Cは、例えば、図5に示すような方法で使用することができる。なお、以下の説明においては、適宜図4を参照する。
(a)まず、同じ大きさ(例えば、B5版)のノートNを準備する。背4.3cm(厚さ)用の表紙部材10Cを用いる場合には、30枚綴りの学習用ノートを10冊程度綴じ込むことができる。そして、ノートNの順番、天地を確認する。
(b)ノートNを布クロス製の表紙部材10Cにはさんで厚みを最終確認する。はさんだときに少しゆとりがあるように冊数を調整する。
(c)確認したらノートNだけ取り出す。
(d)次に、紙製の整列治具90に液状接着剤80を入れる。コツは、液状接着剤80を約3mm位の厚さにたっぷり入れることである。両端は少なめにするのもポイント。
(e)〜(g)整列治具90の取手92を開いて机等の上に静置し、この整列治具90に複数冊のノートNを差し込み、これらのノートNを整列治具90のカーブに合わせて天地をしっかり揃える。その後、整列治具90の取手92とノートNとを手に取り、前後に軽くスライドさせて液状接着剤80を複数冊のノートN同士の間にしみ込ませる。
(h)次に、ノートNを整列治具90から取り出す。この際、複数冊のノートNから構成されるノート集合体N10がしっかり整列治具90のカーブに沿った丸みになっているか、天地がしっかり揃っているかを確認して、この液状接着剤80が乾かないうちに整列治具90から取り出す。
(i)整列治具90に付いた液状接着剤80を拭き取る。これは再使用することもできる。
(j)次に、液状接着剤80が乾かないうちに複数冊のノートNからなるノート集合体N10の背N20に背貼り用紙70を貼る。複数冊のノートN同士にずれがあったら、液状接着剤80が乾かないうちに修正する。小口についている余分な液状接着剤80を拭き取る。
(k)複数冊のノートNの上に重りを載せて1時間程度、液状接着剤80を固化させる。
(l)上記(k)に代わりに、複数冊のノートNにおける背側部分を紐で縛った状態で液状接着剤80を固化させるようにしてもよい。縛る作業で中身のノートNがしまり、仕上がりがきれいになる。
(m)液状接着剤80が固化したら、背貼り用紙70の余分な部分をカッターで切り落とす。
(n)次に、花布54を背貼り用紙70の天と地に貼る。
(o)このとき、花布54の裏・表に注意。
(p)次に、再び表紙部材10Cに挟んで、仕上がり具合を見る。このとき、中身の天地に注意する。縦書きノートNは右綴じ。横書きノートNは左綴じ。ノート集合体N10は見返しで持たせるため、背貼り用紙70には絶対に液状接着剤80を付けないようにする。背貼り用紙70と表紙部材10Cとが接着されると本が開かなくなる。
(q)〜(s)次に、中身の天地の確認できたら、ノートNの背側を表紙部材10Cの背側に正確に位置合わせてしてから、両見返し部材20,30の両面テープ42の剥離紙を剥がす。この際、中身のノート集合体N10を表紙部材10Cの背表紙12Cに当てて表裏が均等になるように背側にぴったり合わせ、曲がらないように注意する。また、中身のノートNと表紙部材10Cとのチリ(余白)が均等になるようにする。
(s)仕上がり確認をしたら、両手で丁寧に表紙部材10Cを強く押さえる。
(t)最後に、背表紙12Cと表表紙14及び裏表紙16とのつなぎめの溝を定規等でなぞって、しっかりと溝をつける。
(u)以上の工程で丸背の上製本からなる本格的な冊子200Cが出来上がる。書棚に入れれば末永く保存できる。
以上、各実施形態に基づいて本考案の製本キットを説明したが、本考案は上記した各実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記した各実施形態においては、ノートとしてB5版のノートを用いて製本する例を示したが、これには限られず他の大きさのノートを用いてもよい。この場合には、もちろん、そのノートの大きさに対応する大きさをもった表紙部材や両見返し部材を用いる。また、ノートの種類にも限定されず、種々の種類のノート(学習用ノート、雑記帳、家計簿など)を用いることができる。
また、上記した各実施形態においては、複数冊のノートを用いて製本する例を示したが、これには限られず大きさの揃っている複数枚のバラの用紙を用いてもよい。
また、上記した各実施形態においては、表紙部材として布クロスの表紙部材を用いて製本する例を示したが、これには限られず他の種類の表紙部材を用いてもよい。
また、上記した各実施形態においては、両面テープ42が貼り付けられた表見返し部材20及び裏見返し部材30を用いたが、これらの見返し部材に代えて、両面テープが貼り付けられていない表見返し部材及び裏見返し部材を備えるようにすることもできる。この場合には、表裏の両見返し部材とノート又は用紙とを貼り付けるための両面テープとをさらに備えるようにすることが好ましい。
また、本考案の製本キットにおいては、製本した冊子の背表紙にタイトルや番号を付するようにすることもできる。このようにすれば、冊子に綴じられたノートの内容を容易に認識することができるようになり、これらのノートの利用価値をさらに高めることができるようになる。
本考案の実施形態1に係る製本キットを説明するために示す図。 本考案の実施形態1に係る製本キットの使用方法を説明するために示す図。 本考案の実施形態2に係る製本キットを説明するために示す図。 本考案の実施形態3に係る製本キットを説明するために示す図。 本考案の実施形態3に係る製本キットの使用方法を説明するために示す図。 従来の製本キットにより作製された冊子を分解して示す図。
