JP3101949B2 - 地盤注入工法 - Google Patents

地盤注入工法

Info

Publication number
JP3101949B2
JP3101949B2 JP8052996A JP8052996A JP3101949B2 JP 3101949 B2 JP3101949 B2 JP 3101949B2 JP 8052996 A JP8052996 A JP 8052996A JP 8052996 A JP8052996 A JP 8052996A JP 3101949 B2 JP3101949 B2 JP 3101949B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
injection material
injection
water glass
ground
alkali metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8052996A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09241639A (ja
Inventor
健二 栢原
Original Assignee
強化土エンジニヤリング株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 強化土エンジニヤリング株式会社 filed Critical 強化土エンジニヤリング株式会社
Priority to JP8052996A priority Critical patent/JP3101949B2/ja
Publication of JPH09241639A publication Critical patent/JPH09241639A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3101949B2 publication Critical patent/JP3101949B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B40/00Processes, in general, for influencing or modifying the properties of mortars, concrete or artificial stone compositions, e.g. their setting or hardening ability
    • C04B40/0028Aspects relating to the mixing step of the mortar preparation
    • C04B40/0039Premixtures of ingredients
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/00474Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00
    • C04B2111/00732Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00 for soil stabilisation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/70Grouts, e.g. injection mixtures for cables for prestressed concrete
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は軟弱地盤を固結する
地盤注入工法に係り、特に、懸濁型グラウトと浸透型グ
ラウトの両者に存する欠点をそれぞれ互いにおぎなっ
て、均質で、かつ、高強度で耐久性に優れた固結体を得
る地盤注入工法に関する。
【0002】
【従来の技術】軟弱地盤に注入して該地盤を固結するグ
ラウトとして、従来、セメントと水ガラスを主成分とす
る懸濁型グラウトが知られている。
【0003】この種の懸濁型グラウトは次の欠点を有す
るものである。 (1)セメント含有量の多いグラウトは高強度を呈する
ものの、固結時間が短く、浸透性に欠ける。 (2)セメント含有量が少ないグラウトは浸透性はある
程度よくなるが、低強度で固結時間が極度に遅延する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の公知技術に存す
る欠点を改良するために、セメント−水ガラス系グラウ
トにアルミン酸アルカリ金属塩、あるいはさらに、各種
の添加剤を併用したグラウトが考案されている。さら
に、セメントを微粉化して用いることにより、浸透性の
向上を図っている。
【0005】また、アルカリ領域の溶液型水ガラスグラ
ウトも知られている。これは長い固結時間では浸透性が
良好で、細い土粒子間にまで浸透するという利点を有し
ている。
【0006】一方、この種のグラウトは浸透性を良好に
保持するために、反応剤の添加量を少なくしなければな
らず、したがって、未反応水ガラスが多く残存すること
になり、高強度の固結体が得られないのみならず、シリ
カ分が長期的に溶脱して耐久性も得られない。
【0007】さらに、反応剤がアルミン酸アルカリ金属
