JP3101892B2 - 充填型鋼管コンクリート柱の外スチフナーリングの取付け方法 - Google Patents

充填型鋼管コンクリート柱の外スチフナーリングの取付け方法

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JP3101892B2 JP04144094A JP14409492A JP3101892B2 JP 3101892 B2 JP3101892 B2 JP 3101892B2 JP 04144094 A JP04144094 A JP 04144094A JP 14409492 A JP14409492 A JP 14409492A JP 3101892 B2 JP3101892 B2 JP 3101892B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、大規模な高層又は超
高層建物の柱として採用される充填型鋼管コンクリート
柱(以下、CFT柱と略すことがある。)の外スチフナ
ーリングの取付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CFT柱は種々公知であり(例え
ば特開昭59−44442号公報に開示されたもの参
照)、既に実用にも供されている。CFT柱であれ、通
常の鋼管柱であれ、図4のような柱梁架構を組み立てる
ためには、柱1の梁接合位置に、柱−梁間の荷重伝達を
行なう接合要素が不可欠であり、従来一般に柱1の外周
に外スチフナーリング2又は外ダイヤフラムを取付けて
梁3を接合することが行なわれている。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】 従来一般の外スチフナーリングの製作法は、所定の
厚さをもつ圧延鋼板から、ガス溶断法でドーナツ形状に
切り抜く方法によって行なわれている。しかし、いかに
効率的な板取り設計をしても、有効部分よりも高い割合
で鋼材ロスが発生し、大変不経済である。 外スチフナーリング用の平鋼の厚さは、通常50mm
前後の厚板である。これを例えば内径が80cm、外径が
110cmぐらいの大きなドーナツ形状にガス溶断法で切
り抜くには、大変長い加工時間を必要とし、工期が長び
き、加工コストが高くなる。 また、前記したような厚鋼板をガス溶断法で切り抜
く場合、ガス炎は吹管出口から先に向かって円錐形状に
拡大しており、その結果、切断面に傾きを生ずるので、
直角な切断面を得ることは至難であり、寸法精度の確保
も困難である。特開昭59−165744号、特開昭6
0−23538号、特開昭60−33962号公報など
の発明において、周方向に複数に分割された接合金具を
用意し、これを鋼管柱の外周に溶接で取付けて梁の接合
要素を設けているのは、上述した困難を回避する意図に
よるものと認められる。 仮に、ドーナツ形状の外スチフナーリングを製作で
きたとしても、これを数mから10数mもの長い鋼管の
端から嵌めて順次その取付け位置へ移送し位置決めする
作業は、外スチフナーリング自体の重量が大きくて人力
による手作業ではとても困難である。その上、前記鋼管
に嵌めた状態での移送を円滑に行なうためには、鋼管自
体の外径寸法の精度が一定でないこともあって、鋼管の
外径と外スチフナーリングの内径との間にかなり大きな
余裕(直径差)が必要となる。しかし、最終的に外スチ
フナーリングを鋼管へ溶接等で一体的に取付ける構造上
は、前記の余裕(直径差)が大きくなることに問題があ
る。例えば外スチフナーリングを隅肉溶接で鋼管柱へ取
付ける場合の隙間は2mm位が限度とされるが、この限度
を保つことは実際上困難である。 従って、本発明の目的は、鉄骨工事のための工場製
作工数の低減を図ることができ、作業性及び精度の向上
と品質の確保、及びコストダウンを図ることが可能な外
スチフナーリングの取付け方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決するための手段として、請求項1に記載した発明に係
る充填型コンクリート柱の外スチフナーリングの取付け
