JP3101986U - ハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケット - Google Patents
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Abstract
【課題】 特定ハ−ブ精油の効能である、抗菌効能、防虫効能、あるいは小動物忌避効能のうち、目的に沿った前記効能、あるいは目的に沿った前記複合効能を気散させ、前記効能を周囲に作用させるための、簡単に使用できる資材用品を提供すること。
【解決手段】 ポ−ラス構造で通気性が高い材料による袋状パケット1の部分に、少なくとも防虫効能を有し、加えて必要に応じ、抗菌効能、小動物忌避効能を有するハ−ブ精油含浸チップが内包されている。
前記袋状パケット1には、吊下げ用の紐3が付属していて、人の着用衣服類、あるいは任意物体に吊下げて使用することができる形態のハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットを提供した。単に吊り下げるだけで、内包するハ−ブの精油種の効能に従った、例えば防虫作用などを、中期にわたって周辺に及ぼさせることができる。
【選択図】 図 1
【解決手段】 ポ−ラス構造で通気性が高い材料による袋状パケット1の部分に、少なくとも防虫効能を有し、加えて必要に応じ、抗菌効能、小動物忌避効能を有するハ−ブ精油含浸チップが内包されている。
前記袋状パケット1には、吊下げ用の紐3が付属していて、人の着用衣服類、あるいは任意物体に吊下げて使用することができる形態のハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットを提供した。単に吊り下げるだけで、内包するハ−ブの精油種の効能に従った、例えば防虫作用などを、中期にわたって周辺に及ぼさせることができる。
【選択図】 図 1
Description
本考案は、香草、薬草、風味用植物を総称するハ−ブ(herb)のうち、少なくとも防虫効能を有するハ−ブ精油を利用するところの、防虫作用や小動物忌避作用などを有する資材用品に係わる。
抗菌効能や防虫効能などを有するハ−ブ、およびハ−ブ精油が存在することは、従前から知られている。 特開2000−116251 世界有用植物事典、株式会社平凡社(1996.12.20、初版第4刷) デニ−・バウン;ハ−ブ大百科、株式会社誠文堂新光社(1997.5.20、発行) なお、引用文献からの引用文、およびその説明は、前記引用文の表現をそのまま用いるものとする。
「特許文献1」は、防虫効果や抗菌効果を有するハ−ブ精油を含浸させた農業用マルチシ−ト(雨水の流入調整、雑草生育阻止などの目的で畝などを覆うシ−ト)の製造方法ならびに使用方法に関する開示である。
「特許文献1」の段落番号「0008」に、「シトロネラ、スペアミント、カユプテ、ゼラニウム、パチュリ、テレピン油等のハ−ブと称せられる植物精油を単独叉は複数種ブレンドしたものを、麻が100重量%の不織布に対して所定量含浸等の方法で混入させることで生成した。このように生成すると、防虫効果(抗菌効果)を有する農業用マルチシ−トを強靭性を保持して軽量化することができる」と開示されている。
「特許文献1」の段落番号「0008」に、「シトロネラ、スペアミント、カユプテ、ゼラニウム、パチュリ、テレピン油等のハ−ブと称せられる植物精油を単独叉は複数種ブレンドしたものを、麻が100重量%の不織布に対して所定量含浸等の方法で混入させることで生成した。このように生成すると、防虫効果(抗菌効果)を有する農業用マルチシ−トを強靭性を保持して軽量化することができる」と開示されている。
また、「特許文献1」の段落番号「0018」に、「日射量が多い地域においては、シトロネラ等のハ−ブと称せられる植物精油の揮発成分が速やかに揮発してしまい、農業用マルチシ−ト1の有効性の一部が早期に低下する事態が想定される。しかし、植物性のパラフィンを含浸させた部分は、この揮発性成分の揮発を遅らせる作用を有しているために、農業用マルチシ−ト1の有効性を長く残存させる効果を備えている」と開示されている。
また、「特許文献1」の段落番号「0024」には、前記例示にハ−ブ種に限定されないとして、さらに8種のハ−ブの系統を開示している。
加えて、「特許文献1」の段落番号「0025」には、シトロネラ精油とブレンドしてよく合う精油種が例示されている。
加えて、「特許文献1」の段落番号「0025」には、シトロネラ精油とブレンドしてよく合う精油種が例示されている。
「非特許文献1」の、350頁右欄21〜55行に、シトロネラグラス(Cymbopogon nardus)に関する記載があり、その効能の面で、「葉を水蒸気蒸留してシトロネラ油をとる。精油の成分はd−シトロネラ−ル(24〜34%)、ゲラニオ−ル(26〜40%)で、ほかに1−ボルネオ−ルなどを含む。シトロネラ油は、香水原料のほかセッケンや防虫クリ−ムの香料にする」との記載がある。
「被特許文献2」の、247頁左欄「AZADIRACHTA」属の項の、ニ−ム(Azadirachta indica)の欄において、その実用の面で、「葉は図書館、植物標本館などで防虫に使われる。精油は整髪料、防虫剤(特に作物をイナゴの襲来から守る)にする」との記載がある。
「特許文献1」に開示され、「非特許文献1」、「非特許文献2」に記載があるように、防虫効能を有するハ−ブ精油が存在し、その例としてシトロネラグラスからの精油やニ−ムからの精油などを掲げている。
本考案では、それぞれこれをシトロネラ精油、およびニ−ム精油と称する。
また、本考案では、殺虫効能および害虫忌避効能ともに防虫効能と称する。
本考案では、それぞれこれをシトロネラ精油、およびニ−ム精油と称する。
また、本考案では、殺虫効能および害虫忌避効能ともに防虫効能と称する。
かような、前記抗菌効能や前記防虫効能を有するハ−ブからの精油を、蚊などの忌避用塗薬である軟膏に利用したり、スプレ−式防虫剤などに利用することが行われている。
しかしながら、軟膏状や液体状では使い勝手がよくなく、また周囲に万遍なく気散させ、複数日から月単位程度の中期にわたって、その作用を持続させることは困難であった。
また、ハ−ブからの植物性精油とはいえ、人の肌や衣服などに直接触れることは、人の体質によっては、かぶれる、かゆくなるなどの症状を与えることもある。
しかしながら、軟膏状や液体状では使い勝手がよくなく、また周囲に万遍なく気散させ、複数日から月単位程度の中期にわたって、その作用を持続させることは困難であった。
また、ハ−ブからの植物性精油とはいえ、人の肌や衣服などに直接触れることは、人の体質によっては、かぶれる、かゆくなるなどの症状を与えることもある。
したがって、前記抗菌効能、前記防虫効能などを有するハ−ブからの精油を、人の肌に直接に触れることなしに人の周囲に気散させ、蚊、蜂、あるいはブヨなどの害虫の接近を忌避する如き防虫作用をもたらすための、資材用品の提供が望まれている。