塩の場合では、このもの自体がアルカリであることはも
ちろん、添加されるべき水ガラスもアルカリであり、し
たがって、これらを混合してなる注入材はアルカリを呈
してアルカリ公害を起こしやすいという欠点を有してい
る。
【0008】一方、高強度で耐久性を示すグラウトとし
て、従来、セメントや高炉スラグを主成分とする注入材
が用いられている。これは通常ブレーン比表面積が約40
00cm2/g前後であるため、浸透性が極めて悪く、砂礫〜
粗砂までしか浸透し得ない。
【0009】このため、粉砕により微粉化してブレーン
比表面積が6000cm2/g以上、好ましくは8000〜12000cm
2/gのセメントまたはスラグを用いた注入材が開発され
ている。しかし、これらはたとえ微粉化してもせいぜい
中砂程度までしか浸透し得ず、12000cm2/g以上に微粉
化しても電気的に凝集して浸透性はそれほど改善し得な
い。
【0010】さらに、近年、注入が仮設用のみならず、
基礎の補強への適用が要求されるために、注入薬液に耐
久性が要求されるようになってきた。
【0011】しかし、地盤の耐久性は強度ならびに止水
性の永続性を意味するものであり、したがって、固結物
それ自体が如何に耐久性に優れていたとしても、浸透性
が不充分ならば、非固結部が生じてしまい、このため、
全域にわたる耐久性は期待できなくなる。
【0012】また、この場合、強度の点からも不充分で
あって、固結物は非固結部から破壊されやすく、やがて
固結物全体の破壊に至ってしまい、この点からも耐久性
は期待できない。
【0013】以上から、地盤注入にとって重要なことは
固結物が局部的に必要以上に高強度にならなくても、全
体として充分な強度になることが要求される。
【0014】そこで、本発明の目的は浸透性に優れ、か
つ、耐久性にも優れ、前述の公知技術に存する欠点を改
良した地盤固結法を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明(1)によれば、地盤中に以下の注入材A1
を注入の後に、以下の注入材B1を注入し、または以下
の注入材B1を注入の後に以下の注入材A1を注入して
軟弱地盤を固結することを特徴とする。
【0016】注入材A1:セメントおよび/または高炉
スラグを有効成分とした注入材。 注入材B1:水ガラスおよびアルミン酸アルカリ金属塩
を有効成分とし、水ガラス中のSiO2 量/アルミン酸
アルカリ金属塩のAl2 3 換算量が重量比で8〜25に
なるように調整された注入材。
【0017】さらに、上述の目的を達成するため、本発
明(2)によれば、地盤中に以下の注入材AB1を注入
の後に、以下の注入材B1を注入し、または以下の注入
材B1を注入の後に以下の注入材AB1を注入して軟弱
地盤を固結することを特徴とする。 注入材AB1:セメントおよび/または高炉スラグを有
効成分とする注入材と、水ガラスおよびアルミン酸アル
カリ金属塩を有効成分とし、水ガラス中のSiO2 量/
アルミン酸アルカリ金属塩のAl2 3換算量が重量比
で8〜25になるように調整された注入材とを混合して得
られる注入材。
【0018】注入材B1:水ガラスおよびアルミン酸ア
ルカリ金属塩を有効成分とし、水ガラス中のSiO2
/アルミン酸アルカリ金属塩のAl2 3 換算量が重量
比で8〜25になるように調整された注入材。
【0019】さらに、上述の目的を達成するため、本発
明(3)によれば、地盤中に以下の注入材A2を注入の
後に、以下の注入材B2を注入し、または以下の注入材
B2を注入の後に以下の注入材A2を注入して軟弱地盤
を固結することを特徴とする。
【0020】注入材A2:ブレーン比表面積が6000cm2/
g以上のセメントおよび/または高炉スラグを有効成分
とする注入材。
【0021】注入材B2:水ガラスおよびアルミン酸ア
ルカリ金属塩を有効成分とする注入材。
【0022】さらにまた、上述の目的を達成するため、
本発明(4)によれば、ブレーン比表面積が6000cm2/g
以上のセメントおよび/または高炉スラグを有効成分と
する注入材A2と、水ガラスおよびアルミン酸アルカリ
金属塩を有効成分とする注入材B2とを合流して地盤に
注入し、軟弱地盤を固結することを特徴とする。
【0023】さらにまた、上述の目的を達成するため、
本発明(5)によれば、地盤中に以下の注入材AB2を
注入の後に、以下の注入材B2を注入し、または、以下
の注入材B2を注入の後に、以下の注入材AB2を注入
して軟弱地盤を固結することを特徴とする。
【0024】注入材AB2:ブレーン比表面積が6000cm
2/g 以上のセメントおよび/または高炉スラグを有効成
分とする注入材A2と、水ガラスおよびアルミン酸アル
カリ金属塩を有効成分とする注入材B2とを混合して得
られる注入材。
【0025】注入材B2:水ガラスおよびアルミン酸ア
ルカリ金属塩を有効成分とする注入材。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的に詳述す
る。
【0027】水ガラス−酸または酸性塩系、水ガラス−
アルミン酸アルカリ金属塩系のグラウトによる固結サン
ドゲルは養生水中に浸漬しておくと、水ガラスのシリカ
分が時間とともに溶脱して強度が経日的に低下する。特
に、固結時間を長くするために反応剤の量を少なくした
例では、固結サンドゲルは数10日以内で崩壊してしま