方法は、外スチフナーリングとして必要な幅と厚さ及び
鋼管の周長と略同一の長さに形成された平鋼の一側面を
鋼管の外周面の取付け位置へ当接させその当接部を溶接
する段階と、しかる後に前記平鋼をその一側面が鋼管の
外周面に密着する状態に曲げ加工を進め、且つその密着
部を溶接してゆき、最終的に前記平鋼の両端面を突き合
わせて接合し溶接して外スチフナーリングに完成する段
階と、前記鋼管と外スチフナーリングについて応力、ひ
ずみ関係の改善と残留応力除去を主目的とする熱処理を
行なう段階とから成ることを特徴とする。
【0005】請求項2記載の発明は、請求項1に記載し
た充填型コンクリート柱の外スチフナーリングの取付け
方法において、平鋼の一端部の一側面を鋼管の外周面の
取り付け位置へ当接させてその当接部を溶接し、しかる
後に鋼管を一方向へ回転させながら前記平鋼の一側面が
鋼管の外周面に巻き付き密着するように曲げ加工を進
め、且つその密着部を溶接してゆき、最終的に平鋼の両
端部を突き合わせて接合し溶接して外スチフナーリング
に完成することを特徴とする。請求項3記載の発明は、
請求項1に記載した充填型コンクリート柱の外スチフナ
ーリングの取付け方法において、平鋼の中間部の一側面
を鋼管の外周面の取り付け位置へ当接させてその当接部
を溶接し、しかる後に鋼管を回転させながら前記平鋼
長さの半分側をその一側面が鋼管の外周面に巻き付き密
着するように曲げ加工を進め、且つその密着部を溶接し
てゆき、その後残る半分側についても同様の曲げ加工を
進め、且つ密着部の溶接を行ない、最終的に平鋼の両端
部を突き合わせて接合し溶接して外スチフナーリングに
完成することを特徴とする。
【0006】請求項4に記載した発明に係る充填型コン
クリート柱の外スチフナーリングの取付け方法は、外ス
チフナーリングとして必要な幅と厚さ及び鋼管の周長と
略同一の長さに形成された平鋼を、鋼管の外周面に沿っ
て曲げ加工するのに適切な段階にまで予めその板面と平
行な平面内で湾曲させる予備成形を行なう段階と、この
予備成形品を鋼管の外周へ嵌め、同予備成形品の内周面
を鋼管の外周面の取り付け位置へ当接する状態にセット
し、その当接箇所を溶接する段階と、しかる後に前記予
備成形品をその内周面が鋼管の外周面に密着する状態に
曲げ加工を進め、且つ密着部の溶接を進めてゆき、最終
的に平鋼の両端部を突き合わせて接合し溶接して外スチ
フナーリングに完成する段階と、前記鋼管と外スチフナ
ーリングについて応力、ひずみ関係の改善と残留応力除
去を主目的とする熱処理を行う段階とから成ることを特
徴とする。請求項5に記載した発明に係る充填型コンク
リート柱の外スチフナーリングの取付け方法は、外スチ
フナーリングとして必要な幅と厚さ及び鋼管の周長と略
同一の長さに形成された平鋼を、鋼管の外周面に沿って
曲げ加工するのに適切な段階にまで予めその板面と平行
な平面内において湾曲させる予備成形を行なう段階と
この予備成形品を鋼管の外周へ嵌め、同予備成形品の内
周面鋼管の外周面の取り付け位置へ当接する状態にセ
ットし、その当接箇所を溶接する段階と、しかる後に前
記予備成形品をその内周面が鋼管の外周面に密着する状
態に曲げ加工を進め、前記平鋼の両端面を突き合わせて
接合し溶接して外スチフナーリングに完成する段階と
その後前記外スチフナーリングと鋼管との溶接を行な
、前記鋼管と外スチフナーリングについて応力、ひず
み関係の改善と残留応力除去を主目的とする熱処理を行
段階とから成ることを特徴とする。
【0007】
【作用】平鋼5を曲げ加工してリング状の外スチフナー
リング2に形成し、ガス溶断法によるリングの成形は行
なわないので、鋼材の無駄が発生せず、加工を短時間に
高い寸法精度で行なえる。また、外スチフナーリング2
を鋼管1に沿ってその取付け位置へ移送する作業の必要
がない。
【0008】外スチフナーリング2は、平鋼5を鋼管1
の外周に密着する状態に曲げ加工して完成され、且つ鋼
管1との溶接6をするから、溶接構造に有害な隙間を解
消でき、品質、強度に優れた溶接6ができる。熱処理に
よって鋼管1と外スチフナーリング2の応力−ひずみの