また、農作物や庭園などを守るために、前記抗菌効能、前記防虫効能、場合によっては小動物忌避効能を有するハ−ブからの精油を、散布などせずに空中に気散させ、複数日から月単位程度の中期にわたって周囲に万遍なく、農作物、植物や樹木などを害する菌、ダニ、昆虫、モグラ、ネズミなどの防除の効果をもたらすための、資材用品の提供が望まれている。
かような効能を果たすために、シンプルな完成品単位である用品として、容易に使用することができるところの、抗菌作用、防虫作用、あるいは小動物忌避作用を発揮する、前記資材用品の開発が望まれている。
また、農作物や庭園などを守るために、前記抗菌効能、前記防虫効能、場合によっては小動物忌避効能を有するハ−ブからの精油を、散布などせずに空中に気散させ、複数日から月単位程度の中期にわたって周囲に万遍なく、農作物、植物や樹木などを害する菌、ダニ、昆虫、モグラ、ネズミなどの防除の効果をもたらすための、資材用品の提供が望まれている。
かような効能を果たすために、シンプルな完成品単位である用品として、容易に使用することができるところの、抗菌作用、防虫作用、あるいは小動物忌避作用を発揮する、前記資材用品の開発が望まれている。
本考案は、上記従来の課題を考慮し、特定ハ−ブ精油の効能である、前記抗菌効能、前記防虫効能、あるいは前記小動物忌避効能などのうち、目的に沿った前記単独効能、あるいは目的に沿った前記複合効能を作用させるための、簡単に使用できる資材用品を提供することを目的とする。
考案者は、前記課題を解決すべく鋭意検討の結果、次に示す考案に至った。
すなわち、図1に描く如く、ポ−ラス(微多孔)構造で通気性が高い、不織布、紙、編織布、あるいは微細穿孔樹脂シ−トから成る袋状パケット1の部分に、少なくとも防虫効能を有し、必要に応じ、加えて抗菌効能あるいは小動物忌避効能、あるいは加えて抗菌効能および小動物忌避効能を有するハ−ブ精油が、図2に描くように、チップ基材に含浸されて成る、偏平形、顆粒形、あるいはペレット形のハ−ブ精油含浸チップ9が内包されている。
前記袋状パケット1の部分には、図1に描く如く、吊下げ用の紐3、あるいは図3に描く如く、フック14付きの吊下げ用の紐13が付属していて、人の着用衣服類あるいは任意物体に、前記袋状パケットを吊下げて使用することができる形態であることを特徴とする、ハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットの考案に至った。
すなわち、図1に描く如く、ポ−ラス(微多孔)構造で通気性が高い、不織布、紙、編織布、あるいは微細穿孔樹脂シ−トから成る袋状パケット1の部分に、少なくとも防虫効能を有し、必要に応じ、加えて抗菌効能あるいは小動物忌避効能、あるいは加えて抗菌効能および小動物忌避効能を有するハ−ブ精油が、図2に描くように、チップ基材に含浸されて成る、偏平形、顆粒形、あるいはペレット形のハ−ブ精油含浸チップ9が内包されている。
前記袋状パケット1の部分には、図1に描く如く、吊下げ用の紐3、あるいは図3に描く如く、フック14付きの吊下げ用の紐13が付属していて、人の着用衣服類あるいは任意物体に、前記袋状パケットを吊下げて使用することができる形態であることを特徴とする、ハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットの考案に至った。
また、図2に示す如く、前記ハ−ブ精油含浸チップ9において、前記チップ基材がセルロ−ス(繊維素)繊維主体の不織布または紙または編織布、あるいはセルロ−ス主体の顆粒またはペレットであることを特徴とする、ハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットの考案である。
また、前記ハ−ブ精油含浸チップにおいて、外層部分にパラフィン油の層を有するハ−ブ精油含浸チップ、あるいはハ−ブ精油とパラフィン油との混合油含浸チップであることを特徴とする、ハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットの考案である。
さらに、図1、図2あるいは図3における、袋状のパケット1を構成するポ−ラスなシ−ト5の材料において、セルロ−スまたは生分解性高分子、あるいはセルロ−スおよび生分解性高分子による前記不織布、前記紙、前記編織布、あるいは前記微細穿孔樹脂シ−トであることを特徴とする、ハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットの考案である。
加えて、前記ハ−ブ精油において、シトロネラ精油またはニ−ム精油、あるいはシトロネラ精油およびニ−ム精油の混合精油であることを特徴とする、ハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットの考案である。
(1) 本考案のハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットは、前記パケット単位で適宜吊り下げるだけで、内包するハ−ブ精油含浸チップの前記精油成分が、前記パケットのポ−ラス構造の布などを通過して、前記パケット周辺に気散する。
したがって、単に吊り下げるだけで内包するハ−ブの精油種の効能に従った効果、すなわち、前記抗菌効能、前記防虫効能、前記小動物忌避効能など、あるいはこれらの複合効能を、複数日から月単位の中期にわたってその作用を及ぼさせることができる。
(2) 本考案のハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットに内包するハ−ブ精油含浸チップが、偏平形である場合には、周囲空気に触れる面積が大きく、したがって即効性で強く作用する。
また、内包するハ−ブ精油含浸チップが顆粒形あるいはペレット形の場合には、作用の持続性に特徴を持たせることができる。
このようににハ−ブ精油含浸チップの形状を変えることでも、所定のハ−ブ精油効能の効果を調整できる。
(3) 使用に当たっては吊下げ形であるので、周辺空気に触れる機会が大きく、さらに風の作用などの振動で前記パケットが揺れ動くので、内包するハ−ブ精油含浸チップの前記精油成分の気散が適度に促進される。かように、万遍なく周囲にハ−ブ精油成分を気散させることができる。
(4) 使用時に前記単独効能のハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットを、作用の強さにおいては使用数で調整し、複合作用が必要な場合は、異なる効能のハ−ブ精油の含浸チップ内包パケットを併用できる。
かように使用時に併用ができるので、パケット形としたことで、パケットの種類は少なくて済み、在庫管理がし易い。
(5) 本考案が吊下げ式パケットであることは、人が吊下げて用いる場合に、前記パケットに内包するハ−ブ精油含浸チップ、すなわちハ−ブ精油成分が人の肌や衣服に直接触れないので、過敏体質者においてかぶれ症状を呈するなどの副作用がなく、また前記ハ−ブ精油成分の臭いが前記人の肌や衣服に移らないという利点がある。