符号の説明
10A,10B,10C…表紙部材、12A,12B,12C…背表紙、14…表表紙、16…裏表紙、20…表見返し部材、22…表表紙側の面、24,34…ノート貼り付け面、30…裏見返し部材、32…裏表紙側の面、40,42…両面テープ、50,52,54…花布、60、62…背芯、70…背貼り用紙、80…液状接着剤、90…整列治具、92…取手、100A,100B,100C…製本キット、200A,200B,200C…冊子、901…表紙部材、901a…表表紙、901b…裏表紙、901c…背表紙、902a…表見返し部材、921a…表表紙対応部、923a…本体表面対応部、902b…裏見返し部材,921b…裏表紙対応部,923b…本体裏面対応部,903…印刷用紙、N…ノート、N10…ノート集合体、N20…ノート集合体の背部分

Claims (14)

  1. 表紙部材の表表紙と裏表紙との間に複数冊のノートを綴じ込んで冊子とするための製本キットであって、
    背表紙の両側縁に表表紙及び裏表紙が設けられた表紙部材と、前記表紙部材の表表紙に接着固定された表見返し部材と、前記表紙部材の裏表紙に接着固定された裏見返し部材と、複数のノート同士を貼り付けるための両面テープとを備え、
    前記表見返し部材のノート貼り付け面及び前記裏見返し部材のノート貼り付け面には両面テープが貼り付けられていることを特徴とする製本キット。
  2. 請求項1に記載の製本キットにおいて、
    前記表紙部材における背表紙は、角背タイプの背表紙であることを特徴とする製本キット。
  3. 請求項2に記載の製本キットにおいて、
    複数冊のノートからなるノート集合体の背に貼り付ける花布をさらに備えたことを特徴とすることを特徴とする製本キット。
  4. 請求項1に記載の製本キットにおいて、
    前記表紙部材における背表紙は丸背タイプの背表紙であり、この背表紙の内側には背側が背表紙の形状に対応する形状を有するとともに腹側が平面形状を有する背芯が貼り付けられていることを特徴とすることを特徴とする製本キット。
  5. 請求項4に記載の製本キットにおいて、
    前記表紙部材における背表紙と前記背芯との間には花布が取り付けられていることを特徴とすることを特徴とする製本キット。
  6. 表紙部材の表表紙と裏表紙との間に複数冊のノートを綴じ込んで冊子とするための製本キットであって、
    丸背タイプの背表紙の両側縁に表表紙及び裏表紙が設けられた表紙部材と、前記表紙部材の表表紙に接着固定された表見返し部材と、前記表紙部材の裏表紙に接着固定された裏見返し部材と、複数のノート同士を接着してノート集合体を作製するための液状接着剤と、前記ノート集合体の背に貼る背貼り用紙とを備え、
    前記表見返し部材のノート貼り付け面及び前記裏見返し部材のノート貼り付け面には両面テープが貼り付けられていることを特徴とする製本キット。
  7. 請求項6に記載の製本キットにおいて、
    前記背表紙の内側には丸背タイプの形状を有する背芯が貼り付けられていることを特徴とすることを特徴とする製本キット。
  8. 請求項6又は7に記載の製本キットにおいて、
    複数冊のノートを丸背タイプに対応するように整列した状態でこれら複数のノートの背の部分に前記液状接着剤を付けるために用いる整列治具をさらに備えたことを特徴とする製本キット。
  9. 請求項6〜8のいずれかに記載の製本キットにおいて、
    前記背貼り用紙の背に貼り付ける花布をさらに備えたことを特徴とすることを特徴とする製本キット。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の製本キットにおいて、
    前記表紙部材は布クロス製の表紙部材であることを特徴とする製本キット。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の製本キットにおいて、
    前記表見開き部材及び/又は前記裏見開き部材には、使用者が書込み可能な書き込み欄が印刷されている又は使用者が書込み可能なインデックスが貼り付けられていることを特徴とする製本キット。
  12. 請求項1〜10のいずれかに記載の製本キットにおいて、
    綴じ込むノートと同じ平面サイズのノートをさらに備えたことを特徴とする製本キット。
  13. 表紙部材の表表紙と裏表紙との間に複数枚の用紙を綴じ込んで冊子とするための製本キットであって、
    丸背タイプの背表紙の両側縁に表表紙及び裏表紙が設けられた表紙部材と、前記表紙部材の表表紙に接着固定された表見返し部材と、前記表紙部材の裏表紙に接着固定された裏見返し部材と、複数の用紙同士を接着して用紙集合体を作製するための液状接着剤と、前記用紙集合体の背に貼る背貼り用紙とを備え、
    前記表見返し部材の用紙貼り付け面及び前記裏見返し部材の用紙貼り付け面には両面テープが貼り付けられていることを特徴とする製本キット。
  14. 請求項1〜13のいずれかに記載の製本キットであって、
    前記表見返し部材及び前記裏見返し部材に代えて、両面テープが貼り付けられていない表見返し部材及び裏見返し部材を備えるとともに、前記表見返し部材とノート又は用紙とを貼り付けるための両面テープ及び前記裏見返し部材とノート又は用紙とを貼り付けるための両面テープとをさらに備えたことを特徴とする製本キット。
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