関係が改善され、残留応力が除去される結果、長期の供
用に信頼性の高いものとなる。
【0009】
【実施例】次に、図1〜図3に示した本発明の実施例を
説明する。まず図1A〜Eに示した実施例は、図1Dの
ように完全な円形に完成される外スチフナーリング2と
して必要な幅W(Wは通常120〜150mmぐらい)と
厚さt(tは通常50mmぐらい)、及び鋼管1の周長
(鋼管1の外径は通常80cmから100cmぐらい、よっ
て周長は251cmから314cmぐらい)の長さLに形成
された平鋼5を用意し、この平鋼5の一端部から鋼管1
の外周に沿って曲げ加工を進め、外スチフナーリング2
を形成すると同時に取付けを行なう(図1D参照)方法
を示している。前記平鋼5の板取りに関しては、予め外
スチフナーリング2として必要な幅Wと厚さtに圧延製
造した帯鋼又は鋼板を必要な長さLに切断して使用する
方法、又は外スチフナーリング2として必要な幅Wの整
数倍の幅と厚さtの鋼板を圧延製造し、これを所要の幅
Wと長さLに切断して使用する方法などを実施すること
ができる。前記のようにして用意された平鋼5は、まず
図1Aのようにその一端部の一側面5dを鋼管1の外周
面の取付け位置へ当接させ、かつその当接部の溶接6を
する。図1BとCは、前記図1Aの溶接箇所6を固定点
として、図示を省略した曲げ加工機械を使用し、かつ鋼
管1を矢印方向へ回転させながら前記平鋼5の一側面5
dが鋼管1の外周面に巻き付き密着するように、云わば
平鋼5をその板面と平面内において湾曲させる曲げ加工
を進め、且つその密着部は直ちに次々と溶接6をしてゆ
く段階を示している。そして、図1Dは最終的に前記平
鋼5の両端部5a、5bを突き合わせて接合し完全な円
形の外スチフナーリング2を完成すると同時にその取付
け作業を終了した段階を示している。前記両端部5a,
5bの溶接には、フラッシュバット溶接、アーク溶接、
エレクトロスラグ溶接、エレクトロガス溶接などを好適
に実施することができる。このあと鉄骨梁(H形鋼な
ど)の上下のフランジに対応して設けられる上下一対の
外スチフナー用リング間にウエブ接合用のガゼットプレ
ートを溶接で取り付けることも行われる。図1Eは前記
外スチフナーリング2と鋼管1との溶接6が両面の突き
合わせ溶接として行なわれたことを示している。なお、
図5のように外スチフナーリング2の外周縁に梁の接合
仕口として直線部2cを設ける必要のある場合は、一般
的には外スチフナーリング2の取付けを終了した後の加
工として行なうが、平鋼5の成形加工の段階でそれを加
工しておくのも好都合である。
【0010】上記のようにして鋼管1に取付けられた外
スチフナーリング2及び鋼管1は、図示を省略した熱処
理炉へ入れて、応力−ひずみ関係の改善と残留応力の除
去を主目的とする熱処理を行ない、全ての取付け工程が
終了する。
【0011】
【第2の実施例】図2A〜Cに示した実施例は、上記の
第1実施例とは異なって、同じ平鋼5の中間部の一側面
5dをまず鋼管1の外周面の取付け位置へ当接させ、そ
の当接部の溶接6を行なう(図2A)方法を示してい
る。しかる後に、鋼管1を一方向へ回転させながら、図
示を省略した曲げ加工機械を使用して、前記図2Aの溶
接箇所6を固定点として平鋼5の該当する半分側をその
一側面5dが鋼管1の外周面に巻き付き密着するように
曲げ加工を進め、且つその密着部を順次に溶接6をする
(図2B)。同様に、平鋼5の残る半分側についても、
その曲げ加工を進め、且つその密着部の溶接6をしてゆ
く(図2C)。最終的には上記第1実施例と同様に平鋼
5の両端部5a、5bを突き合わせて接合し外スチフナ
ーリング2を完成する。以下の工程は上記第1実施例と
同じである。
【0012】
【第3の実施例】図3は、図1Dのように完成される外
スチフナーリング2として必要な幅Wと厚さt、及び鋼
管1の周長の長さLに形成された平鋼5を、鋼管1の外
周の取付け位置へセットする前に、鋼管1の外周面に沿
って曲げ加工をしてリングに成形するのに適切な段階
(程度)にまで、予めその板面と平行な平面内で湾曲さ
せる予備成形を行ない、しかる後に前記の予備成形品