う。
【0028】このようなサンドゲルでは、ブレーン比表
面積6000cm2/g以下の高炉スラグまたはセメントを有効
成分とする注入材の固結物中に養生してもなお、サンド
ゲルの強度保持はみられず、依然として経日的に強度は
低下する。
【0029】しかし、水ガラス−アルミン酸アルカリ金
属塩系のグラウトによる固結サンドゲルはブレーン比表
面積が6000cm2/g以上の高炉スラグまたはセメントを有
効成分とする固結物中に養生すると、強度低下がみられ
ず、むしろ強度は経日的に増大していく。
【0030】さらに、水ガラス−アルミン酸アルカリ金
属塩系の固結物中に比表面積が6000cm2/g以下の高炉ス
ラグ、セメントを有効成分とするグラウトのサンドゲル
を養生すると、水中養生の場合に比べて強度増加はあま
りみられないが、比表面積が6000cm2/g以上になると経
日的強度増加がみられる。
【0031】本発明者はこのような事実を見い出し、こ
の事実を地盤の固結技術に応用することにより上述の本
発明を開発したのである。
【0032】すなわち、上述の本発明(1)では、注入
材A1を一次注入材および注入材B1を二次注入材とし
て地盤に注入するか、または注入材B1を一次注入材、
注入材A1を二次注入材として地盤に注入する。
【0033】注入材A1は微粉化されていない通常のセ
メントおよび/または高炉スラグであり、単独では高強
度であるが、粗い部分にしか浸透し得ない。
【0034】注入材B1は一般に低粘性で、浸透性に優
れるが低強度である。このうち、SiO2 /Al2 3
値が8以下では、それ自体固結時間が早く配合直後から
粘性が急激に上昇する場合があり、浸透性は悪化する。
また、SiO2 /Al2 3値が25以上では、低粘性で
浸透性はよいが、固結に長時間がかかりすぎて、未固結
のまま逸脱してしまう懸念があり、強度的にも極めて弱
い。したがって、注入材A1と注入材B1のそれぞれの
短所を打ち消して、長所はそのまま生かすべく、注入材
A1とSiO2 /Al2 3 値が8〜25に調整された注
入材B1をそれぞれ別個に連続して地盤に注入する。い
わゆる複合注入の概念に従って使用する。これによっ
て、注入材A1は粗い部分、SiO2 /Al2 3 値が
8〜25に調整された注入材B1は細かい部分に浸透して
土粒子間の粗い部分から細かい部分のほぼ全域を均一
に、しかも高強度に固結することができる。
【0035】また、上述の本発明(2)では、上述の注
入材A1と、SiO2 /Al2 3値が8〜25に調整さ
れた注入材B1との混合液からなる注入材AB1を一次
注入の後、SiO2 /Al2 3 値が8〜25に調整され
た注入材B1を二次注入するか、または、前記注入材B
1を一次注入の後、前記注入材AB1を二次注入して軟
弱地盤を固結する。
【0036】注入材A1と、SiO2 /Al2 3 値が
8〜25に調整された注入材B1は浸透に適した固結時間
を得るように配合して混合することは比較的容易で、粗
い部分への浸透は注入材A1単独より優れている。これ
を注入材B1と複合注入的に組み合わせて注入すること
により、土粒子間の粗い部分から細かい部分のほぼ全域
を均一に、しかも高強度に固結することができる。
【0037】上述の本発明(3)では、上述のとおり、
注入材A2を一次注入材、注入材B2を二次注入材とす
るか、または注入材B2を一次注入材、注入材A2を二
次注入材として地盤に注入する。
【0038】注入材A1単独、または注入材B1単独で
は、それぞれ上述のような欠点を有するので、注入材A
1のセメントおよび/または高炉スラグを比表面積6000
cm2/g以上に微粉化した注入材A2とする。これにより
浸透性はもちろん向上するが、しかし、微粉化により期
待される程の浸透性は示さない。
【0039】そこで、複合注入の考え方から注入材A2
と注入材B2をそれぞれ別個に連続して地盤に注入す
る。注入材A2は注入材A1に比べると粗い部分はもち
ろん、細かい部分へも幾分浸透性を示し、注入材B2は
細かい部分に浸透し、さらに、両注入材の接触により土
粒子間の粗い部分から細かい部分に至る全範囲をくまな
く均一にして充分な強度をもたせ、耐久性にも優れた地
盤を形成する。
【0040】さらに、上述の本発明(4)では、注入材
A2と注入材B2を合流して地盤に注入する。注入材A
2は微粉化されており、単独では粗粒子状のものよりは
もちろん浸透性に優れるが、電気的に凝集して期待する
程の浸透性の向上は望めない。また、注入材B2は前述
のように低粘性ではあるが、低強度で、しかも固結時間
を長くするとさらに強度は低下する。
【0041】ここで、注入材A2と注入材B2とを合流
することにより、注入材B2の固結性が一段と増強され
るとともに、注入材A2の電気的凝集現象が抑制されて
セメントおよび/または高炉スラグの微粉化の効果が著
しく発揮されるようになる。
【0042】したがって、粗砂〜砂礫および中砂のみな
らず、ある程度の細砂層まで浸透が可能で懸濁型グラウ
トとしては浸透性が極めて優れ、全体としてほぼ均一に
して充分な強度をもった固結体が得られる。
【0043】さらにまた、上述の本発明(5)では、注
入材A2と注入材B2を合流した懸濁型注入材AB2を
一次注入材、注入材B2を二次注入材とするか、または
注入材B2を一次注入材、注入材AB2を二次注入材と
して地盤に注入する。