したがって、単に吊り下げるだけで内包するハ−ブの精油種の効能に従った効果、すなわち、前記抗菌効能、前記防虫効能、前記小動物忌避効能など、あるいはこれらの複合効能を、複数日から月単位の中期にわたってその作用を及ぼさせることができる。
(2) 本考案のハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットに内包するハ−ブ精油含浸チップが、偏平形である場合には、周囲空気に触れる面積が大きく、したがって即効性で強く作用する。
また、内包するハ−ブ精油含浸チップが顆粒形あるいはペレット形の場合には、作用の持続性に特徴を持たせることができる。
このようににハ−ブ精油含浸チップの形状を変えることでも、所定のハ−ブ精油効能の効果を調整できる。
(3) 使用に当たっては吊下げ形であるので、周辺空気に触れる機会が大きく、さらに風の作用などの振動で前記パケットが揺れ動くので、内包するハ−ブ精油含浸チップの前記精油成分の気散が適度に促進される。かように、万遍なく周囲にハ−ブ精油成分を気散させることができる。
(4) 使用時に前記単独効能のハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットを、作用の強さにおいては使用数で調整し、複合作用が必要な場合は、異なる効能のハ−ブ精油の含浸チップ内包パケットを併用できる。
かように使用時に併用ができるので、パケット形としたことで、パケットの種類は少なくて済み、在庫管理がし易い。
(5) 本考案が吊下げ式パケットであることは、人が吊下げて用いる場合に、前記パケットに内包するハ−ブ精油含浸チップ、すなわちハ−ブ精油成分が人の肌や衣服に直接触れないので、過敏体質者においてかぶれ症状を呈するなどの副作用がなく、また前記ハ−ブ精油成分の臭いが前記人の肌や衣服に移らないという利点がある。
本考案の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
なお、各図面は、本考案の作用や形状を明確に説明するため、形状を誇張して描くとか模型的に描いているゆえ、大きさ、寸法比などは実物と異なる。
図1は、本考案のハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットの模型的略図である。
図1において、袋状のパケット1は、パケット1の隅にある通し孔2に通した吊り紐3が取り付けられている。
パケット1の材料は、ポ−ラス構造で、通気性の高い、不織布、紙、布、あるいは微細穿孔樹脂シ−トなどのポ−ラスなシ−ト5の表裏二枚からなり、端縁部4は前記表裏が接合していて袋体となっている。
なお、前記材料の表裏二枚のうちどちらか一枚のみが、ポ−ラス構造で、通気性が高い前記ポ−ラなスシ−トであってもよい。
なお、各図面は、本考案の作用や形状を明確に説明するため、形状を誇張して描くとか模型的に描いているゆえ、大きさ、寸法比などは実物と異なる。
図1は、本考案のハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットの模型的略図である。
図1において、袋状のパケット1は、パケット1の隅にある通し孔2に通した吊り紐3が取り付けられている。
パケット1の材料は、ポ−ラス構造で、通気性の高い、不織布、紙、布、あるいは微細穿孔樹脂シ−トなどのポ−ラスなシ−ト5の表裏二枚からなり、端縁部4は前記表裏が接合していて袋体となっている。
なお、前記材料の表裏二枚のうちどちらか一枚のみが、ポ−ラス構造で、通気性が高い前記ポ−ラなスシ−トであってもよい。
前記袋体の内部には、少なくとも防虫効能を有するハ−ブ精油含浸の偏平形、顆粒形、あるいはペレット形のチップを内包している。
防虫効能の他に、抗菌効能、あるいは小動物忌避効能、あるいは防虫効能を含めて前記効能の複合効能のあるハ−ブ精油含浸チップを内包している場合も含まれる。
吊り紐3は、パケット1を吊り下げるための紐で、図1に描く吊り紐3は、先端を吊り下げる対象に結び付けて吊り下げるタイプの一例である。
防虫効能の他に、抗菌効能、あるいは小動物忌避効能、あるいは防虫効能を含めて前記効能の複合効能のあるハ−ブ精油含浸チップを内包している場合も含まれる。
吊り紐3は、パケット1を吊り下げるための紐で、図1に描く吊り紐3は、先端を吊り下げる対象に結び付けて吊り下げるタイプの一例である。
図2は、図1に描くパケット1のA−A断面の模型的略図である。
図2において、パケット1の材料である前記ポ−ラスシ−ト5の表裏二枚が周囲の端縁部4で接合して成る袋体となっている。
パケット1内には、少なくとも防虫効能を有する、偏平形、顆粒形、あるいはペレット形のハ−ブ精油含浸チップ9が内包されている。
ハ−ブ精油含浸チップ9は、防虫効能の他に、抗菌効能、小動物忌避効能など、あるいは防虫効能を含めて前記効能の複合効能のあるハ−ブ精油が含浸している場合も含まれる。
図2において、パケット1の材料である前記ポ−ラスシ−ト5の表裏二枚が周囲の端縁部4で接合して成る袋体となっている。
パケット1内には、少なくとも防虫効能を有する、偏平形、顆粒形、あるいはペレット形のハ−ブ精油含浸チップ9が内包されている。
ハ−ブ精油含浸チップ9は、防虫効能の他に、抗菌効能、小動物忌避効能など、あるいは防虫効能を含めて前記効能の複合効能のあるハ−ブ精油が含浸している場合も含まれる。
図3は、図1に示すハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットの、別形態の例で、フック14を有するハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットの模型的略図である。
図3の場合、吊り下げる対象が人の場合には、ズボンの腰バンドや衣服の端部などにフック14で固定する。
吊り下げる対象が物体であれは、取付部にフック14を利用して固定する。
フック14に連なる吊り紐13の他端には、小フック15が付属していて、パケット1の通し孔2に掛けるようになっている。
図3の場合、吊り下げる対象が人の場合には、ズボンの腰バンドや衣服の端部などにフック14で固定する。
吊り下げる対象が物体であれは、取付部にフック14を利用して固定する。
フック14に連なる吊り紐13の他端には、小フック15が付属していて、パケット1の通し孔2に掛けるようになっている。
図1に示すハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットは、通し紐3を含めてパケット全体を使い捨て用品とする場合に適する。
これに対し、図3に示すハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットは、小フック15部でのパケット1のみの着脱が可能であるので、パケット1のみの交換ができる。
これに対し、図3に示すハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットは、小フック15部でのパケット1のみの着脱が可能であるので、パケット1のみの交換ができる。