2’(外スチフナー用リング状物)を鋼管1の外周へ嵌
めて所定の取り付け位置(梁接合位置)へその内周面5
dが当接する状態にセット(位置決め)し、当接箇所の
溶接6をする段階を示している。
【0013】このあと、前記の予備成形品2’(外スチ
フナー用リング状物)は、前記の取り付け位置におい
て、図示を省略した曲げ加工機械などを使用してその内
周面5d(内周縁)が鋼管1の外周面に沿ってぴったり
密着する状態に締め付けながら曲げ加工を進め、且つ密
着部については次々に溶接6を行なう。そして、最終的
には図1Dに示したと同様に平鋼5の両端面5a、5b
を突き合わせて接合し外スチフナーリングを完成する。
その後、前記鋼管1及びこれに取り付けられた外スチフ
ナーリング2の部分を、図示を省略した熱処理炉へ入れ
て応力−ひずみ関係の改善と残留応力の除去を主目的と
する熱処理を行ない、全ての取り付け工程が終了する。
【0014】
【その他の実施例】上記第3の実施例では、予備成形品
2’の曲げ加工を進めるのと相前後して密着部の溶接6
を逐次行なうが、予備成形品2’の曲げ加工を進めてそ
の両端部を突き合わせ接合して外スチフナーリング2を
完成するまでの工程を先行して行ない、しかる後に外ス
チフナーリング2を鋼管1と溶接する方法も同様に実施
することができる。
【0015】
【本発明が奏する効果】本発明に係る充填型鋼管コンク
リート柱の外スチフナーリングの取付け方法によれば、
外スチフナーリング2を製作する平鋼5の成形において
鋼材ロスがほとんど発生せず、すこぶる経済的である。
勿論、板取り設計に手間を要さず、また、平鋼5の加工
が少なくて済むので、省力化と能率化が図れ、工数の低
減による合理化、能率化と併せて取り付け工期の大幅な
短縮とコストダウンを期待できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】A〜Dは外スチフナーリングを鋼管に取付ける
第1実施例の手順を示した工程図であり、Eは取り付け
完成状態の断面図である。
【図2】A〜Cは外スチフナーリングを鋼管に取付ける
他の実施例の手順を示した工程図である。
【図3】第3実施例の初期段階の工程を示した説明図で
ある。
【図4】鋼管柱と鉄骨梁による柱梁架構の立面図であ
る。
【図5】鋼管柱の平面図である。
【符号の説明】
2 外スチフナーリング 1 鋼管 5 平鋼 2’ 予備成形品 5a、5b 端面 5d 内周面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI E04C 3/34 E04C 3/34 (72)発明者 原 誠 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式 会社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 小南 勝義 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式 会社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 寺町 久志 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式 会社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 居福 英人 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式 会社竹中工務店東京本店内 (56)参考文献 特開 平4−302628(JP,A) 特開 平5−331966(JP,A) 特開 平5−331967(JP,A) 実開 昭50−104412(JP,U) 実開 昭53−129116(JP,U) 特許2754097(JP,B2) 特許2961455(JP,B2) 特公 平2−48699(JP,B2)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外スチフナーリングとして必要な幅と厚