【0044】この場合もまた、上述と同様複合注入であ
り、土粒子間の粗い部分から細かい部分に至る全範囲を
くまなく均質にして高強度をもたらすことができる。
【0045】なお、上述の本発明(3)、(4)、
(5)の注入材B2において、水ガラスとアルミン酸金
属塩の配合比率を水ガラス中のSiO2 /アルカリ金属
塩のAl2 3 換算量の値が重量比で8〜25の範囲内に
定めて注入材B2を注入材B1とすることもできる。
【0046】上述の本発明(3)、(4)、(5)では
注入材A1ではなく、微粉化された注入材A2であるの
で、使用される注入材B2は必ずしもSiO2 /Al2
3値に制約される必要はない。これは上述の如く微粒
子セメント、微粒子高炉スラグの電気的凝集現象が起こ
りにくいことに起因するものと思われる。しかし、さら
に効果を高め、確実なものとするためには、上述本発明
(1)、(2)の場合のように、B液としてSiO2
Al2 3 値を8〜25の範囲に調整された注入材B1と
する方がより好ましい。
【0047】上述の注入材Bにおいて、SiO2 /Al
2 3 値が8以下では、注入材B自体の固結時間が早く
なって、注入材B本来の浸透性が発揮できなくなる場合
がある。また、25以上になると、水ガラスに対してアル
ミン酸アルカリ金属塩の添加量が少ないため、注入材B
自体が未固結の状態になったり、長時間後に固結しても
強度的に弱体化の傾向をたどることがある。
【0048】SiO2 /Al2 3 値が8〜25の範囲内
では適当な固結時間を保持し、それ自体浸透性に優れ、
注入材A2との接触で一層強度も増強され、耐久性にも
好ましい結果が得られる。
【0049】以下、本発明の作用について詳述する。
【0050】一般に、セメント・高炉スラグ系の懸濁型
グラウトは高強度ではあるが、浸透性に劣り、また、セ
メント・高炉スラグを微粉化すると、ある程度浸透性は
改善されるものの、電気的に凝集して期待する程の浸透
性は発揮できない。また、水ガラス−アルミン酸アルカ
リ金属塩系グラウトは浸透性に優れるが、強度的には低
いことも知られている。
【0051】本発明はこれら両グラウトを複合注入によ
り地盤に注入し、セメント・高炉スラグ系グラウトで粗
い部分を、水ガラス−アルミン酸アルカリ金属塩系グラ
ウトで細かい部分にまで浸透し、全域を均一に、かつ、
強固に固結するものである。
【0052】また、本発明では、これら両グラウトが接
触するとアルミナが両性酸化物であることからシリカの
溶出を促進し、セメント・高炉スラグと反応して珪酸ア
ルミニウム、珪酸カルシウム、珪酸カルシウム・アルミ
ネートを形成して強固に固結してセメント・高炉スラグ
の水硬性を一層高めるものと思われる。
【0053】さらに、アルミナの両性的性質は酸とし
て、あるいは塩基としての作用を発揮するので、セメン
ト・高炉スラグの微粉化による電気的凝集作用を抑制
し、微粉化の効果がそのまま発揮できるようになるもの
と思われる。
【0054】また、水ガラス−アルミン酸アルカリ金属
塩系のグラウトもセメント・高炉スラグとの接触により
固結性を増加せしめる。
【0055】本発明はこのように両グラウトの長所をそ
のまま維持して、短所は互いに打ち消しあって、浸透
性、均一な固結性に優れ、耐久性の向上された固結体を
形成する。
【0056】実施例 以下、本発明を実施例によって詳述するが、本発明はこ
れらの実施例に限定されるものではない。
【0057】1.使用材料 (1)セメント 各種のセメントが使用できるが、一般的なポルトランド
セメントで比表面積を異にした表1に示す2種類のセメ
ントを使用した。
【0058】
【表1】
【0059】(2)高炉スラグ 表2に示す比表面積を異にした2種類の高炉スラグを使
用した。
【0060】
【表2】
【0061】(3)水ガラス 各種の水ガラスが使用できる。ここでは、比重1.39、
SiO2 29.0%、Na2 O9.4%、モル比3.12の組
成からなる最も汎用的なJIS3号水ガラスを使用し
た。
【0062】(4)アルミン酸のアルカリ金属塩 アルミン酸のナトリウム塩とカリウム塩があるが、ここ
では、Al2 3 として19.3%を含有する比重1.46
8の一般的なアルミン酸ナトリウム溶液を使用した。
【0063】(5)助剤 有効成分以外の助剤としては各種の塩類、酸性塩類、塩
基性塩類、酸類、有機化合物等が挙げられるが、ここで
は、Al2 3 として8.1%の含有する比重1.273の
硫酸アルミニウム溶液を使用した。
【0064】2.配合とその物性
【0065】(1)セメント、高炉スラグ系グラウト セメント、高炉スラグ系配合グラウトの固結時間、粘
性、サンドゲル一軸圧縮強度を表3に示す。
【0066】ここで、固結時間はカップ倒立法、粘性は
回転式粘度計、一軸圧縮強度は土質工学会基準「土の一
軸圧縮試験方法」により測定した。
【0067】
【表3】
【0068】表3から明らかなように、実施例No.1〜3
において、ともに固結時間は長く、粘性は当然実施例N
o.1よりNo.2、さらにNo.3と小さくなっているが、期待
される程の粘性低下はみられない。強度は微粉化により
明らかに増加を示している。
【0069】(2)水ガラス−アルミン酸ナトリウム−
(助剤)系グラウト 水ガラスとアルミン酸ナトリウムを有効成分とし、一部
助剤として硫酸アルミニウムを添加した系の配合グラウ