図4は、本考案のハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットの使用例を示す。
図4において、使用者20がズボンの腰バンド21に紐3で前記パケット1を吊下げている場合の例を示す略図である。
このように、人に近接してハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットを吊下げれば、抗菌効能、防虫効能、または小動物忌避効能の各々のハ−ブ精油含浸チップ、あるいは各々の複合効能のあるハ−ブ精油含浸チップを、欲するように内包することができるので、前記効能に対応した作用を前記パケット周辺に及ぼすことができる。
図4において、使用者20がズボンの腰バンド21に紐3で前記パケット1を吊下げている場合の例を示す略図である。
このように、人に近接してハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットを吊下げれば、抗菌効能、防虫効能、または小動物忌避効能の各々のハ−ブ精油含浸チップ、あるいは各々の複合効能のあるハ−ブ精油含浸チップを、欲するように内包することができるので、前記効能に対応した作用を前記パケット周辺に及ぼすことができる。
例えば、蚊がいる場所で作業などをする場合、防虫効能のあるニ−ム精油などを含浸したチップをパケット1に内包したハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットを、図4に描くように携帯して使用する。
かようにすれば、蚊が近づくことを忌避するので、あたかも点火した携帯式蚊取線香用品を用いる場合と同等、あるいはそれ以上の蚊の忌避作用をもたらす。
かようにすれば、蚊が近づくことを忌避するので、あたかも点火した携帯式蚊取線香用品を用いる場合と同等、あるいはそれ以上の蚊の忌避作用をもたらす。
図5は、本考案のハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットにおいて、吊下げる対象が物体である場合の例で、図5においては樹木に吊り下げた場合の略図である。
図5においては、農園や庭園などで防虫作用や小動物忌避作用を期待する場所で使用する場合について描き、例えばパケット1を、樹木25の枝26に吊り紐3で吊下げている様子を描いている。
図5においては、農園や庭園などで防虫作用や小動物忌避作用を期待する場所で使用する場合について描き、例えばパケット1を、樹木25の枝26に吊り紐3で吊下げている様子を描いている。
かように使用すれば、庭園の場合など、七星天道虫、バッタなどの害虫の被害が予想される場合に、例えば防虫効能のあるニ−ム精油あるいはシトロネラ精油、あるいは、ニ−ム精油およびシトロネラ精油の混合精油などを含浸したハ−ブ精油含浸チップをパケット1に内包しておけば、防虫作用を発揮し前記害虫の被害を防ぐことができる。
また、ニ−ム精油とシトロネラ精油などの混合精油には、小動物忌避効能があることが分かった。
図5においては、前記混合精油を含浸したハ−ブ精油含浸チップをパケット1に内包して、犬などが決まって小便などをする特定の場所に、前記パケット1を吊り下げておけば、犬が近寄らなくなりって汚れる懸念がなくなった。
例えば、前記特定の場所が図5に描く樹木25の根元とすれば、前記根元の汚れを防止すると共に、鉢植え植物27が荒らされることもなくなる。
また、ニ−ム精油とシトロネラ精油などの混合精油には、小動物忌避効能があることが分かった。
図5においては、前記混合精油を含浸したハ−ブ精油含浸チップをパケット1に内包して、犬などが決まって小便などをする特定の場所に、前記パケット1を吊り下げておけば、犬が近寄らなくなりって汚れる懸念がなくなった。
例えば、前記特定の場所が図5に描く樹木25の根元とすれば、前記根元の汚れを防止すると共に、鉢植え植物27が荒らされることもなくなる。
原料であるハ−ブの種類によってハ−ブ精油には、抗菌効能、防虫効能、あるいは小動物忌避効能などを有する。
したがって、期待目的によってハ−ブ精油の種類を選定し、これを含浸したチップによるハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットとすることで、期待目的に応じた抗菌作用、防虫作用または小動物忌避作用、あるいはこれらの複合作用を有するハ−ブ精油含浸チップ内包吊り下げ式パケットとすることができる。
したがって、期待目的によってハ−ブ精油の種類を選定し、これを含浸したチップによるハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットとすることで、期待目的に応じた抗菌作用、防虫作用または小動物忌避作用、あるいはこれらの複合作用を有するハ−ブ精油含浸チップ内包吊り下げ式パケットとすることができる。
ハ−ブ油の混合法をとらずに、使用時に組み合わせて用いる方法でもよい。
すなわち、前記複合作用を与えるための別な方法として、効能や用途に応じ各種サイズ、ならびに各種効能や用途における、単独効能のハ−ブ精油含浸チップ内包のパケットを予め用意しておく。
しかして、使用時に前記単独効能のハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットを、作用の強さにおいては使用数で調整し、複合作用が必要な場合は、異なる効能のハ−ブ精油の含浸チップ内包パケットを併用する。
かようにしても、作用の強さの調整、あるいは作用対象の調整が可能であり、品種やサイズを限定することができ、在庫を減らし、かつ在庫管理がし易くなる。
すなわち、前記複合作用を与えるための別な方法として、効能や用途に応じ各種サイズ、ならびに各種効能や用途における、単独効能のハ−ブ精油含浸チップ内包のパケットを予め用意しておく。
しかして、使用時に前記単独効能のハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットを、作用の強さにおいては使用数で調整し、複合作用が必要な場合は、異なる効能のハ−ブ精油の含浸チップ内包パケットを併用する。
かようにしても、作用の強さの調整、あるいは作用対象の調整が可能であり、品種やサイズを限定することができ、在庫を減らし、かつ在庫管理がし易くなる。
本考案が吊下げ式パケットであることは、図4に示すように、人が吊り下げる場合には、前記人の動きに伴う振動作用や、風による揺すり作用で内包するハ−ブ精油含浸チップが擦れ合いや攪拌作用を受け、効率のよい気散を促す。
また、前記ハ−ブ精油含浸チップが偏平形の場合には、周囲空気に触れる表面積が大きいので、前記パケット周辺への精油成分の気散を強める効果を有し即効性がある。
また、前記ハ−ブ精油含浸チップが顆粒形あるいはペレット形の場合には、遅効性となり、持続性に特徴を持たせることができる。