    さ及び鋼管の周長と略同一の長さに形成された平鋼の一
    側面を鋼管の外周面の取付け位置へ当接させその当接部
    を溶接する段階と、しかる後に前記平鋼をその一側面が
    鋼管の外周面に密着する状態に曲げ加工を進め、且つそ
    の密着部を溶接してゆき、最終的に前記平鋼の両端面を
    突き合わせて接合し溶接して外スチフナーリングに完成
    する段階と、前記鋼管と外スチフナーリングについて応
    力、ひずみ関係の改善と残留応力除去を主目的とする熱
    処理を行なう段階とから成ることを特徴とする、充填型
    鋼管コンクリート柱の外スチフナーリングの取付け方
    法。
  2. 【請求項2】 平鋼の一端部の一側面を鋼管の外周面の
    取り付け位置へ当接させてその当接部を溶接し、しかる
    後に鋼管を一方向へ回転させながら前記平鋼の一側面が
    鋼管の外周面に巻き付き密着するように曲げ加工を進
    め、且つその密着部を溶接してゆき、最終的に平鋼の両
    端部を突き合わせて接合し溶接して外スチフナーリング
    に完成することを特徴とする、請求項1に記載した充填
    型コンクリート柱の外スチフナーリングの取付け方法。
  3. 【請求項3】 平鋼の中間部の一側面を鋼管の外周面の
    取り付け位置へ当接させてその当接部を溶接し、しかる
    後に鋼管を回転させながら前記平鋼の長さの半分側をそ
    の一側面が鋼管の外周面に巻き付き密着するように曲げ
    加工を進め、且つその密着部を溶接してゆき、その後残
    る半分側についても同様の曲げ加工を進め、且つ密着部
    の溶接を行ない、最終的に平鋼の両端部を突き合わせて
    接合し溶接して外スチフナーリングに完成することを特
    徴とする、請求項1に記載した充填型コンクリート柱の
    外スチフナーリングの取付け方法。
  4. 【請求項4】 外スチフナーリングとして必要な幅と厚
    さ及び鋼管の周長と略同一の長さに形成された平鋼を
    管の外周面に沿って曲げ加工するのに適切な段階にま
    で予めその板面と平行な平面内で湾曲させる予備成形を
    行なう段階と、この予備成形品を鋼管の外周へ嵌め、同
    予備成形品の内周面を鋼管の外周面の取り付け位置へ当
    接する状態にセットし、その当接箇所を溶接する段階
    と、しかる後に前記予備成形品をその内周面が鋼管の外
    周面に密着する状態に曲げ加工を進め、且つ密着部の溶
    接を進めてゆき、最終的に平鋼の両端部を突き合わせて
    接合 し溶接して外スチフナーリングに完成する段階と、
    前記鋼管と外スチフナーリングについて応力、ひずみ関
    係の改善と残留応力除去を主目的とする熱処理を行う段
    階とから成ることを特徴とする、充填型コンクリート柱
    の外スチフナーリングの取付け方法。
  5. 【請求項5】 外スチフナーリングとして必要な幅と厚
    さ及び鋼管の周長と略同一の長さに形成された平鋼を、
    鋼管の外周面に沿って曲げ加工するのに適切な段階にま
    で予めその板面と平行な平面内において湾曲させる予備
    成形を行なう段階と、この予備成形品を鋼管の外周へ嵌
    め、同予備成形品の内周面鋼管の外周面の取り付け位
    置へ当接する状態にセットし、その当接箇所を溶接する
    段階と、しかる後に前記予備成形品をその内周面が鋼管
    の外周面に密着する状態に曲げ加工を進め、前記平鋼の
    両端面を突き合わせて接合し溶接して外スチフナーリン
    グに完成する段階とその後前記外スチフナーリング
    と鋼管との溶接を行ない、前記鋼管と外スチフナーリン
    グについて応力、ひずみ関係の改善と残留応力除去を主
    目的とする熱処理を行う段階とから成ることを特徴とす
    る、充填型コンクリート柱の外スチフナーリングの取付
    け方法。
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