トの固結時間、粘性、サンドゲル一軸圧縮強度を表4に
示す。固結時間、粘性、一軸圧縮強度の測定は上述に準
ずる。
【0070】
【表4】
【0071】表4から次のことがわかる。実施例全般に
わたり、一部を除いて比較的低粘性で、固結時間は長く
強度は数kgf/cm2 を示している。SiO2 / Al2 3
値が8以下の実施例No.4は瞬結で固結し、浸透性グラウ
トとしては不適である。また、SiO2 /Al2 3
が25以上の実施例No.10 では固結に極めて長時間を要
し、強度は極端に低い。助剤の併用(実施例No.11 〜1
3) は多少効果に良い影響を与えている。
【0072】(3)セメント−高炉スラグ系と水ガラス
−アルミン酸ナトリウム−(助剤)系との合流グラウト セメント・高炉スラグ系の配合液をA液とし、水ガラス
・アルミン酸ナトリウム・(助剤)系の配合液をB液と
して、B液の配合後、直ちにA液と合流して得られるグ
ラウトであり、これらの固結時間、粘性、サンドゲル一
軸圧縮強度を表5に示す。固結時間、粘性、一軸圧縮強
度の測定は上述に準ずる。
【0073】
【表5】
【0074】表5から次のことがわかる。表5中、実施
例No.14 〜19は微粉化されていない通常の高炉スラグ・
セメントを用いた系である。このうち、実施例No.14 は
B液のSiO2 /Al2 3 値が8以下と低く、瞬結で
部分的に固結して均質な固結体が得られず、したがっ
て、低強度である。また、実施例No.17 はB液のSiO
2 /Al2 3 値が28以上で、固結時間が非常に長く、
低粘性であるが、強度の増強は望めない。結局、実施例
No.15 、16および助剤として硫酸アルミニウムを併用し
た実施例No.18 、19が固結時間、粘性、強度ともに好ま
しいことがわかる。
【0075】実施例No.20 〜27は高炉スラグ、セメント
が比表面積6000cm2/g以上に微粉化されている系であ
る。このうち、実施例No.20 〜21はB液として水ガラス
のみを使用し、アルミン酸ナトリウムを使用しない例
で、他の実施例No.20 〜27に比べると、強度的に一段と
劣っている。すなわち、アルミン酸ナトリウムの効果が
明らかに表れている。
【0076】実施例No.22 〜27は全般に固結時間は長
く、低粘性で高強度であり、微粉化の効果が明らかであ
る。ただ、このうち、実施例No.22 はSiO2 /Al2
3 値が8以下で固結時間が早くなり、実施例No.25 は
SiO2 /Al2 3 値が25以上で固結時間が長すぎ、
低粘性ではあるが、強度的には若干見劣りがする。
【0077】実施例No.26 、27は助剤として硫酸アルミ
ニウムを併用しており、固結時間は長く低粘性で高強度
である。
【0078】このようにセメント、高炉スラグの微粉化
と、アルミン酸アルカリ金属塩の両者が相まって、相乗
的な効果を発揮することがわかった。この場合、セメン
ト、高炉スラグの比表面積は6000cm2/g近辺を境とし
て、これ以上の値になると急激に効果が表れ、これ以下
では大きな効果は望めなかった。
【0079】3.注入試験 上述の試験結果から本発明にかかるグラウトは広範囲の
固結時間、特に、比較的長い固結時間の調整が可能で、
その上比較的高強度が得られ、また、粘性も低いことが
確かめられた。そこで、図1に示す実験室での注入装置
を用いて注入試験を行った。
【0080】図1において、1はコンプレッサー、2、
3は圧力計である。コンプレッサー1に連結された攪拌
器4を備えた水槽5の中に本発明にかかる薬液6を充填
する。7はアクリルモールドであって、この中に土8が
充填される。
【0081】水槽5中に充填された薬液6はコンプレッ
サー1の作動によってアクリルモールド7中の土8に導
入される。ここで、薬液6は土8に浸透され、やがて透
過された薬液6はメスシリンダー11に採取され、浸透状
態が観察される。9、10は金網である。アクリルモール
ド7に充填される土8には大小の粒度を異にした土を充
填し、表3〜5の代表的な実施例にかかわる系について
注入試験を行った。
【0082】注入試験1 セメント−高炉スラグ系懸濁
型グラウト(1) 表3の実施例No.1の配合にかかる微粉化されていない通
常のセメント−高炉スラグ系の懸濁型グラウトについて
注入試験を行った。
【0083】粗い部分にはよく浸透し、高強度を示した
が、細かい部分への浸透はほとんど見られず、未固結状
態のままであった。
【0084】注入試験2 セメント−高炉スラグ系懸濁
型グラウト(2) 表3の実施例No.3の配合にかかるブレーン比表面積6000
cm2/g以上の微粉化されたセメント−高炉スラグ系の懸
濁型グラウトについて注入試験を行った。注入試験1と
同様に粗い部分にはよく浸透し、高強度を示した。細か
い部分への浸透は注入試験1に比べるとある程度の浸透
が見られたが、微粉化のわりには期待する程の浸透は見
られず、未固結状態の箇所がかなり見受けられた。
【0085】注入試験3 水ガラス−アルミン酸ナトリ
ウム系グラウト 表4の実施例No.7の配合にかかる水ガラス−アルミン酸
ナトリウム系の溶液型グラウトについて注入試験を行っ
た。
【0086】粗い部分、細かい部分ともに完全に浸透し
ており、全体がほぼ均質に固結していた。しかし、強度
的にはせいぜい4kgf/cm2程度であった。