また、図5に示すように、樹木などの物体に吊り下げる場合には、風による揺すり作用で内包するハ−ブ精油含浸チップが擦れ合いや攪拌作用を受けるので、前記パケット周辺への精油成分の気散を促す効果を有する。
また、前記ハ−ブ精油含浸チップが偏平形の場合には、周囲空気に触れる表面積が大きいので、前記パケット周辺への精油成分の気散を強める効果を有し即効性がある。
また、前記ハ−ブ精油含浸チップが顆粒形あるいはペレット形の場合には、遅効性となり、持続性に特徴を持たせることができる。
また、図5に示すように、樹木などの物体に吊り下げる場合には、風による揺すり作用で内包するハ−ブ精油含浸チップが擦れ合いや攪拌作用を受けるので、前記パケット周辺への精油成分の気散を促す効果を有する。
加えて、本考案が吊り下げ式パケットであることは、図4に示すように人が吊り下げて用いるときには、前記パケットに内包するハ−ブ精油含浸チップ、すなわちハ−ブ精油成分が人の衣服や肌にハ−ブ精油が直接触れないので、過敏体質の人などに対して前記ハ−ブ精油による肌などへの悪影響を及ぼさない。
また前記ハ−ブ精油成分の臭いが前記人の衣服や肌に移らないという効果がある。
また、本考案が吊り下げ式パケットであることは、図5に示すように樹木などの物体に吊り下げて用いるときには、屋外使用で風雨などの場合に前記ハ−ブ精油が無駄に離散しない利点がある。
また前記ハ−ブ精油成分の臭いが前記人の衣服や肌に移らないという効果がある。
また、本考案が吊り下げ式パケットであることは、図5に示すように樹木などの物体に吊り下げて用いるときには、屋外使用で風雨などの場合に前記ハ−ブ精油が無駄に離散しない利点がある。
次に本考案に適用できるハ−ブ、ハ−ブ精油、およびハ−ブ精油含浸チップについて説明する。
本考案に適用できるハ−ブおよびハ−ブ精油は、例として、「特許文献1」に開示され、「非特許文献1」および「非特許文献2」に記載されている、抗菌作用や防虫作用を有するハ−ブ種を含めて、少なくとも防虫効能を有する公知のハ−ブ、およびハ−ブ精油が含まれる。
本考案に適用できるハ−ブおよびハ−ブ精油は、例として、「特許文献1」に開示され、「非特許文献1」および「非特許文献2」に記載されている、抗菌作用や防虫作用を有するハ−ブ種を含めて、少なくとも防虫効能を有する公知のハ−ブ、およびハ−ブ精油が含まれる。
植物であるハ−ブから、ハ−ブ精油を採取する方法としては、空気あるいは酸素のない状態で高温処理し、液体などに分解する乾留法が一般的であるが、水蒸気蒸留法なども採用される。しかしながら、ハ−ブ中の薬効成分を破壊しないように、温度、時間などハ−ブ種ごとに留意して乾留などを行うのが一般的である。
かようにして得られたハ−ブ精油を、チップ基材に含浸させてチップ化する。
前記チップが偏平形チップの場合には、前記ハ−ブ精油含浸用の偏平なチップ基材であるところの、紙あるいは不織布の如き薄いシ−ト状繊維集合体に、ロ−ラ式塗工加工法などで含浸させる。しかして、前記シ−ト状繊維集合体をチップ化することによって偏平形チップとなって、ハ−ブ成分の効率よい気散が得られる。
偏平形チップは、ハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットとしたときに、前記ハ−ブ精油含浸チップ表面と、その周囲空気との接触面積が大きくなり、即効性で周辺に強い作用を及ぼす場合に適する。
前記チップが偏平形チップの場合には、前記ハ−ブ精油含浸用の偏平なチップ基材であるところの、紙あるいは不織布の如き薄いシ−ト状繊維集合体に、ロ−ラ式塗工加工法などで含浸させる。しかして、前記シ−ト状繊維集合体をチップ化することによって偏平形チップとなって、ハ−ブ成分の効率よい気散が得られる。
偏平形チップは、ハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットとしたときに、前記ハ−ブ精油含浸チップ表面と、その周囲空気との接触面積が大きくなり、即効性で周辺に強い作用を及ぼす場合に適する。
前記偏平形チップ基材は、ハ−ブ精油の浸透性および前記基材の生分解性の観点から、和紙など純粋なセルロ−ス(繊維素)からなる紙、あるいはセルロ−ス繊維を主成分とする不織布が望ましい。
セルロ−ス同士の混用例として、前記塗工加工のときの強度保持、あるいは前記内包パケットの使用時の湿潤強度を上げるため、パルプに湿潤強度の高い麻を10〜30%程度混用した複合紙を用いることによって、含浸のときの加工性や製品の耐久性において良好な評価が得られた。
前記チップ基材はハ−ブ精油の浸透性が高いことが重要で、必ずしもセルロ−スに限定されることはなく、合成繊維のシ−ト状繊維集合体でもよい。
また、前記シ−ト状繊維集合体は、単位面積当たりの質量が40〜150g/m2程度で、ハ−ブ精油は前記シ−ト状繊維集合体の質量に対して30〜60%程度含浸させる。
ハ−ブ精油を含浸したシ−ト状繊維集合体は、シュレッダ(細断機)などで細断と切断加工して、大凡、幅3〜10mm程度、大凡長さ10〜50mm程度の偏平形のハ−ブ精油含浸チップとする。
セルロ−ス同士の混用例として、前記塗工加工のときの強度保持、あるいは前記内包パケットの使用時の湿潤強度を上げるため、パルプに湿潤強度の高い麻を10〜30%程度混用した複合紙を用いることによって、含浸のときの加工性や製品の耐久性において良好な評価が得られた。
前記チップ基材はハ−ブ精油の浸透性が高いことが重要で、必ずしもセルロ−スに限定されることはなく、合成繊維のシ−ト状繊維集合体でもよい。
また、前記シ−ト状繊維集合体は、単位面積当たりの質量が40〜150g/m2程度で、ハ−ブ精油は前記シ−ト状繊維集合体の質量に対して30〜60%程度含浸させる。
ハ−ブ精油を含浸したシ−ト状繊維集合体は、シュレッダ(細断機)などで細断と切断加工して、大凡、幅3〜10mm程度、大凡長さ10〜50mm程度の偏平形のハ−ブ精油含浸チップとする。
パケットに内包し易さの観点、あるいはハ−ブ精油の気散速度を調整するなどの目的で、ハ−ブ精油含浸チップを顆粒形チップあるいはペレット形チップとしてもよい。
前記顆粒形あるいはペレット形の場合のチップ基材は、生分解性のある木粉、おがくず、パルプ、セルロ−ス繊維細片、コットンリンタ−(綿実に生じる短い繊維)などの材料が望ましいが、合成繊維集合体、あるいは連続発泡のポ−ラスな合成樹脂なども適用できる。
顆粒形やペレット形にする方法は、例えば、前記おのおのの基材と所定効能のハ−ブ精油とを練って、乾燥スパゲティの如き線材状に押出成形法などで成形して後、細片状にカットするなどして得られる。
また、前記材料をワックスなどのつなぎ剤で練って、予め欲する形状の顆粒形あるいはペレット形のチップとしてから、前記チップに所定のハ−ブ精油をロ−タリ−タンブラ−処理法などで混練して、塗工や含浸を行うことによっても得られる。
ペレット形のサイズを断面円形の前記線材状のカット形式での製品例でいえば、直径が大凡1〜5mm程度、長さが大凡3〜20mm程度がそのサイズの目安である。
顆粒形のサイズは、前記ペレット形の下限サイズ以下で粉体迄に至らないサイズで、強いて例えれば芥子粒、胡麻粒などのイメ−ジである。