【0087】注入試験4 複合注入(1) 注入試験1のセメント−高炉スラグ系懸濁型グラウトを
注入した後、続いて注入試験3の水ガラス−アルミン酸
ナトリウム系グラウトを注入した。また、水ガラス−ア
ルミン酸ナトリウム系グラウトを注入した後、続いてセ
メント−高炉スラグ系懸濁型グラウトの注入を行った。
すなわち、表5の実施例No.15 に相当する系の注入であ
る。
【0088】いずれも粗い部分から細かい部分の一部を
除いてほぼ浸透を示し、強度的には約10kgf/cm2 強から
長期的には20kgf/cm2 強の比較的高い強度が得られ、耐
久性に期待がもてた。
【0089】比較注入試験1 上述注入試験4において、水ガラス−アルミン酸ナトリ
ウム系グラウトとしてSiO2 /Al2 3 値が8以下
の表4の実施例No.4の配合液を使用した。すなわち、表
5の実施例No.14 に相当する系の注入である。固結時間
が早く注入と同時に部分的に固結が起こり、全体として
し均一な固結体が得られず、未固結部分もかなり残存し
た。
【0090】比較注入試験2 注入試験4において、水ガラス−アルミン酸ナトリウム
系グラウトとして、SiO2 /Al2 3 値が25以上の
表4の実施例No.10 の配合液を使用した。すなわち、表
5の実施例No.17 に相当する系の注入である。
【0091】粗い部分から細かい部分にわたる全域に充
分浸透するが、固結に長時間を要し、したがって、注入
液が未固結のまま流出する懸念があり、固結後の強度は
約数kgf/cm2 から、長期的にも約10kgf/cm2 程度であっ
た。
【0092】注入試験5 複合注入(2) 注入試験2の微粉化されたセメント−高炉スラグ系懸濁
液を注入の後、続いて注入試験2の水ガラス−アルミン
酸ナトリウム系グラウトを注入した。また、水ガラス−
アルミン酸ナトリウム系グラウトを注入の後、続いてセ
メント−高炉スラグ系懸濁液の注入を行った。すなわ
ち、表5の実施例No.23 に相当する系の注入である。
【0093】いずれも粗い部分から細かい部分にわたる
全域に充分浸透して、均一で、しかも強度的には20kgf/
cm2 から、長期的には約30kgf/cm2 の高強度が得られ、
優れた耐久性に期待がもてた。
【0094】注入試験5a 複合注入(3) 注入試験5において、水ガラス−アルミン酸ナトリウム
系グラウトとして、SiO2 /Al2 3 値が8以下の
表4の実施例No.4の配合液を使用した。すなわち、表5
の実施例No.22 に相当する系の注入である。
【0095】ほぼ注入試験5に相当する結果が得られる
が、固結時間が早い関係上、粘性が若干高く、注入試験
5に比べると、浸透性にやや難がみられた。注入試験5b 複合注入(4) 注入試験5において、水ガラス−アルミン酸ナトリウム
系グラウトとして、SiO2 /Al2 3 値が25以上の
表4の実施例No.10 の配合液を使用した。すなわち、表
5の実施例No.25 に相当する系の注入である。
【0096】低粘性で粗い部分から細かい部分にわたる
全域に充分浸透するが、固結時間が長く、注入液が未固
結のまま流出する恐れがあり、また、固結強度は若干低
下気味を示した。
【0097】注入試験6 合流注入 注入試験5の複合注入(2)に換えて注入試験2の微粉
化されたセメント−高炉スラグ系と、注入試験3の水ガ
ラス−アルミン酸ナトリウム系とを合流して注入した。
【0098】注入結果は細かい部分への浸透にやや欠陥
がみられた程度で、ほぼ試験注入5に近似した結果を得
た。
【0099】以上の結果から、微粉化されない通常のセ
メント−高炉スラグ系懸濁型グラウトと、SiO2 /A
2 3 値が8〜25にある水ガラス−アルミン酸ナトリ
ウムを有効成分とする溶液型グラウトを複合注入するこ
とにより、また、比表面積6000cm2/g以上に微粉化され
たセメント−高炉スラグ系懸濁型グラウトと水ガラス−
アルミン酸ナトリウムを有効成分とする溶液型グラウト
(なかでも、SiO2/Al2 3 値が8〜25にある場
合が好ましい。) を複合注入、または、合流注入するこ
とにより、浸透性、固結強度、耐久性に優れた固結体が
得られることが明白となった。
【0100】
【発明の効果】
1.粗粒土層はもちろん、細粒土層にも充分浸透し得る
注入工法で、注入対象地盤全体を均質に固結せしめ得
る。
【0101】2.固結強度に優れ、したがって、耐久
性、止水性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実験室における注入装置の略図である。
【符号の説明】
1 コンプレッサー 2 圧力計 3 圧力計 4 攪拌器 5 水槽 6 注入薬液 7 アクリルモールド 8 土 9 金網 11 メスシリンダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // C09K 103:00 (56)参考文献 特開 昭52−2013(JP,A) 特開 平5−98257(JP,A) 特開 平7−119138(JP,A) 特開 平9−157649(JP,A) 柴崎・下田共著「最新・薬液注入工法 の設計と施行」山海堂発行、1989年7月 30日第5刷、p.26〜39「2.3.3ア ルカリ系懸濁形薬液」の項 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09K 17/00 - 17/50

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地盤中に以下の注入材A1を注入の後、
    以下の注入材B1を注入し、または以下の注入材B1を
    注入の後に以下の注入材A1を注入して軟弱地盤を固結
    することを特徴とする地盤注入工法。 注入材A1:セメントおよび/または高炉スラグを有効
    成分とした注入材。 注入材B1:水ガラスおよびアルミン酸アルカリ金属塩
    を有効成分とし、水ガラス中のSiO2 量/アルミン酸
    アルカリ金属塩のAl2 3 換算量が重量比で8〜25に
    なるように調整された注入材。
  2. 【請求項2】 地盤中に以下の注入材AB1を注入の後
    に、以下の注入材B1を注入し、または以下の注入材B
    1を注入の後に以下の注入材AB1注入して軟弱地盤を
    固結することを特徴とする地盤注入工法。 注入材AB1:セメントおよび/または高炉スラグを有
    効成分とする注入材と、水ガラスおよびアルミン酸アル
    カリ金属塩を有効成分とし、 水ガラス中のSiO2 量/アルミン酸アルカリ金属塩の
    Al23 換算量が重量比で8〜25になるように調整さ
    れた注入材とを混合して得られる注入材。 注入材B1:水ガラスおよびアルミン酸アルカリ金属塩
    を有効成分とし、水ガラス中のSiO2 量/アルミン酸
    アルカリ金属塩のAl2 3 換算量が重量比で8〜25に
    なるように調整された注入材。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、セメントお
    よび/または高炉スラグのブレーン比表面積が6000cm 2 /
    g以上である請求項1または2に記載の地盤注入工法。
  4. 【請求項4】 ブレーン比表面積が6000cm 2 /g以上のセ
    メントおよび/または高炉スラグを有効成分とする注入
    材A2と、水ガラスおよびアルミン酸アルカリ金属塩を
    有効成分とし、水ガラス中のSiO 2 量/アルミン酸ア
    ルカリ金属塩のAl 2 3 換算量が重量比で8〜25にな
    るように調整された注入材B1とを合流して地盤に注入
    し、軟弱地盤を固結することを特徴とする地盤注入工
    法。
JP8052996A 1996-03-11 1996-03-11 地盤注入工法 Expired - Fee Related JP3101949B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8052996A JP3101949B2 (ja) 1996-03-11 1996-03-11 地盤注入工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8052996A JP3101949B2 (ja) 1996-03-11 1996-03-11 地盤注入工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09241639A JPH09241639A (ja) 1997-09-16
JP3101949B2 true JP3101949B2 (ja) 2000-10-23