前記顆粒形あるいはペレット形の場合のチップ基材は、生分解性のある木粉、おがくず、パルプ、セルロ−ス繊維細片、コットンリンタ−(綿実に生じる短い繊維)などの材料が望ましいが、合成繊維集合体、あるいは連続発泡のポ−ラスな合成樹脂なども適用できる。
顆粒形やペレット形にする方法は、例えば、前記おのおのの基材と所定効能のハ−ブ精油とを練って、乾燥スパゲティの如き線材状に押出成形法などで成形して後、細片状にカットするなどして得られる。
また、前記材料をワックスなどのつなぎ剤で練って、予め欲する形状の顆粒形あるいはペレット形のチップとしてから、前記チップに所定のハ−ブ精油をロ−タリ−タンブラ−処理法などで混練して、塗工や含浸を行うことによっても得られる。
ペレット形のサイズを断面円形の前記線材状のカット形式での製品例でいえば、直径が大凡1〜5mm程度、長さが大凡3〜20mm程度がそのサイズの目安である。
顆粒形のサイズは、前記ペレット形の下限サイズ以下で粉体迄に至らないサイズで、強いて例えれば芥子粒、胡麻粒などのイメ−ジである。
前記各種チップ基材へのハ−ブ精油の付着性向上、ハ−ブ精油の粘度調整など、またハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げパケットとして使用するときのハ−ブ精油成分の気散速度の調整など目的のため、前記ハ−ブ精油に、パラフィン油を添加混合してもよい。
なお本考案におけるパラフィン油とは、パラフィン、パラフィン蝋、ワックス、流動パラフィンなどを指す。
ハ−ブ含浸チップへの前記パラフィン油の併用の場合、ある程度の前記パラフィン油の量が必要であり、ハ−ブの質量の大凡5〜25%程度が目安であるが、パラフィン油はその種類や分子量、また処理するときの温度などによって性状が異なるので、用いるハ−ブ精油との親和性などを勘案して混合量を調整する。
また、ハ−ブ精油との親和牲を向上するため界面活性剤を併用してもよい。
なお本考案におけるパラフィン油とは、パラフィン、パラフィン蝋、ワックス、流動パラフィンなどを指す。
ハ−ブ含浸チップへの前記パラフィン油の併用の場合、ある程度の前記パラフィン油の量が必要であり、ハ−ブの質量の大凡5〜25%程度が目安であるが、パラフィン油はその種類や分子量、また処理するときの温度などによって性状が異なるので、用いるハ−ブ精油との親和性などを勘案して混合量を調整する。
また、ハ−ブ精油との親和牲を向上するため界面活性剤を併用してもよい。
また、前記ハ−ブ精油含浸チップからのハ−ブ精油成分の気散速度の調整目的のみであれば、前記ハ−ブ精油含浸チップへの前記パラフィン油の併用は、ハ−ブ含浸チップとしてから後、パラフィン油をその外層に塗工してもよい。
かようにして、パラフィン油を併用すれば、ハ−ブ精油含浸チップからのハ−ブ精油成分の気散速度を遅らせ、長期使用できる。
以上が、本考案に適用できるハ−ブ、ハ−ブ精油、およびハ−ブ精油含浸チップについての説明である。
かようにして、パラフィン油を併用すれば、ハ−ブ精油含浸チップからのハ−ブ精油成分の気散速度を遅らせ、長期使用できる。
以上が、本考案に適用できるハ−ブ、ハ−ブ精油、およびハ−ブ精油含浸チップについての説明である。
次に、本考案のハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げパケットの、パケット自体の要件について説明する。
本考案のハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットのサイズは、図1ならびに図3に描くパケット1の如き正方形の場合、見かけのサイズにおいて、一辺が大凡50〜300mm程度が目安である。
大きなパケットの場合は、その内部を複数に隔て、内包する前記ハ−ブ精油含浸チップが前記パケット内部で片寄らないようにしてもよい。
また、パケットの形状は、図1ならびに図3に描く如き正方形でなくてもよく、長方形、円形、楕円形など、形状は任意である。
本考案のハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットのサイズは、図1ならびに図3に描くパケット1の如き正方形の場合、見かけのサイズにおいて、一辺が大凡50〜300mm程度が目安である。
大きなパケットの場合は、その内部を複数に隔て、内包する前記ハ−ブ精油含浸チップが前記パケット内部で片寄らないようにしてもよい。
また、パケットの形状は、図1ならびに図3に描く如き正方形でなくてもよく、長方形、円形、楕円形など、形状は任意である。
かようなパケットに挿入する前記チップの内包質量は、前記パケットの見かけ平面積当たり、50〜150g/m2程度がその目安であるが、ハ−ブ精油含浸チップの及ぼす期待作用によって任意に定めるものとする。
図1、図2および図3に示すパケット1の材料であるポ−ラスシ−ト5は、ポ−ラス構造で通気性の高い、不織布、紙、布、あるいは微細穿孔樹脂シ−トから選定する。
前記パケットの材料は、ポ−ラス感について織物の例でいえば、蚊帳のイメ−ジで、ポ−ラス構造で高い通気牲のパケット材料であることを要する。
前記通気性を数値で示せば、ISO 9237対応、JIS L 1096:1999、付属書17(規定)による通気性で示して、大凡500mm/s程度以上である。
なお、評価条件は、圧力差は工業用生地に適用する200Pa(1.5mmHg)、面積20cm2の場合である。
前記パケットの材料は、ポ−ラス感について織物の例でいえば、蚊帳のイメ−ジで、ポ−ラス構造で高い通気牲のパケット材料であることを要する。
前記通気性を数値で示せば、ISO 9237対応、JIS L 1096:1999、付属書17(規定)による通気性で示して、大凡500mm/s程度以上である。
なお、評価条件は、圧力差は工業用生地に適用する200Pa(1.5mmHg)、面積20cm2の場合である。
前記パケットの材料の材質は、生分解牲高分子材料であることが望ましい。
セルロ−ス繊維である綿編織布、レ−ヨンやキュプラ糸などの編織布、セルロ−ス繊維による不織布、紙などは土中で生分解するので、本考案においては生分解性高分子材料として扱う。
また、PLA(ポリ乳酸)系繊維、ポリサクシネ−ト系繊維など生分解性合成繊維も適合する材料である。
前記パケットの材料が微細穿孔樹脂シ−トである場合は、PLA系樹脂、ポリサクシネ−ト系樹脂、ポリカプロラクトン系樹脂などの生分解性樹脂製が適用でき、当業者に知られている生分解性樹脂製が含まれる。
セルロ−ス繊維である綿編織布、レ−ヨンやキュプラ糸などの編織布、セルロ−ス繊維による不織布、紙などは土中で生分解するので、本考案においては生分解性高分子材料として扱う。
また、PLA(ポリ乳酸)系繊維、ポリサクシネ−ト系繊維など生分解性合成繊維も適合する材料である。
前記パケットの材料が微細穿孔樹脂シ−トである場合は、PLA系樹脂、ポリサクシネ−ト系樹脂、ポリカプロラクトン系樹脂などの生分解性樹脂製が適用でき、当業者に知られている生分解性樹脂製が含まれる。
しかしながら、一般的に多用されているPP(ポリプロピレン)不織布、PE(ポリエチレン)不織布、PET(ポリエステル)不織布などが適用でき、前記不織布の中でもPPやPETのスパンポンド形不織布が、生分解性でないことを除けばコスト的に有利であり、本考案の前記パケットの材料として適用できる。
前記パケット材料の単位面積当たりの質量の目安は、PETスパンポンド不織布の例で示せば、大凡30〜100g/m2程度である。
前記パケット材料の単位面積当たりの質量の目安は、PETスパンポンド不織布の例で示せば、大凡30〜100g/m2程度である。
表裏二枚のパケット材料を、袋状とするための周囲の端縁部の接合は、前記パケット材料が熱溶融性である場合は、ヒ−トシ−ル法が適用できる。
セルロ−スなどの非熱溶融性である場合は接着剤によるが、熱溶着性の接着剤、さらには生分解性の接着剤が望ましい。
以上が、本考案のハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケット自体の説明である。
セルロ−スなどの非熱溶融性である場合は接着剤によるが、熱溶着性の接着剤、さらには生分解性の接着剤が望ましい。
以上が、本考案のハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケット自体の説明である。
本考案のハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げパケットの保管は、ガス透過度の低い合成樹脂シ−ト、例えばPET樹脂の二軸延伸シ−トなどの袋体に挿入して、密封することが必要である。
また、使用に当たっては、戸外使用の場合に降雨などによってハ−ブ精油成分が流れるとか、強い風の環境下では効果が減退するので、吊り下げパケットを風雨から防御する、例えば笠形やカッパ形の樹脂フィルム覆いなど簡単な工夫が必要な場合もある。
また、使用に当たっては、戸外使用の場合に降雨などによってハ−ブ精油成分が流れるとか、強い風の環境下では効果が減退するので、吊り下げパケットを風雨から防御する、例えば笠形やカッパ形の樹脂フィルム覆いなど簡単な工夫が必要な場合もある。
本考案を実施するための最良の形態の一つとして、防虫効能に加えて、さらに小動物忌避効能を有するハ−ブ精油の検討を行った。
防虫作用に加えて小動物忌避作用を付加すべく、多数のハ−ブ精油の効能についてスクリ−ニング評価の結果、シトロネラ精油とニ−ム精油とを1:1比で混合した混合精油の場合に、小動物忌避作用もあることが分かった。
防虫作用に加えて小動物忌避作用を付加すべく、多数のハ−ブ精油の効能についてスクリ−ニング評価の結果、シトロネラ精油とニ−ム精油とを1:1比で混合した混合精油の場合に、小動物忌避作用もあることが分かった。
チップ基材として、麻20%、パルプ80%の坪量70g/m2の複合紙に、ロ−ラ式塗工加工法で前記混合精油を、単位面積当たり質量で35g/m2含浸し、これにパラフィン油を薄くコ−トし、偏平形で平均的に輻5mm、長さ35mmのサイズにチップ化し、前記混合精油含浸チップとした。
パケットの材料は、単位面積当たり質量が70g/m2で、ポ−ラス構造で通気性が高いPETスパンボンド不織布二枚に、前記混合精油含浸チップを質量で12g夾み、端縁部をヒ−トシ−ル法で袋状として、図1に示す如き一辺が25cmの正方形の袋状のパケットとした。
前記パケットを用いたフィ−ルド評価によって次の結果が得られた。
パケットの材料は、単位面積当たり質量が70g/m2で、ポ−ラス構造で通気性が高いPETスパンボンド不織布二枚に、前記混合精油含浸チップを質量で12g夾み、端縁部をヒ−トシ−ル法で袋状として、図1に示す如き一辺が25cmの正方形の袋状のパケットとした。
前記パケットを用いたフィ−ルド評価によって次の結果が得られた。
犬が決まって小便をして汚す特定の電柱の下部に、樹木の例ではあるが図5に描く如く、前記パケット下部が地上高さ約0.6m程度の位置になるように吊り下げた。
結果は、吊り下げ直後から犬が近寄らなくなって、前記電柱の下部は数日後きれいになった。ニ−ム精油とシトロネラ精油の臭いを犬が忌避したものと思われる。
結果は、吊り下げ直後から犬が近寄らなくなって、前記電柱の下部は数日後きれいになった。ニ−ム精油とシトロネラ精油の臭いを犬が忌避したものと思われる。
囲いのある庭の特定の狭い入口から猫が浸入し、庭に糞をしたり植物を荒らしたりしていた。前記特定の狭い入口の近傍に前記パケットを、前記パケット下部が地上高さ30cm程度の位置になるように吊り下げた。結果は、前記特定の狭い入口に猫が近づこうとしなくなった。ニ−厶精油とシトロネラ精油の臭いを猫が忌避した結果と思われる。
特定の場所で雀に餌付けをし、雀が餌付けに慣れたところで、前記餌付け場所の近傍に前記パケット下部が地上高さ20cm程度の位置に吊り下げた。
結果は、前記特定の場所に雀が近寄らなくなった。
以上、犬、猫、ならびに雀に対し良好な忌避効果が確認された。
結果は、前記特定の場所に雀が近寄らなくなった。
以上、犬、猫、ならびに雀に対し良好な忌避効果が確認された。
蝿が蝟集する家庭用の生ゴミ収集場所のすぐ近傍に、前記パケットを吊り下げた。
結果、蠅が飛んできてもその殆どが、そのまま飛び去るようになった。このことから蠅に対する忌避効果があることが分かった。
結果、蠅が飛んできてもその殆どが、そのまま飛び去るようになった。このことから蠅に対する忌避効果があることが分かった。
ハ−ブ精油としてシトロネラ精油、ニ−ム精油、および前記二者の1:1比の混合精油の3種について、前記各精油と木粉とを重量比で1:6の比率で練り、断面円形の線材状に成形してカットし、直径3mm程度、長さ5mm程度のペレット形とし、これにロ−タリ−タンブラ−でワックスを薄くコ−トし、各ハ−ブ精油含浸チップとした。
パケットの材料は、単位面積当たり質量が70g/m2で、ポ−ラス構造で通気性が高いPETスパンボンド不織布二枚に、前記各精油含浸チップを質量で3g夾み、端縁部をヒ−トシ−ル法で袋状として、図1に示す如き一辺が12cmの正方形の袋状のパケットとした。前記パケットを用いたフィ−ルド評価によって次の結果が得られた。
パケットの材料は、単位面積当たり質量が70g/m2で、ポ−ラス構造で通気性が高いPETスパンボンド不織布二枚に、前記各精油含浸チップを質量で3g夾み、端縁部をヒ−トシ−ル法で袋状として、図1に示す如き一辺が12cmの正方形の袋状のパケットとした。前記パケットを用いたフィ−ルド評価によって次の結果が得られた。
図4に描くように、前記三種のパケット1を、おのおの別々に腰バンド21に吊り下げ、蚊の生息する場所で作業した結果、点火した携帯用蚊取線香を腰に吊った場合とほぼ同様に、3種のパケットとも、蚊に刺される被害は殆どなかった。
強いていえば、シトロネラ精油およびニ−ム精油単独の場合に比較して、前記二者精油の1:1の混合精油含浸チップによる場合が若干良好であった。
強いていえば、シトロネラ精油およびニ−ム精油単独の場合に比較して、前記二者精油の1:1の混合精油含浸チップによる場合が若干良好であった。
別な商品開発として、ニ−ム精油とシトロネラ精油との混合精油と、セルロ−ス繊維細片、おがくず、パルプ、コットンリンタ−とをおのおの練込み、顆粒形、およびペレット形の前記混合精油含浸チップを試作して、同様な評価を行った結果は、前記木粉によるペレット形の場合とほほ同様な評価結果が得られた。
本考案のハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットは、紅茶などのパケットと同様なシンプルな構造であり、使用場所に拘らず容易に使用できる。
すなわち、前記パケット単位で適宜吊り下げるだけで、内包するハ−ブ精油含浸チップの前記精油成分が、前記パケットのポ−ラスな通気性の高い布などを通過して、前記パケット周辺に気散する。
したがって、内包するハ−ブの効能の精油種に従った作用、例えば農作業者から蚊や蜂などの被害から守る作用などを目的とした利用ができる。
また身につけなくても、例えばシトロネラ精油含浸チップ入りのパケットを土面に近い杭などの低い部分に吊下げるだけで、蚊を落下させることができる。
すなわち、前記パケット単位で適宜吊り下げるだけで、内包するハ−ブ精油含浸チップの前記精油成分が、前記パケットのポ−ラスな通気性の高い布などを通過して、前記パケット周辺に気散する。
したがって、内包するハ−ブの効能の精油種に従った作用、例えば農作業者から蚊や蜂などの被害から守る作用などを目的とした利用ができる。
また身につけなくても、例えばシトロネラ精油含浸チップ入りのパケットを土面に近い杭などの低い部分に吊下げるだけで、蚊を落下させることができる。
また、防虫作用で農業害虫から農作物を守る、庭園を害虫の被害から守る場合などに利用できる。
また、小動物忌避作用で、農作物を鳥害から守るなどを目的とした利用、園芸場や電柱などに犬、猫、あるいはモグラなどの小動物の接近を防ぐなどを目的とした利用ができる。
また、防虫作用と小動物忌避作用との複合作用も可能で、複数日から月単位の中期にわたってその作用を及ぼすことができる。
また、小動物忌避作用で、農作物を鳥害から守るなどを目的とした利用、園芸場や電柱などに犬、猫、あるいはモグラなどの小動物の接近を防ぐなどを目的とした利用ができる。
また、防虫作用と小動物忌避作用との複合作用も可能で、複数日から月単位の中期にわたってその作用を及ぼすことができる。
また、予め効能別に各種サイズのパケットを、おのおの単独に用意しておき、しかして使用するときに、作用の強さにおいては使用数などで調整し、複合作用を欲する場合には異なる効能のハ−ブ精油含浸チップ内包パケットを併用する使い方ができる。
かような使い方ができるので、本考案のハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットは、品種を過度に増やすことなく製品種類を単純化でき、在庫管理が容易になる。
かような使い方ができるので、本考案のハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケットは、品種を過度に増やすことなく製品種類を単純化でき、在庫管理が容易になる。
1 パケット
2 通し孔
3 吊り紐
4 パケットの端縁部
5 ポ−ラスなシ−ト
9 ハ−ブ精油含浸チップ
13 吊り紐
14 フック
15 小フック
20 吊下げ式バケット使用者
21 腰バンド
25 樹木
26 樹木の枝
27 鉢植え植物
2 通し孔
3 吊り紐
4 パケットの端縁部
5 ポ−ラスなシ−ト
9 ハ−ブ精油含浸チップ
13 吊り紐
14 フック
15 小フック
20 吊下げ式バケット使用者
21 腰バンド
25 樹木
26 樹木の枝
27 鉢植え植物
Claims (5)
- ポ−ラス構造で通気性が高い、不織布、紙、編織布、あるいは微細穿孔樹脂シ−トから成る袋状パケット部に、
少なくとも防虫効能を有し、必要に応じ、加えて抗菌効能あるいは小動物忌避効能、あるいは、加えて抗菌効能および小動物忌避効能を有するハ−ブ精油が、チップ基材に含浸されて成る、ハ−ブ精油含浸チップが内包されていて、
前記ハ−ブ精油含浸チップは、偏平形、顆粒形、あるいはペレット形であって、
前記袋状パケット部には、吊下げ用の紐、あるいはフック付きの吊下げ用の紐が付属していて、
人の着用衣服類あるいは任意物体に、前記袋状パケットを吊下げて使用することができる形態であることを特徴とする、ハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケット。 - 前記ハ−ブ精油含浸チップにおいて、
前記チップ基材がセルロ−ス繊維主体の不織布または紙または編織布、あるいはセルロ−ス繊維主体の顆粒形またはペレット形であることを特徴とする、請求項1に記載するハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケット。 - 前記ハ−ブ精油含浸チップにおいて、
外層部分にパラフィン油の層を有するハ−ブ精油含浸チップ、
あるいはハ−ブ精油とパラフィン油との混合油含浸チップであることを特徴とする、請求項1、および2に記載するハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケット。 - 前記袋状パケット部の材料において、
セルロ−スまたは生分解性高分子、あるいはセルロ−スおよび生分解性高分子による前記不織布、前記紙、前記編織布、あるいは前記微細穿孔樹脂シ−トであることを特徴とする、請求項1、2、および3に記載するハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケット。 - 前記ハ−ブ精油含浸チップにおける前記ハ−ブ精油において、
シトロネラ精油またはニ−ム精油、
あるいはシトロネラ精油およびニ−ム精油の混合精油であることを特徴とする、請求項1、2、3、および4に記載するハ−ブ精油含浸チップ内包吊下げ式パケット。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009051832A (ja) * | 2007-08-01 | 2009-03-12 | Earth Chem Corp Ltd | 防虫剤 |
JP5172002B1 (ja) * | 2011-09-08 | 2013-03-27 | 和気 清弘 | 袋入り抗菌剤 |
-
2003
- 2003-10-24 JP JP2003272786U patent/JP3101986U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009051832A (ja) * | 2007-08-01 | 2009-03-12 | Earth Chem Corp Ltd | 防虫剤 |
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