Family

ID=13720870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8052996A Expired - Fee Related JP3101949B2 (ja) 1996-03-11 1996-03-11 地盤注入工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3101949B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3413398B2 (ja) * 2000-09-19 2003-06-03 強化土エンジニヤリング株式会社 地盤固結工法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
柴崎・下田共著「最新・薬液注入工法の設計と施行」山海堂発行、1989年7月30日第5刷、p.26〜39「2.3.3アルカリ系懸濁形薬液」の項

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09241639A (ja) 1997-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0273445B1 (en) Chemical grout for ground injection and method for accretion
JPH10168451A (ja) 懸濁型グラウト剤とそれを用いた地盤注入固結法
JP2847337B2 (ja) 地盤注入液
JP3101949B2 (ja) 地盤注入工法
JPH1161125A (ja) 地盤注入材
JPS6118593B2 (ja)
JPH11293244A (ja) 地盤固結改良剤
JP3166960B2 (ja) 地盤注入工法
JP3205900B2 (ja) 地盤注入用グラウト材
JP3150380B2 (ja) 地盤注入剤とその注入工法
JP2001098271A (ja) 地盤固結材
JP2808252B2 (ja) 地盤固結材
JP2003119465A (ja) 液状化防止用地盤注入薬液
JP3142325B2 (ja) 地盤注入剤とその注入工法
JPH07324188A (ja) 地盤注入用薬液及び地盤注入工法
JPH11293245A (ja) 懸濁型グラウト剤
JP2000087035A (ja) 地盤固結材
JP7244971B1 (ja) 地盤固結材およびそれを用いた地盤注入工法
JP3431725B2 (ja) 地盤注入剤
JPH09165576A (ja) スラグ系高強度グラウト剤
JP3370254B2 (ja) 地盤注入工法
JP2000109835A (ja) 地盤注入用薬液
JPS594471B2 (ja) セメントトミズガラスノコンワブツオモチイルチユウニユウコウホウ
JPH0867876A (ja) 地盤注入用薬液
JP2001181633A (ja) 沈下防止用地盤注入剤および沈下防止方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080825

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090825

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090825

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090825

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090825

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100825

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100825

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110825

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110825

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120825

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120825

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130825

Year of fee payment: 13

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees